元スレ洋榎「なぁ、京太郎」 京太郎「何?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
201 = 1 :
洋榎「まずうちから!選んだんはこいつや!」
絹恵「うまい棒……やと……」
京太郎「有名すぎて選ばないってことがばれてた!?」
洋榎「裏をかくんは基本の基本や。そう、誰もが認めるキング・オブ・駄菓子!」ピリッ
洋榎「色んな味あるからそん時の気分で選べるし、さっくさくで美味いわぁ」サクサクサクサク
京太郎「くっ!流石!」
絹恵「お姉ちゃん……だけど負けない!」
洋榎「うちのうまい棒に勝てると思とるんか」
京太郎「諦めない!」
202 = 1 :
京太郎「俺は、これ!」
洋榎「それは!」
絹恵「ココアシガレット!」
京太郎「これの楽しみ方はやっぱり」スッ
洋榎「誰もが真似するタバコ吸うフリや!」
絹恵「やりすぎて手がベトベトになるんもお構い無しやで!」
京太郎「ふぅ……そして十分楽しんだら豪快にかじる!」ガリッ!
洋榎「この味がたまらんのよなぁ」
絹恵「普通に美味しい」
洋榎「京太郎もなかなかやるやないか」
京太郎「洋ちゃんに勝つつもりで選んでるからね」
203 = 1 :
絹恵「うちの存在、忘れてもろたら困るなー」スッ
洋榎「モロッコヨーグルか!」
京太郎「でも、それでうまい棒とココアシガレットに勝てるかな?」
絹恵「ええか?駄菓子っていうのはどれだけ楽しめるかやと思ってる」
洋榎「せやな」
絹恵「モロッコヨーグル、いっけんこのちょっとを食べてしまったら終わり、しょぼく感じると思う」
京太郎「美味しいけどね」
絹恵「けど、真価は、モグモグ、そこにあらず」
絹恵「この駄菓子の真価はこの容器にあり!この溝の部分のヨーグルを取ろうと必死になって」
絹恵「気付いたら夢中になっていてもの凄い時間が経ってる!」
京太郎「なるほど!」
洋榎「あんたん中で安くて一番楽しめる駄菓子っちゅうことやな、やるやん」
204 = 1 :
洋榎「出揃ったところで審議に入んでー」
京太郎「やっぱココアシガレットでしょ?」
洋榎「何言ってんねん、うまい棒こそ、キング」
絹恵「…………」
洋榎「絹はなんかないんか?」
絹恵「なんかこの三つで決めるんはおかしい気がしてきた」
京太郎「!?」
絹恵「他にもええ駄菓子いっぱいあんねんで。そして、幸いにもみんなそれぞれ色んな駄菓子を買ってきとる」
洋榎「乱戦に持ち込むっちゅうんか」ゴクリ
絹恵「食べ比べといこうや」
洋榎「よっしゃ!こうなったら全部審査や!」
─────────
──────
───
205 = 1 :
洋榎「食べつくしたな……」
絹恵「もう後悔はない」
京太郎「お腹いっぱい……」
洋榎「結果発表やけど、全部一位でええんちゃうかな」
洋榎「比べるもんじゃない。全部個性があって全部ええんや。もともと特別なオンリーワンやで」
絹恵「流石お姉ちゃん!」
京太郎「うん」
ガチャ
雅枝「……あんたらそれ全部食べたん?」
洋榎「……」
絹恵「……」
京太郎「けぷ」
雅枝「晩飯食べれるん?」
洋榎「……」
絹恵「……」
京太郎「きつい……」
雅枝「くぉらーー!!!!お菓子は飯食える程度に食わんかい!!!!」
※節度をもってお菓子を食べましょう
206 = 1 :
今日の投下は以上です
だがしかし読んでたら書きたくなった。いい漫画
次の投下は明日の今日に投下します
でわでわー
207 = 196 :
乙乙
駄菓子いいよね、蒲焼さんとか好きだわ
208 :
おつおつ
ひろちゃんの株価がストップ高なんやが
210 :
乙です
閉店して無くなっちゃったけど、よく行ってたゲーセンのUFOキャッチャーの景品に箱で駄菓子が置かれてて、たまにとってたな
きな粉棒は喉が渇いて消化するのが大変だった
211 :
おっつー
占いみたいのがあるチョコがめっちゃ好きだったわ
212 :
3×4くらいに区切られてる容器に入ってる爪楊枝で食べる小さい正方形の餅好き
213 :
乙!
チョコバットでホームランが出たときは驚喜した!
