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元スレ八幡「と、戸塚―!!」由紀「みーくんの彼氏!?」
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八幡「……」ゴソソッ
八幡「一応、形だけでも」ススッ
悠里「あ…退部届け…」
八幡「俺がここの学校の部室にいたって事で、気が向いたら取って置いてくれ」
八幡「世話になった。色々協力してくれて感謝してる」
八幡「んじゃ、俺は地獄に戻るわ」
ガシッ
胡桃「ぅぅぅ…くっ…ぅぅ…」ボロボロ
八幡「頼む、離してくれ」
胡桃「く…ぅぅ…」ボロボロ
由紀「……」シュバッ
八幡「丈槍、おれの目の前に立って何をする気だ」
美紀「……」シュバッ
八幡「直樹までなんだよ。いくら戸塚に似ていても俺は出て行くぞ」
由紀「でぃーふぇんす!でぃーふぇんす!」ピョンピョン
美紀「ディーフェンス!ディーフェンス!」ピョンピョン
八幡「またそれかよ。出会った時からまるで成長してない」
美紀「先輩!せめて夜明けまで!夜明けまで待ちましょうよ!」
八幡「……」
ピピーッ!
悠里「タイムアウト!延長戦に続きます!」ピピーッ
八幡「……いつホイッスルなんて用意したんだよ」
胡桃「八幡…」ウルウル
八幡「……わかった。夜明けまでな」
八幡「一応、形だけでも」ススッ
悠里「あ…退部届け…」
八幡「俺がここの学校の部室にいたって事で、気が向いたら取って置いてくれ」
八幡「世話になった。色々協力してくれて感謝してる」
八幡「んじゃ、俺は地獄に戻るわ」
ガシッ
胡桃「ぅぅぅ…くっ…ぅぅ…」ボロボロ
八幡「頼む、離してくれ」
胡桃「く…ぅぅ…」ボロボロ
由紀「……」シュバッ
八幡「丈槍、おれの目の前に立って何をする気だ」
美紀「……」シュバッ
八幡「直樹までなんだよ。いくら戸塚に似ていても俺は出て行くぞ」
由紀「でぃーふぇんす!でぃーふぇんす!」ピョンピョン
美紀「ディーフェンス!ディーフェンス!」ピョンピョン
八幡「またそれかよ。出会った時からまるで成長してない」
美紀「先輩!せめて夜明けまで!夜明けまで待ちましょうよ!」
八幡「……」
ピピーッ!
悠里「タイムアウト!延長戦に続きます!」ピピーッ
八幡「……いつホイッスルなんて用意したんだよ」
胡桃「八幡…」ウルウル
八幡「……わかった。夜明けまでな」
カチッ…カチッ…
八幡「……」
由紀「……」
悠里「……」
美紀「……」
胡桃「……」
カチッ…カチッ…
八幡(全員、静かに窓の方を眺める)
八幡(まだ暗いが時間は刻一刻と進んでいく)
カチッ…カチッ…
八幡(部屋中が暗い空気に満ちている)
由紀「……」カラッ
悠里「どうしたの由紀ちゃん?窓を開けて…換気?」
由紀「私は諦めない。みんなに夢と希望を与える魔女だから!」ススッ
八幡「拡声器にスティック…おい、まさか」
八幡(奴らはだいぶ始末したし、バリケードも強化してあるから、問題は無いが…)
由紀「さらかどぅら~めちかぶら~びびでばびでぶー。歌え踊れ楽しく、びびでばびでぶー!」クルクル
胡桃「由紀…」
美紀「由紀先輩…」
八幡「……」
由紀「……」
悠里「……」
美紀「……」
胡桃「……」
カチッ…カチッ…
八幡(全員、静かに窓の方を眺める)
八幡(まだ暗いが時間は刻一刻と進んでいく)
カチッ…カチッ…
八幡(部屋中が暗い空気に満ちている)
由紀「……」カラッ
悠里「どうしたの由紀ちゃん?窓を開けて…換気?」
由紀「私は諦めない。みんなに夢と希望を与える魔女だから!」ススッ
八幡「拡声器にスティック…おい、まさか」
八幡(奴らはだいぶ始末したし、バリケードも強化してあるから、問題は無いが…)
由紀「さらかどぅら~めちかぶら~びびでばびでぶー。歌え踊れ楽しく、びびでばびでぶー!」クルクル
胡桃「由紀…」
美紀「由紀先輩…」
カチッ…カチッ…
由紀「すべてこの世は~嫌なことな~ど、さらり捨てて朗らか~に」クルクル
八幡「……」ガタッ
由紀「びびでばびでぶー!」クルクル
八幡「……」ピョイッ
由紀「あっ…拡声器とスティックを返してー!」ピョンピョン
八幡「夢の時間は終わりだ。外を見てみろ」
由紀「ふぇ?あっ……」
パァァァァ…
胡桃「」プルプル
悠里「……」グスッ
美紀「……夢の時間は終わりました。由紀先輩」ツーッ
由紀「……っ」ウルウル
八幡「夢から覚めて非常なる現実。絶望の夜明けだ」
八幡「……」
八幡「お前らほど、俺を心配し引き止めた奴らはいない」
八幡「出来ることなら守ってやりたいが不可能だ。だから恵飛須沢はここに残れ」
胡桃「……っ」ボロボロ
悠里「分かったわ八幡君。そこまで言うなら…もう…」ボロボロ
美紀「八幡先輩…」ボロボロ
八幡「今度こそ、じゃあな」
由紀「すべてこの世は~嫌なことな~ど、さらり捨てて朗らか~に」クルクル
