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    元スレ闇条「お前…ムカつくな」

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    タグ : - とある魔術の禁書目録 + - 木原くン + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    401 :

    しらこってなにが卑猥なんだ 魚の卵がしらこ

    あれ精巣か卵巣だっけ

    402 :

    すげー面白い
    支援

    404 :

    夜の投下まだかな

    405 = 400 :

    代わりにこの僕が書いてやろうか?(笑)

    406 = 1 :





    翌日。放課後の風紀委員第一七七支部に、再び暇を持て余した部外者が立ち入っていた。

    彼女の名は御坂美琴。この広い学園都市で一番の有名人といっても過言ではない少女である。


    固法「もー御坂さん。風紀委員(ココ)は暇つぶしの溜まり場じゃないのよ」


    牛乳を片手にもーと唸っているのは固法美偉。彼女はおやじギャグが好きなのだろうか。

    痛いところを疲れた美琴は苦笑いを浮かべ、あははは、と力なく笑った。


    白井「まったくもうお姉さまったら…」


    いつものやりとりを済ませたところで、今度は開いたノートパソコンに向かって唸っていた初春飾利がところで、と切り出す。

    407 = 1 :



    初春「一連の事件の犯人、介旅初矢は間違いなくレベル2の能力者だったみたいです。」


    実はコンビニの爆発を間近で見ていた白井が書庫に記載されていた情報と実際の能力に差異があると指摘したため、風紀委員から警備員に再度調べ直すように依頼していたのだ。

    初春が今目を通していたのは、警備員から送られてきた介旅初矢の最後のシステムスキャンの結果である。

    各学校で行われる能力測定に狂いがあるとは到底思えない。

    予想外の返答にも白井は動揺した様子を見せず、ただ腕を組んで顔を曇らせるばかりだった。


    白井「やはりですか…」


    初春「やはり?」

    408 = 1 :


    白井「先週起きた銀行強盗の事件。現行犯で警備員に引き渡しましたので後から気がついたのですが、発火能力を持った男も書庫の情報と狂いがありましたの」

    白井「それ以外にも常盤台狩りの眉毛女の件もそうでしたわね…」


    白井の言葉に、その場にいた全員が驚いた反応を見せる。

    一件ではなく、三件。気のせいで済まそうとしても、これで簡単には忘れることができなくなった。

    一度降りかかった疑惑は、それが間違いであると証明できない限りずっと心に残り続けるに違いない。


    初春「少し気になりますね…」


    顎に指を添え呟く初春に、固法も同調するような声を洩らす。

    全員が事の異常さに注目し始めたところで、美琴があ、と何かに気がついたような声を上げた。


    409 = 1 :


    御坂「そういえば前にあったとき、佐天さんがレベルアッパーとかなんとか言ってたのよね」


    白井「れ、れべるあっぱぁー?」


    突如都市伝説を持ちだした美琴の言葉を、白井が間の抜けた声で復唱した。

    名前からして胡散臭さがこの上ない都市伝説を聞けば、誰もがこんな反応をするのかもしれない。


    初春「そういえば私も前に佐天さんから聞いたような…。佐天さん、都市伝説が好きですからねぇ」


    固法「そんなものがあったらたまらないわ。街中パニックに陥るわよ」


    固法の言葉に、白井もうんうんと力強く頷く。

    実際にそんなものがあったとして、街中が大混乱に陥るのは火を見るより明らかだ。

    誰もが心の何処かで強い力を求めているこの街にそんなものがあれば、後に起こるであろうケースは風紀委員や警備員の頭を悩ませるものばかりしか想像できない。

    でも―――。

    もしあるとするなら。

    410 = 1 :



    白井「ありえませんけど、もしそんなものがあるとすれば辻褄が合いますわね」


    初春「佐天さんが喜びそうな話ですね」


    初春が苦笑を浮かべたが直後―――。

    本来部外者は立入禁止のはずの一七七支部の扉が明るい声とともに開かれた。


    佐天「誰が喜びそうな話だって~?うーいはるっ!」


    朝の教室でクラスメイトに挨拶するようなノリでやってきたのは佐天涙子。

    都市伝説といたずらをこよなく愛する、初春飾利のクラスメイトにして立入禁止(ジャッジメント)の常連の少女だった。


    固法「はぁ~あなたまで…」

    固法「明日からだれでも歓迎の立て札でもかけようかしら…」


    白井「固法先輩…ヤケになってはいけませんの」

    411 = 1 :



    佐天「あ、あははは」


    初春「もう佐天さんったら、笑い事じゃないですよー」


    佐天「ごめんごめん」


    佐天「で、何の話?」


    一悶着の末、とうとう無血開城となった一七七支部に佐天涙子が落ち着いた。


    佐天「あー、幻想御手ですか」


    佐天「ええ、知ってますよ。でもあれはなんというか実体もよくわからない代物なんですよねー」


    どこかはっきりしない様子の佐天に、白井が深い説明を要求する。

    頭ではありえないと否定しつつも、やはりこの場にいる全員が心の何処かでその不明瞭な存在に興味を持ちはじめていた。

    412 = 1 :



    佐天「ん~、本当か嘘かわかんないんですけど、幻想御手を使った人たちがネットの掲示板に書き込みをしている、とか」


    降ってきた僅かな可能性を必死につかもうとするように、間髪入れずに美琴が、


    御坂「それ、どこの掲示板かわかる!?」


    しかし、質問に答えたのは素早くキーボードを叩いた初春だった。

    コンピュータネットワークを扱わせて、彼女の右に出るものはこの場にいない。

    おずおずと向きを変えた初春のパソコンのディスプレイに映し出されていたものは、佐天の言った通りのページだった。


    白井「お手柄ですわ!あとはそいつらの素性や溜まり場を調べられれば!」


    顔を明るくした白井に、初春は彼女の予想を上回る形で素性まではわかりませんが、と続けた。



    初春「溜まり場なら、ほら、ここ。このファミレスによく集まっているみたいですよ」




    413 = 1 :





