私的良スレ書庫
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元スレ金剛「テートクのハートを掴むのは、私デース!」瑞鶴「!?」
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提督「冗談でもそういう事を言うもんじゃない」コツン
金剛「アウチッ。むー……テートク、ノリが悪いデース……」
提督「まったくお前というヤツは……」
提督「電気、消すぞ」
金剛「ハイ。準備オッケーデース!」
提督「何の準備だか……」
提督「それじゃあ、失礼する」モゾ
金剛「アンッ」
提督「ソファーで寝る」
金剛「ジョークですってばテートクー!」
提督「次は無い」モゾ
金剛「はーい……」
金剛「……ねぇ、テートク」
提督「なんだ?」
金剛「テートクはやっぱり優しいデス」
提督「とんだ勘違いだな」
金剛「私の中では優しい人デス」
提督「……そうか」
金剛「アウチッ。むー……テートク、ノリが悪いデース……」
提督「まったくお前というヤツは……」
提督「電気、消すぞ」
金剛「ハイ。準備オッケーデース!」
提督「何の準備だか……」
提督「それじゃあ、失礼する」モゾ
金剛「アンッ」
提督「ソファーで寝る」
金剛「ジョークですってばテートクー!」
提督「次は無い」モゾ
金剛「はーい……」
金剛「……ねぇ、テートク」
提督「なんだ?」
金剛「テートクはやっぱり優しいデス」
提督「とんだ勘違いだな」
金剛「私の中では優しい人デス」
提督「……そうか」
金剛「響に罰を与える時も、痛くないように毛布を使ってましたし」
金剛「吊るしている時も、響の表情をずっと見て苦痛がないかどうか確認していました」
提督「そうか、そう見えたか」
金剛「遠征の準備も、五分で終わるものに二十分もくれました」
金剛「充分に響へフォローできる時間です」
提督「…………」
金剛「他にも、響へ銃を突きつけたと聞きましたが、弾が入ってなかったそうです」
提督「万が一にも誤射しない為だ」
金剛「本当に脅すなら弾が入っていないと意味がないです」
提督「…………」
金剛「そして、さっきも私を気遣ってくれました」
提督「当然だろ」
金剛「私は──私達は、提督の道具です。本来だったら気遣う必要なんてないです」
提督「私のやりたいようにやっているだけだ」
金剛「気遣ってくれてるのは、今もです」
提督「…………」
金剛「吊るしている時も、響の表情をずっと見て苦痛がないかどうか確認していました」
提督「そうか、そう見えたか」
金剛「遠征の準備も、五分で終わるものに二十分もくれました」
金剛「充分に響へフォローできる時間です」
提督「…………」
金剛「他にも、響へ銃を突きつけたと聞きましたが、弾が入ってなかったそうです」
提督「万が一にも誤射しない為だ」
金剛「本当に脅すなら弾が入っていないと意味がないです」
提督「…………」
金剛「そして、さっきも私を気遣ってくれました」
提督「当然だろ」
金剛「私は──私達は、提督の道具です。本来だったら気遣う必要なんてないです」
提督「私のやりたいようにやっているだけだ」
金剛「気遣ってくれてるのは、今もです」
提督「…………」
金剛「提督、背中を向けてくださってます。私を少しでも安心させる為です」
提督「……………………」
提督「勘の良いヤツだ」
金剛「あはっ」
金剛「提督、こっちを向いてください。背中を眺めるのは、寂しいです」
提督「…………」
金剛「向いてくれなかったら、私がそっちへ行きますよ?」
提督「分かった分かった……」モゾ
金剛「提督♪」ギュー
提督「む」
金剛「やっぱり、あったかいです……。提督も抱き締めてください」
提督「……拒否権は」
金剛「ありません!」
提督「……分かったよ」ギゥ
金剛「あはっ。あったかい……」
金剛「ここ最近で、一番心を落ち着けて眠れそうです……」
提督「……………………」
提督「勘の良いヤツだ」
金剛「あはっ」
金剛「提督、こっちを向いてください。背中を眺めるのは、寂しいです」
提督「…………」
金剛「向いてくれなかったら、私がそっちへ行きますよ?」
提督「分かった分かった……」モゾ
金剛「提督♪」ギュー
提督「む」
金剛「やっぱり、あったかいです……。提督も抱き締めてください」
提督「……拒否権は」
金剛「ありません!」
提督「……分かったよ」ギゥ
金剛「あはっ。あったかい……」
金剛「ここ最近で、一番心を落ち着けて眠れそうです……」
提督「……そうか」
金剛「はい。提督、おやすみなさい……良い夢を」
提督「おやすみ」
提督「……………………」
提督(……困ったなぁ。本当、困った……)
~翌朝~
金剛「ん……」
提督「おはよう、金剛」
金剛「てーとく……?」
金剛(なんでテートクが私の部屋……じゃない!)