八幡「……」ガタッ
由紀「びびでばびでぶー!」クルクル
八幡「……」ピョイッ
由紀「あっ…拡声器とスティックを返してー!」ピョンピョン
八幡「夢の時間は終わりだ。外を見てみろ」
由紀「ふぇ?あっ……」
パァァァァ…
胡桃「」プルプル
悠里「……」グスッ
美紀「……夢の時間は終わりました。由紀先輩」ツーッ
由紀「……っ」ウルウル
八幡「夢から覚めて非常なる現実。絶望の夜明けだ」
八幡「……」
八幡「お前らほど、俺を心配し引き止めた奴らはいない」
八幡「出来ることなら守ってやりたいが不可能だ。だから恵飛須沢はここに残れ」
胡桃「……っ」ボロボロ
悠里「分かったわ八幡君。そこまで言うなら…もう…」ボロボロ
美紀「八幡先輩…」ボロボロ
八幡「今度こそ、じゃあな」
八幡(耐えろ。我慢しろ。校外に出るまでは。今泣いたら躊躇してしまう)コツコツ
八幡「……」ググッ
コツ…コツ…
由紀「?」
コツ…コツ…
由紀「ねえ、待って」
八幡(絶対に振り返るな)テクテク
由紀「何か音がする」
八幡「」ビクッ
悠里「え…」グシッ
美紀「音…?」グシッ
タッタッタッタッ
胡桃「本当だ…足音だ…」グシッ
タッタッタッタッ
八幡「足…音…?」
八幡「……」ググッ
コツ…コツ…
由紀「?」
コツ…コツ…
由紀「ねえ、待って」
八幡(絶対に振り返るな)テクテク
由紀「何か音がする」
八幡「」ビクッ
悠里「え…」グシッ
美紀「音…?」グシッ
タッタッタッタッ
胡桃「本当だ…足音だ…」グシッ
タッタッタッタッ
八幡「足…音…?」
「頑張って!もう少しだよ!」
「ぜぇ…ぜぇ…分かってるわ…自身の力の無さは…言い訳しないつもりよ…」
「もう少しで『光』が見えた辺りに付くよ」
「ぜぇ…ぜぇ…そうね。『歌』が聞こえたのもこの学校からだものね」
タッタッタッタッ
八幡「……っ!!!」
ドクンッ
八幡(心臓が大きく飛び跳ねた)
胡桃「誰かいるぞ…!?」
悠里「ま、まさか」
美紀「本当に…来た…」
由紀「おおーい!こっちだよーー!」
「いま、声が…それにあっちに人が…」
「うん、誰かいる……」
「あっ!!!」
ドクンッ
八幡(また心臓が飛び跳ねた)
「ぜぇ…ぜぇ…分かってるわ…自身の力の無さは…言い訳しないつもりよ…」
「もう少しで『光』が見えた辺りに付くよ」
「ぜぇ…ぜぇ…そうね。『歌』が聞こえたのもこの学校からだものね」
タッタッタッタッ
八幡「……っ!!!」
ドクンッ
八幡(心臓が大きく飛び跳ねた)
胡桃「誰かいるぞ…!?」
悠里「ま、まさか」
美紀「本当に…来た…」
由紀「おおーい!こっちだよーー!」
「いま、声が…それにあっちに人が…」
「うん、誰かいる……」
「あっ!!!」
ドクンッ
八幡(また心臓が飛び跳ねた)
コツコツ…コツコツ…
八幡(前方にいる誰かは、ゆっくりとした歩調でこちらに向かう)
タッタッタッタッ
八幡(やがて意を決したように走ってくる)
八幡(甲高い声、サイドのお団子ヘアー…そのシルエットには見覚えがあり)
「ヒッキーーーーー!!!」
八幡(その姿と形は、俺の視界にハッキリと現れる。彼女の片手にはチラシが握られている)
ダキッ
八幡「……っ!!」
八幡(彼女は俺の片腕に抱きつき、そのまま顔を埋める)
八幡「……」
結衣「やっと見つけた…ヒッキー…」ボロボロ
八幡(信じられない状況に動揺し、うまく言葉が出てこない。口をパクパクとさせる事しかできない)
八幡(前方にいる誰かは、ゆっくりとした歩調でこちらに向かう)
タッタッタッタッ
八幡(やがて意を決したように走ってくる)
八幡(甲高い声、サイドのお団子ヘアー…そのシルエットには見覚えがあり)
「ヒッキーーーーー!!!」
八幡(その姿と形は、俺の視界にハッキリと現れる。彼女の片手にはチラシが握られている)
ダキッ
八幡「……っ!!」
八幡(彼女は俺の片腕に抱きつき、そのまま顔を埋める)
八幡「……」
結衣「やっと見つけた…ヒッキー…」ボロボロ
八幡(信じられない状況に動揺し、うまく言葉が出てこない。口をパクパクとさせる事しかできない)
「比企谷君…」
八幡「……っ」
ドクンッ
「……」コツコツ
八幡(またしても視界に、見覚えのあるシルエットが)
八幡(腰まで伸びているストレートロングヘアー。歩き方一つ見ても気品がある)
「……」コツコツ
「……」ピタッ
八幡(やがて、その揺れる黒髪と表情が、ハッキリと見えるところまで来て、彼女はピタリと止まる)
八幡(彼女の片手にもやはり、チラシが握られていた)
「……」ツーッ
八幡「……」
八幡(彼女は瞳に浮かべていた涙を静かに流すと、再び歩き始める)
「……久しぶりね」コツコツ
八幡「……」パクパク
八幡(動揺してるせいで、まだ声が上手く出てこない。変わりに鼓動はどんどん速くなる)
「しばらく見ないうちに随分と目が淀んでしまったのね。もしかして既に手遅れだったかしら?気の毒ね」
八幡「うっせぇ、コレは元からだ」
