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元スレ上条「……レンタル上条一時間千円です(泣)」
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>>351
お前絶対初春だろ
お前絶対初春だろ
つーか、芳川って上条さんのこと知ってるんじゃないの?
『実験を止めた乱入者』として
『実験を止めた乱入者』として
一方「………なンの冗談だそりゃ」
芳川「あら、違うの?」
一方「違うに決まってンだろォが」
打ち止め「えっ、じゃあどうしてアナタは上条当麻と……ってミサカはミサカは疑いの目を向けてみたり」オロオロ
一方「ンなもんコイツをレンタルしたからに決まってンだろォが」
番外個体「や、やっぱりさっき言ってた男同士の!?」
一方「」
上条「おい!?勘違いすんななんでそうなるんだよマジで!!上条さんはいたってノーマル!!そんな趣味はないからな!?」
芳川「貴方は借りられる側なのだしそうかもねぇ………要は貴方、レンタルされたら基本利用者のお願い聞いたりしてほしい事をしてあげたり……」
上条「また誤解を招くような言い方を…!!俺が嫌な事はお断りだ!!」
芳川「……そう、なるほど、つまり一方通行はフラれたのかしら?良かったわね貴女達、まだ更正のチャンスは残っているわ」
上条「……………」
一方「」
芳川「あら、違うの?」
一方「違うに決まってンだろォが」
打ち止め「えっ、じゃあどうしてアナタは上条当麻と……ってミサカはミサカは疑いの目を向けてみたり」オロオロ
一方「ンなもんコイツをレンタルしたからに決まってンだろォが」
番外個体「や、やっぱりさっき言ってた男同士の!?」
一方「」
上条「おい!?勘違いすんななんでそうなるんだよマジで!!上条さんはいたってノーマル!!そんな趣味はないからな!?」
芳川「貴方は借りられる側なのだしそうかもねぇ………要は貴方、レンタルされたら基本利用者のお願い聞いたりしてほしい事をしてあげたり……」
上条「また誤解を招くような言い方を…!!俺が嫌な事はお断りだ!!」
芳川「……そう、なるほど、つまり一方通行はフラれたのかしら?良かったわね貴女達、まだ更正のチャンスは残っているわ」
上条「……………」
一方「」
打ち止め「そ、そっかわかったかも!!ミサカは頑張ってこの人を真っ当な趣味嗜好に戻すってミサカはミサカは意気込んでみる!!」ヒシッ
一方「」
番外個体「最終信号が頑張っても真っ当な趣味嗜好にはならないとミサカは思うけど、戻りはするケド」
芳川「男色からロリータコンプレックスへの移行は確かに真っ当ではないけれど、まぁ……恋愛なんて人それぞれよ」フゥ
一方「」ワナワナ
上条「………あー、一方通行」
一方「………あァ?」プルプル
上条「頑張れ、俺は無理」ポンッ
一方「…………」
上条「ホモでロリコンとか俺なら死にたくなるような疑いだけどさ、なに言っても曲解されそうだし俺になんとかしろとか無理だ、じゃ」スタスタ
一方「待ちやがれテメェ!!?!こンだけ拗れた状況下で帰ろォってのかよ、あァ!?どォいう事だよヒーローよォ!?」ハシッ
上条「離せ!!やめろ俺まで変な誤解に巻き込むな!!良いだろ別にお前ぱっと見女に見えなくもないほど体とか細いし打ち止めと風呂も入ってんだろ!!」ジタバタ
一方「風呂は関係ェねェだろォが!!俺が自分から一緒に入ってると思ってンのか!?つゥか女に見えるとかほざきやがったかクソがァァ!!!!」
上条「怒るんならもっと肉をつけろ肉を!!良いから離せお前と居ると上条さんがホモでロリコン扱いされるだろ!!俺は帰る!!」ジタバタ
一方「テメェは元々ロリコンだろォが!!あの白いチビで股間膨らませてるよォな野郎が違うって言い張るつもりなンですかァ!?」
上条「」ギクッ
一方「良いからテメェも俺に協力しやがれ、なンとしても誤解を解くンだ、良いか?」ギロッ
上条「ふ、ふくらましてないよ?ナンノコト?」キョトン
