私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
からん
<二名様ご案内~
野母崎「お?来たみたいだね」
対馬「もう来たの!?ちょっと早……」
pipipi
『こちら司令官こちら司令官、各員に告ぐ』
野母崎「あ、また建宮からだ」
対馬「何とか裾を引き伸ばして…っ」
『ターゲットが来店した。配置につけ』
野母崎「配置も何も、裏方なんだよなぁ」
対馬「くっ…思ったよりきっちり出来てるわね」
『こちらも定位置についた、窓際の奥から二番目の席なのよ。ほれ、U』
『へ?な、何ですか?』
『この通り、Uも元気なのよ』
『無駄なこと言わないで下さい!!あとその呼び方はなんですか!?』
野母崎「おいおい……もう二人とも店内にいるんだろう。バレるぞ」
対馬「どうすんのよこれ……」
『こちらKこちらK、二人は予定通り中央席に誘導完了』
『うむ、ご苦労。Nの方は異常ないか』
野母崎「無いよ。心配ご無用」
『Tはちゃんと着替え終わったのか』
野母崎「うん、着替え終わっていま指令待ち――」
対馬「いざとなったら、この長い前掛けでどうにか……」ぶつぶつ
野母崎「おっと……」
『どうした?』
野母崎「なんでもないよ。対馬も俺も、準備完了です」
『うむ。ではこれより――』
『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦を開始するのよな!!』
野母崎「了k……え」
対馬「でもこれじゃあ後ろが隠せな……ん?」
『各員、健闘を祈る』ぷつっ
野母崎「えぇぇ?」
対馬「…………」
野母崎「なんてこった、あの時の話は冗談じゃ無かったのか…!」
対馬「……ねぇ、いま建宮が変なこと言ってたわよね。私の聞き間違いかもしれないけど」
野母崎「うぇ!?そ、そうかな!?俺よく聞いてなくt」
対馬「何 て 言 っ て た ?」どんっ
野母崎「はいっ!『女教皇様と上条当麻のらぶらぶちゅっちゅ作戦』を開始する、と言っていました!」
対馬「らぶ?……あんのクワガタヘッド……」ぎりぎりぎりぎり
野母崎「ヤバイよ建宮、こんな計画成功しても失敗しても死」
pipipi
『ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!』
野母崎「ぬがっ!?」
対馬「ふふ……あのバカ、本当に面白いこと考えるわよね」
野母崎「そ、そうでございますね!!」
対馬「でも流石にこんな所でそんな、当麻k……上条当麻と女教皇様なら断るに決まってるわ」
野母崎「対馬様のおっしゃる通り!!」
対馬「確か中央の席にいるのよね。様子は――」
上条「あぁ!!」きらきら
神裂「……分かりました。頼みましょう////」もじもじ
対馬「」
対馬「………」ふりっ
野母崎「………」さっ
対馬「嬉しそうね、あの二人」いらいら
野母崎「そ、そうかな?」
建宮「お!遂に出番なのよ………さぁマイハニー!!俺とあっつ~いキスを!!」
浦上「は!?す、する訳ないでしょうが!!何言ってるんですか!!」
対馬「しかも何よあの建宮のふざけた演技は……浦上にまで迷惑かけて……やっぱり今すぐ殺したほうが……」いらいら
野母崎「ま、まぁいつものことだし、大目に見てs」
対馬「あぁ?」
野母崎「なんでもありません」
対馬「なんなのよ……ぶつぶつ……」いらいらいらいら
野母崎(ヤバい、他に注意を向けさせないと本当に建宮殺りかねない……)
野母崎「あ、あー、ほら!ちゃんと二人の様子を観察しましょう!心配でしょう、ね?」
対馬「し、心配なんかこれっぽっちもしてないわよ!当麻君の心配なんてね!!」
野母崎「いや、当麻君って……とにかく!これも仕事ですから!」
対馬「う……そうね。仕事だから仕方ないのよこれは、うん」
野母崎「ほっ。じゃあ、こっちに。この隙間からならよく見えるよ」がさっ
対馬「ここ?」じ~
神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」
対馬・野母崎「「!!?」」がたっ
対馬「な、ななななな!?」
野母崎「バカな!?上条君ならまだしも女教皇様から!?」
対馬「うわうわうわ」
野母崎「予想以上に女教皇様本気だったのか……」
対馬「そんな……」
野母崎「参ったな、もしかして本当にあの二人――」
対馬「……が……ぶない」
野母崎「へ?」
対馬「当麻君が危ない!!」
野母崎「あ、危ない?」
