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元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」
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Side:女子寮
アニェーゼ「ふぇぇん……ぱぱのばかぁ……」めそめそ
アンジェレネ「な、泣かないでくださいシスター・アニェーゼ!よ~しよ~し」なでなで
シェリー「やっぱガキには刺激が強すぎたか……マセてるくせに妙な所で初心なのよね」
オルソラ「あら、可愛らしいではございませんか」
シェリー「可愛らしい、ねぇ……」
ルチア「うぅ……////」
シェリー「キスシーン見て倒れるのは果たして可愛いのかしら」
オルソラ「そ、そうでございますね……」
シェリー「そういや、あんたはもう気持ち整理ついたワケ?さっきまで随分と荒んでたけど」
オルソラ「はい、もうすっかり気分爽快でございますよ♪」
シェリー「そう、なら良かったわ」
オルソラ「お仕事の途中で、あんなことをしてしまったお仕置きはちゃんと致しますけれど……」
シェリー「すんのかい」
オルソラ「そこまで目くじらを立てなくとも、帰ってきたら私にも口付けしてもらえば良いだけの話でございます」
シェリー「……は?」
オルソラ「いわゆる『おかえりなさいのちゅー』でございますよ」
シェリー「…………」
シェリー(なるほど、そういう考えに辿り着いたか)
シェリー(こりゃ、仕事が終わっても大変そうね……あたしの知ったこっちゃ無いけど)
シェリー「……まぁ、良いんじゃねーの?他の奴らにバレないようにすれば」
オルソラ「?何故でございましょう?」きょとん
シェリー「当たり前でしょうが。またこの騒ぎが繰り返されるのが目に見えてるでしょう?」
オルソラ「あぁ、なるほど……」
シェリー「またあいつらの暴走止めろだなんて冗談じゃないわ」
オルソラ「そろそろお夕飯の食材を買いに行かないと」
シェリー「話聞いてた!?」
アニェーゼ「すんっ……」しくしく
アンジェレネ「ど、どうしよう」おたおた
アンジェレネ「……あぁ、主よ。どうかシスター・アニェーゼを泣き止ませてください……」
アニェーゼ「うぅぅ」めそめそ
アニェーゼ「…………」
アニェーゼ「…………」すくっ
アンジェレネ「アーメン………あれ、泣き止んだ?」
アニェーゼ「……そうだ、私がパパを迎えに……」ぼそぼそ
アンジェレネ「やった、お祈りが通じた…」
アニェーゼ「パパ!!」だっ
アンジェレネ「え?パパ?――ちょっと何処行くんですかー!?」
オルソラ「献立は何がよろしいですか?それによってお買い物の内容が変わってくるのでございます」
シェリー「……なんでもいいわよ。任せる」
オルソラ「それでは旬のお野菜を沢山入れたパスタを……」
アニェーゼ「待っててくださいパパ!いま行きますから!!」だだだだだ
アンジェレネ「ぜぇ…ぜぇ……うわーん!お祈り効きすぎましたぁぁ!」だだだ
どんっ
オルソラ「きゃぁっ」
シェリー「おい危ないだろ!走るな!」
アンジェレネ「す、すいませぇん、でもシスター・アニェーゼが……うわっち!」
どてんっ
ルチア「うぐっ」べちっ
ルチア「う……」
シェリー「ほら見ろ。本当に反省しないなテメェは……」がしっ
アンジェレネ「だってだって!シスター・アニェーゼが全然泣き止まないから神様にお願いしたら急に元気いっぱいになってだーって、うわぁーってぶぶだびで!」
シェリー「後半何言ってんのか分からん!!」
オルソラ「大丈夫でございますか?」
ルチア「は、はい。なんとか……」
オルソラ「安心したのでございます……ところで、お夕飯はパスタでよろしいでしょうか?」
ルチア「夕飯ですか?……はい、構いませんが……」
オルソラ「では決定なのでございます!」
ルチア「?」
シェリー「さっき走ってたのは許してやるから、言葉整理してもう一回説明して」