一方「…………オマエ、マジであンの?」
上条「…………」
一方「…………」
打ち止め「さっきからなんの話なの?ってミサカはミサカは人生という名の担当教師に訪ねてみたり」クイクイ
芳川「そうね、あの二人はお互い仲良しで色々似ているって所かしら」フゥ
番外個体「ぜんぜん似てないとミサカは思うけど」
芳川「似てるわよ、外面ではなくて精神的な所かしらね……いや…ちょっと上手くは説明出来ないけど正反対のようで性質が同じなのかしら?」
打ち止め「ふーん?ってミサカはミサカはいまいちよくわからないけど相槌を打ってみる」
芳川「相反するのに似ている性質……磁石のような感じかしら?」
番外個体「磁力?電極のこと?」
芳川「………やっぱり出逢うとお互いに惹かれあいくっついてしまうという事になるのかも」フム
打ち止め「えっ」
番外個体「えっ」
上条「」
一方「」
芳川「興味深いわね、ふふ…」
…………
一方その頃インデックスさんとオティヌスさんとみこっちゃん。
美琴「」
オティヌス「………誰だこいつの歌は素晴らしいと言ったのは……ぐぅ……!!」グネグネ
禁書「あ、ありさ……あぅぅ…」オロオロ
アリサ(殺)「SATSUGAI せよSATSUGAIせよ!!」ガリガリガリギュガガガガガッッ!!
シャットアウラ「ぐあああああ!?!?やめろ、やめろぉ!?!?」ビッタンビッタン
アリサ(殺)「俺に父さん母さんいねえ!!それは俺が殺したから!!俺にゃ友達恋人いねえ!!それは俺が殺したからッッ!!」ギチギチギガガガガッッ!!
アリサ(殺)「殺せ殺せ親など殺せ!!殺せ殺せすべてを殺せ!!」ビッタンビッタン
シャットアウラ「ノイズがぁ!?ノイズがぁ!!あああああ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"!?!?」ゴロゴロジタバタ
アリサ(殺)「レレレイプレイプレイプレレレイプレイプレイプ」ブシュッ
シャットアウラ「いやぁあああああ"あ"あ"!?!?」ガクガクガク
禁書「ありさ!!もうやめて!!デスメタル好きなのは分かったけれど本格的に歌うのはアリサのイメージがぐちゃぐちゃになっちゃうんだよ!!?!ありさ!!」オロオロ
美琴「」
オティヌス「なんだこの娘は……歌うというからカラオケへついてきたが……とんでもないぞおい…」クラクラ
シャットアウラ「う、ぐぅ……で、デスメタルは止めろと言ったのに!!」ウルウル
アリサ(殺)「……ふぅ、すっきりしたかな……ってあれ?何か変だった?」キョトン
禁書「………ちょっとこの歌は一緒に歌えないんだよアリサ」グッタリ
アリサ達とDMC!!していた。
…………
禁書「……ふぅ、ちょっとしたアクシデントはあったけれど……楽しかったからいいかも」トタトタ
美琴「………アリサの連れの人、シャットアウラだっけ?最後泡吹いてたけど平気なのあれ」スタスタ
オティヌス「さあな、平気だと言っていたし大丈夫だろう」
禁書「ありさのあれは天然なんだよ」
オティヌス「……天然ボケ食らってのたうち回る羽目になるのも哀れではあるが、それほど険悪な仲でもないだろうし気にする事はないな、それより……」
禁書「………」ガチャガチャ
美琴「なに、どしたの?」
オティヌス「部屋の鍵が開いておらんのだ」
美琴「開ければ良いじゃん、鍵は持ってるんでしょ?」
禁書「……とうまが帰ってきてないってことかも」
美琴「………なんですって?」
オティヌス「奴は我々が外出中で自分が帰って来ているなら鍵を閉めたりはしない」
禁書「……とうま、まさか……」
美琴「昨日散々言ったのにまだレンタルやってるって?」
オティヌス「何か厄介事に首を突っ込んでいる可能性もだいぶ高いからなんとも言えんが……レンタルという事も否定は出来ん」
美琴「連絡は?」
禁書「無いんだよ、てっきりわたしは部屋に残した書き置きをみたから何も連絡してこなかったのかと思ったのだけれど」
オティヌス「小娘、お前には?」
