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    元スレ八幡「と、戸塚―!!」由紀「みーくんの彼氏!?」

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    みんなの評価 : ★★★
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    501 = 482 :

    死んだって情報が無いだけマシかもしれない

    502 = 1 :

    八幡「……」プルプルプル

    胡桃「やっぱり…行っちまうのか?」ウルウル

    雪乃「比企谷君、もし探索するのなら私と由比ヶ浜さんも行くわ」

    八幡「ダメだ」

    結衣「ダメって…あたし達はずっとヒッキーの事探してたんだよ!」

    八幡「でもダメだ」

    雪乃「どうして…」

    八幡「ここは安全だし、食料もある」

    八幡「それに……」

    八幡(材木座や平塚先生の二の舞にはさせない)

    雪乃「それに…なにかしら?」

    八幡「……お前達に話しておかないといけない事がある」

    雪乃・結衣「……?」

    八幡「スーッ……」

    「待て比企谷」

    八幡「!?」ビクッ

    「焦るな。待つことも大事だ」

    八幡「せ、先生!?」バッ

    八幡「…………」

    雪乃「比企谷君…?」

    結衣「ヒッキー?どうしたの?」

    八幡(窓のほうを見るが誰もいない…)

    八幡「……気のせいか?」

    結衣「ねえヒッキー、先生がどうしたの?」

    八幡「……ああ、良く聞け。俺がこの学校に辿り着くまでの話を」

    八幡「丈槍…そういやさっき佐倉先生が呼んでた」

    由紀「え………うん、わかった」タタッ

    雪乃「佐倉先生…?」

    八幡「丈槍のことについても並行して説明する」

    503 = 1 :

    八幡「……っという訳だ」

    雪乃「そ、そんな…」グスッ

    結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ

    八幡「すまん。だからお前らまで危険に晒す訳にはいかん」

    八幡「だから、行くのは守りきれなかった俺だけで充分だ」

    胡桃「ま、待てよ…」グイッ

    悠里「もう充分よ八幡君、充分頑張ったから」

    美紀「そうですよ!だれも先輩を責めませんよ!」

    八幡「……それでも、数少ない友達と、大事な妹だからな」

    胡桃「あ、おい…!」

    八幡「……」テクテク

    雪乃「行くわよ由比ヶ浜さん」

    結衣「うん!おいでサブレ!」

    八幡「ダメだ。もう失うのは沢山だ」

    雪乃・結衣「っ!」

    八幡「いくらお前らが外での修羅場を潜り抜けてきたとしても、あの平塚先生ですら生き残れなかった」

    八幡「……」

    ――待て比企谷。焦るな。待つことも大事だ

    八幡「……」ビクッ

    八幡「……」

    八幡「なあ、お前達」

    雪乃・結衣「?」

    八幡「すまん、前言撤回していいか?」

    雪乃・結衣「え」

    悠里・美紀・胡桃「え?」

    八幡「暫く…待つことにする」

    胡桃「ほ、本当か!?」

    美紀「どうしたんですか急に!」

    八幡「……待つことも大事だって。前に誰かに言われた気がしてな」

    雪乃・結衣「…??」

    胡桃「と、とにかく残ってくれるんだよな?」

    八幡「ああ…特に期限は決まってない。気が済むまで」

    504 = 482 :

    お互いで知り合いの安否の情報交換しないと

    505 = 1 :

    【夕方・部室】

    雪乃「そういえば丈槍さんが帰ってこないわね」

    悠里「めぐねえと『補習』をしてるのかもしれないわ」

    雪乃「そう…」

    八幡「……」

    八幡(あの声は何だったんだろうか)

    八幡(丈槍ほどじゃないが、俺もたまに幻影を見ていた)

    八幡(今思えば多分、俺もドコかで壊れていた部分があったのだろう)

    八幡(だがあの感覚はいつもと違う。上手く表現できんが)

    八幡(あれじゃ…まるで俺は…)

    ガララッ

    由紀「ぜぇぜぇ…」

    胡桃「おお、やっと帰ってきたか…ってどうした。息切れ起こして」

    由紀「八幡くん!お客さんだよ!」

    八幡「え……」

    由紀「早く廊下に出て!あとみーくんも早く!」

    美紀「え、私?」

    506 = 1 :

