私的良スレ書庫
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元スレナルト「ヒナタと恋人になったってばよ」
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ナルト「ふぃー、写真ねえ」
ヒナタ「……」
ナルト「なんかまーだしっくりこないってばよ」
ヒナタ「……」
ナルト「なあヒナタ」
ヒナタ「……」
ナルト「ヒナタ?」
ヒナタ「……え? あ、なに?」
ナルト「どうしたってばよ?」
ヒナタ「……」
ナルト「?」
ヒナタ「あ、あの……」
ナルト「ん?」
ヒナタ「……な、なんでもないの」
ナルト「ほんとか?」
ヒナタ「う、うん……」
ナルト(なーんか隠してる気がするってばよ)
ヒナタ「そんなことより、も、もう寝よう?」
ナルト「……わかったってばよ」
ナルト(ここでの睡眠にも慣れたなァ)
ナルト(一緒に寝るのあんなに緊張していたのに)
ヒナタ「……」
ナルト「っておい」
ヒナタ「え、えと、なに、かな」
ナルト「なんで今日に限ってそんなに離れてるんだってばよ」
ヒナタ「そ、その……///」
ナルト「砂漠の夜はさみーんだからそんな隙間ができるような寝方したら寒いってばよ」グイッ
ヒナタ「あっ///」
ナルト「……こっちこい」ギュ
ヒナタ「っっっっ!」
ナルト(……ちょっと、恥ずかしい///)
ヒナタ(あうあうあ……///)
ヒナタ(ナルトくんが近い……///)
ヒナタ(あ、明後日にはもう、こ、これをは、はだ、裸で……)
ヒナタ「きゅう……///」クラッ
ナルト「ん? もう寝たのかヒナタってば」
ナルト「はえーな」
ヒナタ「……」
ナルト「……良い匂いだってばよ」
ヒナタ「……」
ナルト(すべすべしてるし)
ナルト(やわらけーし)
ナルト(あったけぇ……)ギュ
ナルト(なんか、ずっとこうして抱きしめていたいってばよ……)
───────────
───────
───
ヒナタ(ナルトくんは今、目の前のスタジオの中で一杯写真を撮ってるみたい)
ヒナタ(私は中には入れてもらえなかった)
ヒナタ(それにしても、もう明日だよ……!)
ヒナタ(ど、どうしよう……)
ヒナタ(緊張してきた……!)
ヒナタ(恥ずかしい……!)
ヒナタ(あうあうあ……///)
ヒナタ「……きゅう」パタッ
テマリ「なんでこいつ、待ってるだけで気絶してんだ」
ナルト「うぇぇ! なんだってばよこのポーズ!」
カンクロウ「いいからやるじゃん」パシャパシャ
ナルト「ってーかなんで上半身裸の写真まで撮るんだってばよ!?」
カンクロウ「需要と供給に応えるためじゃん」パシャパシャ
ナルト「いみわかんねー、こんなの買うやついないってばよ」
カンクロウ「……そうともいいきれないじゃん」ボソ
ナルト「???」
カンクロウ「いいから文句言わずにやるじゃん! これも任務じゃん!」
ナルト「わ、わかったってばよ」
カンクロウ「そこで目を細めて! そう! 次はカメラ目線で! いいじゃん!」パシャパシャ
ナルト「……」
カンクロウ「次はこれに着替えるじゃん!」
──翌日・夜
ナルト「疲れたってばよ……」
ナルト「なんで忍の俺が歌やらダンスやらの練習しなきゃいけねーんだってばよ」
ナルト「それに……」チラ
浴室「」サァァァ
ナルト「ヒナタはここ数日上の空だし」
ナルト「……はぁ」
ギィ
ナルト「お、上がったか……………………!?」
ヒナタ「っ!」プルプル
そこにいたのは、濡れた髪からポタポタと雫を滴らせ、その身にはバスタオルだけを巻いた日向ヒナタだった。
体をプルプルと小刻みに震わせて、片手で落ちぬようバスタオルを押さえながら、つま先立ちでナルトを見据えている。
ナルト「は……? な、何て恰好してんだヒナタ……」
何がなんだかわからない。
およそ現状を理解するための情報整理がナルトの頭の中では出来なかった。
