私的良スレ書庫
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元スレ金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」
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「もちろん次スレはあるんだよな、そうなんだよな?」って念押しのつもりだった、厚かましい限りだね申し訳ない
元来1スレの予定ってのもあったし
ヲ級ちゃんは水たまりに足突っ込みに行くようなそういう子なんだよ、あぁ可愛いな
……ん?なんでこんなところにロープが
元来1スレの予定ってのもあったし
ヲ級ちゃんは水たまりに足突っ込みに行くようなそういう子なんだよ、あぁ可愛いな
……ん?なんでこんなところにロープが
あ……ありのまま今起こった事を話すぜ!
『私は書き溜めながらSSを投下していたと思ったら、夜を迎えていた』
な……何を言っているのか分からねーと思うが、私もどうしてこうなったのか分からなかった。
頭がどうにかなりそうだった……。催眠術だとか超スピードだとか
そんな大層なもんじゃあ断じてねえ。
もっと情けないものの片鱗を味わったぜ……。
寝落ちしてごめんよ……。
『私は書き溜めながらSSを投下していたと思ったら、夜を迎えていた』
な……何を言っているのか分からねーと思うが、私もどうしてこうなったのか分からなかった。
頭がどうにかなりそうだった……。催眠術だとか超スピードだとか
そんな大層なもんじゃあ断じてねえ。
もっと情けないものの片鱗を味わったぜ……。
寝落ちしてごめんよ……。
金剛「そんな一方的な……。それは受け入れられたのですか?」
提督「受け入れた……が、『受け入れた』と返す事は叶ったかどうかは不明だそうだ」
瑞鶴「どうして?」
提督「文字通り、命を賭けてその言葉だけ伝えられた。そして、こちらも返事を送ったが、その船は帰ってきていない。故に不明だ」
瑞鶴「飛行機は無理だったの?」
戦姫「そんな物が飛んでいたら高角砲や戦闘機など駆使して落とすぞ」
瑞鶴「ああ……なるほどね……」
提督「よって、今は深海棲艦を共通の敵として戦っている。国民に過度な心配を与えぬよう報道規制と情報を隠しておいて」
提督「──と、もっともらしい理由を並べた資料などを送ってきていたよ」
金剛「え?」
瑞鶴「えっと……どういう事?」
戦姫「……む?」
提督「私は最初からこんな物を信用していない。伝えず、隠し、偽っている事があるはずだ。それがどれなのかは分からないが、私はこの文書を信用したという事にして奴らを出し抜く準備をする」
提督「……ついでに、戦姫とヲ級に対して実験をしろという指示も来ている」
ヲ級「?」コテン
提督「受け入れた……が、『受け入れた』と返す事は叶ったかどうかは不明だそうだ」
瑞鶴「どうして?」
提督「文字通り、命を賭けてその言葉だけ伝えられた。そして、こちらも返事を送ったが、その船は帰ってきていない。故に不明だ」
瑞鶴「飛行機は無理だったの?」
戦姫「そんな物が飛んでいたら高角砲や戦闘機など駆使して落とすぞ」
瑞鶴「ああ……なるほどね……」
提督「よって、今は深海棲艦を共通の敵として戦っている。国民に過度な心配を与えぬよう報道規制と情報を隠しておいて」
提督「──と、もっともらしい理由を並べた資料などを送ってきていたよ」
金剛「え?」
瑞鶴「えっと……どういう事?」
戦姫「……む?」
提督「私は最初からこんな物を信用していない。伝えず、隠し、偽っている事があるはずだ。それがどれなのかは分からないが、私はこの文書を信用したという事にして奴らを出し抜く準備をする」
提督「……ついでに、戦姫とヲ級に対して実験をしろという指示も来ている」
ヲ級「?」コテン
瑞鶴「それって……私の時と同じの?」
提督「そうだ」
戦姫「い、痛い実験は止めてくださいよ?」ビクビク
提督「せんよ。瑞鶴の時と同じく、薬剤系や個人的にダメだと思ったものは論外とする。襲われそうになったとでもでっち上げれば奴らも納得せざるを得ないだろう」
金剛「……大丈夫なんでしょうかね」
提督「なんとかするしかない」
瑞鶴「そういえば提督さん。私が最後まで渋ってたアレ……なんて報告したの?」
金剛・戦姫(『アレ』?)
