元スレ八幡「やはり俺の先輩たちは間違っている」雪乃「駄目な子ほどかわいい」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
351 = 348 :
八幡「もし……前までの俺だったら、あいつらのことを呪ってたと思う。ノートに1人1人の名前を書いて、それを修正液で消していくくらいに」
いろは「ぷっ、陰湿すぎますよ~」アハハ
八幡「……でも、今は本当にどうでもいい」
いろは「……先輩達、ですか?」
八幡「……迷惑かけられねーからな」
いろは「………」
八幡「特に雪ノ下先輩はジェンガみたいな心してるからな。俺が同級生を半殺しにしたなんて知ったら泣いて怒るに決まってる」
いろは「………」ニマニマ
八幡「うっ……べ、別に先輩後輩としてだぞ///」プイッ
いろは「そんなの決まってるじゃないですかー! じゃないと……」
いろは「いろはの入る隙間なくなっちゃうし」ボソッ
八幡「え?」
いろは「なんでもないでーす」ニコッ
353 = 348 :
保健室
八幡「はぁ、怪我がなかったから良かったとはいえ、勘弁してください」
雪乃「………」プイッ
八幡「……は?」イラッ
八幡(ここまで連れて行ってやったのに、何だその態度……)イライラ
雪乃「……ずるいわ」ボソッ
八幡「へ?」
雪乃「……あんなことを聞いたら、まともに顔も見れなくなるもの……///」プルプル
八幡(聞かれてたーーーっ///)
廊下
いろは「やれやれ、今回は助け舟もとい、お助けいろはになっちゃいましたね」
いろは「まぁでも、奉仕部として今回の件をどう解決してくれるかはすごい楽しみですけど」
354 :
ここの雪ノ下初期マリオかスペランカーかよ
死にすぎ復活しすぎ
355 = 348 :
雪乃「比企谷君は、その……あれなのかしら?」プルプル///
八幡(耳真っ赤にしてそっぽ向いて震え声で語るな可愛すぎンだろくそっ///)ドキドキ
雪乃「……私のことを…先輩と思ってくれているのかしら?」チラッ///
八幡「ああ、そんなことっすか」シラー
雪乃「えぇ!? だ、大事なことよ比企谷君!」ユサユサ
八幡(いや、このバカはそんなもんだと思ってましたよ)シラーッ
雪乃「私を先輩としてもっと敬って比企谷君ーーーーっ!」ウェーン
八幡「あ、泣いた」
356 = 348 :
翌日 八幡のクラス
八幡「………」
生徒「はーっ、やっと夏休みだーっ」
生徒2「ほんと、あいつの顔見なくて良いと思うとせいせいするなー」
生徒3「そうだな。危うく病院送りにしてしまうところだ」
生徒「生徒3まじかっけー!」
クラスメイト達<アハハハハハ
八幡「………」
生徒「なぁ、いろはもそう思うよな」
いろは「えー、いろはそういうの良くわからないかもー」
生徒2「いろはちゃんって夏休み何する予定!?」
いろは「うーん、そうだなー、休んで、休んで、休むかもー」
八幡「ぷっ」
生徒2「………」イラッ
357 = 348 :
生徒「なぁいろは、いい加減俺と付き合えよ」
いろは「えっ」ドンビキ
女子生徒「そうだよいろはちゃん! 生徒君学年で一番かっこいいし、頼もしいから絶対良いよ!」
いろは「え、そ、そうだねー」アハハ
八幡(うわー、あいつの裏の顔が読み取れるようだ……)
八幡いろは((うわー……こいつら大量のスズメバチのいる部屋に閉じ込められればいいのに))マガオ
いろは「………」チラッ
八幡「………っ」
いろは「………」ニコッ
八幡「………///」プイッ
生徒「………」イラッ
359 :
小町だけでなく三浦&川崎の武闘派二人も敵に回してしまっている事にさえ気付けない低脳しか居ないのか…
360 = 347 :
多分知らないんじゃないかな?