美琴「小娘言うな、あいつから連絡なんてないわよ、だいたい私が今居るのだってたまたまあんた達がアリサと一緒に歩いてるの見かけて、カラオケ行くって言うから便乗しただけだもん、あいつと会う約束あったとかならともかく今日は私に連絡してくる理由がないでしょ」
禁書「ふーん?いっつもでんわで話してるのかと思ってたかも」ジー
美琴「いっつもはしてないわよ……バッタリ出くわす事は結構あるけど電話とかメールはサッパリ……送っても返信来ないし」ゴニョゴニョ
オティヌス「奴にそんな甲斐性などあるものか、あれは女を喜ばせるような類いの行いは疎いぞ、期待するだけ損だ」
美琴「………そうね、なんとなく分かるわ」
禁書「それはいいとして、とうまがどうして帰ってないのか聞き出さないとダメかも」スチャ
オティヌス「…ん、ちゃんと持っていてくれよ禁書目録よ」ポチポチ
禁書「うん」
美琴「……なんであんたが操作しないのよ?めんどくさそうなんだけど……サイズ的に携帯のボタン押すだけでもなんか大変そうなんだけど」
禁書「ケータイデンワーはまだ使い方が分かんないのかも」
オティヌス「ボタン操作というのは口で説明するのが少し難しくてな……家電製品のワンタッチ機能のような単純さがあれば教えられるのだが」ポチポチ
美琴「そんな難しいかしら?私が教えてあげる?」
禁書「使えるようにはなりたいけれど……同じボタン押しても違う画面になるからわけが分からないんだよ?全部思い通りにみことは扱えるの?」
美琴「ああなるほど、あんた機械音痴なのね………んー、そうね……ボタンがあーだこーだじゃなくて計算式なのよつまりは」
禁書「けいさん?」
美琴「組合せと方式、アナログに例えるとなんだろ……えーと、そろばんとかかしら?あれもはじくと盤面が変化するでしょ?あんな感じ」
禁書「ふむふむ、もうちょっと詳しく聞きたいかも!!」コクコク
オティヌス 「それは後にしろ二人とも、奴め応答する気配がないぞ」prrrr … prrrr …
禁書 「とうま、でんわ出ないの?」
美琴 「…あんにゃろう」
…………
上条「……酷い仕打ちをうけた……不幸だ……」ガックリ
土御門「にゃー、御愁傷様ぜよ」
上条 「あの芳川って人怖い、何言ってものらりくらりと…一方通行大丈夫なのかあれ」
土御門「本気で邪魔なら一方通行は問答無用で潰してる、それしてないって事はあれも一種のコミュニケーションって事ですたい、まぁカミやんは完全とばっちりだけど」
上条「……アイツも苦労してんのね、あんまり仲介したくない問題だったが」
土御門「カミやんは別にロリコンでもないからにゃー?」
上条「お前は分かってくれてて上条さんは嬉しく思うよ……」グスン
土御門「青ピ的なニュアンスで言うなら、カミやんはロリ“が”好きなんじゃなく、ロリ“も”好きなんだもんにゃー?」ニヤリ
上条「前言撤回だこの野郎!!!!俺の事なんだと思ってやがるよりにもよって青ピと同類扱いとか侮辱するにも程があるわぁ!!!!」ウガー
土御門「そんな怒るなって、事実だろ?」
上条「違う!!違うぞ土御門!!上条さんは年上のお姉さんが好みのタイプだ!!それ以外にはない!!」
土御門「はいはい分かった分かった、むきになるなにゃー」ポンポン
上条「… ったくコイツは……ん?」prrrr
土御門「携帯鳴ってるぞ」
上条「分かってるって、えーと……………………」ピキッ
土御門「……出ないのか?」
上条「……い、インデックスか……うーん……」prrrr
土御門「そういえばレンタル続行するとは連中には言っていないか……気まずいのは分かるが応答しておかんと後から酷いと思うぞ」
上条「…………」prrrr
土御門「おいカミやん、出ろって言ってんだにゃー」
上条「………ぅ………ぐぅ………!!」prrrr
土御門「…………」
上条「あ…」prrrr …… プチ
土御門「切れたか……どうなっても知らんぞ」
上条「だ、だってよぉ!!なんて話せばいいのかわかんねーし!?」ウルウル
