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    元スレ冬馬「俺と765の恋愛事情」

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    みんなの評価 : ★★★×5
    タグ : - アイドルマスター + - 天ヶ瀬冬馬 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    252 :

    >>136ってピピンさんが高槻家に行ってる事が解る伏線だったんだな
    今気づいたわ

    253 :

    >>252
    そう言われればそうみたいね

    255 :


    北斗「色々突っ込みたいところがあったけど、明日はライブだし早めに寝ようか」

    翔太「せっかく冬馬君の家に泊まるのにもったいないなぁ」

    北斗「そうだね」

    冬馬「また来ればいいだろ。てか月曜にライブとかあれだな、完璧有給殺しだ」

    北斗「言うなよ」

    翔太「黒ちゃんが去年のカレンダー見て決めちゃったからしかたないね」

    冬馬「あのオッサンはまったく……」

    北斗「ほら、電気消すからな」

    翔太「恥ずかしいから、電気消して」///

    冬馬「……」ゴンッ

    翔太「イダッ」











    冬馬「盛り上がろうぜ!」

    北斗「やってきましたドームですよ!ドーム!」

    翔太「いえーい!」

    256 = 1 :


    冬馬「終わったな」

    北斗「ああ、終わったよ」

    冬馬「ふぅ……空席も有ったが、月曜早朝の単独ライブと考えれば上出来じゃないか?」

    翔太「僕いえーいしか言ってない気がしたんだけど」

    北斗「ははは、三時間半も歌って踊って話し倒したのに、まだ足りないのか?」

    冬馬「充実した時間だったから短く感じたんだろ」

    翔太「そうかもね、うん、そうに違いない」

    木星「はははは!!」
















    スタッフ「会場入りまもなくでーす」

    木星「……」

    北斗「付き合っておいてあれだけど、毎度のこの茶番は必要なのか?」

    翔太「終わった後のイメトレは大切だよ」

    冬馬「イメトレ?」

    翔太「まぁまぁ細かいことはいいじゃん」

    北斗「細かいかなぁ」

    黒井「えぇいうるさいぞ貴様ら、緊張感を持たんか!」

    冬馬「へいへい」

    翔太「はいはい」

    北斗「わかりましたよ」

    黒井「……」

    257 = 1 :


    翔太「本当に終わったー」

    冬馬「最高の盛り上がりだったな!」

    北斗「パーフェクトコミュニケーション!だね」

    冬馬「これなら天海にだって勝てるかもな」

    北斗「凄い自信なのか、残念な自信なのかわからないな」

    翔太「ソロの春香さんにトリオの僕らで勝てるかも、な時点でお察しだけどね」

    冬馬「うるせえ」アオイトリィィィィィ

    北斗「メール?」

    冬馬「いや、電話だ。ちょっと出るぜ」

    翔太「はーい」

    冬馬「もしもし?別に平気だよ、あぁ、あぁ、そうか、お前に誉められんのも悪くねぇな。ん、いや、本気で嬉しいぜ?お前ほど歌にストイックなやつもいねぇしな」

    北斗「千早ちゃん?」コソコソ

    翔太「みたいだね」コソコソ

    冬馬「ははは、照れんなよ」

    翔太「どうせまた無意識に口説いてるんだろうね」

    冬馬「でも本当、いい顔で笑うようになったよな、お前も」

    北斗「あー、確かに千早ちゃんは笑顔が多くなったね」

    翔太「うんうん」

    冬馬「765は賑やかだもんな、楽しそうで何よりだ」

    258 = 1 :



