私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「牌のおねえさんフォーエバー」
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あわいい乙
菫先輩のあるある知識は身にしみるな
幸せにしてさしあげろ
菫先輩のあるある知識は身にしみるな
幸せにしてさしあげろ
次は咲ちゃんとか咏さんとか戒能さんとかの小ネタをいくらかやった後で照ルートって感じですかね
えりちゃんの話もあまり長くならなさそうなので、照ルートの前にパパっとやっちゃうかもしれない
色々と考えてはいますが、モチベーションとかリアルの予定の都合でちょっと順番が前後するかもしれません
えりちゃんの話もあまり長くならなさそうなので、照ルートの前にパパっとやっちゃうかもしれない
色々と考えてはいますが、モチベーションとかリアルの予定の都合でちょっと順番が前後するかもしれません
【本編if 咲き遅れた人】
ただいまー、と。
一人暮らしなのだから誰も待ってはいないのに、つい声に出してしまう夜中の9時30分。
咲「ふぅ……」
ぽいっとカバンを放り投げ、ベッドに大の字で寝転がる。
服にシワがついちゃうけれど、今はそれ以上に一息つきたい気分だった。
咲「みんな、元気そうだったなぁ」
朝と昼間に仕事の打ち合わせ、夜には清澄高校の同窓会と慌しい一日。
体に疲れは残っているけれど、久しぶりに再開した友人たちの顔を思い浮かべると頬が緩む。
相変わらずみんな元気そうで、二次会への誘いもあったけど、明日にも仕事があるので断わった。
咲「京ちゃんも来れれば良かったのに」
仕事の都合がつかず、同窓会には出れなかった幼馴染。
牌のおにいさんと男子プロとしての仕事を掛け持っている彼はそれなりに多忙な日々を過ごしているみたいで。
コミュニケーション力もあって、麻雀部以外にも多くの友達がいたから、彼の欠席を残念に思う人も多かった。
咲「あの京ちゃんが……ねぇ」
くすっと笑いが零れてしまう。
まともな点数計算も危うかった彼が、今では男子トッププロ。
本当に、将来ってわからないなぁ。
仕事の都合がつかず、同窓会には出れなかった幼馴染。
牌のおにいさんと男子プロとしての仕事を掛け持っている彼はそれなりに多忙な日々を過ごしているみたいで。
コミュニケーション力もあって、麻雀部以外にも多くの友達がいたから、彼の欠席を残念に思う人も多かった。
咲「あの京ちゃんが……ねぇ」
くすっと笑いが零れてしまう。
まともな点数計算も危うかった彼が、今では男子トッププロ。
本当に、将来ってわからないなぁ。
『まさか、須賀くんがねぇ……あーあ、こんなことならキープしておけば良かったかも』
冗談交じりにそんなボヤきを零していた元部長。
彼女もあと数年すればアラサー女子の仲間入り。
それなのに「いい人」が全く見つからないみたいで、余裕っぽい態度をとってはいるけどちょっとずつ焦っているみたいです。
『確かになぁ。わしの眼鏡も曇ってたかもしれん』
そんな様子を見てカラカラ笑いながらお酒を煽る元先輩。
彼女も独り身のハズだけど、お仕事の方が充実しているのであまり気にしてはいないようです。
『よく出来た犬だけど、ご主人様の下に返ってこないようじゃダメダメだじぇ』
会えなくて寂しいと素直に言えない元同級生。
京ちゃんが東京の大学に通うことが決まったときに一番寂しがっていたのに。
本人は否定しているけど。
『大学に入ってから一気に上達しましたからね。本当に』
おっきな胸を揺らして遠い目をする元同級生で現チームメイト。
京ちゃんの学生時代、一時期ネットを通じて色々と指導を頼まれてたらしいです。
彼女も男の人の噂とか全然きかなくて、これといって気にしてはないみたいですが。
最近、彼女からのボディタッチが増えてきたような気がするので、どことなく寂しさはあるんじゃないかなと。