先輩後輩って交流する機会少ないし
361 = 348 :
生徒3「おい、さっきから何ちらちらこっち見てんだよ」
八幡「……ここの教室はどっか見るのにも許可がいるんですかねぇ」
生徒3「バカにしてんのかてめぇ!!」
生徒「おい!」
生徒3「止めんな! ぶっ殺すぞ!」
生徒「………っ」ビクッ
いろは(いつもリーダーぶってるくせに……ださ)
生徒「と、止めるつもりはねーよ。おい! 教室を閉めろ!」
クラスメイト「………」
生徒「お前らに言ってんだよ!」
クラスメイト「………」
八幡「こういう時、人望がないのが露呈してしまうなぁ」ハハハ
生徒「っ///」カァ
八幡(このままじゃ引き返せそうにないな……)ハァ…
362 = 348 :
生徒(……まぁいいや。どうせ殴るのは生徒3だ。俺は一応止めたし、おとがめなしだろ)
八幡「と、まぁ部外者を決め込もうとしてるんだろうがな」
生徒「!」ビクッ
八幡「お前が実質リーダーなんだから、友達の責任は取るよな?」
生徒「………」チラッ
生徒2「………」ジーッ
生徒3「………」ジーッ
クラスメイト達「………」ジーッ
生徒「な、何だよ……全部俺のせいかよ」
いろは「ねぇ、生徒君」
生徒「! い、いろはは分かってくれるよな? 俺は悪くな―――」
―――パシンッ!!!
生徒「つっ!?」ジンジン
クラスメイト達「」
八幡「………」ハァ…
いろは「………」
363 = 348 :
いろは「別にあんたと付き合う気なんてさらさらないけどね! こんな情けない奴に告白されたなんて知られたら、恥ずかしくて外にも出られなくなる!!」
生徒「………っ」プルプル
クラスメイト達「………」
いろは「……あん――」
―――ガシャァァァンッ!!
いろは「え……?」
生徒3「」チーン
八幡「………」
生徒2「い、一発で……」ビクッ
クラスメイト達「きゃぁあああああ!!」
364 = 348 :
放課後 公園
八幡「……終業式の日に停学くらうって、どういうことだよ」キコキコ
いろは「一週間外出禁止とか?」
八幡「……まぁ、引きこもりのボッチには関係ないけどな」
いろは「そうかなー」
八幡「……お前、敬語やめたのかよ」
いろは「うーん、ちょっと思うことがあって」
八幡「あそ」
いろは「その話に行く前に、さ。お礼を言っておこうかな」タッ
八幡「お礼……?」
いろは「あの時、いろはが生徒叩いたの帳消しにするために殴ってくれてありがと」ペコリ
八幡「……そんなんじゃねーし。ただ……」
八幡いろは「「むかついただけだし」」
八幡「………」
いろは「………」ニコニコ
365 = 348 :
いろは「はー、でも本当にあいつに告白されたこと自体に腹立ってきたし」ムカムカ
八幡「お前、案外石仮面じゃねーのな」
いろは「……うりーするよ?」
八幡(にわかかよ。でも可愛すぎんだろその表現……)
いろは「いろはは好きでニコニコしてるだけだから、普通の表情だっていっぱいあるよ?」
八幡「へぇ」
いろは「でも、こうなったらあの告白を帳消しにするしかないよね」
八幡「え?」
いろは「比企谷君……」ジッ///
八幡「え……」ドキッ
いろは「その……」
八幡(な、なんだこの空気……知らない。知らないぞこれ!)
いろは「いろはは……」
八幡「………」ゴクリ
366 = 348 :
いろは「は「おーーーい!!」
八幡「え?」
三浦「あーしを置いて帰るなんていい度胸だし!!」フライングクロスチョップ!
八幡「うげっ」ドサッ
海老名「比企谷君! 同級生の♂とチョメチョメしたんだって!?」ハァハァ///
戸塚「大丈夫だった!? 怪我してない!?」
八幡「う、うす……」
葉山「無事でよかったよ」
戸部「やるじゃーん! 見直したぜ後輩!」ハハハ
川崎「………」モジモジ
いろは「………」プルプル
八幡(!! と、途中で邪魔されたから怒るんじゃ……)
367 = 348 :
いろは「やーーん♪ 葉山先輩~~♪」キャッキャ
八幡「」
葉山「あれ? いろはもいたんだ」
いろは「はい! いろはちゃん、比企谷君と同級生なので、慰めてました」キュピィンッ☆
葉山「ははは、いろはは優しいな」ナデナデ
いろは「きゃ☆いろは超うれしー♪」キャッキャ
三浦「爆発しろし……」ゲンナリ
戸部「うらやましい……」グスン
八幡「」ボーゼン
いろは「………(中途半端は恥ずかしいから、ね)」ニパッ☆
八幡「っ///」
こうして、色濃い一学期は終わり、激動の夏休みがやってきたのだった。
368 = 348 :
奉仕部教室
雪乃「比企谷君が喧嘩したらしいの由比ヶ浜さん。だから慰めるためにパーティを開きましょう」
由比ヶ浜「そうだねゆきのん! 私クッキー作るよ!!」
雪乃(ふふふ、後輩を励ますのは先輩の役目よ)ルンルン
奉仕部の教室は夜明けまで明るかったという。
第八章 目には目を、だが歯に歯をやればキスしてしまう。 完
369 = 348 :
いったん離れます!
