元スレミニラ「父ちゃんとガメラさんってどっちの方が強いの?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 :
ガメラさん、ぶつかったのは天然なのか?
そして特撮で……計測数値で考えてしまうのは円谷の罠
103 :
ラドン「これは……」
アンギラス「……ガメラ……だよね?」
大怪獣 ガメラ「」シーン…
ラドン「……気絶してるようだ」
アンギラス「……ボロボロだね」
ラドン「……ああ。落下のダメージ……ではないようだが……」
ガメラ「……」
アンギラス「こっちも気絶してるのかな?」
ラドン「割かしどうでもいいな」
ゴジ神家「」チーン…
アンギラス「この昭和な感じ懐かしいね(笑)」
ラドン「だな(笑)」
ゴジ神家「……」
104 = 103 :
ガメラ「……うっ……」ピクッ
ラドン&アンギラス「「!!」」
ガメラ「……っ」パチッ
ガメラ「……」ボー…
ラドン「オイ、大丈夫か?」
アンギラス「……」
ガメラ「……」
ガメラ「……?」
ラドン「……?」
105 = 103 :
ガメラ「……」ジー…
ラドン「……?」
ガメラ「!!」
ガメラ「……ギャオス!!」ガバッ
106 = 103 :
ラドン&アンギラス「「……?」」
ラドン&アンギラス「「えっ」」
ラドン「ひょっとして私か」
アンギラス「ひょっとして君か」
ガメラ「ギャオスは……倒す!」ギロッ
ラドン「!?」
アンギラス「えっなんなのこの展開」
107 = 103 :
ガメラ「……倒す!」
ラドン「いや待て待て待て待て!!貴様ゴジラの果たし状でここに来たのではないのか!?」
ガメラ「……?」ギロッ
アンギラス「ホラ、そこで下半身だけ地上に出てる……」
ゴジ神家「……」
ガメラ「……?」
ラドン「……?」
アンギラス「……え?知らないの?」
ラドン「いや、ゴジラとはわかんらんせいかもしれんぞ」
クルッ ギロッ
ガメラ「ギャオスは……倒す!!」
ラドン「いや待て待て待て!!というか、私をギャオスなんぞと一緒にするな!!」
アンギラス「ねぇよく見て!!ホラ、この怪獣意外とギャオスとは似てないよ!!」
ガメラ「……」
ガメラ「……?」
109 :
ガメラ「……っ」クラッ
ラドン「!」
アンギラス「!」
ラドン(コイツ……よく見ればボロボロだな)
アンギラス(甲羅も傷だらけだし身体は血塗れだね……)
ゴジ神家「……」
ラドン(アレ(ゴジラ)とぶつかったからか?)
アンギラス(いや、これは多分、元から何かと……)
ガメラ「うぐっ……」
ズゥゥゥゥ…ン…
ラドン「!! オイ!貴様大丈夫か!?」
アンギラス「しっかりしなよ!」
ガメラ「……」
110 = 109 :
ガメラ「……君達は……誰?」
ラドン「説明が面倒だ。貴様ガメラだな?」
ガメラ「……」
アンギラス「僕達より君、何かあったのかい?」
ラドン「……誰かと戦っていたのか?」
ガメラ「……僕は……」
ラドン&アンギラス「……?」
ガメラ「……僕は……戦わなくちゃいけないんだ……」
ラドン「……?」
アンギラス「……誰と?」
ガメラ「……使命だから……」
ラドン「……??」
アンギラス「……それにしても、君をここまで痛め付けるなんてよっぽどの何かと戦ってたんだね……一体何と……」
111 = 109 :
???『フハーーーーハッハッハッハツハッ!!!!!ここまでのようだなガメラよ!!!!』
ラドン&アンギラス「「!!!!?」」
112 = 109 :
ラドン「なんだ!?」
アンギラス「何!?あのス●ー・ウォーズみたいな飛んでる奴!」
ガメラ「……っ!!」ギロッ
ス●ー・ウォーズの宇宙戦艦っぽい宇宙戦艦
???『やはり貴様ごときが我々『宇宙海賊ザノン星人』に勝てる筈は無かったのだ!!』
ラドン「ザノン星人!?」
アンギラス「なんか聞いたことある!!」