八幡(懐かしいやり取りに、やっと声がでた)
「比企谷君…」グスッ
八幡(黒髪の彼女も、俺のもう片方の腕に両手でギュッと掴み、頭部をそっと預ける)
雪乃「無事で良かったわ…」ボロボロ
八幡「……」ツーッ
八幡(彼女達の生存を改めて確認すると、目から水滴が垂れる)ボロボロ
雪乃・結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ
八幡「……」ボロボロ
八幡「丈槍」チラッ
由紀「うん」
八幡「確かに、夢と希望とやらを頂いた」
絶望の夜明けは、希望の夜明けになる
八幡「……っ」
ドクンッ
「……」コツコツ
八幡(またしても視界に、見覚えのあるシルエットが)
八幡(腰まで伸びているストレートロングヘアー。歩き方一つ見ても気品がある)
「……」コツコツ
「……」ピタッ
八幡(やがて、その揺れる黒髪と表情が、ハッキリと見えるところまで来て、彼女はピタリと止まる)
八幡(彼女の片手にもやはり、チラシが握られていた)
「……」ツーッ
八幡「……」
八幡(彼女は瞳に浮かべていた涙を静かに流すと、再び歩き始める)
「……久しぶりね」コツコツ
八幡「……」パクパク
八幡(動揺してるせいで、まだ声が上手く出てこない。変わりに鼓動はどんどん速くなる)
「しばらく見ないうちに随分と目が淀んでしまったのね。もしかして既に手遅れだったかしら?気の毒ね」
八幡「うっせぇ、コレは元からだ」
八幡(懐かしいやり取りに、やっと声がでた)
「比企谷君…」グスッ
八幡(黒髪の彼女も、俺のもう片方の腕に両手でギュッと掴み、頭部をそっと預ける)
雪乃「無事で良かったわ…」ボロボロ
八幡「……」ツーッ
八幡(彼女達の生存を改めて確認すると、目から水滴が垂れる)ボロボロ
雪乃・結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ
八幡「……」ボロボロ
八幡「丈槍」チラッ
由紀「うん」
八幡「確かに、夢と希望とやらを頂いた」
絶望の夜明けは、希望の夜明けになる
乙乙
いつもエタる作品に価値はないと思ってるけど終わりが見えてきて寂しい
いつもエタる作品に価値はないと思ってるけど終わりが見えてきて寂しい
正規ヒロインが二人も現れたらくるみちゃんの出る幕がないんじゃ…
ついったはやってないって>>1が言ってるんだよなぁ
いい意味でも悪い意味でも展開が読みづらくなってきたな、どう風呂敷を畳んでいくのか楽しみにさせてもらおう。
これ由比ガ浜と雪ノ下は別の男に守られててそいつとくっつく流れかな
>>474
これが少年漫画ならピンチの二人を助けるために総員出撃の決戦になだれ込む所だけど、さてさて…。
これが少年漫画ならピンチの二人を助けるために総員出撃の決戦になだれ込む所だけど、さてさて…。
これどっちも既に噛まれてる状態で少し遅かったって流れになって
2人とも先生みたいにトドメさす展開になるだろうな
2人とも先生みたいにトドメさす展開になるだろうな
そうですねまだ可愛い可愛いわた後輩の女の子が見つかってないですしね!
>>448(訂正)
八幡(チラシ付きの風船とアルノー鳩錦一族を解き放ち、そして屋上で歌い続ける時間は、あっと言う間に過ぎて行った)
【3日目の夕方】
由紀「歌え踊れ陽気に、びびでばびでぶー!」クルクル
アルノー鳩錦12世~14世「ポォォッ」バサバサッ
胡桃「これで風船ストックもゼロ。アルノー鳩錦一族も全羽解放した」
八幡「……これで完全にやれる事は全部やり尽くした」
美紀「後は願うばかりですね…」
悠里「さあ、夕食の準備をしましょう」
八幡「……ああ」
八幡「……」
悠里「胡桃、行くわよ」
胡桃「ああ、先に行っててくれ」
美紀「私もしばらく屋上にいますので、先に行っててください」
悠里「そう、それじゃ待ってるわね」
ガチャッ
胡桃「……」
美紀「圭も…来ないかな…」
胡桃「タイムリミットまで約6時間って所かな」
胡桃「圭はまだ望みはあるかもしれんが…八幡の知り合いはどうなるんだろ…」
美紀「……こうも音沙汰がないと不安ですよね」
胡桃「なあ美紀」
美紀「はい、なんでしょう?」
胡桃「パンデミックなんて無ければ良かったなんて考えた事あるか?」
美紀「それは皆考えてるんじゃないですか?」
八幡(チラシ付きの風船とアルノー鳩錦一族を解き放ち、そして屋上で歌い続ける時間は、あっと言う間に過ぎて行った)
【3日目の夕方】
由紀「歌え踊れ陽気に、びびでばびでぶー!」クルクル
アルノー鳩錦12世~14世「ポォォッ」バサバサッ
胡桃「これで風船ストックもゼロ。アルノー鳩錦一族も全羽解放した」
八幡「……これで完全にやれる事は全部やり尽くした」
美紀「後は願うばかりですね…」
悠里「さあ、夕食の準備をしましょう」
八幡「……ああ」
八幡「……」
悠里「胡桃、行くわよ」
胡桃「ああ、先に行っててくれ」
