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元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」
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アンジェレネ「動かないで下さい!見えちゃいます!」
アニェーゼ「体格がほとんど変わらねぇんですから無理に決まってんでしょうが!?」
ルチア「隠れても、無駄ですよ……」
アニェーゼ「ほら、馬鹿なことやってないでさっさと謝っちま」
ルチア「二人ともお仕置きです」
アンジェレネ「いやだーー!!」
アニェーゼ「私も!?何で!?」
アニェーゼが30cm上げ底しているから身長は120前後かと思われ
アンジェレネはそれよりは高いかと
アンジェレネはそれよりは高いかと
仲いいなぁ
こいつらも原作同様、管理人の上条さんに救われたクチか
こいつらも原作同様、管理人の上条さんに救われたクチか
シェリー「何やってんだか……」がさっ
オルソラ「あら、どちらへ?」
シェリー「ちょっと準備してくる」
オルソラ「準備……でございますか」
シェリー「そう。紅茶いれといて」
オルソラ「なにかお仕事をされるなら、コーヒーの方が宜しいのではございませんか?」
シェリー「いや、仕事じゃないから」
オルソラ「?」
ルチア「さぁ、壁を向いて並んで立ちなさい」
アンジェレネ「わーん!主よ、私たちをお救いください!!」
アニェーゼ「だからなんで私まで!?」
オルソラ「はーい、そこまで!でございます」
ルチア「邪魔しないで下さいシスターオルソラ。この子達に罰を……」
オルソラ「落ち着いてください」
ルチア「私は落ち着いています」
オルソラ「ほら、そんな怖い顔しないで欲しいのでございますよ。いまとっても美味しい紅茶をいれますから……ね?」
ルチア「うっ………はい」
オルソラ「そちらのお二人も、座って待っていてくださいな」
アンジェレネ「はーい!」
アニェーゼ「た、助かった……」
アンジェレネ「スコーンは?スコーンはありますか?」
オルソラ「生憎、今は用意がないのでございます。代わりに、Walkersのショートブレッドで我慢してください」
アンジェレネ「ぜんぜんOKです!あれも美味しいですよね~」
アニェーゼ「ついさっきまでの態度は何処へ……」
アンジェレネ「いちじくのジャムもいっぱいつけてください!!」
オルソラ「了解です♪」
アニェーゼ「げっ……」
アニェーゼ「どんだけ甘党なんですか……」
アンジェレネ「えー、美味しいのになぁ」
がちゃっ
シェリー「よっと」
ルチア「あ、シェリー……その荷物は?」
シェリー「ん、後で説明してやるよ。オルソラは?」
ルチア「今、紅茶をいれに行っています」
シェリー「あら、まだだったの」
シェリー「ま、良いか。よっこらせっと」どさっ
アニェーゼ「どこ行ってたんです?」
シェリー「自分の部屋だよ」
アンジェレネ「あ、これクレヨンですか?」ひょいっ
シェリー「おい!勝手に触るんじゃねぇよ。クレヨン違うから」
ルチア「シスターアンジェレネ、もしテーブルに落書きをしたら……分かっていますね」
アンジェレネ「ひぃっ!ちゃ、ちゃんと紙に描きますよぅ……」
シェリー「いや、問題はそこじゃないから!触るなっつってんだろ!!」
オルソラ「お待たせしました~紅茶とビスケットですよ~」
アンジェレネ「待ってました!」
ルチア「す、すみません。手伝いもせず……」
オルソラ「気にしなくてよいのでございます♪」
オルソラ「はい、シェリーさん。ご所望の紅茶でございますよ」
シェリー「ありがとさん」
オルソラ「はい、アニェーゼさんも」
アニェーゼ「どうもです」
シェリー「ふぅ、うまい……さってと」
がさごそ
シェリー「一丁やるか」
ルチア「あの、さっきも聞きましたがその荷物は?」
シェリー「ゴーレムの材料よ」
ルチア「あぁ、ゴーレm……はい?ゴーレム?」
シェリー「イエス、ゴーレム」
ルチア「え……は?」
アニェーゼ「またアレ作るんですか」
オルソラ「エリスちゃんでございますね」
シェリー「ちゃん付けすんな。あと、今日のはコイツ」
ぎょろっ
アニェーゼ「わっ!何ですかこれ……眼球?」
アンジェレネ「こ、こわい……」
シェリー「そうか?結構イケてるだろ」
アニェーゼ「美的感覚どうなってんです」
シェリー「王立芸術院の先生様にそれ言う?」
ルチア「これがゴーレム……」
シェリー「追跡・偵察用にあと何個か作らないとな」
ルチア「追跡?偵察?」