    【廊下】

    由紀「おおーい!早く早く!!」

    八幡「……」

    「お兄ちゃーん!!」

    八幡「っ!!!」ビクッ

    八幡(八重歯に飛び跳ねたアホ毛…そのシルエットは夕日に映っていた為、すぐに誰かわかった)

    小町「お兄ちゃん…お兄ちゃん!!」ダキッ

    八幡「小町…小町―!!」ダキッ

    小町「ぅぅ…会いたかったよ…」ギュゥゥ

    八幡「すまん…側にいてやれなくて…」ギュゥゥ

    小町「お兄ちゃん無事でよかった…あ、今の小町的にポイント高い…」ボロボロ

    八幡「泣きながらポイント貯めてんじゃねえバカヤロウ…」ナデナデ

    八幡「しかし今日までよく無事だったな。誰かと来たのか?」

    小町「うん、後ろにいる彼と彼女に守れてました!」

    八幡「彼と彼女…?」

    小町「おーいお二人さん!空気読まなくもいいから!早く早く」

    507 = 1 :

    ガララッ

    八幡「隣の教室に隠れてたのか…」

    「美紀!!」

    美紀「え」

    「今度こそ本物だよね?美紀!!」ダキッ

    美紀「け、圭…」ツーッ

    「ごめんね美紀…モールで置いてきぼりにしちゃって…」グスッ

    美紀「圭…無事でよかった…!」ボロボロ

    「うん…話は由紀先輩に聞かせてもらったよ…ココにいたんだね」ギュゥゥ

    美紀「うん、うん」ギュゥゥ

    胡桃「……」ツーッ

    悠里「これだけ感動の再会ラッシュが起きるともらい泣きしてしまうわ」グスッ

    由紀「さてさて、ラストのメインを飾るのはこの方です!」

    由紀「私、最初見た時に間違えて、いつものノリで抱きついちゃったよ!みーくん!///」

    美紀「は?」

    「そうそう!///私も最初見た時、間違えて抱きついちゃって…///」

    508 = 482 :

    小町も圭も生きてた

    509 = 1 :

    ガララッ

    「……」

    八幡「……」

    美紀「え、私?」

    悠里「あら美紀さん。ってあれ、こっちにも美紀さんが?」

    美紀「なぜあそこに私が…?」

    胡桃「お前らいつまでボケてんだよ!」

    悠里・美紀「え?」

    胡桃「あれが噂のアイツだよ…!」

    「八幡―!!」タタッ

    八幡「と、戸塚―!!」タタッ

    全員「!!?」

    彩加「八幡…会いたかったよ…」ギュゥゥ

    八幡「戸塚…戸塚…」ギュゥゥ

    美紀「あ、あれが戸塚さん…?本当に私にみたい」

    美紀「な、なんか恥ずかしい…///」

    八幡「無事で何よりだ戸塚」ボロボロ

    彩加「八幡も元気そうで良かった」グスッ

    小町「お久しぶりです雪乃さん!結衣さん!」

    結衣「小町ちゃん無事だったんだね!」

    雪乃「良かったわ…ほっ」

    510 = 1 :

    【部室】

    小町「ふむ」ウデクミ

    小町「圭くんはまだこれからとして…」

    「?」

    小町「……」ジーッ

    八幡「どうした小町」

    小町「ふむ」チラッ

    雪乃・結衣「…?」

    小町「ほう」チラッ

    由紀「ふぇ?」

    小町「ほうほう」チラッ

    美紀「?」

    小町「ほうほうほう!」チラッ

    悠里「フフフ」ニコニコ

    小町「ほうほうほうほう!!」チラッ

    胡桃「んあ?」

    小町「…………」プルプル

    小町「んほおおぉぉぉぉぉ!!」ガタッ

    全員「!?」

    八幡「そんな荒ぶってどうした」

    小町「お兄ちゃんお兄ちゃん!」

    八幡「はいはい何ですか」

    小町「これは選り取り見取りだね!」

    八幡「ちょっと何言ってるか分からないのですが」

    小町「またまた~!このこの!」ゴツゴツ

    八幡「兄を肘で突くな」

    小町「小町は嬉しいよ…あのボッチでどうしようもないゴミィちゃんが、ここまで出世するなんて…」グスッ

    八幡「一体何をどう出世したんですかね、俺にはわからん」

    511 :

    おーメインキャスト勢揃いでワクワクしてきた。
    出来ればハッピーエンドが良いけど面白けりゃなんでもいっか

    512 = 482 :

    小町、女の子がしたらいけない荒ぶり方

    513 :

    え?全部幻覚だって?