冗談交じりにそんなボヤきを零していた元部長。
彼女もあと数年すればアラサー女子の仲間入り。
それなのに「いい人」が全く見つからないみたいで、余裕っぽい態度をとってはいるけどちょっとずつ焦っているみたいです。
『確かになぁ。わしの眼鏡も曇ってたかもしれん』
そんな様子を見てカラカラ笑いながらお酒を煽る元先輩。
彼女も独り身のハズだけど、お仕事の方が充実しているのであまり気にしてはいないようです。
『よく出来た犬だけど、ご主人様の下に返ってこないようじゃダメダメだじぇ』
会えなくて寂しいと素直に言えない元同級生。
京ちゃんが東京の大学に通うことが決まったときに一番寂しがっていたのに。
本人は否定しているけど。
『大学に入ってから一気に上達しましたからね。本当に』
おっきな胸を揺らして遠い目をする元同級生で現チームメイト。
京ちゃんの学生時代、一時期ネットを通じて色々と指導を頼まれてたらしいです。
彼女も男の人の噂とか全然きかなくて、これといって気にしてはないみたいですが。
最近、彼女からのボディタッチが増えてきたような気がするので、どことなく寂しさはあるんじゃないかなと。
個人的に遊んだりだとか、お仕事で一緒になることはあっても、こうしてみんなが揃う機会は社会人になると中々に貴重で。
高校時代を思い出すことができた楽しい同窓会だった。
咲「……だけど、さぁ」
『女雀士は、強ければ強いほど、婚期を逃す』
まったくもって失礼極まりないことに、世間ではこんなジンクスが流行っている。
全国大会で優勝し、その後も何度か結果を残している清澄高校麻雀部員は今日の同窓会でそのことを話のネタにされることも多かった。
私だって小鍛治プロに負けることもあるし自惚れるつもりはないけれど。
それでも、大会で何度か結果を残しているから自分がトッププロの一人だっていう自覚はあるわけで。
世間では魔王だとか何だとか言われても、私だって女の子。
気にしないわけではないのです。うん。
高校時代を思い出すことができた楽しい同窓会だった。
咲「……だけど、さぁ」
『女雀士は、強ければ強いほど、婚期を逃す』
まったくもって失礼極まりないことに、世間ではこんなジンクスが流行っている。
全国大会で優勝し、その後も何度か結果を残している清澄高校麻雀部員は今日の同窓会でそのことを話のネタにされることも多かった。
私だって小鍛治プロに負けることもあるし自惚れるつもりはないけれど。
それでも、大会で何度か結果を残しているから自分がトッププロの一人だっていう自覚はあるわけで。
世間では魔王だとか何だとか言われても、私だって女の子。
気にしないわけではないのです。うん。
咲「京ちゃんがいてくれたら、あんなにネタにされることもなかったのになぁ」
高校の時は嫁さんだー、なんて冷やかしを受けていたし。
今日の場に京ちゃんがいてくれたら、『小鍛治健夜の跡を継ぐもの』だなんてジョークも否定してくれたハズだ。
咲「この前なんて、腕組んでデートしちゃったし♪」
今までダラダラと友達以上恋人未満な関係を続けてきたけど。
なんだかんだ言って結婚するなら京ちゃんとだろうなー、なんて漠然と思ってはいる。
咲「早く切り出してくれないかなぁ、京ちゃん」
年とっちゃったらドレス着るのもキツくなっちゃうし……。
20代なのにアラフォー扱いされるようなネタの対象にはなりたくない。
瑞原プロみたいに『うわキツ』とも呼ばれたくない。
高校の時は嫁さんだー、なんて冷やかしを受けていたし。
今日の場に京ちゃんがいてくれたら、『小鍛治健夜の跡を継ぐもの』だなんてジョークも否定してくれたハズだ。
咲「この前なんて、腕組んでデートしちゃったし♪」
今までダラダラと友達以上恋人未満な関係を続けてきたけど。
なんだかんだ言って結婚するなら京ちゃんとだろうなー、なんて漠然と思ってはいる。