アニェーゼ「え、ちょっとまさか……」
アンジェレネ「?」
オルソラ「…………」
ルチア「どういうことです?何を追跡するって言うんですか?」
アニェーゼ「いや、シスタールチアは聞かないほうが……」
ルチア「シスターアニェーゼ、少し黙っていて下さい」
アニェーゼ「えぇぇ……」
シェリー「何をって、決まってんだろ」
ルチア「それを教えてください!」
アニェーゼ「いや、ちょっ」
シェリー「だーかーら」
シェリー「当麻と神裂のデートをだよ」
ルチア「!!??」がたっ
オルソラ「…………」ぴくっ
アニェーゼ「あ、あ……」ぶるぶる
アンジェレネ「ふぇ?でーと?」きょとん
ルチア「い、いま『デート』と言いましたよね」
シェリー「言ったわよ」
ルチア「今日、二人はローマ正教宛ての仕事を……」
シェリー「そう。仕事ついでにデート。二人で仲良くデート」
ルチア「んなっ……!?」
アニェーゼ「ちょっと!!?」
アンジェレネ「で、でーとって、どういうことですか……?」
オルソラ「……本当に、どういうことなのでございましょうね」ごごごごご
アンジェレネ「ひっ!シスターオルソラが初めて見る顔になってるぅ!」
がばっ
アニェーゼ「(なんでそう適当なこと言っちまうんですか!!)」
シェリー「(バカ、適当なんかじゃねえよ)」
アニェーゼ「(うそつき!!絶対楽しんでるでしょうが!!)」
シェリー「(だから違うって、ちゃんとあたしなりの考えがあるんだよ)」
アニェーゼ「(……考え?)」
シェリー「(そう。こうやって少し大袈裟に話しておけば……)」
アニェーゼ「(おけば……?)」
シェリー「(なんだか面白そうな反応見せてくれそうじゃない?)」
アニェーゼ「やっぱり楽しんでんじゃねーですか!!!」ぎゃーん
ルチア「シェリー!!く、詳しく話をっ!!」
シェリー「話聞くより、自分の目で見た方が良いでしょ」
ルチア「ですが、覗き見の様な真似は……」
アンジェレネ「私も!私も見たいです」
シェリー「よし、アンジェレネこっち来い。オルソラも見るだろ?」
オルソラ「えぇ、勿論♪」ごごごごごご
シェリー「ほら、あんたはどうする?」
ルチア「う…………」
ルチア「…………」
ルチア「……み、見ます!」
シェリー「はいよ」にやにやにやにや
アニェーゼ「あぁぁ……」
@ロンドン市街
上条「…………」
神裂「…………」
てくてく
上条「…………」
神裂「…………」
てくてく
上条「…………」
上条(……き、気まずい)
神裂(はぁ……)
上条(マズい……寮を出てからお互い一言も喋ってない)
上条(今日一日ずっとこのままってのもな……)
上条「…………」ちらっ
神裂「…………」むすっ
上条(お、怒ってる……っぽい)
上条(……ここは一つ、俺の話術でどうにかこの空気を和らげるしか無い!)
上条(よ、よし)
上条「あー……雨、弱くて助かったな!」
神裂「……この街では強い雨は殆ど降りません」
上条「そ、そうですよね……」
神裂「そうです」
上条「み、みんな傘差してないのも、やっぱり慣れないんだよ俺。日本じゃこれくらいでもh」
神裂「こんな小雨ですから、基本的に傘を差す習慣がありません」
上条「で、ですよね~………」
神裂「はい」
上条「…………」
神裂「…………」
上条(ダメだ……和らげるどころかカウンター食らって上条さんの心折れそう……)
上条(どうしてこんな事n)
上条(……そうだ。きっとこれは幻想だ……)
上条(きっと霧雨が俺に見せている幻想に違いない!というか、そうであってください!!)
上条(それなら、この右手で――)
ぶんっ ぶんっ
上条「その幻想をぶt」
神裂「何をしているんですか」
上条「ひゅぴっ」
上条(あぁぁぁぁぁぁ!!なにやってんだよ俺は!?)
上条(『霧雨が見せた幻想』ってなんだよ!!そんな訳ないだろ!?現実に決まってんじゃん!!)
上条(現実逃避しちゃう自分自身にそげぶっ!!そげぶっ!!)
上条「あ、な、何でもありません……すいませんでした~……」
神裂「今は仕事中ですよ。ふざけた行動は慎んでください」
上条「本当にすいませんでした……」
上条(これ余計怒らせちゃってないか?はは、終わった……)
神裂(……ばか)
てくてく
上条「…………」
神裂「…………」
上条(なんかもう、取り返しがつきそうにない……)
上条(いや、諦めんな俺。考えろ、考えるんだ!)
上条(確かこんな時にどうすれば良いのか聞いたことが――)
上条「!!」
>>431
とりあえず、関係者各位が発狂するだろうな
とりあえず、関係者各位が発狂するだろうな
>>431
石油王かな?