砂に来てからおよそ一週間余り。ヒナタが入浴するのはいつものことだが、彼女はいつも浴室から出てきたときは可愛らしい寝巻姿だった。
ホカホカと湯気を伴うその姿だけでナルトは胸の奥にドキンとした強い衝撃を受けていたので、予想外のこれはまさに寝耳に水と言っていい。
心臓が煩いくらいに過剰運動を繰り返し、ナルトの頬を染め上げていく。
だが同時に目も離せなかった。
美しい、綺麗だ。芸術などというものとは無縁だと自覚しているナルトだが、それでもこれ以上に美しいと思える物はないと言えるほど、その姿には目を奪われてもいた。
ヒナタが巻いているのはバスタオル一枚のみ。
その布面積は決して広くない。胸元から股下二十センチまであるかないか。
彼女の肢体はその部分を除いて生まれたままの姿でそこにあった。
白い、艶のある肌。
ポタリと滴る水滴が瑞々しさを増加させていく。
震える肩は触れば壊れてしまうのではないかと思う程小さく、はっきり見える鎖骨に思わず唾を飲み込む。
タオルから伸びる肌色の肢体は引き締まっていて、男性とは違う膝の小ささにドキリとする。
やや内股気味となった脹脛はぷっくりと膨れているが、無駄な肉を感じさせない程細い。
踵を浮かせて、爪先立ちで震える脚は、爪の隅々まで美しく、綺麗だった。
ヒナタ「……や、約束、した、から」
ようやく放たれたヒナタの言葉にハッと我に返る。
言われて、すぐに非難の言葉ではない事に安堵し、それから彼女の言葉の意味を理解していく。
ナルト「約束って……!」
ヒナタ「今日は、大丈夫、だから」
言わんとする意味は流石に理解した。
だが、ナルトは途端にパクパクと魚じみた呼吸で口を開いては閉じる。
嘘偽りなく言うなら、すっかりそんなことは忘れていた。
いや、そこまで本気にしていなかったというべきか。
自分はヒナタが好きだ。彼女も自分が好きだ。ならそれでいいとどこかで勝手に自己完結している部分があった。
その先へ進むことを望んでいなかったわけではないが、未だ現実味をナルトは感じられずにいたのだ。
彼女のこの姿を見るまでは。
ぴちゃっ。
水音を立てて、一歩ヒナタがナルトへと踏み出す。
ドキリ、とした。またも高い鼓動がナルトの胸を打つ。
彼女の血統による白瞳は、怯えを孕みつつも、決意を固めていた。
タオルによって隠された胸部が大きく脈動しているのを、不思議と目で追ってしまう。
……大きい。
ぴちゃっ。
また一歩。ヒナタが近づいてくる。
ヒナタの頬は薄い桃色から林檎に近しいほど赤く染まりつつある。
タオルを抑える手を離した。
はらり。
タオルが少しだけめくれる。
まだ落ちはしない。体に巻き着つけて、端部を巻いてできた隙間に挟み込んでいる。
しかし、動けば動くほどその程度の支えは解けてしまう。
それが分からない程彼女はうつけでも幼くもない。
ぴちゃっ。
最後の一歩。ナルトの正面に少女……から女性へと成長を遂げたヒナタは立ち止まる。
ベッドに腰掛けていたナルトは呆然と見上げるような姿勢でヒナタを見つめ返していた。
ヒナタは未だ体をプルプルと羞恥で震わせながら、それでも覚悟を翻すことなく、静かにナルトの胸へとしな垂れかかる。
ナルト「っ……ヒ、ヒナ」
ヒナタ「ナルトくん」
ナルトが何か言う前に、言葉を重ねる。
彼女にしては珍しい行為。元来恥ずかしがり屋で口下手な彼女は誰かがしゃべることを遮ることなど皆無に等しい。
ヒナタはナルトの肩に優しく手を乗せて、ナルトの顔に自らの顔を近づけた。
距離など測るのも馬鹿らしいほどの近さ。互いの吐息を頬に感じられるほどの距離で見つめ合い、そして。
ヒナタ「……私を、愛してください……!」
長い夜が、始まろうとしていた。
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明日はこれないかも。
おやすみ。
あ、ここってガチエロOKだっけ?