提督「『私達の距離が短くなっただけで他は何も変わらず』と書いておいた」
金剛(ああ……えっちの事ですかね)
瑞鶴「……私はそれだけじゃないんだけどなぁ」
提督「下手な事を書いて刺激する方が厄介だと判断した。他の艦娘と比べて、戦闘能力が高いだけという結論を出したよ」
金剛「それが無難ですものねー」
戦姫(何の話なのか分からない……)クスン
ヲ級「…………」ナデナデ
戦姫(翔鶴……お前は優しい奴だ!!)ギュー
ヲ級「♪」
提督「そうだ」
戦姫「い、痛い実験は止めてくださいよ?」ビクビク
提督「せんよ。瑞鶴の時と同じく、薬剤系や個人的にダメだと思ったものは論外とする。襲われそうになったとでもでっち上げれば奴らも納得せざるを得ないだろう」
金剛「……大丈夫なんでしょうかね」
提督「なんとかするしかない」
瑞鶴「そういえば提督さん。私が最後まで渋ってたアレ……なんて報告したの?」
金剛・戦姫(『アレ』?)
提督「『私達の距離が短くなっただけで他は何も変わらず』と書いておいた」
金剛(ああ……えっちの事ですかね)
瑞鶴「……私はそれだけじゃないんだけどなぁ」
提督「下手な事を書いて刺激する方が厄介だと判断した。他の艦娘と比べて、戦闘能力が高いだけという結論を出したよ」
金剛「それが無難ですものねー」
戦姫(何の話なのか分からない……)クスン
ヲ級「…………」ナデナデ
戦姫(翔鶴……お前は優しい奴だ!!)ギュー
ヲ級「♪」
提督「次に海軍の考えている計画についてだが」
瑞鶴「あれ、資料ってそれだけだったの?」
提督「頭に入れておいても仕方が無いものばかりだったから省かせてもらう。46センチ三連装砲だの最高軍事機密戦艦の情報だのと、意味を成さない物だ」
瑞鶴「今の資源じゃ、戦艦は運用できないもんねー……」
提督「そういう事だ。46センチ三連装砲なんかに到っては既に所持している」
提督「話を戻そう。計画についてだが、その戦争をしていた大国への安定した航路を得る為に、試行錯誤で手当たり次第に航路を開拓していく方式が挙げられている」
金剛「ええ……どういう事なのデスかそれ……」
提督「我が国は特殊な環境に置かれているようで、陸付近の深海棲艦が他と比べて弱いらしい。だが、我々海軍が現状把握している地域を除いて、深海棲艦の強さは非常に強いものだという。出会う敵が悉く黄のオーラを放っているようだ」
瑞鶴「……つまり、それって戦姫さんの艦隊と似たような敵がウヨウヨしてるって事?」
提督「そういう事だな」
金剛「そうそう勝てまセンね……」
戦姫(褒められてるのかな……。でも、二人は落ち込んだ顔をしてるし……なんだか素直に喜んじゃいけない気がする……)
瑞鶴「あれ、資料ってそれだけだったの?」
提督「頭に入れておいても仕方が無いものばかりだったから省かせてもらう。46センチ三連装砲だの最高軍事機密戦艦の情報だのと、意味を成さない物だ」
瑞鶴「今の資源じゃ、戦艦は運用できないもんねー……」
提督「そういう事だ。46センチ三連装砲なんかに到っては既に所持している」
提督「話を戻そう。計画についてだが、その戦争をしていた大国への安定した航路を得る為に、試行錯誤で手当たり次第に航路を開拓していく方式が挙げられている」
金剛「ええ……どういう事なのデスかそれ……」
提督「我が国は特殊な環境に置かれているようで、陸付近の深海棲艦が他と比べて弱いらしい。だが、我々海軍が現状把握している地域を除いて、深海棲艦の強さは非常に強いものだという。出会う敵が悉く黄のオーラを放っているようだ」
瑞鶴「……つまり、それって戦姫さんの艦隊と似たような敵がウヨウヨしてるって事?」
提督「そういう事だな」
金剛「そうそう勝てまセンね……」
