元スレ京太郎「このプロキツい……」健夜「……なんで私を見てるのかな?」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★×5
351 = 1 :
どうだろう……
はやりさんのことは好きだ
だけどそれは『LOVE』ではなく『LIKE』だろう
きっとはやりさんには俺以上にふさわしい人もいるだろうし……
でもしてみたいのも事実だし……
多分ここで『はい』といえばはやりさんとAVなんかでしか見たことのないSEXができるだろう
でもそうするとはやりさんに責任を取らなければいけないだろうし……
というか俺自身無責任なことはしたくない
そうすると部長と約束した通り清澄に戻ることはできないだろう
どうこういって清澄高校の麻雀部が気に入ってるわけだし……
どうすればいいんだよ……
352 = 1 :
「迷ってるでしょ?」
「……はい」
「ちなみに私とえっちしたからって責任を取ってなんていうつもりはないよ?」
「でも……」
「私も初めてだから興味があるのが本音だもん」
「京太郎くんはどうかな?」
振り返り俺の目を見つめるはやりさん
「俺もしたいです」
「そっか……」
「……はい」
353 = 1 :
「じゃあ今は京太郎くんとえっちしたくないな」
「……え?」
354 = 1 :
「京太郎くんは麻雀部のみんなのことは好きかな?」
「はい」
「そのことで迷ってたんでしょ?」
「はい」
「だったら私に拘るんじゃなくて本当に好きになった人とえっちをするべきだよ」
「……すいません」
「気にしてなくていいよ?」
「でも……」
「私のことが本当に意味で好きになってくれたんだったらえっちしてあげるから……ね?」
「……はい」
「これ以上お風呂にいたら湯冷めしちゃうからまた上がってから口でもおっぱいでも好きな所でしてあげるよ」
「……わかりました」
「じゃあさきに上がるからね?」
「……はい」
はやりさんの声がかすれていたように聞こえたのはきっと俺の勘違いではないだろう
俺の性格のせいではやりさんを悲しませるようなことをしてしまった……
もっとみんなと真剣に向き合わないとな……
一人になった風呂場でそんなことを考えていた……
355 :
「あがりました」
「スッキリできたかな☆」
「いえ、むしろ色々考えてしまって……」
「若いうちは色々悩むといいよ☆」
「はやりさんだって若いじゃないですか……」
「でもお姉さんだからね☆」
「……そうですね」
「それにしてもまだおちんちん大きいね……」
「すいません……」
「ううん、さっきも言った通り私がいくらでもしてあげるから……ね☆」
「はい……」
結局はやりさんの魅力に負けてあれだけだしたのに口で2回胸で3回手で2回もしてもらってしまった……
「いっぱい出たねー☆」
「す、すいません……」
「ううん、それだけはやりに興奮してくれたってことだから怒らないよ☆」
「はい……」
「ただシャワーを浴びて来るから先にベッドに入っててね?」
「……はい」
「ちゃんと入っててくれないと嫌いになっちゃうかも」
「わ、わかりました!」
「うん、よろしい……じゃあまた後でね」
「はい」
356 = 1 :
「じゃあ電気消すね?」
「はい」
シャワーから戻ってきたはやりさんがベッドに入って来る
「こうして京太郎くんに抱きついてると初めて会ったときみたいだね☆」
「なんだか半年も前ぐらいに感じますよ」
「色々と内容の濃い日々だったもんね」
「ええ、大切な思い出ですよ」
「ねえ、京太郎くん?」
「はい?」
「今までありがとうね」
「こちらこそありがとうございました」
「京太郎くんと今日まで一緒にお仕事できて楽しかったよ」
「俺もです」
「またこんな風に一緒にお仕事できたらいいね☆」
「はい」
「じゃあ夜も遅いしもう寝ようか」
「そうですね」
「おやすみなさい」
「おやすみなさい」
今夜はゆっくり眠れそうだ……
357 = 1 :
以上です
次回で第一部完結予定です
部長との約束云々の前に責任がどうとか考えちゃう
そんなめんどくさい性格がこのスレの京ちゃんです
本番をきたいされていたかたには申し訳ないと思いますがこの展開はあらかじめ決めていました
なにをいっても言い訳がましくなるので今夜はここまでです