アンジェレネ「さっきのお兄ちゃんの映像見てからずっと泣いてるから、神様に『シスター・アニェーゼが泣き止みますように』ってお祈りしたんです」
アンジェレネ「そしたら泣き止んだのは良いんですけど、急に『パパー!』って言いながら走り出して……」
アンジェレネ「も、もしかして変なことお願いしたから神様が怒って……」ぶるぶる
シェリー「パパ?……おいおい、まさか」
オルソラ「なので、出来れば一緒にお買い物に来て欲しいのでございますよ」
ルチア「私で良ければもちろん………それで、あの。一つ聞きたいことが」
オルソラ「?」
ルチア「どうして私はこんな所で寝ていたのでしょう?」
オルソラ「覚えてらっしゃらないのでございますか?」
ルチア「はい、どうにも記憶が……何かとんでもない物を見たような気がしなくもない様な……」
オルソラ「!!」
オルソラ「気のせいでございましょう。アンジェレネさん達の相手をして少し疲れたから横になるっと言っていたのでございますよ」
ルチア「そうだったんですか……すみません、変なことを聞いてしまって」
オルソラ「いいえ♪」
シェリー(あいつが『パパ』っつったんだから当麻のことだよな……)
シェリー(それを呼びながら走っていった……つまり当麻に会いに行ったってことか)
シェリー「……これはアニェーゼを追った方が良さそうだな。アンジェレネ!」
アンジェレネ「あぁぁ、どうしようどうしよう……ごめんなさい神様ごめんなさいk」
シェリー「しっかりしろ!」ずびしっ
アンジェレネ「あうっ!」
シェリー「アニェーゼを追うわよ」
アンジェレネ「うぅ……い、いえっさー!」
シェリー「オルソラ!」
オルソラ「それではルチアさんには調味料や香草を……」
ルチア「シスター・オルソラ。シェリーさんが呼んでいます」
オルソラ「?『だるまさんが転んだ』でございますか?」
ルチア「違います。『シェリーさんが呼んでいます』と言ったんです」
シェリー「ルチア起きてたのね、どうよ気分は」
ルチア「はい、仮眠を取らせていただいたお陰で大分いいです」
シェリー「仮眠?」
ルチア「シスター・アンジェレネ達の相手で疲れてしまって……少しの間ですが」
シェリー「は?いや、だってあんた……」
ぐいっ
オルソラ「…………」
シェリー「ちょっ、何だよ」
オルソラ「…………(ふるふる)」
シェリー「…………」
シェリー「そ、そう。たまには良いわよね、シエスタみたいで」
ルチア「ありがとうございます」
シェリー「(……自分がショックで気絶してたこと忘れてんの?)」ひそひそ
オルソラ「(そのようでございます。下手に刺激しない方がよいと思ったので……)」ひそひそ
シェリー「(その判断は正しいわね)」
シェリー「さて、オルソラとついでにルチア」
シェリー「急で悪いけど、あたしとアンジェレネでアニェーゼを追うから。ちょっと出てくるわ」
ルチア「シスター・アニェーゼを……?」
シェリー「そう。詳しく話してる時間は無いから、訳は後で」
オルソラ「そうでございますか」
オルソラ「では私達も行きましょう、ルチアさん」
ルチア「はい……って私もですか?」
シェリー「いやオルソラ、別にあんた達まで来なくても……」
オルソラ「丁度、食材の買い物に行こうと話していた所でございますよ」
オルソラ「どうせ外に出るのですから、ご一緒してもよろしいでしょう?」
シェリー「そりゃそうだけど……」
オルソラ「では決まりでございます。さぁ、急いで支度いたしましょう」
ルチア「あ、私買い物袋用意します」
シェリー「…………」
シェリー(わざわざ自分から虎の穴に……)
シェリー「……別に良いか。さぁ、アンジェレネも早く支度して」
アンジェレネ「待ってください!」
アンジェレネ「確かこういう時に言うセリフをお兄ちゃんに教えてもらったんです……!」
シェリー「あん?セリフ?」
アンジェレネ「えーっと、えと…………あ、思い出した!」
アンジェレネ「こほんっ」