おやすみ。
あ、ここってガチエロOKだっけ?
触れたヒナタの肩は壊れ物のように儚くて、震えていた。
良いのか、と問いかけると眼でイエスと応えられる。
潤んだ瞳は、それ以上は聞かないで欲しいと訴えていた。
「ここまで来たら、もう止まんねーぞ」
コクリ、とヒナタは頷く。ナルトはそんなヒナタの頬に手を添えて、顔を上げさせた。
ゆっくりと上がる彼女の顔。
「あ……」
小さい唇から漏れる吐息。それを塞ぐように、ナルトの唇が重ねられた。
数える程度だが、キスの経験はある。とても甘くて、不思議な感触。何度経験しても胸に灯る幸福な感覚。
今日までは、ただそれだけの行為だった。それだけで満足して、完結していた。
「は──ん、ちゅ」
今、完結していた行為が、その先へとシフトする。
ぬるりとヒナタの口内に侵入してくるナルトの一部は、これまで経験したことの無い新しいものだった。
少しだけザラザラとした舌触り。
そもそも他人に舌を触れられるという経験がめったにあるものではない。
少しだけこそばゆい。ナルトもどうしていいのかわからないのか、侵入を許された舌は所在なさげに怯えながら小さい口内洞窟を彷徨う。
と、舌先が触れ合った。
「んっ!」
ぬるっと舌上を舐めるようにナルトの舌が奥へと入り込む。
ぞくりと背筋を這い上がるような不思議な感覚。形容しがたいそれは、不快と快感の狭間で感情をどちらに傾ければ良いのか判断に迷う。
ナルトもそんなつもりは無かったのか、慌てて舌を引っ込めた。
目で心配そうに見つめられる。不慣れな深い接吻は互いにどうすれば良いのかわからなかった。
だが、ここで止めるという選択肢はヒナタの中には無かった。
弱々しい握力でナルトの肩に置かれていたヒナタの手がくしゃっとシャツを掴む。
今度はヒナタの方から唇を押し付けるようにして、舌をナルトの中へと侵入させた。
「ちゅ、はん───れるっ」
小さい、自分の物ではない舌がナルトの中へと入ってくる。絡めあうように舌先からにゅるりと混じりあい、撫であう。
難しい、と思った。またすぐに口を離す。
「は、はは──俺ってば、下手でごめん」
「ううん、私こそ……」
互いに目を伏せ、少しだけ暗くなる。
その時だった。
「あっ──!」
一瞬の気の緩みから、ヒナタの体を覆うタオルがはらりと落ちる。
ナルトの膝に乗るようにしていたヒナタの裸身が露わになった。
ヒナタは一瞬肩をいからせ、慌てて胸を隠そうとして……やめた。
「み、見な……ううん、み、見て……わたしを、見て……ください」
「え……っ」
ヒナタの震える手が、伸びた中空からぶらんと下げられる。
ナルトの瞳には、震えながら紅潮し、羞恥に耐えているヒナタの乳房が映っていた。
大きな膨らみの頂点には桃色の突起がピンと勃っていて、ごくりと生唾を飲み込む。
びくり、とナルトの男が反応したことを、幸か不幸かヒナタは見逃さなかった。
ナルトのズボンは、痛そうなほど膨れ上がっていて、解放を望んでいる。
「ナ、ナルトくんも、脱ごう……?」
「お、おう……」
一度ナルトの上から降りたヒナタは隣に座り直す。
ナルトはその隙にシャツを乱暴に脱ぎ捨て、腰のベルトに手をかけて、すこし動きを止めた。
「……」
「ナルトくん……?」
いいのだろうか。
一瞬の逡巡。しかし、ヒナタの不思議そうな声にナルトは一気にズボンを投げ捨てた。
ここで思い悩むことはヒナタの決意に泥を塗る行為だと遅ればせながら自覚し始める。
パンツ姿になったナルトは腰を下ろすとヒナタをジッと見つめ……初めてこちらから懇願した。
「胸、触らせてもらって、いいか」
ヒナタはビク、と震えつつもまた僅かに持ち上げつつあった腕を静かに下ろしながら、頷く。