    514 :

    何このご都合主義
    平塚先生と材木座って…

    515 = 1 :

    彩加「それにしても…本当にそっくりだね僕と美紀ちゃん」

    美紀「そ、そうですね。彩加先輩見てると鏡を見てるみたいです…」

    八幡「二人が並ぶと双子にも見える」ニヘラ

    悠里「そういえば八幡君、やっと念願の恋人さんと再会できて良かったわね」

    八幡「は?」

    胡桃(あ、そっか。リーさんたちは、八幡と彩加が付き合ってない事をまだしらないんだっけ)

    結衣「こ、こここ、恋人!!?」ガタッ

    雪乃「」

    結衣「ちょ!ヒッキー!恋人ってどういう事!?」ユサユサ

    八幡「おいまて、落ち着け由比ヶ浜。あと雪ノ下怖い、目が怖い」

    雪乃「……」ハイライトオフ

    結衣「落ち着いてられないし!」

    雪乃「パンデミックの混乱に乗じて人の弱みに付け込み、相手の心を奪ったのね。アナタの考えそうな姑息な手ね。で、詳しく説明してもらえるかしら姑息谷君?」ハイライトオフ

    八幡「怖い、目が怖い!あと怖ぇぇよ!頼むから目の光を消さないで!」

    雪乃「目が死んでるのはアナタの方でしょゾンビ谷君」ハイライトオフ

    結衣「ヒッキーー!!説明しろし!!」ユサユサ

    八幡「落ち着け由比ヶ浜。雪ノ下も目に光を戻せ。俺は誰とも付き合ってない」

    結衣「え、違うの?」

    雪乃「そう…勘違いして悪かったわ。内気のアナタが簡単に恋人なんて出来るわけないものね」

    八幡「ほっ…」

    由紀「ふぇ?彩加ちゃんとは付き合ってないの?」

    悠里「え、それじゃ…美紀さんを彩加さんと間違って、抱きしめてたのは一体…」

    「え!美紀って八幡に抱きしめれられたの!?」

    美紀「え、うん…初めて会ったときに…」

    結衣「ミッキーを抱きしめた!?」ゴゴゴ

    雪乃「……」ハイライトオフ

    八幡「ひぃぃ!あ、あれは間違えたんでひゅ!」

    「美紀ったらモテモテだね!」

    516 = 1 :

    美紀「間違えたって…それじゃ片想いだったんですか?意中の女性に付き合ってもいないのに抱きつくなんて八幡先輩はどうかしてます!」

    雪乃「同意ね…ん?女性?」

    結衣「全くだよ…え、女性?」

    彩加「……」

    雪乃・結衣「?」

    美紀「どうしました?」

    雪乃「えっと…大変失礼なことをお聞きするのだけれど」

    雪乃「直樹さんは男性ではなくて女性…?」

    美紀「当たり前です!何を言ってるんですか!」

    結衣「ええ!?」

    胡桃「なんでそんなに驚くんだよ!?美紀はどうみても女だろ!」

    結衣「えっとね…その彩ちゃんは…」

    八幡「ん?そういえばお前達にはまだ説明してなかったな」

    八幡「戸塚は男だ」

    由紀・美紀・胡桃・悠里「……」

    由紀「ふぇ、え?え?」

    胡桃「いや…いやいやいや!!ありえないだろ!ありえねぇーよ!」

    悠里「こんな可愛らしい子が男子のハズないわ」

    胡桃「な、なあ…彩加?お前は女だよな…?」

    彩加「えっとその…よく間違われるけど」モジモジ

    彩加「僕、男の子です」

    由紀・胡桃・悠里「えぇぇぇぇ!!?」

    美紀「」

    「私も最初、聞かされた時はビックリしたよ!」

    517 :

    こんな可愛い子が女の子のはずがない

    518 = 482 :

    バレキター

    519 :

    美樹…

    520 :

    美紀だったわ

    521 = 1 :