    『ジョナG』


    夜の位空の下、明るい光を発しているこのファミレスは、㈱すかいらーくが運営するファミレス、ジョナサンを元ネタとしている。

    店の手前でこれまた明るい光を発している看板の下に、二人の女子中学生が立っていた。


    御坂「ここね…」


    ここは、初春飾利が見つけた幻想御手の手がかりが転がっているかもしれない店。

    ワクワクして息を呑む美琴に、白井は再び小さな溜息を付いた。


    御坂「あんたは風紀委員だから面が割れてるかもしんないでしょ。わたしが聞き込みやるから、アンタは離れた席で待機しておくよーに」


    白井「またお姉さまは…」


    頬を膨らます白井に、美琴はウキウキとした様子でカバンを預けそそくさと駆けていく。

    その背中を見送った白井は今度は大きなため息を付き、


    白井「なんなんでしょう…黒子はとっても不安ですの」

    と洩らした。

    414 = 1 :








    店員「ご相席よろしいですか?」


    本日、七月十九日はこの街に暮らす学生にとって特別な日であるといえる。

    学生といっても、上条当麻の向かい側に座っているフレンダ=セイヴェルンのような学校に通っていない学生には関係ないが、七月十九日は翌日から始まる夏休みを控えた、少々・いや

    かなり特別な日なのだ。

    特別な日の前は誰もが気分がハイになってしまうというのが世の常であり、今日このファミレスが満席状態になっているのも、おそらく七月十九日が原因であるといえる。

    415 = 1 :



    たとえばそれは、ファミレスで一学期の終了に祝杯を上げる学生の集団であったり

    特にお腹も空いてないのに無駄食いでもするかなー、と立ち寄って席についた学生であったり

    学園都市の七不思議の真偽を確かめようとするこの二人のような客であったり。


    つまりそういうわけで、本日は珍しくもこのファミレスが満席状態なのだ。


    上条当麻は顔を上げて、げ…と短く声を発した。そしてそれは、相席を持ちかけてきた少女の方も同じだった。

    何を隠そう、この二人は顔なじみなのだ。それも昨日会ったばかりの。


    やってきた少女は白井黒子。この街の学生の自治組織、風紀委員に所属する少女である。

    彼女の姿が視界入った瞬間、上条当麻はすべての事情を察した。おそらく、白井の方も同じだろう。


    上条は若い女性の店員に構いませんよ、と笑顔で告げ、やってきた少女を向かい側の、フレンダの隣に座らせた。

    416 = 1 :

    てなわけで今日はここまで

    417 :

    >>1乙!

    そして>>405はスレタイ見ろ

    418 :

    1乙
    お前ら変なのは無視しろよなー

    419 :

    面白いけど全然闇条じゃない気がする

    420 :

    闇堕ちしている上条だから闇条なんだろうけど、アレイスターの庇護下で結構好き勝手してるから悲壮感が足りない
    まぁ闇条の定義なんてわかんねぇけど

    421 :


    学園都市の闇にいる時点で十分闇条さんでしょ
    悪人である必要なんてないし、上条さんらしさがあっていいと思う

    422 :

    闇に生きつつも女の子にフラグを立てまくる上条さんというのもアリだと思う。

    424 :

    そういうのいらないです

    425 :

    ふつーの上条じゃん

    426 :

    グロ画像注意

    427 :

    この上条さんは一通さんみたいな目つきしてんのかな

    428 :

    確かに暗部堕ちしてる割には全く悲壮感がないね
    ただアレイスターの保護下で好き勝手やってるイメージ
    こういう闇堕ちssには偉大な前駆者がいるから、それと比べるとどうしてもね
    現行の暗部墜ちssもあんなに面白いのに、ここは正直……
    あっちはキャラ崩壊を最低限に収めつつも、きちんとシリアル路線行ってるし

    429 :

    /nox/remoteimages/f7/56/cbc4573de758f8b567131ffee982.jpeg

    430 :

    まあ1さんの書きたいように書けばいいさ。

    431 :

    禁書SSにつきものの唐突な画像張りキチと長文釣りレス

    432 = 423 :

    >>428 ここの上条さんは好き勝手に生きるをモットーにしてるって書いてあるじゃん。保護下で好き勝手ってのもちゃんと書いてある。そういうssだろよく読め。

    これはシリアス強めじゃないから目新しくて面白いんだっつーの。

    433 :

    しかし結局どこにも闇条さんの要素が見当たらないと
    いわゆるタイトル詐欺って奴だな

    434 :

    >>433
    それはお前の目と脳と存在が悪い

    436 :

    タスケテウルトラマーン

    438 :

    アリガトーウルトラマーン

    439 :

    そのAAつまんないんだけど何のために存在しているの?

    440 :

    そりゃ、こういう流れの時のためだろ

    441 :

    そもそも闇条なんて原作にないのにお前の闇条イメージ押し付けんな。

    この闇条さんは暗部に属してるし、これでいいだろ。今までと違うパターンで糞面白いし期待。

    442 :

    文句があるなら見なきゃいいじゃん

    443 :

    >>433

    444 :

    同意だがageんなカス

    446 :

    それ、電車の中に自転車持ってっちゃダメなの、レベルの質問…

    447 :

    >>446
    絶妙にセンスのない例えにワロタ

    448 = 440 :

    >>445
    中学生の「校則にそんなの書いてないじゃないですか」みたいなレベル

    まあ、アレに対する教師の言い分もわりと意味不明だったりするけどさ

    449 :

    もうどうでもいいし全員黙っとけよ


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