美紀「私もしばらく屋上にいますので、先に行っててください」
悠里「そう、それじゃ待ってるわね」
ガチャッ
胡桃「……」
美紀「圭も…来ないかな…」
胡桃「タイムリミットまで約6時間って所かな」
胡桃「圭はまだ望みはあるかもしれんが…八幡の知り合いはどうなるんだろ…」
美紀「……こうも音沙汰がないと不安ですよね」
胡桃「なあ美紀」
美紀「はい、なんでしょう?」
胡桃「パンデミックなんて無ければ良かったなんて考えた事あるか?」
美紀「それは皆考えてるんじゃないですか?」
>>450(訂正)
【深夜・部室】
カチッ…カチッ…
八幡(机の上には目覚まし時計が置かれている)
カチッ…カチッ…
由紀「……」
悠里「……」
美紀「……」
胡桃「……」
カチッ…カチッ…
八幡(時計の針は、あと1分で12時となる)
カチッ…カチッ…
八幡「……」
由紀・悠里・美紀・胡桃「……」
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
全員「……」
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
八幡(やかましく憎たらしい音声が、部室中に、そして脳内に残酷に響く)
胡桃「……」プルプル
美紀「ぅ…ぅぅ…」グスッ
由紀「……」グスッ
悠里「ぅぅ…」ボロボロ
【深夜・部室】
カチッ…カチッ…
八幡(机の上には目覚まし時計が置かれている)
カチッ…カチッ…
由紀「……」
悠里「……」
美紀「……」
胡桃「……」
カチッ…カチッ…
八幡(時計の針は、あと1分で12時となる)
カチッ…カチッ…
八幡「……」
由紀・悠里・美紀・胡桃「……」
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
全員「……」
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
オハヨー、ネボケ、アサダゾー!
八幡(やかましく憎たらしい音声が、部室中に、そして脳内に残酷に響く)
胡桃「……」プルプル
美紀「ぅ…ぅぅ…」グスッ
由紀「……」グスッ
悠里「ぅぅ…」ボロボロ
>>457(訂正)
「比企谷君…」
八幡「……っ」
ドクンッ
「……」コツコツ
八幡(またしても視界に、見覚えのあるシルエットが)
八幡(腰まで伸びているストレートロングヘアー。歩き方一つ見ても気品がある)
「……」コツコツ
「……」ピタッ
八幡(やがて、その揺れる黒髪と表情が、ハッキリと見えるところまで来て、彼女はピタリと止まる)
八幡(彼女の片手にもやはり、チラシが握られていた)
「……」ツーッ
八幡「……」
八幡(彼女は瞳に浮かべていた涙を静かに流すと、再び歩き始める)
「久しぶりね」コツコツ
八幡「……」パクパク
八幡(動揺してるせいで、まだ声が上手く出てこない。変わりに鼓動はどんどん速くなる)
「しばらく見ないうちに随分と目が淀んでしまったのね。もしかして既に手遅れだったかしら?気の毒ね」
八幡「うっせぇ、コレは元からだ」
八幡(懐かしいやり取りに、やっと声がでた)
「比企谷君…」グスッ
八幡(黒髪の彼女も、俺のもう片方の腕に両手でギュッと掴み、頭部をそっと預ける)
雪乃「無事で良かったわ…」ボロボロ
八幡「……」ツーッ
八幡(彼女達の生存を改めて確認すると、目から水滴が垂れる)ボロボロ
雪乃・結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ
八幡「……」
八幡「丈槍」チラッ
由紀「うん」
八幡「確かに、夢と希望とやらを頂いた」
絶望の夜明けは、希望の夜明けに変わる
「比企谷君…」
八幡「……っ」
ドクンッ
「……」コツコツ
八幡(またしても視界に、見覚えのあるシルエットが)
八幡(腰まで伸びているストレートロングヘアー。歩き方一つ見ても気品がある)
「……」コツコツ
「……」ピタッ
八幡(やがて、その揺れる黒髪と表情が、ハッキリと見えるところまで来て、彼女はピタリと止まる)
八幡(彼女の片手にもやはり、チラシが握られていた)
「……」ツーッ
八幡「……」
八幡(彼女は瞳に浮かべていた涙を静かに流すと、再び歩き始める)
「久しぶりね」コツコツ
八幡「……」パクパク
八幡(動揺してるせいで、まだ声が上手く出てこない。変わりに鼓動はどんどん速くなる)
「しばらく見ないうちに随分と目が淀んでしまったのね。もしかして既に手遅れだったかしら?気の毒ね」
八幡「うっせぇ、コレは元からだ」
八幡(懐かしいやり取りに、やっと声がでた)
「比企谷君…」グスッ
八幡(黒髪の彼女も、俺のもう片方の腕に両手でギュッと掴み、頭部をそっと預ける)
雪乃「無事で良かったわ…」ボロボロ
八幡「……」ツーッ
八幡(彼女達の生存を改めて確認すると、目から水滴が垂れる)ボロボロ
