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元スレ未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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乙
他人の気持ちや場の空気なんかには敏感なくせに自分への好意には鈍感なんていう主人公特性だからなあ
この場で答えるか、別方向の勘違いに向かうかはストーリー的に大きな分岐
でも>>1ならどっちのルートでも最終的にいい話になるという安心感があるからどっちでもいいかな
他人の気持ちや場の空気なんかには敏感なくせに自分への好意には鈍感なんていう主人公特性だからなあ
この場で答えるか、別方向の勘違いに向かうかはストーリー的に大きな分岐
でも>>1ならどっちのルートでも最終的にいい話になるという安心感があるからどっちでもいいかな
デートで楽しんだ後は恒例のお泊り→お風呂→イチャイチャ(意味深)が待ってるのかな、楽しみだ
ちょっとレポートに追われてるので更新は明日になりそうです。すみません。
とりあえず先に安価で未央の行動を決めておきます。
あーちゃんの言う好きな人が自分だと
1.気づく
2.気づかない
3.その他
↓2
とりあえず先に安価で未央の行動を決めておきます。
あーちゃんの言う好きな人が自分だと
1.気づく
2.気づかない
3.その他
↓2
次のちゃんみおの行動安価に期待
ちゃんみおには攻めきって欲しい
ちゃんみおには攻めきって欲しい
コメントだけでレス埋まりすぎ、レス足りなくなって話が短くなるなんて嫌だぞ
いや普通に次スレいくんじゃない?
みおうずも見たいし(小声)
みおうずも見たいし(小声)
未央はねっとりしたキスで答えていいんやで(ニッコリ)
さちゆきを見たいです(ボソッ)
さちゆきを見たいです(ボソッ)
ちゃんみおの行動安価は取りたいがあーちゃん視点で見たいというジレンマ
再開します。
敬語口調のあーちゃんで地の文書くのは難しくもあったので未央視点に戻します。
敬語口調のあーちゃんで地の文書くのは難しくもあったので未央視点に戻します。
――あーちゃんが「好きな人がいる」と言った時。
私は何を思ったんだろう。「あぁ、やっぱりあーちゃんくらい可愛い子なら普通に男の子に恋愛くらいするよなぁ」なんて事を思って、前からその可能性を考えていなかった訳じゃないけれど、やっぱり少し嫉妬のような思いを胸に抱いてしまったことは確かだ。
だけど――だったら、私は彼女を応援しよう。これが報われない恋だということは最初からわかってた。これからもあーちゃんの友達として傍にいられたら――と、これからの自分の身の振り方を脳内で一瞬で考えたりもした。
だけど。
「私は――その人の事が、好きです」
「……大好き、です」
熱っぽい視線でこちらを見つめながら、私の体にもたれかかるように抱き着いてそう言った目の前の彼女は、気が付けばその小さな肩は小刻みにぶるぶると震えていた。
私の腕の中であーちゃんは、言葉を紡ぎ終わるまで、終わってからも私から一時も視線を外さず、まるでこちらの返答を待つかのように佇んでいる。
未央「……あーちゃん」
心臓が、どきどきする。
まさか、なんて考えに、思考を纏めるよりも先に勝手に口が動いていた。
未央「……うん。私もいるよ。――好きな人」
私は何を思ったんだろう。「あぁ、やっぱりあーちゃんくらい可愛い子なら普通に男の子に恋愛くらいするよなぁ」なんて事を思って、前からその可能性を考えていなかった訳じゃないけれど、やっぱり少し嫉妬のような思いを胸に抱いてしまったことは確かだ。
だけど――だったら、私は彼女を応援しよう。これが報われない恋だということは最初からわかってた。これからもあーちゃんの友達として傍にいられたら――と、これからの自分の身の振り方を脳内で一瞬で考えたりもした。
だけど。
「私は――その人の事が、好きです」
「……大好き、です」
熱っぽい視線でこちらを見つめながら、私の体にもたれかかるように抱き着いてそう言った目の前の彼女は、気が付けばその小さな肩は小刻みにぶるぶると震えていた。