戦姫(褒められてるのかな……。でも、二人は落ち込んだ顔をしてるし……なんだか素直に喜んじゃいけない気がする……)
提督「巨大な迷路に迷い込んだようなものだ。手当たり次第に出撃を繰り返すしかないだろう」
提督「そして……その大国だが、深海棲艦の大陸と呼ばれている国だ」
戦姫「深海棲艦の大陸? そんなものがあるのですか?」
提督「いや、実際には無い。そんな大陸があると嘘の情報を流しているようだ。深海棲艦が生み出され続けている新大陸という事にして、その大国のイメージを守っているとの事だ」
瑞鶴「でも……それでしたら尚更、報道規制をする理由が分からないわ。敵対していた国と協力を結んで現状の敵を倒そうって、凄く良いことじゃないの?」
金剛「聞こえは良いですケド、敵の国に殺された人がたくさん居マス。例えば、瑞鶴の親と姉妹全員を殺した敵が居て、共通の敵が出てキタから仲良くしろと言われて納得できマスか?」
瑞鶴「…………ちょっと嫌だなって思っちゃう」
提督「当事者でもなく、温厚な瑞鶴でもそれだ。実際に殺された人の家族が集まって暴動でも起こされたらそれこそ大変な事になる」
瑞鶴「なるほどねー……」
提督「この計画もどこまでが本当なのかは分からないが、とにかくその大国に辿り着くのを目的としているのは本当だろう」
提督「とにかく、色々と隠している事が多いと私は睨んでいる。それを暴き、真実をこの目にする。すまないが、協力してくれ」
提督「そして……その大国だが、深海棲艦の大陸と呼ばれている国だ」
戦姫「深海棲艦の大陸? そんなものがあるのですか?」
提督「いや、実際には無い。そんな大陸があると嘘の情報を流しているようだ。深海棲艦が生み出され続けている新大陸という事にして、その大国のイメージを守っているとの事だ」
瑞鶴「でも……それでしたら尚更、報道規制をする理由が分からないわ。敵対していた国と協力を結んで現状の敵を倒そうって、凄く良いことじゃないの?」
金剛「聞こえは良いですケド、敵の国に殺された人がたくさん居マス。例えば、瑞鶴の親と姉妹全員を殺した敵が居て、共通の敵が出てキタから仲良くしろと言われて納得できマスか?」
瑞鶴「…………ちょっと嫌だなって思っちゃう」
提督「当事者でもなく、温厚な瑞鶴でもそれだ。実際に殺された人の家族が集まって暴動でも起こされたらそれこそ大変な事になる」
瑞鶴「なるほどねー……」
提督「この計画もどこまでが本当なのかは分からないが、とにかくその大国に辿り着くのを目的としているのは本当だろう」
提督「とにかく、色々と隠している事が多いと私は睨んでいる。それを暴き、真実をこの目にする。すまないが、協力してくれ」
ちなみに言い忘れていましたが、スレが980くらいになったら次スレを立てて誘導し、1000になるまで書き込み続けます。
たぶんそれくらいで大丈夫だよね……。
たぶんそれくらいで大丈夫だよね……。
慢心良く無い(KONAMI
950で次スレ立てることをオススメしたいな
雑談で埋まってしまったとか他スレでは稀によくあるし。
ここの提督たちならそんなことしないとは思うけど……
950で次スレ立てることをオススメしたいな
雑談で埋まってしまったとか他スレでは稀によくあるし。
ここの提督たちならそんなことしないとは思うけど……
金剛「勿論ですよ!」
瑞鶴「私もよ。提督さんにならいくらでも協力するわ」
戦姫「私もです」
ヲ級「♪」ギュー
提督「ありがとう、四人共」
戦姫(あれ……何かを忘れているような……)
金剛「それにしても、なんだか不思議デスね」
提督「何がだ?」
金剛「だって、テートクにとって真実を目にする理由もメリットも無いじゃないデスか」
瑞鶴「そういえば……」
提督「…………そうだな。なぜだろうかな」
瑞鶴「知的欲求……とか?」
提督「恐らくそれが近いと思う。私もこんな気持ちは初めてだ」
