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    元スレ京太郎「修羅場ラヴァーズ」一「キミと一緒に、抱き合って」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×4
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    501 :

    須賀京太郎はかく語りき

    502 :

    千里山

    503 = 502 :

    誤爆すまん

    504 :

    把握した

    505 :

    ストーカーがいるかもと自分の家の中を撮影しておいたビデオを見る京太郎(ポンコツルート、ガチルート、併用ルート有り)

    506 :

    アブノーマルアクティビティか

    507 :

    「これは、どういうことでしょうか」

    「……」


    京太郎は、みさきによって目の前に突き出された写真に、沈黙した。

    それは、自分の彼女にずっと隠していたことが写されているモノ。

    恒子と京太郎が、口付けを交わしている写真。


    「彼女――針生アナが見たら、何と言うでしょうか」


    口を噤むことしかできない京太郎に対して、淡々と問いかけるみさき。

    その声音は京太郎の不義理を責めるものではなく、かと言って好奇心が込められているわけでもない。

    みさきの意図が掴めず、京太郎は困惑する。


    「……ええ、語らずとも、わかります。あなたが、福与アナと浮気などと――不誠実なことを、する筈がない」

    「……その、写真は」

    「彼女が、強引に迫ったのでしょう? お酒の勢いに任せて」


    ……当たっている。

    まるで、その場で見ていたかのように。


    「私は、この写真を針生アナに見せたいわけではありませんし、福与アナを責めたいわけでもありません」

    「……」


    では、何が言いたいのか。

    みさきが、京太郎に突き付ける要求は――


    「――私にも、同じことをしてください。彼女たちと、同じことを」



    京太郎は、何も答えることができなかった。

    508 = 1 :

    えりちゃんはガチギレしてビンタしてくるタイプ

    松実はもうちょっと後でー

    509 :

    松実期待してんで

    510 :

    「彼女たち」って他にもあるんかい!

    511 :

    プロ野球選手を見るスポアナと同じ目をしてるアナ勢イイネー

    512 :

    >>510
    二人いたらもう「たち」になるだろ(いないとは言っていない)

    513 :

    >>510 たぶん相方のプロ達や佐藤アナのことだろうw

    えりちゃんとはやりんの、両方とも(28)な修羅場が起きたらシャレにならないだろうなw

    514 :

    アナウンサーも修羅場からのは逃れられないか

    515 :

    何で逃げる必要があるんですか(正論)

    516 :

    28とかはちょっと…

    517 :

    23時くらいに始めたい所存……

    518 :

    貴子さん(ネタバレ:コーチ可愛い)なら、泣かれて須賀覚醒だな。

    520 = 1 :

    書きたいものがアレやコレやと増え過ぎてどうしようもない

    次のレスから始めますん

    521 :

    まっとったで

    522 = 514 :

    よっしゃ間に合った!

    523 = 1 :

    「お待ちしておりましたわ!」


    胸を貼って堂々と阿知賀の面子を迎える彼女が龍門渕の部長、龍門渕透華。

    言葉遣いといい、立ち振る舞いといい、『いかにも』な雰囲気が漂っている。


    「こいつらが奈良代表?」


    ハンバーガーを頬張りながら怪訝な視線を飛ばしてくるのが先鋒の井上純。


    「こいつらとか失礼だよ、純くん」


    その彼女を宥めるのは中堅を務める国広一。

    ほっぺたの星はシールだろうか。


    「よろしく……」


    眼鏡の彼女が沢村智紀。

    無関心なのかマイペースなのかはよく分からないが、他の龍門渕の部員たちに比べて随分と落ち着いているように、京太郎は見えた。


    そして――



    「遠路、大義!」


    ある意味で、最も強い存在感を放つ、最も小さな彼女。

    龍門渕の大将、天江衣。



    阿知賀の面子に引けを取らない濃い部員たちが、京太郎たちを迎えた。



    「ふーん……?」


    そして、阿知賀勢を、同じように見渡す龍門渕の部員たち。

    京太郎に特に目を付けた彼女は――


    キャラ安価下3でー

    524 = 514 :

    智紀

    525 :

    ころたん

    526 :

    とーか

    527 :

    智紀

    530 = 518 :

    低コンマだから安心だな

    531 = 519 :

    >>530
    せやな

    532 = 1 :