    悠里「っていう事は、八幡君は…その、バラ系の人なのかしら?」

    八幡「おいちょっと待て。おれはホモでもないし、バイでもない。戸塚を愛してるだけだ」

    胡桃「どっちなんだよ!」

    彩加「もー!また八幡はそうやって僕をからかう!」プンスカ

    八幡「毎日お前を探してたんだぞ?お前に味噌汁を作ってほしくて」

    彩加「もう!僕じゃなくて結衣ちゃんや雪ノ下さんに頼みなよ!」

    八幡「え…あ、えと」ドキッ

    雪乃「っ」ドキッ

    結衣「ぅぅ…///」ドキドキ

    八幡「ゆ、雪ノ下はともかく、由比ヶ浜の毒なんて飲んだら死んでしまう」

    結衣「味噌汁の扱いすらしてくれない!?」

    胡桃「……」ジーッ

    八幡「ま、そういう訳だ。戸塚、味噌汁を作ってくれ」

    彩加「それじゃ…八幡と僕で二人で作ろう///」

    八幡「よーしわかった。作ろう。毎日作ろう。24時間作ろう。俺とお前なら雪ノ下や若狭の味噌汁すら軽く越えるだろう」

    雪乃「はぁぁ…勝手に言ってなさい」

    胡桃「な、なあ結衣」

    結衣「なに、くるみん?」

    胡桃「もしかして八幡の彩加に対する愛情って、アタシ達が想像してるのと違う…?」

    結衣「うん。アレはもう病気っていうか…ノリみたいな本気っていうか…でも本気じゃないというか…」

    胡桃「……」

    悠里「てっきり本当に、相思相愛なのかと思ってたわ…それじゃ八幡くんは恋人はいないのね…ほっ」

    悠里(なんでホッっとしてのかしら私…)

    八幡「ああ。ただし俺と戸塚は相思相愛だけどな!ガチでな!」

    胡桃「あーはいはい」

    悠里「ふふふ」

    美紀「……」カァァ

    美紀(何だろう…なぜか恥ずかしい…)

    由紀「みーくん?顔が赤いよ」

    美紀「放っておいて下さい!」

    「美紀ったらまるで自分の事だと思って見てたでしょう」

    美紀「ち、違うってば!そんなんじゃない!」

    522 = 482 :

    リーさんチャンスだ

    523 = 1 :

    由紀「よーーし!それじゃ遅くなったけど始めよっか!」

    八幡「何を始める気だ」

    由紀「文化祭だよ!」

    八幡「あ…」

    美紀「もう夕方になっちゃいましたよ?」

    悠里「フフフ、良いんじゃない?今から始めても」

    八幡「あんま寝てないんだよな…明日でもいいか?」

    胡桃「善はいそげだ!全員体育館へ行くぞ!」

    由紀・悠里・美紀「おおー!」

    八幡「マジでやんのか…はぁぁ」

    結衣「そうえいば、あたし達もこのチラシを見てこの学校を目指したんだよね」

    雪乃「ええ、最初見た時は驚いたわ…あのチラシの似顔絵の中に比企谷君がいるんだもの」

    彩加「コメントで『3日間待ってやる』ってあったから、見つけた時は急いでここまで来たよ」

    「で、演劇ってなにやるの?」ワクワク

    由紀「ふっふっふ、体育館に行ってからのお楽しみ!」

    524 = 1 :

    【体育館・文化祭】

    悠里「それでは文化祭を始めます」

    悠里「まず、文化祭実行委員長の丈槍さんからのご挨拶です」

    雪乃・結衣・圭・彩加・小町「……」パチパチパチパチ

    由紀「この度は巡ヶ丘高校の文化祭の参加、心から感謝してます。」ペコッ

    由紀「私は学園生活部に所属し、演劇の出し物を行います」

    由紀「どうか最後まで、楽しんでいってください」

    由紀「スローガンは『覚めない夢、輝き続ける希望』です」

    八幡(いつスローガンなんて決めたんだ)ヒソヒソ

    胡桃(めぐねえと『相談』して決めたんだって)ヒソヒソ

    八幡(めぐねえと…か)

    由紀「それでは皆さん、この文化祭の成功を願い、私から幸せなれる魔法の言葉をお届けします」

    由紀「びびでばびでぶー!」

    ~~~~~

    美紀「お疲れ様です由紀先輩」

    由紀「えへへへ、挨拶どうだった?」

    八幡「ああ、アドリブで良くあそこまで言えたものだ」

    八幡「100満点中、100点だ」

    結衣「高!!」

    小町「あの採点が厳しいお兄ちゃんが、ここまで評価するなんて珍しいですよ!」

    八幡「どこぞのバカ委員長と比べれば上出来だろ」

    雪乃「ふふふ、そうね」

    525 :

