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元スレ八幡「川崎家に居候することになった」沙希「遠慮しないでいいから」
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>>599
乙
乙
沙希「そういえばさ、比企谷」
八幡(縫い物を始めた川崎が手を止めずに話し掛けてきた。本当に器用なやつだな)
八幡「ん、何だ?」モグモグ
沙希「何て書き置きしてきたの? あたしのとこにいるって?」
八幡「いやいや、んなこと言ったら即座に警察沙汰になるわ。俺が捕まる方で」モグモグ
沙希「そんなわけないでしょ…………」
八幡「俺に関しては気を遣いすぎることはないぜ。ちなみに書き置きは『三日後くらいに帰る』とだけメモってテーブルに置いてきた。ついでに俺のスマホあったから小町に同じ文言でメールもな」
沙希「え、それでメール返信とか来てないの?」
八幡「さあ? メール送ったあとは家に置いてきたしな。電話やらメールやら来ても鬱陶しいだけだし」モグモグ
沙希「今頃家でガンガン鳴ってるんじゃない? 妹も心配してるかもよ?」
八幡「かもしれねえしそうでないかもしれねえ。でもここで世話になるのに必要ないしな。小町は帰りにケーキでも買っていけばいいだろ」
沙希「もうちょっと真剣に考えているかもよ、あんたが家出したことについて」
八幡「それならそれでいいさ。というかそれが目的だって川崎も言っていたじゃねえか」
八幡(縫い物を始めた川崎が手を止めずに話し掛けてきた。本当に器用なやつだな)
八幡「ん、何だ?」モグモグ
沙希「何て書き置きしてきたの? あたしのとこにいるって?」
八幡「いやいや、んなこと言ったら即座に警察沙汰になるわ。俺が捕まる方で」モグモグ
沙希「そんなわけないでしょ…………」
八幡「俺に関しては気を遣いすぎることはないぜ。ちなみに書き置きは『三日後くらいに帰る』とだけメモってテーブルに置いてきた。ついでに俺のスマホあったから小町に同じ文言でメールもな」
沙希「え、それでメール返信とか来てないの?」
八幡「さあ? メール送ったあとは家に置いてきたしな。電話やらメールやら来ても鬱陶しいだけだし」モグモグ
沙希「今頃家でガンガン鳴ってるんじゃない? 妹も心配してるかもよ?」
八幡「かもしれねえしそうでないかもしれねえ。でもここで世話になるのに必要ないしな。小町は帰りにケーキでも買っていけばいいだろ」
沙希「もうちょっと真剣に考えているかもよ、あんたが家出したことについて」
八幡「それならそれでいいさ。というかそれが目的だって川崎も言っていたじゃねえか」
沙希「まあそうなんだけど…………」
八幡「ん、御馳走様でした。相変わらず旨かったぜ」
沙希「お粗末様でした。食器片付けたらお茶淹れるから待ってて」
八幡「おう。悪いな」
八幡(川崎は食器を流しに持っていって水に浸け、湯呑みを用意して急須にポットからお湯を注ぐ)
沙希「はい」
八幡「ああ、サンキュー」
八幡(お茶を淹れた湯呑みを川崎から受け取る。息を吹いて少し冷まし、一口飲んで喉を潤した)
八幡「なあ、川崎。さっきも言ったけど、俺昨日雪ノ下さんに…………ちょっとややこしいから名前で呼ぶからな、陽乃さんに会ったんだ」
沙希「うん」
八幡「そん時に聞かれたんだ。俺は雪ノ下のことをどう思っているのかって」
沙希「…………へえ」
八幡(川崎の顔が少し強張った。俺は手を伸ばし、テーブルの上に乗せられていた川崎の手に重ねる)
沙希「あ…………」
八幡「とりあえず最後まで聞いてくれ」
沙希「う、うん」
八幡「そこで俺は今までまともに意識していなかったけど、ちゃんと考えてみたんだ。俺が雪ノ下のことをどう思っているのか」
沙希「………………」
八幡「どうやら俺は雪ノ下のことが好きだったらしい」
八幡「ん、御馳走様でした。相変わらず旨かったぜ」
