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元スレ未央「安価で他のアイドルに告白する!」
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未央「……落ち着いた?」
藍子「…………はい。ごめんなさい。その……なんだか迷惑をかけてしまって……」
二人で人気のないところに座って、十五分ほど泣きじゃくる彼女を抱きしめ、背中をさすってやると、流石に彼女も少しづつ落ち着いてきた。赤く腫れた目元と鼻をまだ時々指でこすりながらではあるけれど、ようやく会話が可能になってきた感じだ。
未央「いや、大丈夫なんだけどね。……えっとそれで、その……さっきのこと、なんだけど」
藍子「……はい。……あの、今でもなんだか夢見心地で信じられないんですけど、未央ちゃんは……私のこと……」
隣で、まだどこか心配そうに上目遣いで見つめてくるあーちゃん。
私はそんな彼女の柔らかな髪をぽんぽんと撫で、じっと目を見つめ返すと、自分の正直な想いを口にした。
未央「――うん、好きだよ。友達として……じゃなくて。一人の女の子として」
未央「私は、あーちゃんが好き」
自分でもこっ恥ずかしい台詞を言っている自覚はあるが、だけどこの状況ではもうそんな事など気にしている余裕はなかった。
あーちゃんはまた少し目尻に涙を溜めたものの、ぐっとこらえたように涙を拭くと、いつものような柔らかい笑顔を私に見せてくれた。
藍子「……嬉しい、です……。私も好きです、未央ちゃんのこと」
未央「それはさっき嫌って程聞かされたから、心配しないでもちゃんと伝わってるよ」
藍子「ご、ごめんなさい……!」
またさっきの事を思い出してしまったようで、再び顔を赤くして俯くあーちゃん。……こんな彼女の意外な一面を知れた事も、なんだか私の気持ちに言いようのない幸せをもたらしてくれる。
未央「(とりあえずあーちゃんもだいぶ落ち着いたみたいだし……そろそろここを移動しようかな?)」
気が付けば時間もそこそこ経っていて、いい感じに泳ぎによる疲労感もある頃合いだ。
未央「(……どうしようかな?)」
(今の時間は18時ほど)
↓2
藍子「…………はい。ごめんなさい。その……なんだか迷惑をかけてしまって……」
二人で人気のないところに座って、十五分ほど泣きじゃくる彼女を抱きしめ、背中をさすってやると、流石に彼女も少しづつ落ち着いてきた。赤く腫れた目元と鼻をまだ時々指でこすりながらではあるけれど、ようやく会話が可能になってきた感じだ。
未央「いや、大丈夫なんだけどね。……えっとそれで、その……さっきのこと、なんだけど」
藍子「……はい。……あの、今でもなんだか夢見心地で信じられないんですけど、未央ちゃんは……私のこと……」
隣で、まだどこか心配そうに上目遣いで見つめてくるあーちゃん。
私はそんな彼女の柔らかな髪をぽんぽんと撫で、じっと目を見つめ返すと、自分の正直な想いを口にした。
未央「――うん、好きだよ。友達として……じゃなくて。一人の女の子として」
未央「私は、あーちゃんが好き」
自分でもこっ恥ずかしい台詞を言っている自覚はあるが、だけどこの状況ではもうそんな事など気にしている余裕はなかった。
あーちゃんはまた少し目尻に涙を溜めたものの、ぐっとこらえたように涙を拭くと、いつものような柔らかい笑顔を私に見せてくれた。
藍子「……嬉しい、です……。私も好きです、未央ちゃんのこと」
未央「それはさっき嫌って程聞かされたから、心配しないでもちゃんと伝わってるよ」
藍子「ご、ごめんなさい……!」
またさっきの事を思い出してしまったようで、再び顔を赤くして俯くあーちゃん。……こんな彼女の意外な一面を知れた事も、なんだか私の気持ちに言いようのない幸せをもたらしてくれる。
未央「(とりあえずあーちゃんもだいぶ落ち着いたみたいだし……そろそろここを移動しようかな?)」
気が付けば時間もそこそこ経っていて、いい感じに泳ぎによる疲労感もある頃合いだ。