雪乃・結衣「ぅぅ…ぅ…」ボロボロ
八幡「……」
八幡「丈槍」チラッ
由紀「うん」
八幡「確かに、夢と希望とやらを頂いた」
絶望の夜明けは、希望の夜明けに変わる
では>>457からの続きです
【部室】
八幡「……」ヌボーッ
ガララッ
雪乃「失礼するわ」
悠里「ふふふ。久しぶりのシャワーは気持ち良かったかしら?」
雪乃「驚いたわ。まさかシャワーが浴びれるなんて」
結衣「うんうん、さっぱりしたよ!」
胡桃「随分と長いシャワーだったな。まあ無理も無いか」
美紀「私もココに来たばかりの頃、シャワーが浴びれる事が分かった時は驚きました」
由紀「わぁぁ…キレイな黒髪!長くて素敵~!」サラサラ
雪乃「ちょ…あまり触らないで欲しいのだけれど…」
結衣「本当、キレイな髪だよね~」サラサラ
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さんまで…や、やめなさい…」
胡桃「りーさんくらい長そうだな」
悠里「胡桃だって髪下ろせば同じくらいの長さがあるんじゃない?」
美紀「私も伸ばそうかな…」
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「で、そこの辛うじて理性が残ってるゾンビ谷君の調子はどうかしら?」
胡桃「理性あるゾンビって…はははは…」
胡桃(アイツが例の部長で良いんだよな?噂では聞いてたが、毒舌はマジだったんだな…)
八幡「……」ヌボーッ
ガララッ
雪乃「失礼するわ」
悠里「ふふふ。久しぶりのシャワーは気持ち良かったかしら?」
雪乃「驚いたわ。まさかシャワーが浴びれるなんて」
結衣「うんうん、さっぱりしたよ!」
胡桃「随分と長いシャワーだったな。まあ無理も無いか」
美紀「私もココに来たばかりの頃、シャワーが浴びれる事が分かった時は驚きました」
由紀「わぁぁ…キレイな黒髪!長くて素敵~!」サラサラ
雪乃「ちょ…あまり触らないで欲しいのだけれど…」
結衣「本当、キレイな髪だよね~」サラサラ
雪乃「ゆ、由比ヶ浜さんまで…や、やめなさい…」
胡桃「りーさんくらい長そうだな」
悠里「胡桃だって髪下ろせば同じくらいの長さがあるんじゃない?」
美紀「私も伸ばそうかな…」
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「で、そこの辛うじて理性が残ってるゾンビ谷君の調子はどうかしら?」
胡桃「理性あるゾンビって…はははは…」
胡桃(アイツが例の部長で良いんだよな?噂では聞いてたが、毒舌はマジだったんだな…)
由紀「二人と再会してから、八幡くんはずっとこんな調子だね」
八幡「……」ヌボーッ
胡桃「八幡、もうすぐ朝食の時間だぞ」ユサユサ
八幡「……ああ」
由紀「八幡くん、なんかお爺ちゃんみたいになってるよ」
悠里「積もる話もあるでしょう。そろそろ起きたら?」
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「まったく……あの、ティーポットを借りても良いかしら?」
悠里「ええ…お茶をいれるの?」
雪乃「コレを飲めば少しは放心状態から抜け出せると思ってね」
~~~
全員「おおお…」
雪乃「……」
コポポポ…
美紀「様になってる…」
由紀「なんか、クールビューティーって感じ!」
胡桃「紅茶の香りが部室中に…」
八幡「」ビクッ
雪乃「どうぞ」コトッ
八幡「……」
八幡「……」ツーッ
雪乃「え!?」
全員「な、泣いてる…」
八幡「懐かしい…」ズズッ
八幡「はぁぁ…うめぇぇ…」
八幡「あ、そういえばこれ」ススッ
雪乃「リボン…」
八幡「台風の日に、偶然見つけてな」
雪乃「……奇遇ね、丁度台風の日にリボンを無くしていたわ」
八幡「やっぱお前のか?」
雪乃「絶対に私の物とは言い切れないけど…私が身に付けてるのとそっくりね」
雪乃「だから貰っておくわ。ありがとう」ススッ
八幡「おう」
雪乃「……」ギュギュッ
胡桃「そういうリボンの結び方もあるのか…アタシも髪下ろしてやってみようかな…」サワッ
悠里「そういえば私達、自己紹介がまだだったわね」
雪乃「コチラこそ…名乗らずに、進められるままとは言えシャワーをお借りして申し訳ないわ」
八幡「……」ヌボーッ
胡桃「八幡、もうすぐ朝食の時間だぞ」ユサユサ
八幡「……ああ」
由紀「八幡くん、なんかお爺ちゃんみたいになってるよ」
悠里「積もる話もあるでしょう。そろそろ起きたら?」
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「まったく……あの、ティーポットを借りても良いかしら?」
悠里「ええ…お茶をいれるの?」
雪乃「コレを飲めば少しは放心状態から抜け出せると思ってね」
~~~
全員「おおお…」
雪乃「……」
コポポポ…
美紀「様になってる…」
由紀「なんか、クールビューティーって感じ!」
