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元スレ闇条「お前…ムカつくな」

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スレッド評価: スレッド評価について
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タグ : - とある魔術の禁書目録 + - 木原くン + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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501 :

>>500 一生ROMっててくれ。迷惑だ

502 :

暗部でやりたいなら魔術は絡めないほうが良いと思うぞ
収集がつかなくなる

503 :

そういうアドバイスはありがた迷惑

504 = 502 :

>>503
お前が答えてどうすんの

505 :

展開に関するアドバイス()とか作者が困るだけだろ黙ってろよ

506 = 502 :

>>505
困るかどうかってのは>>1が決めることじゃないのかwwwwww
おまwwっうぇwwwwwwwwだれwwwwっwwだよwwwwww
んんんwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


好きな感想もかけない掲示板に意味あるのか
>>1が書かないでくれと断言しているわけでもないのにな

507 = 503 :

アフィ規制のせいかこっちにも変なのが流れてきて困る

509 :

インさん噛みつき癖とニート気質さえ治せばいい感じにマスコットキャラになるのに惜しいな

510 = 502 :

>>508
はい、すいませんでした

511 :

態度の落差wwww

514 :

すみません。筆とる時間がなくて。これから時間あるので書きます
とりあえずほんのつなぎに、前回楽しようと思って投下しなかった分を

515 = 1 :






上条「………………っ」



お腹へった、という日常会話の一言にすぎない言葉を、かれこれ50回は聞いたんじゃないかと思う。

既に上条当麻の中でお腹へった、という言葉がゲシュタルト崩壊を起こしていた。

甘かった、と上条は思う。適当に無視していれば諦めてくれるだろうとの考えは今になって誤りだったと気づいた。

そもそも、ここは七階のベランダである。どちらにせよ部屋を通す以外に彼女が去れる道はない。

わかりましたよ、と小さな声で誰にともなく呟くと、上条はカーテンと窓を開けた。

ベランダに掛かった真っ白なソレは、布団とも、よく見ればシスターとも見える。

布団シスターは、やっと現れた家主の目をじっと見つめ、

516 = 1 :



禁書「お腹へったって、さっきからそう言ってるんだよ!」


一体どこの世界に、勝手に人様の家のベランダに現れてこんなセリフを吐く人間が居るのだろうか。

いや、ない。と上条は勝手に反語で締めくくる。締めくくってみたものの、そんな人間は実際目の前に居るわけで…、


禁書「あれ、日本語間違ってたかな?でも通じてるよね?」

禁書「えっとえっと、ご飯を食べさせてくれると嬉しいな!」


疲れきった表情で、それでも最高の結果を期待した少女の目だけはキラキラと輝いていた。

はぁ…、と一息つく。

(溜息で寿命が縮まるって言ったやつ、ちゃんとカウントしてますか?)

517 = 1 :



自分と関わってもろくな事なんてない、とは上条の考えである。故に少年は、いままで他人とできるだけ関わりは持つまいとしてきた。

しかし例外はあり、御坂美琴はそのいい例だ。一度関わってしまった彼女は放っておいたほうが危険だといえる。だから美琴や白井のことは近くで見守ると決めていた。

それでも、少年の抱えられるものには限りがある。

全員を助けようなんてヒーロー気取りのぬるい考えは、とっくの昔に捨てていた。

けれどもかつての罪滅ぼしに、せめて決めた範囲のことは…と心の奥で思っている。そのために、彼は生きているのだから。


実際のところ、上条はわかっていた。

飛び移ってきたとしか思えないこの少女が、何かから逃げて来たということを。

それも鬼ごっこなんて生ぬるいものじゃなく、屋上を飛び移ろうとしてまで逃げなければならないような状況だったということを。


上条「はぁ…」

518 = 1 :



人を助けるということは、ほんとうに難しい。

矮小な上条は人を助けるために、危険を殺す。それが一番手っ取り早く、というか彼にはそれしか出来ない。

相変わらずベランダにぶら下がったままの少女は、上目遣いで少年を見上げている。

人助けなんて似合わない考えは、噛み殺す。上条はあくまで、さっさとこの布団シスターと後腐れなく縁を切るために―――。



追手とやらをぶっ殺してやることにした。



上条「中にいるおねーちゃんが、ファミレスでご飯をおごってくれるってよ」


中にいる少女と、外にいる少女。

悲哀と歓喜の叫びがシンクロした。



519 = 1 :

と、ここまでしかないんですけどね。

魔術と絡めない方が…うん。たしかにその通りだと思いますが、
とりあえずインさんの事件はやりたいと思ってます。その後どうするかはまだ…。

また次回~。

520 :

どっちにもかかわって欲しい

521 :

