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    元スレ京太郎「このプロキツい……」健夜「……なんで私を見てるのかな?」

    SS+覧 / PC版 /
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    みんなの評価 : ★★★×5
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    401 = 1 :

    嫁入り前の女性の家にお邪魔する


    これは百歩譲って許されるだろう


    しかし問題はその格好だ


    嫁入り前の娘が赤面しながら下着姿でうつむいている……


    「お、お母さんお邪魔みたいだから出てくるわね?」


    「あ、でもあとでちゃんと紹介してね?」


    「じゃあ後はお二人でごゆっくりー」


    「ちょっとお母さん!?」


    弁明のすきも与えられずに出て行く健夜さんのお母さん



    この後弁明するのが大変だった……


    妙に意気投合してしまって泊まっていくように勧められたのだが固辞した


    だって……獲物を狙う狩人の目に見えてしまったのだから……



    『料理を手伝いに行った京太郎がすこやんが暑いので冷蔵庫で冷やしていた下着を発見する話』カンッ

    402 = 1 :

    こんばんは

    『料理を手伝いに行った京太郎がすこやんが暑いので冷蔵庫で冷やしていた下着を発見する話』でした

    番組に関しては第二部でやる予定です


    >>388
    のよりんや良子さんネタがないのが不満です

    >>389
    前半は清澄メンバーがメインです
    後半からプロも合流する予定です


    >>393
    しかしすこやんルートはないという……


    今夜の更新はここまでです

    おつきあいいただきありがとうございました

    おやすみなさい

    403 :

    乙ー
    良子さんは本編で目立ってるけどのよりん……

    405 :

    おつ

    406 = 393 :

    リクありがとうございました

    408 :

    こんばんは

    今夜も小ネタを書きます

    若干性的な描写が入るので苦手な方はあらかじめ『えっちぃの』をNG登録しておいてください

    また、このネタを書くにあたり、偉大な元ネタ様に敬意を表します

    でははじめますよーぅ

    409 = 1 :

    夏休みなのに補習はダルいな……


    まあ教室はクーラー完備だから家にいるよりも涼しいんだけどさ……


    それにしても部活は無しでもいいような……


    まあ家にいてもすることはないからいいんだけどな


    最近麻雀を打つのも楽しくなってきたし


    大会が終わったということで久先輩も熱心に指導してくれるしな


    ただ咲たちには振り込むことは減ったけど和了できないから勝てないんだけどな……


    トバなくなったぶん昔よりは強くなったとは思うんだけど


    やっぱりやるからには勝ちたいよなあ……


    そんなとりとめのないことを考えつつ部室のドアを開けた

    410 = 1 :

    「…………え?」


    「とりあえずドアを閉めてくれるかしら?」


    「あ、すいません」


    慌ててドアを閉める


    「それで……こういう場合大声をあげた方がいいのかしら?」


    「そうされると俺は困ってしまいますね……」


    「じゃ、じゃあ辞めておくわね?」


    「あ、ありがとうございます……」


    冷静になったとたんに一つの疑問が浮かび上がる


    なんで部室に下着姿の久先輩がいるんだ……?

    411 = 1 :

    「あの……なんで久先輩はそんな格好を……?」


    「さっき花壇の近くを歩いてたらスプリンクラーの水をかけられちゃって着替えようと思って……」


    「そ、そうですか……」


    「できれば出ててくれるとありがたいんだけど?」


    「そ、そうですよね、気が利かなくてすいません……」


    「い、いえこちらこそ催促したみたいで……」


    部室から出ようとしてドアに手をかける


    「久先輩、誰か来ます」


    「と、とりあえずこっちに来て!」


    「わ、わかりました!」


    久先輩の手招きにしたがいロッカーへと入る


    鞄を置くヒマもなくそのまま持ち込む


    「なんとかごまかせるかしら……」


    なぜか久先輩もロッカーの中にいた

    412 = 1 :

    すいません

    体調が悪くてPCの前に座るのも困難なのでここまでにさせてください

    明日、体調がよければ続きを書きますので……

    おやすみなさい

    414 :

    お、お大事に

    415 :


    腰が逝ったか

    416 :

    こんばんは

    昨晩は中途半端な中断ですいませんでした

    今日は、昨日の続きを完結させて、あわよくばもう一つ……という予定です

    あくまで予定なので出来なかったらすいません

    性的な描写を含みますので苦手な方はあらかじめ『えっちぃの』をNG登録しておいてください

    でははじめますよーぅ

    417 :

    イッチガキタデー

    418 = 1 :