未央「(……どうしようかな?)」
(今の時間は18時ほど)
↓2
未央「(とりあえず……もう時間も結構遅くはあるし、それに……ちょっとお腹も減ってきたし)」
未央「(プールはここまでにして、どこか外にご飯でも食べに行こうかな? あーちゃんともゆっくり話したいし……)」
未央「ね、そろそろここを出てさ。どこかでご飯でも食べない?」
藍子「……そうですね。そろそろお腹も減ってきましたし……。それに、私ちょっと泳ぎ疲れちゃいました」
そう言うとあーちゃんはふらふらゆっくり立ち上がった。少しよろめきかけたので、私が彼女の肩をしっかりと支える。
藍子「えへへ……ごめんなさい。なんだかまだ現実感がなくって……すごく、幸せで」
未央「うん。私もだよ……うわ、なんか今更だけど私も恥ずかしくなってきた……」
二人してにへへ、と笑いながら、私たちは更衣室へと向かった。
未央「(プールはここまでにして、どこか外にご飯でも食べに行こうかな? あーちゃんともゆっくり話したいし……)」
未央「ね、そろそろここを出てさ。どこかでご飯でも食べない?」
藍子「……そうですね。そろそろお腹も減ってきましたし……。それに、私ちょっと泳ぎ疲れちゃいました」
そう言うとあーちゃんはふらふらゆっくり立ち上がった。少しよろめきかけたので、私が彼女の肩をしっかりと支える。
藍子「えへへ……ごめんなさい。なんだかまだ現実感がなくって……すごく、幸せで」
未央「うん。私もだよ……うわ、なんか今更だけど私も恥ずかしくなってきた……」
二人してにへへ、と笑いながら、私たちは更衣室へと向かった。
日中はうだるような夏の蒸し暑さも、プール上がりの私たちにはどこか涼しく感じられる、そんな夕方。
アミューズメント施設を出た私たちは、泳ぎで得た心地よい倦怠感と、心の中に灯る確かな幸福感に包まれながら道を歩き出した。
未央「なんだかつい出てきちゃったけど……どうしよう。あーちゃん何か食べたいものとかある?」
藍子「そうですね……。あっ、そうだ」
するとあーちゃんは何かを思い出したような仕草をすると、くるっと私の方に向き直ってきた。
藍子「あの……よかったら、ずっと未央ちゃんと一緒に行きたかったところがあるんですけど……いいですか?」
未央「ん? 全然いいよー! どこどこ?」
藍子「それは……えっと、すみません、着くまで秘密……という事で」
さっきまでよりも少し余裕ができたのか、いたずらっぽい表情でそう答える彼女。なんだかこんな表情のあーちゃんも新鮮だ。
未央「じゃあ、私も楽しみにしておこっかな!」
そこから歩くこと十分ほど。到着したのはこじんまりとしたお洒落なカフェだった。……ただ、入り口近くの看板が私の目をやたらと引く。
「個室カップル席あります♡」
未央「あーちゃん、これって」
藍子「……行きませんか? 未央ちゃん」
……うん、あーちゃん。その上目遣いは反則だ。
ぎゅう、と腕を組んできた彼女に抗える術もなく、私はまるで彼女に連れ込まれるかのようにそのカフェの敷地を跨いだ。
アミューズメント施設を出た私たちは、泳ぎで得た心地よい倦怠感と、心の中に灯る確かな幸福感に包まれながら道を歩き出した。
未央「なんだかつい出てきちゃったけど……どうしよう。あーちゃん何か食べたいものとかある?」
藍子「そうですね……。あっ、そうだ」
するとあーちゃんは何かを思い出したような仕草をすると、くるっと私の方に向き直ってきた。
藍子「あの……よかったら、ずっと未央ちゃんと一緒に行きたかったところがあるんですけど……いいですか?」
未央「ん? 全然いいよー! どこどこ?」
藍子「それは……えっと、すみません、着くまで秘密……という事で」
さっきまでよりも少し余裕ができたのか、いたずらっぽい表情でそう答える彼女。なんだかこんな表情のあーちゃんも新鮮だ。
未央「じゃあ、私も楽しみにしておこっかな!」
そこから歩くこと十分ほど。到着したのはこじんまりとしたお洒落なカフェだった。……ただ、入り口近くの看板が私の目をやたらと引く。
