私的良スレ書庫
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元スレ八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」
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雪乃(いざ姉さんが口を開こうとしたとき、チャイムが鳴って玄関の方から気配がする。一瞬比企谷君が帰ってきたのかと思ったけれど、どうやら御両親らしい)
小町「あ、お父さんお母さんお帰り。今日は早かったんだね」
雪乃(ドアから顔を覗かせた小町さんが対応する。すぐにお二人ともリビングにやってきた)
比企谷父「来ていらしたんですか、雪ノ下さんに由比ヶ浜さん。それと…………」
陽乃「あ、お初にお目にかかります。私は雪乃の姉の雪ノ下陽乃といいます」
比企谷父「どうもご丁寧に。八幡と小町の父です。こちらは家内です」
比企谷母「どうも。えと、お姉さんは八幡のことをご存知なのですか?」
小町「あ、そうだ! お父さんお母さん、陽乃さんがお昼にお兄ちゃんと会ったんだって!」
比企谷父「えっ!? そ、それは本当ですか!?」
陽乃「はい。普段とそんなに変わったところは見受けられなくて雪乃から聞いて驚きました。とりあえずその時の詳しい話をしようとこちらに伺った次第です」
比企谷母「八幡は! 八幡は元気だったですか!? 怪我などしていたりは!?」
小町「お母さん落ち着いて。とりあえず座ろうよ」
小町「あ、お父さんお母さんお帰り。今日は早かったんだね」
雪乃(ドアから顔を覗かせた小町さんが対応する。すぐにお二人ともリビングにやってきた)
比企谷父「来ていらしたんですか、雪ノ下さんに由比ヶ浜さん。それと…………」
陽乃「あ、お初にお目にかかります。私は雪乃の姉の雪ノ下陽乃といいます」
比企谷父「どうもご丁寧に。八幡と小町の父です。こちらは家内です」
比企谷母「どうも。えと、お姉さんは八幡のことをご存知なのですか?」
小町「あ、そうだ! お父さんお母さん、陽乃さんがお昼にお兄ちゃんと会ったんだって!」
比企谷父「えっ!? そ、それは本当ですか!?」
陽乃「はい。普段とそんなに変わったところは見受けられなくて雪乃から聞いて驚きました。とりあえずその時の詳しい話をしようとこちらに伺った次第です」
比企谷母「八幡は! 八幡は元気だったですか!? 怪我などしていたりは!?」
小町「お母さん落ち着いて。とりあえず座ろうよ」
比企谷母「あ、す、すいません」
比企谷父「このような格好で申し訳ないですが、お話を聞かせていただけますか?」
陽乃「はい。と言ってもそんなに話せることはないんですけど」
雪乃(姉さんはそう前置いて私達に話したのと同じようなことを御両親に伝えた)
陽乃「ですから、どこにいるかはともかく事件や事故とかに遭っている様子はないのでそこは安心してください」
比企谷父「そう……ですか」
比企谷母「よかった……よかったわ八幡…………」グス
陽乃「ふふ、八幡君は愛されてますね。こんな家を飛び出してしまうなんて悪い子です」
比企谷父「いえ…………悪いのは我々の方なんです」
陽乃「……といいますと?」
比企谷父「親の口から言うのも何ですが、アレはいい息子に育っていると思ってます。少々性格がひねくれて人付き合いに難はありますが、勉強はそれなりに出来ますし人を思いやる優しさを持ち合わせています」
陽乃「そうですね。誤解されたり本人は否定しがちですが、私は彼のことを買っていますよ」
比企谷父「そう言っていただけると…………要領もよくて何だかんだ大抵のことは自分だけでこなしてしまうし、一人でいるのが好きなようで」
比企谷父「このような格好で申し訳ないですが、お話を聞かせていただけますか?」
陽乃「はい。と言ってもそんなに話せることはないんですけど」
雪乃(姉さんはそう前置いて私達に話したのと同じようなことを御両親に伝えた)
