元スレ理沙「京太郎!」プンスコ 京太郎「わかりました」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
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|::::::::::::::/ |::l::::::::::::::|:::::::::::::|:::::::::::::| ・非安価
|:::::::::::::′ |::l:::::: |:::::l\::::::::|:::::::::::::| ・おそらく2、3日に一度の投下になります。前後することもあるかと
|::::::::::::「 ‐- _j从::::::|:::::l_ -\::|:::::::::::::| ・ほのぼの
|::::::l:::::|苧≧x \l\{≦苧ミ|:::::::::::::| ・荒らしはスルーで
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|::::::l:::::込、 --( ...イ:::|::::l::::::::|
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それでは始めていきます
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2 = 1 :
たいがいの人は初対面の時、緊張して上手く喋れないだろう
それでも喋らなくてはいけないとなると何度か会話を投げかける努力をするものだ
しかし―――
京太郎「……」
理沙「……」
京太郎「ここにはよく来るんですか?」
理沙「……っ」
理沙「……」フルフル
京太郎「みさきさんといつも話すときはどこで話すんですか?」
理沙「あっち!」
京太郎(どこだよ!!!)
どうしてこうなってしまったのか
それは2日前に遡る―――
─────────
──────
───
3 = 1 :
京太郎父「明日にはお前が行ってしまうと思うと少し寂しい気もするな」
京太郎「一人暮らし興味あったし東京に親戚がいてよかったよ」
京太郎母「そうよ、みさきちゃんには改めてお礼を言わなきゃね」
京太郎父「時々ちゃんと生活できてるかみさきに寄ってもらうからな」
京太郎「わかってるって」
プルルルルル
京太郎母「ちょっと出てくるわ」
京太郎「はいはい。まぁちゃんとごみの日も確認とらせてもらったし、料理も最低限は作れるようになったから平気でしょ」
京太郎父「油断は駄目だぞ」
京太郎母「京太郎、みさきちゃんよ」
京太郎「? なんだろ?」
4 = 1 :
京太郎「もしもし」
みさき『もしもし、明日からこっちにくるんだよね』
京太郎「うん」
みさき『明日は私も手伝いにいくから』
京太郎「ありがとう」
みさき『明日は荷解きするから……明後日時間ある?』
京太郎「まぁ学校まで暇だから」
みさき『頼まれて欲しいことがあるんだけど……』
京太郎「何?」
みさき『口下手な人がいるんだけど……治すの手伝ってくれない?』
京太郎「……え?」
5 = 1 :
京太郎「どういうこと?みさきさんの知り合い?」
みさき『うん。ちょっと前に仕事で知り合った人なんだけど、結構仲良くなったの』
みさき『でもその人びっくりぐらい口下手なの』
京太郎「どのくらい?」
みさき『ほぼ単語』
京太郎「仲良くなっても?」
みさき『うん』
京太郎「…………」
6 :
のよりん可愛い!期待
7 = 1 :
みさき『しかも私とその人で高校麻雀インターハイの実況のオファーがきてるの』
京太郎「え?ほぼ単語しかしゃべらないのに?」
みさき『そうそう。流石にやばいかなぁって思って』
京太郎「……わかった。まぁみさきさんには世話になるし、それぐらいなら」
京太郎「でも何したらいいんだ?」
みさき『普通に話してくれるだけでいいよ』
京太郎(それなら全然問題なさそうだな……)
京太郎「わかった。それじゃまた明日」
みさき『うん、また明日』
プツッ
京太郎「しかしどんな人なんだろ?」
8 = 1 :
―――次の日 東京―――
みさき「うん、OK」
京太郎「ありがとう」
みさき「これから一人でやっていくんだからこれぐらいはね。今日の晩御飯は私が作ってあげるから」
京太郎「明日からは自分でか……」
みさき「頑張って」