土御門「ありのまま説明するしかないだろ、女の不機嫌受け止めんのも男の仕事の一つぜよ」ハァー
上条「んなこと言われても怖いの!!そ、そうだ土御門、宿泊、宿泊プランのレンタル希望とかないのか?今日は帰りたくない!!」ハシッ
土御門「………まるで嫁に浮気がバレた旦那みてーな行動パターンぜよ……今のうちに説明しとくのが良いと思うけどにゃー?」
上条「分かってるけどさぁ…あーどうすりゃ……」オロオロ
土御門「こういう時はキッチリスッパリ潔く謝るってのが世間の常識ぜよ」
上条「………そ、それも分かってるんだが………ん?」prrrr
土御門「また禁書目録か?」
上条「いや……御坂だな」prrrr … prrrr …
土御門「………御坂美琴か……おいカミやんまさか出るのか?」
上条「まあ……金借りてる身分だし出ない訳にもな…」prrrr … prrrr …
土御門「もし本気で家に帰らないなら出ない方が良いぜよ、一緒に居る可能性高いぞ」
上条「そうか?御坂も一応常盤台のお嬢様だしそう毎晩門限ぶっちぎらねぇだろ、そもそも俺の所に来る用事なんて今日は無いだろうし……って話してたらきれちまうか、もしもし?」ピッ
土御門(……やっぱりカミやんって馬鹿だにゃー、特に女関係)ヤレヤレ
美琴『あ、出たもしもし?』
上条「ん、なんだこんな遅くに?どした?」
美琴『あんた何処に居るの?教えなさい』
上条「あー…いやちょっとヤボ用と言うかなんというか…」
美琴『そのヤボ用がなんなのか聞いてるんだけど』
上条「………え、えーと……」ダラダラ
美琴『…………』
上条「……………そのだな?あー……なんというか……」オロオロ
美琴『………なに?』
上条「…………………………………………………………」ピキン
美琴『……言えないってか、まあいいわ……じゃ、質問変えるわね?』
上条「は、はい」カタカタ
美琴『私の電話に出たのはまあ良いとして、この子の電話はなんで出ないの、ちょっと代わるわよ』
禁書『……とうま、どこいるの?』
上条「ひょっ」ビクッ
土御門(案の定ぜよ、どうしてこうカミやんは女関係の事になると最悪の選択肢ばっかり選ぶかにゃー?)
禁書『………いろいろと言いたい事はあるけれど、でんわじゃ話しづらいし早く帰ってきて、みこと、もういいよ』
美琴『で、あんた後何秒で帰ってこれんの、あんたから説明聞くまでは私も待ってるから早くしろ、良いわね?』
上条「あ、あの……み、御坂さんはなぜにわたくしの部屋に?も、門限とか……」ダラダラ
美琴『そんなの今関係ないけど……まあいいか、この子達と遊んでたのよ、そんでここについでに寄ってから帰ろうって思ったらあんたが居ないと、昨日の今日でまさか、あれだけ言ったのに、まだレンタルやってるんじゃないかってね!!』
上条「」ビクッ
美琴『ちなみに門限とかちゃんと黒子に頼んであるし、悪いとは思ってるけど連絡も無しにどっかふらついてる馬鹿よりましでしょ?違うかしら?』
上条「」
美琴『また代わるわよ、はい』
オティヌス『おい』
上条「はい」
オティヌス『早く帰ってこい、私は他の二人よりは怒っていないつもりだが遅れたりしたら分からんからな、いいか今すぐだからな、私を待たせるなよ人間』ブチッ
上条「」ツー、ツー…
土御門「さて、帰るかカミやん、隣同士一緒にな」スタスタ
はしっ
上条「…ッッ!!………ッッ!!!?」ブンブンブンブン
土御門「そんな悲壮感たっぷりの顔で首振っても状況は変わらんぜよ、弁明は一応手伝ってやるから諦めろにゃー」ズルズル
上条「やだぁ!!やだぁぁぁぁ!!!!俺帰んない!!帰んないぃ!?!?」ビッタンビッタン
土御門「駄々こねてねーできびきび歩けにゃー」
上条「ほとぼりを!!ほとぼりがさめるまでせめて退避を……イヤァァァァァ!!!!」ジタバタ
土御門「しっかり説明すりゃ命は助かるぜよ、今回は俺も一緒に怒られてやるから……」ズルズル
上条「あの三人にまとめて怒られるとか死んじゃうからぁ!!!!」ウルウル
土御門「…………フンッ!!」ドゴォッッ!!