    「あの……なぜ久先輩も中にいるんですか……?」


    「あら、私が外にいてもいいのかしら?」


    「え?」


    「もし須賀くんがここにいるのがばれたら貴方は私の着替えをロッカーから覗いてたってことになるんじゃないかしら?」


    「た、たしかに……」


    「貴方は今後『覗き魔』の汚名を受けたまま3年間過ごしていくつもりなのかしら?」


    「い、いえ……」


    「だったら少しは感謝してもバチは当たらないと思うわよ?」


    「……でもこれって久先輩がここにいたら意味ないんじゃ?」


    「あ”……!」


    どうやらマズい事態なのは変わらないようだ

    419 = 1 :

    「誰もいないじぇ!」


    「京ちゃんは先に来てたと思うんだけどなあ」


    「先輩と何か買い出しにでも言ってるんでしょうか?」


    「もしかしたらデートかもしれないじぇ!」


    「そんなオカルトありえません!!」


    「「え!?」」


    「いえ、その……お忙しい竹井先輩が買い出しに行くヒマはないという意味でその……」


    「私は昨日京太郎と『二人きりで』タコスを食べにいったじぇ!」


    「ふぇ!?」


    「私は京ちゃんと『二人で一緒に』本屋に言ったよ?」


    「そ、そんな……」


    「どうかしたんだじょ、のどちゃん?」


    「わ、私は須賀くんと二人きりでお出かけしたことなんてないのに……」


    「えと……その……ドンマイ……だよ?」


    「慰めが逆に辛いです……」

    420 = 1 :

    「へぇ……なかなかやるじゃない、この色男」


    「なんのことですか……」


    「この前まこの店にも一人で手伝いに行ってたんでしょ?」


    「あれは知り合いに麻雀を教わっているお礼ですよ……」


    「だったらみんなでいけばいいんじゃないかしら?」


    「そういう久先輩だって俺と黒糖買いに行ったじゃないですか……」


    「そういえばそういうこともあったわね~」


    「そのときも……」


    「急に黙ってどうしたの?」


    「いえ、色々思い出してしまって……」


    「色々?…………あ」


    目に見えて久先輩の顔が赤くなる


    きっと思い出してしまったのだろう


    「あ、あのときのことは忘れなさい!」


    「は、はい……」


    更衣室の中であんなことになったことだ

    421 = 1 :

    「お、もしかしてワシが最後か?」


    「ぶちょーときょーたろーがまだだじぇ!」


    「優希、今の部長は染谷先輩ですよ?」


    「ご、ごめんだじぇ……」


    「そがぁに気にせんでもええよ?さすがにそのまんまなんは困るけど」


    「わかったじゃ!」


    「もう優希ったら……」


    「あはは……」


    「たちまち4人おるけぇ打ちながら待とうか」


    「賛成だじぇ!」


    どうやら麻雀部の活動が始まったようだ


    いつ出られるんだろう……

    422 = 1 :

    「ねえ……」


    「はい?」


    狭いロッカー内を支配していた沈黙が破られた


    俺たちの話し声は麻雀の音がかき消して外には聞こえないだろう


    「あのときのこと……まだ覚えてるわよね……?」


    「あのときとはいつのことでしょう?」


    「わかってるくせに……」


    間違いなく二人で黒糖を買いに行ったときのことだろう


    「……はい」


    「そう……」

    423 = 1 :

    「だったらもちろん……あのことも覚えてるわよね……?」


    「もしかして水着売り場での……」


    「ええ、そうよ」


    「…………はい」


    「私の裸……どうだった?」


    「……え?」


    「見せたわよね?」


    「はい……」


    「どうだった?」


    「すっげぇ綺麗でした」


    「じゃあ……興奮した?」


    「え?」


    「私の裸で……えっちな気分になったかって聞いてるの……?」

    424 = 1 :

    どういうことだ……?


    この質問の目的はなんだ?


    結論からいえばイエスだ


    トイレに駆け込んだくらいだしな……


    正直今だって興奮している


    さっきから下着姿の部長とロッカーの狭い空間で密着しているのだ


    汗の臭いだけでなくほのかにシャンプーの香りも混じっている


    必死で俺は自分のものを抑えているのだ


    さすがにバレたらズボンが当たってしまうしな……

    425 = 1 :

    「どうなのかしら?」


    まっすぐな視線が俺に向けられる


    『嘘をついてもすぐにわかるわよ?』


    そう言っているようだ


    「はい……!」


    「そう……」


    妙な罪悪感に苛まれる


    しかし部長の表情にほとんど変化はない


    むしろどことなく嬉しそうなのは気のせいだろうか?