私の腕の中であーちゃんは、言葉を紡ぎ終わるまで、終わってからも私から一時も視線を外さず、まるでこちらの返答を待つかのように佇んでいる。
未央「……あーちゃん」
心臓が、どきどきする。
まさか、なんて考えに、思考を纏めるよりも先に勝手に口が動いていた。
未央「……うん。私もいるよ。――好きな人」
そう言った瞬間、腕の中のあーちゃんがびくっとその身を震わせた。
私は……そんな彼女の背中に手を回し、ゆっくりと抱きしめてその身体を引き寄せると、周囲の喧噪にかき消されないよう彼女の耳に少しだけ口を近づけてから言葉を紡いだ。
未央「……その人はさ、いつも私にぽかぽかのおひさまみたいな優しい笑顔を向けてくれるんだ。私は――初めて会った時にそのあったかさに触れて、最初はただ可愛い子だなって思うくらいだったけど。だけど気が付いたら、いつのまにかその人を自然と自で追うようになってた」
未央「ちょっと不器用で、それが人に誤解されちゃうときもあるけど……その子が持ってる優しさは他の誰にも負けないものだって、私知ってるよ。雑誌で陽だまりの中で笑いながら映るその子を見てるとさ、なんだかこっちまで元気になってくるっていうか……」
未央「一緒に仕事をしてても、その子のほんのちょっとした気配りとかにいつも助けられてて……。私なんか視線が合うだけで胸がドキドキしちゃってさ」
未央「……その、ごめんね。私こういうこと言うのヘタだから、うまく言えないんだけど……。でも、その子とこれから先ずっと一緒にいたいって思うのは本当の気持ちなんだ。その子と今日もずっと一緒にいて、色んなことをして、同じ時間を過ごすたびに「やっぱり好きなんだ」って改めて感じるっていうか……」
あーちゃんの言う「好きな人」が、もし、私が想像してる通りだったとしたら。これは多分「愛の告白」になるんだろう。
頭の片隅でそんな事を考える余裕があったのかどうかは分からないけど、私は胸の中に浮かんできた言葉をほとんど纏めたりすることなく、目の前の「好きな人」にそう伝えていく。
未央「……だからね。うん、私はその子が好き」
未央「触れたいし、抱きしめたい。一緒にいたい。その子の笑顔を――できれば、私のものにしたい」
未央「――そう思っちゃってるんだ」
彼女がそうしたように、私もあーちゃんの体を両手で力強く抱きしめ、彼女の瞳から視線を逸らさずに自分の思っていることを伝えた。
未央「だから――私には、好きな人がいる」
未央「それが、さっきのあーちゃんの質問の答えかな」
私は……そんな彼女の背中に手を回し、ゆっくりと抱きしめてその身体を引き寄せると、周囲の喧噪にかき消されないよう彼女の耳に少しだけ口を近づけてから言葉を紡いだ。
未央「……その人はさ、いつも私にぽかぽかのおひさまみたいな優しい笑顔を向けてくれるんだ。私は――初めて会った時にそのあったかさに触れて、最初はただ可愛い子だなって思うくらいだったけど。だけど気が付いたら、いつのまにかその人を自然と自で追うようになってた」
未央「ちょっと不器用で、それが人に誤解されちゃうときもあるけど……その子が持ってる優しさは他の誰にも負けないものだって、私知ってるよ。雑誌で陽だまりの中で笑いながら映るその子を見てるとさ、なんだかこっちまで元気になってくるっていうか……」
未央「一緒に仕事をしてても、その子のほんのちょっとした気配りとかにいつも助けられてて……。私なんか視線が合うだけで胸がドキドキしちゃってさ」
未央「……その、ごめんね。私こういうこと言うのヘタだから、うまく言えないんだけど……。でも、その子とこれから先ずっと一緒にいたいって思うのは本当の気持ちなんだ。その子と今日もずっと一緒にいて、色んなことをして、同じ時間を過ごすたびに「やっぱり好きなんだ」って改めて感じるっていうか……」
あーちゃんの言う「好きな人」が、もし、私が想像してる通りだったとしたら。これは多分「愛の告白」になるんだろう。
頭の片隅でそんな事を考える余裕があったのかどうかは分からないけど、私は胸の中に浮かんできた言葉をほとんど纏めたりすることなく、目の前の「好きな人」にそう伝えていく。
未央「……だからね。うん、私はその子が好き」
未央「触れたいし、抱きしめたい。一緒にいたい。その子の笑顔を――できれば、私のものにしたい」
未央「――そう思っちゃってるんだ」