陽乃「ですから、どこにいるかはともかく事件や事故とかに遭っている様子はないのでそこは安心してください」
比企谷父「そう……ですか」
比企谷母「よかった……よかったわ八幡…………」グス
陽乃「ふふ、八幡君は愛されてますね。こんな家を飛び出してしまうなんて悪い子です」
比企谷父「いえ…………悪いのは我々の方なんです」
陽乃「……といいますと?」
比企谷父「親の口から言うのも何ですが、アレはいい息子に育っていると思ってます。少々性格がひねくれて人付き合いに難はありますが、勉強はそれなりに出来ますし人を思いやる優しさを持ち合わせています」
陽乃「そうですね。誤解されたり本人は否定しがちですが、私は彼のことを買っていますよ」
比企谷父「そう言っていただけると…………要領もよくて何だかんだ大抵のことは自分だけでこなしてしまうし、一人でいるのが好きなようで」
陽乃「はい」
比企谷父「しかしそれ故に私達は間違ってしまったんです。八幡に関しては放任主義気味になってしまい、八幡もそれをよしとしているように見えてしまいました。どんなにしっかりしててもあいつはまだ高校生だというのを失念してしまっていたんです。まだ親の愛情を必要としている歳だと言うのにっ…………」
陽乃「…………」
比企谷父「…………失礼、取り乱してしまいました。息子の知人に話すことではありませんでしたね」
陽乃「いえ。ですがお気持ちはよくわかりますよ。八幡君にその思いをぶつけてみてはどうでしょうか?」
比企谷父「ええ、そのつもりです。それと、つい蔑ろにするようなことを本心でないとはいえ言ってしまったのも謝らなければなりませんし…………それで、八幡はどこに行ったかはわかりませんか?」
陽乃「すいません、それはわかりかねまして…………」
比企谷父「そうですか……あの、喫茶店で八幡とはどのような話を?」
陽乃「それは、ちょっと御両親には…………」
雪乃「姉さん、いったいどんな話をしたのよ。御両親にも話しづらいことなの?」
陽乃「えっと、いわゆる恋バナを…………ね」
比企谷父母「!」
雪乃・結衣・小町「「「えっ!?」」」
陽乃「ちょっと込み入った話もしたので、さすがに親に知られるのは子供からすれば止めてほしいのではないかと…………」
比企谷父「そう、ですね。八幡もいい気はしないでしょう」
比企谷母「でも……」
比企谷父「だから小町、一旦小町が聞いてくれないか? それで私達に話していいと判断したところだけあとで教えてくれればいい」
小町「うん、わかった! それじゃ皆さん、小町の部屋に移動しましょう!」
雪乃(小町さんが立ち上がり、私達もそれに倣って移動する。でも気になるわね、比企谷君の恋バナ…………)
比企谷父「しかしそれ故に私達は間違ってしまったんです。八幡に関しては放任主義気味になってしまい、八幡もそれをよしとしているように見えてしまいました。どんなにしっかりしててもあいつはまだ高校生だというのを失念してしまっていたんです。まだ親の愛情を必要としている歳だと言うのにっ…………」
陽乃「…………」
比企谷父「…………失礼、取り乱してしまいました。息子の知人に話すことではありませんでしたね」
陽乃「いえ。ですがお気持ちはよくわかりますよ。八幡君にその思いをぶつけてみてはどうでしょうか?」
比企谷父「ええ、そのつもりです。それと、つい蔑ろにするようなことを本心でないとはいえ言ってしまったのも謝らなければなりませんし…………それで、八幡はどこに行ったかはわかりませんか?」
陽乃「すいません、それはわかりかねまして…………」
比企谷父「そうですか……あの、喫茶店で八幡とはどのような話を?」
陽乃「それは、ちょっと御両親には…………」
雪乃「姉さん、いったいどんな話をしたのよ。御両親にも話しづらいことなの?」
陽乃「えっと、いわゆる恋バナを…………ね」
比企谷父母「!」
雪乃・結衣・小町「「「えっ!?」」」
陽乃「ちょっと込み入った話もしたので、さすがに親に知られるのは子供からすれば止めてほしいのではないかと…………」
