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    元スレ八幡「俺の知らない俺がイル」

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    1 :

    八幡「どうなってんだよこれ……」

    いろは「何言ってるんですか、先輩?」

    八幡「いや、今言ったセリフをもう一度頼む」

    いろは「はい?」

    八幡「いいから」

    いろは「今って……、だから、先輩はわたしの彼氏じゃないですか」

    八幡「…………」

    いろは「この前、先輩から告ってきたんじゃないですか」

    八幡(一色の目にふざけてるような意志は見られない)

    八幡(となるとふざけているのは俺の方か?)

    SSWiki :http://ss.vip2ch.com/jmp/1485157987

    2 = 1 :

    いろは「それでー、今日はどこへデートに行きます?」

    八幡「ちょっと待て、落ち着くための時間をくれ」

    八幡(俺が一色に告る?)

    八幡(確かに悪い奴だとは思っていないが、だからと言って恋愛感情を抱いたような覚えはない)

    いろは「先輩?」

    八幡「……すまん、ちょっと体調が悪いみたいだ。家に帰らせてくれ」

    いろは「確かに普段よりいっそう顔色が悪いですね」

    八幡「ほっとけ」

    いろは「でもそんな弱ってる先輩も……」ポッ

    八幡「」

    3 = 1 :

    ――

    ――――

    八幡「本格的になんなんだこれは……」

    八幡(そもそも一色の様子がいつもと全くと言っていいほどに変わってしまっている)

    八幡(普段から掴み所のない女子だった。こんなに『わかりやすい』感情を俺に向けることなんて……)

    八幡「お、由比ヶ浜だ」

    結衣「ヒッキーじゃん。やっはろー!」

    八幡「おお……」

    結衣「あれ? 今日はいろはちゃんと一緒じゃないんだね」

    八幡「……やっぱ、そういうことになってるのか」

    結衣「えっ?」

    八幡「まぁ、ちょっといろいろな」

    4 = 1 :

    結衣「じゃあ部室来るの?」

    八幡「ん、あ、ああ……」

    八幡(どうやら一色の妄言というわけでもなさそうだ。だとしたらおかしいのは俺の方なのか?)

    八幡「うぃーす」

    八幡(部室の扉を開ける)

    ガララー

    キィィンッ!

    八幡「?」

    八幡(……なんだ、今の?)

    結衣「あ、ヒッキーじゃん! やっはろー!」

    八幡「……は?」

    八幡(今の今まで由比ヶ浜は俺の後ろにいたはずだ)

    八幡(なのに、どうして――)

    八幡「どうしてお前がそこにいる!?」

    八幡(反射的に後ろを振り返るが、そこには誰もいなかった)

    5 = 1 :

    結衣「な、なんでって言われても……」

    八幡「さっきまで後ろにいただろ! そ、そこの廊下で会って、俺と一緒にここまで来たよな?」

    結衣「えっ? あたしはずっとここにいたよ?」

    八幡「…………」

    八幡(もう、わけが、わからない)

    八幡(あ、ありのまま今起こったことを話すぜ!)

    八幡(後ろを歩いていたはずの由比ヶ浜がいつの間にか部室の中にいた!)

    八幡(何を言ってるかわからねーと思うが……って、冷静になれ)

    結衣「どうしたの? 顔、真っ青だよ」

    6 = 1 :

    八幡「あ、ああ……。そう言えば雪ノ下は? まだ来てないのか?」

    結衣「ゆき……の……した……?」

    八幡(いやな、予感がした)

    結衣「それ、誰?」

    八幡「はっ?」

    結衣「ねぇ、ヒッキーてばっ」

    八幡「ふ、ふざけてんのか?」

    結衣「ね、ねぇ……、顔、怖いよ……」

    八幡「怖いのはお前の方だっ!」

    結衣「ひっ!?」

    7 = 1 :

    結衣「ヒッキー、疲れてるんだよ! 早く家に――」

    八幡「じゃあこの奉仕部の部長は誰なんだ?」

    結衣「ひ、ヒッキーじゃん……」

    八幡「俺……?」

    結衣「一年の時にここに入って、その時の三年の先輩が卒業しちゃって……ってヒッキー!?」

    八幡「どうなってやがる……!」

    八幡(いても立ってもいられなくなり、俺は走り出した)

    八幡(脳内が完全にパニック状態だ。この現状の理解が追いつかない)

    八幡(とりあえず今は外に出たかった)

    八幡(部室の扉を開ける)

    ガララー

    キィィンッ!