金剛(そうでシタ! 私、テートクと一夜を──)ガバッ
金剛「いち、やを……」
金剛「あうあうあう……! あう……?」
提督「どうした金剛」
金剛「……テートク、お仕事デスか?」
提督「ああ。午前中に終わらせておきたいからな」
金剛「…………」
金剛(テートク、ロマンチックじゃないデース……)
金剛「はい。提督、おやすみなさい……良い夢を」
提督「おやすみ」
提督「……………………」
提督(……困ったなぁ。本当、困った……)
~翌朝~
金剛「ん……」
提督「おはよう、金剛」
金剛「てーとく……?」
金剛(なんでテートクが私の部屋……じゃない!)
金剛(そうでシタ! 私、テートクと一夜を──)ガバッ
金剛「いち、やを……」
金剛「あうあうあう……! あう……?」
提督「どうした金剛」
金剛「……テートク、お仕事デスか?」
提督「ああ。午前中に終わらせておきたいからな」
金剛「…………」
金剛(テートク、ロマンチックじゃないデース……)
金剛「って、午前中に?」
提督「そうだ。今日一日は全員に暇を出しておいた。この濃霧じゃ出撃なぞできんよ」
提督「加えて資材が枯渇する寸前だ。資材は明日届くから、どっちにしろ明日じゃないと動けん」
金剛「ナルホドー」
提督「まあ、何もしない訳にはいかないからな。何か装備でも作っておこうか」
提督「ところで金剛、顔を洗ってきた方が良いんじゃないか? まだ軽く寝惚けているように見えるが」
金剛「え? いえそんな事は──」
提督「そうだな、ゆっくりと時間を掛けてきて良いぞ。今日は時間があるからな。秘書の仕事はそれからだ」
金剛「! ハイ! 行ってきマース!」
ガチャ──パタン
提督「そうだ。今日一日は全員に暇を出しておいた。この濃霧じゃ出撃なぞできんよ」
提督「加えて資材が枯渇する寸前だ。資材は明日届くから、どっちにしろ明日じゃないと動けん」
金剛「ナルホドー」
提督「まあ、何もしない訳にはいかないからな。何か装備でも作っておこうか」
提督「ところで金剛、顔を洗ってきた方が良いんじゃないか? まだ軽く寝惚けているように見えるが」
金剛「え? いえそんな事は──」
提督「そうだな、ゆっくりと時間を掛けてきて良いぞ。今日は時間があるからな。秘書の仕事はそれからだ」
金剛「! ハイ! 行ってきマース!」
ガチャ──パタン
金剛(って、テートクはどうして私が朝にバスタイムするの知ってるのでしょうカ……?)
