私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
元スレ久「須賀君、悩みとかない?」 京太郎「はい?」
SS+ スレッド一覧へ / SS+ とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★★★
レスフィルター : (試験中)
【安価】南浦数江の悩み
↓1
※極端なエロ、グロ。著しく道徳に反する悩み
要するに流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価
↓1
※極端なエロ、グロ。著しく道徳に反する悩み
要するに流石にこれは洒落にならないと判断したものは再安価
っていうか魔法……少女……?
コンマ判定:どのタイプの魔法少女なんですかね
1~33 SG的な何か
34~66 魔砲的な何か
67~00 プリキュア的な何か
↓1
コンマ判定:どのタイプの魔法少女なんですかね
1~33 SG的な何か
34~66 魔砲的な何か
67~00 プリキュア的な何か
↓1
「ほっ、ほっ、ほっ、ほっ」
そろそろ日の出となるような時刻、断続的な呼気を吐く音が響く。
須賀京太郎の朝は早い、日課としているトレーニングをこなす為だ。
腕立て伏せ100回、上体起こし100回、スクワット100回。
そして――今まさに行っている――ランニングを10km。
これらを毎日……やる。
クールダウンのストレッチも忘れずに。
もちろん一日三食はきちんと摂る。朝食はバナナとアミノ酸飲料でも良い。
発端は、以前部活動で皆の荷物――結構な量であった――を持った際に
平静を装ってみたものの、内心で体力不足を痛感した為である。
……実際は足が生まれたての小鹿のように震えていたので、誤魔化せていなかったかもしれない。
同じような事があれば、格好が付かない。
自分で変われるというのが、人間の強さだ。
意地があるんだよ、男の子にはな!
なんていう事を思ったりして……
結果、そうだ、筋トレ、しよう。となり、自分へ一般的な筋力鍛錬のメニューを課した次第である。
そういえば、この事が咲にバレた際に
『一撃必殺するヒーローでも目指してるの?』
『もし京ちゃんがハゲても、私は見捨てないから安心して』
『……でも服装はちゃんと考えてね、ダサいのは嫌だよ』
との言葉を頂いた。
一体どういう意味だろう……
というか、ハゲる予定など両親の遺伝的には無いはずだ。失敬な。
たまに思うが、あいつは俺のことをどういう目で見ているのか。
一度、本気で話し合う必要がある気がする。
一通りのメニューをこなし、家の玄関を開けるとカピーが出迎えてくれた。
ちょっと眠たげ瞳の大きな齧歯類、共に暮らしてきた、もはや友人であり家族と言える存在。
カピバラカワイイヤッター。
京太郎「カピーただいま」
カピー「朝から暑苦しいぞ、主人」
声をかけると嬉しいのか、キュルキュルと応えてくれる。ういやつめ。
カピーの頭を一撫でし、ぬるめのシャワーで汗を流そうと風呂場へ。
上着を脱いだ時、ふと鏡に写った自分の上半身が目に入る。
……うん、これは良い感じに引き締まってきてるのではないだろうか。
もし誰かに見られても恥ずかしくないな……特に見せる予定はないけど。
――いや、和とそういう関係になれば、そうとも言えない。
ゴッドモザイク無しの状況で、あれこれしちゃったりして――
……まあ、不毛な妄想はやめよう。
この前の胸に視線事件もあったことだし、なんか虚しくなってきた。
・
・
・
そうこうした後、朝食を済ませ一息ついた時、携帯の着信音が鳴った。
表示された名前は部長。
居留守でも使うか?と一瞬思ったが、素直にとる。
久『須賀君、やっはろー!』
京太郎「……おはようございます、部長」
無駄にハイテンション、何か良い事でもあったんだろうか。
先日、こちらの財布が被った損害は記憶に新しい。
それを思い出すと自然とこちらはローテンションになるというのに。
……役得と言えば役得だったけれども。
久『なんだかそっけないわね……』
久『美人の先輩のモーニングコールよ、嬉しくならない?』