石油王かな?
>>431
それでいこう(真顔)
それでいこう(真顔)
>>431
おは古泉
おは古泉
>>431
当然他の女ども全員にするだよな?
当然他の女ども全員にするだよな?
上条(そうだ、何か問題が起きたら先ずは原因を探れって、諫早師匠が言ってたっけ)
上条(原因………やっぱり、出掛けるときに何かあったんだよな)
上条(あのとき確か―――)
“神裂『こ、この服装……どうでしょうか?おかしくないですか?////』 ”
“上条『クソッ!!おのれ魔術師!よくも神裂を!!』”
“シェリー『あのセリフ良かったな。「おのれ魔術師!よくも俺のかおりんを!!」』 ”
“上条『言ってませんが!!??』”
“アニェーゼ『お二人が全然気づかないんで、笑いこらえるの必死だったんですよ。謝りやがれ』”
“上条『なんで!?』”
上条「…………」
上条「そうか!!」
上条(そう言えば出掛けるとき、ジタバタしてたせいで何も食べずに出てきちまったんだよな!)
上条(と、言うことは!神裂はいま腹が減っているに違いない……)ちらっ
神裂「…………」ずーん
上条(うん!心なしか腹が減っているような顔をしている気がしなくも無い!だから機嫌が悪かったんだな)
上条(……さすがです師匠。あなたのお陰でなんとかなりそうだ!!)キリッ
諫早「ぶへっくしょい!!」
<あれ、諫早さん。風邪っすか?
諫早「いや、違うと思うんだが……っぶしょい!」
上条(そうと分かれば!)
上条「なぁ、神裂」
神裂「はい」
上条「なんか食いたいものあるか?」
神裂「……は?」
上条「朝何も食ってないから、腹減ってるだろ?そこら辺の店で軽く食べ」
神裂「減っていませんが」
上条「ていかな……え?なんて?」
神裂「ですから、減っていません」
上条「え、あ……そ、そうか」
神裂「…………」
上条「…………」
上条(あっるぇぇぇぇえええええ!!?)
上条(違ったの!?お腹空いてたんじゃなかったんですか!?)
上条(『これで決める(キリッ』じゃねーよ!!恥ずかしっ!俺恥ずかしっ!!)
てくてく
上条「…………」
神裂「…………」
上条(……もう打つ手なし、か……)
上条「……はぁ」
神裂「…………」しゅん
Side:天草式
建宮「あっちゃぁ……あいつは何やってるのよ!」
牛深「いやぁ、女教皇様のあんな表情初めて見ましたよ俺」
香焼「いつもなら、お得意のラッキースケベを2、3発ぶちかましててもおかしくない頃なんすけどね」
野母崎「いや、この状況でそんな事したら不味いと思うけど……」
建宮「とにかく、引き続き監視を怠るな。いざとなったら作戦αを実行するのよな」
対馬「はぁ……なんで私たちがこんなことしなくちゃいけないのよ」
浦上「まぁまぁ対馬さん。良いじゃないですか、今日は仕事お休みだったんですよね?」
対馬「休みの日だからこそ、よ。二日酔いで頭痛いし、訳も分からず連れ出されて当…上条当麻の尾行だなんて……」
浦上「はは……」
対馬「そもそも全員で尾行するならトランシーバーいらないじゃない」
浦上「100%教皇代理の趣味だと思います」
対馬「でしょうね……ところで、五和は?あの子も一緒に来てるんでしょ?」
浦上「来てるには、来てるんですけど……」ちらっ
対馬「どうしたの?あの子また」ちらっ
五和「も、もうっ、当麻さんのえっち……でへへへへへへへへへ//////」でろでろ
対馬「酒でも………あぁ」
浦上「はい。こう言う訳でして……はは」
対馬「朝から気になってたんだけどさ、あのヘッドフォンで五和は何を聴いてるの?」
浦上「えぇとですね、何と言いますか……」
対馬「通報されてもおかしくない顔になってるけど……大丈夫なの?」
浦上「大丈夫、ではないかもです。あれの依存性はハンパないので」
対馬「依存性って……ちょっと、まさか」
浦上「いやいや!危ないものじゃないですから!安心してください」
対馬「本当に?」
浦上「はい!」
対馬「なら良いけど……うわ、また変な声で笑って……」
浦上(ごめんなさい対馬さん。それ、本当は十字教界を転覆しかねない最強兵器だったりします……)
牛深「うーん……女教皇様の機嫌直らないな」
香焼「もう作戦突入すか?」
建宮「待て、もうしばらく様子を見る」
野母崎「あ!また彼が動き出しましたよ」
建宮「よしよし、それでこそ上条当麻だ……テメェら、目を離すんじゃねぇのよ!」
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