咲「早く切り出してくれないかなぁ、京ちゃん」
年とっちゃったらドレス着るのもキツくなっちゃうし……。
20代なのにアラフォー扱いされるようなネタの対象にはなりたくない。
瑞原プロみたいに『うわキツ』とも呼ばれたくない。
咲「それとなーく、意識させてみようかなぁ。カバンにゼクシィ忍ばせてみるとか」
そんなことを考えながら、スマホを操作して、Twitterのページを開く。
特に誰かと連絡をとりたいとかそういうわけじゃないけど、何となくの生活習慣。
スマホの使い方もTwitterの登録の仕方も京ちゃんに教えてもらったもので、一番最初に登録した連絡先も京ちゃんのもの。
初めはバカにされてたけど、今ではリツイートだってお茶の子さいさいなのです。
咲「ふんふーん……ん?」
鼻歌を口ずさみながらタイムラインの流れを見ていると、ふと、ある画像が目に止まった。
そんなことを考えながら、スマホを操作して、Twitterのページを開く。
特に誰かと連絡をとりたいとかそういうわけじゃないけど、何となくの生活習慣。
スマホの使い方もTwitterの登録の仕方も京ちゃんに教えてもらったもので、一番最初に登録した連絡先も京ちゃんのもの。
初めはバカにされてたけど、今ではリツイートだってお茶の子さいさいなのです。
咲「ふんふーん……ん?」
鼻歌を口ずさみながらタイムラインの流れを見ていると、ふと、ある画像が目に止まった。
咲「…………」
それは、フォロワーさんの一人がアップしていた画像。
旅行なう。とある温泉宿の入り口を撮ったもの。
それだけなら何も問題は無かった、けど。
咲「……コレ。京ちゃんと、瑞原プロだよね?」
そこにちらっと見切れている男女二人組み。
瑞原プロは帽子と眼鏡で変装っぽい格好してるけど、この背丈であんな無駄におっきな胸をした女の人はそういないし。
もう一人は金髪がちょっとだけ写り込んでいる程度だけど、この微妙な写真写りの悪さは高校時代の彼を思い出させる。
咲「……」
瑞原プロに気付ける人はいても、京ちゃんに気付ける人はそういないと思う。
多分、高校時代に京ちゃんとよく接していた人じゃなきゃ、これは見逃してしまう。
それは、フォロワーさんの一人がアップしていた画像。
旅行なう。とある温泉宿の入り口を撮ったもの。
それだけなら何も問題は無かった、けど。
咲「……コレ。京ちゃんと、瑞原プロだよね?」
そこにちらっと見切れている男女二人組み。
瑞原プロは帽子と眼鏡で変装っぽい格好してるけど、この背丈であんな無駄におっきな胸をした女の人はそういないし。
もう一人は金髪がちょっとだけ写り込んでいる程度だけど、この微妙な写真写りの悪さは高校時代の彼を思い出させる。
咲「……」
瑞原プロに気付ける人はいても、京ちゃんに気付ける人はそういないと思う。
多分、高校時代に京ちゃんとよく接していた人じゃなきゃ、これは見逃してしまう。
問題なのは。
どうしてこの二人組みが、誰にも知らせずに、温泉旅行に出かけたのか、ということ。
咲「体調不良って……言ってたよねぇ?」
このフォロワーさんの呟きの日付。京ちゃんが仕事を休んだ日。
お姉ちゃんからは風邪でお休みしたって聞いてたのに。
本当は、旅館で、お楽しみでしたね?
どうしてこの二人組みが、誰にも知らせずに、温泉旅行に出かけたのか、ということ。
咲「体調不良って……言ってたよねぇ?」
このフォロワーさんの呟きの日付。京ちゃんが仕事を休んだ日。
お姉ちゃんからは風邪でお休みしたって聞いてたのに。
本当は、旅館で、お楽しみでしたね?
ダメだよ京ちゃん、それに瑞原プロ。
折角のお仕事を、こんなのでサボっちゃうなんて。
咲「……ふ、ふふふ」
ねえ、京ちゃん。
麻雀って、楽しいよね――?
折角のお仕事を、こんなのでサボっちゃうなんて。
咲「……ふ、ふふふ」
ねえ、京ちゃん。
麻雀って、楽しいよね――?