    「あら、あなたは……?」


    龍門渕副将の、透華が京太郎に目を向けた。

    その視線の意味は何故男子がここに、ということだろうか。


    「ああ、俺はマネージャーみたいなもんですよ」

    「マネージャー……個人戦には?」

    「出たけど、負けちゃいました……準決勝までは行けたんですけどね」

    「ふむ……」


    じーっと、見つめてくる透華の視線が居心地悪い。

    同じ金髪同士、何か思うところがあるのだろうか――なんて。


    「あなた――」


    透華が続けた言葉は、


    とーか判定直下
    1~30 名前は?
    31~60 あなたも、打ちません?
    61~98 うちに、きません?
    ゾロ目 ???

    533 = 519 :

    ドヤァ

    534 = 514 :

    病めるのですぼくたち!

    536 :

    これは是非とも病ませたいところ

    537 = 525 :

    平和だ

    538 :

    ピンのみですね

    539 = 536 :

    低いからって安心出来ないんだよなぁ

    540 = 1 :

    「名前は?」


    じっと考え込んでいたものだから何かと思えば、飛び出してきたのは至って普通の言葉。

    京太郎は少し拍子抜けしながらも、返答するべく口を開く。


    「あ、はい。松実京太郎です」

    「そういえば、自己紹介まだだったね」


    と、一が仕切り、軽く名乗り合う。

    全員の簡単な自己紹介を終えると、純が目を丸くして玄と宥と、京太郎の顔を見比べる。


    「へぇ、姉弟なのかアンタら」

    「……えぇ、まあ」

    「姉と妹はすぐに分かったけど、弟のほうは――って、悪い。別に悪く言うつもりは無いんだが」


    京太郎が微かに顔を曇らせたのを見て、慌てて訂正する純。


    「まぁ……なんつーか、雰囲気がアレだったから。てっきり彼氏彼女の関係かと」

    「ええ、とっても仲良しだって。よく言われますから!」


    ボリボリと頭をかきながら純が気まずそうに感想を零すと、松実姉妹は顔を綻ばせる。

    寒そうに身を震わせていた宥の頬も紅潮した。




    「……」


    ぎゅっと、憧は手の平に爪を食い込ませた。

    541 = 514 :

    先入観のない初見だからこそ、過たずに京太郎と姉妹の関係を見抜くか
    アコチャー……

    543 = 519 :

    大丈夫
    全部低コンマでいこう

    544 = 515 :

    (判定外だけどゾロ目がもう二回出てるのが)コワイ

    545 :

    宥って最初低コンマじゃなかったっけ?

    546 :

    イッチも今日はゾロ目か90台(一回除く)という恐ろしさ。
    怖い

    547 :

    そうして、一部で妙な雰囲気を抱えたまま阿知賀と龍門渕の対局が始まり――


    「また衣の勝ちだー!!」


    ――阿知賀の面子が誰一人として大将の衣に土をつけられないまま、日が暮れた。



    「強いなぁ、本当に」

    「アレでも本来の衣とは程遠いのですが」

    「あ、龍門渕さん」

    「透華、で結構ですわ」


    穏乃が挑んで負けて挑んで負けて挑んで負けて――を、何度も繰り返している光景に、ポツリと漏らした言葉に透華が答える。

    いつの間に隣にいたのだろうか。


    「……あれでもまだ、本気ではないと」

    「ええ。月も出ていませんし」


    その言葉の意味するところは分からないが、恐らくは二人の姉のように衣にも彼女固有の事情があるのだろう。

    京太郎がそう納得して頷くと、透華が卓を指差した。


    「あなたは、打ちませんの?」

    「俺は、マネージャーみたいな立場ですから」


    こういった外部の、それも準優勝高校と対局できる機会は非常に貴重だ。

    故に、全国大会に出ない京太郎よりも女子部員たちが優先されるべきなのである。

    そう伝えると、透華は複雑な表情を見せた。


    「あなたにも資質はありそうなのですが……」

    「資質?」


    透華が知る京太郎の麻雀の腕前は奈良個人戦準決勝敗退の事実のみ。

    それで、どうやって資質だのなんだのを知るのかと聞くと、


    「カン、ですわ! 」


    身も蓋もない答えが返ってきた。

    548 :

    才能あるか

    549 = 545 :

    何の才能なんですかねぇ

    550 :

    カンと聞くと咲さんを思い出す


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