京太郎「そういえば明日会う人ってどんな人なの?」
みさき「ご飯食べ終わったら説明するよ」
京太郎「わかった」
9 = 1 :
京太郎「うん、美味しかった」
みさき「まぁ何年も自分で作ってるからね。京太郎君もそのうち上手くなるよ」
京太郎「ならいいけど」
みさき「うん。それで明日会う人なんだけど、野依理沙っていう麻雀プロなんだけど……しらない?」
京太郎「麻雀やらないからなぁ……興味はあるんだけどな」
みさき「知らないんだ……麻雀プロの中ではかなり有名なんだけどね。国内でもトップクラスの雀士だよ」
京太郎「そんな人と仲良いの!?」
みさき「まぁたまたまね」
京太郎「アナウンサーってすごいんだなぁ」
みさき「テレビに出てるわけだから」
みさき「まぁそれは置いといて、理沙って怒ってるように見えるときがあるんだけど、それは怒ってるんじゃなくて気持ちが昂ぶってる時だからそれだけは注意してね」
京太郎「なるほど……」
10 = 1 :
京太郎「にしてもそんな感じでも麻雀プロになれるんだな」
みさき「まぁ麻雀打つのにコミュ障とか関係無いから」
京太郎「それ何気に酷くないか?」
みさき「事実だから。麻雀で語って仲良くなるってこともあるらしいし」
京太郎「麻雀『を』じゃなくて麻雀『で』なんだ」
みさき「うん。まぁそれがなくてもわりと気配り上手だから」
京太郎「へぇ」
みさき「それじゃ帰るね。明日よろしく」
京太郎「わかった。気をつけて」
バタン
京太郎「野依理沙さんか……まぁなんとかなるなる」
11 = 1 :
―――次の日―――
みさき「えっと、先に座ってもらってるんだけど……あ、いたいた」
理沙「……」ズズ
京太郎「えっと……」
理沙「……」
京太郎「……よろしくお願いします」
理沙「!?……よろ!」プイ
京太郎(これはなかなか厚そうな壁を感じるな……)
みさき「それじゃ私は帰るから」
京太郎「え!?」
理沙「!?」
12 = 1 :
みさき「あれ?言ってなかったっけ?今から仕事だから」
京太郎「聞いてないって!」
理沙「」コクコクコク!
みさき「でも予定なんて変えられないし、それじゃね」
トコトコ
京太郎「」パクパク
京太郎(ぜっっったいわざとだ!!!!)
京太郎(……はぁ、とりあえず座ろう)スト
理沙「……」カラカラカラ
京太郎(とりあえず何かしゃべらなきゃ)
13 = 1 :
京太郎「ここにはよく来るんですか?」
理沙「……っ」
理沙「……」フルフル
京太郎「みさきさんといつも話すときはどこで話すんですか?」
理沙「あっち!」
京太郎(どこだよ!!!)
京太郎(くそぉ……いったい何を話せばいいんだ?)
京太郎(ていうか俺も少し焦ってるな。これじゃ普通の人でも一回か二回のやりとりで終わるような言い方になってる)
京太郎(……考えてもわからんし、とりあえず適当に何か相手が食いつきそうな話題いくつか振ってみるか)
京太郎「そういえば麻雀のプロなんですよね」
理沙「!!」プンスコ!
京太郎(うおっ、頬を膨らませた!?もしかしてみさきさんが言ってたのってこれか?)
京太郎(一発目で食いついてくれる話題を振れたのはいいけど、もしかして麻雀するって思われたかな?)
14 = 1 :
京太郎(わからん、どういう反応なのか)
京太郎(とりあえず出来ないってことを言ってみるか)
京太郎「自分は麻雀出来ないんですけど、プロって凄いですね」
理沙「そ、そんなに……すごくない」ショボン
京太郎(あれ?ションボリした?麻雀出来ないって言うのは間違いだったか……)
京太郎「興味はあるんですけどきっかけがないんですよね。ルールも難しそうですし」
理沙「……!」ガタッ
理沙「い、いこ!」
京太郎「い、行くってどこにですか?」
理沙「雀荘!」
京太郎「えっと、教えてくださるってことですか?」
理沙「……っ」コクリ
京太郎(うぉおおおおお!まじか!プロに教わる機会なんてねえ!)
京太郎「よろしくお願いします」
─────────
──────
───
15 = 1 :
理沙「こんな感じ」
京太郎「ありがとうございました。今までやってなかったのが勿体無いくらい面白いですね」
理沙「!!」プンスコ
理沙「初めて!」
京太郎「? えっと……教えるのがですか?」
理沙「」コクコク!
京太郎「ほんとですか?すごいわかりやすかったですよ!」
理沙「よかった」ホッ
京太郎(表情は結構豊かだよな。口に出せないだけかな?)
