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元スレ上条「イギリス清教女子寮の管理人さん」
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Side:女子寮
こねこねこねこね
アンジェレネ「できました♪」
オルソラ「あら、それは何でございますか?」
アンジェレネ「らいおんです!」
オルソラ「まぁ、お上手でございますね♪」
アニェーゼ「いや、どう見ても新種のクリーチャーなんですが……」
シェリー「あいつらまた勝手に材料を……」
ルチア「そんな事より、早く完成させてください」そわそわ
シェリー「……必死すぎるだろ。そんなにアイツが気になるのかしら?」
ルチア「んなっ!?ちちちちち違います!!」
シェリー「ふーん」にやにやにやにや
アンジェレネ「見て下さいシェリーさん!どうですか?」
シェリー「お前静かにしてろって……何よこれ」
アンジェレネ「らいおんです」
シェリー「……らいおん、か」
アンジェレネ「はい!」
ルチア「これがライオン?……ふふっ」
アンジェレネ「わ、笑わないでくださいよぅ」
ルチア「くふっ……だ、だって全然似てない……シェリー、あなたもそう思」
シェリー「なかなか良いセンスしてるじゃない」
アンジェレネ「わーい!褒められました!」
ルチア「!?」
そうだ、シェリーはアンジェレネの芸術の理解者だった(SS2巻)
ルチア「ば、バカな……」
アニェーゼ「芸術家ってのは、紙一重な所がありますから……ほら、ゴーレムはもう完成したんですか?」
シェリー「した。ほれ」ぽいっ
ごろん……
ギョロッ
アニェーゼ「やっぱり気持ち悪いですねこれ。グロいです」
ルチア「もう少し形を……どうにかならなかったのですか?」
シェリー「うるせえな。いいでしょ別に」
アンジェレネ「ねぇねぇ、早く送りましょうよ!」
シェリー「焦るんじゃねえよ。いまやるからちょっと待ってなさい」
オルソラ「ですがシェリーさん。神裂さん達が今どの辺りにいるのか分からないのではございませんか?」
シェリー「大丈夫、この探査術式で探すから。すぐに見つかるでしょ」
アニェーゼ「?その術式……あなたのじゃないですよね?」
シェリー「ちょっと借りたんだよ」
ルチア「借りるって、一体誰から?」
シェリー「赤毛のヤニボーイから」
アニェーゼ「は?」
ステイル「………!」ぞぞっ
ステイル「な、なんだ……?この悪寒は……」
ルチア「ちょっと待ってください。もし場所が分かったとしても、ここからもうかなり離れてしまっていれば操作が難しくなるのでは?」
シェリー「そこも問題なし。既にロンドン市街中心から半径百キロ圏はカバー出来るように、街中に術式仕込んでおいた」
ルチア「い、いつの間に……」
シェリー「あたしに抜かりはねえよ」
アニェーゼ「勝手にんなもの仕込んじゃマズいでしょうに」
シェリー「でもちゃんと許可取ったわよ?」
アニェーゼ「誰に?」
シェリー「ローラに」
――――――――――
シェリー『――って事なんだけど。いい?』
ローラ『それは非常に面白そうでありけるわね!!OKよ!』
シェリー『んじゃ、やってくる』
ローラ『必ず結果を教えたもうてくれる?それはもう詳細に!』
シェリー『分かってる。バッチリ激写してきてやるよ』
ローラ『ふふふ……実に楽しみよ』
――――――――――
アニェーゼ「……本当にあの人は何を考えてんですか」
シェリー「何も考えてないんだろ」
オルソラ「…………」
シェリー「もういいだろ。あたしは準備に取り掛かるから邪魔す」
オルソラ「シェリーさん」
シェリー「んじゃな……今度はあんた?」
オルソラ「その事を伝えに言ったのは、いつのことでございますか?」
シェリー「いつって、昨日だよ」
オルソラ「昨日、でございますか……」
シェリー「何よ。なんか言いたいことでもある?」
オルソラ「いえ。ただ――」
オルソラ「まるで、昨日の内から――今日こうしてお二人の動向を監視する事が決まっていたようだと、少し不思議に思っただけでございます」にっこり
シェリー「!?」ぎくっ
オルソラ「ねぇ?どう思いますか?」
シェリー「い、いやそれは……」
オルソラ「それは?」
シェリー「う………」
オルソラ「そ・れ・は?」
シェリー「……そ、そんな事ある訳ないだろ?ただ、アイツらのことだからまたいつもの様に厄介事に巻き込まれるんじゃねえかと思って念のために……」