上条「ごひゅ!?」
土御門「やれやれ、この距離運ぶのはめんどくさいぜよ」ヒョイ、スタスタ
上条「」グッタリ
………で。
オティヌス「………つまり、昨日借りた金のほぼ半分が急な出費で消し飛んだと」
土御門「そういう事ぜよ、本当は全損だったんだがなんとか半分だけは回収出来てな」
禁書「………ふーん?まぁ、あの時のおふろの修理代っていうのは納得したけれど」
美琴「それで?それがどうレンタル続けるって状況になるのよ?私は止めろって言って貸して、貸したまんまで良いからもう止めろって言ったわよね?」ジロッ
上条「いやあのですね御坂さま?やはり金額が金額ですし早くかえさないとなーってね?ほら、昨日のままなら差額でまだ多少配給金を毎月コツコツ付け足せば何ヵ月かで完済出来ると思ったのよ?でもね?ほらひゃくまんえんですよ御坂さま?そんな額学生にどうやってさっさと返せと……」
美琴「は?」ギロッ
上条「」ビクッ
美琴「……まず一つ、誰かさっさと返せなんて言ったの?ねぇ?」
上条「……言ってません」
美琴「次、返す事に専念するのはまあ、キッチリさせるって事で理解出来るわよ、それで、なんでレンタル?」
上条「は、早く返さないとって……バイト探す時間すら惜しいと……」プルプル
美琴「…………」ジー
上条「約束破ってすいませんでしたぁ!!」orz
美琴「…………はぁぁぁ…もういいわよ……次は承知しないからねマジで!!」クワッ
上条「……す、すまん」プルプル
美琴「あんた達は?良いの許して」
禁書「……とうまがこういうふうに勝手に突っ走るのなんて慣れっこなんだよ」ヘッ
オティヌス「私が言いたい事は小娘、お前がほとんど言っている、それ以上責めるのも酷だろう」ヘッ
美琴「……そっ、良かったわねあんた、許してくれるって」ジー
上条「はい、あざっす」ペコペコ
土御門「だから言ったぜよカミやん、ちゃんと謝れば許してくれるってにゃー?」
オティヌス「貴様は許さんぞペテン師が………止められているのを知りつつコイツを手引きし続けている事は万死に値する」ジロッ
禁書「もとはるはもうとうまにそういう事させないで」ジトッ
美琴「今すぐレンタル関係の予約とかそういう関連データ関係消去しろ、やらないならあんたごと焦がすわよ」ジロッ
土御門「にゃー、怖い怖いぜよ、俺はカミやんの味方しただけなんだけどにゃー?」ヘラヘラ
オティヌス「からかっているようにしか見えんぞ!!おい小娘良いからこのペテン師を丸焦げしにてやれ、神に代わって神罰を下してやるのだ!!」クイクイ
美琴「ちょ、私に乗るな髪の毛引っ張んなっての!?」ワタワタ
土御門「心配しなくてももうやらんぜよ、カミやんから土下座されて頼まれでもしない限り」
上条「………やらないって、そりゃ……金の心配はあるけど……将来的には回収は出来るし、御坂が待つっていってんだしもう焦って稼ごうとなんかしないよ、約束する」
美琴「……分かった、もう一回だけ信じるからね、約束破ったら承知しないから」
上条「おう、もう大丈夫だ」コクリ
オティヌス「ふむ、その話はそれで良いとして、将来的には回収出来るとはなんだ?」
上条「ん?ああ風呂場の修繕費用だよ、半分はバードウェイがキッチリ払ってくれたんだがもう半分はレッサーの責任だろ?だからほれ、今すぐ払えないって事で一筆借用書を……」ガサッ