今日の午後に第一部を完結させる予定です
その後ファンサービスの結果発表をして小ネタを消化
そして第二部を始める予定でいます
今夜の更新はここまでです
おつきあいいただきありがとうございました
おやすみなさい
359 :
乙
まだ全裸待機は早かったか…
360 :
ツルっと足滑らせて、ズブっと着地するかと思ったのに……
乙
361 :
すこやんよりはやりんのほうが可愛いと思う時がある。
でもはやりんは可愛さがエロさで隠れるほどのスタイルだから
結局すこやんが可愛い。
362 :
乙ー
はやりんエロかわいい
364 = 1 :
「もう朝か……」
カーテンの隙間から入る日の光を見るともう夜は明けているようだ
長野より東京の日の出は早いみたいだ
「……ん」
横を見ればはやりさんが穏やかな寝顔を浮かべている
頭を撫でてみると笑顔になった
ほっぺたをつついてみると少しいやがった
誰にも見られないであろう寝顔を独占している気がして嬉しかった
……音を出さないように写真を撮ったのは俺の家宝にしよう
365 = 1 :
二度寝しようかと思うが時計を見ればそんな時間でもなさそうだ
スッキリ目が覚めたおかげで眠気もないしな
幸せそうな寝顔を浮かべるはやりさんを起こさないように注意して顔を洗う
そういえば俺ってお世話になってばかりだよな……
恩返しというわけではないが何かはやりさんのためになにかしてあげたい
そういえば良子さんに美味しい朝ご飯を作ってもらえたのは嬉しかったな……
はやりさんや良子さんには及ばないだろうが頑張ってみるか
台所へ行きガラスの扉のついた戸棚にあるものを見つけた
これならなんとかなるかもしれないな……
数少ない俺の作ることができる料理
これではやりさんに恩返ししよう
よし、はじめるか!
366 = 1 :
「おはよう……☆」
「あ、おはようございます」
「いい匂いがしてるけどなあに?」
「朝ご飯を作ろうと思いまして……」
「え?」
「そろそろできるので顔を洗ってきてくださいね?」
「うん☆」
改めて思うけどあのかわいさですっぴんなんだよなあ……
しかも髪も下ろしてるし
あのままテレビに出ても人気が出そうだな……
いや、あのはやりさんは俺だけの秘密にしておこう
おっと、焦げないようにひっくり返さないと……
367 = 1 :
「俺特製ホットケーキです!」
「おお……」
「本当はサラダかなにかつけようと思ったんですけど……」
「ううん、これだけでも十分美味しそうだよ☆」
「そうですか?」
「うん、せっかく京太郎くんが作ってくれたんだから冷めないうちに食べちゃお☆」
「はい」
「「いただきます」」
ホットケーキとホットミルクを前に二人で向かい合っていただきますをした
368 = 1 :
「ど、どうですか……?」
「美味しいよ!」
「よ、よかった……」
「でも一つだけ言いたいことがあるかな☆」
「……なんでしょう?」
「私が普段作るホットケーキよりふわふわで美味しい……」
「秘訣がありますからね」
「秘訣?」
「牛乳と卵を最初に回してそのあと粉をふるいにかけました」
「それだけじゃないでしょ?」
「さすがにわかりますか……」
「それなら私もするもん」
「実は……最後にマヨネーズを足したんです」
「え?」
「テレビでやってて実際にやってみたら上手くいったのでそれ以来」
「なるほど……マヨネーズか……」
369 = 1 :
「ええ、味は残るほどは入れていないと思いますが」
「たしかに……」
「ただ一つだけ欠点がありまして……」
「欠点?」
「その……カロリーが……」
「そ、そんな……」
「と、といっても気にしなくてもいいですよ?」
「でも太ったら……」
「は、はやりさんはかなりスタイルいいですって!」
「……ほんとに?」
「裸を見た俺がいうんだから間違いありません!」
「そ、そっか……」///
「え、ええ……」///
昨日のことを思い出してしまって顔は赤くなっているのがわかる
きっとはやりさんもだろう
「さ、冷める前に食べきっちゃおうか☆」
「そ、そうですね!」
370 = 1 :
「「ごちそうさまでした」」
「じゃあ後片付けを……」
「ううん、はやりがするよ☆」
「え?」
「だって誰かに朝ご飯を作ってもらえて嬉しいんだもん」
「……わかりました、お願いします」
「うん、おまかせあれ☆」