    どこぞのバカ委員長は死んじゃったのかな

    526 :

    【劇(シンデレラ)】

    美紀(王子役)「おお、靴が入った!」

    八幡(主演)(流石に透明な靴は発見出来なかったんだよな…ってキツ!このハイヒールきつ!)ググッ

    雪乃「ぷっ…ぷぷ…比企谷君のドレス姿…最高だわ…」プルプル

    結衣「くっ…あははは…!ヒッキーまじウケる!!」プルプル

    「美紀!かっこいいよ!!」

    美紀「やはりアナタこそ、私が捜し求めてた運命の人だったんだ!」

    八幡(美しい。とつかわいい)ボタタ

    悠里「あ、また鼻血が!はいティッシュ!」ダダッ

    胡桃「本番くらい踏ん張れよ!ほらティッシュ!」ダダッ

    八幡「す、すまん」

    美紀「ここ重要な場面ですよ先輩!」

    雪乃「まったく何をやってるんだか…」

    小町「ゴミィちゃん…」

    【劇(走れメロス)】

    美紀(主演)「すまないセリヌ。俺は途中で疲れてしまい、キミを裏切りそうになった」

    八幡(セリヌ役)「俺のほうこそすまない。実はキミを疑ってしまった」

    八幡「せめてもの罪滅ぼしとして、俺を殴ってくれ」

    美紀「わかった、それなら俺の事も殴れ」

    美紀「いくぞセリヌ!」ボカッ

    八幡「くっ」

    八幡(痛くない。パンチの仕草が可愛い)

    八幡「では俺も」ポンッ

    美紀「くっ」

    美紀(全然痛くない…まあ、気を使ってくれてるのでしょうけど)

    八幡(演技でいかにも痛そうにしてる表情が可愛い。っていうかメロスの服はボロボロに破けてるせいか、かなり露出度が高い。メロスならぬエロス)

    八幡「これでおあいこだ」ボタタ

    悠里(国王役)「は、鼻血が出てるわ!はいティッシュ!」ダダッ

    胡桃(セリヌの弟子役)「おい邪知暴虐の王!お前がティッシュをあげてどうするんだよ!ほれティッシュ!」ダダッ

    由紀(妹役)「くるみちゃんの出番はもう終わりだよ!」

    小町「あーあー…もうメチャクチャですねー…」

    雪乃「重要な場面でいつも締まらないわね…」

    「ぷっ…くく!あっははははは!」

    527 = 1 :

    【演劇終了後】

    悠里「実は前に鉄板を見つけたの」

    胡桃「んで、麺と野菜と肉、醤油を入れて…」ジュウゥゥ

    八幡「なるほど、これで焼きそばが焼けるという訳か」

    由紀「屋台の出来上がりだね!」

    ワイワイ、ガヤガヤ

    八幡「……」

    八幡(まさか本当に文化祭が行われるとわな…)

    「彩加!はいあ~ん」スッ

    美紀「ちょっと圭!何やってるの!///」

    彩加「じ、自分で食べれるよ!///」

    八幡「戸塚、おれに食べさせてくれ」

    ワイワイ、ガヤガヤ

    八幡(……)

    八幡「ああ…楽しいな…」

    528 :

    大団円待った無し

    529 = 1 :

    【次の日の昼間・寝室】

    感動の再会、文化祭が終わって翌日

    八幡「……」ヌボーッ

    サブレ「きゃんきゃん!」

    太郎丸「わんわん!」

    八幡「仲良いなお前ら…」ナデナデ

    八幡「……」ヌボーッ

    八幡(俺のやるべき事は終わった)

    八幡(これでしばらくはのんびりできる)

    八幡(ただ、何もしない訳にはいかん)

    八幡(この学校はあまりに色んな物が揃いすぎている…多分、あいつらも気付いてるハズだ)

    八幡(この学校の謎を解き明かす事が、今回のパンデミックの謎を解明するカギにもなる…そんな気がしてならん)

    八幡(なにより、一生避難生活をしてる訳にもいかん)

    八幡(……材木座と平塚先生の墓参りにも行かねばならん。材木座はガソリンスタンド跡、先生は公園のデカい木の麓だったけな)