    春香「……(わざわざ仕事終わりに遊びに来たのに」

    千早「うふふ、そんなこと」テレテレ

    春香「(惚気を聞かされるなんて。これで半分自覚してないんだから鈍感って怖いよね」

    千早「そう、そうよね。私もそう思うわ、あそこの新しいヘッドフォンは低音が気持ちよくて」

    春香「(低音なんてわからないなー」

    千早「勧めてもらったアロマ、良かったから……またお勧め教えてちょうだいね?」

    春香「(あー、この部屋のにおいはアロマなんだ。柑橘系の匂いを選べるなんて、千早ちゃんもお洒落になったなーって思ってたけど、冬馬君に選んでもらってたんだねぇ」

    千早「えぇ、えぇ、ライブの後なのに長々ごめんなさい、お疲れ様」ピッ

    春香「終わったの?」

    千早「終わったわ」ニコニコ

    春香「千早ちゃんが嬉しそうで何よりだよ」

    千早「嬉しそう?」

    春香「にへぇって、頬が落ちてるもん」

    千早「!」

    春香「青春だね」

    千早「からかわないで」

    春香「えへへ」






    翔太「千早さんと【も】仲いいね」

    冬馬「共通した趣味もあるしな。良い友人ってやつだ」

    翔北「へ、へぇ……」

    259 = 1 :



    春香「千早ちゃんは冬馬君とどこで仲良くなったの?」

    千早「どこって」

    春香「言いづらいなら良いけど、ほら私たちガチのマブダチだしぃ?」

    千早「ふふ、なにそれ?」

    春香「言ってみただけ。キリキリ白状せいやー」

    千早「白状って言っても……出先でたまたま会って、そこで色々話したりしたくらいだから」

    春香「(色々が気になるんだよぉ)……出先って?」

    千早「別に楽しい話じゃないわよ?」

    春香「いいよ」

    千早「そう。あれは半年位前かしら。その日は番組の収録で実家の近くに行くことになってね?」

    春香「うんうん」

    千早「その頃はまだ色々と吹っ切れていなかったから、ウジウジしていてね。それを見かねたプロデューサーが、収録前日に自由時間をくれたの」

    春香「それでそれで?」

    千早「やることがなかったから、その日は優のお墓参りに行ったのよ」

    春香「(お、重い話なのかな」

    千早「時期が時期だし、場所も場所だから誰も居なくてね?線香も焚かず静かにただ一人でボーっとしながら歌っていたら」

    春香「冬馬君がいたと?」

    千早「えぇ」

    春香「千早ちゃんさ」

    千早「なに?」

    春香「ボケッとしてるの見られて、恥ずかしかったでしょ?」

    千早「///」

    260 = 1 :



    冬馬「やけに綺麗な歌声がすると思ったら……お前、如月か?」

    千早「あ、天ヶ瀬冬馬!?こんなところで何を」カァァ

    冬馬「墓に来てんのに、墓参り以外にやることあんのかよ」

    千早「そうね、そうよね」

    冬馬「まったく。お向かいの如月がお前のところだとはな。世間は狭いぜ」ガサゴソ

    千早「……」

    冬馬「……」モグモグ

    千早「……」

    冬馬「……」ゴクゴク

    冬馬「ぷはー」

    千早「あの、さっきから普通に飲み食いしているけれど」

    冬馬「ゴミは持ち帰るから気にするな」

    千早「そうじゃなくて」

    冬馬「変だの不謹慎だの、そういうのは言うなよな」

    261 = 1 :


    千早「……」

    冬馬「俺は年間行事じみた考えのために墓参りなんぞに来てるわけじゃねーからさ、一々辛気臭い顔なんてしてられねーんだよ」

    千早「……」

    冬馬「人間の死と向き合うために来るのか、感傷に浸るために来るのか。どっちでも良いがな、今のお前みたいな顔で来られたら眠ってる誰かも安らげねーだろ」

    千早「勝手を言わないで。貴方は何も知らないのだから、口を出される筋合いはないわ」

    冬馬「へっ、そうかよ」

    千早「そうよ」

    冬馬「……」

    千早「……」

    冬馬「……」

    千早「……」

    冬馬「如月、線香やるよ」

    千早「え?」

    冬馬「お前が誰の死を悼んでいるのか、俺は知らねぇ。お前が何を思ってそこに座っているのかも、何時死んだのかも、だ」

    千早「……」

    冬馬「けどな、手も合わせず線香も無いんじゃ寂しいだろ」

    千早「……いただくわ」

    262 = 1 :