214 :
京ちゃんまだ小3なのにすでに200トッパしてる件
これは次スレの匂いがする
215 :
>>212
さくらんぼ/青りんご餅かな
216 :
>>207
焼肉さん太郎派でした
え?ほとんど変わらんって?
>>210
きなこ棒は喉つまるけど、止められないんだよなー
>>211
あれは楽しい
開ける前からちらっと結果が見えてるから頑張って見ようとしてた
>>212
あれ、今数減ってるんだよね……
だがしかし読んで検索して驚いたわ
>>213
自分そういう系は当てたことない
うらやましい……
>>214
間違いなく一スレで終わらない!
ちょくちょく時間飛ばすけど書きたいことが多すぎて……
投下していきます
217 = 1 :
洋榎「夏だー!!」
京太郎「海だー!!」ダダダ
洋榎「ちょいまち」ガシ
京太郎「何?」
洋榎「準備運動せな……海は恐ろしい場所なんや」
京太郎「どのくらい恐ろしいの?」
洋榎「かぴーに嫌われるくらいや」
京太郎「やだーーー!!!!」
洋榎「ほら絹も準備運動すんで」
絹恵「わかってる」
イッチニッ サンシッ
雅枝「元気やなー」
京太郎母「ああいうものですよ」
京太郎父「しかし日曜も仕事とは旦那さんも大変ですね」
雅枝「まぁあの人仕事好きやからええんとちゃうかな」
218 = 1 :
バシャバシャバシャバシャ
京太郎「ぷはぁ!いっちばーん」
洋榎「ぷは!くそー、京太郎泳ぐの早いなぁ」
京太郎「体動かすの得意だから」
洋榎「なんかスポーツせんの?」
京太郎「特に考えてないかな」
洋榎「うちそんな知らんけどな。野球とサッカー時々見るくらい」
京太郎「サッカーもみるんだ」
洋榎「絹が好きやからなー」
京太郎「意外かも。絹ちゃんどっちかっていうと女の子っぽい趣味だと思ってた」
洋榎「それはうちが女っぽくないってことかー!」グリグリグリ
京太郎「ちがうちがうちがう!!!いたたたたたたたたっ!!!!」
219 = 1 :
京太郎「へっこむかと思った」
洋榎「人間そんなやわやないわ」
京太郎「そういえば言い忘れてたけど、水着似合ってるね」
洋榎「……こんなとこでいうなやチョップ」
京太郎「あいた!なんで叩くの!」
洋榎「もうちょい、はよいいや」モジ
京太郎「ごめんね。その、なんか言うの恥ずかしかった、から」モジ
洋榎「……ちょっと手繋いでええか」
京太郎「……うん」ギュ
洋榎「絹んとこに戻るん五分だけ待ってな」
京太郎「ちょっと休憩、だね」
220 = 1 :
洋榎「おまたー」
絹恵「遅いわ。すぐ戻ってくるんかと思ってた」
京太郎「ご、ごめん?」
絹恵「ええで。ボールで遊ぼ!」
京太郎「あれ?いつの間に?」
絹恵「あんたらが泳いでる間に膨らませて待ってたんや。イルカも膨らませたで!」
洋榎「おお!」
絹恵「京太郎君のお父さんが!」
ズコー
洋榎「自分でやったんちゃうんか!」
絹恵「やってくれるっていうから言葉に甘えさせてもらったわ」
222 = 1 :
洋榎「あー、楽しかったー!」
絹恵「めっちゃ浮かんだ、一年分は浮かんだな」
京太郎「また来たいね」
雅枝「まだ終わりとちゃうで!」
洋榎「おかん!せや、もういっこ重大なイベント忘れとった」
絹恵「そこそこ動いたからお腹減ったしな!」
京太郎「バーベキューだー!!」
雅枝「さっき京太郎君のお父さんとお母さんに魚介類こうてきてもろたからな」
京太郎母「いいのいっぱいあったわ。今お父さんが火起こしてくれてるから早く行きましょ」
223 = 1 :
京太郎父「おう、野菜焼き始めてるぞ」
洋榎「直接焼かんのですか?」
京太郎父「こうやってホイルに巻いて焼くのも甘くなって美味しいぞ」
絹恵「うちんとこはずっと普通に焼いてたし新鮮かも」
京太郎「何これ!石っぽい!」
京太郎母「それは岩牡蠣よ。すごく美味しいから楽しみに待っててね」
雅枝「それ開けるときはうちら大人に頼みや」
洋榎「なぁおかん」
雅枝「なんや」
洋榎「牡蠣って高いんちゃうん?しかもめっちゃおっきいで」
雅枝「……子供は気にせんでええねん」
224 = 1 :
雅枝「一応肉もあるけど食べるか?」