アンジェレネ「40分で支度しな!!」ででーん
シェリー「…………」
アンジェレネ「……あれ?」
シェリー「……馬鹿なこと言ってないで、さっさと支度して来い。置いてくわよ」
アンジェレネ「は、はぁい……あれぇ、おっかしいなぁ……?」
シェリー「おかしいのはテメェの頭だ」いらっ
アンジェレネが癒しというか緩衝剤になってる。日常的にキスするようになった場合、上条さんの感覚が麻痺すればどんどん行為がエスカレートしてゆくかも。『新たなる光』やイギリス王室にまで広がって、最終的には世界平和という名分で世界中に・・・
アンジェレネ「40分で支度しな!!」
ドーラも笑い転げるわwwww
ドーラも笑い転げるわwwww
Side:上条
上条「お、オリアナ!?」
オリアナ「あら、名前覚えててくれたんだ?お姉さん嬉しい♥」だきっ
むにんっ
上条「おい!抱きつくなって!///」ぐいっ
もみっ
オリアナ「あんっ」
上条「あ、すまんっ」
オリアナ「いま会ったばっかりなのにこんな激しく……嬉しい、やっと坊やもその気に――」ぷちぷち
上条「ちちち違うからな!?ボタン外さないで!?」
オリアナ「え~?何が違うの?」ぎゅっ
上条「今のはその、けっしてわざとやったんではなくてですね……!」
オリアナ「うんうん」ずいっ
上条「だから勿論その気になったとかならないとかそういう話では無く……って顔近すぎませんか?///」
オリアナ「良いじゃない、このくらい♪」
上条「良くありません!!ほら、離れろっ」
オリアナ「あ、ちょっと!」
上条(ったく、一体どうなってんだよ。神裂といい、オリアナとい……)
上条(……いや、コイツはいつも通りか)
上条「…………」
上条(……神裂……)
“神裂『当麻……////』”
上条「っ!!」
上条(う……やばい、どさくさに紛れて頭から飛んでたあの時の感触が)
上条(俺、神裂としちまったんだよな……キス)
上条(何考えてんだ!!今はそれどころじゃないだろ!!)どきどき
オリアナ「なによ、久しぶりに会ったっていうのにつれないわね」
オリアナ「最近忙しくて全然会えなかったから、お姉さんすご~く寂しかったのよ?」ぎゅっ
上条「だから抱きつくなってばッ」
オリアナ「あ……こら、痛いじゃない」
上条「ご、ごめん……」
オリアナ「確かにお姉さん、若さに任せた激しいのも嫌いじゃないわ」
オリアナ「でもね、女の子に激しくするのと乱暴にするのは似ている様で大きな違いなの?分かってる?」
上条「はい、すいません今度から気をつ………何の話してんの!?」
オリアナ「何の話って、ナニをする時の――」
上条「分かった!それ以上言うな!」
オリアナ「もうっ、言えって言ったり言うなって言ったり……坊やはとんだ困ったちゃんね」
上条「そのセリフ、そっくりそのまま返します……」
オリアナ「あら、お姉さんのどこが困ったちゃんなのよ?」しゅるっ
上条「だからそういう所がだよ!!お願いだからそれ以上肌を露出させないでくださいませんか!?」
オリアナ「ごめんなさい。お姉さんね、一定面積以上肌を露出させないと死んじゃう病気なの」
上条「ウソつけっ!あぁもう不幸だーーーーー!?」
オリアナ「私は、また君にこうして会えて幸せだけどな~……?」じ~
ぎゅむっ
オリアナ「君は私と会うのが、そんなに嫌だったのかしら」うるっ
上条「どえ!?い、いやそんなことはっ」
オリアナ「本当に……?」うるうる
上条「ほ、本当でs」
オリアナ「良かった!じゃあ問題ないわね♪」
上条(あれ、何か前もこんな事があったような気が……)
ぎゅむ~っ
ぷるんっ
上条「!?」
オリアナ「あ、ちょっと服ずれちゃった」
上条「おい!!////」
オリアナ「ふふっ、嬉しい?お姉さんの当たってて」ぎゅっ
上条「ふ、ふぁい……」
上条(む、胸が……ただでさえ抱きついてきてて体が密着してる上に、さっき上着のボタン外してたりで服がずれて……)
ばい~ん
上条(なんかもう色々大ピンチ!!)
