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元スレ八幡「あれから5年後……」
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陽乃「ちゃんと向き合わなきゃダメだよ」
雪乃「……なんのことかしら?」
陽乃「わかってるはず。私が言わなくてもね」
雪乃「……」
陽乃「じゃあそういうことだから」
雪乃「……」サッ
ガチャ
陽乃「……まったく、雪乃ちゃんったら」
雪乃「……なんのことかしら?」
陽乃「わかってるはず。私が言わなくてもね」
雪乃「……」
陽乃「じゃあそういうことだから」
雪乃「……」サッ
ガチャ
陽乃「……まったく、雪乃ちゃんったら」
月曜日:夜
自宅
八幡「このオムライスうまいな……」パクパク
小町「あっ、お兄ちゃん。そういえばバイトの面接どうだった?」
八幡「ん? ああ、合格したよ」
自宅
八幡「このオムライスうまいな……」パクパク
小町「あっ、お兄ちゃん。そういえばバイトの面接どうだった?」
八幡「ん? ああ、合格したよ」
小町「おっ! よかったじゃん。これでやっとお兄ちゃんもニートじゃなくなるね!」
八幡「まあな」パクパク
小町「そういえば何のバイト?」
八幡「工事のやつ」パクパク
小町「あー、そっち系か〜。まあほどほどにね〜、体傷めないように」
八幡「ん」モグモグ
八幡「まあな」パクパク
小町「そういえば何のバイト?」
八幡「工事のやつ」パクパク
小町「あー、そっち系か〜。まあほどほどにね〜、体傷めないように」
八幡「ん」モグモグ
八幡「なあ小町、ゲームやらないか?」
小町「うん、いいよ。何やるの?」
八幡「これ」スッ
小町「っ、また古いセレクションを……こっちの新しいやつやろーよぉ〜」
八幡「いやでもさ、8面のボスが倒せないんだよ。だから」
小町「もー、じゃあそれ終わったらこっちね」
八幡「おっけー」
小町「うん、いいよ。何やるの?」
八幡「これ」スッ
小町「っ、また古いセレクションを……こっちの新しいやつやろーよぉ〜」
八幡「いやでもさ、8面のボスが倒せないんだよ。だから」
小町「もー、じゃあそれ終わったらこっちね」
八幡「おっけー」
八幡「……」カチャカチャ
小町「……」カチャカチャ
八幡「……げっ、おい小町。それとるなよ」
小町「早いもの勝ちだよ〜ん」
八幡「……ったく、俺死んでも知らねーからな」カチャカチャ
小町「だいじょぶだいじょぶ。その時は小町がお兄ちゃんのこと守ってあげるよ! あっ、今の小町的にポイントたっかい〜♪」カチャカチャ
八幡「はいはい、頼みましたよ〜」カチャカチャ
小町「……」カチャカチャ
八幡「……げっ、おい小町。それとるなよ」
小町「早いもの勝ちだよ〜ん」
八幡「……ったく、俺死んでも知らねーからな」カチャカチャ
小町「だいじょぶだいじょぶ。その時は小町がお兄ちゃんのこと守ってあげるよ! あっ、今の小町的にポイントたっかい〜♪」カチャカチャ
八幡「はいはい、頼みましたよ〜」カチャカチャ
小町「あ、そういえばお兄ちゃん」カチャカチャ
八幡「ん?」カチャカチャ
小町「昨日どうだったの?」
八幡「昨日? あー、まあなかなかだったな」
小町「みんなに会えた?」
八幡「ああ。相変わらずだったよ」
小町「そっか〜。よかったね♪」ニヤニヤ
八幡「……なんだよその顔は」
八幡「ん?」カチャカチャ
小町「昨日どうだったの?」
八幡「昨日? あー、まあなかなかだったな」
小町「みんなに会えた?」
八幡「ああ。相変わらずだったよ」
小町「そっか〜。よかったね♪」ニヤニヤ
八幡「……なんだよその顔は」
小町「いやさ〜、昔のお兄ちゃんはもっと捻くれてたからさっ」
八幡「そうか?」
小町「うんうん。前のお兄ちゃんも好きだけど、今のお兄ちゃんの方が小町好きかもッ」
八幡「はいはい(可愛い可愛い)」
小町「でもやっぱ、それって無人島生活のおかげだったとか?」
八幡「あ?」
八幡「そうか?」
小町「うんうん。前のお兄ちゃんも好きだけど、今のお兄ちゃんの方が小町好きかもッ」
八幡「はいはい(可愛い可愛い)」