土御門「っ!?おいカミやんやめろ!!」ギョッ
上条「え?」キョトン
美琴「借用書ねぇ?まあ、そういうの書かせるって大事なのか…………な……………………」グシャ
上条「ちょお!?なにぐしゃぐしゃにしてんの御坂それ大事なものーーー!?!?」
オティヌス「おい、それは大事に保管すべき書類だろうに、なにを……」
美琴「……読んでみて、はい」
オティヌス「ん?どれ………」
禁書「なに?どうしたの?」ジッ
土御門「死ぬなよカミやん」ガチャ、バタン……
上条「へ?え?」
オティヌス「………………ほぉ?」
禁書「………………へー」
美琴「…………大事な、ねぇ?」
上条「え、なになんなの?お、俺英文読めないけどこういう所で騙すような奴じゃないってレッサーの事思ってたんだけどなにかおかし…
美琴「読めない?」ギロッ
オティヌス「読めもしない書類にお前はサインしたのか?おい」ジロッ
禁書「とうまはばかなの?」クワッ
上条「え、あの……なんて書いて……」ダラダラ
オティヌス「禁書目録」クイッ
禁書「…… わたくしレッサーは上条当麻に対して成人した後、 以下の金額の支払いをします。そして上条当麻は以下の金額を受け取りした後、わたくしレッサーを伴侶とし英国への帰属を誓い生涯尽くす事を約束します。」
上条「………………………マジで?」
美琴「マジよ万年補習男、この程度の英文ぐらい読め、いやマジで」クワワッ
上条「」
オティヌス「お前、騙す方が悪いのは当然だが、騙される方にもかなり問題があるぞこれは………」ワナワナ
上条「」
禁書「………とうま、これはかなりバカなんだよ……」ハァー
上条「…………ちくしょおレッサぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!騙しやがったなあのガキャァァァぁぁぁ!!!!」
……翌日、学校。
上条「………き、昨日は散々だった……針でチクチク刺されながら噛み付かれ、なおかつ電撃から家電ちゃん達を守り抜く作業とか何処の雑技団の演目だっつの……」ガックリ
青ピ「仕方ないとはいえレンタル強行するからやで?おにゃのこの嫌がる事はやらんってのは男の務めやでカミやん」
上条「……まぁ、それの事だけで怒ってたんじゃないんだがなぁ……おのれレッサー……後で泣かすぜってぇ泣かす」ウルウル
吹寄「どうせ上条、貴様が馬鹿なのが原因だったんでしょきっと、なんの事でそんな恨み節呟いているかはしらないけど」
上条「……………真面目に学校来なきゃなぁ……」グスン
吹寄「……そう思うならサボるんじゃないわよまったく」ジトッ
上条「………き、昨日は散々だった……針でチクチク刺されながら噛み付かれ、なおかつ電撃から家電ちゃん達を守り抜く作業とか何処の雑技団の演目だっつの……」ガックリ
青ピ「仕方ないとはいえレンタル強行するからやで?おにゃのこの嫌がる事はやらんってのは男の務めやでカミやん」
上条「……まぁ、それの事だけで怒ってたんじゃないんだがなぁ……おのれレッサー……後で泣かすぜってぇ泣かす」ウルウル
吹寄「どうせ上条、貴様が馬鹿なのが原因だったんでしょきっと、なんの事でそんな恨み節呟いているかはしらないけど」
上条「……………真面目に学校来なきゃなぁ……」グスン
吹寄「……そう思うならサボるんじゃないわよまったく」ジトッ