比企谷父「そう、ですね。八幡もいい気はしないでしょう」
比企谷母「でも……」
比企谷父「だから小町、一旦小町が聞いてくれないか? それで私達に話していいと判断したところだけあとで教えてくれればいい」
小町「うん、わかった! それじゃ皆さん、小町の部屋に移動しましょう!」
雪乃(小町さんが立ち上がり、私達もそれに倣って移動する。でも気になるわね、比企谷君の恋バナ…………)
八幡「御馳走様でした…………」
沙希「お粗末様でした……ってどうしたの? 美味しくなかった? まさか無理しておかわりしてくれたんじゃ…………」
八幡「ちげえよ逆だ逆。あのな、俺運動部じゃないんだから食ったらそれだけ太りやすくなるんだぞ。旨すぎて何度もおかわりしちゃうのを制止してくれよ。俺自身の意志じゃ止まんねーんだから」
沙希「なにその理不尽な怒り方…………えっと、そんなに美味しかった?」
八幡「語彙が足りなくて申し訳ないが、すっげえ旨かった。お前の家族が羨ましいわ」
沙希「ふふ、ありがと。でもあんただったらあたしと家族になれる方法があるよ」
八幡「え…………あっ!」
沙希「じゃ、食器片付けちゃうね。少ししたら予備校の講義の復習、一緒にやろ?」
八幡「お、おう」
八幡(川崎は食器を持って台所に行き、洗い物を始める)
八幡(さっきのあれ…………つまりそういうことだよな? いや、俺のことを好きだっていうならそうなんだろうけど)
八幡(やべえな。川崎が俺の中でどんどん大きくなってる…………いやいや、別にヤバくないけどさ)
八幡(…………川崎沙希)
沙希「お粗末様でした……ってどうしたの? 美味しくなかった? まさか無理しておかわりしてくれたんじゃ…………」
八幡「ちげえよ逆だ逆。あのな、俺運動部じゃないんだから食ったらそれだけ太りやすくなるんだぞ。旨すぎて何度もおかわりしちゃうのを制止してくれよ。俺自身の意志じゃ止まんねーんだから」
沙希「なにその理不尽な怒り方…………えっと、そんなに美味しかった?」
八幡「語彙が足りなくて申し訳ないが、すっげえ旨かった。お前の家族が羨ましいわ」
沙希「ふふ、ありがと。でもあんただったらあたしと家族になれる方法があるよ」
八幡「え…………あっ!」
沙希「じゃ、食器片付けちゃうね。少ししたら予備校の講義の復習、一緒にやろ?」
八幡「お、おう」
八幡(川崎は食器を持って台所に行き、洗い物を始める)
八幡(さっきのあれ…………つまりそういうことだよな? いや、俺のことを好きだっていうならそうなんだろうけど)
八幡(やべえな。川崎が俺の中でどんどん大きくなってる…………いやいや、別にヤバくないけどさ)
八幡(…………川崎沙希)
一旦ここまで
応援してくれてる方々本当にありがとう
励みになります
>>447
ちっちっちっ、弱ってるときに刷り込まれたトラウマは本気でヤバいぜ
ちょっと思い出すだけで胸はどきどき動悸が激しくなるし、手もふるふる震えるぞ
いや、うん、マジで
しかし話が進まねえな
もうちょっとサクサク進められるような展開が書ける実力が欲しい
またノシ
応援してくれてる方々本当にありがとう
励みになります
>>447
ちっちっちっ、弱ってるときに刷り込まれたトラウマは本気でヤバいぜ
ちょっと思い出すだけで胸はどきどき動悸が激しくなるし、手もふるふる震えるぞ
いや、うん、マジで
しかし話が進まねえな
もうちょっとサクサク進められるような展開が書ける実力が欲しい
またノシ
好きじゃない異性からの性的な視線ってホントに気持ち悪いんだよな…
>>453
この流れで両親いるのに八幡となに話したたのとか訊く雪ノ下ってガイジなのかな?
この流れで両親いるのに八幡となに話したたのとか訊く雪ノ下ってガイジなのかな?
ゆきのんもガハマも八幡を感情的に否定してばかりいる上に家庭環境からして八幡を一個の人格として尊重してない
これは遅かれ早かれ爆発してたんじゃないですかね……
これは遅かれ早かれ爆発してたんじゃないですかね……
乙!