沙希「お粗末様でした。食器片付けたらお茶淹れるから待ってて」
八幡「おう。悪いな」
八幡(川崎は食器を流しに持っていって水に浸け、湯呑みを用意して急須にポットからお湯を注ぐ)
沙希「はい」
八幡「ああ、サンキュー」
八幡(お茶を淹れた湯呑みを川崎から受け取る。息を吹いて少し冷まし、一口飲んで喉を潤した)
八幡「なあ、川崎。さっきも言ったけど、俺昨日雪ノ下さんに…………ちょっとややこしいから名前で呼ぶからな、陽乃さんに会ったんだ」
沙希「うん」
八幡「そん時に聞かれたんだ。俺は雪ノ下のことをどう思っているのかって」
沙希「…………へえ」
八幡(川崎の顔が少し強張った。俺は手を伸ばし、テーブルの上に乗せられていた川崎の手に重ねる)
沙希「あ…………」
八幡「とりあえず最後まで聞いてくれ」
沙希「う、うん」
八幡「そこで俺は今までまともに意識していなかったけど、ちゃんと考えてみたんだ。俺が雪ノ下のことをどう思っているのか」
沙希「………………」
八幡「どうやら俺は雪ノ下のことが好きだったらしい」
沙希「!! ………………そう」
八幡「つっても過去形だけどな。冬になるくらいまでは多分好きだったんだろう。でも二月になるころには異性としての好意はもうなかったと思う」
沙希「…………理由を聞いてもいい?」
八幡「両方か? 好きになったのはなんとなくわかるだろ。一番身近な異性で行動もよく一緒にしていたし、容姿端麗で頭も良いしな」
沙希「好きじゃなくなった理由は?」
八幡「それも想像つくだろ。普段からあんだけ言われてりゃ愛情もなくなるっての」
沙希「身近ゆえの気安さで言っているかもよ?」
八幡「まあ実際その通りなんだろうな。本気だったらとっくに縁は切ってる。でもだからこそ異性として意識されてるってことはないだろ。好きな相手に悪口を言うって小学生じゃあるまいし…………脈無しの恋愛なんて疲れるだけだし無意識に諦めもあったと思う」
沙希「そう言われるとあたしも照れ隠しであんたに何か言っちゃったことがあるかもしれないけど、どう?」
八幡「いや、お前からはほとんど記憶にないな。ただやたら睨まれてるような気はしたが…………あれって睨んでたんじゃなくてもしかして見つめてただけなのか?」
沙希「うん、たぶん。あたしちょっと吊り目だから睨んでるように見えたかも。ごめん」
八幡「つっても過去形だけどな。冬になるくらいまでは多分好きだったんだろう。でも二月になるころには異性としての好意はもうなかったと思う」
沙希「…………理由を聞いてもいい?」
八幡「両方か? 好きになったのはなんとなくわかるだろ。一番身近な異性で行動もよく一緒にしていたし、容姿端麗で頭も良いしな」
沙希「好きじゃなくなった理由は?」
八幡「それも想像つくだろ。普段からあんだけ言われてりゃ愛情もなくなるっての」
沙希「身近ゆえの気安さで言っているかもよ?」
八幡「まあ実際その通りなんだろうな。本気だったらとっくに縁は切ってる。でもだからこそ異性として意識されてるってことはないだろ。好きな相手に悪口を言うって小学生じゃあるまいし…………脈無しの恋愛なんて疲れるだけだし無意識に諦めもあったと思う」
沙希「そう言われるとあたしも照れ隠しであんたに何か言っちゃったことがあるかもしれないけど、どう?」
八幡「いや、お前からはほとんど記憶にないな。ただやたら睨まれてるような気はしたが…………あれって睨んでたんじゃなくてもしかして見つめてただけなのか?」
沙希「うん、たぶん。あたしちょっと吊り目だから睨んでるように見えたかも。ごめん」
八幡「いや、謝ることじゃないだろ。構わねえから…………それでな、今の俺は雪ノ下のことを恋愛感情的には何とも思ってない」
沙希「うん」
八幡「変わりに…………と言ったらお前に失礼だけども、俺はお前を好きになった」
沙希「うん………………え?」