「ど、どう、ぞ……」
ナルトの手が、産まれて初めて異性の胸を掴んだ。
(柔らけェ……)
「はぁ──っ、んっ、や──っ、ぁ」
漏れる吐息にドクンドクンと股間を膨張させながら、ナルトはヒナタの双丘に触れ続けた。
クイッと優しく掴み、揉んでみる。
「ん──」
指の隙間からはみ出るほどのボリュームを誇るその感触に、ナルトの男根はパンツに大きなテントを張り続けた。
くにゅくにゅと少しずつ力を強めながら弄り、揉みしだく。
「ふぁ──はぁ、ああっ──! や、な、なるとくん、ちょっと、つ、強い……」
「あ、わ、わりぃ」
段々と吐息が荒くなるヒナタに興奮し、途中から夢中になりかけていたナルトはハッと我に返った。
ぜぃ、ぜぃ、と息を整えるヒナタの頬は紅潮し、息を吐く度に胸が膨らむ。
それだけで、ナルトはどうしようもないほど劣情を催した。
(お、俺って、こんなにエロかったのかよ……!)
少しだけ自己嫌悪に陥る。
だが、息を整えたヒナタは小さく微笑んで「も、もう大丈夫だから」と胸をナルトへ明け渡した。
強がり、なのだと思った。そう思っていた。
だというのに。
──彼女の笑みが、あまりにも嬉しそうで、幸せそうだったから。
「ヒナタ……っ」
湧き上がってくる劣情を押さえきれなくなってくる。
今にも彼女をめちゃくちゃにしてしまいたい。
犯してしまいたいという──手順を飛ばした行為に踏み切りたくなる。
だから──まだ少々大きな鼓動を続ける彼女の胸、そこに。
ナルトはむしゃぶりついた。
「ナ、ナルトくん──っ!」
「……」
彼女の、屹立いた桃色の乳房を口に含んで、れろれろと舐める。
ちゅぱちゅぱと音を立てて、赤ん坊のように乳房を呑んだ。
「はぁぁ──っ、んぁ、んくぅっ──! や、ナ、ナルトくぅん──っ」
くすぐったいのだろうか。
ふとそんな冷静な思考と、感じているのだろうか、という欲望的好奇心が湧き上がる。
ヒナタはナルトのトゲトゲした頭に手を乗せ、しかしナルトを突き放すでも止めるでもなく、嬌声のような声を漏らしては吐息を荒くしていく。
「はぁぁん──は、ア──やぁ、ふぁ、ぁぁん──っ!」
声が高まるほど、ナルトの中のヒナタへの劣情は歯止めが効かなくなっていく。
傍目から見ても大きいヒナタの胸に吸いつき、乳房を舌先でコロコロと転がすように舐めては吸っていく。
舐められる度にヒナタはイヤイヤ、と首を振るような仕草をするが、それはやはりくすぐったさを堪えているようにも見える。
──ふと、ナルトの中にイタズラ心が浮かんだ。
舐めまわす行為を止める。
急に止まったナルトの動きに、ヒナタは「え?」と不思議そうに顔を覗き込んだ。
その瞬間にナルトは彼女を抱き寄せ、耳元で囁く。
「ヒナタ、好きだってばよ」
「──っ!」
かあああっと紅潮していた頬に赤みが増していく。
それだけで気を良くしたナルトはそのまま舐める対象をヒナタの耳へとシフトした。
れろっ、と耳を舐められたヒナタは余程予想外だったのか抱きしめられたままじたばたと暴れ出す。
だがナルトはしっかりと彼女をホールドして離さない。
さっきまでしゃぶっていたヒナタの胸が、ナルトの体に張り付いて、形がつぶれているが、気にしない。
そのままナルトはうなじにやさしくキスをする。
細い肩は否が応にもナルトに女性らしさを意識させた。
そのままゆっくりと下がり始めたところで、初めてヒナタが少しだけ逃げる。
ふるるっと震えつつ身を引いた。
「ヒナタ……?」
「そ、その脇はちょっと……」
どうやら脇を触れられるのは嫌なようだった。
しかしそう言われると余計に触れたくなる。
「なんでだってばよ?」
「き、汚いし、臭いがしたら嫌だし……」