「個室カップル席あります♡」
未央「あーちゃん、これって」
藍子「……行きませんか? 未央ちゃん」
……うん、あーちゃん。その上目遣いは反則だ。
ぎゅう、と腕を組んできた彼女に抗える術もなく、私はまるで彼女に連れ込まれるかのようにそのカフェの敷地を跨いだ。
「では、ごゆっくりお寛ぎください」
女性の店員さんはそう言うと、にっこりと微笑んで私たちの個室の扉を閉め、そそくさと足早に立ち去ってしまった。……どうやらここのお店は女の子同士でもこの個室に座れるみたいだ。
未央「……ここに来てみたかったの?」
藍子「はい……。あの、ずっと前から私、雑誌でここのカフェが素敵だなって思ってて……。それで、いつか未央ちゃんと一緒に来れたらなって思ってて……」
未央「そ、そっか」
……改めて今の状況を整理してみよう。
私たちは、カップル専用の個室に今二人っきりなのだ。部屋の中はセンスのいいお洒落なつくりになっていて、大きめのソファーに二人で並んでくっついて座っている。
店内はいい雰囲気のBGMが流れていて、なんだかリラックスできるつくりだ。
未央「(……いや、今の私は全然リラックスできてないけどね!?)」
どうしようどうしよう! さっきはあーちゃんがあんなに泣きじゃくっちゃってその対応に追われてたから全然現実感がなかったけど、改めて考えたら……わ、私あーちゃんに告白しちゃったよ!
この狭い個室にあーちゃんと二人きりになってしまったことで、否が応にもそのことを意識せざるをえない状況になってしまった。
未央「(つ……つまり、今私はずっと好きだったあーちゃんと好き同士になれて、それで……なんか、何となくその後の雰囲気でこんなカップル専用の個室に来てて……)」
未央「(……ま、まずい、なんか今更緊張してきた……!)」
隣をふと見ると、あーちゃんもいかにもこの部屋に来てから緊張している様子で、頬を赤く染めたまま恥ずかしそうに下を向いてしまっている。
女性の店員さんはそう言うと、にっこりと微笑んで私たちの個室の扉を閉め、そそくさと足早に立ち去ってしまった。……どうやらここのお店は女の子同士でもこの個室に座れるみたいだ。
未央「……ここに来てみたかったの?」
藍子「はい……。あの、ずっと前から私、雑誌でここのカフェが素敵だなって思ってて……。それで、いつか未央ちゃんと一緒に来れたらなって思ってて……」
未央「そ、そっか」
……改めて今の状況を整理してみよう。
私たちは、カップル専用の個室に今二人っきりなのだ。部屋の中はセンスのいいお洒落なつくりになっていて、大きめのソファーに二人で並んでくっついて座っている。
店内はいい雰囲気のBGMが流れていて、なんだかリラックスできるつくりだ。
未央「(……いや、今の私は全然リラックスできてないけどね!?)」
どうしようどうしよう! さっきはあーちゃんがあんなに泣きじゃくっちゃってその対応に追われてたから全然現実感がなかったけど、改めて考えたら……わ、私あーちゃんに告白しちゃったよ!
この狭い個室にあーちゃんと二人きりになってしまったことで、否が応にもそのことを意識せざるをえない状況になってしまった。
未央「(つ……つまり、今私はずっと好きだったあーちゃんと好き同士になれて、それで……なんか、何となくその後の雰囲気でこんなカップル専用の個室に来てて……)」
未央「(……ま、まずい、なんか今更緊張してきた……!)」
隣をふと見ると、あーちゃんもいかにもこの部屋に来てから緊張している様子で、頬を赤く染めたまま恥ずかしそうに下を向いてしまっている。
藍子「な……なんだか、緊張しますね」
未央「え、あ、そ、そうだねー!」
あーちゃんはさっきプールで沢山感情を吐露できた分、少しは落ち着いているのかもしれないけど……私は今更遅れてやってきた現実味と緊張とで一気に足元がふらつくような気分だ。
……な、なんだかこうやってあーちゃんと肩をくっつけて隣に座っていると、心臓がどきどきしてきて持ちそうにないよ……!