上条(ってか今日こんなんばっかだな俺!!厄日?)
オリアナ(照れてる照れてる♥)
オリアナ「ねぇ、せっかくだからどこかでお茶でもしていかない?」くいっ
上条「お茶ですか……?」
オリアナ「そう。お姉さんのおごりで、どう?」
上条「いや、俺ついさっきまでそこの店で……」
アニェーゼ『1時20分』
上条「はっ!!!!!」
上条「オリアナ!いま何時だ!?」
オリアナ「時間……そろそろ1時丁度ね。あれ、用事あったりした?」
上条「い、1時……?」
オリアナ「ええ」
上条「…………」
オリアナ「坊や?」
上条「NoooooooooooooOOOOOOOOO!!!!」
オリアナ「っ!?」びくっ
上条「1時だと!?もう20分しかないじゃん!?」
上条(そうだよ!俺にはこんな所で立ち話してる時間なんか無かったのに!!)がしがし
上条(1時丁度ってことは、ここから空港まで20分……)ちくたくちくたく
上条(……無理だ……30分だって無理げだったのに……)ぼーん
上条「終わった……」
オリアナ「坊やどうしたの急に……?」
上条「はは、何でもねぇよ……ただ……」
オリアナ「?」
上条「……ただ、上条さんがどうしようもないマダオだっただけの事さ……ははは……」ぼーん
オリアナ「本当にどうしちゃったの?」
かくかくしかじか
オリアナ「それで1時20分までに空港へ行かなきゃならないってことね」
上条「そうです……でも、もう無理だ。完璧に詰んだ……」
オリアナ「ふぅん……」
上条「ごめんな、アニェーゼ、神裂、浦上、対馬さん……ふがいない俺ですみませんでした……」
オリアナ「…………」
オリアナ(確かに、20分ちょっとで到底着ける距離じゃないわ)
オリアナ(でも私なら……)
上条「そうだRED BULL買おう。それ飲んで空飛んで空港に行こう」ぶつぶつ
オリアナ(待って。と言うことは、これはもしかして……チャンス?)
上条「どうせならそのまま滑走路から」
オリアナ「坊や!」
上条「……なんですかー?」
オリアナ「お姉さんが助けてあげよっか」
上条「……へ?」
オリアナ「だから、お姉さんが何とかしてあげるって言ってるの」
上条「オリアナが……?」
オリアナ「そう。坊やは取引の時間に間に合うように空港に行きたい、けどもうどう頑張っても無理そう」
オリアナ「走っていこうとしてたみたいだけど、ここからの距離を考えたら無謀だわ」
オリアナ「お姉さん、そういう熱血な所も素敵だとは思うけどね」
上条「う……」
オリアナ「だから、お姉さんが間に合うように力を貸してあげる、どう?」
上条「どうって、そりゃありがたい話だけど……どうするんだよ」
オリアナ「ふっふ~ん、忘れちゃったの?お姉さんのし・ご・と♪」
上条「え?……あ」
オリアナ「そう、私は《運び屋》。契約すれば、例えどんな所であろうと目的の物を運んでみせる」
オリアナ「もちろん、時間も正確よ」
上条「な、なるほど」
オリアナ「ね、良い話でしょ?君は時間通りに目的地に着ける」
オリアナ「お姉さんはもう少し坊やと一緒にいられる……まさにWin-Winの関係じゃない」ぎゅっ
上条「お、おい……////」
オリアナ「ふふ、照れちゃって……可愛い♥」
上条「からかうなって……あ」
オリアナ「?」
上条「その提案メチャクチャありがたいし、オリアナ様様なんだけど……俺いま手持ちが少なくてさ」
オリアナ「あぁ、お金のこと。そんなの別に気にしなくてもいいわ……と、言いたい所だけど」
オリアナ「流石にタダっていうのはね~?」にやり
上条「ですよねー……」
オリアナ「……だから坊やだけ特別。お金の代わりになるものを貰って、それでチャラにしてあげるわ」
上条「代わりになる物?」
オリアナ「そう……んっ」
上条「んっ!?」