小町「でもやっぱ、それって無人島生活のおかげだったとか?」
八幡「あ?」
小町「いやぁ〜、5年も人と接してなかったからかなぁ〜と思って」
八幡「ん、どういうことだ?」
小町「だからぁー、5年も人と接しなかったら、さすがに人肌恋しくなって……で、素直になる! みたいな」
八幡「あー、ないなそれは」
小町「ほんとかな〜」
八幡「ほんとほんと。それに無人島にはウィルソン君がいたから、一人じゃなかったしな」
八幡「ん、どういうことだ?」
小町「だからぁー、5年も人と接しなかったら、さすがに人肌恋しくなって……で、素直になる! みたいな」
八幡「あー、ないなそれは」
小町「ほんとかな〜」
八幡「ほんとほんと。それに無人島にはウィルソン君がいたから、一人じゃなかったしな」
小町「え、誰? ウィルソン君?……って、お兄ちゃんの他にも人がいたの!?」
八幡「いや、俺がヤシの実に顔描いて、そう名付けた。まあ無人島での、俺の唯一の会話相手だな」
小町「……」
八幡「ごめん冗談。そんな末期じゃないから」
小町「なによもうっ、本気にしちゃったじゃん……まったく」
八幡「ははは……」
八幡「いや、俺がヤシの実に顔描いて、そう名付けた。まあ無人島での、俺の唯一の会話相手だな」
小町「……」
八幡「ごめん冗談。そんな末期じゃないから」
小町「なによもうっ、本気にしちゃったじゃん……まったく」
八幡「ははは……」
小町「で、結衣さんとは?」カチャカチャ
八幡「は?」カチャカチャ
小町「だから、結衣さんとのデートだよ〜」
八幡「デート? あー……別にあれはそんなんじゃねーよ」
小町「えー、でも一緒にごはん食べたりしたんでしょ?」
八幡「まあな」
八幡「は?」カチャカチャ
小町「だから、結衣さんとのデートだよ〜」
八幡「デート? あー……別にあれはそんなんじゃねーよ」
小町「えー、でも一緒にごはん食べたりしたんでしょ?」
八幡「まあな」
小町「もぉ〜、お兄ちゃんはそういうとこがダメなんだよ。今も昔も」
八幡「んー、なこと言われてもな……」
小町「もっと積極的にならなきゃ。結衣さん可愛いからすぐに誰かに取られちゃうよ?」
八幡「あ〜……てか、あいつ彼氏いるんじゃないか?」
小町「え?」
八幡「いや、だって5年もすれば彼氏の1人や2人ぐらいできるだろ。あいつなら」
小町「……はぁ、もうほんとゴミぃちゃん」
八幡「?」
八幡「んー、なこと言われてもな……」
小町「もっと積極的にならなきゃ。結衣さん可愛いからすぐに誰かに取られちゃうよ?」
八幡「あ〜……てか、あいつ彼氏いるんじゃないか?」
小町「え?」
八幡「いや、だって5年もすれば彼氏の1人や2人ぐらいできるだろ。あいつなら」
小町「……はぁ、もうほんとゴミぃちゃん」
八幡「?」
小町「お兄ちゃんッ! 彼氏がいたらお兄ちゃんなんかに構うわけないでしょ!」
八幡「そうか? うーん、あれはなんというか……ただ俺が珍しいってだけだからだろ」
小町「は?」
八幡「あとたぶん喪失感? みたいなやつの反動的なものかと。知らねーけど」
小町「……もうだめだ。ちょっとでも変わったと思った私がバカだった」
八幡「人はそう簡単に変わんねーよ」
小町「……やれやれだよ、お兄ちゃん」
八幡「そうか? うーん、あれはなんというか……ただ俺が珍しいってだけだからだろ」
小町「は?」
八幡「あとたぶん喪失感? みたいなやつの反動的なものかと。知らねーけど」
小町「……もうだめだ。ちょっとでも変わったと思った私がバカだった」
八幡「人はそう簡単に変わんねーよ」
小町「……やれやれだよ、お兄ちゃん」
八幡「じゃあお前はどうなんだ?」カチャカチャ
小町「え? 何が?」カチャカチャ
八幡「彼氏だよ。お前も可愛い方だろ。5年も経てば1人や2人……」カチャカチャ
小町「……」カチャ…
八幡「ん? おい小町そこで止まるとドッスンに――」カチャカチャ
ピロロロ〜♪
八幡「ほら言わんこっちゃない。キノコが無駄になったじゃねーか」
小町「……」
八幡「……おい小町?」
小町「え? 何が?」カチャカチャ
八幡「彼氏だよ。お前も可愛い方だろ。5年も経てば1人や2人……」カチャカチャ
小町「……」カチャ…