16 :
のよりんだー期待
17 = 1 :
京太郎「また教えて欲しいぐらいです」
理沙「……っ。あ、明日も」
京太郎「え?明日もいいんですか?」
理沙「」コクコク!
京太郎「自分としてはまだ学校は無いですし嬉しいですが、野依さんは大丈夫なんですか?」
理沙「大丈夫!」
京太郎「それじゃよろしくお願いします」
京太郎「そろそろ帰りましょうか。結構時間経ってますし」
理沙「」コクコク
京太郎「あ、先に連絡先交換しないと。明日合流できません」
理沙「!?」ゴソゴソ
理沙「……ふるふる」フリフリ
京太郎「あぁLINEのやつですね。ちょっと待ってください……」
京太郎「……はい、きました」
理沙「こっちも!」
18 = 1 :
京太郎「それではまた明日」
理沙「……っ」フリフリ
京太郎「……最初はちゃんと意思疎通出来るか心配だったけど、なんとなくわかるな」
京太郎「それに……可愛いし」
京太郎「って、忘れてたけどみさきさんに連絡しよう」
プルルルル プルルルルル プルルルルル
京太郎「……出ないな。ぐぬぬぬ。……なんで野依さんと俺を二人きりにしたんだろ?」
京太郎「……まぁいいか。とりあえず帰ろう」
京太郎「そうだ、飯作んなきゃいけないんだ……はぁー……」
~♪
京太郎「ん?」
理沙 >喫茶店 13時
京太郎「……はは、LINEでも単語なんだ」
19 = 1 :
チュンチュン
京太郎「んー!よく眠れた!」
京太郎「さて飯は……お茶漬けでいいか」
----------------------------------------------
(梅) (茶漬け)
京太郎「梅茶漬けうめー!!……かちゃづけよう……」
京太郎「…………」
京太郎「人恋しいぜ……」
プルルルルル
京太郎「お?みさきさんじゃん」
ガチャ
みさき『あ、もしもし?昨日どうだった?』
京太郎「どうもこうもないって!なんで仕事行くこと黙ってたんだよ!」
20 = 1 :
みさき『あはは、ごめんごめん。私がついてちゃ意味無いからね』
京太郎「それにしても先に伝えといてくれてもいいじゃねーか」
みさき『二人きりで喋るってなったらもっと躊躇してたでしょ?』
京太郎「まぁそうだけどさ」
みさき『それに理沙は楽しかったって言ってたよ』
京太郎「まじで?」
みさき『うん』
京太郎「よかった」ホッ
みさき『それじゃ私は仕事だから』
京太郎「ん、それじゃ」
プチッ
京太郎「やっぱ麻雀好きなんだな」
京太郎「時間までゆっくりしてるか」
21 = 1 :
京太郎「おまたせしました」
理沙「待ってない」
京太郎「それはよかったです」
理沙「今日はこっち!」
京太郎「昨日のところじゃないんですか?」
理沙「個室」
京太郎「昨日のとこは個室って書いてたのにほぼついたて置いただけのようなとこでしたからね」
理沙「防音もある」
京太郎「へぇ凄いですね。でも高いんじゃないですか?」
理沙「常連!」
京太郎「えーっと……常連だから安くしてもらえるんですか?」
理沙「」コクリ
22 = 1 :
京太郎(てかこれって……野依さんと外に音の漏れない場所で二人っきり!?)
京太郎(おいおい、思春期の俺にそれはきついぜ。この人めっちゃ可愛いしな)ジー
理沙「……」トコトコ
京太郎(それに同級生には無い大人な雰囲気とか……正直たまらんぜよ)
京太郎(くくく、巨乳巨乳と言っているやつらにはわからんだろうな)←つい最近まで言っていた人
京太郎(こんな人と付き合えたらどんだけ最高だろうか)
京太郎(……はぁ、虚しい妄想は止めておこう)
理沙「あそこ!」
京太郎「雰囲気良さそうな場所ですね」
理沙「お気に入り!」
京太郎(他んとこの二倍以上の値段じゃねーか!)
京太郎(流石プロ、金持ってるな……今日のところはそれに甘えておこう)
23 = 1 :
─────────
──────
───
京太郎「うーん、揃わねぇ」
理沙「みせて」ズイ
京太郎「は、はい」
京太郎(ちけーよ!いい香りだよ!!)