シェリー「そう!念のためだよ、念のため!」
オルソラ「……なるほど、そうでございましたか♪ごめんなさい、変なことを聞いてしまいました♪」
シェリー「はは、気にしなくていいわよ」
オルソラ「ふふっ」
シェリー「…………」
シェリー(言えねぇ……)
シェリー(本当は、デートの様子を録画してからかってやろうと思ってたなんて……言えないわ)
アンジェレネ「シェリーさん、まだ動かさないんですか?」
シェリー「え、あぁ、そうね。やるわよ、今すぐに」
アンジェレネ「えへへ、楽しみです」
ギョロッ
アンジェレネ「これもちょっと可愛く見えてきました」さわさわ
ルチア「シ、シスターアンジェレネ!素手で触ってはいけません、呪われますよ!?」
シェリー「呪われねえよ。それに結構イケてると思うんだけど」
アニェーゼ「何度見てもビジュアルが醜すぎる……あなたとアンジェレネのセンスがイカれちまってんです」
シェリー「あーもう、ごちゃごちゃうるさいんだよ。アンジェレネ、そこの荷物どけろ」
アンジェレネ「これですか?」
シェリー「そう。もうすぐここにあいつらの居場所が……お、出た出た」
アニェーゼ「ここは……まだ大通りまで出てない?何ちんたら歩いてんですかね」
オルソラ「それに、空港までの最短ルートから大分外れているようでございますけれど」
アンジェレネ「なんででしょう?どこか寄り道とかしてるのかなぁ……」ぽつり
アニェーゼ「」ぴくっ
オルソラ「」ぴくっ
ルチア「?」
シェリー「……ふっ」
アニェーゼ「寄り道って……まさかあの二人、本当に……」
アンジェレネ「あ、動きが止まったみたいです」
ルチア「どこですか?」
アンジェレネ「これは……ホテル?」
アニェーゼ「んなっ!!?」がたたっ
オルソラ「あらあらあらあら」ごごごごごご
ルチア「ホテル?何故こんな昼間から……」
アンジェレネ「あ、間違えました。ホテルじゃないです」
アニェーゼ「なんて間違いをしやがるんですかぁ!!」がっ
アンジェレネ「わ、わ!?なんでそんなに怒るんですか!?」
オルソラ「もう、いけませんよアンジェレネさん♪」ごごごごごご
アンジェレネ「うわーん!目が怖いぃぃ!!」
ルチア「二人でホテルn……あっ……////」
シェリー「見てて飽きないわね、あんたら」
アンジェレネ「うぅぅ……なんでぇ……」
シェリー「チョコレートあげるから元気出しなさい」ぽいっ
アンジェレネ「わーいチョコレートだ!」
シェリー「扱いやすくて助かるわ」
シェリー「えっと場所は―――コレット?あぁ、カフェか」
シェリー「取り敢えず2体転送して……お、繋がった」
シェリー「おい、映像繋がったぞー」くるっ
アニェーゼ「私が頼んだのは荷物の受け取りであって、デートなんかじゃないのに……パパのバカッ!」ぐすっ
オルソラ「お仕事そっちのけで一体何をなさるおつもりなのでございましょうね?」ごごごごごご
ルチア「寮を管理する立場にありながら、か、姦淫の大罪を犯すなど……あ、ありえにゃい……///」もんもん
シェリー「このメンタルの弱さは問題だよな」
アンジェレネ「ふぇ?めんたる?」
シェリー「何でもない。口の端にチョコ付いてるぞ」
アンジェレネ「わ、もったいないもったいない」いそいそ
シェリー「仕方ないわね。二人で見るか」
アンジェレネ「はい!」ぱらぱら
シェリー「おい、カスを落とすな……どこから持ってきたんだそのウエハースは」
アンジェレネ「これは常備しているんですよ。シェリーさんもどうぞ」
シェリー「……遠慮しておく。ほら、もうすぐ映るぞ」
アンジェレネ「ワクワクしますね!」わくわく
パッ
<「はい、二名様ご案内~」
<「まだ返事してねぇけど!?」
<「ほら、彼女さんもぼーっとしてないで」
<「か、かのっ!!?////」
<「ごゆっくりー」
<「お、おいっ……」
シェリー「おっと、これは……」
アンジェレネ「ずるいですよぅ!私もお兄ちゃんとカフェ行きたいです……」
シェリー「こりゃ決定的瞬間を捉えちまったな」
アニェーゼ・オルソラ・ルチア「「「…………」」」じ~~
シェリー「!?」
Side:上条&神裂
ウェイター「注文が出来たら呼んでください。では」
上条「は、はい。どうも……」
神裂「…………////」
上条(落ち着こう。今日もう何回目か分からんけど落ち着こう)
上条(まず今の状況……めちゃくちゃオシャレな雰囲気の喫茶店に、白いワンピースを着た神裂と相席している)
上条(うん、おかしいね!空港に荷物を取りに行くはずだったのにね!)