彼女がそうしたように、私もあーちゃんの体を両手で力強く抱きしめ、彼女の瞳から視線を逸らさずに自分の思っていることを伝えた。
未央「だから――私には、好きな人がいる」
未央「それが、さっきのあーちゃんの質問の答えかな」
伝えたい言葉を言い切ってしまうと、少し自分の思考を反芻する余裕が生まれてきた。とはいえ私の心臓は、いつの間にか胸から飛び出てきそうなほどに暴れている。
藍子「…………」
目の前のあーちゃんは、一見しただけではなんだかよく分からない表情をしていた。驚いているような、信じられないといったような、何かを疑っているかのような。
藍子「……えぇと、未央ちゃん」
未央「はい」
藍子「……あのですね、もし。もしですよ。もし、私が今思ってることが本当だったとしたら、なんですけど」
未央「うん」
藍子「…………いや、ごめんなさい、やっぱりいいです。だってそんなことある訳ないんですから」
未央「……じゃあ私から言っていい?」
藍子「あ、ま、待ってください! もう一度よく考えます。……あの、さっきの好きな人の特徴とかもう一回、もっと詳しく言ってくれませんか?」
未央「そんな恥ずかしいこともうできないよ! いや、ていうかあーちゃんこそ、さっきの好きな人の特徴とかもっと教えてほしいんだけど! 自分の中で確かめていきたいし……」
藍子「む、無理です無理ですそんなの! なんか、あれはあの時の雰囲気とか勢いとかがないと言えない事ですから……!」
未央「…………」
藍子「…………」
未央「……じゃあさ、あてっこしない? お互いの好きな人、一斉に言ってさ」
藍子「……分かりました。そうしましょう。私も覚悟を決めました」
藍子「…………」
目の前のあーちゃんは、一見しただけではなんだかよく分からない表情をしていた。驚いているような、信じられないといったような、何かを疑っているかのような。
藍子「……えぇと、未央ちゃん」
未央「はい」
藍子「……あのですね、もし。もしですよ。もし、私が今思ってることが本当だったとしたら、なんですけど」
未央「うん」
藍子「…………いや、ごめんなさい、やっぱりいいです。だってそんなことある訳ないんですから」
未央「……じゃあ私から言っていい?」
藍子「あ、ま、待ってください! もう一度よく考えます。……あの、さっきの好きな人の特徴とかもう一回、もっと詳しく言ってくれませんか?」
未央「そんな恥ずかしいこともうできないよ! いや、ていうかあーちゃんこそ、さっきの好きな人の特徴とかもっと教えてほしいんだけど! 自分の中で確かめていきたいし……」
藍子「む、無理です無理ですそんなの! なんか、あれはあの時の雰囲気とか勢いとかがないと言えない事ですから……!」
未央「…………」
藍子「…………」
未央「……じゃあさ、あてっこしない? お互いの好きな人、一斉に言ってさ」
藍子「……分かりました。そうしましょう。私も覚悟を決めました」
未央「じゃあ、3、2、1だからね。いくよ?」
藍子「はい。……いつでもどうぞ」
未央「……すぅーー……はぁー……」
未央「……さ」
藍子「ま、待ってください! やっぱりもし間違ってたらって思ったら怖くて……!」
未央「もー! それじゃいつまで経ってもわかんないじゃん!」
藍子「ご、ごめんなさい……」
未央「……もう私から言っていい?」
藍子「え、あ……。わ、分かりました。じゃあ未央ちゃんが言ってから、私も言います」
未央「……ん、わかった」
今一度、大きく深呼吸をする。
お互いに抱きしめあう形になった私たちは、もはやその彼我の距離はないも同然だ。
目の前の彼女をひときわ強く抱きしめ、周りの喧騒にかき消されないように、彼女の耳元に唇を近づける。
未央「……一回しか言わないから、よく聞いてね?」
藍子「……はい」
お互いの胸と胸がぶつかりあうような距離で、お互いの心臓の鼓動がはっきりと伝わりあうような距離で。
濡れた髪から滴る暖かい水滴がぽたぽたとお互いの体に垂れるような、この距離で。
あーちゃんの耳に直接吹き込むように、小さく、囁く。
未央「……私の好きな人はね」
未央「――あーちゃんだよ」
藍子「はい。……いつでもどうぞ」
未央「……すぅーー……はぁー……」
未央「……さ」
藍子「ま、待ってください! やっぱりもし間違ってたらって思ったら怖くて……!」