    冬馬「俺んちの墓には爺さんと婆さん。あと、お袋が眠ってんだけどさ」

    千早「突然なにを?」

    冬馬「良いから、どうせ鼻歌歌ってただけなんだから俺の話に付き合えよ」

    千早「まぁ、いいけれど」

    冬馬「それでいい。爺さんと婆さんは物心付く前、ってか俺が生まれる前に死んでる。思い出もくそも無い」

    冬馬「お袋の方もそうだ。俺が生まれたばかりの時に病気で死んじまってな、写真でしか顔もわかんねぇ」

    千早「……」

    冬馬「なんつーかな……墓参りは眠ってる人間のためにやることだから、その人たちが好きだったことをしてやれって三人を知ってる親父が言うんだよ」

    冬馬「んで、三人は楽しいことが好きな人間だったんだとさ。だから、俺は昔から墓参りのたびにこう話しかけるんだ、「こういうことがあって、ここがこう面白かった」だのなんだのな」

    冬馬「ただ話すのもあれだから、菓子を持ってきてボリボリ食べもするし、飲み物持ってきて好きに飲みもする」

    冬馬「俺が死んだとしても、近い奴等に時化た面されるよりはそんな風に騒いで貰った方が嬉しいしよ……」

    千早「でも、それは意識の無い人間には届かないわ。それで、届いていないならその行動には何の意味もないじゃない。自己満足に過ぎないの」

    冬馬「……」

    千早「声をかけても歌を歌ってあげても、届かないのなら、この子にしてあげられることなんてなにも」

    冬馬「今日お前は、この墓の誰に会いに来たんだ?」

    千早「……弟よ。良く笑う子で、私の歌をいつも嬉しそうに聞いていてくれた、大切な弟」

    263 = 1 :


    冬馬「さっきまで歌ってたのは聞いて欲しかったからか、弟さんに?」

    千早「さっきだけじゃないわ。わたしが歌っていたのは何時だって優のためだった。優はすぐに泣く子だったけど、歌えばすぐに笑顔になった。その笑顔が大好きで、いつでも笑っていて欲しかったから、わたしはずっと歌っていたのよ……なのに」

    冬馬「……」

    千早「わたしのせいで優は死んでしまった。わたしのせいであの子の笑顔は途切れてしまった」

    千早「歌い続けなきゃいけない、あの子に届くように。そう思って今まであの子のために頑張ってきたはずなのに……帰って来ると、その心が崩れそうになる」

    冬馬「ここに来ると、届かないと感じてしまうからか?」

    千早「えぇ。そして、揺らぐ癖に歌うのを止められずにいる自分が嫌になるのよ」

    冬馬「……お前、弟さんのためにって言ったけどさ、それは違うだろ」

    千早「え?」

    冬馬「俺はな如月。はっきり言って歌でお前に勝てる気がしねぇよ」

    千早「……」

    冬馬「最初お前の歌を聞いた時は、なんでアイドルやってんだって思ったくらいだしな」

    千早「誉められているのかしら」

    冬馬「半々だ。歌はSランクって言われても違和感がないのに、ダンスにも自分の魅せ方にも、やる気なんてあったもんじゃない。正直765で星井の次に嫌いだったよ」

    千早「……」

    冬馬「ま、ま、ま。そこはいいんだよ。俺が言いたいのはそんなことじゃねーし」

    千早「簡潔に言ってくれないかしら」

    冬馬「そのつもりだよ。お前さ、歌が好きだよな?」

    千早「当たり前のことを聞かないで」

    264 = 1 :