    426 = 1 :

    「ねぇ?」


    「はい……?」


    「今は興奮してないの?」


    「え……?」


    「和ほどじゃないけど私も胸も大きいのよ?」


    「………………」


    「男の人って……興奮すると大きくなるんでしょ……?」


    「先輩!?」


    「あら、どうかしたのかしら?」


    不敵な笑みを浮かべる久先輩


    その右手は俺のリー棒へと伸びている

    427 = 1 :

    「まだ大きくないみたいね……」


    どことなく残念そうな顔なのはなぜだろう?


    「でも……こうしたらどうかしら……?」


    「……え?」


    俺のリー棒に副えられていた右手を背中に回す


    慣れた手つきで自分のブラのホックを外し……


    「どうかしら?」


    ただでさえ密着しているのに抱きついてくる


    何も挟まない久先輩の胸が押し付けられる……


    や、やわらかい……

    428 :

    「こうしたら須賀くんのも大きくなるのかしら?」


    蠱惑的な笑みを浮かべる部長


    俺のシャツのボタンを起用に外し俺の肌を露出させる


    服の上からでもわかった柔らかいものが直に押し付けられる……


    「私の胸はどうかしら?」


    「………………」


    「口では否定してもここは……あら?大きくなってない……?」


    鋼とはいいがたい俺の精神に感謝だ


    はやりさんや良子さんとあんなことがあったのだ


    少々のことなら動じない自信がある

    429 = 1 :

    「もしこうしたらどうかしら……?」


    「……え?」


    密着させていた自分の体を上下に動かし始める


    パンツしか穿いていない部長が俺の体に自分の胸を擦り付けている


    こんなの我慢できるわけないだろうが……!


    「どう……?これでも我慢できるかしら……?」


    さらに早さをあげていく久先輩


    俺の心臓の鼓動さえも聞こえてしまうのかもしれない


    だけどここで動じてしまえば俺のリー棒が当たってしまうわけで……


    必死で抑えつける

    430 = 1 :

    「結構我慢強いわねぇ……」


    舌も這わせて来る久先輩


    「須賀くんの汗……しょっぱいけど美味しいわ……」


    「ちょ、ちょっと……」


    人に鎖骨あたりを舐められる……


    気持ちいいとかいう以前にくすぐったい


    しかし動くとロッカーが揺れてしまうし……


    「ふふ……ここを舐められたら我慢できるかしら……?」


    「さ、さすがにそこはダメですって……!」


    「あら?こっちは固くなってるわよ……?」


    俺の乳首に部長の舌が伸びていた

    431 = 1 :

    「なかなかこっちは大きくならないわね……


    左手で俺のリー棒をさすりながらも責めを続ける久先輩


    俺の乳首に吸い付く音が狭いロッカーの中に響く


    ここまでか……


    「あら……私の方が固くなっちゃった……」///


    部長の先の柔らかかった乳首がいつの間にか固くなっていた


    そして俺も限界だ……!


    「久先輩……!」


    「ふぇ!?ちょ、ちょっと!?」


    久先輩を強く抱きしめる


    完全に想定外だったらしく素っ頓狂な声があがる

    432 = 1 :

    「みんな部室から出て行ったみたいです……」


    「ふぇ?」


    ロッカーのドアを開けて外に出る


    誰もいなかった


    「久先輩も出ても大丈夫ですよ?」


    「う、うん……」


    そういってロッカーから出てくる久先輩……


    もちろん先ほどまでの格好なので


    「じろじろ見ないでよ……えっち」///


    「す、すいません!」


    慌てて部室から出る


    「……意気地なし」


    「え?」


    最後に久先輩が言った台詞はよく聞こえなかったが俺にはこう聞こえた


    どういう意味だ……?


    とりあえず今は……家に帰るまで俺のリー棒が気付かれないことを祈るだけだな……



    カンッ

    433 = 1 :

    以上です

    途中、電話応対などで遅くなってすいませんでした

    本番はないのでここまでです

    さすがに二人きりで狭い空間に入ったからといって汗を拭き取ってもらおうとするはしたないこなんていません


    >>403
    のよりんはさすがに何かイベントを用意した方がよさげですね
    ちょっと検討してみます
    なにかアイディアをいただければ参考にするかもです

    >>406
    こちらこそこんな過疎スレにリクエストいただきありがとうございました

    >>414
    ありがとうございます

    >>415
    ちょっと持病が悪化してしまいました


    >>1の体調についてです

    先日、持病が悪化して入院することになりました

    幸い、命に別状はありませんが、長時間、PCの前で作業するのは困難なのが現状です

    現時点で、リクはすべて消化する予定でいます

    しかし、病状次第では第二部の開始が遅れる場合があることをあらかじめご了承ください


    今夜の更新はここまでです

    おつきあいいただきありがとうございました

    おやすみなさい

    434 :