まぁお姉ちゃんからいきなり京ちゃんと婚約したとか言われたんじゃなくて良かったね
その後日行われたタイトル戦での宮永プロは。
小鍛治健夜の全盛期を遥かに上回る活躍を見せ付けたそうな。
というわけで咲の小ネタでした。今回はここで中断します
次はプロ勢です
次はプロ勢です
どのルートでも陰で咲さん曇ってるってはっきりわかんだね
照ルートが楽しみですねぇ…
照ルートが楽しみですねぇ…
結婚まで意識してた相手が年増と泊りがけ温泉旅行だなんて…
普通は包丁持って殴り込みだろうに、麻雀で憂さ晴らし程度で止めておく咲さんは健気な乙女だと思いました(小並感)
普通は包丁持って殴り込みだろうに、麻雀で憂さ晴らし程度で止めておく咲さんは健気な乙女だと思いました(小並感)
これでレズに告白された日には血の雨が降るな
意識していた相手を逃した上、告白してきた相手が男ですらないとか完全に運命の嫌がらせレベル
意識していた相手を逃した上、告白してきた相手が男ですらないとか完全に運命の嫌がらせレベル
【本編過去 迫り来る怒涛の】
三尋木咏。
圧倒的な火力で弱小チームだった横浜ロードスターズを優勝に導き、日本先鋒としても大活躍中のプロ雀士。
麻雀界における異能者にも詳しく、世界でも有数の実力者なのだが――
咏「どーよきょーちゃん、この格好」
くるりと回って特注の着物を自慢する姿は童女にしか見えず、とても最前線で戦っている人には見えない。
咏「んー? きょーちゃーん?」
そして、問題なのは。
咏「きょーちゃーん? もしもーし?」
着物の丈が、とても短くて。
咏「おーい? きょーちゃーん?」
真っ白ですべすべなおみ足や、その先の絶対領域が見えてしまいそうになっているということだ。
咏「へいへい、きょーちゃんやい」
京太郎「ふぁっ!?」
咏さんの手に持っている扇子で叩かれ、ペシリと小気味の良い音が響く。
咏「どうしたのさ。寝不足?」
京太郎「いや、その」
――なんというか、イメクラみたいですね。その格好。
もちろん、そんな言葉が言えるハズもなく。
京太郎「すいません、ちょっと考え事を……よく、似合ってますね」
咏「だろー? いつも贔屓にしている店が特別にって作ってくれたんだけど、涼しくって中々具合が良いのさ」
京太郎「ハハ……」
いや明らかにセンスがズレているだろう、その職人。
ちょっと屈んだりしたら見えてしまいそうだ、色々と。
京太郎(一歩間違えたら痴女っつーか……大丈夫か、これ?)
そういや昔、インハイでやたらと危なっかしい格好をした巫女さんがいたような気がするけど。
間近で知人のこんな格好を見るのは衝撃的だった。
京太郎「ふぁっ!?」
咏さんの手に持っている扇子で叩かれ、ペシリと小気味の良い音が響く。
咏「どうしたのさ。寝不足?」
京太郎「いや、その」
――なんというか、イメクラみたいですね。その格好。
もちろん、そんな言葉が言えるハズもなく。
京太郎「すいません、ちょっと考え事を……よく、似合ってますね」
咏「だろー? いつも贔屓にしている店が特別にって作ってくれたんだけど、涼しくって中々具合が良いのさ」
京太郎「ハハ……」
いや明らかにセンスがズレているだろう、その職人。
ちょっと屈んだりしたら見えてしまいそうだ、色々と。
京太郎(一歩間違えたら痴女っつーか……大丈夫か、これ?)
