私的良スレ書庫
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元スレ理沙「京太郎!」プンスコ 京太郎「わかりました」
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2ヶ月間、お疲れさま
ところで、歳の差カップルの醍醐味は親や周りへの説得させることにあると思います(チラッ
ところで、歳の差カップルの醍醐味は親や周りへの説得させることにあると思います(チラッ
ご愛読ありがとうございました!
と言いたいですがちゃんともいっこも終わらせます
その後、スレに余裕があったら話の流れを汲まないイチャイチャ京理沙小ネタということにしたいです
>>751
よ、余裕があれば小ネタで……
乙乙
イッチの地の文好きやわ
恐らく地の文有りで書かれるA to Zが今から楽しみ
イッチの地の文好きやわ
恐らく地の文有りで書かれるA to Zが今から楽しみ
誰も見てないと思いますが一応報告と投下予告をば
来週の日曜、無理だったらその三日後の水曜から投下します
仕事が落ち着いたので再来週からは週に二日は休みがもらえそうです
まぁ来週も休みはありそうですが色n、色々やりたいことがあるので
これからの投下は今回のスレみたいに投下間隔が不規則になったりしない……と思います
ということで
イカ、よろしくーーー!
水曜になるのかな?
まぁここのイッチは律儀だし安心して待てる
まぁここのイッチは律儀だし安心して待てる
ウデマエAになれない
もっとイカしたやつにならないと(ーー ;)グヌヌ
22時くらいから投下します
理沙「綺麗!」
京太郎「そうですね」
京太郎(理沙さんの方が綺麗ですよー、なんて。そんなこと恥ずかしくて言えねぇよ)
京太郎(けど、本当に綺麗だ)
京太郎(俺は理沙さんが好きだ)
京太郎(告白……したい)
京太郎(今、絶好の機会だ。告白するには最高の舞台だ)
京太郎(だけど勢いに任せて言ってしまっていいのだろうか?)
京太郎(俺は……俺はっ!!)
「ありがとうございました。足元に気をつけてお降りくださいませ」
京太郎(駄目だ、やっぱり言えない)
理沙「綺麗だった」プンスコ!
京太郎「ええ、そうですね」
京太郎(俺は、理沙さんと釣り合ってるのだろうか?)
京太郎(……そんなことない。まだまだ甘ちゃんのガキだ)
京太郎(一つのことにも打ち込めない。ハンドボールだって続けられなかった)
京太郎(もし付き合うことが叶ったら、理沙さんはそんな俺でもいいって言ってくれるだろう。優しいからな)
京太郎(でもそれでいいわけがない。せめて自分に自信が持てるような何かが欲しい……)
理沙「?」ジー
京太郎「なんでもないですよ」ニコ
京太郎「今日は楽しかったです」
理沙「私も!」
京太郎「理沙さんにも楽しんでもらえたなら誘った甲斐がありました」
京太郎「またどこかに行きましょうね」
理沙「」コクコク
京太郎「それじゃそろそろ……」
理沙「ばいばい」フリフリ
京太郎「さようなら」フリフリ
京太郎「……」トコトコ
チラ
理沙「」フリフリ
京太郎(まだ手振ってるや)フリフリ
京太郎「ただいまー……まぁ返事なんてないけど」
京太郎(さ、風呂沸かして、待ってる間ネト麻でもしますか)
京太郎「……ん? あ」
京太郎(そうだ、一つあるじゃん。俺が夢中になってるもので頑張れそうなの)
京太郎(これだよ、麻雀。インハイがある)
京太郎(全国で優勝……とまではいかないだろうけど十分な成績を残せたら俺にとって誇りになるはずだ)
京太郎(少し不純な理由かもしれないけど……でも勝ちたい。雀士としても、男しても)
京太郎(そうと決まれば麻雀漬けの日々を……あ、バイトどうしよう……)
京太郎(予選まで一刻の猶予も無い……でもせっかく俺なんかを雇ってくれた……)
京太郎「……っ!」
京太郎「ということで辞めさせて下さい!」バッ
マスター「……本気ということですね」
京太郎「……はい」
マスター「それでどこで練習するんですか?」
京太郎「近くの雀荘に行こうかと」
マスター「お金は?」
京太郎「こ、ここで稼いだお金と親からの仕送り金で」
マスター「足りるのですか?」
京太郎「…………」
マスター「……店の物置にマットと汚れた牌があります。場所はそうですね……そこのテーブルを使うと良いでしょう」
京太郎「マスター?」
マスター「どうせ京太郎君の来る時間は客入りが悪いですから使っても平気です。悪いと思うなら時折コーヒーでも頼んでください。ただしここで稼いだお金の範疇で」
マスター「……京太郎君」
京太郎「……はい」
マスター「一人で大事を為すことは容易ではありません。しかし協力してくれる人がいるのなら、作ることが出来たのなら大事を成すことは難しくないでしょう」
マスター「こういう機会に頼ることを覚えてください。……そして今の気持ちを忘れてはいけませんよ」
京太郎「……ありがとう、ございます」
ガサゴソ
京太郎「お、あったあった。うわ、ほんとに牌は汚れてるな。マットは……掃えばつかえるな」
バサバサ パッパッ
京太郎「よし、いけるな。牌を綺麗にしよう」
ゴシゴシ キュッキュッ
京太郎(マスターには感謝しないとな。厚意で使わせてもらうんだ)
京太郎(ほんとありがたい……)
ポタッ
京太郎(あれ?なんで涙出てんだ?悲しくないのに)ゴシゴシ
京太郎(頑張ろう……)
京太郎(知り合い呼ばないとな、ていっても麻雀出来る知り合いって言ったら限られてくるけどな)
京太郎(よし!明日から始動だ!)