土御門「ま、学校サボってウロチョロしてたのが遠因だとも言えるかにゃー?あの英文程度なら下手したら中学生で習うんじゃね?」
上条「…………………そんなにバカなのか、俺は……」
青ピ「この学校内でもとびっきりのダントツビリやあらへんのカミやんは?毎度赤点の補習常習犯で宿題すらまともに提出しとらんのカミやんだけやもん」
上条「……マジでか」
土御門「小萌先生に聞いてみるといいにゃー、小萌先生がカミやんお気に入りなのってカミやんがダントツでバカだからなのも理由の一つじゃね?」
青ピ「流石に僕もカミやんよりは宿題忘れも補習も少ないしなぁ………僕には落第覚悟してまで小萌先生のお気に入りナンバーワンはねらえへんわ、カミやんさえおらへんかったらかなりいい線行く自信はあるんやけどこれ以上は人生に影響するし」
上条「………遠回しに俺が留年確定みたいに言うのやめろ」
青ピ「カミやんは留年するで、間違いない」
土御門「今のうちにメンタル鍛えとけにゃー、下級生だった連中と同じ授業受けるんだ、何気無い一言で傷付くから辛いらしいぞ」
上条「ダイレクトに言えって事じゃねぇよ!!!!なんだよこんちくしょう留年なんかしてたまるかよ!?」
上条「まったくお前らは人が傷付くようなことを何の抵抗もなく口にしやがって……」ガタッ
青ピ「ん?どしたんやカミやん、逃げるほど傷付いたん?」
上条「違うっての、ちょっと小萌先生に用があるから職員室行ってくるんだよ」スタスタ
土御門「ああ……昨日の不足分の件か」
上条「そうだよ………一応半分回収出来てるんだし小萌先生に返しとかねーと」
吹寄「多重債務って奴じゃないでしょうね上条、貴様そうだとしたらお先真っ暗よ」
上条「」
土御門「吹寄、言わないでやってくれ、カミやんだって頑張ってるんだ」
青ピ「……フッキー、人が本当に傷付く事は言ったらあかんよ」
吹寄「………え、ビンゴなの?マジ?」
上条「い、いいもん!!これ以上は何も無いはずたもん!!吹寄のばかぁぁ!!!!」ダダダダダダッ
吹寄「あっ……か、上条!!」オロオロ
青ピ「今のカミやんは金銭的な事にはナイーブになっとるんや……弄るなら他のネタにせぇへんとあかんよ」ハァー
土御門「ぶん殴ってどうにかなる問題じゃないからじわじわ締め付けられてけっこう参ってるぜよ、察してやってくれにゃー」
吹寄「……そ、そう……分かった気を付けるわ……」ショボン
姫神「…………」ジー
吹寄「……ん?どうしたの秋沙」
姫神「上条くんが心配だけど気まずくて話し掛けられない………」ドヨーン
吹寄「……そ、そうなの?だからここ何日か話に混ざって来ない訳ね……」
土御門「こっちも重症だにゃー?」
青ピ「みんなして不器用なんやもん、そらミスったら拗れてまうんやろなぁ」
吹寄「青髪に言われると腹が立つわね……」ピクッ
姫神「…………」ショボーン
……職員室
上条「失礼しまーす!!小萌せんせぇーーー!!!!」ダダダダダダッ!!
小萌「はぅ!?か、上条ちゃんそんな大声出して職員室へは……!?」
上条「すいません……!!でもちょっとここじゃあれですからこっちに……!!」ヒョイ、タタタタッッ!!
小萌「だ、だから先生をだっだだだ抱っこして連れてくのはやめっ////き、昨日も他の先生方に説明するの大変だったのにって上条ちゃん!?」ワタワタ
上条「ぬぉぉぉぉおおおおおおおお!!!!」ダダダダダダッ!!!!
バタン!!