「大丈夫だってばよ」
「や、やぁっ……!」
ヒナタの不安がる顔に、ゾクゾクとした背徳感を募らせてナルトはヒナタの脇に触れようとする。
だが、流石にヒナタもこればかりは抵抗した。
「だ、だめ……ここは……だって」
「ヒナタ……」
胸よりも脇を気にするとは……。
ナルトに女心は分からないが、しかしこうやって抵抗するヒナタが何故かとても愛おしかった。
「ヒナタの全部が、好きだってばよ」
「っ、ず、ずるいよナルトくん……」
ヒナタの手首を掴んで、ゆっくりと脇に近寄っていく。
ヒナタは未だ小さい抵抗を続けているが、本気のものではない。
「ひゃ!」
ナルトは脇まで近寄ると、クン、と匂いを嗅いだ。
一瞬かかった息がヒナタをくすぐらせる。
どうやら先の不安の外にも、ここはヒナタのくすぐりポイントらしい。
「大丈夫、良い匂いかしねーってばよ」
「……うぅ」
「ヒナタは、どこでも良い匂いがすんだな……」
「……は、恥ずかしい……!」
顔を背けるヒナタに益々愛おしさが増していく。
だから、聞いてみたくなった。
「ヒナタ」
「な、なに?」
「さっきの、気持ち良かった?」
「さっきの、って?」
「おっぱい」
「っっっ!」
ヒナタは顔を俯けて震えた。
頬を両手で押さえて、羞恥に耐えている。
その仕草が、自分の思い上がりではないとナルトを安心させ、また喜ばせた。
「気持ち良かったんだ?」
「あ、あの……その」
「そうなら、嬉しいってばよ」
ナルトはヒナタの脇腹を捕まえると抱き上げ、自分の膝の上に乗せた。
「きゃっ」
そのまた、またヒナタの尖った乳房を含んで、ちゅぱちゅぱと舐めくり回す。
ちら、とヒナタの顔を見ると、頬を真っ赤に染めて顔を両手で覆いながら、指の隙間からはちゃっかり白瞳を覗かせて何をしているか見ていた。
れろれろれろ……と乳房の周りを何度も舐めまわしながら視線を交わし合う。
周知の方が強いのか、ヒナタが快感に酔う表情を見れないのが、少しだけ残念だった。
ナルトは一度ちゅぱっと乳房から口を離す。
てらてらと唾液で光るヒナタの乳房がいやらしい。
いい加減薄布とは言えパンツを穿いていることすら辛くなってきた。
それを、ヒナタも感じ取ったのだろう。
「ナ、ナルトくん……その当たってる、から」
「あ、いや、これは……」
「う、うん……いいの。でも……辛い、でしょう……?」
チラチラとナルトの股間にある大きなテントを見られ、ナルトも些か恥ずかしくなってくる。
もっとも、ナルトのソレはその度にびくんびくんと波打って肥大化の一途を辿っているのだが。
「こ、今度は、私が触ってもいい……?」
ヒナタの申し出に、ナルトは言葉もなく、ゆっくりとパンツに手をかけた。
腰を浮かせたヒナタの下を通すようにパンツを脱ぎ捨てる。
ナルトの男性器が、外界へと露わになった。
「お、おっきぃ、ね……」
ヒナタにとって、恐らくは初めて見るであろう男性器はびくびくと動き、血管が白眼のそれのように浮き上がっていた。
ごくり、と息を呑んで恐る恐る先っぽを撫でてみる。
びく、びく、と小さく動いてる男性器の亀頭は、何と形容していいのか分からない感触だった。
ただ、触れた指にねっちょりとした液体が付着した。
「これ……これが、せい、えき……?」
「い、いや、これはまだ違うってばよ」
流石のヒナタもその手の知識についてそこまで詳しくない。
“行為そのものバリエーション”については密かに勉強していた彼女だが、それに伴う肉体の影響など、分かるはずもない。
「えっと、手で掴んで、上下に擦れば、いいのかな」
「お、おう……じゃあ、そんな感じで、頼む」
ヒナタは頷くと優しくナルトからそびえ立つ肉棒を掴んだ。