─────────
──────
───
カランカラン
淡「やっほー!きたよー!」
京太郎「おっす。照さんもありがとうございます」
照「ん」
京太郎「でも呼んだ手前あれですけど部活大丈夫ですか?」
照「平気。それに淡は京太郎と打たせたほうが良いから」
淡「そゆこと。部活のほうはスミレもいるしね。あの人ブチョーだから」
京太郎「なるほど」
淡「あれ?そういえばいつもの服は?」
京太郎「ん?ああ、辞めたんだバイト。まあこうやって厚意に与って場所を貸してもらってるんだけどな」
淡「そうなんだー。まぁそうでもしないと予選負けちゃうかもだしね。きょーたろー下手っぴだし」
京太郎「そういうのは俺に勝ってから言うんだな」フフン
淡「言ったな!今日はぼっこぼこにしてやる!」
照「三麻?」
京太郎「あ、はい。もうちょっとしたらもう一人来るんでそれまでは」
照「わかった」
淡「そういえばきょーたろーってこっちの人じゃないよね。イントネーション時々変だし」
京太郎「あ、やっぱそういうのってわかるもん?」
淡「結構ね」
京太郎「俺、長野からこっちに来たんだよ」
照「」ピクリ
淡「長野……長野って何があるの?」
京太郎「そうだなー、有名なのはスキー場とかか。白馬村って聞いたこと無いか?」
淡「どっかで聞き覚えあるような……」
照「オリンピックあったとこ」
淡「おお!」
京太郎「それですそれです」
京太郎「他にも善光寺とか諏訪大社とかの神社系も有名だな」
淡「知らない」
京太郎「めちゃくちゃ有名なんだけどな」
淡「神社とかきょーみないし」
京太郎「賽銭とかしないのか?」
淡「私拝んだほうがご利益あるよ!」
京太郎(何言ってんだこいつ)
京太郎「あと何があったっけ……」
照「軽井沢」
京太郎「ああ、そっか避暑地として有名ですもんね。自分が行かないと忘れます」
京太郎「そういや軽井沢には白糸の滝ってのがあったような」
淡「うちの高校と同じ名前だ!」 タン
京太郎「あ、それロン」
淡「ええ!?話に現抜かして見逃してよ!」
京太郎「甘いなぁ……さっき照さんに直撃とられた分取り返さないと」
淡「テルからとってよ!!」
京太郎「照さんが俺の当たり牌出してくれたらな」
照「負けるつもりはない」
淡「むー……」プク
カランカラン
健夜「おまたせー。ちょっと遅くなっちゃったかも」
京太郎「いえいえそんなことないですよ。むしろ仕事終わりに呼び出しちゃってごめんなさい」
淡「小鍛治プロかぁ」
照「やっぱりこっち来て正解だった」ゴッ
健夜「チャンプ!?ね、ねぇ京太郎君。こんなの聞いてないんだけど……」コソコソ
京太郎「まぁ淡……そっちの金髪の子に誰か連れてきてって頼んだんで自分も誰が来るか分からなかったんですよ」
健夜「京太郎君の指導どころじゃない気がするんだけど……」
京太郎「……照さーん」
照「何?」
京太郎「理沙さんの時と同じでお願いします」
照「……京太郎の為にここに来た。二戦したい」
京太郎「うぐっ!?……いやでも時間的にガチ二戦は厳しいのでなんとか」
照「……またこういう機会組んでくれるなら」
京太郎「それでお願いします」
照「わかった」
健夜「それじゃ最初は京太郎君と大星さんに教えながらでいいのかな?」
照「自分には問題点だけ挙げてくだされば結構です。自分で直しますから」
健夜「あ、あはは。宮永さんは大丈夫そうだね」
京太郎「ほんとに照さん大丈夫かな?」ヒソヒソ
淡「へーきへーき……たぶんね。いざとなったらお菓子で釣ろう」ヒソヒソ
京太郎「照さんってそんなにお菓子好きなのか」ヒソヒソ
淡「毎日部室で食べてるぐらいには」ヒソヒソ
健夜「仲良さそうに話してるとこ悪いんだけどそろそろ始めないの?」