未央「と、とりあえず何かメニュー注文しようか! お腹も減ったしね!」
藍子「そ、そうですね! えぇと、何があったかな……!」
二人でわたわたと慌てながらメニューを探していると、ふとテーブルに置かれていた一枚の別メニューが目に入ってきた。
「今だけ限定キャンペーン中! カップルでお越しのお客様には半額でサービスしております!」
そう書かれた品々は……何というか、多分カップル席に入らない人はまず絶対に頼まないようなメニューばかりで、一瞬頭がくらっとしかけた。
しかし、ふと隣を見ると……。
藍子「…………」ソワソワ
なんというか、グランドメニューを見ているようでチラチラと、あーちゃんがこのメニューを横目で何度か見ているのが隣の私にはバレバレだった。
未央「(……これ、あーちゃん頼みたい、のかな……)」
未央「え、あ、そ、そうだねー!」
あーちゃんはさっきプールで沢山感情を吐露できた分、少しは落ち着いているのかもしれないけど……私は今更遅れてやってきた現実味と緊張とで一気に足元がふらつくような気分だ。
……な、なんだかこうやってあーちゃんと肩をくっつけて隣に座っていると、心臓がどきどきしてきて持ちそうにないよ……!
未央「と、とりあえず何かメニュー注文しようか! お腹も減ったしね!」
藍子「そ、そうですね! えぇと、何があったかな……!」
二人でわたわたと慌てながらメニューを探していると、ふとテーブルに置かれていた一枚の別メニューが目に入ってきた。
「今だけ限定キャンペーン中! カップルでお越しのお客様には半額でサービスしております!」
そう書かれた品々は……何というか、多分カップル席に入らない人はまず絶対に頼まないようなメニューばかりで、一瞬頭がくらっとしかけた。
しかし、ふと隣を見ると……。
藍子「…………」ソワソワ
なんというか、グランドメニューを見ているようでチラチラと、あーちゃんがこのメニューを横目で何度か見ているのが隣の私にはバレバレだった。
未央「(……これ、あーちゃん頼みたい、のかな……)」
未央「(……よくよく考えてみれば、このカフェにはあーちゃんが来たいって言ってたんだし……)」
未央「(正直コレは……ちょっと、いやかなり恥ずかしそうだけど……でも、私たちはもう……その、好き同士なんだし)」
未央「(やっぱり、私の方からリードしてあげないと……!)」
そう覚悟を決めた私は、さも丁度今見つけたような体でその特別メニューを拾い上げ、彼女に話しかけた。
未央「あーちゃんこれ……なんかキャンペーンやってるみたいだよ? せっかくだから頼んでみよっか?」
藍子「へっ!? あっ、そ、そうですね! キャンペーンだからお得ですもんね! 何にしましょうか!」
彼女は恥ずかしがりながらも、どこか嬉しそうにメニューを覗き込む。……今更だけど、二人の距離が近いからあーちゃんがメニューを覗き込むと顔が近くなっちゃうよ!
未央「ど……どれに、しよっか。あーちゃん」
1.二人で飲むハート形のストローがついた特製ドリンク
2.ポッキーゲーム用のポッキー
3.スプーンが一本しかついてこない食べさせ合いっこパフェ
↓2
未央「(正直コレは……ちょっと、いやかなり恥ずかしそうだけど……でも、私たちはもう……その、好き同士なんだし)」
未央「(やっぱり、私の方からリードしてあげないと……!)」
そう覚悟を決めた私は、さも丁度今見つけたような体でその特別メニューを拾い上げ、彼女に話しかけた。
未央「あーちゃんこれ……なんかキャンペーンやってるみたいだよ? せっかくだから頼んでみよっか?」
藍子「へっ!? あっ、そ、そうですね! キャンペーンだからお得ですもんね! 何にしましょうか!」
彼女は恥ずかしがりながらも、どこか嬉しそうにメニューを覗き込む。……今更だけど、二人の距離が近いからあーちゃんがメニューを覗き込むと顔が近くなっちゃうよ!