※ザノン星人→昭和ガメラ最後の作品、『宇宙怪獣ガメラ』に登場した宇宙海賊。今まで登場したガメラの敵怪獣全てを従えてたがガメラに敗北、最最期はガメラによって大爆発した。戦艦のデザインがかなりギリギリアウト。
ザノン星人「ガメラよ……お前の命もここまでだ……!!」
ガメラ「……」ギロッ
ラドン「……つまりガメラは……」
アンギラス「……コイツらと戦って落ちてきたのか……!」
ラドン「……上手いことコイツの上にか……」
ゴジラ「」
アンギラス「……」
ラドン「……しかし、何故コイツらはガメラを……?」
ザノン星人ガメラ「フハハハハハハハハ!!過去に我等の同胞諸々に屈辱を与えた貴様が生意気にも平成になって映画4本も手に入れて大活躍した怨み、今日こそ晴らせそうだなぁ!!?」
ラドン「うわ」
アンギラス「えっしょうもな」
113 = 109 :
ザノン星人「今日こそ我らの従える怪獣軍団の餌食となるがいい!!」
ギャアッ ギャアッ ギャアッ ギャアッ
ラドン「!? なんだ!?あの空を埋め尽くす鳥の大群のようなものは!?」
ザノン星人「ハイパーギャオスの群れよ!ガメラにトドメを刺すのだ!!」
アンギラス「!? アレ全部ギャオスなの!?」
ハイパーギャオス「コロセ! コロセ! コロセ! コロセ!」
ハイパーギャオス「ヤツザキ! ヤツザキ!」
ハイパーギャオス「キリキザンデ メダマヲエグレ!」
ハイパーギャオス達「「「「コロセ! コロセ! コロセ! コロセ!」
」」」
ラドン「……アイツら私の空で好き勝手……」イラッ
アンギラス「ちょっ流石にあの数は君でも……」
ガメラ「……」ザッ
アンギラス「!」
114 = 109 :
アンギラス「ねぇ!ストップ!まさか一匹でアレに立ち向かう気!?」
ラドン「……気持ちはわかるがボロボロの貴様が勝てるとは思えんぞ」
ガメラ「……」
ハイパーギャオス「コロセ! コロセ! コロセ! コロセ!!」
ガメラ「……関係ない」
ラドン「……何?」
ガメラ「……最期まで闘う」
アンギラス「……」
ガメラ「……腕がもげても……牙が折れても……甲羅を剥がれても……死ぬまで闘い続ける。闘って……護る」
ラドン「……護るって……奴等から地球をか?」
ガメラ「……」コクッ
アンギラス「……何故?」
ガメラ「……」
115 = 109 :
アンギラス「……どうして、そこまで?」
ガメラ「……」
ガメラ「……それが……」
ガメラ「……それが僕の……使命だから」
116 :
これに比べてゴジラは……俺今日からラドンのファンになるわ
117 = 109 :
ガメラ「……生まれてきた、意味だから」
ラドン「……」
アンギラス「……」
ラドン&アンギラス「((か……カッッッコイイーーーーーッ!!!?))」ガビーーン!
ゴジラ「……」←まだ埋まってる
118 = 109 :
ラドン(何これチョーカッコいいんですけどー!?)
アンギラス(これはカッコいいわ。これはチビッ子に人気出るわ)
ラドン(なんか勝負とか意気込んでた奴が馬鹿みたいだな)
アンギラス(闘いは始まる前から決着してたんだね)
ゴジラ「……」←埋まってる
ラドン(……大体怪獣王って何?ただのでかい恐竜じゃないか)
アンギラス(マジありえないよね。何だっけ?このガメラくんと闘うとか意気込んでた馬鹿)
ゴジラ「……」←埋まってる
ラドン「つーかコイツほんと長所0だな」
アンギラス「正直ハリウッド行って調子こいてるよね」
ラドン「あーわかる。コイツハリウッドから帰ってきたあとずっ渡辺謙のことケン・ワタナベって呼ぶようになってるしな」
アンギラス「完全に大物気取りだよね。マジなんなのコイツ」
ゴジラ「……」プルプル…
119 = 109 :
ゴジラ「うがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!!」
ドッゴォォォォォォォン!!