八幡「いや、やっぱり変わりにってのは違うな、すまん。俺は純粋にお前のことが好きになったんだ」
沙希「ひ、比企谷…………」
八幡「というか当たり前だろ。数日前まで俺は好きなやつがいない状態だったんだぞ。そんで精神的に参っている時に好きって言われてあんなに優しくされりゃ好きにならない方がおかしいっての」
沙希「そ、そう…………」
八幡「でもさ、それってなんか軽い感じがしてさ、自分でもそれでいいのかって思う」
沙希「………………」
八幡「だから…………その」
沙希「比企谷はさ」
八幡「え?」
沙希「比企谷は恋愛を難しく考えすぎなんだよ。過去に色々あったのかもしれないけどさ、もっと単純に捉えていいんだって」
八幡「単純、に…………」
沙希「うん」
八幡「変わりに…………と言ったらお前に失礼だけども、俺はお前を好きになった」
沙希「うん………………え?」
八幡「いや、やっぱり変わりにってのは違うな、すまん。俺は純粋にお前のことが好きになったんだ」
沙希「ひ、比企谷…………」
八幡「というか当たり前だろ。数日前まで俺は好きなやつがいない状態だったんだぞ。そんで精神的に参っている時に好きって言われてあんなに優しくされりゃ好きにならない方がおかしいっての」
沙希「そ、そう…………」
八幡「でもさ、それってなんか軽い感じがしてさ、自分でもそれでいいのかって思う」
沙希「………………」
八幡「だから…………その」
沙希「比企谷はさ」
八幡「え?」
沙希「比企谷は恋愛を難しく考えすぎなんだよ。過去に色々あったのかもしれないけどさ、もっと単純に捉えていいんだって」
八幡「単純、に…………」
沙希「うん。対象の異性を好きかな? って考えて、好きだな、って思えばもう恋愛なの。極論だけどそれくらいでいいんだよ」
八幡(川崎は片手に重ねられた俺の手をもう片方の手で包み込むように握った。俺はじっと川崎の顔を見つめながら考える。ここ数日の川崎と共にいた時間を思い出し、ふうっと息を吐いた)
八幡「うん。やっぱり俺は、お前のことが好きだ」
八幡(もう一度好意を伝えると、その言葉は自分の心に驚くほどストンと受け入れられた)
八幡「単純だと思われるかもしれねえけど、ここ数日で一気に持っていかれたわ」
沙希「ふふ、頑張った甲斐があったかな?」
八幡「ああ。俺を慰めてくれて嬉しかった。抱きしめてくれて嬉しかった。料理を作ってくれて嬉しかった」
八幡(一旦言葉を切り、俺も両手で川崎の手を握る)
八幡「好きって言ってくれて、嬉しかった」
沙希「…………うん」
八幡(川崎は小さく頷き、頬を少し赤くしながら何かを待つように俺を見つめる。鼓動が早鐘のようになりながらも俺は言葉を発する。過去に何度も口にしたが、これほどまでに報われてほしいと思ったことはない言葉を)
八幡(川崎は片手に重ねられた俺の手をもう片方の手で包み込むように握った。俺はじっと川崎の顔を見つめながら考える。ここ数日の川崎と共にいた時間を思い出し、ふうっと息を吐いた)
八幡「うん。やっぱり俺は、お前のことが好きだ」
八幡(もう一度好意を伝えると、その言葉は自分の心に驚くほどストンと受け入れられた)
八幡「単純だと思われるかもしれねえけど、ここ数日で一気に持っていかれたわ」
沙希「ふふ、頑張った甲斐があったかな?」
八幡「ああ。俺を慰めてくれて嬉しかった。抱きしめてくれて嬉しかった。料理を作ってくれて嬉しかった」
八幡(一旦言葉を切り、俺も両手で川崎の手を握る)
八幡「好きって言ってくれて、嬉しかった」
沙希「…………うん」
八幡(川崎は小さく頷き、頬を少し赤くしながら何かを待つように俺を見つめる。鼓動が早鐘のようになりながらも俺は言葉を発する。過去に何度も口にしたが、これほどまでに報われてほしいと思ったことはない言葉を)
今日はここまで
飲み会のビンゴで時計が当たった。嬉しくねえな…………
あ、飲み過ぎたりはしてないからドドリアナースは結構です(笑)
というかフリーザ軍いすぎだろこのスレ