未央「ど……どれに、しよっか。あーちゃん」
1.二人で飲むハート形のストローがついた特製ドリンク
2.ポッキーゲーム用のポッキー
3.スプーンが一本しかついてこない食べさせ合いっこパフェ
↓2
今日はもう遅いので続きは明日書きます。
せっかく安価しておいてなんだけど選択肢書いてたら色々複数書きたくなってきたアレ。
せっかく安価しておいてなんだけど選択肢書いてたら色々複数書きたくなってきたアレ。
おつおつ。
主食デザート:パフェ
サブデザート:ポッキー
飲み物:特製ドリンク
になるのか.....他にも思いついたら色々好きにかいて良いんやで(ニコッ
主食デザート:パフェ
サブデザート:ポッキー
飲み物:特製ドリンク
になるのか.....他にも思いついたら色々好きにかいて良いんやで(ニコッ
見える、見えるぞポッキーでキスする2人の姿が
・・・ディープもありだと思います
乙
・・・ディープもありだと思います
乙
ストローって最後の少量が吸えなくて残っちゃうよね
吸えない分は直接口に含めて口移しで最後まで二人一緒に飲み合わないとね
吸えない分は直接口に含めて口移しで最後まで二人一緒に飲み合わないとね
りんみおは新幹線レベルの進展ぶりだったからみおあいは鈍行レベルで進んでいきたい
あんまりがっつくのは身体目当てみたいだしゆっくりいければいいな
あんまりがっつくのは身体目当てみたいだしゆっくりいければいいな
それだとしぶりんが身体目当てでがっついてたように聞こえるんだが(白目)
未央は1・3部と凛の猛烈な攻めの前に受けになってたから
今度はその分猛烈に攻める未央と逆に翻弄される受け藍子も見たいな。>>1のクオリティも高いしね。
今度はその分猛烈に攻める未央と逆に翻弄される受け藍子も見たいな。>>1のクオリティも高いしね。
しぶりんは「しぶりんだから」で納得できちゃうんだよなあ(遠い目)
おつおつ、世界線が違っても未央ちゃんは未央ちゃんだったなぁ……
しぶりんは……あれくらいがちょうどいいんじゃないかな(とほいめ)
しぶりんは……あれくらいがちょうどいいんじゃないかな(とほいめ)
とあるコンマスレであーちゃんが悲しいことになってたから今日は特にここで癒やされたいな
乙です
いきなり個室のあるカフェなんて上級者過ぎると思った(カップル喫茶感)
いきなり個室のあるカフェなんて上級者過ぎると思った(カップル喫茶感)
いくらでも待てるからのんびりじっくりとやっていただきたい
リアル優先は当然だし、今忙しい時期だからね
リアル優先は当然だし、今忙しい時期だからね
気長に待とう
きっとクリスマスの未央は凛と藍子に挟まれて絶対特権主張されたんだろうな
きっとクリスマスの未央は凛と藍子に挟まれて絶対特権主張されたんだろうな
なおちえがクリスマスにどこへでかけてなにがあったかを妄想しながら待とうぜ。
1です、数日前からPCがお亡くなりになって書けませんでした……。
新しいのを注文してあるので、多分明日には更新できると思います。
新しいのを注文してあるので、多分明日には更新できると思います。
やっと新PC来た……。
だいぶ間が空きましたが再開していきます。
だいぶ間が空きましたが再開していきます。
未央「こ……これは……」
「お待たせしましたー」と“それ”を運んできてくれた店員のお姉さんは、困惑する私たちの表情をまるで楽しむかのようにニコニコと笑みを灯らせると、またしてもそそくさと個室を後にしてしまった。
未央「初めて見るけど、な、何か……迫力あるね」
藍子「そ、そうですね……」
隣り合って座った私たちの前のテーブルにドンと鎮座するそれは、まともな感性の人間ならそれに口をつけるのは己の羞恥心が許さないであろうといった風情のデザインを纏っているように思える。飲み口が二本に分かれたストローがハート形に交差した特製ドリンクは、それを見つめる私の心拍数を否が応にも上昇させてしまう。
未央「(うわ、あーちゃんさっきから借りてきた猫みたいになっちゃってるよ……。よく見たら……顔真っ赤だ)」
まだメニューを見ている段階では現実味がなかったのかもしれないけれど、今目の前に実物が置かれてしまうと、さっき半ば勢いでこれを注文してしまったことを内心後悔しているのかもしれない。……いや、それを言うなら私もそうなんだけどね!?