    冬馬「まあ、そうだな……俺が言いたいのは卵と鶏は、どちらが先だったかってことさ」

    千早「?」

    冬馬「弟さんが喜んでくれるから歌が好きになったのか、歌が好きで歌っていたら弟さんが喜んでくれていたのか」

    千早「……」

    冬馬「届かないって自分で理解しているのに、歌うのを止めない。止められない」

    冬馬「俺が来た時に歌っていたのは、弟さんに聞いて欲しかったからだが、それが自己満足であることはお前自身感じている」

    冬馬「思うに、お前の先は歌が好きってとこだったんだ。歌が好きだった女の子は今になっても変わらなくて、楽しく好きな歌を歌いたいと願ってる」

    冬馬「だが、後にある弟さんに喜んで欲しいっていうのがお前を縛っている」

    冬馬「自分のせい、それが何を指すのかわからねぇが。それの存在が、先にあって今も生きている思いを苦しめてるんだ」

    265 = 1 :


    冬馬「弟は死んでしまって喜ぶことも出来ないのに、自分は生きていて好きなことをやっている。どうしたらいい、どうすれば償えるのか、届かないのに、贖罪ができない」

    冬馬「……お前の思考はそこで固まってるんだよ如月」

    千早「そ、そんなことは!」

    冬馬「一度!!」

    千早「!?」

    冬馬「一度でいい。歌え」

    千早「なにを言っているの」

    冬馬「弟さんのことは考えないで、心の底から歌いたい、お前が好きな歌をここで歌え!」

    千早「出来るわけ無いじゃない!」

    千早「そんな器用なことが出来るなら、わたしはここまで悩まない!」

    冬馬「やったことあるのか?」

    千早「」

    冬馬「ないだろ?そこから抜け出すために本気で向き合ったことは無いはずだ」

    冬馬「届かない?当たり前だろ。お前は弟さんが好きだった、お前が好きな歌を歌っていないんだ、届くはずが無い!」

    冬馬「良いか、弟さんは楽しく歌うお前が好きだったんだ。心に痛みを抱えて歌う姿なんて見たくないに決まってんだろ?」

    千早「……ん」

    冬馬「俺はお前がどれだけ傷ついてるかしらねぇよ?どれだけ悩んだかも、どれだけ泣いたかも、やっぱりしらねぇ。でもな、お前が歌が好きなのも、弟さんを好きなのも知ってる」

    冬馬「だからさ、歌えよ。お前がお前のために歌え。その歌が、幸せなものなら、弟さんにもきっと届くさ」

    千早「……うん」

    冬馬「俺も、お前の好きな歌が聞きたい」

    千早「……うん」

    冬馬「御代は………さっきの線香でいいだろ?」

    千早「……かまわないわ」クスッ

    266 = 1 :


    春香「歌ったの?」

    千早「えぇ。それはもう思いっきり、泣きながら歌ったわ」

    春香「はぁー、千早ちゃんが人前で泣くなんてねぇ」

    千早「ふふふ、案外スッキリするものよ?誰かに見ていてもらうのはね」

    春香「そうなんだ…………ねぇ、もしかしてなんだけどさ、あの週刊誌の記事の時にそんなにダメージがなかったのってそれのおかげ?」

    千早「半分はそうかしらね。あとは貴女や事務所の皆のおかげよ」

    春香「そうなんだ。でも、これで千早ちゃんが冬馬君のことを好きになった理由が分かったかな」

    千早「いいえ。次にまだ少しあるのよ」

    春香「そうなの?」

    千早「あれは記事が載った次の週に有ったフェスのときよ」

    春香「眠り姫かな?」

    千早「そうよ。あの、何もかもから開放された気分になったあとに、冬馬とすれ違ってね?こう言われたのよ」




    冬馬『お前、澄ましてると綺麗なのに笑うと可愛いのな。好みだぜ、お前みたいな女』キラッ




    千早「ってー!!」ノタウチ

    春香「タラシだぁ」

    267 = 1 :



    似非とはいえシリアスチックなのとかいやなんだけどね
    無理やりまとめてまたのんびりした話に戻すのよ

    268 :