夏休み編は、皆で大旅行かそれぞれと小旅行ないしは小イベントにするか迷ってます!
では!
370 :
>>369
乙
両方書いてもええんやで(にっこり)
373 :
いろはの一人称は「私」じゃなかったっけ
374 :
乙
>>369夏休み編は、皆で大旅行してそれぞれと小旅行してそれぞれと小イベントすればいいと思います!
375 :
>>373
8,9と読んでなさそうだし
しょーがないんじゃない
376 = 375 :
ごめん下げ忘れた
378 :
おっつー
379 :
アンジャッシュみたいなすれ違いのボケ倒しでいいのでたまにはビチヶ浜先輩にスポットライトを当ててやってください
380 :
夜明けまでってもしかして気絶……いや、まさかな
381 = 348 :
それじゃあ、とりあえずは大旅行だよ夏休み編からスタートさせていただきますー。
382 = 348 :
第二部 夏休み編
第一章 人はそれを命令と呼ぶ
383 = 348 :
比企谷家
八幡「あちぃ……」グデーッ
小町「そだねぇ」グデーッ
由比ヶ浜「だよねぇ」グデーッ
夏休みが始まったばかりだというのに、比企谷家はクーラーが壊れるという大惨事に見舞われた。
八幡「由比ヶ浜先輩は家に帰ればいいじゃないですか。つか帰ってください」
由比ヶ浜「八幡君ひどっ! 私は八幡君に会いにきたのに!」
小町「へぇ……結衣ちゃんが……八幡に、ねぇ?」ジーッ
由比ヶ浜「」
ピンポーン
三人「?」
384 = 348 :
留美「………」つスイカ
八幡「は?」
留美「……ん」つスイカ
八幡「いや、何でお前にもらう義理があるんだよ」
留美「……お母さんが、八幡にお世話になったことを伝えたら持って行けって」
八幡「まじかよ」
留美(持って行って、押し倒してこいって言われたけど……それは無理)カァ///
八幡「お前なんで顔赤くなってんの? 熱中症か?」
留美「っ! そ、そうだよバカ!」フンッ
八幡「それじゃあ、スイカ切るから食おうぜ」
留美「え、上がっていいの!?」パァッ
八幡「もらうもん貰って追い返す訳ねーだろ」
留美「やった」ルンルン
八幡(まぁ、後悔するかもしれねーがな)ヘッ
385 = 348 :
留美「……何これ」ダラダラダラ
留美(何でこの部屋サウナみたいになってんの? 修行?)
小町「あうあー……いらっしゃい……」グデーッ
留美「ひっ!?」ビクッ
由比ヶ浜「よぉくきたねぇ……」グデーッ
留美「お化け!?」ビクッ
八幡「お化けじゃねぇよビッチだ」
由比ヶ浜「誰がビッチだし! 私はしょ――」
八幡「?」
由比ヶ浜「処女だし!!」
八幡「し、しらねーし///」プイッ
小町「ゆぅいぃちゃぁん」ガシッ
由比ヶ浜「」ゾクッ
留美「何でクーラー付けないの?」
八幡「壊れてんだよ」
留美「ふーん」
386 = 348 :
八幡「切れたぞ」つスイカ
小町「わーい」ニコニコ
由比ヶ浜「すいか♪すいか♪」ニコニコ
留美(小町さんは大人っぽいし、由比ヶ浜さんは可愛いうえにおっぱい大きいなぁ)ペタペタ
留美「……はぁ」
八幡「ん? どうした?」
留美「……別に」ヘッ
留美(どっちにしろ私は土台にも立ってないけどね)
小町「~~~♪」シャクシャク
由比ヶ浜「~~~♪」パクパク
八幡「………」スイッ
留美「スプーン使ってんの?」
八幡「ああ」
留美「珍しい。汚れるから?」
八幡「いや、すくった方がおいしいから」
留美「うそでしょ」
八幡「いや、根拠はねーけど」
留美「ちょっと確かめさせて」
八幡「おう」スイッ
388 = 348 :
八幡「っ!?」ビクッ
留美「ど、どうしたんですか!?」
由比ヶ浜「ず、ずるい……」プルプル
八幡「は?」
由比ヶ浜「留美ちゃんだけ八幡君にあーんしてもらってずるい!!」
留美「………あっ」カァ///
由比ヶ浜「ずるいずるいずるいずるい!」ジタバタジタバタ
小町「うーん、確かに今のは小町的にずるいかなー」
八幡「どうしろと」
由比ヶ浜「私にも」「口移しで」小町
二人「え?」
八幡「……お前ら…」
ピンポーン
八幡「また?」
389 = 348 :
葉山グループ「「「「やっ」」」」
八幡「………」ガチャッカチッカチッ
葉山「ちょっ、な、何で鍵を!?」
八幡(これ以上暑苦しくなってたまるか!!)