未央「もー! それじゃいつまで経ってもわかんないじゃん!」
藍子「ご、ごめんなさい……」
未央「……もう私から言っていい?」
藍子「え、あ……。わ、分かりました。じゃあ未央ちゃんが言ってから、私も言います」
未央「……ん、わかった」
今一度、大きく深呼吸をする。
お互いに抱きしめあう形になった私たちは、もはやその彼我の距離はないも同然だ。
目の前の彼女をひときわ強く抱きしめ、周りの喧騒にかき消されないように、彼女の耳元に唇を近づける。
未央「……一回しか言わないから、よく聞いてね?」
藍子「……はい」
お互いの胸と胸がぶつかりあうような距離で、お互いの心臓の鼓動がはっきりと伝わりあうような距離で。
濡れた髪から滴る暖かい水滴がぽたぽたとお互いの体に垂れるような、この距離で。
あーちゃんの耳に直接吹き込むように、小さく、囁く。
未央「……私の好きな人はね」
未央「――あーちゃんだよ」
>>780
智絵里「」
智絵里「」
みおあいは初夜までいかなそう
普通にデートしてイチャイチャしたい
普通にデートしてイチャイチャしたい
ラッキースケベはもうやらかしてるし、今後も意図なくスケベして理性と本能の狭間で揺れてそう
――抱きしめた彼女の両肩が、びくんと小さく震える。
私の首筋に当たる彼女の吐息が、撫でるように漏れては空気に溶けていくのがわかった。
未央「…………」
十秒、二十秒と無言の時間が流れる。その無言に耐えきれなくなり、あーちゃんを抱きしめる両手にふいに力が入る。
私の心臓は多分、今までにないほど大きく脈打っていた。密着した胸から早鐘の様な鼓動が伝わってしまいそうだ。
彼女は――何と返すだろうか。ひょっとして、私の独り相撲だったりするのかな。なんて、圧迫された脳裏にそんな自虐的な考えまでもが浮かぶ。
……すると。
私が最後に言葉を発してから、ひょっとしたら一分ほど経っていただろうか。
胸の中からほんの小さな、耳をそばだてなければ聞き逃してしまいそうなほど小さな音で――
零れた涙を、すすり上げる声が聞こえた。
藍子「…………っく、ひっぐ、えぅ……」
未央「……あ、あーちゃん?」
藍子「…………わ、わたし、も……」
藍子「……みおぢゃんのことが、だいすきでず……ぅ!」
私の首筋に当たる彼女の吐息が、撫でるように漏れては空気に溶けていくのがわかった。
未央「…………」
十秒、二十秒と無言の時間が流れる。その無言に耐えきれなくなり、あーちゃんを抱きしめる両手にふいに力が入る。
私の心臓は多分、今までにないほど大きく脈打っていた。密着した胸から早鐘の様な鼓動が伝わってしまいそうだ。
彼女は――何と返すだろうか。ひょっとして、私の独り相撲だったりするのかな。なんて、圧迫された脳裏にそんな自虐的な考えまでもが浮かぶ。
……すると。
私が最後に言葉を発してから、ひょっとしたら一分ほど経っていただろうか。
胸の中からほんの小さな、耳をそばだてなければ聞き逃してしまいそうなほど小さな音で――
零れた涙を、すすり上げる声が聞こえた。
藍子「…………っく、ひっぐ、えぅ……」
未央「……あ、あーちゃん?」
藍子「…………わ、わたし、も……」
藍子「……みおぢゃんのことが、だいすきでず……ぅ!」
最近忙しくて中途半端になっちゃってて申し訳ないです……。とりあえず今日はできるだけ進めたい。
あーちゃんの瞳からぼろぼろと零れる大粒の涙が、プールの水に落ちて、溶けて、混ざってゆく。
見ると彼女は、今までのおっとりした雰囲気の彼女からは聞いた声がないほど――掠れたような、心臓の奥から迸る感情のままに言葉を吐き出したような、そんな感極まった声で、そう言葉を紡いだ。
未央「……あーちゃ」
――ぎゅううう
次の瞬間、あーちゃんは私の胸元に体を埋め込むかのように強い力で、私を、両腕で抱きしめてきた。
こんな力が彼女にあったんだ。あの細くて、すべすべして、お人形さんのような綺麗な腕にこんな力があったんだ、なんて感心する暇もないほどいっぱいっぱいになっていた私に、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたあーちゃんの暖かさが全身に降り注いでくる。
藍子「よかっ……わた、わたし……! いきおいで告白しちゃって……! もうだめなのかなって……!」