対馬「このままじゃあ、あのバカ共にそそのかされて当麻君がっ……女教皇様と無理やりキスさせられるわ!!」
対馬「止めなくちゃ……私情ではなく、あくまで五和や他の子のためにも!!」
対馬「そうよ!!わ、私が何としてでも止めないと!!」
野母崎「」
野母崎(上条君、本当に罪作りな男だね君は……)
対馬「あ、当麻君まで目を閉じて……ヤバイわ!時間が!」
野母崎「対馬?」
対馬「なによ!ちょっといまピンチなの黙ってて!」
野母崎「はいっ」
対馬「くっ……こうなったら仕方ないわ。バレても良いから直接!」だっ
野母崎「お、おい待て対馬!」
対馬「うっさいわね!あんたは黙っててって――」
ひゅんっ
対馬「え?」
どうせこの後混乱した挙句、対馬と上条がラッキースケべ的にキスするよ
断言するわ
断言するわ
>>626
なにその地獄絵…
なにその地獄絵…
Side:女子寮
カリカリカリカリ
シェリー「ここをこうして……まだダメか。クソッ!」
シェリー「ふぅ……」
アンジェレネ「どうですか?お店の中映りそうですか?」
シェリー「それがな、どうやらこの店に結界が張られてるみたいなのよ」
アンジェレネ「結界?……そ、それじゃあまさか」
シェリー「すぐ傍、もしくは内部に魔術師がいるな」
アンジェレネ「はっ!もしかして、お兄ちゃんを狙って悪の組織が――」
シェリー「いや、この文様は見覚えがある。天草式ね」
アンジェレネ「はぇ?天草式って、神裂さんの?」
シェリー「そう。どうやら、考えることは皆一緒ってことね」
アンジェレネ「?」
シェリー「向こうは向こうで、この二人を監視してるってことだよ」
アンジェレネ「なるほど~」
シェリー「ともかく、ここの術式を適当に書き変えて……」かりかりかりかり
シェリー「今度こそ、どうよ!」だんっ
ぱっ
上条「一応イギリス清教の人間だけど言うわ……いつか絶対神様殴る」
神裂「殴る?」
アンジェレネ「わぁ、映った!」
シェリー「よっしゃ!上手くいったな。これで中の様子も見たい放題だわ」
シェリー「おい、あの三人組は?」
アンジェレネ「あそこにいます」
シェリー「そしたら映像繋がったから、こっちに呼んで――」
アニェーゼ「パパ……うぅぅぅ」
ルチア「しっかりして下さい、シスターアニェーゼ。そんなに強く掴んではぬいぐるみが……」
オルソラ「ふふふふふふ……もう、貴方様は本当に本当に」
ルチア「し、シスターオルソラ!?ティーポットにひびが!?」
シェリー「うん、見せるのはやめとくか」
アンジェレネ「ですね」
シェリー「さっきの店に入ってく映像見てからずっとああなの?」
アンジェレネ「はい。シスターオルソラが怖いです……」
シェリー「シスターが聞いて呆れるわ」
シェリー「あの三人は放っておいて、監視を続けましょう」
アンジェレネ「私も見ますー」
シェリー「どーぞ」
神裂「この店でわ、私と一緒にいるのは……嫌ですか?」
上条「!!」
アンジェレネ「ほぇ~神裂さん可愛いですね」
シェリー「………なぁ、あんたは気にならないの?」
アンジェレネ「なにがですか?」
シェリー「上条当麻と神裂火織がデートしてんの見て」
アンジェレネ「う~ん……気になるって言うか、ずるい!って思います」
シェリー「ふぅん。さっきも言ってたわね、そう思ってる風には見えないけど」
アンジェレネ「そうですかぁ?これでも実はちょっと怒ってたりするんだけどなぁ」
アンジェレネ「本当は、今日遊ぶ約束してたのは私が先だったのに、神裂さんにお兄ちゃん取られちゃいましたから」
アンジェレネ「そのかわり、今度は遊ぶだけじゃなくてもっとすごいことしてもらうんです!」
シェリー「すごいこと……例えば?」
アンジェレネ「え?た、例えば……えぇと……」
シェリー「考えてなかったのかよ」
アンジェレネ「そうだ!一日中お菓子食べ放題にしてもらいます!チョコラータ・コン・パンナも飲み放題です!」
シェリー「そんなんでいいの?」
アンジェレネ「そんなんって、すごくないですか?朝から夜まで甘い物食べ放題ですよ……////」うっとり
シェリー「やろうと思えばいつでも出来るだろそんなの」
アンジェレネ「絶対ムリです!シスタールチアにおしおきされちゃいます」ぶるぶるぶる
シェリー「……つくづく、シスターあるまじきだな。あんた達って」
上条「おっと……だから、お前と一緒なのが嫌なわけじゃないから」
神裂「はい……良かった」にっこり
アンジェレネ「シェリーさんは怒ってないんですか?」