今回はゆきのん達の描写なくてすまん。次回は登場します
あ、俺ガイル内のキャラでベストテンに入るくらいはゆきのんは好きなキャラですんで
ではまたノシ
飲み会のビンゴで時計が当たった。嬉しくねえな…………
あ、飲み過ぎたりはしてないからドドリアナースは結構です(笑)
というかフリーザ軍いすぎだろこのスレ
今回はゆきのん達の描写なくてすまん。次回は登場します
あ、俺ガイル内のキャラでベストテンに入るくらいはゆきのんは好きなキャラですんで
ではまたノシ
おつです。好きなキャラベストテンって1の中では下手したらゆきのん材木座とかより下かも…?笑
あいるおおおるうぇいすらああああびゅうううううううううううううあああああああ
>>1乙
ベストテンて……登場人物の数からしてそれほぼモブ扱いだからwwww
ベストテンて……登場人物の数からしてそれほぼモブ扱いだからwwww
>>622
えんだああああの歌って好きだけど身を引くわって内容の歌詞だから今のゆきのんにぴったりだねwwww
えんだああああの歌って好きだけど身を引くわって内容の歌詞だから今のゆきのんにぴったりだねwwww
乙。確か1には、静ちゃんと言う思い人がいたな。海老名?川越?知らんな。
それよりその娘が1と一緒に飲みたがっていたよ。酔った後が楽しみだな。
ドドリアやリクームには1をやれんな。
それよりその娘が1と一緒に飲みたがっていたよ。酔った後が楽しみだな。
ドドリアやリクームには1をやれんな。
サキサキ、ルリルリ、戸塚、あーしさん、ガハマ、いろはす、小町、海老名さん、姉のん、先生、雪のん
残念11番目か
残念11番目か
めぐりん混ぜないとか何考えてんだ!
>>634 やりなおし
>>634 やりなおし
>>634そもそもルリルリって誰だよ
瑠璃!?なぜ瑠璃がここに!?逃げたのか!?まさか自力で脱出を!?
>>636
ナデシコの南央美ボイスのあいつだよ
ナデシコの南央美ボイスのあいつだよ
>>636
機動戦艦ナデシコのルリルリだよ
機動戦艦ナデシコのルリルリだよ
>>634
けーちゃんがいないとか…
けーちゃんがいないとか…
八幡「は」
八幡(今まで何度も言ったことのある言葉だが、返ってきたのは一度も聞いたことのない返事)
八幡「はは」
八幡(その意味が頭に浸透するのに数秒の時間を必要とした)
八幡「ははは」
八幡(肩の力が抜け、妙な笑いが俺の口から漏れる。悲しいわけでもないのに目から涙が溢れる)
八幡「ありがとう…………ありがとう、川崎」ポロポロ
沙希「何で泣くのさ? そもそも最初に好きだって言ったのはあたしからなんだしそんなに緊張しなくてもいいじゃないの」
八幡「そうだな。でも、俺を受け入れてくれたのがすげえ嬉しくて……すまん」ポロポロ
沙希「まったく。仕方ないね」
八幡(川崎は呆れたように笑い、繋いでいた手を離して俺のそばに寄ってくる。そしてここ数日でしてくれたように俺の頭を胸に抱き寄せた)
八幡「ん…………」
八幡(俺は抵抗せずに川崎の胸に顔を埋め、両手を腰に回して抱きしめる)
八幡「なんかすまねえな。せっかく好きって言ってくれてんのに情けないとこばっかり見せちまって」
沙希「ううん。むしろあたしにはそういう弱いとこも見せてほしいかな」ナデナデ
八幡(川崎が俺の頭を撫でてくる。すげえ幸せだ…………)
八幡(今まで何度も言ったことのある言葉だが、返ってきたのは一度も聞いたことのない返事)
八幡「はは」
八幡(その意味が頭に浸透するのに数秒の時間を必要とした)
八幡「ははは」
八幡(肩の力が抜け、妙な笑いが俺の口から漏れる。悲しいわけでもないのに目から涙が溢れる)
八幡「ありがとう…………ありがとう、川崎」ポロポロ
沙希「何で泣くのさ? そもそも最初に好きだって言ったのはあたしからなんだしそんなに緊張しなくてもいいじゃないの」
八幡「そうだな。でも、俺を受け入れてくれたのがすげえ嬉しくて……すまん」ポロポロ