藍子「……ずっと、ずっと未央ちゃんのことがだいすきで……! ぜったい、叶わないって思ってて、それなのに……!」
藍子「夢じゃ……ないですよね……これ……。こんな、こんなしあわせなことって、あって……!!」
時々しゃくりあげるような声とともに発せられるその言葉と、彼女のその心の底から漏れ出してくるような感極まりように、私にもようやく現実味がわいてくる。
未央「……そっか。私達、最初からお互い好き同士だった……ってこと、なのかな」
藍子「そうでずうぅぅ! ……ふええぇぇ……」
あーちゃんの初めて見る泣き顔になんだか愛しさを覚えつつも、私は……必死に泣きじゃくる彼女の涙を指先ですくってやると、ゆっくりと、彼女の頭を抱きしめた。
見ると彼女は、今までのおっとりした雰囲気の彼女からは聞いた声がないほど――掠れたような、心臓の奥から迸る感情のままに言葉を吐き出したような、そんな感極まった声で、そう言葉を紡いだ。
未央「……あーちゃ」
――ぎゅううう
次の瞬間、あーちゃんは私の胸元に体を埋め込むかのように強い力で、私を、両腕で抱きしめてきた。
こんな力が彼女にあったんだ。あの細くて、すべすべして、お人形さんのような綺麗な腕にこんな力があったんだ、なんて感心する暇もないほどいっぱいっぱいになっていた私に、涙で顔をぐしゃぐしゃにしたあーちゃんの暖かさが全身に降り注いでくる。
藍子「よかっ……わた、わたし……! いきおいで告白しちゃって……! もうだめなのかなって……!」
藍子「……ずっと、ずっと未央ちゃんのことがだいすきで……! ぜったい、叶わないって思ってて、それなのに……!」
藍子「夢じゃ……ないですよね……これ……。こんな、こんなしあわせなことって、あって……!!」
時々しゃくりあげるような声とともに発せられるその言葉と、彼女のその心の底から漏れ出してくるような感極まりように、私にもようやく現実味がわいてくる。
未央「……そっか。私達、最初からお互い好き同士だった……ってこと、なのかな」
藍子「そうでずうぅぅ! ……ふええぇぇ……」
あーちゃんの初めて見る泣き顔になんだか愛しさを覚えつつも、私は……必死に泣きじゃくる彼女の涙を指先ですくってやると、ゆっくりと、彼女の頭を抱きしめた。
>>1のリアルが最優先。古事記にもそう書かれている
その後、もうあーちゃんの気持ちは伝わったよ。私もあーちゃんのことが大好きだよ。なんて、周りに聞こえないよう耳元で小さく囁いていたのだけれど。あんまり彼女が泣き止まないものなので、次第に周囲の人が「女の子が泣いている」ということで私たちの近くをちらちらと覗くようになってきた。
未央「えっ……と、あ、あーちゃん。私も言いたいこと色々あるけどさ、とりあえずここから離れない?」
藍子「……うぇ……っ、ひっぐ、えぐ……私、未央ちゃんのことがほんとに大好きで、初めて会った時から、ずっと……!」
未央「うんあーちゃん、さっきから私のこと大好きだってそればっかりニ十回くらいエンドレスにリピートしてるよ!? こんな壊れたレコードみたいなあーちゃん私初めて見るんだけど!?」
藍子「ほんとに、ほんとに心の底から大好きで……! ずっと、未央ちゃんのことばっかり考えてて……! ……ぅええぇぇ……!」
未央「うん、大丈夫大丈夫あーちゃん、私もあーちゃんのことちゃんと大好きだから! でもその……そ、そろそろ泣き止んでくれないと周りの人が……!」
必死に抱きしめて、頭をなでなでしてあげて、声をかけて、涙をすくってあげても、一向にあーちゃんの嗚咽は止む気配がない。
……今気づいたけど、ひょっとしてこれって私の行動も泣き止まない要因に入ってたりするんだろうか。
な、なんだろう。私もずっと好きだったあーちゃんに思いが伝わって、すっごく嬉しいはずなのに――。いや、実際すっごく嬉しくて、さっきから高揚感がやばいことになってて、天にも昇るような幸せな気持ちではあるんだけど、でもそれ以上に――
「何だ何だ? 女の子が泣いてる?」
「さっきから好がどうとか……何? 告白?」
なんて、周りのざわついた声が嫌でも耳に入ってくるもので、私の意識は無理やり現実に戻されてしまう。
未央「よ、よしあーちゃん! とりあえず場所を移動するよ! ほら、掴まって……」