しかしとにかく注文してしまった以上、今更一口も口をつけずに帰るというわけにもいかない。
私はなけなしの勇気を振り絞ると、カラフルに色めくジュースが入ったその容器を手に取り、どくどくとうるさく鳴る心臓の音を押さえつけるようにしながら彼女の前へと差し出した。
未央「じ、じゃあ……飲もっか……?」
「お待たせしましたー」と“それ”を運んできてくれた店員のお姉さんは、困惑する私たちの表情をまるで楽しむかのようにニコニコと笑みを灯らせると、またしてもそそくさと個室を後にしてしまった。
未央「初めて見るけど、な、何か……迫力あるね」
藍子「そ、そうですね……」
隣り合って座った私たちの前のテーブルにドンと鎮座するそれは、まともな感性の人間ならそれに口をつけるのは己の羞恥心が許さないであろうといった風情のデザインを纏っているように思える。飲み口が二本に分かれたストローがハート形に交差した特製ドリンクは、それを見つめる私の心拍数を否が応にも上昇させてしまう。
未央「(うわ、あーちゃんさっきから借りてきた猫みたいになっちゃってるよ……。よく見たら……顔真っ赤だ)」
まだメニューを見ている段階では現実味がなかったのかもしれないけれど、今目の前に実物が置かれてしまうと、さっき半ば勢いでこれを注文してしまったことを内心後悔しているのかもしれない。……いや、それを言うなら私もそうなんだけどね!?
しかしとにかく注文してしまった以上、今更一口も口をつけずに帰るというわけにもいかない。
私はなけなしの勇気を振り絞ると、カラフルに色めくジュースが入ったその容器を手に取り、どくどくとうるさく鳴る心臓の音を押さえつけるようにしながら彼女の前へと差し出した。
未央「じ、じゃあ……飲もっか……?」
藍子「ふぇ!? ……あ、は、はい、そうです、ね……!」
裏返った声で返事をしたあーちゃんは、ついさっきプールで泣き叫んでいた時とは全く別人みたいになってしまっていた。見れば耳の端は真っ赤に染まっているし、視線は落ち着かなくきょろきょろとあっちこっちを飛び回っている。
……いや、さっきあんなお互いに告白しあった後に、カップル専用の個室に並んで二人きりで、しかもこんな恥ずかしいドリンクを一緒に飲もうなんてことになっちゃってるんだから、その気持ちは痛いほどよくわかるのだけど。
未央「(……でも、なんだか)」
恥ずかしい。緊張する。
そういった感情とは別に、自分の胸の奥から湧き上がってくる別の感情があることも、私自身薄々ながら気づいていた。
未央「(あーちゃんとこんな恋人っぽいことができるなんて、何だか……ヘンにわくわくしちゃうよ……)」
私たち二人が座っているソファの背もたれは、倒すとミニテーブルになるようになっていた。
私はあーちゃんとの間にそのミニテーブルを作ると、その上に手に持ったドリンクを置く。
未央「じゃ、じゃあ、あーちゃんそっち……」
藍子「は、はい……!」
恐る恐る、といった感じでストローの先っぽを唇で挟むように咥える。私が先にそうしてしまったのを見て、あーちゃんはおろおろしながら数秒逡巡したようだったけど、やがて目を潤ませながらゆっくりと、同じようにしてストローを可愛らしい動作で咥えた。
裏返った声で返事をしたあーちゃんは、ついさっきプールで泣き叫んでいた時とは全く別人みたいになってしまっていた。見れば耳の端は真っ赤に染まっているし、視線は落ち着かなくきょろきょろとあっちこっちを飛び回っている。