    8 = 1 :

    雪乃「……あら、比企谷くん。こんなところにいたのね?」

    八幡「雪ノ下……!?」

    雪乃「もう、勝手にいなくならないで欲しいわ。別に夜の学校なんて、全然怖くないのだけれど」

    八幡「夜?」

    八幡(窓から外を見ると、そこは黒の色に染められていた)

    八幡(……いや、月が浮かんでいるのが見える。これは夜空だ)

    八幡「夜? 夜だと?」

    八幡(一色と話していた時から由比ヶ浜と部室に来るまで、まだ日は沈んでいなかったはずだ)

    八幡(しかし部室から出た瞬間、世界は夜へと変貌していた)

    八幡(部室の中には案の定、由比ヶ浜の姿はない)

    9 = 1 :

    八幡「……なんで、こんな時間にこんなところにいるんだ?」

    雪乃「あら、あなたが言い出したことじゃない。夜の学校で、そ、その……で……」

    八幡「?」

    雪乃「デート、しようって……」

    八幡「えっ?」

    八幡(雪ノ下はこの薄暗い校舎内でもわかるくらいに真っ赤に頬を染めている)

    八幡(普段の彼女からは想像もつかない仕草だ)

    八幡「……俺が、言い出した?」

    雪乃「ええ。もしかして、覚えていないの?」

    八幡(覚えているも何も、俺は言っていないし、素面でそんなことを言うようなキザな男じゃない)

    八幡(なんなら酔っていても言わない自信がある)

    八幡「それ、本当に俺か?」

    10 = 1 :

    雪乃「……えっ?」

    八幡(俺の言葉に雪ノ下は絶句する)

    雪乃「それ、どういう意味かしら?」

    八幡「俺は、そんなことを言うようなやつなのか……?」

    雪乃「そんな、こと……?」

    八幡(雪ノ下の語気が強まるのを感じる)

    雪乃「なら、私からも言わせてもらうわ」

    雪乃「あなたは、誰なの?」

    八幡(俺は、比企谷八幡だ)

    八幡(それ以外の何者でもない)

    11 = 1 :

    八幡(……のはずなのに)

    八幡「わからねぇ……」

    八幡(俺ではない誰かを皆が『比企谷八幡』という)

    八幡(俺という存在からあまりにもかけ離れた人物を『比企谷八幡』と呼んでいる)

    八幡(民主主義的に言ってしまえば、俺以外の人間全員が認めている以上、そいつが『比企谷八幡』なわけだ)

    八幡(なら、だとしたら……)

    八幡「俺は、誰なんだ?」

    この世界には、

    俺の知らない俺がいる。

    12 = 1 :

    ここまで。
    八幡が異世界を飛び回るお話。

    14 :

    もう2、3回出入りしたら気が狂って死にそう

    15 :

    スレタイ少しミスってるね

    17 :

    スレタイはわざとだろ

    18 :

    スレタイはそれで大丈夫です。
    それでは更新します。

    19 = 1 :

    八幡(それから雪ノ下から逃げるようにして俺は近くの教室の扉を開けた)

    ガララー

    キィィンッ!

    八幡「やっぱりか。予想通りだ」

    八幡(どこでもいいから扉を開き、くぐると別の世界へ移動するらしい)

    八幡「今度は何が……」

    小町「はちまーん!」スパアアアアンンッ

    八幡「ごふっ……!」

    小町「こんなとこで何やってんのー?」

    八幡「何やってんのはお前だ……! 抱きつこうとしてミゾ入ったぞ、ミゾ」ゲホッゲホッ

    小町「その口の聞き方はなに?」

    八幡「えっ?」

    小町「お前、じゃないよね?」

    八幡「……?」

    小町「お姉ちゃん、でしょ?」

    八幡「えっ?」

    20 = 1 :

    八幡「あれ、小町お前、妹じゃ、あれ?」

    小町「実の姉にお前呼びした挙げ句、さらには呼び捨てとはね! お姉ちゃん的にポイント低いよ!」

    八幡「は、はぁ……」

    八幡(確かに言われてみると、俺の知ってる小町より大分大人びて見える)

    八幡(小町は妹だからこそ、と思っていたが、姉もありか……、っていやいやいや!)