ちゅっ♥
じゅるるるれろっちゅぱじゅるr(以下自主規制
上条さんのカラダを使えば実質的に英国を支配下に置ける気がしてきた。
Side:天草式
“『ここは私達に任せて!!』”
対馬「なーんて大見得張って送り出しちゃったけど……」
五和「どういうつもりなんですか女教皇様……今日は大事な任務が有るって……」
神裂「ですから、彼の護衛が今日の任務です!」
五和「……キスしたくせに」
神裂「うっ//////」
五和「くっ……女教皇様ばっかりずるいです!!私だって、私だって――!!」
牛深「」死ーん
建宮だったもの「」さらさら
対馬「どっから手をつければいいのよ」
浦上「どうしましょうね……」
対馬「人払いの術式は張ったし、このお店が大爆発とかしない限り大丈夫だと思うわ」
浦上「はは……なんか起きそうですけどね。爆発」
五和「うぅぅ……!!」ごごごごごごごごごごごごご
対馬「まさかこんな事になるとは思ってなかったから、碌な装備持って来てなかったのよね……しくじったわ」
浦上「仕方ないですよ、建宮さんも半分ピクニック気分でしたし」
対馬「あの馬鹿……ムカつくから放置で、牛深だけこっちに運んでおきましょ」
浦上「はい」
建宮だったもの「」ぽつーん
牛深「…………」ちーん
対馬「さて、問題は五和をどうするかよね」
浦上「上条さんの事となると本当に……手が付けられないですもんね」
対馬「でも今日は思ったより落ち着いてない?いつもなら今頃この店跡形も無く吹き飛ばしてそうだけど」
浦上「さすがにそこまでしないですよ!?……まぁ多分、これのお陰だと思います」
《どこでもいっしょ ver.上条当麻》
対馬「……これ、さっき五和がつけてたヘッドフォンよね?これで何で?」
浦上「説明めんどくさいのでご自分で体験してみてください」すちゃっ
対馬「え、ちょっと!!」
浦上「いってらっしゃ~い」ぽちっ
対馬「なによ、これ音出てないじゃない。壊れてるん」
対馬「えぇぇ!?と、当麻くん!!?」
対馬「う、うん……そ、そうだけど……」
対馬「…………」
対馬「っ!!!??///////」ぼんっ
対馬「な、なななな何言ってんのよ!?い、いやらしい……////」
対馬「ま、待って待って……あ、ダメだってばそんな……」
対馬「いやっ、ちょっとまって当麻くん……あっ////」
対馬「っあぁぁぁぁあああああいっ!!!」ばしーん
対馬「ハァハァ……」
浦上「おかえりなさい対馬さん」
対馬「なんなのコレ!?なんなの!!??」
浦上「気持ちは分かりますけど、落ち着いてください。《どこでも一緒 ver.上条当麻》です」
対馬「と、当麻君が私にあんな……あんな卑猥な……////」
浦上「そんなにすごかったですか?一応、五和の利用履歴から適当に選んだんですけど……」
対馬「そもそもどういう仕組みなのよ、私の言ったことに普通に反応してたんだけど……ウソ、まさかこれ当麻くんと繋がってるの!!?生当麻くん!!?」
浦上「ち、違います!!」
浦上「長い間をかけて収集した上条さんの声をデータ化して」
浦上「それらを分解・合成して様々なセリフパターンを作り出し」
浦上「それを自由自在に再生することが出来るようにしたソフトを内蔵したヘッドフォン」
浦上「更に本人の名前を入力すると、ちゃんと上条さんがその本人の名前を読んでくれるようにして」
香焼「モードも“スタンダード”から“ヤンデレ”“宇宙人”みたいなものまで幅広く用意した」
香焼「正に、上条さん好きの、上条さん好きによる、上条さん好きのためのマシーン!!」
浦上「だそうです」
対馬「何そのハイスペックマシン!!?」
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