ガメラ「!!!?」ビクッ
ラドン「あ」
アンギラス「復活した」
ゴジラ「オイ!誰か今俺の悪口言ってただろ!」
ラドン&アンギラス「いや誰も?」
ゴジラ「つーかどこのドイツだ!?いきなり奇襲なんぞかましやがって!!ガメラか!?あの野郎が勝てそうにねぇからって俺に不意打ち……」
ハイパーギャオスの群れ『シネェ!!!!』
キュワァァァァァァッ‼キュワァァァァァァッ‼←超音波メス
アンギラス「危ない!!」
ラドン「!」
ドンッ
ガメラ「!!」
120 = 109 :
ゴジラ「ん?」
ズバァッ ズババババババババババババッッッ
ゴジラ「ぎゃあああああああああああああああああっ!!!!?」
ザクッ ズババババババババババババッッッ
ラドン「大丈夫か!?」
ガメラ「……っ!」
アンギラス「間一髪だったね」
シュバァッ ズババババババババババババッッッ
ガメラ「……うして……」
ラドン「?」
アンギラス「?」
ガメラ「……どうして、僕を?」
ドシュッ ズババババババババババババッッッ
ラドン「……?」
アンギラス「……まぁ、君は宇宙からの侵略者とかじゃないし、ね」
ラドン「……まぁ、な。そうだ……随分と懐かしいが……我々地球怪獣とは元々こんな風にしてた事もあったんだ。それでつい、な」
ズババッ ズババババババババババババッッッ
ガメラ「……こんな……風?」
ラドン「ああ」
アンギラス「……怪獣同士で、助け合ったり……ね」
ザクザクザクッ ズババババババババババババッッッ
ガメラ「……」
ズババババババババババババッッッ
ズババババババババババババッッッ
ズババババババババババババッッッ
ガメラ「……怪獣同士で……助け合う……」
ズバババババババババババババババババババババババッッッ
121 = 109 :
ガメラ「……」
ハイパーギャオス「コロセ!」
ハイパーギャオス「コロセ! コロセ!」
ハイパーギャオス「コロセ!コロセ!コロセ!コロセ!」
ザノン星人「ええい!ハイパーギャオスども!何処を狙っている!!ガメラは避けているぞ!……というかなんだあの鳥みたいな奴とタワシみたいな奴は!!?地球の怪獣か!?」
ハイパーギャオス「アッチダ! アッチダ!」
ハイパーギャオス「ヨケテタ! ヨケテタ!」
ハイパーギャオス「……ン? ジャアサッキマデダレヲキリキザンデタン……」
バチィッ バチバチバチィッ
ハイパーギャオス達『……???』
ボッ ボボッ…
キュィィィィィィィィィィィィィィッ
ハイパーギャオス「……ヱ?」
ゴジラ「……っ」ゴォォォォォォォッ バチバチィッ
ハイパーギャオス「……?ナンダ?アイt」
122 = 109 :
ゴジラ「 死 ね 」
123 = 109 :
カッッッ
ハイパーギャオス「ギ…――」
ゴ バ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ァ ッ ッ ッ
「「「「ギャアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアッッッッ!!!?」」」」
バラ…
バラバラ……
ザノン星人「」
ガメラ「……っ!!?」
ラドン「……あー」
アンギラス「……派手に殺ったね」
ゴジラ「……ウゥゥゥゥゥッ!」フゥー! フゥー!