    小町「なにーその顔? まるで妹が姉になったみたいな顔して」

    八幡(エスパーか? エスパーなのか?)

    21 = 1 :

    小町「そんなことよりほら、行くよ」

    八幡「えっ? どこに?」

    小町「八幡が言ったんじゃん! 今日は可愛いお姉ちゃんとデートしてくれるって」

    八幡「自分で可愛いって言うな。っていうかデート?」

    小町「忘れちゃったのー? ひどいなぁ。あんなにキリッとした目でカッコ良く『お姉ちゃん、デートしよう』って言ってくれたのに」

    八幡「誰がそんなこと言うか」

    小町「バレた?」

    八幡「嘘かよ」

    小町「ハメられた! ズルい!!」

    八幡「ズルかねぇよ。騙されるお前が悪いし、何なら先に騙そうとしたのそっちだろ」

    小町「お前?」

    八幡(あ、ここは地雷なんですね)

    22 = 1 :

    八幡「つーか、また変なところに来ちまったな」

    小町「ん?」

    八幡「いや、なんでも」

    八幡(ここも俺の知る世界とは違う。どうやったら元の世界に戻れるのだろう)

    八幡(扉をくぐり続ければ、いつかは戻れるのだろうか?)

    八幡(……考えても仕方がない。次だ)

    八幡(姉になった小町というのも捨てがたいが、やはり小町は妹の方がいい)

    八幡(こんな世界は『偽物』でしかない)

    八幡(『偽物』がどんなに理想的であったとしても――)

    八幡「それでも俺は『本物』が欲しい」

    23 = 1 :

    ガララー

    キィィンッ!

    八幡「……ここは?」

    八幡(見たことがない場所に出た。何もない、原っぱだ。どこか現実離れした――)

    ??「グルル……」

    八幡「!?」

    八幡「な、なんだ!?」

    ??「キシャーッ!」バッ

    八幡「ぬぉぉっ!?」サッ

    八幡「モ、モンスター!?」

    八幡(この世のものとは思えない外見、動き)

    八幡(それはまるで、RPGに出てくるモンスターのような物体だった)

    24 = 1 :

    八幡「くっ!」

    ??「やぁっ!!」ザシュッ

    モンスター「ギャンッ!?」

    八幡「えっ……?」

    ??「もう、あんなのに何やってるのよ」

    八幡「……はっ?」

    ??「ほら、戻るわよ。次の戦いの作戦会議が始まるんだから」

    八幡「ま、まさか、ここは……」

    八幡(よく考えてみれば見覚えがある。この場所に。何度も目にした場所だ)

    八幡(……テレビの中で、だが)

    25 = 1 :

    八幡(改めて自分の姿を見てみると、案の定コスプレ紛いの格好をしていていた)

    八幡「ありえねぇ……。こんなの……!」

    八幡(そしてこの少女にも見覚えがある)

    八幡(俺の目の前にいるのは『あの有名ヒロイン』のアス――)

    モンスター「キシャーッ!」

    ??「きゃっ!?」

    八幡「くそっ!」バシッ

    モンスター「ギャアンッ!!」

    ??「まだ生きてたのね……。って、その手!」

    八幡「はっ?」

    ??「酷い傷……。素手で戦おうとしたって意味ないってわかってるでしょ? どうしてソードスキルを使わないの?」

    八幡(……間違いない。この世界はソードアー……いや、そんなの……)

    八幡(早く町に戻ってドアを探さないと、こんなのはやってられない)

    ??「でも、ありがとね」

    八幡「?」

    ??「そんなになってまで、私のことを助けてくれて」///

    八幡「」

    26 = 1 :

    ――

    ――――

    ガチャッ

    キィィンッ!