サクサク進まないってことは、深く描写してくれてるってことだな
こちらとしてはその方が嬉しいww
サクサク進まないってことは、深く描写してくれてるってことだな
こちらとしてはその方が嬉しいww
もう八幡は、どれだけ小町と親とその他に心配されようが帰らなくていいだろこれ
サキサキと幸せになってるだけで十分
サキサキと幸せになってるだけで十分
俺たちドドリアーずは1の書きたいことを読みたいだけだ。
いろいろ湧くが気にせずにいて欲しい。俺たちが勝手に期待して待っているだけ。
1愛してる。
いろいろ湧くが気にせずにいて欲しい。俺たちが勝手に期待して待っているだけ。
1愛してる。
原作で本気じゃないにしろあれだけ悪口言われて普通にできる八幡が不思議。自分なら部活やめてる。
少なくとも八幡やゆきのんを更生したいなら奉仕部とかいう厄介事丸投げ機関に放り込むんではなく、
専門の医師による適切なカウンセリングが必要ですね……ただでさえ顧問が無能無能アンド無能なんだし
専門の医師による適切なカウンセリングが必要ですね……ただでさえ顧問が無能無能アンド無能なんだし
どっかのかっとびんぐカウンセラーに診てもらえばいいんじゃないかな?
これはゆきのんザマァが炸裂するか。
まー、自分にあんだけ暴言吐く女に惚れようがないしな。性格も悪いし。
それにしてもはるのさんのキャラが良くできてる。良作乙。
まー、自分にあんだけ暴言吐く女に惚れようがないしな。性格も悪いし。
それにしてもはるのさんのキャラが良くできてる。良作乙。
陽乃「雪乃ちゃん、比企谷君と話したのは雪乃ちゃんにもちょっとショックな内容だって言ったじゃない。御両親の前で尋ねるなんて何を考えてるの!?」
雪乃「御両親にも話を聞いてもらうべきかと思ったのよ…………まさか恋愛絡みとは思わなかったわ」
小町「まま、二人とも落ち着いてください。それで、早くお兄ちゃんとのお話聞かせてください!」
陽乃「おおぅ、随分食いつくね小町ちゃん…………」
結衣「あ、あたしも聞きたいかなー……って」
雪乃「そうね。比企谷君の居場所のヒントがあるかもしれないし、早く聞かせなさい」
陽乃「…………」
雪乃「姉さん?」
陽乃「その前に雪乃ちゃんに一つ聞いておきたいんだけどさ」
雪乃「何よ改まって」
陽乃「雪乃ちゃんて、比企谷君のことどう思ってるの? あ、もちろん恋愛的な意味でだけど」
雪乃「っ! …………別に、何とも思っていないわ」
陽乃「もうちょっと素直になりなよー。人を好きになるなんて恥ずかしいことじゃないんだからさ」
雪乃「しつこいわね。何故私があんな男を好きにならなければならないのかしら? ひねくれてて碌に友人もいないような男なんて…………」
雪乃「御両親にも話を聞いてもらうべきかと思ったのよ…………まさか恋愛絡みとは思わなかったわ」
小町「まま、二人とも落ち着いてください。それで、早くお兄ちゃんとのお話聞かせてください!」
陽乃「おおぅ、随分食いつくね小町ちゃん…………」
結衣「あ、あたしも聞きたいかなー……って」
雪乃「そうね。比企谷君の居場所のヒントがあるかもしれないし、早く聞かせなさい」
陽乃「…………」
雪乃「姉さん?」
陽乃「その前に雪乃ちゃんに一つ聞いておきたいんだけどさ」
雪乃「何よ改まって」
陽乃「雪乃ちゃんて、比企谷君のことどう思ってるの? あ、もちろん恋愛的な意味でだけど」
雪乃「っ! …………別に、何とも思っていないわ」
陽乃「もうちょっと素直になりなよー。人を好きになるなんて恥ずかしいことじゃないんだからさ」
雪乃「しつこいわね。何故私があんな男を好きにならなければならないのかしら? ひねくれてて碌に友人もいないような男なんて…………」
陽乃「それものすごいブーメランが返ってきてるからね? でも、そっか。雪乃ちゃんは比企谷君を何とも思ってないのかあ」
雪乃「だいたい今は私の話は関係ないでしょう? 比企谷君の話はどうしたのよ」
陽乃「ん? だから比企谷君は雪乃ちゃんのことが好きだったって話をしたんだよ」
雪乃「えっ?」
結衣「ええっ?」
小町「えええっ? ほ、本当ですか!? 本当にお兄ちゃんがそんな話を!?」
