元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」憩「ナイショのキモチ」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×4
901 :
永水のグッドエンド後の話載ってるのってどこだっけ?
902 :
>>901
京太郎「修羅場ラヴァーズ」明華「夢でも、あなたの横顔を」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1404137728/
ここの冒頭やね
903 :
浮気相手の淡と妻の照が同じ病室だった。
知らずに見舞いに行く京太郎。
ばれる関係、修羅場
904 :
スレ立ててもええんやで
905 :
本編も小ネタも好きだから別に気にならなかった
まぁ確かに最近は小ネタ多めだったか
906 :
>>1に
>・短編集的、オムニバス的な感じです
>・ライブ感は大事
とあるので小ネタが多めでポエミーなのも、ま、多少はね?
小ネタが書きたくなる気分の日と本編進めたくなる気分の日と色々あるので……
とりあえず今夜は先生編進める予定ですが
907 :
今日はあの日なの……ってやつか
908 :
今日は分割したい日なの
909 :
わいは小ネタ好きやで。
本編に詰まるぐらいなら、小ネタで箸休めしながらでも書いてほしい
自分勝手だが、応援している
910 :
それなら修羅場な気分じゃない日もあるんですか!?
やったー!
911 :
ぼくは小ネタ大好きです!!
ただ小ネタというより中ネタみたいなの少しほしいかなーとは思うけど
912 :
>>910いままでそんな日がありましたかねぇ……(遠い目)
913 = 904 :
コーチ編とか完全にほのぼのだったじゃないですかー
914 = 912 :
下げ忘れすまん
915 :
ほのぼのした雰囲気の裏に潜む恐怖……
916 :
ぷにぷにぽえみぃ
917 :
京太郎はイルパラッツォだった…?
918 :
ストーカーモモの安価取りたいなぁ(叶わぬ願い)
920 :
小ネタ好きやけど、ここからって所で終わるからあんまり好きじゃない人もいるんじゃない?
921 :
>>912
実は
割と
ある
というわけで先生編再開ー
922 = 907 :
わぁい
923 = 1 :
火事場の馬鹿力でシロを引き上げ、備え付けのソファに腰掛け息をつく。
一歩でも京太郎が踏み込めなかったら、結果は大惨事となっていた。
本当に危ないところだったと思うと、冷や汗が止まらない。
「……痛い」
隣で肩を押さえながら、シロが呟く。
片腕一本で宙吊りとなっていたのだから、相当な負担が掛かっていた筈だ。
「無理するなよ。あまり痛むようなら病院行っとけ」
「……いや。多分、大丈夫」
「そうか……」
二人の間に、沈黙が流れる。
五月蝿すぎるくらいに時計の針の音が聞こえて、やがてシロから先に口を開いた。
「……戒能プロも、先生の教え子?」
924 = 1 :
「ああ。昔、家庭教師みたいなことしててな」
思えば彼女が、一番最初の教え子と呼べるかもしれない。
教えた英語も――変な方向ではあるが、身に付いているようだし。
「そっか……」
「……でも。俺の答えを待ってる人は、良子じゃない」
「え?」
「いや、正確には良子もそうだけど……もっと、待たせちゃってる人がいる」
その言葉に、シロは視線を宙に彷徨わせて。
ぐったりとソファに身を預けると、天井を仰ぎ見た。
「……ダルい」
「……ゴメンな」
「……」
「……」
「ねえ、先生」
「なんだ?」
「じゃあ、その人は――先生にとって、どんな人なの」
925 = 907 :
切り込むねぇ
926 = 1 :
『そんなとこで寝てると、風邪引いてまうよ~?』
『京ちゃんは、ゆっくりと休んでればええねん』
『そっか。行っちゃうのね』
『温めて、欲しいんよ』
『ずっと、待ってたんよ』
927 = 1 :
郁乃がいなければ、今の自分はいない。
でも、自分は彼女を傷付けて。
それでもまだ――彼女は、自分を待っていた。
彼女が、どんな人か。
赤阪郁乃という女性は、京太郎にとって――
選択肢安価 下三
1.恩人……かな
2.恋人だ……昔の、な
3.その他
932 = 916 :
怨念……かな
933 = 1 :
「恩人……かな」
自分を立ち直らせてくれた人。
郁乃を表すなら――この言葉が、京太郎には一番しっくりくる気がした。
「恩人……ね。そっか、なら」
「なら?」
「……先生」
シロは、宙に彷徨わせていた視線を、京太郎に向けた。
その瞳に、迷いはない。
「私、まだ諦めないから」
「……シロ」
「例え、先生がその人を選んでも。諦めない」
「絶対、奪い取る」
934 :
地雷を処理出来たようで出来てない感
935 = 904 :
見える爆弾になっただけまし(錯乱)
936 = 907 :
フィールが高まってきた
937 = 916 :
どんとしんく!
938 = 908 :
奪い取るって聞いて安心したのは俺だけじゃないはずだ
939 = 934 :
ねんがんのきょうたろうをてにいれたぞ
にならなきゃいいが
940 :
>>937
そーふぃーる!
941 = 1 :
シロは淡々とした口調で、啖呵を切った。
既に振られているようなものなのに、それでも諦めないと。
「……っ」
再び痛みの波が来たのか、眉を顰めて肩を押さえる。
「今は……少し、休むけど」
「……俺は、その気持ちには応えられないぞ」
「なら」
「応えるまで。ずっと、攻めてやる」
942 = 904 :
いいゾ~これ
943 :
健気なんだけどなあ
944 :
ほのぼのしてるね~
945 = 1 :
「卒業したら、もう高校生じゃないし」
「……」
「教え子じゃなくて……プロなら、問題ないんでしょ。立場的にも」
講師と教え子という立場すら、言い訳にさせない。
心が振り向くまで、シロは攻め続けると言った。
「別に待たなくてもいいけど」
シロの導き出した答えは、酷く破綻している。
それでも、それが彼女にとっての心の拠り所。
「私は、追いかけるから」
何もかもが面倒になって、命すら投げ出した彼女が――唯一、縋るモノ。
それは、誰にも奪うことは出来なかった。
946 = 934 :
3年生が多くて大変だね
1年も多いけど
2年生はいない
947 = 907 :
確かに二年生は層が薄いな
948 :
なんとなく青春っぽいけど、違うよな~
やる気を出し迷いを捨てたシロ、これから先どう攻めるかで迷うのか。
独占とかそう言った域を越え、自分だけなら言う事無しだが、そうではなくても思ってくれるだけ、見て傍に居てくれるだけで幸せっぽい。
949 :
「……ああ、それと」
思い出したように、シロは机の上を指差して。
「落し物には、気を付けた方がいい」
そこには――端が少し折れている、名刺が置いてあった。
950 = 1 :
というわけで今夜はここまででー
ほっとくとヤバい子も何人かいますがいつもの事のような気がしてきました
お付き合いありがとうございました
みんなの評価 : ★★★×4
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