はやりさんは本当に嬉しかったんだろう
嬉しさのあまり目から汗をかいてたんだから
さて、最後の日に遅刻しないようにちゃんと準備しないとな
371 = 1 :
「忘れ物はないかな☆」
「ええ、多分大丈夫です」
「そっか……」
「いままでありがとうございました」
「パジャマとかは置いておくからまたいつでも泊まりにおいでよ☆」
「ええ、またそのときはお世話になりますね」
「じゃあ行こうか」
「はい」
「「いってきます」」
二人で連れ立ってテレビ局に向かい、俺たちはロビーで別れた
たしかプロデューサーさんと話しがあるんだよな……
はやりさんと別れた俺は待ち合わせの時間よりだいぶ早いが待ち合わせ場所の会議室へと向かった
372 = 1 :
「やあ、待たせてごめんね」
「いえ、昨日はありがとうございました」
「楽しんでくれたかな?」
「ええ、俺のためにあんなに盛大にしていただいて……」
「それが君の人望だから誇るくらいでいいのさ」
「ありがとうございます」
「さて、そろそろ本題にいこうか」
「はい」
「昨日までの君のギャラが入っているからまず確認してほしい」
「……最初のときより多くないですか?」
「ああ、予想以上に好評だったので多少色を付けさせてもらったんだ」
「そんな、これは……」
「受け取れないと?」
「……はい」
「君の仕事に対する正当な報酬だ」
「でも……」
「牌のお兄さん以外にも働いてもらったからその分のギャラだと思ってくれないかい?」
「……わかりました」
「じゃあ領収書に署名と捺印をお願いできるかい?」
「わかりました」
373 = 1 :
「じゃあ次はこの書類を見てくれるかい?」
「これは……」
「君の契約を満了するという書類だ」
「その書類に署名捺印することで正式に牌のお兄さんからの卒業だ」
「わかりました」
「意外にあっさり押したね」
「ええ、俺も満足できましたから」
「そうか……楽しかったかい?」
「ええ、貴重な経験を積ませていただきました」
「そういってもらえて僕も嬉しいよ」
「ありがとうございました」
これですべて終わりか……
374 = 1 :
「まだ話しは終わっていないよ?」
「え?」
「最後にこの書類を見てくれるかい?」
「これって……」
「土日だけだけど牌のお兄さんを続けることができるけどどうするかい?」
「まず親に相談しないと……」
「ちなみに親御さんの承諾はいただいているよ?」
「え?」
たしかに俺の父さんと母さんの署名捺印があった
「あれ、これって……」
「やっぱり気付いたかい?」
「ええ、そりゃあまあ……」
そこにははやりさん、健夜さん、咏さん、理沙さん,良子さんの一筆が書かれていた
「ちなみにこの書類っていつ作られたんですか?」
「昨日のパーティーの前には完成していたとだけ言っておくよ」
「わかりました、これからもお願いします」
「ああ、こちらこそよろしく頼むよ」
はやりさんたちには全てお見通しだったようだ
まったく……かなわないな……
375 = 1 :
「えへへ、ビックリしたでしょ☆」
「ええ、そうですね」
「みんなで内緒にするの大変だったんだからね」
「内緒!」
「まあこういうのもいいじゃないかねい?」
「そうですね……」
「でもいやだったらやめてもいいんですよ?」
「いえ……やっぱり俺も楽しかったので続けられて嬉しいです」
ここは東京駅の新幹線改札前
プロのみなさんが見送りに来てくれていたのだ
「堅苦しいのはいやだから……またね」
「はい……!」
改札を出てホームへ向かう
女々しいかもしれないけど姿が見えなくなるまで手を振っていた
まあいいじゃないか
思い出は大切にしたいからな
さて、とりあえず今は長野へ帰るか
376 = 1 :
「あら、約束はちゃんと守ったわね」
「久先輩?」
「わしらもいるぞ」
「どうして部員のみんなが……」
「おまえが帰って来るか心配だったから迎えに来たんだじぇ!」
「ま、まあ私は心配してませんでしたけどね……」
「昨日の晩5回も電話をかけてきた原村さんって誰かしらね~」
「し、知りません!」///
「おかえり、京ちゃん」
「ああ、ただいま」
東京もいいけどやっぱり俺は清澄高校麻雀の一員だしな
……とりあえず残った宿題から頑張るか
京太郎「このプロキツい……」
第一部カンッ!