陽乃「うん。聞いてみたら何か真剣に考え出してね。気付かないうちにそういう気持ちを持ってたんだって。でも今思い返せばこんな質問に答えるってこと自体変だったんだねぇ。衝撃的で考えが及ばなかったよ」
結衣「そっか……ヒッキーはゆきのんが好きなんだ…………」
雪乃「ま、まああんな男に好かれても嬉しくはないのだけれど。でも逆恨みとかでストーカーになられても厄介だし、今度からはもう少し優しくしてあげてもいいわね」
小町「と言いつつ顔がにやけてますよ雪乃さん」
雪乃「こ、これは比企谷君が私を好きだなんて滑稽な事を言うから可笑しくて…………」
陽乃「あ、それは大丈夫。比企谷君が雪乃ちゃんのことを好きだったのはちょっと前のことだから。今はもう恋愛感情を持ってないらしいから安心していいよ」
雪乃「…………………………え?」
雪乃「だいたい今は私の話は関係ないでしょう? 比企谷君の話はどうしたのよ」
陽乃「ん? だから比企谷君は雪乃ちゃんのことが好きだったって話をしたんだよ」
雪乃「えっ?」
結衣「ええっ?」
小町「えええっ? ほ、本当ですか!? 本当にお兄ちゃんがそんな話を!?」
陽乃「うん。聞いてみたら何か真剣に考え出してね。気付かないうちにそういう気持ちを持ってたんだって。でも今思い返せばこんな質問に答えるってこと自体変だったんだねぇ。衝撃的で考えが及ばなかったよ」
結衣「そっか……ヒッキーはゆきのんが好きなんだ…………」
雪乃「ま、まああんな男に好かれても嬉しくはないのだけれど。でも逆恨みとかでストーカーになられても厄介だし、今度からはもう少し優しくしてあげてもいいわね」
小町「と言いつつ顔がにやけてますよ雪乃さん」
雪乃「こ、これは比企谷君が私を好きだなんて滑稽な事を言うから可笑しくて…………」
陽乃「あ、それは大丈夫。比企谷君が雪乃ちゃんのことを好きだったのはちょっと前のことだから。今はもう恋愛感情を持ってないらしいから安心していいよ」
雪乃「…………………………え?」
沙希「やっぱりあんた頭良いよね数学以外は。というかもう少し数学も頑張ろうよ」
八幡(二人で漢文の勉強をしていて、俺がアドバイスをしたあと川崎はそう言ってきた)
八幡「いやいや、数学なんて人生の役に立たないだろ。大学だって数学必要ないとこに行くつもりだし」
沙希「何を中学生みたいなこと言ってんのさ…………というかあんたあれでしょ。一回躓いてそこを理解できないまま授業が進んでいって挫折したパターンでしょ?」
八幡「う…………」
沙希「先生に聞くのも躊躇われるし、教えてくれるような友達もいない。んでズルズルここまで来ちゃったわけだ」
八幡「見てきたようなこと言いやがって……合ってるけどさ」
沙希「ちなみにあたしは平均点を常に上回るくらいの成績だよ」
八幡「何だよ自慢かよ?」
沙希「ううん」
八幡(川崎は首を振ったあと、そっとシャーペンを持っている俺の手を上から重ねるように握ってきた)
沙希「わからないところ、最初からあたしが教えてあげるからさ、もう少し頑張ってみない?」
八幡「う……い、いや、俺はもう数学は」
沙希「役に立たないって言うけどさ、そんなのわからないでしょ? 何かの拍子に学んでおけばよかったって思うことがあるかもしれないじゃない。なんなら春休み終わってからも教えてあげるから」
八幡(二人で漢文の勉強をしていて、俺がアドバイスをしたあと川崎はそう言ってきた)
八幡「いやいや、数学なんて人生の役に立たないだろ。大学だって数学必要ないとこに行くつもりだし」
沙希「何を中学生みたいなこと言ってんのさ…………というかあんたあれでしょ。一回躓いてそこを理解できないまま授業が進んでいって挫折したパターンでしょ?」
八幡「う…………」
沙希「先生に聞くのも躊躇われるし、教えてくれるような友達もいない。んでズルズルここまで来ちゃったわけだ」
八幡「見てきたようなこと言いやがって……合ってるけどさ」
沙希「ちなみにあたしは平均点を常に上回るくらいの成績だよ」
八幡「何だよ自慢かよ?」
沙希「ううん」
八幡(川崎は首を振ったあと、そっとシャーペンを持っている俺の手を上から重ねるように握ってきた)
沙希「わからないところ、最初からあたしが教えてあげるからさ、もう少し頑張ってみない?」