京洋絹「「「食べる!」」」
京太郎父「それじゃ焼いていこうか」
京太郎母「こっちソーセージおくわね」
洋榎「ソーセージもでか!!」
京太郎母「これは一人一本じゃなくて三等分しましょう。他のも食べたいでしょ?」
京太郎「うん!」
絹恵「うちのバーベキューと全然ちがう」
雅枝「まるでうちが貧乏みたいな言い方やめぇや。庶民的なだけや」
京太郎父「うちん家も高級志向ってわけじゃないんだけどなー」
225 = 1 :
洋榎「まずはソーセージからやな」
絹恵「ていうか切った断面からかなり肉汁がじゅわっとあふれ出てる……」
洋榎「」ゴクリ
パク プチ ジュワァー
洋榎「ん~!!!このあふれ出る肉汁!たまらん!」
京太郎「これチーズ入ってる!」
絹恵「どこのかわからん業務用スーパーのソーセージと大違いやな」
雅枝「うちの食事事情ばらしていくのやめーや」
洋榎「普通のやつとピリ辛のやつもたまらんなー!」
絹恵「ご飯をかきこみたいけど!ご飯なんか食べたらお腹いっぱいになってまう!我慢するしかないんか!」
京太郎母「ぷちおにぎり、用意したわよ」
洋榎「悪魔のささやき!でも手が伸びてまう!!」
絹恵「あーー!!ほんのり塩のきいた米と肉がマッチする!」
226 = 1 :
京太郎「鶏肉もおいしー!」
洋榎「ここで鶏肉!」
絹恵「しかも見るからに皮がカリッカリに焼かれてる!」
雅枝(なんでこの子ら料理漫画みたいにしゃっべっとるんやろ)
洋榎「網目模様の焼き目がもうたまらんわ!」
京太郎「こっちのやつは焼き鳥のたれつけて焼いてるよ」
洋榎「なん……やと……!!」
絹恵「これは、おにぎりが……いや!お姉ちゃん!まだあのおっきい貝があるんやで!」
洋榎「はっ!そうやった!おにぎりは我慢して鶏肉だけで……くぅー!たまらん!」
絹恵「炭で焼かれた鳥はさいこーやな!」
227 = 1 :
洋榎「そんでお肉お肉と食べてきてここで野菜や!」
京太郎「ふっふっふ、まずはこいつの出番だよ」
雅枝(なんか京太郎君まで影響されだしてるやん)
京太郎「今、唯一炭火で焼いてる万願寺とうがらしだ!」
絹恵「見るからに肉厚な感じ、野菜やのに満足させてくれるっていう確信が持てるな」
洋榎「うち、ししとうの辛いのとか苦手やけど大丈夫やろか」
京太郎「それでも大丈夫。万願寺とうがらしはほとんど甘いよ!」
京太郎「さぁ、おあがりよ」
洋榎「……ぱく……いい!この野菜の甘み、口ん中が肉の脂をリセットしてくれるわ!」
絹恵「お姉ちゃん!それもいいけど、このホイルの中みてぇや」
洋榎「!!玉ねぎが透き通っとる!しかも火に面してた部分はほんのり狐色や」
京太郎「一番美味しい時だよ」
絹恵「しかもとろうとしたら崩れる、これは……ぱく……あま~い!」
洋榎「普段の野菜は、ぱくぱく、こんなに、ぱくぱく、うふぁないわ」
雅枝「流石に口に入れてしゃべるんはやめんかい」スパーン
228 = 1 :
洋榎「さ、口ん中スッキリしたとこで」
絹恵「貝やな」
京太郎「さざえと帆立と牡蠣があるけどどれからいく?」
洋榎「牡蠣!」
絹恵「いやいやさざえやろ。美味しいもんは後にとっとかな」
京太郎「俺もさざえかな」
洋榎「そやな……こんなかやったらさざえが一番美味しくなさそうやしさざえ先やな」
京太郎父「やっぱりこどもらにはさざえ不評なのか……」
京太郎母「まぁ仕方無いわ」
京太郎母(しょんぼり顔やっぱり可愛いわね)
229 = 1 :
洋榎「次は帆立やな!」
京太郎「ちょっとさざえ苦かった」
絹恵「帆立で口直ししような」
京太郎父「」グスン
京太郎父「ほ、ほら帆立の口が勝手に開く前に開けるぞ」
絹恵「口開いた時が食べごろやって聞いたことありますけど……」
京太郎父「個人的には開く前のが美味しいな。開いてからだと焼きすぎてる感じがする」
洋榎「帆立は生で食えるん?」
京太郎父「もちろん。ただ黒い部分はとらないとダメだぞ。毒が溜まってる部分だからな」
京太郎父「ほら、どうぞ」
洋榎「ふぉーー!!」
絹恵「スシローのより美味しい!」
雅枝「だからそういう例えやめーや」
230 = 221 :
あー!お腹が減るー!