ナルトは一瞬目を閉じ、「くっ」と声を漏らす。
ヒナタは強かったのか、と慌てて手を緩めるが、ナルトは首を振った。
「た、他人に触られるのなんて、初めてだからちょっとびっくりしちまって……大丈夫、ってか、触られただけで、ヒナタの手、気持ちいいってばよ」
またもヒナタは頬が熱くなるのを実感した。
触られるだけで気持ちいい、というのは実はヒナタが先ほど実感していたことでもある。
もしかすると自分はとんでもない淫乱なのではないかと内心不安にも駆られていたのだが、ナルトの言葉を聞いて安堵し、嬉しくなった。
彼も同じ気持ちで、自分がそうさせることが出来ているのだと。
ヒナタは改めてナルトの肉棒を掴む。
ドクドクと鼓動を放ち、思った以上に熱を帯びているそれは、想定よりは柔らかかった。
少しだけ力を入れるとふにっと形を変える。
もっと鉄のように硬い物をイメージしていたヒナタは少しだけホッとする。
次いで、ぎこちなくだが、手を上下に擦り始めてみた。
かこっ、かこっと肉皮が動く音が微かに響く。
「っ……! ちょっと、痛いってばよ」
「あ、ごめんなさい!」
力が強すぎただろうか。
初めてのヒナタは不安に駆られ、扱くのを中断する。
「あんま渇いてると、痛てーんだ」
「そう、なの?」
ヒナタは少し考え、ふと自分の髪がまだ湿っていることに気が付いた。
ヒナタは自分の髪を両手で掴むと掌に練り込むようにしながら梳いていく。
そうして、湿った両の掌で、再びナルトの肉棒を掴んでゆっくりと上下に擦ることを再開した。
「こ、これなら、どう?」
「うああっ、い、いい感じだってばよ。た、ただ……」
「すぐ乾いちゃうんだね、分かった」
ヒナタは何度か同じ行程を繰り返してナルトの肉棒を扱いていく。
すると、ナルトの亀頭から徐々に視覚出来るほどの白い泡のような液体が分泌され出していること気が付いた。
「こ、これが、せいえき……?」
「い、いや、これはさっきのがもっと出ただけで……」
カウパー腺液、先走り汁……呼び名は様々なれど、そのどれもを二人は知らなかった。
ナルトにいたってはそういうもの、という認識しかなかったし、ヒナタにとってはそこから出てくるのはオシッコか精液だけだと思っていたのだ。
それはあながち間違いとも言えないのではあるが。
ただ、そのおかげでぬめりを増したナルトの肉棒はヒナタの手で扱かれることに慣れてきた。
「はぁ、はぁ、く──! も、もういいってばよ……!」
真面目に、よいしょよいしょと擦ってっくれるヒナタ。
それだけでナルトはあやうく達してしまうところだった。
止められたヒナタは一瞬キョトン、としてから掌にへばりつくぬめりが気になってくんくんと匂いを嗅いでみた。
……あまり良い匂いとは言えなかった。
「う」
しかしその姿を見せられたナルトの肉棒はビクン! とその強さを一段と増した。
ナルトはそろそろ我慢の限界に近づいていた。
ヒナタの肩をそっと掴んでベッドに優しく押し倒す。
「はぁ、はぁ……ヒナタ、そろそろ、俺もヒナタのアソコ、触っていいか?」
本当は今すぐにでも出してしまいたかった。
ヒナタの掌の中でだって出してしまいたかった。
それほどまでにナルトは昂ぶっていた。
それでも欲望だけに囚われなかったのは、ヒナタの瞳がナルトを信じ切っていたからだ。
彼女を裏切るような真似だけは絶対に出来ないといつの間にかナルトの中に刻まれていた。
「う、うん……………」
少しだけ怯えが混じったヒナタの返事。
ナルトはゆっくりとヒナタの秘所……膣口へと手を伸ばした。
────くちゅ。
そこで待っていたのは、想定以上にトロトロな愛液だった。
......................