理沙「……基本は平和。無理に染めない」
京太郎「あー、昨日言ってましたね。すみません」
理沙「まだ二日しかやってない。これから!」
京太郎「ありがとうございます」
理沙「もっかい」スッ
京太郎(もっと体くっつけて教えてくんねーかなー……)
24 = 1 :
理沙「チートイ、ドラドラ」
京太郎「うわ、これが当たりだったんですか」
理沙「これは リーチしないほうがいい」
京太郎「なんでですか?」
理沙「手変えられるから」
京太郎「相手が出しそうなのに変えて待つのがいいってことですか?」
理沙「」コクリ
理沙「それであてた」
京太郎「捨て牌偏ってたか……でも絶対単騎で待たなきゃいけないから大変ですね。あがってみてー!」
理沙「やめたほうがいい」
京太郎「でも特殊な形ってあがってみたくなりますよ」
理沙「経験不足。もっと簡単なのから」
京太郎「はーい」
25 = 1 :
京太郎「お疲れ様でした」
理沙「おつかれ」
京太郎「こんだけ何時間も打ってたら疲れますね」
理沙「次は4人!」
京太郎「おぉようやく普通の麻雀に……でも誰か呼ぶんですか?」
理沙「店の人」
京太郎「店の人が加わってくれるんですか?」
理沙「」コクコク
京太郎「サービスいいんですね」
理沙「どこでも!」
京太郎「それが普通なのか」
26 = 1 :
京太郎「また野依さんが空いてる時お願いしてもいいですか?」
理沙「……」 クイクイ
京太郎「ん?どうしたんですか?」
理沙「理沙」
理沙「……っ。で、いい」
京太郎「下の名前で呼んでもいいってことですか?」
理沙「」コクコク!
京太郎「えっと……じゃあ理沙さんで。俺のことも下の名前で呼んでください」
理沙「京太郎!」プンスコ
京太郎「はい」ニコッ
27 = 1 :
京太郎「理沙さん……か」
京太郎「袖引っ張ってきたとき可愛かったなぁ」デヘヘ
京太郎「おっとダメだダメだ。顔がゆるむ」
~♪
理沙 >怒られた 麻雀無しで会話
京太郎「怒られたって……みさきさんか」
京太郎「口下手なのを治すことが目的で会ってるのに得意な麻雀通して会話したら駄目って事か」
京太郎「はっ!?これが麻雀『で』会話するってことなのか!?」
京太郎「確かに普通の時より口数多かった気がする」
京太郎「あれ?麻雀の実況するんならそれでよくね?」
京太郎「……まぁいいか。楽しいし」
京太郎 >それでは今度は普通に喫茶店かどこかで喋りましょう
理沙 >わかった 明々後日
京太郎 >大丈夫です。それでは明々後日に今日待ち合わせした喫茶店で
京太郎「ふぅ……3日後が楽しみだ!」
28 = 1 :
自分で書いといてなんだけどこの京ちゃん、煩悩ありすぎぃ!
今日の投下は以上です
>>1にも書きましたが2、3日に一回ペースの投下です
のんびりつきあってください
33 = 6 :
おつん
35 :
おつ
少しびくっとしながらそで引っ張ってる姿想像して萌えた
のよりん可愛い
36 :
お、アレのひとかな
期待そして乙
37 :
期待
今回はすこやん編みたいな清澄との絡みは無しなのね
38 :
乙です
のよりん可愛すぎですわ
39 :
のよりんや!
期待
41 :
思春期だからね仕方ないね
でもあまり下品じゃないからいい、よね?
乙
44 :
乙~
待っていました~
45 :
希少な京太郎×のよりん分が摂取できて嬉しい
46 :
たくさんの人に読んでいただいてるようで感謝です
明日夜投下します
>>35
携帯ふりふりしてる姿も想像してみ? ええもんやで
>>37
ですね しゃーなす
>>40
ま、まだ26!
>>41
思春期の子供感を出したかった結果がこれなんです
中高生らしさが出てればいいなぁ
47 :
のよりんかわいいやったー
48 :
年の差有り過ぎませんか(小声)
49 :
のよりんは文章だとやたら饒舌なイメージがあった
なんでだろ
50 :
プロカードによると、のよりんって大分県出身なんですね~
みんなの評価 : ★★★×4
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