    八幡「……今度は普通みたいだな。また学校か」

    八幡(町に着いて身近にあったドアを開けると、予想通り世界を移動したらしい)

    八幡(あの世界にあるドアがどれもスライド式じゃないせいで若干不安があったが、扉であればなんでもいいらしい)

    八幡(しかしさっきの少女や一色、雪ノ下にしても、どうしてあんなにも『ベタ惚れ』なのだろうか)

    八幡(まるで『好き』という『記号』が貼り付けられているみたいだ)

    27 = 1 :

    八幡(人からの好意は純粋に嬉しいもののはずだ)

    八幡(そのはずなのに、そこに薄ら寒さにも似た浅はかさを感じてしまうのはなぜだろう)

    八幡(ただ俺が疑心暗鬼になってしまっているだけか、それか好意の対象が俺ではなく彼女たちの知る俺の知らない『比企谷八幡』だからなのか)

    八幡(それとも……、いや、今は深くは考えまい)

    八幡「願わくは今度こそ――」

    陽乃「比企谷くんはろはろー!」

    八幡「ゆ、雪ノ下さん!?」

    陽乃「どう? 『偽物』の世界は?」

    八幡「えっ?」

    28 = 1 :

    八幡「雪ノ下さん、何を……?」

    陽乃「ふふっ。それはね、内緒♪」

    八幡「内緒って……」

    陽乃「でも一つだけ、言っておくね」

    八幡「はぁ」

    陽乃「君は『偽物』だと思ってるみたいだけど、そんなことを言ってもいいのかな?」

    八幡「はい?」

    陽乃「とりあえず今はそれだけかな。じゃあねー」

    八幡「ちょっと待ってください、雪ノ下さ――」

    キィィンッ!

    29 = 1 :

    八幡「――ん……」

    八幡「今の音、また変わったのか……?」

    八幡(俺は扉を開けていない。なのに変わったということは、やはり陽乃さんが何かしたというのが妥当なところだろう)

    八幡「よくわからねぇな……」

    八幡「…………?」

    八幡「……なんだ? この雰囲気の悪さは?」

    30 = 1 :

    書き溜めが切れたのでここまで。
    八幡の抱き枕欲しかった。

    32 :

    乙カレー

    34 :

    ほーん

    36 :

    なかなか面白い

    37 :

    ――

    ――――

    八幡A「…………」カチッカチッ

    いろは『……れ?……しか……て比企谷……ぱい……すか?』

    八幡A「…………」カチッカチッ

    八幡B「また読んでるのかそれ」

    八幡A「別に良いだろ。好きなんだから」

    八幡B「飽きないのか?」

    八幡A「良い物語は何度読んでも味わいがあるものだ」

    八幡B「そうかい」

    38 = 1 :

    八幡A「……平和だったよな」カチッカチッ

    八幡B「なにが?」

    八幡A「この頃」

    八幡B「あぁ、そういうことか」

    八幡A「今じゃあんなんだぞ」チラッ

    ワーワー ギャーギャー

    八幡B「嘆いたって無駄な話だろ」

    八幡B「諸行無常、盛者必衰」

    八幡B「みんなが通ってきた道だ」

    39 = 1 :

    ――

    ――――

    八幡「…………」トボトボ

    八幡(校内の生徒たちの表情が心なしか暗く見える。明るさがウリのリア充どもも、一言も言葉を交わさず目が血走っていた)

    八幡「今度は何だってんだよ……」

    「!」キッ

    八幡「ひっ!?」

    「チッ」 

    八幡(俺の独り言に過剰とも言えるほどの敵意をあらわにし、それからわざとらしい舌打ちとともに去っていく)

    八幡(どうやらまた、俺は元に戻れないようだった)

    40 = 1 :

    八幡(何なんだよ。校内でバトルロワイヤルでもやってんの? 2の途中で監督死んじゃうの?)