提督「──なぜか、私は知らないといけない。そう思うんだ」
……………………
…………
……
瑞鶴「私もよ。提督さんにならいくらでも協力するわ」
戦姫「私もです」
ヲ級「♪」ギュー
提督「ありがとう、四人共」
戦姫(あれ……何かを忘れているような……)
金剛「それにしても、なんだか不思議デスね」
提督「何がだ?」
金剛「だって、テートクにとって真実を目にする理由もメリットも無いじゃないデスか」
瑞鶴「そういえば……」
提督「…………そうだな。なぜだろうかな」
瑞鶴「知的欲求……とか?」
提督「恐らくそれが近いと思う。私もこんな気持ちは初めてだ」
提督「──なぜか、私は知らないといけない。そう思うんだ」
……………………
…………
……
提督「──さて、建造と開発も終わらせた事だ。これ以上動いたら救護妖精の目がどんどん釣り上がるから休むとしよう」
金剛「では、私は秘書の仕事をしますネ」
瑞鶴「あ、私も手伝って良い?」
金剛「ハイ! ──っとと……テートク、良いデスよね?」
提督「ああ、構わない」
瑞鶴「やったっ!」
金剛「テートク、なるべく静かにしマスけど、少しの音は許してくだサイ」
提督「耳栓をするから安心しておくと良い」
金剛・瑞鶴「はーい」
提督(……本当に、どうしてここまでやってくれるのかね。一人の人間として大事にしているとはいえ、私はお前達を戦争の道具として使っている事には変わらないというのに……)
……………………
…………
……
金剛「では、私は秘書の仕事をしますネ」
瑞鶴「あ、私も手伝って良い?」
金剛「ハイ! ──っとと……テートク、良いデスよね?」
提督「ああ、構わない」
瑞鶴「やったっ!」
金剛「テートク、なるべく静かにしマスけど、少しの音は許してくだサイ」
提督「耳栓をするから安心しておくと良い」
金剛・瑞鶴「はーい」
提督(……本当に、どうしてここまでやってくれるのかね。一人の人間として大事にしているとはいえ、私はお前達を戦争の道具として使っている事には変わらないというのに……)
……………………
…………
……
瑞鶴「んー……っ! 三分の一が終わったー」
金剛「少しティータイムにしマスか? 甘いお茶請けがありますヨー?」
瑞鶴「あ、お願いしても良いかしら。……本当だったら作業の遅い私がやるべきなんだろうけど、私がお茶を淹れたらほとんど白湯になっちゃって……」
金剛「それでしたら一緒に淹れまショウ? 紅茶仲間が増えるのは私もハッピーデース!」
瑞鶴「え……良いの?」
金剛「もっちろんデス!」
瑞鶴「……ありがとう。すっごく嬉しいわ」
金剛「? そんなに深く感謝される程のモノではないですヨー?」
瑞鶴「ふふっ、良いの。私がそう思ったんだもの」
金剛「瑞鶴は不思議ネー。それでは、お茶を淹れまショウ!」
瑞鶴(不思議なのは金剛さんなんだけどね。私が恋敵だって微塵にも思ってないみたい。…………私が考えすぎなのかしら?)
……………………。
金剛「少しティータイムにしマスか? 甘いお茶請けがありますヨー?」
瑞鶴「あ、お願いしても良いかしら。……本当だったら作業の遅い私がやるべきなんだろうけど、私がお茶を淹れたらほとんど白湯になっちゃって……」
金剛「それでしたら一緒に淹れまショウ? 紅茶仲間が増えるのは私もハッピーデース!」
瑞鶴「え……良いの?」
金剛「もっちろんデス!」
瑞鶴「……ありがとう。すっごく嬉しいわ」
金剛「? そんなに深く感謝される程のモノではないですヨー?」
瑞鶴「ふふっ、良いの。私がそう思ったんだもの」
金剛「瑞鶴は不思議ネー。それでは、お茶を淹れまショウ!」
瑞鶴(不思議なのは金剛さんなんだけどね。私が恋敵だって微塵にも思ってないみたい。…………私が考えすぎなのかしら?)