八幡「ん? おい小町そこで止まるとドッスンに――」カチャカチャ
ピロロロ〜♪
八幡「ほら言わんこっちゃない。キノコが無駄になったじゃねーか」
小町「……」
八幡「……おい小町?」
小町「……ごめん、なんでもない」
八幡「……」
小町「ちょっと気分悪くなってきたから……お兄ちゃんあとは一人でやって」スッ
八幡「お、おい……」
小町「……じゃ」
スタスタ
八幡「……地雷踏んだか。そういえば前にもあったもんな」
ピロロロ〜♪
八幡「……くそ、また最初っからだ」
八幡「……」
小町「ちょっと気分悪くなってきたから……お兄ちゃんあとは一人でやって」スッ
八幡「お、おい……」
小町「……じゃ」
スタスタ
八幡「……地雷踏んだか。そういえば前にもあったもんな」
ピロロロ〜♪
八幡「……くそ、また最初っからだ」
八幡「……」カチャカチャ
ブーブー
八幡「ん? メールか? そういえば今日1回も見てなかったけど……」
チラッ
八幡「っな! 着信30件に、メール40通ッ!?……新手の詐欺に引っかかったかな、俺。――とりあえず開いてみよう」
ブーブー
八幡「ん? メールか? そういえば今日1回も見てなかったけど……」
チラッ
八幡「っな! 着信30件に、メール40通ッ!?……新手の詐欺に引っかかったかな、俺。――とりあえず開いてみよう」
タップ
差出人: 不明
宛先: 比企谷 八幡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________
先輩、明日会えますか
____________________
八幡「え、誰?」
プルルルル
八幡「っ! 今度は電話か?」ドキッ
プルルルル
八幡「……しょうがねえ、でるか」
タップ
八幡「っ! 今度は電話か?」ドキッ
プルルルル
八幡「……しょうがねえ、でるか」
タップ
八幡「はい、もしもし……」
傭兵A『もしもし、私です』
仮面『っ……なんだお前か』
傭兵A『はい、そうですが……何かありましたか?』
仮面『いや、なんでもない。で、状況は?』
傭兵A『はい、全て順調です。明日の昼には届くでしょう』
仮面『そうか。なら明日は現地で落ち合おう。この目で最期を見届ける」
傭兵A『了解……では――』
傭兵A『もしもし、私です』
仮面『っ……なんだお前か』
傭兵A『はい、そうですが……何かありましたか?』
仮面『いや、なんでもない。で、状況は?』
傭兵A『はい、全て順調です。明日の昼には届くでしょう』
仮面『そうか。なら明日は現地で落ち合おう。この目で最期を見届ける」
傭兵A『了解……では――』
仮面『あ、おいまて』
傭兵A『はい、なんでしょう』
仮面『俺にメールしたか?』
傭兵A『……いえ。メールはするなと、傭兵Cに言われているので』
仮面『……そうだったな。わかった、以上だ』
傭兵A『はい。それではまた』
プツッ プープー
八幡「……」
傭兵A『はい、なんでしょう』
仮面『俺にメールしたか?』
傭兵A『……いえ。メールはするなと、傭兵Cに言われているので』
仮面『……そうだったな。わかった、以上だ』
傭兵A『はい。それではまた』
プツッ プープー
八幡「……」
八幡「……じゃあ誰だよ。あっ、メール送り返せばいいのか。よしっ」
ポチポチ
八幡「……お前誰だっと、送信」ピロン♪
ブーブー
『新着メールが1件あります』
八幡「っ!?」
ポチポチ
八幡「……お前誰だっと、送信」ピロン♪
ブーブー
『新着メールが1件あります』
八幡「っ!?」
八幡「いや……いくらなんでも早すぎだろ。由比ヶ浜の並みじゃねーぞ……まあいい、開くか……」
タップ
差出人: 不明
宛先: 比企谷 八幡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________
一色です。それより明日会えますか
____________________
八幡「こいつ……一色か。はぁ、驚かせるなよ……」
タップ
差出人: 不明
宛先: 比企谷 八幡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________