淡「むー……まぁいいや。始めよ」
京太郎「なんでむくれてんだ?」
淡「きょーたろーはバカだから一生わかんないよ」
京太郎「むっ。喧嘩売ろうってか」
淡「さっきの分やり返してやる!」
健夜(ほほえましいなー)
─────────
──────
───
健夜「お疲れさまー」
京太郎「今日はありがとうございました」
健夜「二人とも将来有望だから、教えてて楽しかったよ」
淡「私は今でも強いけどね」
健夜「高校レベルだったら十分だね。プロでもそこそこやっていけるんじゃないかな」
淡「……うん、わかってる」
京太郎「ていうか健夜さんには敬語使わないんだな」
淡「なんか親しみやすくてつい」アハハ
健夜「別にいいよ、私苦手だし。京太郎君も敬語じゃなくていいんだよ?」
京太郎「あはは、まぁ後々ということで」
照「……小鍛治プロ。またやりましょう」
健夜「そんなに慌てなくても卒業したら存分に出来ると思うけど」
照「卒業までにもっと強くならないといけないので。あなたよりも強く」
健夜「……私なんかもう前線退いてるんだよ?」
照「でも、日本で一番強い」
健夜「咏ちゃんとは打ったことある?」
照「はい」
健夜「そっか……まぁ宮永さんの場合私とか咏ちゃんより理沙ちゃんやはやりちゃんタイプの方が苦手そうだけどね。あの二人は周りを使うのが上手だからね」
照「……」
京太郎「つまりどういうことなんだ?」
淡「テルは攻撃タイプより防御タイプが苦手ってこと。一定以上のレベルだとね」
京太郎「……なるほど」
淡「わかってないでしょ」
京太郎「ソンナコトナイヨー」
健夜「それじゃまたね」フリフリ
京太郎「ありがとうございました」
淡「ばいば~い」
照「」ペコリ
淡「それじゃ私達も帰るね」
京太郎「ん。俺は閉店作業手伝ってくる。そろそろだと思うし」
淡「辞めたんじゃないの?」
京太郎「まぁそうなんだけどさ。やっぱ何もしないっていうのは後味悪いからさ」
淡「ふーん」
京太郎「じゃあな」
カランカラン
淡「テル、帰ろ!」
照「……」
カランカラン
マスター「忘れ物ですか?」
京太郎「そろそろ閉店作業に入りますよね?」
マスター「はい」
京太郎「手伝わせてください」
マスター「……お給料は出ませんよ?」
京太郎「もちろんです」
マスター「……ではいつも通りテーブルからお願いします」
京太郎「了解です」ニッ
-------------------------------------------------------------------
京太郎「お疲れ様でしたー」
マスター「お疲れ様でした」
カランカラン
照「京太郎」
京太郎「あれ?照さんまだいたんですか?淡は帰ったみたいですけど……」
照「話がある」
京太郎「? なんですか?」
照「…………やっぱりなんでもない」クルリ
京太郎「あ、じゃぁ俺から一つ聞いてもいいですか?」
照「……何?」ピタ
京太郎「もしかして咲のお姉さん……とかだったりします?」
照「っ!!」
京太郎「やっぱそうですか。少し似てると思ったんですよ。後長野って言ったとき反応してましたし」
照「…………咲とは仲良かったの?」
京太郎「ずっと同じクラスで割といつも席が近くでしたから。でもそっか咲にお姉さんがいたのか。あいつ自分のこと話さねぇからなぁ」
照「…………」
京太郎「あ、いや、話せって言ってるわけじゃないんですよ。なんらかの事情があるんでしょうし」アセアセ
照「……京太郎はすごい」
京太郎「へ?」
照「それじゃ」スタスタ
京太郎「……行っちゃった」
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