……………………。
ご飯とちょっとの休憩を取ってきますね。
本当に身体は大事にしないと……。
本当に身体は大事にしないと……。
金剛「ん~♪ たまに砂糖菓子を食べるのもグッドデース! スコーンとはまた違った楽しみがありマース♪」カリカリ
瑞鶴「うん。さすが金剛さんね。私が一人で淹れたのとは全然違うわ」チビチビ
金剛「これも練習あるのみデース」
瑞鶴「ん、頑張るわね。……それより、提督さん大丈夫かしら」
金剛「こればっかりは私達ではやれる事が少ないデス……。でも、お互いにテートクを見ていて、無理をさせないようにしまショウ?」
瑞鶴「うん、勿論よ」
金剛「それに、瑞鶴ならテートクに選ばれても良いかなと思います」
瑞鶴「ッ!? な、なな何を言ってるの!?」
金剛「だって、瑞鶴はとっても健気じゃないですか」
瑞鶴「それ、金剛さんが言う?」
金剛「私なんて瑞鶴の半分すら満たしてませんよー」
瑞鶴「私はそうは見えないけどなぁ……」
金剛「そうなのですか? 私は提督の為に自分の身を引くなんて事、思い切ったとしても出来ません。その場を誤魔化して、しばらくズルズル引きずってから後悔すると思います」
瑞鶴「うん。さすが金剛さんね。私が一人で淹れたのとは全然違うわ」チビチビ
金剛「これも練習あるのみデース」
瑞鶴「ん、頑張るわね。……それより、提督さん大丈夫かしら」
金剛「こればっかりは私達ではやれる事が少ないデス……。でも、お互いにテートクを見ていて、無理をさせないようにしまショウ?」
瑞鶴「うん、勿論よ」
金剛「それに、瑞鶴ならテートクに選ばれても良いかなと思います」
瑞鶴「ッ!? な、なな何を言ってるの!?」
金剛「だって、瑞鶴はとっても健気じゃないですか」
瑞鶴「それ、金剛さんが言う?」
金剛「私なんて瑞鶴の半分すら満たしてませんよー」
瑞鶴「私はそうは見えないけどなぁ……」
金剛「そうなのですか? 私は提督の為に自分の身を引くなんて事、思い切ったとしても出来ません。その場を誤魔化して、しばらくズルズル引きずってから後悔すると思います」
瑞鶴「私、金剛さんなら諦めずにアタックし続けると思ってたわ」
金剛「本当の私は臆病です。アタックする前に枕を濡らす毎日でしょうねー」
瑞鶴「……なんか意外。金剛さんが臆病だなんて」
金剛「本当です。私は弱いので強くなろうとしているだけなんですよ」
瑞鶴「強く、か……」
金剛「その点、瑞鶴はとっても強いです。好きな人の為に諦めるなんて事、よっぽど強くないとできない事です」
瑞鶴「ただ単に諦めが早いだけかもしれないわよ?」
金剛「諦めれず、磁石に付いた砂鉄みたいにいつまでもしつこくしていたら、相手に嫌われちゃうと思います。私はそのタイプですよ」
金剛「逆に、好きな人が困る前に離れれる強さは一つの魅力です。その魅力に惹かれて追いかけてくれる事もあると思いますよ?」
瑞鶴「そうなのかなぁ……。実際に提督さんは追いかけてこなかったし……」
金剛「それは提督が私達のどちらも女の子ではなく、部下と見てるからですよ」
瑞鶴「あー……確かに提督さんならそう見てるわよねー……」
金剛「本当の私は臆病です。アタックする前に枕を濡らす毎日でしょうねー」
瑞鶴「……なんか意外。金剛さんが臆病だなんて」
金剛「本当です。私は弱いので強くなろうとしているだけなんですよ」
瑞鶴「強く、か……」
金剛「その点、瑞鶴はとっても強いです。好きな人の為に諦めるなんて事、よっぽど強くないとできない事です」
瑞鶴「ただ単に諦めが早いだけかもしれないわよ?」
金剛「諦めれず、磁石に付いた砂鉄みたいにいつまでもしつこくしていたら、相手に嫌われちゃうと思います。私はそのタイプですよ」
金剛「逆に、好きな人が困る前に離れれる強さは一つの魅力です。その魅力に惹かれて追いかけてくれる事もあると思いますよ?」
瑞鶴「そうなのかなぁ……。実際に提督さんは追いかけてこなかったし……」
金剛「それは提督が私達のどちらも女の子ではなく、部下と見てるからですよ」
瑞鶴「あー……確かに提督さんならそう見てるわよねー……」
金剛「そうなのです……。だから、私が瑞鶴と同じ事をしても提督は追いかけてきませんでしたよ」
瑞鶴「うーん……」
金剛「『隣の芝は青い』という言葉もあります。瑞鶴から見て私が良いように見えるのはそういう事ですよ」
瑞鶴「その言葉、そっくりそのまま返してあげるね」
金剛「……………………」
瑞鶴「どうしたの? そんなに驚いて」
金剛「いえ……瑞鶴から見て私が良いように見えているのに驚きまして……」
瑞鶴「えっと……違うと思うけど、嫌味?」