そういや昔、インハイでやたらと危なっかしい格好をした巫女さんがいたような気がするけど。
間近で知人のこんな格好を見るのは衝撃的だった。
――龍門渕にいる知人の私服がほぼ全裸に近いモノだということを俺が知るのは、もう少し後のことである。
ついでに高校時代の友人の私服の露出度も中々にアレなものであることを知るのも、もう少し後のことである。
咏「っと」
一緒に歩いていると、咏さんが何かに躓いたように体勢を崩した。
京太郎「大丈夫ですか?……あ、下駄の鼻緒が」
咏「切れちゃったみたいなんだよぇ……ふむ」
京太郎「大丈夫ですか?」
つま先をぷらぷら振って下駄の状態を確認する咏さん。
足を挫いてはいないようで一安心。
咏「おんぶ」
京太郎「はい?」
咏「おんぶしてよ、きょーちゃん」
ついでに高校時代の友人の私服の露出度も中々にアレなものであることを知るのも、もう少し後のことである。
咏「っと」
一緒に歩いていると、咏さんが何かに躓いたように体勢を崩した。
京太郎「大丈夫ですか?……あ、下駄の鼻緒が」
咏「切れちゃったみたいなんだよぇ……ふむ」
京太郎「大丈夫ですか?」
つま先をぷらぷら振って下駄の状態を確認する咏さん。
足を挫いてはいないようで一安心。
咏「おんぶ」
京太郎「はい?」
咏「おんぶしてよ、きょーちゃん」
普段から着物姿で下駄も履き慣れている咏さんなら、鼻緒が切れた時くらいの対処法くらい知ってそうなものだが。
咏「はよはよー」
ペシペシと頬を扇子で叩かれ急かされる。
京太郎「いやでも」
その格好で、おんぶは。問題があるのではないでしょうか。
咏「いいから早く。日が暮れちゃうよ」
京太郎「……はぁ」
……とは言え、下駄の鼻緒の結び方なんて俺は知らんし。
この人も一度思いついたらしつこいし、こうなってしまうとおんぶをする以外の選択肢はないんだろうなぁ。
京太郎「よっと。大丈夫ですか?」
咏「おお、軽々と。さっすが男子」
京太郎「そりゃ咏さん軽いですし」
咏「この前えりちゃんに乗っかった時はすぐ潰れちゃったよ」
京太郎「何やってるんですかアンタは」
咏「はよはよー」
ペシペシと頬を扇子で叩かれ急かされる。
京太郎「いやでも」
その格好で、おんぶは。問題があるのではないでしょうか。
咏「いいから早く。日が暮れちゃうよ」
京太郎「……はぁ」
……とは言え、下駄の鼻緒の結び方なんて俺は知らんし。
この人も一度思いついたらしつこいし、こうなってしまうとおんぶをする以外の選択肢はないんだろうなぁ。
京太郎「よっと。大丈夫ですか?」
咏「おお、軽々と。さっすが男子」
京太郎「そりゃ咏さん軽いですし」
咏「この前えりちゃんに乗っかった時はすぐ潰れちゃったよ」
京太郎「何やってるんですかアンタは」
咏「うむ。くるしゅうない」
京太郎「そりゃどうも」
咏「どれ」ペロッ
京太郎「ひゃっ!?」ゾゾッ
咏「おー、女子のような反応。初心だねぇ」
京太郎「なんすかいきなり!?」
咏「味も見ておこうと思って」
京太郎「なんでまた……」
咏「そりゃー、ねぇ?」
京太郎「マジわっかんねーよこの人……」
京太郎「そりゃどうも」
咏「どれ」ペロッ
京太郎「ひゃっ!?」ゾゾッ
咏「おー、女子のような反応。初心だねぇ」
京太郎「なんすかいきなり!?」
咏「味も見ておこうと思って」
京太郎「なんでまた……」
咏「そりゃー、ねぇ?」
京太郎「マジわっかんねーよこの人……」
咏「はむっ」
京太郎「ひぃっ」
咏「かりっ」
京太郎「ひゃんっ」
京太郎「い、いい加減に……」
咏「ちゅうっ」
京太郎「はうっ」
京太郎「とにかく。次やったら落としますからね、問答無用で」
咏「ちぇー」
京太郎「まったく……」
京太郎「ひぃっ」
咏「かりっ」
京太郎「ひゃんっ」
京太郎「い、いい加減に……」
咏「ちゅうっ」
京太郎「はうっ」
京太郎「とにかく。次やったら落としますからね、問答無用で」
咏「ちぇー」
京太郎「まったく……」
渋々と、咏さんが大人しくなった。
見た目的にはちっちゃな子にじゃれ付かれているだけだが、これで三十路超えているのだから信じられない。
……そして。
京太郎(こ、この手触りは……)ゴクリッ
さっきまでは意識していなかったというか、意識する前に外されていたのだが。
おんぶをしているということは、すべっすべな太ももの感触がダイレクトに手の平に伝わるわけで。
そして、思いっきり足を広げているから、後ろからは色々とモロ見えなわけで。
しかもこの人、背中から伝わる感触的に着物の下は何も着ていないぞ……っ!