231 = 1 :
洋榎「さぁメインディッシュやで」
絹恵「私、スーパーのカキフライしか食べたことないからドキドキしてきた」
京太郎「俺も」
京太郎父「ほ、開いたぞ」
洋榎「うわ、見るからにぷりっぷりやん!」
絹恵「絶対美味しいやん」
京太郎父「よ、三つ開いたぞ。早く食べないと冷えるんじゃないか」
絹恵「それじゃいただきます」
京太郎「……ぱく!」
洋榎「!! おかん、これあかんわ。美味すぎやろ」
雅枝「娘らの舌が肥えていってる……」
洋榎「カキフライなんかめじゃないわ」
京太郎父「これでカキフライしたらめっちゃ美味しいんだぞー」コゴエ
京太郎母「お金ももりもりなくなっちゃうけど。ねーあなた」ポン
京太郎父「ははは……」
232 = 1 :
洋榎「食った食った」
絹恵「食べたなー」
洋榎「でもデザートは別腹!」
京太郎「竹串スって入ったよ!」
京太郎母「それじゃ開けましょうか」
京太郎母「良い色してるわよ、さつまいも」
絹恵「きれー!」
洋榎「良い匂いさせとるわ」
京太郎母「はい、やけどしないようにね」
洋榎「あつ、あつ!」
京太郎「ふぁぁ、ほっくほく!」
絹恵「ええなぁ、おいもさん。美味しいわ」
233 = 1 :
雅枝「今日は来て良かったわ」
京太郎母「そうですね。子供達も満足したみたいやし」
京太郎父「そうだな。さざえの美味しさは普及出来なかったみたいだけど」
雅枝「まぁまぁ。おっきくなったら味覚も変わりますしそん時にまた食わしたったらええんちゃいます?」
京太郎父「そうですね」
京太郎母「そういえば子供達静かですね」
雅枝「ほんまですね……これは」
京太郎母「まぁ、可愛い」パシャ
雅枝「海でもはしゃいでバーベキューでもはしゃいどったからなぁ」
京洋絹「「「すぅ……すぅ……」」」
234 = 1 :
せっかくの海なのに遊ぶシーンより長い飯シーン
今日の投下は以上です
次の投下は火曜にいける……と思います
でわでわー
235 = 221 :
乙乙
バーベキューといえばとうもろこしだわ。醤油塗って焼くとうまいんだよなー
236 :
乙!
京ちゃんとヒロが揃ったら飯テロネタは安定(但し読者も巻き込まれる)
237 :
水着回だと思ったら飯テロ回だっちただと・・・
乙でした
240 :
おつー
やっぱネキといえば飯テロだな
241 :
この時間に見るんじゃなかったよ...
242 :
ネキがしおらしい、というより物静かになったらどうなるだろう
243 :
>>242
そりゃ愛宕姉妹の分け方が変わるだけでしょ
可愛い方と面白い方→おもちがある方と無い方
きっとこうだ
244 :
>>242
例の虹のネキは一部しおらしいとこあったよね
245 :
(個人的には昔から絹ちゃんの可愛さが理解できない
洋榎ちゃんのほうが可愛くない?と思ってしまう)
246 :
>>245
たぶんメガネが原因じゃね?
247 :
あくまで個人の嗜好だけど、俺も洋榎のが可愛いと思うで?
248 :
>>247
同じく
249 = 246 :
愛宕の可愛い方なら洋榎ちゃんやろ!
250 :
個人的に眼鏡巨乳よりポニテ貧乳のほうが好きです
みんなの評価 : ★★
類似してるかもしれないスレッド
- 洋榎「なぁ、京太郎。2スレ目やって!」 京太郎「へぇ」 (756) - [49%] - 2018/8/7 23:45 ☆
- 咲「京ちゃん」京太郎「ん?」 (316) - [46%] - 2016/4/3 14:15 ★★★×5
- 咲「京ちゃん……」京太郎「……」 (155) - [43%] - 2013/1/21 16:30 ★
- 提督「なぁ鈴谷」鈴谷「何?」 (705) - [42%] - 2015/7/8 15:30 ☆
- 憧「嫌いだ」 京太郎「嫌いだ」 (324) - [38%] - 2017/10/26 10:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について