    冬馬と千早の組み合わせほんと好き

    269 :

    乙。冬馬かっこいいわあ

    270 :

    嘔吐するほど糞スレだな

    271 :


    かわいいあまとうもいいけどカッコいいあまとうもいいね

    272 :

    あまとうは弄られても弄ってもイイな

    273 :


    ここのあまとつはイケメン(無自覚)たらしマンだけど憎めないなぁ

    274 :

    冬馬「……」ピンポーン

    ??「はーい!どなたですかー!?」ドタドタドタ

    冬馬「冬馬だ」

    ??「あー!にいちゃんこんばんわー!」ガラッ

    冬馬「おっ?挨拶できるなんて偉いな浩司」ワッシャワッシャ

    浩司「えへへへ」

    冬馬「姉ちゃんいるか?」

    浩司「いるよ。入って入ってー」

    冬馬「こらこら引っ張るなよ」

    浩司「姉ちゃーん!冬馬にいちゃん来たよーー!!」

    長介「浩司、うるさいよ!」

    冬馬「よう長介」

    長介「あ、冬馬兄ちゃん。今はタイミングが悪かったかも」

    冬馬「?」

    やよい「ちょっと、まって!まって!!」

    伊織「浩司今冬馬って言った!?天ヶ瀬冬馬じゃないでしょうねぇぇ!?」

    冬馬「……あぁ水瀬が来てるのか?」

    長介「うん」

    冬馬「チガウヨイオリチャン!ボクハ、アマノガワチョウマ デス!」

    伊織「あ、そうなの?ごめんなさいね、つい勘違いを……」スッ

    冬馬「」

    伊織「」

    伊織「あ!?」

    やよい「うっうー、カーニバルですぅ」

    275 = 1 :


    伊織「」ゼィゼィ

    やよい「伊織ちゃん水飲む?」

    伊織「い、いただくわ」

    冬馬「ドM垂涎の罵倒が五分続いたな。音入れとけば良かったぜ」

    伊織「!」ギロリ

    冬馬「おーこえ」

    伊織「なんであんたが此処にいんのよ!」

    冬馬「それ、お前に言う必要あんの?」

    伊織「ウチのアイドルの家に!他の事務所の男アイドルが!慣れた風に入ってくるんだから聞くし!!聞かないとだめでしょ!!」

    冬馬「ごもっとも。あんがとよ」

    伊織「まったく!」ゴクゴク

    伊織「スキャンダルになったらどうすんのよ!」

    冬馬「あーん?そんなの……おい長介、これクリスマスプレゼントだからそっちで開けろ。箱に名前書いてあっから」

    長介「ありがとう兄ちゃん!」

    高槻家「ありがとー兄ちゃん!」

    冬馬「喧嘩すんなよ!……スキャンダルって言われても、いまさらだしなぁ」

    伊織「(わ、私が渡した時より喜んでる)……いまさらって、あんた何時から此処に来るようになったのよ!」

    冬馬「あー、何時くらいだ?」

    やよい「一年と少し前かなーって」

    伊織「長っ!」

    276 = 1 :



    伊織「……」

    「キャッキャ」!!

    やよい「冬馬さん」

    冬馬「なんだよ。俺が好きでやってることだから気にすんな」

    やよい「でもあれ、高かったんじゃ」

    冬馬「こういうときでもねぇとつかわねぇしな。ちょっとしたもんだ」

    やよい「うっうー、冬馬さんからは貰ってばかりですね」シダレカカリ

    冬馬「そうでもねぇよ。こっちは一人暮らしの寂しさを消してもらってるしな、どっこいだ」ポンポン

    伊織「」

    やよい「もう家族ですね」

    冬馬「そうか?」

    やよい「はい」

    伊織「(なんだろう、ストーブは部屋の隅なのに目の前が熱い」

    伊織「……私、今日は帰るわ」

    やよい「え!でも、伊織ちゃんも来たばかりじゃ」

    冬馬「そうなのか?だったらもう少し居ても良いんじゃね?」

    伊織「お構いなく!!(何が悲しくて親友の惚気を見なきゃいけないのよ馬鹿ぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