金剛「ち、違います違います! 私はさっきも言ったように弱いです。だから、強い瑞鶴にはあまり良いようには見えていないだろうと思っていまして……」
瑞鶴「随分と謙虚ねぇ……」
金剛「そうなのでしょうか……」
瑞鶴「金剛さん、一つ良い事を教えてあげる」
瑞鶴「人よりも良いものを持っている人が度を越えて謙虚だと、それを持っていない人に疎まれちゃうわよ?」
金剛「う……」
瑞鶴「だから、振りかざさない程度に自信を持ちましょう?」
金剛「はい……」
瑞鶴「うん、良い返事」
金剛「ありがとうございます、瑞鶴。私は、貴女と仲良くなれて本当に良かったと思います」
瑞鶴「私もよ。ありがとう、金剛さん」
……………………
…………
……
瑞鶴「うーん……」
金剛「『隣の芝は青い』という言葉もあります。瑞鶴から見て私が良いように見えるのはそういう事ですよ」
瑞鶴「その言葉、そっくりそのまま返してあげるね」
金剛「……………………」
瑞鶴「どうしたの? そんなに驚いて」
金剛「いえ……瑞鶴から見て私が良いように見えているのに驚きまして……」
瑞鶴「えっと……違うと思うけど、嫌味?」
金剛「ち、違います違います! 私はさっきも言ったように弱いです。だから、強い瑞鶴にはあまり良いようには見えていないだろうと思っていまして……」
瑞鶴「随分と謙虚ねぇ……」
金剛「そうなのでしょうか……」
瑞鶴「金剛さん、一つ良い事を教えてあげる」
瑞鶴「人よりも良いものを持っている人が度を越えて謙虚だと、それを持っていない人に疎まれちゃうわよ?」
金剛「う……」
瑞鶴「だから、振りかざさない程度に自信を持ちましょう?」
金剛「はい……」
瑞鶴「うん、良い返事」
金剛「ありがとうございます、瑞鶴。私は、貴女と仲良くなれて本当に良かったと思います」
瑞鶴「私もよ。ありがとう、金剛さん」
……………………
…………
……
提督「ん……」
金剛「あ、起きまシタか?」
瑞鶴「思ったよりも早いのね、大丈夫なの?」
提督「ああ。まだ少し疲れているようだが大丈夫だ」スポ
金剛「…………耳栓をしているのを忘れていましたケド、普通に会話できてましたよネ……?」
瑞鶴「あ……た、たしかに」
提督「口の動きを見れば大体分かる」
金剛「……本当になんでも出来マスね、テートク」
提督「出来る事しか出来んよ。例えば、私は料理が出来ない」
金剛「そうなのデスか?」
提督「レシピ通りに作っても、なぜか見た目、味共にゲテモノしか出来ん」
瑞鶴「……ちょっと気になっちゃう」
提督「止めておけ。野良犬に食わせた事があるが泡を吹いて痙攣していた」
金剛「……何を食べさせたんデスか」
提督「自称、玉子焼き。多少の塩と卵だけのレシピで作ったはずだったが、なぜかドス黒い虹色をしていたな」
金剛・瑞鶴「…………」
金剛「あ、起きまシタか?」
瑞鶴「思ったよりも早いのね、大丈夫なの?」
提督「ああ。まだ少し疲れているようだが大丈夫だ」スポ
金剛「…………耳栓をしているのを忘れていましたケド、普通に会話できてましたよネ……?」
瑞鶴「あ……た、たしかに」
提督「口の動きを見れば大体分かる」
金剛「……本当になんでも出来マスね、テートク」
提督「出来る事しか出来んよ。例えば、私は料理が出来ない」
金剛「そうなのデスか?」
提督「レシピ通りに作っても、なぜか見た目、味共にゲテモノしか出来ん」
瑞鶴「……ちょっと気になっちゃう」
提督「止めておけ。野良犬に食わせた事があるが泡を吹いて痙攣していた」
金剛「……何を食べさせたんデスか」
提督「自称、玉子焼き。多少の塩と卵だけのレシピで作ったはずだったが、なぜかドス黒い虹色をしていたな」
金剛・瑞鶴「…………」
提督「味は最初しなかった。だが、手が震えていたのは分かった。なぜ味がしないのかと不思議に思って食べていたが徐々に舌が痺れ始め、なんとも表現し難い……いや、表現できない味が襲ってきた。気付いたら時間が一時間も過ぎていて、流石に食べるのを止めたよ」
金剛(それって本当に食べ物なのでしょうか……?)
瑞鶴(劇物……?)
提督「二人が心の中で何を思っているのかは分かる。それを口にしないのは嬉しいよ」
金剛「あ、あはは……」
瑞鶴「とっ、ところでさ! もっと寝ていたらどう? まだ疲れが取れていないんでしょう?」
提督「そうしていた方が良いのだろうが、少し歩かせてくれ。間接が痛い」グッグッ
金剛「私達もついて行きマス」
瑞鶴「途中で倒れちゃったら怖いもんね」
提督「ありがとう。頼むよ」
……………………
…………
……
金剛(それって本当に食べ物なのでしょうか……?)