藍子「すき……すきです、みおちゃん……!」
未央「わかったわかった! ほらちゃんと腕組んで! こっち泳いできて! プールサイドに上がるよ!」
未央「えっ……と、あ、あーちゃん。私も言いたいこと色々あるけどさ、とりあえずここから離れない?」
藍子「……うぇ……っ、ひっぐ、えぐ……私、未央ちゃんのことがほんとに大好きで、初めて会った時から、ずっと……!」
未央「うんあーちゃん、さっきから私のこと大好きだってそればっかりニ十回くらいエンドレスにリピートしてるよ!? こんな壊れたレコードみたいなあーちゃん私初めて見るんだけど!?」
藍子「ほんとに、ほんとに心の底から大好きで……! ずっと、未央ちゃんのことばっかり考えてて……! ……ぅええぇぇ……!」
未央「うん、大丈夫大丈夫あーちゃん、私もあーちゃんのことちゃんと大好きだから! でもその……そ、そろそろ泣き止んでくれないと周りの人が……!」
必死に抱きしめて、頭をなでなでしてあげて、声をかけて、涙をすくってあげても、一向にあーちゃんの嗚咽は止む気配がない。
……今気づいたけど、ひょっとしてこれって私の行動も泣き止まない要因に入ってたりするんだろうか。
な、なんだろう。私もずっと好きだったあーちゃんに思いが伝わって、すっごく嬉しいはずなのに――。いや、実際すっごく嬉しくて、さっきから高揚感がやばいことになってて、天にも昇るような幸せな気持ちではあるんだけど、でもそれ以上に――
「何だ何だ? 女の子が泣いてる?」
「さっきから好がどうとか……何? 告白?」
なんて、周りのざわついた声が嫌でも耳に入ってくるもので、私の意識は無理やり現実に戻されてしまう。
未央「よ、よしあーちゃん! とりあえず場所を移動するよ! ほら、掴まって……」
藍子「すき……すきです、みおちゃん……!」
未央「わかったわかった! ほらちゃんと腕組んで! こっち泳いできて! プールサイドに上がるよ!」
続きはよっていうのは直訳すると面白いです最後まで頑張ってくださいって意味だから
しゃくり泣くあーちゃんを何とかプールから上がらせると、組んだ私の腕にしがみつくようにして決して離そうとしない彼女を支えながら、おぼつかない足取りでプールを歩く。
……ま、まさか普段はゆるふわなあーちゃんが、感情が溢れるとこんなことになっちゃうとは、初めて知ったよ……!
周囲から見れば、泣きながら好き好きと漏らす女の子と、そんな女の子と腕を組んで慰めながら歩く私、という風に恐らく見えているわけで……
――ど、どういう風に見られているかは、今は考えないようにしよう。
未央「(と、とにかくこのままじゃあーちゃんも落ち着かないだろうし……。ここは私が何とかしないと……)」
未央「(……でも人目が気になるな、どこか誰にも見られないような場所に……)」
未央「と、とりあえずあーちゃん。そこの木陰にでもいこっか? ずっとプール入ってて疲れただろうし……」
藍子「うぅぅ……えぐ、ぐす……」
必死に涙をしゃくり上げながらも私の言葉に震えながらこくんと頷き、あーちゃんのいつもよりさらに輪をかけてゆっくりになった足取りに合わせるようにして、私たちは人気の少ない座れるコーナーへと向かった。
……ま、まさか普段はゆるふわなあーちゃんが、感情が溢れるとこんなことになっちゃうとは、初めて知ったよ……!
周囲から見れば、泣きながら好き好きと漏らす女の子と、そんな女の子と腕を組んで慰めながら歩く私、という風に恐らく見えているわけで……
――ど、どういう風に見られているかは、今は考えないようにしよう。
未央「(と、とにかくこのままじゃあーちゃんも落ち着かないだろうし……。ここは私が何とかしないと……)」
未央「(……でも人目が気になるな、どこか誰にも見られないような場所に……)」
未央「と、とりあえずあーちゃん。そこの木陰にでもいこっか? ずっとプール入ってて疲れただろうし……」
藍子「うぅぅ……えぐ、ぐす……」
必死に涙をしゃくり上げながらも私の言葉に震えながらこくんと頷き、あーちゃんのいつもよりさらに輪をかけてゆっくりになった足取りに合わせるようにして、私たちは人気の少ない座れるコーナーへと向かった。
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