377 = 1 :
以上で第一部は終了です
半年以上も付き合ってくださったみなさん、ありがとうございました
一つ一つのレスがとても嬉しかったです
第二部は清澄高校の文化祭がテーマになります
かわいくキャラを書けるよう頑張っていくのでぜひぜひ読んでくださいませ
小ネタに関しては前スレで発表します
前スレが埋まり次第こちらに移動して終わり次第第二部を始める予定です
>>359
そもそも>>1に書けませんからねー
>>360
さすがにそれが初めてなのはあんまりですよ……
>>361
つまりどっちもかわいいということですね!
>>362
咲のキャラで1、2を争うエロいキャラだと思います
最後になりましたが読んでくださったりレスをくださったりしたみなさんありがとうございました!
380 = 362 :
乙ー良いシメだった
二部も楽しみにしてる
382 :
何年かかってもいいから、完走してください!
おつでーす!!
383 :
乙でーす
384 :
こんばんは
ファンサービスで前スレが埋まったのでこのスレで書いていきます
とりあえず書くネタのリストと前スレ>>1000を
1000:VIPにかわりましてNIPPERがお送りします :sage:2014/06/30(月) 02:53:49.62 ID: lMAIKCZFO (1)
1000ならすこやんが活躍
とりあえず何か考えてみますね
・すこやん、咏たんとデート
・咲ちゃん尿意の限界に陥り身動きとれず京太郎の腕の中で恍惚とした表情を浮かべる
・はやりんとのどっちと一緒に下着を買いに行った話+満員電車の中で両腕にのどっちとはやりんの体が密着(済)
・部長の着替えに遭遇して二人でロッカーに隠れたけど……
・すこやんが頑張ってうまい料理を作る話(ただし第二部に入れるかもしれません)
・料理を手伝いに行った京太郎がすこやんが暑いので冷蔵庫で冷やしていた下着を発見する話
この小ネタを消化次第第二部を始めます
なお、第一部の内容等で質問があればどうぞ
可能な限りお答えします
>>380
ありがとうございます
楽しんでいただけるように頑張ります
>>382
3月中に完結させようという目標があったんですけどね……
とりあえず年内には完結させたいです
後ほど時間があれば何か書くかもです
失礼します
385 :
ひっぱるだけひっばってもええのよ!
386 = 1 :
すいません、書こうと思った小ネタをあっちのスレに誤爆するという痛恨のミスをしてしまいました
色々と疲れてるみたいなので今日は寝て、明日以降体調がいいときに投下していく所存です
>>385
スレ建て後に事故や入院を経験した>>1が引き延ばすとギャグ抜きでエタりそうなのでしません
おやすみなさい
388 :
乙ー
熱いすこやん押し
389 :
2部って清澄メンバーがメインになるのか?
プロはあんまり出ない感じ?
390 :
「どうしよう京太郎くん……」
俺の前で深刻な表情を浮かべる健夜さん
その前には一枚の企画書が提示されている
『すこやんの女子力大観測!』
健夜さんに料理や洗濯などの家事スキルやオシャレなどといったいわゆる女子力がどれほどあるかを観測しようという番組らしい
ちなみに発案者は恒子さんとある
「料理なら俺よりはやりさんや咏さんたちに相談した方がいいんじゃないんですか?」
「こんなこと言ったら笑われるかもしれないもん……」
「俺だったらいんですか?」
その言葉が喉から出るのを必死で飲み込んだ
なんにせよ頼られるのは嬉しい
少しは普段のお返しもできそうだしな
391 = 1 :
「とりあえずできることからしてみませんか?」
「だったら……ウチ来る?」
「……え?」
「料理をするための設備がここにはないし」
「たしかにここで家事を出したら大事ですもんね……」
「そ、そんなことしないもん!」
「……俺の目を見て言えますか?」
「た、多分大丈夫だと……」
「はあ、まあいいです、じゃあ健夜さんのお宅にお邪魔しても大丈夫ですか?」
「うん、いいよ」
なんとなくのこの発言
しかしこれは大きな過ちの序章に過ぎないのだった……
392 :
「ここだよ」
「そ、そうですか……」
タクシーに揺られて一時間以上
俺たちを乗せたタクシーは都内を出て茨城へと着いていた
「あの、健夜さんは東京のマンションとかで暮らしていないんですか?」
「私はここから通ってるよ?」
「でもこんなに立派な一軒家で一人暮らしだと大変じゃありませんか?」
「え?お父さんとお母さんと一緒に住んでるよ?」
「……え”!?」
「ちょっとだけ片付けたいものがあるから少しだけ待っててくれるかな?」
「ハイ……」
まさか出会って数日でご両親にご挨拶とは……
高校生にはハードルが高すぎじゃないですかね……?