八幡「う……い、いや、俺はもう数学は」
沙希「役に立たないって言うけどさ、そんなのわからないでしょ? 何かの拍子に学んでおけばよかったって思うことがあるかもしれないじゃない。なんなら春休み終わってからも教えてあげるから」
八幡「で、でも悪いだろ。お前の迷惑にもなっちまうし」
沙希「ううん、代わりに他の教科を教えてもらいたいんだ。今の漢文みたいにさ。それでおあいこでしょ?」
八幡「う…………」
沙希「あ、ご、ごめん。ちょっと強引だったね…………」
八幡(そう言って川崎は手を引っ込めた)
八幡「い、いや、俺のことを考えてくれてんのは嬉しいぞ、うん」
沙希「…………ごめん。ホントはさ、あんたと少しでも一緒にいられたらなって思って提案した」
八幡「なっ…………」
沙希「あ、でも、勉強教え合いたいってのも本当だから。一人でするより捗るだろうけど、あたしも一緒に勉強するような相手がいないし…………」
八幡「…………まあ、その、考えておくよ」
沙希「うん」
八幡(その後はまた勉強に戻り、ちょっとだけ雑談を挟みながらも復習を済ませる)
八幡「よし、と。こんなもんだな」
沙希「だね。じゃ、そろそろお風呂がわいてるから入ってきなよ。ジャージと下着は用意してあるから」
八幡「おう、ありがとな。んじゃお先にいただくわ」
八幡(俺は教材を片付け、風呂場に向かう)
沙希「ううん、代わりに他の教科を教えてもらいたいんだ。今の漢文みたいにさ。それでおあいこでしょ?」
八幡「う…………」
沙希「あ、ご、ごめん。ちょっと強引だったね…………」
八幡(そう言って川崎は手を引っ込めた)
八幡「い、いや、俺のことを考えてくれてんのは嬉しいぞ、うん」
沙希「…………ごめん。ホントはさ、あんたと少しでも一緒にいられたらなって思って提案した」
八幡「なっ…………」
沙希「あ、でも、勉強教え合いたいってのも本当だから。一人でするより捗るだろうけど、あたしも一緒に勉強するような相手がいないし…………」
八幡「…………まあ、その、考えておくよ」
沙希「うん」
八幡(その後はまた勉強に戻り、ちょっとだけ雑談を挟みながらも復習を済ませる)
八幡「よし、と。こんなもんだな」
沙希「だね。じゃ、そろそろお風呂がわいてるから入ってきなよ。ジャージと下着は用意してあるから」
八幡「おう、ありがとな。んじゃお先にいただくわ」
八幡(俺は教材を片付け、風呂場に向かう)
一旦ここまで
すみません。仕事が佳境に入ってしまったので、今週は投下量が減ることが予想されます
なるべくクオリティを下げずに頑張りたいと思ってますのでよろしくお願いします。元々そんな高くないけど
またノシ
すみません。仕事が佳境に入ってしまったので、今週は投下量が減ることが予想されます
なるべくクオリティを下げずに頑張りたいと思ってますのでよろしくお願いします。元々そんな高くないけど
またノシ
乙です
雪乃さんテンション上がってからの絶望へと急降下
まぁ自業自得ってやつだな
雪乃さんテンション上がってからの絶望へと急降下
まぁ自業自得ってやつだな
ひょっとしてゆきのんがぼっちなのって優秀な人間が生きづらいとか排除されるとかじゃなくて
前頭葉辺りに障害があるせいなんじゃないんですかね……
前頭葉辺りに障害があるせいなんじゃないんですかね……
【悲報】ゆきのん生粋のナチュラルクズで恋愛対象から除外。なお、自業自得の模様
ヤバい、ここのはるのんめっちゃ好きだわw 実の妹へのボディブローに容赦なしだわ
原作のゆきのん弄りとはかなりベクトルが違ってていいね
原作のゆきのん弄りとはかなりベクトルが違ってていいね
この雪乃はクズとかじゃなくて本当に知恵遅れちゃんなだけだと思う
周りの空気が理解できない障害とかあるよな
周りの空気が理解できない障害とかあるよな
つーか自分のせいで家出したとか言って家に押しかけてるくせに好きでも何でもないとか色々言い続けるとか流石に病気でしょww
小町「雪乃さんが帰ったらカマクラがいなくなってた」
小町「あいつ…」
小町「あいつ…」
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