胡桃「紅茶の香りが部室中に…」
八幡「」ビクッ
雪乃「どうぞ」コトッ
八幡「……」
八幡「……」ツーッ
雪乃「え!?」
全員「な、泣いてる…」
八幡「懐かしい…」ズズッ
八幡「はぁぁ…うめぇぇ…」
八幡「あ、そういえばこれ」ススッ
雪乃「リボン…」
八幡「台風の日に、偶然見つけてな」
雪乃「……奇遇ね、丁度台風の日にリボンを無くしていたわ」
八幡「やっぱお前のか?」
雪乃「絶対に私の物とは言い切れないけど…私が身に付けてるのとそっくりね」
雪乃「だから貰っておくわ。ありがとう」ススッ
八幡「おう」
雪乃「……」ギュギュッ
胡桃「そういうリボンの結び方もあるのか…アタシも髪下ろしてやってみようかな…」サワッ
悠里「そういえば私達、自己紹介がまだだったわね」
雪乃「コチラこそ…名乗らずに、進められるままとは言えシャワーをお借りして申し訳ないわ」
八幡(奉仕部と学園生活部は互いに自己紹介をし合っている…俺は、未だに気が抜けてしまって…脳が上手く回転してない)
~~~~~
結衣「あ、あのー」
全員「?」
結衣「さっきから気になってたんだけどさ…えっと、彩ちゃんだよね…?」
美紀「え?」
結衣「無事でよかった!でも、ちょっとだけ声変わった?」
美紀「え、えと…?」
雪乃「戸塚君。本当に無事で何よりだわ。ただ…その…」
美紀「あ…」
胡桃・悠里・由紀「ああ~…」
結衣「え、えっとさ!彩ちゃんのセーラー服姿、なかなか似合ってると思うよ?あ、あとガーターベルトも!うん、実にセクシーだね!」
雪乃「でも驚いたわ…いつも校内では学校指定のジャージを着ていたあなたが…そんな格好をするとは…」
雪乃「ま、まあ…しゅ、趣味は人それぞれだし?何よりも似合っているわ。こ、こんな状況だしストレスで特殊な趣味に走るのも無理ないと思うわ」
結衣「う、うん…うんうん!彩ちゃんとっても似合ってるよ!とっても素敵な趣味だと思うな~ヒッキーがやったらキモいけど」
胡桃・悠里・由紀「……??」
美紀「あのー」
結衣「ん?どうしたの」
美紀「申し遅れました。私は巡ヶ丘高校の2年、直樹美紀です」ペコッ
雪乃・結衣「」
美紀「その…戸塚さんの話は八幡先輩から散々聞かされてましたので…知ってはいます」
雪乃「ひ…人違いですって…?」
美紀「はい」
結衣「うっそ!?超ありえないしー!どう見ても彩ちゃんにしか見えないし!?」
胡桃「他のやつまで勘違いさせるとは…どんだけそっくりなんだよ」
悠里「……」
悠里(気がかりね…制服を着てる事がそんなに驚く事なのかしら。ジャージをいつも着てたといっても、二人の反応が妙だったわ)
~~~~~
結衣「あ、あのー」
全員「?」
結衣「さっきから気になってたんだけどさ…えっと、彩ちゃんだよね…?」
美紀「え?」
結衣「無事でよかった!でも、ちょっとだけ声変わった?」
美紀「え、えと…?」
雪乃「戸塚君。本当に無事で何よりだわ。ただ…その…」
美紀「あ…」
胡桃・悠里・由紀「ああ~…」
結衣「え、えっとさ!彩ちゃんのセーラー服姿、なかなか似合ってると思うよ?あ、あとガーターベルトも!うん、実にセクシーだね!」
雪乃「でも驚いたわ…いつも校内では学校指定のジャージを着ていたあなたが…そんな格好をするとは…」
雪乃「ま、まあ…しゅ、趣味は人それぞれだし?何よりも似合っているわ。こ、こんな状況だしストレスで特殊な趣味に走るのも無理ないと思うわ」
結衣「う、うん…うんうん!彩ちゃんとっても似合ってるよ!とっても素敵な趣味だと思うな~ヒッキーがやったらキモいけど」
胡桃・悠里・由紀「……??」
美紀「あのー」
結衣「ん?どうしたの」
美紀「申し遅れました。私は巡ヶ丘高校の2年、直樹美紀です」ペコッ
雪乃・結衣「」
美紀「その…戸塚さんの話は八幡先輩から散々聞かされてましたので…知ってはいます」
雪乃「ひ…人違いですって…?」
美紀「はい」
結衣「うっそ!?超ありえないしー!どう見ても彩ちゃんにしか見えないし!?」
胡桃「他のやつまで勘違いさせるとは…どんだけそっくりなんだよ」
悠里「……」
悠里(気がかりね…制服を着てる事がそんなに驚く事なのかしら。ジャージをいつも着てたといっても、二人の反応が妙だったわ)
由紀「ちょっとおトイレいってくるね」
悠里「行ってらっしゃい」
八幡「お前ら、よくたった二人でここまで来れたな」
雪乃「ええ、戦闘面では二人で協力したから」
雪乃「最初に先陣を切ったのは由比ヶ浜さんでね…」
八幡「意外だな」
結衣「えへへへ、火事場の馬鹿力って奴で乗り越えてきたよ!」
八幡「ほう。バカのお前がその言葉を知ってるとは」
結衣「バカ言うなし!旅を初めたばかりの頃は、ゆきのんが怯えてて危なかったから…アタシが守らなきゃってなって…」
雪乃「ぁ…ぅ…」カァァ
八幡「あ、そっか。雪ノ下は怖いのとか苦手そうだもんな」