393 :
すこやん登場。俺歓喜
394 = 1 :
「入ってもいいよ~」
「お、お邪魔します……」
「とりあえず何か冷たいものでも出すからそこのソファーに座っててもらえる?」
「お、お構いなく……」
俺の言葉を聞くよりも早く健夜さんは飲み物の用意に向かったようだ
ふかふかで座り心地のいいソファーにくつろぐこともできず軽くあたりを見渡す
そこには健夜さんの今まで獲得してきたのであろうトロフィーやメダル、そして表彰状が飾られていた
そのほとんどが優勝と書いてあるあたり健夜さんの麻雀の強さが伺える
しかしそんなことよりももっと大事なことが今の俺にはあった
395 = 1 :
「おまたせー、アイスティーしかなかったけどいいかな?」
「あ、ありがとうございます……」
健夜さんの用意してくれたアイスティーで軽く口を潤す
そして……
「あの……健夜さん……?」
「なあに?」
「あの……ご両親はどちらに……?」
「今日は二人とも出かけてていないけどどうかしたの?」
「そ、そうですか……」
心が一気に楽になった
とりあえず健夜さんのご両親との対面は避けられたようで一安心だ
396 = 1 :
「それで本題なんだけど……」
「ふぁ、ふぁい!?」
心配事がなくなって気が抜けていたせいで生返事をしてしまった
「私の料理の練習……付き合ってくれるかな……?」
「チャーハンと野菜炒めとカップラーメンくらいしかまともに作れませんが……」
「私はそれすらまともに作れないよ!」
「胸を張って言うことじゃないんじゃ……」
「そ、そうだね……」
「とりあえず冷蔵庫の中を見せてもらってもいいですか?」
「うん、いいよ」
何があるかわからないと作るものも決められないしな
397 = 1 :
えっと……
思ったより大きな冷蔵庫に一瞬躊躇したが扉を開ける
「おぉ……」
どうやら健夜さんのお母さんは料理が好きらしく野菜室には色々な食材が揃っていた
これなら野菜炒めも作れそうだな……
なにかつけあわせるものはないかと上を開けていく
味の要となる調味料も探さないといけないしな
そう思い野菜室のドアを閉めて別のドアを開ける
そしてあるものが俺の目を止めた
なんでブラとパンツが入ってるんだ……?
398 = 1 :
「京太郎くん、どうかしたの?」
「あ、健夜さん……」
どうやら俺の視線の先にあるものに気付いたようだ
「もしかして……見た……?」
「い、いえ!何も見てません!」
あわててごまかそうとする
だってそうだろう
イチゴ柄の女物のパンツが冷蔵庫に入っているのを見つけてしまったのだ
そしてその持ち主らしき女性が目の前にいるのだ
どうリアクションを取ればいいんだよ……
399 = 1 :
「ち、違うの!」
「え?」
「た、たしかに暑いから下着を冷やしてたのは事実だけど……」
「は、はあ……」
「もっと大人っぽい下着もあるもん!」
「……え?」
顔を真っ赤にして弁明を試みる健夜さん
「わ、わかりました……」
「その顔は信じていないでしょ!?」
「い、いえ……」
「だったら証拠を見せてあげるよ!」
「ええ!?」
健夜さんはワンピースを脱ぎ去り……
淡い紫の大人っぽい下着姿になった……
400 = 1 :
「どう、これで信じてくれる!?」
「わ、わかりましたから服を着てください……」
「そんなに私の下着姿は見苦しいの!?」
「ち、違いますよ……」
「だったら何でこっちを見てくれないのさ!」
「だって……健夜さんのスタイルがいいので……」
「あ、ありがとう……」
「い、いえ……」
顔を真っ赤にしてうつむく健夜さん
ふだんゆったりした服を着ているせいで見えない体のラインが思ったより扇情的だ
ヤバい……マイサンが……
と、とにかく服を着てもらわないと……
「ただいま健夜、誰かお客さんでも来てるの?」
「「あ”……」」
みんなの評価 : ★★★×5
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