一色です。それより明日会えますか
____________________
八幡「こいつ……一色か。はぁ、驚かせるなよ……」
八幡「で、何の用だ? 要件を書け要件を。――あっ、あの彼氏のことか……でも明日は無理だからな」
差出人: 比企谷 八幡
宛先: 不明
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________
ごめん、明日は用事があるから無理
____________________
八幡「送信っと」ピロン♪
ブーブー
八幡「……」
差出人: 比企谷 八幡
宛先: 不明
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re:
____________________
ごめん、明日は用事があるから無理
____________________
八幡「送信っと」ピロン♪
ブーブー
八幡「……」
差出人: 不明
宛先: 比企谷 八幡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re: は?
____________________
何時でもいいんで、会えませんか
____________________
八幡「っ!? なにこいつ怒ってんの? いくらなんでも件名が『は?』はないだろ」
ポチポチ
八幡「……しょうがねえな。夜ならなんとかなるか……はぁ、こいつほんと何の用だよ」
差出人: 比企谷 八幡
宛先: 不明
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re: Re:は?
____________________
わかった。7時以降ならなんとか
____________________
八幡「……送信っと」ピロン♪
宛先: 比企谷 八幡
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re: は?
____________________
何時でもいいんで、会えませんか
____________________
八幡「っ!? なにこいつ怒ってんの? いくらなんでも件名が『は?』はないだろ」
ポチポチ
八幡「……しょうがねえな。夜ならなんとかなるか……はぁ、こいつほんと何の用だよ」
差出人: 比企谷 八幡
宛先: 不明
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
Re: Re:は?
____________________
わかった。7時以降ならなんとか
____________________
八幡「……送信っと」ピロン♪
次の日
火曜日:朝
小町「あれ、お兄ちゃんやけに早いね」
八幡「今日からバイトなんだ……あ、あと夜ごはんいらない」
小町「あ、うん……わかった」
八幡「じゃあ行ってくるわ」
小町「うん、頑張ってね……あっ、おにい――」
ガチャ
バタンッ
小町「……」
火曜日:朝
小町「あれ、お兄ちゃんやけに早いね」
八幡「今日からバイトなんだ……あ、あと夜ごはんいらない」
小町「あ、うん……わかった」
八幡「じゃあ行ってくるわ」
小町「うん、頑張ってね……あっ、おにい――」
ガチャ
バタンッ
小町「……」
また明日(今日深夜じゃ無いとは言ってない)ってやつですか
乙です
乙です
>>478
スピーディーに比べればまだまだ全然うざくないぞ小町
スピーディーに比べればまだまだ全然うざくないぞ小町
>>482なにそれこわい
>>483
ぶっちゃけスピーディーに限らず恋愛と家族ドラマがうざすぎた、フラッシュも右に同じ
ぶっちゃけスピーディーに限らず恋愛と家族ドラマがうざすぎた、フラッシュも右に同じ
>>486
おま、今日は更新ある?
おま、今日は更新ある?
すみません今日(明日の未明も)投下できません。
明日、また投下します。では
明日、また投下します。では
映画途中で話すの我慢出来ないクソガキじゃねえんだから黙って胸に収めとけや
アナル掘るぞチンコでブスブスするぞおっら!