……いや、さっきあんなお互いに告白しあった後に、カップル専用の個室に並んで二人きりで、しかもこんな恥ずかしいドリンクを一緒に飲もうなんてことになっちゃってるんだから、その気持ちは痛いほどよくわかるのだけど。
未央「(……でも、なんだか)」
恥ずかしい。緊張する。
そういった感情とは別に、自分の胸の奥から湧き上がってくる別の感情があることも、私自身薄々ながら気づいていた。
未央「(あーちゃんとこんな恋人っぽいことができるなんて、何だか……ヘンにわくわくしちゃうよ……)」
私たち二人が座っているソファの背もたれは、倒すとミニテーブルになるようになっていた。
私はあーちゃんとの間にそのミニテーブルを作ると、その上に手に持ったドリンクを置く。
未央「じゃ、じゃあ、あーちゃんそっち……」
藍子「は、はい……!」
恐る恐る、といった感じでストローの先っぽを唇で挟むように咥える。私が先にそうしてしまったのを見て、あーちゃんはおろおろしながら数秒逡巡したようだったけど、やがて目を潤ませながらゆっくりと、同じようにしてストローを可愛らしい動作で咥えた。
未央「(う、うわ……!)」
次の瞬間、私の視界にあーちゃんの顔が大きく迫ってくる。
ストローの飲み口の間隔は外から見ているよりもずっと狭く、ふと気づけばほんの数センチ先で彼女の大きな瞳が私を見つめていた。
未央「(ち……近い近い近い!)」
長い睫毛、ふわふわの髪、触れなくても指が沈むほど柔らかそうだと分かる肌。
お互いの鼻先があとほんの少しで擦れそうなほどの距離で、あーちゃんの存在自身が私の視界にどアップで飛び込んでくる。
未央「(ど、どうしよ……落ち着かないと、心臓の鼓動があーちゃんに伝わっちゃいそう……!)」
藍子「……未央ちゃん」
未央「んっ……ん? な、なに?」
藍子「……どうしましょう。私なんだか、恥ずかしすぎてこのまま死んでしまいそうです」
未央「もう!? いや早いよあーちゃん! まだ一口も飲んでない!」
至近距離であーちゃんが、唇の端をぷるぷると震わせながらそう呟いた。だ、だめだ! あーちゃんの精神が一品目で既に限界に近い!
未央「と、とりあえず飲んじゃわないとさ! その、私もこれすっごく恥ずかしいけど……」
藍子「そ、そうですよね! 頑張ります……!」チュー
ゆっくりと、彼女のストローをドリンクがにじり寄るように上っていく。相手の飲み方がこんな近い距離で分かってしまうところも、なんだか不思議な恥ずかしさに拍車をかけている気がする。
次の瞬間、私の視界にあーちゃんの顔が大きく迫ってくる。
ストローの飲み口の間隔は外から見ているよりもずっと狭く、ふと気づけばほんの数センチ先で彼女の大きな瞳が私を見つめていた。
未央「(ち……近い近い近い!)」
長い睫毛、ふわふわの髪、触れなくても指が沈むほど柔らかそうだと分かる肌。
お互いの鼻先があとほんの少しで擦れそうなほどの距離で、あーちゃんの存在自身が私の視界にどアップで飛び込んでくる。
未央「(ど、どうしよ……落ち着かないと、心臓の鼓動があーちゃんに伝わっちゃいそう……!)」
藍子「……未央ちゃん」
未央「んっ……ん? な、なに?」
藍子「……どうしましょう。私なんだか、恥ずかしすぎてこのまま死んでしまいそうです」
未央「もう!? いや早いよあーちゃん! まだ一口も飲んでない!」
至近距離であーちゃんが、唇の端をぷるぷると震わせながらそう呟いた。だ、だめだ! あーちゃんの精神が一品目で既に限界に近い!