京太郎「残念ながら、随分前に起きてました」
京太郎「……急にどうしたんですか? こんな朝から、今日は部活も休みですし」
久『今日から連休じゃない? 須賀君は暇してるかなーと』
京太郎「今日は特に用事がないので、暇と言えば暇ですね」
京太郎「家でごろごろしてようかな、なんて思ってましたけど……」
久『今日『は』って事は別の日はあるのかしら……』
確かに明日はあるにはある。
この前の喫茶店に行く約束を咲としたのだ。
そうだ、ついでにご機嫌取りをした後だし、家で麻雀でも教えてもらおう。
久『まあ、それより……駄目よ、須賀君。休みに、家で一人ごろごろしようなんて』
久『死んで腐った魚のような濁った目をするようになって、ボッチ街道へまっしぐらよ?』
久『もしくは金髪と目付きが仇になって、友達が出来なくなったり』
なんだろう、その無駄に誰かの心を抉りそうな例え方。
俺の青春は間違っているとは思っていないし、特に友達は少なくはない。
どうでもいいけど、ガハマさんはなんだか不憫可愛いと思う。
京太郎「で、その心は」
久『私と出掛けましょう』
京太郎「いきなりですね……まさかまた、俺を財布にするつもりなんじゃ」
久『もう、そこまで鬼じゃないわ……良ければ長野にまで足を伸ばさない?』
京太郎「はあ……分かりました、付き合います」
久『さっすが、須賀君、話がわかるー、9時に駅前で待ち合わせでいい?』
京太郎「了解しました」
というわけで、出掛けることになったのである、まる。
■□■
久「色々キンクリして着いたわ、長野駅」
京太郎「一体その間に何があったんですかね……?」
久「それは……電車の中で仲睦まじく恋人繋ぎで肩を寄せ合う二人とか」
京太郎「いや、そんなの無かったですよね」
久「私がポッキーを咥えて、須賀君に食べさせようとしてみたり」
京太郎「それはポッキーの日が近かったので、部長の誕生日で使おうとした没ネタです」
久「触れ合いそうな二人の口唇……そして高鳴る二人の鼓動」
久「須賀君は衝動を抑えられなくなり発作的に私を……」
久「……どう? 想像したら萌えた? ちょっと、やってみたくなった?」
京太郎「ノーコメントで」
京太郎「あとこのスレ的にはそういうのはありえない」
久「とりあえず、どうしましょうか」
京太郎「特に考えてなかったんですね」
京太郎「うーん……映画でも見ます?」
久「暗がりで襲うの?」
京太郎「今日のキャラ付けはその路線なんですか?」
京太郎「いや、まあ見たい映画があるんですよ」
久「あら、どんな映画?」
京太郎「恥ずかしながら、あるアニメの劇場版です」
京太郎「部長も見てましたよね、青い子のストラップ付けてましたし」
久「ああ、あれね」
京太郎「ちなみに俺は断然黄色い子派です」
久「これは胸部的な意味でのチョイスね、間違いないわ……」
京太郎「まあ、内容が完全新作なので是非見たいというか……」
久「よし、じゃあそうしましょう」
久「……その前にお昼前だし食事しない?」
京太郎「ですね、モスにでも行きましょうか」
久「色々キンクリして着いたわ、長野駅」
京太郎「一体その間に何があったんですかね……?」
久「それは……電車の中で仲睦まじく恋人繋ぎで肩を寄せ合う二人とか」
京太郎「いや、そんなの無かったですよね」
久「私がポッキーを咥えて、須賀君に食べさせようとしてみたり」
京太郎「それはポッキーの日が近かったので、部長の誕生日で使おうとした没ネタです」
久「触れ合いそうな二人の口唇……そして高鳴る二人の鼓動」
久「須賀君は衝動を抑えられなくなり発作的に私を……」
久「……どう? 想像したら萌えた? ちょっと、やってみたくなった?」
京太郎「ノーコメントで」
京太郎「あとこのスレ的にはそういうのはありえない」
久「とりあえず、どうしましょうか」
京太郎「特に考えてなかったんですね」
京太郎「うーん……映画でも見ます?」
久「暗がりで襲うの?」
京太郎「今日のキャラ付けはその路線なんですか?」
京太郎「いや、まあ見たい映画があるんですよ」
久「あら、どんな映画?」
京太郎「恥ずかしながら、あるアニメの劇場版です」
京太郎「部長も見てましたよね、青い子のストラップ付けてましたし」