    乙ー
    京ちゃん鉄の理性だな

    435 :

    乙ですー
    お大事に

    437 :

    「いらっしゃいませ……おや、三尋木プロと先日一緒に来られた……」


    「えと……須賀です」


    「これは失礼いたしました、須賀様」


    「いえ、俺も名乗っていなかったので」


    「そういっていただけると幸いです」


    「ところで本日はなにか新しい着物の仕立てのご依頼でしょうか?」


    「ある意味そうだねい」


    「ある意味と申しますと……?」


    「依頼主は私でもそこの京太郎でもないってことだよん」


    「といいますとどなた様の……」


    「出ておいでよ、すこやん」


    「よ、よろしくお願いします……」


    おどおどしながら健夜さんがのれんをくぐって来た

    438 = 1 :

    話は昨日にさかのぼる


    「どうかな……」


    「といわれましても……」


    ここはテレビ局の食堂だ


    牌のお姉さんが終わり別の仕事ではやりさんはいなかった


    一人寂しく昼食を食べていた俺を健夜さんが発見し、同席してもらっている


    学食ではなんとも思わなくてもまわりが大人ばかりのここで一人は寂しいからな……


    健夜さんが注文した親子丼を持って来たところで2回目のいただきますをした


    最初は世間話をしていたがいつの間にか健夜さんは真剣な表情を浮かべていた

    439 = 1 :

    「でも俺にもそんなところに心当たりはないですし……」


    「そうだよね……」


    健夜さんからのお願い


    「でも日本麻雀協会代表として各国代表の中でエキシビジョンマッチなんて……」


    そう


    健夜さんは日本代表に選ばれたのだ


    あくまでエキシビジョンだそうだが、各国が威信を賭けて代表を送り込んでくる


    そこに対応できるとしたら健夜さんということに麻雀を知っている人間ならば異論はないだろう


    しかしそうはいかないようだ


    「でも何を着て行けばいいんだろう……」


    これが健夜さんの悩みだ

    440 = 1 :

    男だったら簡単だ


    とりあえずスーツ


    高校生である俺なら学生服だろう


    これでとりあえず恥をかくことはない


    しかし健夜さんは正真正銘女性だ


    それもとてもかわいらしいのだ


    スーツ姿も見てみたいが本人はそれがいやなのだそうだ


    かといってワンピースなどでもダメだし格式張ったドレスは本人がいやがっているし……


    麻雀協会側もそこは理解しているらしく、仕立てにかかる費用は用意してくれるらしい


    しかし……


    肝心の着て行く服が決まらなければ仕立てようもないのだ

    441 = 1 :

    「二人で顔突き合わして結婚の相談でもしているのかい?」


    「咏ちゃん……」


    「スピーチは任せてねい」


    そういってケラケラ笑う咏さん


    「実は……」


    健夜さんが事情を説明していく


    「だったら着物とかいいんじゃね?知らんけど」


    「え?」


    「だってすこやん綺麗な黒髪だし似合うんじゃねーの?」


    「でも私着物を仕立ててくれるお店なんて心当たりないよ?」


    「京太郎は知ってるんじゃねーの?」


    「え?」


    「ほら、あの店だよ」


    「なるほど……」


    「え?え?エ?」


    事情がわからない健夜さんは一人置いてけぼりだ

    442 = 1 :

    「たしかにそこならいいかも……」


    「だったら明日の午後でも行ってみっかい?」


    「え?」


    「ちょっと待ってみ」


    電話をかけ始める咏さん


    相手は言うまでもないだろう


    「大丈夫だって」


    あっという間にあちらの了承は取れたようだ


    「ちょっと待って、私の都合は!?」


    「何かあるの?」


    「そりゃないけどさ……」


    「だったら明日の午後にこの3人で決まりだねい」


    「え?俺もですか?」


    「いやかな……?」


    「大丈夫です!」


    健夜さんの上目遣いに思わず強くうなずいてしまった……


    こうして俺たちは、牌のお姉さんの収録が終わるのを待ってデパートへと向かったのだった……



    とりあえずここまででー

    またあとで時間と体力とモチベがあれば書きます

    444 = 1 :