三浦「ポチ」
八幡「!」ビクッ
三浦「開けろし」
八幡「………」ガチャッ
三浦「可愛い奴だ」ナデナデ
八幡「………あっ」ドキッ
三浦「ん?」
390 = 348 :
八幡「……せ、清楚系…」
三浦「ん? ああ、これか。だってポチギャルっぽいの苦手だろ?」
八幡「……ず、ずりぃ///」プイッ
三浦「……ははぁん、さてはギャップにやられたな?」ニマニマ
八幡「せ、清楚にしたってギャルはギャルですぅ」
三浦「こいつ!!」
葉山「はははー、楽しそうだなー」
戸部(八幡うらやましね!!)
戸塚「………」プルプル
戸塚「八幡!」
八幡「へ?」ビクッ
戸塚「僕は!?」ジッ
八幡「えーっと……」
八幡(ボーイッシュだけどゆるふわっぽくて……可愛い…)ゴクリ///
戸塚「……えへへ、どうかな?」
八幡「……す「言わせねーし!」
八幡「!!(危ない危ないまた同じ失敗をするところだった)」
戸塚「もう三浦さん!」
三浦「だってポチはあーしのもんだし」
戸塚「むぅ……」
八幡「あれ?」チラッ
391 = 348 :
八幡「師匠も来てたんですね」
川崎「っ!!」カァ///
きてた。
↓
うれしい。
↓
好き。
↓
結婚してくれ。
川崎「うぅ……」モジモジ///
八幡「師匠?」
いろは「もうっ、いろはは!?」ギュッ
八幡「!」
一同「!!」
いろは「お久しぶりだね八幡」ニコニコ
八幡「あ、ああ……そうだな」
八幡(近い柔らかい良いにおいがするー!!)ニヘラ///
女性陣+戸塚「!!」ゴゴゴゴゴゴ
海老名(やれやれ、相変わらずまともなのがいないかも……ただしトツハチはオッケー)ニヘラ
392 = 348 :
いったん飯食ってきます! 旅行ってどこがいいだろ。やっぱ海かな。
393 :
海もいいしキャンプも悪くない
定番の肝試しとか
394 :
いろはの一人称は修正せずにこのまま突き通す感じ?
395 :
飯乙!
大人数なら海じゃね?ユキのん辺りなら別荘ぐらいあんじゃね知らんけど
396 = 379 :
サキサキの結婚への結び付け方が平塚先生以上wwww
397 :
>>394
原作知らないけどだいぶキャラ崩壊してるんなら一人称もどうでもよくね
398 = 348 :
食べた。
>>394いやー、その理由は伏線かもしれないし触れないで欲しいなぁ。でもどうしても気になる人が多かったら、先に伏線回収から始めますんで!
やっぱ海ですよね!
では、ちょろちょろと続きー
昨日、河合壮?だっけ。あのアニメ見たけど、俺ガイルと親和性高そうだね。個人的には女子あーし様とラスボスとさいちゃん、男子八幡でやりたい(変態はそのままの方がいいかも)。
399 = 348 :
比企谷家リビング
一同((わりと命に危険を感じるレベルで暑い……))ハァハァ
400 = 348 :
三浦「戸部、帰れ」
戸部「ひどくねっ!?」ガーン
葉山「でも、このままじゃ本当に倒れちゃうな」
八幡(皆が帰ればいいんじゃないですかねぇ)
いろは「なーんて思ってたらぶん殴っちゃうぞ☆」コツン
八幡「」
戸塚「そういえば隼人っていつまで部活あるの?」
葉山「あー、大会があるからなー。夏休みは大体潰れちゃうかも」
戸塚「そうなんだ。テニス部は弱しやる気ないから夏休みけっこう暇なんだよね」チラッ
八幡「?」
戸塚「また一緒にデートしようね八幡」ニコッ
八幡「ぐっ///」コクリ
海老名「し、しあわせ……///」ドパァッ
三浦「姫菜……安らかに眠れし…」ガッショウ
小町「あ、そうだ」ピポパ
一同「?」
みんなの評価 : ★★
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