    八幡(ま、今はともかく…寝よう。今だけは引きこもり大好き比企谷八幡に戻るべきだ)

    530 = 1 :

    八幡「さて、もう一眠り…」

    八幡「……zzz」

    ガララッ

    胡桃「おい八幡!見まわりいくぞ!」

    八幡「ふぁ?今朝行ったじゃねぇか…」

    胡桃「あ…じゃ、じゃあ!もう一回!」

    八幡「やだよ」ゴロッ

    胡桃「んじゃ屋上にいって菜園の手伝い行こうぜ!」グイグイ

    八幡「ちょ、おい…引っ張るな…」

    ガララッ

    悠里「八幡君いるかしら?」

    雪乃「比企谷君、家庭菜園の手伝いをしなさい。大量に野菜が採れそうで女子だけじゃ大変なの」

    ガララッ

    結衣「ヒッキー!これからユッキーと体育館でサブレと太郎丸のお散歩するから付き合って!」

    由紀「お散歩お散歩!」

    ガララッ

    「八幡!これから彩加の女装ショー始めるから手伝って!」

    彩加「や、やめてよぉ!///」

    美紀「ちょっと圭!彩加先輩に何やってるの!」

    小町「ふっふっふ、お兄ちゃん大変だね~」

    八幡「」

    八幡「俺は聖徳太子じゃないんだ。一辺に言うな」

    八幡(のんびり過ごそうかと思ったがそうはいかない様だ)

    八幡「要件あるなら順番ずつ頼む」

    外はパンデミックで、世は絶望に満ちている
    それでも暫くはこの閉ざされた空間で、幸福を噛みしめようと思う

    ここには、夢も希望もあるから

    終わり

    531 = 1 :

    ここまで読んでくれて感謝してます
    話としては一旦締めてますが、『オマケ』を書こうと思ってます

    ただし、ほのぼのばかりの蛇足なので注意
    詳細は次のレスでご確認ください

    532 :

    おつ
    ハッピーエンド最高です!

    533 :

    ワクワクがピークに達した瞬間終わった
    なんやて

    534 :

    乙乙
    オマケで誰か選んだりするのかな?
    閉鎖空間で誰か選んだりするのかな?

    535 = 1 :

    オマケ編(全5章)を書きます

    1章以外は全てほのぼの系
    悪く言えば蛇足気味の話になるので、それでも良ければ最後までお願いします(以下、タイトル)

    結衣「ゆきのん…そこにヒッキーはいないよ。誰もいない」(過去回想話)

    ②八幡「おはよう戸塚」美紀「直樹です!」

    ③胡桃「Shall We Dance?」

    ④雪乃「奉仕部に依頼?」悠里「ええ、貯水槽の掃除のお手伝いを」

    ⑤幽霊めぐみ「国語教師、佐倉慈です」幽霊平塚「国語教師、平塚静です」

    1つネタバレを言うと『くるみちゃん感染~由紀覚醒と学校卒業』まではやりません
    今日はここまで

    536 = 528 :


    夢も希望もあって良かった

    538 :

    乙乙。久しぶりに夢中で追い掛けたわ、素晴らしかった。
    気楽にノンビリでええんやで。

    539 :

    乙、まるで喜劇だ、嫌いじゃないけど。
    おまけも楽しみにしてる

    540 :

    お疲れ様でした
    八幡と学園生活部だけのエンドも見たいが…

    541 = 533 :

    おつ
    楽しみに待ってる

    気が向くなら平和になった後の後日譚みたいなのもみてえ
    >>1のほのぼの平和パート好き

    542 = 525 :

    後半の駆け足感が凄かったが乙

    543 :


    墓参りのとこは見たいな

    544 :


    シリアスあったけど殆どほのぼのしてて良かったよ
    いろはす名前しか登場してないから残念だったが

    545 :

    >>480
    お前は一体何色さんなんだ…?

    546 :


    八幡が幻影を見ていた云々は結局なんの話だったの?
    そこから唐突に小町達が来るから幻でも見てるんだと思った

    547 :

    乙でした。分岐するまえのルートも見てみたい。

    548 :


    よくあるラブコメものになって残念だ

    549 :

    乙!
    これで本物のるーちゃんも救えたらな...

    550 :

    やっと終わったのか、乙。全然おもろなかったで


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