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. l::::::::圦廴 ノ 廴 ノノ|::::|:::| ナルトくんに一杯触れられて……///
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l∨:::|::\ ___ .イ:::::|:::|
r '´∨::. ̄ ≧o。 。o〔::/::::/:∧ はぁ、はぁ、あああ───っ
八 i::::::. /≧=====≦!:::::ト、::∧
人 .|::::::| {ニ{: r〆 :|:::: !ヽ--、`ヽ
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「えっ」
その滑りに具合に一瞬言葉に詰まる。
ヒナタは恥ずかしそうに脚を閉じた。
「ち、違うの……こ、これは……!」
「ヒナタ……感じてたのか?」
「っ」
彼女の顔が羞恥に覆われ、必死に両の手でそれを隠そうとする。
ナルトは恐る恐るもう一度ヒナタのワレメへと手を伸ばした。
「んっ……!」
ぬぷっと侵入を許される指にはねっとりとした液体が絡みついてくる。
あまりこういった事に詳しくないナルトだが、これはいくらなんでも濡れ過ぎじゃないだろうかとも思う。
(……ヒナタって、感じやすいのか?)
聞いてみたいが、彼女の今の状況ではとても応えてくれるとは思えない。
ただとにかく、これだけヌレヌレならばすぐにでも挿入できるような気がした。
薄らとだけ生えている毛が濡れててらてらとした輝きを放ち、膣口は呼吸するかのように小さく開いては閉じている。
だが念には念。初めては特に痛いと言うのが通説だし、しっかり濡らさないと辛いというのはナルトがヒナタに処分された書物に書かれていたことだ。
「ヒナタ、少し弄るからな……痛かったら、言ってくれってばよ……」
声をかけてから、ヌププッと人差し指を挿入していく。
「ンッ……ハ、アアン……ッ!」
ヒナタの体がビクンと反り返るように跳ねる。
慌ててナルトは指を引き抜いた。
「い、痛かったか!?」
「だ、大丈夫……自分以外の指が入ったのは初めてだから、お、驚いちゃっただけ……」
「自分以外……?」
「あ……っ!?」
ヒナタの失言に、ナルトは意外そうな顔をした。
ヒナタはまた両手で自分の顔を覆ってしまう。
「ヒナタってば……ヒナタでも、そういう……自慰とか、すんだな……」
「っ……うぅ」
ヒナタは今にも泣きだしそうな声だった。
恥ずかしさの極致。気持ちは分からないでもない。
ただ、彼女がそういうことをしているのはやはり意外だった。
「なあ、いつも、どんなふうにしてんだ?」
「………………」
ヒナタは応えない。
体を小刻みに震わせて、必死に羞恥に耐えている。
流石に教えてはくれないようだった。
「じゃあ、いつもどんなこと考えてしてんだ?」
「………………」
質問を変える。
ヒナタは相変わらず顔を両手で覆い、応えない。
これ以上はダメか、そうナルトが思った時だった。
「……引かない?」
「え?」
「話を聞いても、引かない?」
指の隙間からまたヒナタの瞳が覗いている。
潤んだ瞳からは恐怖と羞恥が入り混じっていた。
だから努めて安心させるように言う。
「おう、そんなんでヒナタを嫌いになったりしねーってばよ」
ヒナタは真一文字にしていた口を、ゆっくりと開く。
「………………ナルトくんに、触ってもらうの」
「へ?」
「……ナ、ナルトくんに、触ってもらうことを、いつも、考えてた」
「そ、それって、毎回?」
「……」
こくん、と頷く。反則だった。
ヒナタはそれきりまた黙ってしまったが、今度ばかりはナルトも何も言えなかった。
ヒナタの自慰行為は、ナルトが相手だった。本人としてそれは……嬉しく、恥ずかしい。
「……い、いつも、ナルトくんに触られたらって思うと……一杯、溢れちゃって……はしたないよね……」
泣きそうな声で語る彼女の最重要機密はナルトの肉棒を限りなく膨張させた。
愛おしいと思えば思う程、その感情をぶつけたいという劣情が競りあがってくる。
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