    277 = 1 :

    なんで独り身なのにクリスマスネタなんて書こうとしたのか……

    278 :

    すばらしい

    279 :


    俺も独り身だけど、1の書く嬉しそうなやよいを見たお陰で
    寂しさ押し込めてほっこりすることが出来たゼ…

    これが娘が嫁にいく気分か…

    280 :

    いおりんかわいそう
    かすみちゃんフォローして下さい

    281 :

    かすみ冬馬やよいの激しい3Pと隣の部屋で音丸聞こえで変な空気になって初々しいエッチを始めちゃう伊織と長介を想像してしま何でもないです。

    282 :

    春香「TVの前の皆さん、元旦ですよ!元旦!」

    冬馬「事務所の垣根を越えて」

    「アイドル大集合ですよぉぉ!!!!!!!」

    キーーーーーーーーン!!

    スタジオ「!!!」モンゼツ

    春香「あ、愛ちゃん?鼓膜破れちゃうから少し小さめに話そうか?」

    「えー!!??これでも半分の力なんですよ!!!???」

    冬馬「ならささやけ!!」ゴン

    「いだっ!!」

    283 = 1 :

    春香「冬馬君、グーは駄目だよグーは」

    冬馬「あーついうっかり」

    「愛ちゃんがこれ以上馬鹿になったらどうしてくれるんですか」

    「これ以上って、酷くないですか!?」

    「?」

    絵理「……」ヌクヌク

    「絵理が完全に寝に入る体勢なんだけど」

    伊織「あんなに煩かったのに、どうして起きないのかしら」

    冬馬「慣れだろ」

    スタジオ「あぁ」

    「私の扱いについて改善を求めます!!」

    冬馬「ミカンでも食ってろ」ポイ

    「わーい!!」

    284 = 1 :


    春香「この番組は765961876」

    冬馬「聞き取り辛い言い方すんな」

    春香「えへへ、私たち765プロと」

    冬馬「俺たち961プロと」

    「わふぁふぃふぁふぃふぁんふぁふふふぉふぁ!!」モグモグモグ!!!

    「僕たち876プロのアイドルでお送りするのんべんだらり番組です!」

    冬馬「お前男バージョンだと僕なのな」

    「まぁ私って言うキャラじゃないですしね」

    美希「グーグー」スピー

    貴音「はふはふ」ズルルルルル

    翔太「番組中に寝るアイドルとラーメン啜るアイドルなんてレアだね」

    伊織「たるんでるわ!」

    千早「でも、皆部屋着でコタツに入ってるから仕方が無いんじゃないかしら」

    雪歩「ジャージは楽ですぅ」

    「スウェットも楽々ですね」

    冬馬「水瀬だけが外行きの服だな」

    伊織「部屋着はNGなのよ、色々とね」

    285 = 1 :


    やよい「このミカン美味しいです!」

    春香「福寿小町っていうらしいね」

    北斗「果汁が甘いな」

    絵理「ハムハム」モグモグゴロゴロ

    「絵理、寝転びながらミカン食べるのはやめようよ」

    カンペ「OKです」

    真美「良いんだ!?」

    亜美「太っ腹すっなー」

    「美味しい美味しい!!」

    286 = 1 :


    美希「冬馬剥いてー」

    冬馬「はいはい」

    美希「あーん」

    冬馬「ほれ」

    美希「あむ」パクッ

    美希「んー甘くて美味しいのー!!」

    千早「……」ズモモモモモモモ

    美希「と、冬馬!千早さんにも剥いてやるの!」

    冬馬「あん?」

    千早「……」アーン

    冬馬「準備万端ってか?」ムキムキ

    千早「……」アーン

    冬馬「ほらよ」

    千早「……」モグモグ

    千早「美味しいわ」

    287 = 1 :