久「ああ、あれね」
京太郎「ちなみに俺は断然黄色い子派です」
久「これは胸部的な意味でのチョイスね、間違いないわ……」
京太郎「まあ、内容が完全新作なので是非見たいというか……」
久「よし、じゃあそうしましょう」
久「……その前にお昼前だし食事しない?」
京太郎「ですね、モスにでも行きましょうか」
モス◯ーガー店内
久「こんなところで会うなんて奇遇ね」
数絵「本当ですね」
数絵「……お二人はもしかして……デート?」
久「そうなの、実は私達付き合ってて――」
京太郎「だから、なんでそういう嘘を言うんですかね……」
京太郎「南浦さん、信じちゃ駄目ですよ」
久「あら、おかえりなさい」
京太郎「さば味噌とオニポテ、アイスウーロンは南浦さんでしたよね」
数絵「ええ、わざわざありがとう」
京太郎「まあ、一緒に映画を見ようかなと」
久「そうそう、あの魔法少女もののやつ」
数絵「あ、私も実はそれを見に来たんですよ」
数絵「本当、奇遇ですね」
京太郎「食べたら一緒に行きます?」
数絵「……お邪魔では?」
久「女心のわからない須賀君に言っても無駄よ」
数絵「あ、そうなんですか?」
京太郎「なんだか酷い言われよう」
久「ああ、そうだ食べながらで良いんだけど……はいこれ」
京太郎「なんですか、そのチラシみたいなのは……いきなり取り出して」
数絵「なになに……『お悩み相談承ります』?」
久「久さんのお悩み相談室のチラシよ」
京太郎「なにその無駄に洗練された、無駄の無い、無駄な行為」
数絵「芸が細かいですね」
久「無駄とか言っちゃ駄目、宣伝は必要だわ」
京太郎「何で必要なのか意味がわからないです」
京太郎「商売にでもするつもりなんですか……」
数絵「あ、清澄高校奉仕部と書いてある」
京太郎「ちょっと待った、そんな部は無いはずなんですが、それは」
久「私が申請しておいたわよ」
久「部長は私で副部長は須賀君、ちなみに部員随時募集中!」
京太郎「えっ、俺含まれてる?」
久「当たり前じゃない、私と貴方の仲でしょ?」
数絵「須賀君も大変ね……」
久「前振りが長くなちゃったけど……」
久「南浦さん、悩みはない?」
京太郎「無いなら無いとはっきり言ってやって下さい、相手にすると調子に乗るので」
久「須賀君が冷たい……」
久「キスやらなんやら済ませた仲なのに……」
久「釣った魚には餌をあげないタイプなのね、酷い……」
数絵「ええっ!」
京太郎「だから嘘を言わないで下さい! 人聞きの悪い!」
久「間接的には嘘ではないわ」
数絵「……実は……その」
久「その反応はあるのね」
数絵「……笑いません?」
久「笑わないわよ」
久「あ、須賀君が邪魔なら席を外させるけれど」
数絵「大丈夫です……」
数「えっと…………になりたいんです」
京太郎「え? なんだって」
久「前にラノベ主人公を見習ってと言ったけど、ここで難聴を発揮しなくていいのよ?」
数絵「魔法少女になりたいんです!」
久「……」
京太郎「……」
数絵「……」
久「……ある意味、今までで一番飛び抜けた悩みね、びっくりしちゃった」
京太郎「かわいい悩みだと思います」
数絵「うう……言わなきゃ良かったわ……」
京太郎「でも、ちょっと分かりますよ、俺も小さい頃は戦隊物に憧れたりしましたし」
久「どうしようかしら……」
久「須賀君、貴方の方がこういうのに得意なんじゃない?」
数絵「そうなの?」
京太郎「……一応聞きますけど、どういう意味ですか?」
よし、ここにSSS(シャープシュータースミレ)さんをお呼びしてこよう(錯乱)
久「だって……」
久「魔法少女っていえば女の子とはいえ、いわゆるヒーロー物の枠でしょ?」
京太郎「あっ、すっごい嫌な予感」
久「……貴方の場合、変身してみたり、破ァッ! とかしてみたり、面白いし大人気!」
京太郎「超えちゃいけないラインを考えろよ」
久「中の人的に言えば、南浦さんは既に魔法少女なんだけどね」
久「大いなる希望の力! とか、夢見る乙女の底力、受けてみなさい! とか」
数絵「……言ってる事の意味が良く分からないです」
久「そういえば、変身といえばライダーよね」