上条(運命の神様の嫌がらせに違いない……)
神裂「あの、当麻」
上条「一応イギリス清教の人間だけど言うわ……いつか絶対神様殴る」
神裂「殴る?」
上条「え?……いや何でもねぇよ!?ただの独り言だ!」
神裂「ま、またですか」
上条「ははは……」
神裂「?」
上条「それより!さっき話しかけてたのは…」
神裂「え、えぇ。早く注文を決めてしまいましょうと」
上条「注文って……え、飯食うの?」
神裂「そのつもりですが?当麻が言い出したんじゃないですか」
上条「それは……いいのか?なんか強引に連れてこられた所だし、他にどこも見てないだろ」
神裂「私は別に構いません。ここはとても雰囲気の良いお店ですし」
上条「確かにすげぇ高級感が出てるけども」
神裂「でしょう?……それとも」
上条「それとも?」
神裂「この店でわ、私と一緒にいるのは……嫌ですか?」
上条「!!」
ねーちん!そこで誘惑するんだっ!
なんのためのチチなんだっ!
なんのためのチチなんだっ!
本命ねーちんはわかったけど対抗と大穴がわからん。誰か教えてくれ
思いついたんだが『どこでもいっしょ ver.上条当麻』とシェリーのゴーレムを組み合わせれば・・・
上条「嫌じゃねぇよ!ただ、こんないかにもお値段高そうな店落ち着かないってだけで……」
神裂「こ、声が大きいですよ!」
上条「おっと……だから、お前と一緒なのが嫌なわけじゃないから」
神裂「はい……良かった」にっこり
上条「うっ……///」
神裂「……////」
ウェイター「ちょっと良いすか」
上条・神裂「「っ!!?」」
ウェイター「乳繰り合ってるの邪魔しちゃってすいません」
上条「してませんが!?」
ウェイター「先ほど、お伝えするのを忘れていたことが有りまして」
神裂「?」
ウェイター「実は、期間限定である割引キャンペーンをやっているんすよ」
上条「きゃ、キャンペーン?この店でですか?」
ウェイター「はい。一つ条件が有るんすけど、お客様方ならクリアしてるんで大丈夫す」
神裂「条件、ですか。一体どんな?」
ウェイター「簡単すよ」
ウェイター「条件は“恋人同士”であること―――ズバリその名も《ラブ割キャンペーン》!!」
上条・神裂「「ラブ割!?」」
上条「ラブ割って……」
ウェイター「Love+割引。つまり、まんま恋人割って事すよ」
上条「へぇ……こういう店でも、そういうのやるもんなんですね」
ウェイター「やるんすよ。どうすか?」
上条「う~ん、それでどの位安くなるんですか?」
ウェイター「最大で、全品無料になりますね」
上条「なるほど、最大で無料に……無料!?え、ただになんの!?」
ウェイター「おまけにデザートが一品付きます」
上条「も、もしかしてそれも……?」
ウェイター「無料っす!!」
上条「すげぇ!!」
神裂「割引きですか」
神裂(でも私達は、そもそも恋人では無いのに……)
上条「なぁ、どうする神裂?」
神裂「どうすると言っても、私達は――」
上条「せっかくだから俺は頼もうと思ってんだけど」きらきらきらきら
神裂「えぇ!?」
神裂(なんでそんな輝いた目をしているんですか!?)
神裂(まさか……当麻はそんなにも私とこ、恋人割を……/////)
上条(まさか無料になるなんてな!上条さん久しぶりにラッキーが降りてきましたよ!!)
神裂「そんなに、頼みたいんですか」
上条「あぁ!!」きらきらきらきら
神裂「……分かりました。頼みましょう////」
上条「よっしゃ!」
神裂(こんなに喜ぶなんて……と、当麻/////)
上条(正直、外食は結構痛い出費だと思ってたんだけど、こりゃ助かったぜ!!)
ウェイター「相変わらずすね、大先生」
これは金髪ヒロインズ覚醒して大乱闘スマッシュシスターズですわ
上条さんはイギリス清教にいるんだから、科学サイドは出てこないだろ
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