    春香「はー、こうやってコタツに入りながら番組が出来るなんて、正月は凄いなぁ」

    冬馬「そうだな」

    翔太「だらけるのは好きじゃねぇ!とか言わないの冬馬君?」

    冬馬「あん?たまにはこういうのも悪かねぇしな」


    ゆめをーはじめてねがってーふんふふん


    千早「春香の鼻歌ベルが鳴ったところでコーナーはいります」

    春香「いつ?いつ録ったの!?」

    千早「貴方が泊まりに来た日よ」

    冬馬「……」

    春香「そこ!春香さんの歌唱力に残念そうな顔をするな!」

    288 = 1 :


    「始まりましたアイドル物ボケグランプリ!司会は僕、876プロダクション所属ディアリースターズ秋月涼と!」

    美希「なんでか知らないけど961ワッペンを貰ってる765所属プロジェクトフェアリー星井美希と!」

    北斗「さっきからミカンの皮を何度も捨てに行かされてる961所属ジュピターの伊集院北斗でお送りします!」

    「広めのコタツに事務所バラバラで入らされた時は、何がしたいのか分かりませんでしたけど、このコーナーでチーム分けに使うみたいですね」

    北斗「その前に物ボケの説明をしないと、TVの前の皆が混乱するよ」

    「そうでした!美希さん、説明よろしく」

    美希「はいなの。物ボケはね、各テーブルに用意された色々なもの……たとえばこのミカンを使って」



    美希「見てみて、ほら、ミカンが宙に浮いてるの~!」マギー仕込


    美希「みたいなくだらない芸をするの!」

    北斗「なつかしい芸をチョイスしたね」

    「あははは」

    美希「で、これを各チームにやってもらうんだけど、まずは誰が何処チームなのかを分かり易くするためにテロップを流すの!」

    289 = 1 :


    Aチーム,いおり,千早,真,真美,翔太

    Bチーム,春香,冬馬,雪歩,やよい,絵理,

    Bチーム,北斗,美希,貴音,響

    Dチーム,あずさ,亜美,涼,愛




    「これ、席の意味あります!?」

    カンペ「ありません」

    北斗「まぁ、このだらだら番組にそういうのなさそうだもんね」

    美希「ミキ的にはこれくらいオーケーなの」

    美希「あ、これデータ放送で見ている皆に投票してもらえるみたいなの」

    春香「はーい!投票されるとどうなりますかー?」

    「一番面白いとされたチームには、各事務所の社長からお年玉が授与されます」

    あずさ「それは私も貰えるのかしら~?」

    美希「ばっちりなの!」

    亜美「こりゃ頑張るしかないね、愛ちん!」

    「そうだね!!!!!!頑張ろう!!!!!!!」

    冬馬「うるせぇぇぇぇぇ!!」

    290 = 1 :


    一番手、Aチーム伊織


    伊織「この伊織ちゃんがすばらしい物ボケを見せてあげるわ!……お題はパソコンね」


    伊織、パソコンを見てひっくり返したり開いたりした挙句、それを持ってダンベル上げをやって見せた。



    亜美「いおりん、今のは?」

    伊織「パソコンの使い方を知らない時の真」

    春香「ぶふ!」

    真美「wwww」

    「がふっ」

    「あとで覚えてろ!?」




    二番手、Bの春香

    春香「伊織はなんでも出来るなぁ……お題雑誌」


    心持ち鼻の下を伸ばして袋とじを開ける仕草。


    冬馬「……」ヒキ

    「……?」

    あずさ「あぁ、前は良く見たわねぇ」

    春香「通じないものかぁ」

    291 = 1 :


    三番手、C北斗。

    北斗「さて、俺としては無難に済ませたいけど……お題ゲーム機」


    激しく動く指と連動して揺れる身体。


    絵理「物ボケというか、あるある?」

    やよい「ゲームセンターの車のゲームだと、皆そうなりますよね」

    亜美「亜美も覚えがあるなぁ」




    四番手、Dあずさ。

    あずさ「ふふ、こういうので良いなら気は楽ね……お題はまな板~」

    美希「チャレンジャー現る!なの」

    292 :

    あずささん、まな板……

    293 :

    くっくっく~

    294 :

    涼ちんはCO後?