124 = 109 :
ザノン星人「……!!な……何が起きたのだ……?」
ゴジラ「……」ギロッ
ガメラ「!」ザッ
ゴジラ「……おいアンギラス」
アンギラス「なんだい」
ゴジラ「……状況を説明しろ」
アンギラス「OK」
ラドン「……」
ラドン「……どうやら果たし状は届いていなかったらしい」
ガメラ「……?」
ゴジラ「……で?」
アンギラス「ガメラ君は元々別の奴と闘っていたらしい」
ゴジラ「で?」
ラドン「あそこに浮かんでるのが宇宙海賊とやらの乗り物だ」
ゴジラ「で?」
アンギラス「アイツらにやられてガメラ君は落ちてきたと」
ゴジラ「……で、俺に激突したと」
ガメラ「……?」
125 = 109 :
ザノン星人「……ガメラが他の怪獣と協力関係にあったのか?……馬鹿な!ガメラは人間に助けられることはあっても常に一匹だけだった筈……!」
ゴジラ「……なんで地球には定期的にああいう連中が沸くんだ?」
ラドン「知るものか」
アンギラス「ガイガン達ぐらいにして欲しいよね」
ガメラ「……?」
ザノン星人「……まぁいい!ガメラに仲間の怪獣がいようと関係ない!!私にはまだ貴様を殺すためのとっておきが残っているのだ!!」
ザノン星人「いでよ!我が忠実なるしもべ達よ!」
ズンッ
ズンッ
ズゥゥゥゥゥンッ
ガメラ「!!」
ゴジラ「……あ?」
126 = 109 :
冷凍怪獣バルゴン「なんだ……さっきあんだけボクらにやられたのにまだ息があったんだね」
アンギラス「!?」
大悪獣ギロン「……なら、おいらがこんどこそバラバラにしてくってやるろ」
ラドン「!」
宇宙怪獣バイラス「いや……今度こそ奴の首に大穴を空けて我々バイラスが殺す」
ガメラ「……っ」
大魔獣ジャイガー「待て待て……ワシの幼体を産み付けて苗にしてやるのも風情があって良かろう……」
ゴジラ「……」
深海怪獣ジグラ「それとも……催眠光線でワタシの配下に置くのも面白いかもな」
ザノン星人「フハハハハハハハハ!!一騎当千のガメラシリーズ敵怪獣の力!三度味わわせてやろう!!」
ガメラ「……っ!!」
127 = 109 :
ゴジラ「……なんだぁ?このイロモノビックリどっきりデザインの怪獣どもは……どっかで見たことあんな……」
ラドン「映画観ただろう。奴等はガメラシリーズの敵怪獣だ」
アンギラス「……まさかさっきのギャオス以外にもいたなんて」
ガメラ「……!!」
ゴジラ「……オメーアイツらに殺らそうになってがたのか?」
ガメラ「……違う。アイツらだけじゃない」
ザノン星人「その通り!先程貴様を追い詰めた切り札がまだいるのさ!」
ガメラ「……っ!!」
128 = 109 :
ボコォォォォッ!!!!
アンギラス「! 地中から!?」
レギオン(マザーレギオン)《……》
アンギラス「アレは……レギオンだ!」
ラドン「! 空からもか!」
邪神イリス『……』フォォォ…
ラドン「……!奴は……イリスか……!」
アンギラス「……なんてこったい」
ガメラ「……っ!」
海魔獣ジーダス「クククッ……俺様もいるぜ?」ザバァッ←海から
ゴジラ「……あの白いエビラみてーなのと赤いゲゾラみてーなのが生えてる奴は覚えがあるな」
ラドン「……随分と手強いのを一匹で相手をしてたようだな」
ガメラ「……」
ジーダス「オイ!待て!無視すんじゃねぇよ!!?」
129 = 109 :
ザノン星人「くくく……我らの闘いもようやく終わるなガメラ?」
ガメラ「……っ!」
ザノン星人「思えば長かったぞ……平成三部作終了後に本当はお前を消すはずだった……だが!お前はあの時強すぎた!故に復讐もままならなかった……!」
ザノン星人「……だが転機が訪れた……そう、『小さな勇者達ガメラ』が公開されたのだ……」
ザノン星人「貴様は戦闘力を大きく下げた……まさにチャンスだった……映画が終了し子供達と別れて空へ飛び立った貴様を我々は直ぐに急襲した……」
ラドン「なっ……」
アンギラス「なんだって!?」
ガメラ「……っ!」
ゴジラ「……」
ザノン星人「……決着はすぐ着く筈だった……だが、予想外の事が起きた……ガメラが闘う度にどんどん進化していったのだ……これは予想外だった……」
ラドン「……確かに言われると『トト』の面影があるな」