黄泉川「また月詠センセが拐かされたじゃんよ……」
災誤「やはり上条はロリコンなのか……」
親船「いえ、月詠先生いわく歳上好きとの分析が……」
災誤「………合わせ技一本か」
親船「なるほど……あの年頃の男子生徒は見境ありませんしね…」
黄泉川「そういう問題じゃないじゃんよお二人とも…」
……で、体育用具室。
上条「おおおおおおおお!!!!フンッ!!」ポスッ
小萌「ふぁ!?ま、またここですか!?上条ちゃん実はわざとじゃありませんかどうしてこうあんなことやこんなことをしようって定番のスポットに先生連れてくるんですか!?」ワタワタ
上条「だって人目につかないし……フゥ……フゥ……せ、先生だって見られたら……困りますよね?」ヌギヌギ
小萌「また脱いでる!?こ、今度こそ先生をそういうつもりで!?お金は体を使って奉仕するからなんちゃらですか!?やっ、ダメです上条ちゃんそういう事はいけない事です!!」クネクネ
上条「………?肉体労働なら先生の頼みならタダでやりますけど、お金ははい……先生が負担してくれたって分は都合付いたんで」スッ
小萌「えっ、負担分?」キョトン
上条「昨日の話にあったでしょ、俺の持ち金じゃ幾らか足りないから先生出してくれるって、それです」
小萌「あ、ああ……もう都合付いたんですか、早いのは助かりますけどちょっとびっくりです」
上条「俺がぶっ壊した訳じゃないですし、張本人からら金請求しましたよ……まあまだ半分しか貰えてないけど」ハァー
小萌「そ、そういう事ですか……なら受けとりますけど……また体にくくりつけてたんですねぇ……五万ぐらいならおサイフでも良いと思いますけど」
上条「……いやぁ、体にくくりつけてるとめちゃくちゃ安心出来るんですよねぇ……落とさないしお金の存在を肌で感じるというかなんというか」シミジミ
小萌「………上条ちゃんもお金に悩んでますから仕方ないのですかねぇ?先生としてはなんか病んでるように見えてちょっと怖いんですが」
上条「……自分でもやり過ぎかなーとは思いますけど、もうこうしてないと不安で不安で……」
小萌「そ、そうですか…(お店とかで額が大きい支払いするときはどうするんです上条ちゃん…)」
上条「ま、それはそれとして……ありがとうございました小萌先生、おかげで助かりましたよ」
小萌「いえいえ、困ってたらどんどん頼って下さいね上条ちゃん、先生も頑張って助けますから」ニコリ
上条「そうします、まぁ今回みたいな金銭的な事はもう頼ったりしないです、ははは」
小萌「それはそうして貰いたいですね、先生もこういう事は本当はルール違反ですし……それに…」
上条「はい?」
小萌「二重貸しは先生としてはやり過ぎの甘やかし過ぎだと思ってましたからねぇ」
上条「え、二重貸し?」
小萌「はい?」
上条「え?」
小萌「ん?」
上条「あの、二重貸しとは?」
小萌「え?上条ちゃん……まさか言って来ないと思ったらしらを切り通すつもりだったんですか?」ジトッ
上条「…………え?」ダラダラ
小萌「先生のアパート、その天井がぶっ飛んでた事の理由とか、事後処理の事とか先生何も聞いてないですよ?」
上条「……へ?……あの……」ゴクリ
小萌「まあ、学生に支払える額ではない事と、大事にすると上条ちゃんの進級と在学が本格的にヤバいので先生の方から言うのは上条ちゃんが大人になって収入を得られるようになってからと思ってたのですけど……しらを切られるのは先生カチンと来るので今一応伝えておきますね?」
上条「………………………」
小萌「先生のアパートの修繕費用、二百万ですのでキチンと支払いしてくださいね上条ちゃん」
上条('ω')
小萌「もちろん今すぐではないですよ?ですけどお金の事は大事ですからそのままバックれとかは先生許さないですからね、先生の貯金のほとんどふっとんでいるわけですし、ですから上条ちゃんが卒業して、立派になってから先生の所に返してくれれば何も言いませんから、ふふ」ニコリ
上条('ω')
小萌「そうですね……もしそれでも返せないって事にもし、将来そういう話になってしまった時は、その時改めて二人で話し合ってどうするかを……」モジモジ
上条('ω')…………………。
上条\('ω')/ウボゥアアアアアアアアアア!!!!
小萌「あぅ!?上条ちゃん!?」ビクッ
上条ε=ε=ε=(/'ω')/ウッピョゥアァァァアアア!!!!
小萌「上条ちゃん!?上条ちゃーーーん!!!!」オロオロ
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