未央「と、とりあえず飲んじゃわないとさ! その、私もこれすっごく恥ずかしいけど……」
藍子「そ、そうですよね! 頑張ります……!」チュー
ゆっくりと、彼女のストローをドリンクがにじり寄るように上っていく。相手の飲み方がこんな近い距離で分かってしまうところも、なんだか不思議な恥ずかしさに拍車をかけている気がする。
私も彼女につられるようにして、少しづつドリンクを吸い上げる。
……うん、目の前にすぐあーちゃんの真っ赤な顔があるこの状態じゃ、味も何もよくわからないや。
彼女の柔らかな前髪が、私の額を軽くくすぐる。
おひさまのような温かい香りがこちらにまで届くたびに、今や数センチも離れていない彼女の存在を意識させられてしまう。
未央「(……なんだかこの距離って)」
未央「(私があとほんの少し近づけば……キス、できちゃいそう)」
小さな音量で流れるなんだかいい雰囲気のBGM、ドリンクをストローで吸い上げるかすかな音、喉元まで出かかるほど鳴り響く心臓の鼓動に毒されたのか、少しぼおっとしてきた頭にふとそんな思考がよぎる。
未央「(い、いや、なに考えてるんだ私……!)」
ストローを噛み潰すようにしてそんな考えを振り払うと、しかし再び目の前の彼女の長い睫毛が私の心を惑わせる。なんだか目のやり場をどこへやっても結局私の心臓がうるさくなる結果になるだけのような気がしてきた。
未央「(……あ、でも、なんだか……)」
未央「こうしてると私たち……彼女同士、みたいだね」
藍子「……っ、んぅぅっ!!?」
……うん、目の前にすぐあーちゃんの真っ赤な顔があるこの状態じゃ、味も何もよくわからないや。
彼女の柔らかな前髪が、私の額を軽くくすぐる。
おひさまのような温かい香りがこちらにまで届くたびに、今や数センチも離れていない彼女の存在を意識させられてしまう。
未央「(……なんだかこの距離って)」
未央「(私があとほんの少し近づけば……キス、できちゃいそう)」
小さな音量で流れるなんだかいい雰囲気のBGM、ドリンクをストローで吸い上げるかすかな音、喉元まで出かかるほど鳴り響く心臓の鼓動に毒されたのか、少しぼおっとしてきた頭にふとそんな思考がよぎる。
未央「(い、いや、なに考えてるんだ私……!)」
ストローを噛み潰すようにしてそんな考えを振り払うと、しかし再び目の前の彼女の長い睫毛が私の心を惑わせる。なんだか目のやり場をどこへやっても結局私の心臓がうるさくなる結果になるだけのような気がしてきた。
未央「(……あ、でも、なんだか……)」
未央「こうしてると私たち……彼女同士、みたいだね」
藍子「……っ、んぅぅっ!!?」
藍子「き、急にどうしたんですか!? 未央ちゃん!」
未央「ご、ごめん! でもなんか……ほ、ほら。こんな部屋で二人っきりでこんなもの一緒に飲んでたら、なんかふと……」
急に私が発してしまった言葉にびっくりしたのか、あーちゃんはけほけほとせき込むようにして一旦ストローから口を離した。
未央「(あ……)」
ふと見ると、さっきの衝撃だろうか。彼女が飲んでいた途中のドリンクが、その細い顎先を伝うように少し零れているのが目に入った。
藍子「も、もう……急にびっくりすること言うからちょっと零しちゃったじゃないですか……」
あーちゃんはその口元に零れたドリンクを拭き取ろうと、テーブルに設置してあったペーパータオルに手を伸ばした。
1.指先でドリンクをぬぐってあげてから舐めとる
2.唇で直接舐めとる
↓2
未央「ご、ごめん! でもなんか……ほ、ほら。こんな部屋で二人っきりでこんなもの一緒に飲んでたら、なんかふと……」
急に私が発してしまった言葉にびっくりしたのか、あーちゃんはけほけほとせき込むようにして一旦ストローから口を離した。
未央「(あ……)」
ふと見ると、さっきの衝撃だろうか。彼女が飲んでいた途中のドリンクが、その細い顎先を伝うように少し零れているのが目に入った。
藍子「も、もう……急にびっくりすること言うからちょっと零しちゃったじゃないですか……」
あーちゃんはその口元に零れたドリンクを拭き取ろうと、テーブルに設置してあったペーパータオルに手を伸ばした。
1.指先でドリンクをぬぐってあげてから舐めとる
2.唇で直接舐めとる
↓2
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