    再開します



    「なるほど……事情はわかりました」


    「それで引き受けていただけますでしょうか?」


    「ええ、たいへん光栄なことなのでこちらからお願いしたいくらいです」


    「ありがとうございます」


    旦那さんの温和な笑みでの了承に安堵のため息を吐く健夜さん


    なんとか無事に決まったようだ


    「ですがその前に……」


    「な、なんでしょう……?」


    「体の寸法をお測りしてもよろしいでしょうか?」


    「ふぇ!?」


    「もちろん私ではなくあちらの者に任せますが……」


    旦那さんの視線の先には健夜さんと同年代くらいの女性がいた


    長い黒髪の特徴的ないかにも和服美人という風情で思わず見とれてしまった


    「ええ、お願いします」


    「ではこちらへどうぞ」


    女性の導きに健夜さんとなぜか咏さんもついていく


    「私も新しいのを頼みたいからねい」


    「そ、そうですか……」

    445 = 1 :

    「小鍛治プロスタイルいいんですね」


    「そ、そうかな……?」


    「ええ、普段は見えませんが羨ましいです」


    「そ、そうかなぁ……」


    「それより今日の下着えっちぃねい」


    「い、いつも通りだよ……?」


    「へぇ……もしかして……『勝負下着』?わっかんねーけど」


    「ち、違うもん!」


    「でも見せる相手といえば……」


    「い、いいから忘れて!」


    「でも小鍛治プロにそんなふうに思われる男性は幸せですね」


    「そ、そうかなあ……」

    446 = 1 :

    「あは、あはは……」


    「女性は3人集まると姦しいと申しますからねぇ」


    「そうですね……」


    二人の採寸が終わるまで俺は旦那さんと茶飲み話に興じていた


    しかし試着室からの声に固まってしまったのだが……


    「お美しい女性に好意を抱かれるのはいかがですか?」


    「え?」


    「差し出がましいようですが小鍛治プロも三尋木プロも貴方に好意をおもちのようですが……」


    「そうでしょうか……」


    「おや、何か心当たりでも?」


    「どちらかというと弟として見られているような……」


    「ふむ……そういうことにしておきましょう」


    「え?」


    「ちょうどお二人の採寸が終わったようですよ?」


    試着室から顔を真っ赤にした健夜さんと不敵な笑みを浮かべた咏さんが出てきた

    447 = 1 :

    「採寸終わりました」


    「ご苦労様です」


    「さっきの話……聞こえてないよね……?」


    「え?なんのことでしょう?」


    「だ、だったらいいんだ!」


    「はぁ……」


    なんとかごまかせただろう


    さすがに気まずいしな……


    「小鍛治プロのお体に合うのはこのあたりでしょうか……」


    「おお」


    旦那さんが何種類か用意してきたようだ


    このあたりはさすがにその道のプロということだろう

    448 = 1 :

    「この辺りがいかがかと……」


    「色々あるんだね……」


    「まずは試着してみてはいかがですか?」


    「え?」


    「実際に着てみないとわからないことも多いと思いますし……」


    「でも私着付けなんてできないですし……」


    「だったらお手伝いしますよ」


    「じゃあ……とりあえずこれを……」


    「ではこちらにどうぞ」


    「は、はい……」


    健夜さんと咏さんがそれぞれに着物を抱えて試着室へと入って行く


    「ではお茶のおかわりを用意しましょうかね」


    「え?」


    「女性の服選びというものはなにぶん時間がかかりますゆえ……」


    「は、はぁ……」

    449 = 1 :

    「小鍛治プロ、服を脱いでいただいでもよろしいですか?」


    「ふぇ!?」


    「そうしないと合わせられないので……」


    「そ、そうですよね……」


    「恥ずかしいようでしたら出ていますが……」


    「いえ、大丈夫です……」


    「すこやんが脱ぐ前に私の手伝いしてくんね?」


    「ええ、構いませんよ」


    「わ、私も脱ぎ終わりました……」


    「あの……できれば下着も……」


    「ふぇえ!?」


    「いえ……その……下着のラインが出てしまうので……」


    「そ、それって……」


    「い、いえ!一応着物用の下着も用意しておりますので!」


    「な、なるほど……」

    450 = 1 :

    「さ、さすがに席を外した方が……」


    「そうですね、これ以上は申し訳ないですしお茶請けでも買いに参りますか?」


    「ええ、そうしましょう!」


    だって俺の理性も危ないしな……


    「では参りましょうか」


    「はい」


    旦那さんに着いて近くの和菓子屋へど向かう


    旦那さんと和菓子屋の旦那さんは知り合いのようで話が弾んでいる


    「すいません、少々トイレに行ってきますね」


    「場所はわかりますか?」


    「ええ、大丈夫です」


    「ではこちらでお待ちしておりますね」


    「はい」


    自慢じゃないがここのデパートのトイレの位置はほぼ把握しているからな!


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