金剛(……………………そういえば、書類が半分終わってましたネ)
金剛(今は……マルロクマルマル。という事は、最低でも一時間前には起きていたのデスか)
金剛(私の部屋からシャワー室へ行くにはテートクの部屋の前を通らないと行けナイ)
金剛(だから、私が朝にバスタイムを知っているのデスか)
金剛「……昨日の仕返しデスかね? ふふっ」
金剛「──楽しいデス」
……………………
…………
……
金剛(……………………そういえば、書類が半分終わってましたネ)
金剛(今は……マルロクマルマル。という事は、最低でも一時間前には起きていたのデスか)
金剛(私の部屋からシャワー室へ行くにはテートクの部屋の前を通らないと行けナイ)
金剛(だから、私が朝にバスタイムを知っているのデスか)
金剛「……昨日の仕返しデスかね? ふふっ」
金剛「──楽しいデス」
……………………
…………
……
あとちょっとや……あとちょっとで瑞鶴さんが出てくるんやで……。
スレタイの艦娘二人が出てくるのに、こんなに掛かるとは思わなかった。
スレタイの艦娘二人が出てくるのに、こんなに掛かるとは思わなかった。
~工廠~
提督「で、だ……金剛」
金剛「ワオ……」
提督「お前、何やった?」
金剛「何もやってないデスよ……?」
提督「じゃあなんで、妖精達は建造してるんだ……?」
金剛「提督のご指示じゃなかったんですか……?」
提督「いや、私じゃない……勿論、秘書以外の者が建造に関わる事もできない」
金剛「…………」
提督「…………」
金剛「これ、どう見ても空母デスよね?」
提督「……ああ、それも正規空母だな」
提督「で、だ……金剛」
金剛「ワオ……」
提督「お前、何やった?」
金剛「何もやってないデスよ……?」
提督「じゃあなんで、妖精達は建造してるんだ……?」
金剛「提督のご指示じゃなかったんですか……?」
提督「いや、私じゃない……勿論、秘書以外の者が建造に関わる事もできない」
金剛「…………」
提督「…………」
金剛「これ、どう見ても空母デスよね?」
提督「……ああ、それも正規空母だな」
妖精「お、やあ提督」
提督「……何を造ってるんだ?」
妖精「空母」
提督「資材はどこから?」
妖精「港に沈んでた艦をリサイクル」
提督「…………どうやって?」
妖精「あたし達にできない事なんて……一杯あるけど、これくらいならできるよ」
妖精「昨日、提督が駆逐艦達を思いながら遠征練習してるのに心を打たれちゃってね。」
妖精「いやぁ、良かったよアレ! 『資材を持って帰れないと判断したら資材を捨ててでも帰ってこい』なんてさ!!」
妖精「ありゃあ普通の提督には言えないよ」
提督(そうなのか……?)
金剛(たしかに、死んでも持って帰ってこいって言う人がほとんどでしたケド……)
提督「……何を造ってるんだ?」
妖精「空母」
提督「資材はどこから?」
妖精「港に沈んでた艦をリサイクル」
提督「…………どうやって?」
妖精「あたし達にできない事なんて……一杯あるけど、これくらいならできるよ」
妖精「昨日、提督が駆逐艦達を思いながら遠征練習してるのに心を打たれちゃってね。」
妖精「いやぁ、良かったよアレ! 『資材を持って帰れないと判断したら資材を捨ててでも帰ってこい』なんてさ!!」
妖精「ありゃあ普通の提督には言えないよ」
提督(そうなのか……?)
金剛(たしかに、死んでも持って帰ってこいって言う人がほとんどでしたケド……)
やべ、勝手に建造システムちょっと欲しいかも…損はしないならだけどな
ま、無理か
ま、無理か
やべ、勝手に建造システムちょっと欲しいかも…損はしないならだけどな
ま、無理か
ま、無理か
妖精「という訳で、あたし達からのプレゼント。おお、丁度出来たっぽいね」
瑞鶴「──はじめまして! 翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です!」
提督「」
金剛「」
瑞鶴「って、あ、あれ?」
妖精「ふふん。ちょっと本気出しました。どうせなら良いモノをプレゼントしたいしね」
提督・金剛「どうしよう……」
妖精「……あれ? お気に召さなかった?」
提督「いや、こんなに難しい船を造ってくれて物凄くありがたい」