アンギラス「……一見するとどう見ても『3』だけどね……苦労したんだね……」
ザノン星人「それから何年も何年も貴様を消そうと試みてきたが……それも今日で終わる……!!」
ゴジラ「……」
130 = 109 :
ラドン「……なんということだ……そうか、そうだったんだ……」
アンギラス「……何がだい?ラドン」
ラドン「……考えてもみろ。曲がりなりにもこの馬鹿(ゴジラ)と並び日本二大怪獣と呼ばれるガメラが……何故『小さき勇者達ガメラ』を最後に新作映画1つ作られなかったのか……」
アンギラス「ゴジラシリーズは曲がりなりにも新作出たもんね」
ラドン「そうだ。だがその理由が今わかった……恐ろしいことに……ガメラはたった一匹であの映画が終わった時から、10年近くも地球を護るために孤独にも戦い続けてきたのだ……!!」
アンギラス「……! ま、まさかそのせいで……!!」
ゴジラ「……」
ラドン「ああ。間違いない。奴等が新作ガメラが作られないように、そしてガメラを殺そうとずっとガメラの邪魔をし、ガメラも奴等を倒すために全てを捧げ闘ってきた……新しい映画なんぞ、作る暇もない」
アンギラス「……ということは……!!」
ラドン「つまり!! いつまで経っても新作ガメラ映画が作られないのは…… 奴 等 の せ い だ っ た の だ よ ! ! 」
アンギラス「な……なんだってぇぇぇぇぇぇっ!!!?」
131 = 109 :
ザノン星人「安心しろ!今日ここでそれも終わる!そして新しい映画が作られるのさ!タイトルはそう……『宇宙海賊ザノンの大冒険』!!」
ラドン「くっ……なんて客の来なさそうなタイトルだ!」
アンギラス「まだ二頭身の怪獣達が送るゆるふわライフを描くアニメでも作った方が売れそうだよ!?」
ザノン星人「だまらっしゃい!さぁガメラよ!決着を着けるぞ!貴様の死をもってな!」
ガメラ「……!」
ザッ
ラドン「!」
アンギラス「待って!ホントに行く気なの?」
ガメラ「……闘う」
ラドン「……お前……」
ガメラ「使命だから、闘う」
ゴジラ「……」
132 = 109 :
ゴジラ「……」
ガメラ「……さっきは、ありがとう」
ラドン「……」
アンギラス「……」
ガメラ「……人間以外に味方がいて嬉しかった」
アンギラス「……!」
ゴジラ「オイ」
ガメラ「……?」
ゴジラ「……ちょっと待てや」
ラドン「……?」
アンギラス「……ゴジラ?」
133 = 109 :
ゴジラ「……オメーところどころ切れてんな」
ガメラ「……」
ゴジラ「戦えんのか?」
ガメラ「……関係ない」
ゴジラ「腹の肉抉れてんぞ」
ガメラ「関係ない」
ゴジラ「手の指何本か千切れてんぞ」
ガメラ「問題ない」
ゴジラ「牙も欠けてるし血塗れだな」
ガメラ「……知らない」
ゴジラ「……脚に穴空いてるし甲羅は欠けてんぞ」
ガメラ「……関係ない」
ゴジラ「……」
ガメラ「僕がどうかなんて、関係ない」
ガメラ「……使命だから……護るために、最期まで闘う」
134 = 109 :
ゴジラ「尻尾プレスどーーーん!」
ズゥゥゥゥゥンッ
ガメラ「ぐぇっ!!?」
アンギラス「!!?」
ラドン「!!!?」
ザノン星人「!!!?」
ガメラ′sヴィラン『!!!?』
135 = 109 :
アンギラス「ちょっ……ゴジラ!何やってるのさ!?」
ラドン「嫉妬か!?カッコ良すぎて嫉妬してやっちゃったのか!?」
ガメラ「……っっっ!!?」ガクガクッ
ゴジラ「あームカついた。三大怪獣の時のモスラのガキとおんなじぐらいムカついた」
ラドン「……!」
アンギラス「いやいや、君さ、これはちょっと酷いよ……」
ゴジラ「ウルセーんだよ。なんか良い子ぶりっ子でムカつくんだよ。何が使命だよそんなもん俺だって使命るわ」
アンギラス「いや意味わかんないし。使命るってなに?」
ガメラ「な……何を……?」ガクガクッ
ゴジラ「……ほれ見ろ。ボロボロで糞の役にも立たねーじゃねーか」
ゴジラ「あーあ!ムカつくからぶっ潰そうと思ったけどこんなんじゃ全然気が晴れねーわ……」チラッ
ザノン星人「……?」
ガメラ′sヴィラン『……っ』ジリッ…
ゴジラ「イライラすっから……オメーら全員今からぶっ潰す事にしたわ」ギロッ
ザノン星人&ガメラ′sヴィラン『!!!!?』
136 = 109 :