久「魔法少女の一部ジャンルで考えれば、悲しみを背負うって意味では似たような物だし」
京太郎「ちょっと、ちょっと、ちょっと、この話続けるんですか!?」
久「あ、そういえば私は5― 京太郎「言わせねーよ」
久「須賀君はデ― 京太郎「だから言わせないって、しかも確定してない!」
京太郎「うーん、でもこの悩みなかなか難しいですね……」
数絵「現実離れしてるのは分かってるわ……」
京太郎「まあ、前に部長が言ってた通り、打ち明けるだけでも心が軽くなるかもしれないですし……」
久「須賀君、甘い」
久「こういうのは解決策を示してこそ一流よ」
京太郎「前は解決策を示さなかったような……」
京太郎「って、スマホをいじって何してるんですか?」
数絵「?」
久「ずばり解決策はこれよ!」
京太郎「これは……」
久「名付けて、魔法少女になりたいならコスプレすればいいじゃない作戦!」
数絵「コ、コスプレ……」
京太郎「その発想はなかった」
久「変身願望は、ある意味間違いなく満たせれるわ」
久「恥ずかしがっちゃ駄目よ、南浦さん」
久「この画像の人だって、ふりふりの服を着て、弓っぽい何かを持って決めポーズなんかしてるけど」
久「すっごい良い笑顔でしょ? きっと楽しいわ」
数絵「キュアバイオレットって書いてますね」
京太郎「……」
京太郎「……部長」
久「ん?」
京太郎「目線は入ってますけど……」
京太郎「この画像の人どこかで見たことあるような気がするのは、気のせいですかね?」
京太郎「どこだったかな……最近見たような」
久「あー、確かに……」
京太郎「……」
久「……」
数絵「……これ、もしかして白糸台の人じゃ……」
京太郎・久「あ」
ちなみに、あまり意味がある話ではないが――
後日、悩み相談を機にコスプレする事にはまってしまった南浦数絵と
弘世す……じゃなかった、キュアバイオレットが友人になったりならなかったり。
その結果、色々とあってキュアスッガが爆誕したりするらしいけれども、それはきっと語られることのない物語。
【Yes!お悩み相談5!編】 ――カンッ
そこは気付かない振りをしてやるのが情けってもんだろうよ……!
深夜テンションって怖い、いいんですかねこれ
安価【お悩み相談相手】
1 龍門渕編
2 東横桃子
3 宮永照
↓1
安価【お悩み相談相手】
1 龍門渕編
2 東横桃子
3 宮永照
↓1
透華の悩み:最近衣がぼんやりしてることが多い
ハギヨシの悩み:婚期を逃しそう
純ニキの悩み:男とよく間違えられ、ジャニ○ズにスカウトされた
ハギヨシさんが婚期……だ……と
【安価】ころたんのぼんやりしてる理由
↓1
ハギヨシの悩み:婚期を逃しそう
純ニキの悩み:男とよく間違えられ、ジャニ○ズにスカウトされた
ハギヨシさんが婚期……だ……と
【安価】ころたんのぼんやりしてる理由
↓1
前へ 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 次へ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS+ スレッド一覧へ
みんなの評価 : ★★★類似してるかもしれないスレッド
- 久「須賀君をメスにするわ」京太郎「は?」 (267) - [67%] - 2015/7/12 22:30 ★
- 久「須賀君、奈良まで遠征に行って来て頂戴」 京太郎「ええっ!?」 (723) - [49%] - 2012/6/2 1:15 ★★
- 上条「そろそろ怒っていい?」 イン「ん?」 (465) - [45%] - 2011/5/30 6:31 ★★★
- 大井「少し離れてくださいな」 北上「え、なに?」 (284) - [44%] - 2016/3/22 1:15 ☆
- 久「私は団体戦に出たいのよ!!」京太郎「俺には関係ない」 (476) - [43%] - 2013/3/1 12:15 ☆
- 咲「京ちゃん、何やってるの?」京太郎「脱衣麻雀」 (114) - [43%] - 2014/11/15 18:00 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について