結衣「しばらくはシャベルでゆきのんを守ってたけど…だんだんゆきのんも闘うようになれて」
結衣「今じゃアタシよりも強いよ!」
八幡「ふーん、所でさっきから気になってたんだが」
八幡「雪ノ下、なぜ腰と背中に日本刀を帯刀してるんだ」
雪乃「勿論、自衛の為よ」チャキン
胡桃「おおぉ!カッケェー!」
雪乃「私、体力に自信が無いから、シャベルだとゾンビを一発で始末できないし、体力が減っていく一方なの」
八幡「だから日本刀で闘ってるのか。普通は簡単には使いこなせないんだがな」
悠里「闘える人が二人も増えたわね」
ガララッ
由紀「ただいまー!」
美紀「由紀先輩も帰ってきたし、そろそろ朝食にしましょう」
悠里「行ってらっしゃい」
八幡「お前ら、よくたった二人でここまで来れたな」
雪乃「ええ、戦闘面では二人で協力したから」
雪乃「最初に先陣を切ったのは由比ヶ浜さんでね…」
八幡「意外だな」
結衣「えへへへ、火事場の馬鹿力って奴で乗り越えてきたよ!」
八幡「ほう。バカのお前がその言葉を知ってるとは」
結衣「バカ言うなし!旅を初めたばかりの頃は、ゆきのんが怯えてて危なかったから…アタシが守らなきゃってなって…」
雪乃「ぁ…ぅ…」カァァ
八幡「あ、そっか。雪ノ下は怖いのとか苦手そうだもんな」
結衣「しばらくはシャベルでゆきのんを守ってたけど…だんだんゆきのんも闘うようになれて」
結衣「今じゃアタシよりも強いよ!」
八幡「ふーん、所でさっきから気になってたんだが」
八幡「雪ノ下、なぜ腰と背中に日本刀を帯刀してるんだ」
雪乃「勿論、自衛の為よ」チャキン
胡桃「おおぉ!カッケェー!」
雪乃「私、体力に自信が無いから、シャベルだとゾンビを一発で始末できないし、体力が減っていく一方なの」
八幡「だから日本刀で闘ってるのか。普通は簡単には使いこなせないんだがな」
悠里「闘える人が二人も増えたわね」
ガララッ
由紀「ただいまー!」
美紀「由紀先輩も帰ってきたし、そろそろ朝食にしましょう」
【朝食の時間】
結衣「わぁぁ…スパゲッティだ…!!」
雪乃「ここは施設の機能だけでなく、食料の備蓄もしっかりしてるわね」
悠里「ええ。でも備蓄を増やすのに大きく貢献したのは胡桃と八幡君のおかげよ」
結衣「ヒッキーとくるみんが…?」
胡桃「ああ。八幡がこの学校を拠点にして、巡ヶ丘での探索を手伝っててな。そのついでに食料の確保もしてた」
胡桃「八幡はお前たちを死ぬほど心配してたぜ」
雪乃「そ、そう…彼が…」ドキッ
結衣「そ、そっか…えへ、えへへへへ///」
胡桃(ん?)ピクッ
由紀「台風の日もカッパ来てお外に出てたもんね」
美紀「八幡先輩はスケベで変な人ですが、とても尊敬してます」
結衣「そっか…ヒッキー、あたし達の為に…」グスッ
雪乃「彼らしい…優しさね…」ドキッ
胡桃「……」モヤモヤ
八幡「……」ズルズル
悠里「八幡君、音を立てながら食べるのはお行儀が良く無いわ」
胡桃「ははは…なんかもう、完全に気が抜けちまってるな…」
結衣「わぁぁ…スパゲッティだ…!!」
雪乃「ここは施設の機能だけでなく、食料の備蓄もしっかりしてるわね」
悠里「ええ。でも備蓄を増やすのに大きく貢献したのは胡桃と八幡君のおかげよ」
結衣「ヒッキーとくるみんが…?」
胡桃「ああ。八幡がこの学校を拠点にして、巡ヶ丘での探索を手伝っててな。そのついでに食料の確保もしてた」
胡桃「八幡はお前たちを死ぬほど心配してたぜ」
雪乃「そ、そう…彼が…」ドキッ
結衣「そ、そっか…えへ、えへへへへ///」
胡桃(ん?)ピクッ
由紀「台風の日もカッパ来てお外に出てたもんね」
美紀「八幡先輩はスケベで変な人ですが、とても尊敬してます」
結衣「そっか…ヒッキー、あたし達の為に…」グスッ
雪乃「彼らしい…優しさね…」ドキッ
胡桃「……」モヤモヤ
八幡「……」ズルズル
悠里「八幡君、音を立てながら食べるのはお行儀が良く無いわ」
胡桃「ははは…なんかもう、完全に気が抜けちまってるな…」
八幡「……」ズルズル
美紀「静かに食べましょう八幡先輩」
八幡「へいへい」
雪乃「そういえば比企谷君に渡す物が…」ガサッ
八幡「……?」
雪乃「どうぞ」ススッ
八幡「黒のカーディガン…?」ススッ
悠里「あら、似合うじゃない」
八幡「しっかり出来てるな。デザインも良い。服屋で拾ってきたのか?」
雪乃「いえ、川崎さんが編んだ物よ。比企谷君に渡すよう頼まれてて」
八幡「っ!?アイツ生きてたのか…」
雪乃「御両親を失ってしまったけれど…弟さんと妹さんの3人である場所に避難してるわ」
八幡「……そうか」
結衣「もう一つあるよ、はい!」ススッ
八幡「赤いマフラー…」
結衣「それはね、いろちゃんからのプレゼント」
八幡「一色も生きてたか…」
雪乃「葉山君たちと避難してるわ」
八幡「……そうか、あの野朗も生きてたか」
八幡「ん?何だよこのマフラー。名前があるんだが」
雪乃「ええ、白い文字でアナタの名前があるわね」
八幡「……なあ、気になるんだけどよ」