ゴジラ「……そういう訳だから、オイお前ら……その亀みてぇな目障りな奴、『海に』でも棄てといてくれや。邪魔だからな」
アンギラス「!」
ラドン「……なるほど」
ガメラ「……!」
ガメラ「……ま……待って!」
ラドン「私が運ぼう」
アンギラス「一緒に行くよ」
ガメラ「ま……待って!どうして……どうして君がアイツらと闘うの!?」
ゴジラ「……あ?」
ガメラ「……君には……関係ないだろう?」
137 = 109 :
ゴジラ「……アホかテメェ」
ガメラ「……?」
ゴジラ「イライラしてムカつくからだっつってんだろーが。他に理由なんかあるか」
ガメラ「……?」
ゴジラ「オメーにもムカつくし自分にもムカついたが……アイツらにもムカついたからな」ギロリ
ヴィラン『……っ!!』
ゴジラ「……それにな……俺らは昔っから地球っつー『縄張り』を荒らす連中は……誰だろうと許さねぇし何だろうとぶっ潰してきたんだよ」
ガメラ「……縄張り……?」
ゴジラ「……」
ゴジラ「人間だろうが宇宙からきた侵略者だろうが……俺達地球怪獣の居場所は……何人たりとも侵させねぇ」
ゴジラ「俺らの生きる場所は俺らが守る」
ゴジラ「土足で荒らそうとする奴は誰だろうが許すかよ」
138 = 109 :
ゴジラ「……っつーわけでオイおめーら。そっちにつくからには……覚悟出来てんだろうな?」
バルゴン「……何アイツ?ボクらの邪魔する気?」
ギロン「あいつ、肉不味そうらよ」
バイラス「知性の欠片も感じられぬ顔だな」
ジャイガー「幼体の餌にするにはなんとも栄養の無さそうな奴じゃ」
ジグラ「ガメラを海にと言ったな……逃がすと思ったか?」
ジーダス「黙って聞いてりゃ嘗めやがって……勝ち目があると思ってんのか!!!?」
レギオン《……》
イリス『……』
ゴジラ「はっ!どいつもこいつも嘗めてんのはテメーらだろ」
ゴジラ「誰に生意気言ってんのかわかってんのか」
139 = 109 :
ラドン「よし、今のうちに連れてくぞ」ガシッ
アンギラス「海に入れば回復すんだよねたしか」
ガメラ「……!」ワタワタ
アンギラス「……?どうしたの?」
ラドン「他の怪獣と助け合うのは初めてか?」
ガメラ「!!」
アンギラス「……ああ、そんなことか」
ラドン「私達も久しくやってなかったからな」
アンギラス「ギドラを袋にしたときがピークだったね」
ラドン「私は参加し損ねたがな」チッ
ガメラ「……?」
ラドン「さっさと行って戻るぞ。流石にゴジラ一匹であの時イロモノ軍団の相手はキツいだろう」
アンギラス「世話が焼けるよね」
ガメラ「……あの」
アンギラス「?」
ラドン「どうした?」
140 = 109 :
ガメラ「……あの怪獣は……何者なの?」
ラドン「……あぁ、アイツか」
アンギラス「……説明しづらいけど、一言で言うなら……」
アンギラス「……怪獣王……かな?」
ゴジラ「よぉーしどっからでもかかってこいや雑魚どもが」
バイラス「何ィ?」ピクッ
ジグラ「雑魚だと……?」
ザノン星人「……まさか本気でコイツらに勝てる気なのか?」
141 = 109 :
ザノン星人「なんなのだ……こいつは一体……!」
ゴジラ「(日本で)暴れるのは久々だな……!」
ザノン星人「……っ!奴だ!まずあの怪獣を殺せ!」
ゴジラ「はっ!いくぜぇぇぇぇ!!」
ゴジラ「怪 獣 大 戦 争 じ ゃ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ ぁ っ ! ! ! !」グォォォォォォッ
142 :
やっちまえゴジラー!
144 :
平成モスラさんのかっこ良いフォームチェンジも見たいです
145 :
自衛隊がぁ……日本の国家予算がぁ……
146 :
自衛隊?彼ならポップコーン片手に高見の見物だよ
147 :
Gフォース呼んでこい、Gフォース!
148 = 143 :
芹沢博士「またアレを...使わねばならないのか...」
149 = 116 :
アメリカ「ニホンアブナイクニ。マトメテヤキハラウ」
150 :
TV版ジャイアンから劇場版ジャイアンみたいな変わり様だなこのゴジラ
みんなの評価 : ☆
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