乙です
感想は気にせず1が思うまま書いて下さいな

522 :

乙!
どちらにせよ魔術師達と関わる関わらないの意思表示は、なるべく早い段階に決めた方が良いと思いますよ。
中途半端が荒らされる原因になるし。

523 :

ステイル……安らかに眠れ……

524 :





二時間も立たない間に、上条さんご一行は再び学生寮へと帰ってきていた。これまで特に目立ったトラブルは起きていない。

それにしてもファミレスにおいてのシスターさんの食いっぷりは半端なものではなく、フレンダの顔は終始ひきつっていた。

夏休み初日のファミレスは、まだ午前中でもあるのにかかわらず人でごった返していた。

やはり学生たちの認識で言うと、ファミレスとはただ食事をするだけの場所ではないようだ。

とりあえず集まって、みんなで駄弁る場所。だいたいそんな感じだと思う。でなければ何時間も居座ったりしない。

ただ目の前のシスターさんだけは、食事だけで何時間でも居座れるかもしれない…。上条にはそう思えた。

そろそろ、人の多かったファミレスでは聞けなかったことを切り出すときだ。上条は少しだけ眉間に皺を寄せ、


上条「で、お前は一体どこの誰で、何から追われてきたんだ?」


少年の言葉に驚いたのは、布団シスターだけだった。少年の隣で答えを待つフレンダも事情は察していたのだろう。

525 = 1 :



禁書「うん、そうだね。私はね、インデックスっていうんだよ。魔法名ならDedicatus545だね」

禁書「魔術結社に追われてきたの…」


深刻そうに語る少女を前に、全くそんな雰囲気を見せない二人の男女が顔を見合わせた。


上条「お前…今ちゃんと聞き取れた?」

フレンダ「聞き間違いだったかな?」


二人の話し声を聞き、インデックスと名乗った少女は、む、と不満そうに唸る。まるでまともに取り合ってくれない大人に拗ねる子供のような態度で。


禁書「日本語が悪かったのかな?マジックキャバルだよ!」


今度こそ、と鼻息を荒くするインデックスに、上条はヒラヒラと手を振った。


上条「魔術結社ぁ?ああ、わかりましたよ。お前はアレですか、電波ですかぁ?」

上条「ちょっと前までのシリアスムード返しやがれ、この妄想女!」

526 = 1 :



と、言ってみたもの。確かに煮え切らない部分はあった。

『魔術』。決して信じたわけじゃない、と上条は自分の中で確認する。でも、はたしてないと言い切れるか?

この街では、さもそれが常識であるかのように、中学生が雷を落とす。瞬間移動する。コンビニを空き缶でふっとばす。

はたしてこれを知らない者が、いきなりこんなことがありますと言われてどんな反応をするだろうか。まず、信じない。それが普通だ。

でも、たしかに超能力というものはあって。いまでも、この街の何処かで行使されている。

例えば。この街の外で、そんな異能の力があるとして―――それを、魔術と呼んでいたら?


上条は、改めて目の前に座る銀髪シスターを見る。


禁書「むぅ~。やっぱりバカにしてるね!魔術はあるもん!」


彼女ははっきりそう言っている。別に完璧に信じたわけじゃない、上条は再び確認を取り、次に自分の右手を見た。

『幻想殺し』。若く、年老いた、そのどれにも取れるような不思議な声は、たしかこの手をそう呼んでいたっけ、と思い出す。

システムスキャンでは無能力。数値から見れば存在しないその能力も、確かに存在する。つまりこの右手は超能力以外の力ということになる。

527 = 1 :



禁書「魔術はあるもん!じゃあ、証明してあげる!」



少女は一方的に告げると、キッチンへと走っていった。ガチャガチャと何かを取り出した彼女は、すぐさま二人の前に戻ってくる。

その手に、刃渡り15cmの上条愛用の包丁を握って。


上条「おいおい…短気にもホドがあるだろ。近ごろの若モンは」

フレンダ「…嘆かわしいね」


禁書「ちーがあああああああう!」


叫び、少女は刃の先を自らの胸へと向けた。突き立てれば致命傷は免れない左胸。

これで、なんとなく少女が何をしたいかは見当がついた。でも、それに一体何の関係が――


抱いた疑問に答えるように、少女は興奮気味に、

528 = 1 :