アナル掘るぞチンコでブスブスするぞおっら!
三口会幹部「なに!? ブラドヴァが撤退しただと?」
◯◯財閥社長『そのようだ。これでは我々の事業も今後成り立たない』
三幹「あの野郎。マスク野郎にビビりやがって……」
社長『もうこの事業は中止にしよう。でなければ、私も……』
三幹「あ!? 一匹数が減っただけだろ! このまま続けても問題ないはずだ!」
社長『だ、だが銀行強盗の件もあるし……』
三幹「あれは政府のお偉方に大金払って黙らせたろ! そんぐらいで怖気づくんじゃねーよ!」
社長『……』
三幹「それに俺たちにはまだ山田組がいる。連中がいる限り俺たちに警察の手が及ぶはずはない」
社長『そうだといいんだが……』
三幹「とにかく事業は続行だ。いいな?」
社長『わ、わかった……』
プツッ プープー
社長『そうだといいんだが……』
三幹「とにかく事業は続行だ。いいな?」
社長『わ、わかった……』
プツッ プープー
火曜日:午前11時頃
山田組本部
ザワ… ザワ… ザワ…
ザワ… ザワ… ザワ…
ダッダッダ
幹部「親分! 来ました、奴です!」
シーン…
組長「おう……どれ、見せろ」
山田組本部
ザワ… ザワ… ザワ…
ザワ… ザワ… ザワ…
ダッダッダ
幹部「親分! 来ました、奴です!」
シーン…
組長「おう……どれ、見せろ」
幹部「はい!――おい、もってこい!」
ダッダッダ
ボトッ
ダッダッダ
組長「……それで、こいつが例のマスク野郎か?」
幹部「はい、こいつに間違いありません」
仮面「」
ダッダッダ
ボトッ
ダッダッダ
組長「……それで、こいつが例のマスク野郎か?」
幹部「はい、こいつに間違いありません」
仮面「」
組長「偽物じゃねーだろな」
幹部「はい。――顔中央部に白い手形模様、そして他は黒一色のこのマスク。間違いなく奴のものです」
組長「中身は?」
幹部「体格や、肉付きからいって間違いないと思います」
組長「そうか……」
幹部「はい」
組長「で、誰が殺したんだ?」
幹部「うちの組のもんです。新入りですが」
組長「そうか、ならそいつにようやったと言っとけ。あと約束通り100万もな」
幹部「はい、承知しました」
幹部「はい。――顔中央部に白い手形模様、そして他は黒一色のこのマスク。間違いなく奴のものです」
組長「中身は?」
幹部「体格や、肉付きからいって間違いないと思います」
組長「そうか……」
幹部「はい」
組長「で、誰が殺したんだ?」
幹部「うちの組のもんです。新入りですが」
組長「そうか、ならそいつにようやったと言っとけ。あと約束通り100万もな」
幹部「はい、承知しました」
仮面「」
組長「……おい、聞こえるか。っていっても死人に耳はねえか。まあいい、あの世から聞いてろ」
仮面「」
組長「おめえ、俺ら山田組とその他を脅したんだってな。まったく馬鹿な奴だ」
仮面「」
組長「普通の野郎ならそんな真似しねえよ、死ぬとわかってるからな」
仮面「」
組長「まあでも、おめえのその勇気に免じて、家族には手を出さないでおいてやる。あの世から感謝することだ」
仮面「」
組長「……よし、持ってけ。犬の餌にでもし――」
ブーブーブー
ブーブーブー
組長「……おい、聞こえるか。っていっても死人に耳はねえか。まあいい、あの世から聞いてろ」
仮面「」
組長「おめえ、俺ら山田組とその他を脅したんだってな。まったく馬鹿な奴だ」
仮面「」
組長「普通の野郎ならそんな真似しねえよ、死ぬとわかってるからな」
仮面「」
組長「まあでも、おめえのその勇気に免じて、家族には手を出さないでおいてやる。あの世から感謝することだ」
仮面「」
組長「……よし、持ってけ。犬の餌にでもし――」
ブーブーブー
ブーブーブー
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