沙希「まったく。仕方ないね」
八幡(川崎は呆れたように笑い、繋いでいた手を離して俺のそばに寄ってくる。そしてここ数日でしてくれたように俺の頭を胸に抱き寄せた)
八幡「ん…………」
八幡(俺は抵抗せずに川崎の胸に顔を埋め、両手を腰に回して抱きしめる)
八幡「なんかすまねえな。せっかく好きって言ってくれてんのに情けないとこばっかり見せちまって」
沙希「ううん。むしろあたしにはそういう弱いとこも見せてほしいかな」ナデナデ
八幡(川崎が俺の頭を撫でてくる。すげえ幸せだ…………)
沙希「あたしの胸を堪能してるとこ悪いけど、もうすぐ予備校の時間になるよ。そろそろ準備しないと」
八幡「ん、ああ、そうか」
八幡(俺達は互いの両腕を解き、立ち上がる。その際に川崎の顔を見ると視線が絡まり合う)
八幡「………………」
沙希「………………」
八幡(何も言わずにしばらく見つめ合い、川崎が一歩近付いてくる)
八幡(僅かに顎を上げて目を閉じた川崎の頭に手を添え、ゆっくりと自分の顔を近付ける)
八幡(そして、二人の唇の距離がゼロになった)
八幡(どのくらいそうしていたか、俺達がようやく唇を離した頃には少し息が荒くなっていた。呼吸が疎かになっていたようだ)
沙希「…………じゃ、あたし部屋で準備してくるから」
八幡「お、おう」
八幡(さすがに川崎も恥ずかしかったのか、顔を真っ赤にしてそそくさと自分の部屋に戻ってしまった)
八幡(かくいう俺も色々な想いが頭を駆け巡り、崩れ落ちそうになるのを必死で堪える)
八幡「はぁ…………すっげえ嬉しい…………」
八幡(つい自然にぽつりとそんな言葉を俺は呟いた)
八幡「ん、ああ、そうか」
八幡(俺達は互いの両腕を解き、立ち上がる。その際に川崎の顔を見ると視線が絡まり合う)
八幡「………………」
沙希「………………」
八幡(何も言わずにしばらく見つめ合い、川崎が一歩近付いてくる)
八幡(僅かに顎を上げて目を閉じた川崎の頭に手を添え、ゆっくりと自分の顔を近付ける)
八幡(そして、二人の唇の距離がゼロになった)
八幡(どのくらいそうしていたか、俺達がようやく唇を離した頃には少し息が荒くなっていた。呼吸が疎かになっていたようだ)
沙希「…………じゃ、あたし部屋で準備してくるから」
八幡「お、おう」
八幡(さすがに川崎も恥ずかしかったのか、顔を真っ赤にしてそそくさと自分の部屋に戻ってしまった)
八幡(かくいう俺も色々な想いが頭を駆け巡り、崩れ落ちそうになるのを必死で堪える)
八幡「はぁ…………すっげえ嬉しい…………」
八幡(つい自然にぽつりとそんな言葉を俺は呟いた)
小町「ごちそうさまでした! やっぱり雪乃さんの料理は絶品ですね!」
結衣「ホントお店に出せるレベルだよね。ごちそうさまでした!」
雪乃「ふふ、ありがとう小町さん、由比ヶ浜さん」
陽乃「そうだ雪乃ちゃん。いい策を思い付いたよ!」
雪乃「策?」
陽乃「言ったじゃない。比企谷君をオトす策を考えてって」
雪乃「いえ、あれは冗談なのだけれど…………」
陽乃「いいからいいから。ずばり、男をオトすには胃袋から! 学校始まったら比企谷君にお弁当を作ってあげよー!」ドンドンパフパフ
雪乃「その擬音どこから出してるのよ…………でもお弁当か、悪くはないわね。小町さん、比企谷君は基本コンビニで買っているのよね?」
小町「はい。ウチは作る人がいないですからね。でも兄は受け取ってくれますかね? 突然そんなことされても戸惑ったり断られたりするんじゃないでしょうか」
雪乃「それは事前に言っておくわよ。今回のお詫びも兼ねてということならきっと受け取ってくれるわ」
結衣「ううー、ゆきのんが相手じゃ分が悪いよー。あたしお弁当作るなんて無理だし…………」
結衣「ホントお店に出せるレベルだよね。ごちそうさまでした!」
雪乃「ふふ、ありがとう小町さん、由比ヶ浜さん」
陽乃「そうだ雪乃ちゃん。いい策を思い付いたよ!」