禁書「これっ!この服っ!これはねっ!『歩く教会』っていって最上級の結界なんだから!」

禁書「包丁程度じゃ傷ひとつつかないんだよ!」


魔術の存在はさておき、上条はこの少女が魔術師だと信じたわけではない。


上条「馬鹿かテメェ!オマエの言っていることが妄想だったら病院に運ぶの俺なんですけど!そこんとこわかってくれてますか?」


依然魔術の存在を信じないように言う上条に、インデックスは頬を膨らませる。じゃあどうしたら信用してくれるのさ、とでも言うように。


上条「オマエが魔術師だってんなら、魔術の一つでも見せてみろってんだよ」


禁書「私には魔力がないから、それは無理かも」


フレンダ「はぁ!?なにそれぇ!カメラがあるから気が散って超能力は見せられませんってどっかの魔法使い(インチキ)も言ってたんだ・け・ど!」


禁書「……魔術はあるもんっ」

529 = 1 :



どうやらこの少女はなんとしてもその存在を認めてもらいたいらしい。なんとなく、上条にはわかる気がした。

たとえば自分だけが知っていることを、知らない他人に教えて、信じてもらえなかったとき。子供なら間違いなく癇癪を起こすだろう。

大人になった今だからこそ、別にどうでもいいで済ませることができるが、銀髪シスターはおそらくまだ子供だ。


(なら、手っ取り早い方法があるじゃねぇか)


上条「俺の右手には、それが異能の力ならどんなものでも打ち消せる幻想殺しがある」


禁書「いまじんぶれいかー?」


上条「もしオマエの言う歩く教会?が本当だってんなら、俺の右手が触れた途端になにか反応があるはずだ」


禁書「いいよ?君の力がほんとうな・ら・ね・っ!」

530 = 1 :


挑発的に胸を張り、余裕の声で言う少女に、少年は意地悪そうな笑みを浮かべ、


上条「テメェが大嘘つきだって証明してやるぜコラァァ!」


右手で、彼女の服に触れた。



例えば。例えばいまここで少女が全裸になったとして。少年に罪はあるだろうか?

別に彼は本気で服をひんむこうとしたわけではないのだ。思春期の盛り、15歳の少年にも、そこまでの溢れんばかりの欲望はない。と信じたい。

魔術なんて言葉鵜呑みにしたわけじゃなかったから。法廷に立たされたらそう弁明しよう、上条は一瞬で決めた。


男子高校生の手狭な学生寮に、裸の女の子が降臨しなすってから、はや―――。

一瞬、いや三瞬ばかり遅れて、銀髪シスターは自らの現状に気がついた。

歩く教会は頭にかぶったソレを除けば、散り散りの布きれとなって床に散乱していた。

少女はない胸を懸命に張り、両の手を腰に当てた姿勢で立っていた。

彼女の目の前に、顔色一つ変えない上条当麻。斜め前で大口を開ける、フレンダ=セイヴェルン。


禁書「あ…あわ…あわわわわ///」


上条は、悪かったと呟くと、何事もなかったかのようにお茶をすすりはじめた。


531 :

どこまでやるか分からないけど、インに関わったら必然的に魔術サイドに首を突っ込むことになるからな
まあ既に闇条()だから関係ないかもしれないが

532 = 1 :

魔術とは大なり小なり関わるでしょう。基本再構成+αなので。

オリキャラ(名無し、能力名のみ)やオリジナルの事件は今後出てくるので、前もってご了承ください。

533 :

恥ずかしいssだな、これ
>>1の滲み出る厨二臭さが気持ち悪い

534 :

このssかなり面白くて好き

535 :

ぬう、魔術サイドと関わるか……
関わるにしてもあくまで暗部メインは維持してほしいな、学園都市に攻め入ってくる魔術師を暗部として迎撃するとかさ
オリキャラはよほどぶっ飛んだ奴じゃなきゃべつにどっちでもいいや

536 :

自由に書かせてやれよ
そんなに自分の考えてるように進んで欲しいなら自分で書けば?

537 :

上から目線のお客様()増えたよね

538 :

上条記憶失わないでー

539 = 520 :

ぬう、じゃねーよwwwwwwww

540 :

やはり魔術サイドとかかわるのか…
ステイルさん血だるま不可避

541 :

気に入らない書き込みがあったとしてもお互い煽っちゃダメだよ

542 :

闇条っていうより、単に情報に通じてるだけ
目新しさも面白い要素も特に見当たらない

543 :

気に入らなきゃ見んな、コメントすんな
かーちゃんのおっぱいでも吸って寝ろガキ

544 :

嫌なら読まなくて良いんじゃよ?

自分に合うSSを探して読んだ方が良い……まあ、わかっててやってるんだろうけど。

>>1は最後まで書き切ってくれたら嬉しい。

545 :

ねーちんはまだ良いとしてもステイルさんがヤバい

547 :

ぬう、乙であるか…

548 = 522 :

ぬの乙

549 :

しえん

550 :

闇条じゃないとかいつまで言う気?揚げ足取りしかできんのかww
こんだけ評価されてれば嫉妬する気もわかるけど

一乙


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