瑞鶴(劇物……?)
提督「二人が心の中で何を思っているのかは分かる。それを口にしないのは嬉しいよ」
金剛「あ、あはは……」
瑞鶴「とっ、ところでさ! もっと寝ていたらどう? まだ疲れが取れていないんでしょう?」
提督「そうしていた方が良いのだろうが、少し歩かせてくれ。間接が痛い」グッグッ
金剛「私達もついて行きマス」
瑞鶴「途中で倒れちゃったら怖いもんね」
提督「ありがとう。頼むよ」
……………………
…………
……
川内「おっ、提督じゃん。起きてて大丈夫なの?」
神通「しっかりと休みは取って下さいね」
提督「警戒ご苦労。寝てばかりだと間接が痛んでな。こうやって少し解しているんだ」
川内「そんなに時間が経ってないような気がするんだけど……」
提督「こればかりは体質としか言いようがないな」
神通「解し終わったらちゃんと休んでくださいね?」
金剛「ノープロブレム! 私達が無理矢理にでも休ませマース!」
瑞鶴「提督さんにはこういう面で監視役が必要よね」
提督「……という訳だ。安心してくれ」
川内「あっはっは! 提督、尻に敷かれてるねー」
金剛「違いマスよ。心配なだけデス」
瑞鶴「提督さんを尻に敷ける人って居るのかな……」
神通「私は想像できませんね……」
川内「右に同じ。大事にしてくれるけど、どっちかと言えば亭主関白っぽい」
神通「私は頼りになる旦那様というイメージがあります」
金剛「私も神通と同じデース」
瑞鶴「……なんだか、お父さんって感覚が強いかなぁ」
川内「なるほど、確かにお父さんって雰囲気もあるよね」
神通「しっかりと休みは取って下さいね」
提督「警戒ご苦労。寝てばかりだと間接が痛んでな。こうやって少し解しているんだ」
川内「そんなに時間が経ってないような気がするんだけど……」
提督「こればかりは体質としか言いようがないな」
神通「解し終わったらちゃんと休んでくださいね?」
金剛「ノープロブレム! 私達が無理矢理にでも休ませマース!」
瑞鶴「提督さんにはこういう面で監視役が必要よね」
提督「……という訳だ。安心してくれ」
川内「あっはっは! 提督、尻に敷かれてるねー」
金剛「違いマスよ。心配なだけデス」
瑞鶴「提督さんを尻に敷ける人って居るのかな……」
神通「私は想像できませんね……」
川内「右に同じ。大事にしてくれるけど、どっちかと言えば亭主関白っぽい」
神通「私は頼りになる旦那様というイメージがあります」
金剛「私も神通と同じデース」
瑞鶴「……なんだか、お父さんって感覚が強いかなぁ」
川内「なるほど、確かにお父さんって雰囲気もあるよね」
提督「亭主関白やら旦那様やらお父さんやら……。私も随分と面白いように扱われて──」
提督「────…………」
金剛「…………」
瑞鶴「…………」
神通「あの……どうかしましたか?」
川内「ん? ……なんだろう、あれ」
瑞鶴「提督さん、偵察機飛ばすね」
提督「頼んだ。敵の場合は爆撃して構わない」
瑞鶴「了解」
神通「……皆さん、よくあれに気付きましたね」
提督「川内はともかく、二人は一番経験が多いからな」
瑞鶴「その艦娘と同じくらい索敵ができる提督さんも充分、人間離れしてるわよね」
提督「お前達と同じく海に出ているからな。嫌でも目と勘が良くなる」
金剛(少なくとも毎回、私より先に敵を見つけてマスけどね)
提督「────…………」
金剛「…………」
瑞鶴「…………」
神通「あの……どうかしましたか?」
川内「ん? ……なんだろう、あれ」
瑞鶴「提督さん、偵察機飛ばすね」
提督「頼んだ。敵の場合は爆撃して構わない」
瑞鶴「了解」
神通「……皆さん、よくあれに気付きましたね」
提督「川内はともかく、二人は一番経験が多いからな」
瑞鶴「その艦娘と同じくらい索敵ができる提督さんも充分、人間離れしてるわよね」
提督「お前達と同じく海に出ているからな。嫌でも目と勘が良くなる」
金剛(少なくとも毎回、私より先に敵を見つけてマスけどね)
980になりましたので次スレを作ります。
作って誘導したらちょっと休憩しますね。
ついでに……このSSを書きながら今日、一週間くらい放置してた艦これで建造をしたら長門と瑞鳳と飛龍と熊野が出てきた。
消費資材は燃料弾鋼材が5000程度。ボーキは3000程度だったと思う。なにこれすげぇ。
作って誘導したらちょっと休憩しますね。
ついでに……このSSを書きながら今日、一週間くらい放置してた艦これで建造をしたら長門と瑞鳳と飛龍と熊野が出てきた。