シェリー「なんであたしが怒るんだよ」
アンジェレネ「なんで……なんで?」
シェリー「……バカ?」
アンジェレネ「うぅ、バカじゃないです……」
シェリー「はぁ……怒るも何も無いだろ。二人で出掛けた程度で騒ぎ過ぎなのよ」
アンジェレネ「ほぉ、シェリーさん大人ですねぇ」
シェリー「あんたらがガキなんだろうが」
アンジェレネ「わ、私は違いますよぅ!私はみんなよりお姉さんなんですから」
シェリー「面白いジョークだわ」
アンジェレネ「ジョークじゃないです!」
ウェイター「条件は“恋人同士”であること―――ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!」
上条・神裂「「ラブ割!?」」
シェリー・アンジェレネ「「!?」」
>>636
握手つ
握手つ
アンジェレネ「ら、ラブ割って……」
シェリー「あんのバカ野郎……」
アンジェレネ「デザートがタダになるんですね!すごい!!」
シェリー「そこかよ!!」
アンジェレネ「だってこんな高そうなお店のデザートがタダですよ?これはもはや一つの革命と言っても過言ではありません!!」
シェリー「間違いなく過言だわ。よだれ拭け」
アンジェレネ「アップルパイにベイクドチーズケーキ……ほぁぁああああ///」
シェリー「うるせぇな!!」
アンジェレネ「くふふ……じゅるっ」
シェリー「目が据わってるわよ……ったく」
アンジェレネ「良いなぁお兄ちゃんと神裂さん。私も今度連れて行ってもらおうっと」
シェリー「そん時は他のヤツらに見つかんないようにしろよ。厄介だから」
アンジェレネ「大丈夫ですよ、そういうの得意ですから」ふんすっ
シェリー「ふっ」
アンジェレネ「鼻で笑われたー!?」ごーん
ウェイター「愛の口付けを、一発お願いします」
上条・神裂「「口付け!?」」
シェリー・アンジェレネ「「!?」」
アンジェレネは可愛いなぁ!
アンジェレネは可愛いなぁ!!
→アンジェレネは可愛いなぁ!!!
>>645
今更素直に慣れないからこその魅力があるんじゃねーか!なお御坂
今更素直に慣れないからこその魅力があるんじゃねーか!なお御坂
アンジェレネ「お兄ちゃんと神裂さんがき、キスですかぁ!?」
シェリー「あ、バカッ!?声が大きい――」
アニェーゼ「パp……」ぴくっ
オルソラ「…………」ぴくっ
ルチア「え、キス?え?」
シェリー「うわヤバイ」
アンジェレネ「あわわわわわ……」
アニェーゼ「どういうことです?今聞き捨てならねえこと聞いちまったような気がしたんですが」
オルソラ「私も聞いてしまったのでございますよ」にこにこ
シェリー「……き、気のせいでしょう?何かの聞き間違いよきっと」
ルチア「で、でも今確かにキスって……////」
アンジェレネ「言ってましたよn……あたっ!」
シェリー(余計なこと言うんじゃない!!これ以上刺激させたら大変でしょうが!!)
アンジェレネ(うぅ、ご、ごめんなしゃい……)
シェリー「とにかく!アンタら一回落ち着いて――」
神裂「私は……当麻がしたいと言うなら、き、キスだって……/////」
アニェーゼ・オルソラ「「」」
ルチア「あ……////」
アンジェレネ「わわわわ……」
シェリー「神は死んだ」
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+ スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★★★類似してるかもしれないスレッド
- 上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」アンジェレネ「えっと…その2!」 (800) - [40%] - 2017/5/3 19:30 ★★
- 上条「アイテムの正規メンバーですか」 (999) - [40%] - 2014/1/31 5:45 ★★
- 上条「イヤだ!!上条さんは女装なんてしません!!」 (566) - [37%] - 2011/2/19 16:31 ★★★
- 上条「エイプリルフールのせいだ……」 (437) - [36%] - 2012/5/7 23:15 ☆
- 上条「レンタル上条一時間千円です」 (1001) - [35%] - 2014/8/4 8:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について