雪乃・結衣「?」
八幡「この『Hatiman』と書かれてる所だが…Haとtiの間に、×印と重ねてyaと書かれているんだが…これまさか…」
雪乃「ええ、元々は葉山君に渡す物だったみたい」
八幡「途中で気が変わって俺に渡す事にしたのか」
結衣「なんか、いろはちゃんらしいよね」
八幡「渡す相手を変え、作り直さず、しかもあえて適当な修正を意図的に残しておく…変わってないなアイツ」
胡桃「……」ムスッ
八幡「ん?なんだよ恵飛須沢」
胡桃「お前本当にボッチだったのかよ!!」
八幡「ああそうだよ。何を怒ってんだよ?」
胡桃「お、おお、怒ってねぇーよ!バーカ!///」カァァ
美紀「静かに食べましょう八幡先輩」
八幡「へいへい」
雪乃「そういえば比企谷君に渡す物が…」ガサッ
八幡「……?」
雪乃「どうぞ」ススッ
八幡「黒のカーディガン…?」ススッ
悠里「あら、似合うじゃない」
八幡「しっかり出来てるな。デザインも良い。服屋で拾ってきたのか?」
雪乃「いえ、川崎さんが編んだ物よ。比企谷君に渡すよう頼まれてて」
八幡「っ!?アイツ生きてたのか…」
雪乃「御両親を失ってしまったけれど…弟さんと妹さんの3人である場所に避難してるわ」
八幡「……そうか」
結衣「もう一つあるよ、はい!」ススッ
八幡「赤いマフラー…」
結衣「それはね、いろちゃんからのプレゼント」
八幡「一色も生きてたか…」
雪乃「葉山君たちと避難してるわ」
八幡「……そうか、あの野朗も生きてたか」
八幡「ん?何だよこのマフラー。名前があるんだが」
雪乃「ええ、白い文字でアナタの名前があるわね」
八幡「……なあ、気になるんだけどよ」
雪乃・結衣「?」
八幡「この『Hatiman』と書かれてる所だが…Haとtiの間に、×印と重ねてyaと書かれているんだが…これまさか…」
雪乃「ええ、元々は葉山君に渡す物だったみたい」
八幡「途中で気が変わって俺に渡す事にしたのか」
結衣「なんか、いろはちゃんらしいよね」
八幡「渡す相手を変え、作り直さず、しかもあえて適当な修正を意図的に残しておく…変わってないなアイツ」
胡桃「……」ムスッ
八幡「ん?なんだよ恵飛須沢」
胡桃「お前本当にボッチだったのかよ!!」
八幡「ああそうだよ。何を怒ってんだよ?」
胡桃「お、おお、怒ってねぇーよ!バーカ!///」カァァ
今のところ戸塚と小町の安否だけ不明か
また地獄に戻らないとな
また地獄に戻らないとな
【食後】
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「比企谷君、いい加減にゾンビごっこは終わりにしなさい」
八幡「……」ヌボーッ
胡桃「なんか久しぶりにまったりできる気分だな」
悠里「八幡君も大切な人と再会できたものね」
サブレ「きゃんきゃん!」
太郎丸「わんわん!」
胡桃「コイツらもさっそく仲良しになってるし」
結衣「ユッキー!太郎丸可愛いね!」ナデナデ
由紀「結衣ちゃん!サブレも可愛いね!」ナデナデ
美紀「結衣先輩と由紀先輩を並んでみてると、姉妹みたいに見えますね」
悠里「確かに、ちょっと似てるものね」
胡桃(胸は真逆だけどな…)
八幡「……」ヌボーッ
八幡(雪ノ下も由比ヶ浜も見付かった…本当に良かった…)
八幡(これでもう…心配事はなくなった…)
八幡(……………)
八幡(心配事が無くなった…?本当に…?)ビクッ
八幡「あ」
全員「?」
八幡「小町…戸塚…」
胡桃「あ…」
美紀「そうだ…私にそっくりの戸塚さんと、妹の小町さんが。まだ全員見付かってなかったんだった」
八幡「お前ら…戸塚と小町は見かけたか?」
雪乃「いえ…残念だけど、見てないわ」
八幡「……」ヌボーッ
雪乃「比企谷君、いい加減にゾンビごっこは終わりにしなさい」
八幡「……」ヌボーッ
胡桃「なんか久しぶりにまったりできる気分だな」
悠里「八幡君も大切な人と再会できたものね」
サブレ「きゃんきゃん!」
太郎丸「わんわん!」
胡桃「コイツらもさっそく仲良しになってるし」
結衣「ユッキー!太郎丸可愛いね!」ナデナデ
由紀「結衣ちゃん!サブレも可愛いね!」ナデナデ
美紀「結衣先輩と由紀先輩を並んでみてると、姉妹みたいに見えますね」
悠里「確かに、ちょっと似てるものね」
胡桃(胸は真逆だけどな…)
八幡「……」ヌボーッ
八幡(雪ノ下も由比ヶ浜も見付かった…本当に良かった…)
八幡(これでもう…心配事はなくなった…)
八幡(……………)
八幡(心配事が無くなった…?本当に…?)ビクッ
八幡「あ」
全員「?」
八幡「小町…戸塚…」
胡桃「あ…」
美紀「そうだ…私にそっくりの戸塚さんと、妹の小町さんが。まだ全員見付かってなかったんだった」
八幡「お前ら…戸塚と小町は見かけたか?」
雪乃「いえ…残念だけど、見てないわ」
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