消費資材は燃料弾鋼材が5000程度。ボーキは3000程度だったと思う。なにこれすげぇ。
埋めるついでに、皆はどんなラストを希望しているのかちょっと聞いてみたいかも。
現在、最後は希望のある終わり方で進めようと思っています。あらすじはもう組み立て終わっているので、これを書くつもりでしたけど、最近のニーズがちょっと分かっていなかったり……。
90年代のラノベがベースの書き方(地の分がある時だけ)なので、このまま進めたら終わり方もそんな感じになります。
ただ、最近はまどまぎみたいに絶望の最中で終わるという作風もありますし、一時期の私もどうやっても絶望エンドにしかならなくて、今回も絶望エンドを考えたりもしました。
その癖、ハッピーエンドに憧れているっていう三つ混ざり合った、わけがわからないよ。状態です。
皆はこの三つの内、どの終わり方が好きですか? 参考にさせて下さい。
ちなみに、終わり方が希望エンドか絶望エンドかハッピーエンドか変わるだけで、展開は同じです。
現在、最後は希望のある終わり方で進めようと思っています。あらすじはもう組み立て終わっているので、これを書くつもりでしたけど、最近のニーズがちょっと分かっていなかったり……。
90年代のラノベがベースの書き方(地の分がある時だけ)なので、このまま進めたら終わり方もそんな感じになります。
ただ、最近はまどまぎみたいに絶望の最中で終わるという作風もありますし、一時期の私もどうやっても絶望エンドにしかならなくて、今回も絶望エンドを考えたりもしました。
その癖、ハッピーエンドに憧れているっていう三つ混ざり合った、わけがわからないよ。状態です。
皆はこの三つの内、どの終わり方が好きですか? 参考にさせて下さい。
ちなみに、終わり方が希望エンドか絶望エンドかハッピーエンドか変わるだけで、展開は同じです。
皆が救われたいと思う反面で、ハッピーがいればどこかに必ずバッドもいるだろうと思ってしまう。
ハッピーエンド一択だなぁ
好きなキャラが不幸な結末を迎えるのはツライ
好きなキャラが不幸な結末を迎えるのはツライ
ハッピーエンドでお願いします
史実で苦労したんだから今度は幸せになって貰いたいね
史実で苦労したんだから今度は幸せになって貰いたいね
贅沢を言えば全文読ませてもらいたいけれど
どれか選べというならハッピーエンドがいいです!
あまり無理しないで書いてくださいねーここが最近の楽しみです
どれか選べというならハッピーエンドがいいです!
あまり無理しないで書いてくださいねーここが最近の楽しみです
ハッピーエンド多すぎでちょっとびっくりした。
皆の意見を参考にして、ちょっとラストを変える事にしたよ。
どんな風に変わるかはお楽しみだけどね(蒼白ゲス顔)
それでは、最後にもう一度誘導。
金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 二隻目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382975945/
皆の意見を参考にして、ちょっとラストを変える事にしたよ。
どんな風に変わるかはお楽しみだけどね(蒼白ゲス顔)
それでは、最後にもう一度誘導。
金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」 二隻目
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382975945/
戦姫「私達の日常をご覧頂こう」
ヲ級「いただこー」
戦姫「……喋れたのか、翔鶴」
ヲ級「残ったレスを埋める為に作者が許可してくれたのー」
戦姫「メタだな。だが、たった2レスしかないが大丈夫なのか?」
ヲ級「大丈夫なんじゃないのかなー。だって叩かれるのは作者だもん」
戦姫「それもそうだな」
ヲ級「という訳で、私達の日常を紹介するねー」
ヲ級「いただこー」
戦姫「……喋れたのか、翔鶴」
ヲ級「残ったレスを埋める為に作者が許可してくれたのー」
戦姫「メタだな。だが、たった2レスしかないが大丈夫なのか?」
ヲ級「大丈夫なんじゃないのかなー。だって叩かれるのは作者だもん」
戦姫「それもそうだな」
ヲ級「という訳で、私達の日常を紹介するねー」
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