    八幡「ある意味これまでのどれよりも長居したくないな。早く扉を……」

    八幡(ここからなら部室が近いか)

    八幡「なんだかよくわからんがさらば、この世界」ガララー

    八幡「…………」

    八幡「……あれ?」

    雪乃「ひっ!? ひ、比企谷……くん……!」

    八幡「なんか……あれ……?」

    41 = 1 :

    八幡(これまで世界を移動する時に感じていた感覚が、今回は何もなかった)

    八幡(と言うよりも……)

    八幡「変わって……いない……?」

    雪乃「どうして、あなたが、ここに……」

    八幡「はっ?」

    雪乃「もう、ここには来ないって言ったのは……、あなただったでしょう……? なのにどうして……? どうして……?」

    八幡(そう言う雪ノ下の顔は今にも泣き出しそうなくらい弱々しい)

    八幡「俺が、ここに、来ない?」

    42 = 1 :

    雪乃「どうして? もうあなたは私を、私たちを許してくれないのに、どうしてここにいるの?」

    八幡「雪ノ下? 何を言って――」

    雪乃「足りないの? 不十分なの? こうなってもまだ、罰が足りないとあなたは言うの?」

    雪乃「ねぇ、どうして、どうして、どうして、どうして、どうしてどうしてどうしてどうして」

    八幡(弱々しいというのは違ったようだ。この雪ノ下はそうとう精神的にキてる)

    八幡(その原因が俺にありそうな感じでもあるが……)

    八幡(俺がもうここに来ない、と雪ノ下は言った。とりあえず雪ノ下から話を聞けなければ現状を打開する手だても思いつかない)

    八幡「俺はどうしてここに来ないと言ったんだ?」

    八幡(我ながらふざけた質問だな、これ)

    43 = 1 :

    雪乃「あなた、何を言っているの?」

    八幡「いいから、答えろ」

    雪乃「……修学旅行の時のことが、原因だと言っていたじゃないの」

    八幡「修学旅行?」

    八幡(全く予想外の単語が飛び出してきた。それでどうして俺が奉仕部へ行かない理由になる?)



    雪乃「あなたが問題を解決したのに、私たちがあなたに酷い言葉を浴びせて、それで怒って……じゃ、ないの……?」



    44 = 1 :

    八幡「…………」

    八幡(開いた口がふさがらない、とはまさにこういうことを言うのだと、俺は思った)

    八幡(スマホを開き日付を確認する)

    八幡(年は、越えてるよな。……てことは、え、マジか)

    八幡「なんだそりゃ!?」

    45 = 1 :

    八幡(思わず声がひっくり返る)

    雪乃「えっ?」

    八幡「そんなんでここに来なくなったのか!?」

    八幡(考えるほど頭痛がしてくる。そんなんじゃ自分の非を認めているも同義だし、てか逃げと一緒じゃね?)

    八幡「幼稚とかそんなレベルじゃ……」

    雪乃「えっ、えっ?」

    八幡「すまん、あまりにもあれで頭痛くなってきた。ちょっと外出てくる」ガララー

    雪乃「比企谷くん!?」

    46 = 1 :

    バタン

    八幡「くそ……!」

    八幡「予想以上に頭が悪くて幼稚な話だった……!」

    八幡「勘弁してくれよ、俺がそんなことをしたのかよ……!」

    八幡「てかもう恥ずかしくて人前に出られねぇ! 死にてえ!」

    八幡(何やってくれてんの!? ここの俺!?)

    八幡(少なくともあれはああするしかなかったけど、それでも最低の手段だろ!)

    八幡(それを咎められて挙げ句の果てに拗ねて逃げるって、ああああああっ!! 恥ずかしい! てかもう痛い!!)

    八幡「もう嫌だ、元の世界に帰りたい……」

    47 = 1 :

    ――

    ――――

    八幡A「そういえばあいつは? どうなった?」

    八幡B「今か? 今は……」

    八幡『あああああああ……っ!!』

    八幡B「悶絶してる」

    八幡A「だろうな」

    48 = 1 :

    ここまで。

    49 :

    まさかのSS雑談擬人化スレ

    50 :

    発想は面白い

    変なのが暴れないことを祈る


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