    295 :

    まな板じゃボケられないっしょ

    296 :

    物ボケが難航してるようだな

    297 :


    あずさ「あら千早ちゃん、元気?」

    まな板「」

    あずさ「まぁ、うふふ」

    春香「(いい歳した大人がまな板に話しかけるって……」

    千早「……くく」プルプル

    伊織「(千早、笑ってるんだけど」

    あずさ「えぇ?肩を叩いて欲しい?任されました~」



    あずさ、自分の胸を持ち上げると、立てかけられているまな板に振り下ろす!!



    あずさ「おっぱいで肩を叩くなんて斬~新!」

    アイドル「う、うわぁ」ドンビキ

    伊織「甘酒よ、甘酒が悪いんだわ……」

    「自分、こんな感じでスイカを割る女の人を動画で見たぞ……」

    298 = 1 :

    千早「あずささんが体を、いえ、胸を張った物ボケを見せてくれたから、私も頑張れる!」

    春香「千早ちゃんが胸の話題で怒らないなんて、成長したね」

    美希「ミキ、すっごく感動したの!約束以来かな?」

    北斗「あ、あの約束に匹敵しちゃうんだね」

    千早「///」

    「さっきので、男性陣の胸に対する憧れを破壊しましたね」

    冬馬「あれは凶器かなんかなんだろ。胸とはちげーよ」

    翔太「普通が一番だって分かったことが、この番組での収穫かな」

    真美「正月からおっぱいの話で盛り上がるなんて、アイドルらしくないよね」

    貴音「面妖なう、と」

    「番組中にブログは止めるさ貴音」

    299 = 1 :


    千早「ではいきます。お題は巻尺!」

    突然自分の胸囲を測りだす千早。
    驚いた顔をして


    千早「成長してない!?」

    美希「あ、当たり前じゃないかなって思うな!」

    春香「そうだよ!千早ちゃんは安定の72で良いんだよ!それ以上もそれ以下もいらないでしょ!?」

    「この二人何気酷いですね!!!!」ヒソヒソ

    冬馬「耳元で囁いた風にいってっけど、すげー煩いぞ!?」

    千早「ふふん!何時までも成長しない私ではないわ。ねぇ萩原さん」

    雪歩「ふぁふぃ?」モグモグ

    千早「私のおっぱいは高みへ近づいたわ!」

    春香「高みへ近づいた……ま、まさか!?」

    伊織「ば、馬鹿言ってんじゃないわよ!」

    雪歩「あ、このお茶美味しいですう」コクコク

    「千早の胸が成長なんてありえないよ!!」

    北斗「ほんとーっに、正月番組なの?これ」

    亜美「公式ツイ、祭りになってるYO」

    公式ツイ「雪歩ちゃんが他人事みたいにお菓子食ってるのに草不可避」


    千早「春香、ちょっとこれ持って裏に来なさい」

    春香「う、うん」


    300 = 1 :

    春香「………」75

    美希「な、何だったの春香、なんなのなの?」

    伊織「その手の巻尺は、いったい何を表しているのよ!」

    北斗「あ、このお煎餅旨いね」

    「持ち帰っていいかな」

    翔太「真さん飽きたの?」

    「まあね」

    冬馬「よし物ボケやりまーす。お題、コタツ」


    ヌクヌクとコタツで温まるなか、ミカンを取ろうとして手をコタツの天板にぶつけ、さすろうとしたもう片手もぶつけて悶絶する冬馬。


    雪歩「あるある」

    あずさ「地味にいたいのよねぇ」

    貴音「おちついて行動すれば大丈夫ですよ」


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