見た目的にはちっちゃな子にじゃれ付かれているだけだが、これで三十路超えているのだから信じられない。
……そして。
京太郎(こ、この手触りは……)ゴクリッ
さっきまでは意識していなかったというか、意識する前に外されていたのだが。
おんぶをしているということは、すべっすべな太ももの感触がダイレクトに手の平に伝わるわけで。
そして、思いっきり足を広げているから、後ろからは色々とモロ見えなわけで。
しかもこの人、背中から伝わる感触的に着物の下は何も着ていないぞ……っ!
咏「~♪」
それを知ってかしらずか、咏さんはやたらご機嫌な様子。
京太郎「あ、あの」
咏「んー?」
京太郎「やっぱり降ろした方が」
咏「何でさ」
京太郎「いや、その、ですね」
咏「んー? あー、なるほどなるほど……きょーちゃんもスケベだねぇ。満更でもないクセに」
京太郎「うぐぐ…」
咏「ふふん。乗り心地いいんだもん、きょーちゃんタクシー。お互いウィンウィンだし降りる気にはならないよ」
京太郎「タクシーって」
咏「いいからいいから。このまま雀荘まで行ってさ、見せ付けてやろうぜぃ。アラフォーどもに」
京太郎「後が怖いなぁ……」
それを知ってかしらずか、咏さんはやたらご機嫌な様子。
京太郎「あ、あの」
咏「んー?」
京太郎「やっぱり降ろした方が」
咏「何でさ」
京太郎「いや、その、ですね」
咏「んー? あー、なるほどなるほど……きょーちゃんもスケベだねぇ。満更でもないクセに」
京太郎「うぐぐ…」
咏「ふふん。乗り心地いいんだもん、きょーちゃんタクシー。お互いウィンウィンだし降りる気にはならないよ」
京太郎「タクシーって」
咏「いいからいいから。このまま雀荘まで行ってさ、見せ付けてやろうぜぃ。アラフォーどもに」
京太郎「後が怖いなぁ……」
そして、案の定。
雀荘で待っていたはやりさんたちには思いっきり詰め寄られ。
しかもこれを色んな人に見られていたせいで、『須賀プロはロリコン』だなんて噂になり。
俺の年上好き発言が全国放送でカミングアウトされてしまうわけだが、それはまた別の話である。
はやり「あ、今お腹蹴った♪」
京太郎「マジで? 触ってもいい?」
はやり「うんっ ハーイ、パパに元気なのを聞かせてあげてね☆」
京太郎「お、おおお……。すっげぇ感動した」
はやり「いい子に育ちますように☆」
でもそのことがきっかけの一つになって、嫁さんが出来たのだから。
人生って、本当にわっかんねーと思う。
雀荘で待っていたはやりさんたちには思いっきり詰め寄られ。
しかもこれを色んな人に見られていたせいで、『須賀プロはロリコン』だなんて噂になり。
俺の年上好き発言が全国放送でカミングアウトされてしまうわけだが、それはまた別の話である。
はやり「あ、今お腹蹴った♪」
京太郎「マジで? 触ってもいい?」
はやり「うんっ ハーイ、パパに元気なのを聞かせてあげてね☆」
京太郎「お、おおお……。すっげぇ感動した」
はやり「いい子に育ちますように☆」
でもそのことがきっかけの一つになって、嫁さんが出来たのだから。
人生って、本当にわっかんねーと思う。
咏さんとの過去話でした。今回はここで中断します
>>49にある本編過去話という形で書いたのでこんな終わり方になりましたがifエンドも希望があれば
戒能さんは本編過去話か、それともifエンドかどっちがいいですかね
この後は何事も無ければ戒能さんの小ネタ後、アナウンサー勢のifエンドやってから照ルートで締めて終わりって感じになりそうです
>>49にある本編過去話という形で書いたのでこんな終わり方になりましたがifエンドも希望があれば
戒能さんは本編過去話か、それともifエンドかどっちがいいですかね
この後は何事も無ければ戒能さんの小ネタ後、アナウンサー勢のifエンドやってから照ルートで締めて終わりって感じになりそうです
あと戒能さんハッピバースディ
誕生日だったけど間に合わなかったよ
許してください、何でもしますから!
誕生日だったけど間に合わなかったよ
許してください、何でもしますから!
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