雪乃「策?」
陽乃「言ったじゃない。比企谷君をオトす策を考えてって」
雪乃「いえ、あれは冗談なのだけれど…………」
陽乃「いいからいいから。ずばり、男をオトすには胃袋から! 学校始まったら比企谷君にお弁当を作ってあげよー!」ドンドンパフパフ
雪乃「その擬音どこから出してるのよ…………でもお弁当か、悪くはないわね。小町さん、比企谷君は基本コンビニで買っているのよね?」
小町「はい。ウチは作る人がいないですからね。でも兄は受け取ってくれますかね? 突然そんなことされても戸惑ったり断られたりするんじゃないでしょうか」
雪乃「それは事前に言っておくわよ。今回のお詫びも兼ねてということならきっと受け取ってくれるわ」
結衣「ううー、ゆきのんが相手じゃ分が悪いよー。あたしお弁当作るなんて無理だし…………」
陽乃「何言ってんの。ガハマちゃんには雪乃ちゃんにない武器があるじゃない」
結衣「え?」
陽乃「おっぱい嫌いな男子なんていないんだからさー、その大きなモノで誘惑すれば一発だって」
結衣「えっ、ええええ!?」
雪乃「くっ…………」
結衣「そ、そりゃあヒッキーはたまにあたしの胸をチラチラ見てくることはあるけど…………あ、でもあたしそんなヒッキーに散々キモいとか変態とか言っちゃってる…………」
陽乃「男の子はつい見ちゃうものなんだけどねー。その辺をある程度容認できるようにならないと男と付き合うのとかが大変だよ」
雪乃「そんな脂肪の塊の何がいいのよ…………全部お腹に移ってしまえばいいのに…………」ブツブツ
小町「ゆ、雪乃さん、落ち着いて!」
陽乃「くくくっ…………ん、あれ? 誰か携帯鳴ってるよ?」
小町「あ、小町のです。メールみたいですね。相手は…………えっ、お兄ちゃん!?」
雪乃・結衣「!!?」
小町「お兄ちゃんのスマホは家に置きっぱなしなのに! 電話、電話!」ピッピッ
小町「…………電源が切られてる。お兄ちゃん、帰ってきたの!?」
陽乃「落ち着いて小町ちゃん。メールは何だって?」
小町「その、三日後くらいに帰るってだけ…………」
結衣「え?」
陽乃「おっぱい嫌いな男子なんていないんだからさー、その大きなモノで誘惑すれば一発だって」
結衣「えっ、ええええ!?」
雪乃「くっ…………」
結衣「そ、そりゃあヒッキーはたまにあたしの胸をチラチラ見てくることはあるけど…………あ、でもあたしそんなヒッキーに散々キモいとか変態とか言っちゃってる…………」
陽乃「男の子はつい見ちゃうものなんだけどねー。その辺をある程度容認できるようにならないと男と付き合うのとかが大変だよ」
雪乃「そんな脂肪の塊の何がいいのよ…………全部お腹に移ってしまえばいいのに…………」ブツブツ
小町「ゆ、雪乃さん、落ち着いて!」
陽乃「くくくっ…………ん、あれ? 誰か携帯鳴ってるよ?」
小町「あ、小町のです。メールみたいですね。相手は…………えっ、お兄ちゃん!?」
雪乃・結衣「!!?」
小町「お兄ちゃんのスマホは家に置きっぱなしなのに! 電話、電話!」ピッピッ
小町「…………電源が切られてる。お兄ちゃん、帰ってきたの!?」
陽乃「落ち着いて小町ちゃん。メールは何だって?」
小町「その、三日後くらいに帰るってだけ…………」
今日はここまで
あ、俺のベストテンは男キャラや動物も含めての話だから
じゃ、またノシ
あ、俺のベストテンは男キャラや動物も含めての話だから
じゃ、またノシ
胸も食事も既にサキサキが餌付け済みなんだよな……
椅子取りゲームの勝者数には限りがあって
泣く人が必ずでちゃうのが悲しいね乙
椅子取りゲームの勝者数には限りがあって
泣く人が必ずでちゃうのが悲しいね乙
乙!
良妻賢母のサキサキに彼女達が勝てる訳がないじゃないですか~!
良妻賢母のサキサキに彼女達が勝てる訳がないじゃないですか~!
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