金剛「だけどネ、妖精さん……」ピラッ
妖精「うん? 資材倉庫の情報紙? ……え?」
瑞鶴「なになに? 見せて?」
瑞鶴「……うわぁ」
妖精「これ、運用できないじゃん……」
瑞鶴「え……私、来るところ間違えた……?」
金剛(私と全く同じコト考えてマスね……)
妖精「ま、まあ! ここからは提督の腕の見せ所ということで……さいならー!!!」
瑞鶴「──はじめまして! 翔鶴型航空母艦2番艦、妹の瑞鶴です!」
提督「」
金剛「」
瑞鶴「って、あ、あれ?」
妖精「ふふん。ちょっと本気出しました。どうせなら良いモノをプレゼントしたいしね」
提督・金剛「どうしよう……」
妖精「……あれ? お気に召さなかった?」
提督「いや、こんなに難しい船を造ってくれて物凄くありがたい」
金剛「だけどネ、妖精さん……」ピラッ
妖精「うん? 資材倉庫の情報紙? ……え?」
瑞鶴「なになに? 見せて?」
瑞鶴「……うわぁ」
妖精「これ、運用できないじゃん……」
瑞鶴「え……私、来るところ間違えた……?」
金剛(私と全く同じコト考えてマスね……)
妖精「ま、まあ! ここからは提督の腕の見せ所ということで……さいならー!!!」
瑞鶴「……提督さん、大丈夫?」
提督「どうしよう……ホントどうしよう……」
瑞鶴「ですよね……」
金剛「駆逐艦達に遠征を頑張ってもらいまショウ……」
提督「それしかないな……」
瑞鶴「……ちなみに、なんだけど……ここの艦娘保有数は?」
金剛「駆逐艦三隻と、私達だけデース……」
瑞鶴「…………詰んでるじゃないの!?」
提督「……金剛、駆逐艦たち全員に伝えてくれ」
提督「ヒトサンマルマルから作戦会議……それも非常に重要な、と……」
金剛「分かりまシタ……」
瑞鶴「…………」
提督「…………」
提督「どうしよう……ホントどうしよう……」
瑞鶴「ですよね……」
金剛「駆逐艦達に遠征を頑張ってもらいまショウ……」
提督「それしかないな……」
瑞鶴「……ちなみに、なんだけど……ここの艦娘保有数は?」
金剛「駆逐艦三隻と、私達だけデース……」
瑞鶴「…………詰んでるじゃないの!?」
提督「……金剛、駆逐艦たち全員に伝えてくれ」
提督「ヒトサンマルマルから作戦会議……それも非常に重要な、と……」
金剛「分かりまシタ……」
瑞鶴「…………」
提督「…………」
瑞鶴「……提督さん、どうする? あの……なんだったら解体しても──」
提督「それは認めない」
提督「それとも、瑞鶴は解体されたいのか?」
瑞鶴「そりゃ……嫌だけど……」
提督「ならばそれが答えだ。私はお前を解体しない」
瑞鶴「……どうやっても極貧生活になるわよ?」
提督「いくら普通の女の子になるからといって、解体で悲しそうな顔をする艦娘を見たくない」
瑞鶴「……エゴね」
提督「エゴの塊だよ、私は」
瑞鶴「加えて大馬鹿だと思うわ。この先、上手くやって極貧生活。下手を打ったら敵に殺されるっていうのに──」
グチグチグチグチグチグチグチ。
提督「…………そうかそうか」
瑞鶴「──え? あ……」
……………………
…………
……
提督「それは認めない」
提督「それとも、瑞鶴は解体されたいのか?」
瑞鶴「そりゃ……嫌だけど……」
提督「ならばそれが答えだ。私はお前を解体しない」
瑞鶴「……どうやっても極貧生活になるわよ?」
提督「いくら普通の女の子になるからといって、解体で悲しそうな顔をする艦娘を見たくない」
瑞鶴「……エゴね」
提督「エゴの塊だよ、私は」
瑞鶴「加えて大馬鹿だと思うわ。この先、上手くやって極貧生活。下手を打ったら敵に殺されるっていうのに──」
グチグチグチグチグチグチグチ。
提督「…………そうかそうか」
瑞鶴「──え? あ……」
……………………
…………
……
雷「休みが作戦会議になるくらい重要な事って何かしら?」
電「きっと、とっても大変な事があったのです」
響「それだと緊急召集を掛けると思うけど……うん?」
瑞鶴『たーすーけーてー!!』
電「だ、誰かの悲鳴が聞こえてくるのです!」
雷「行きましょう!!」
響「……なぜだろう。とても同情したくなる声だ」
~提督室隣の部屋~
電「ここなのです!」
雷「えいやーっ!!」バターン!
瑞鶴「あ、た、助け──いや待って! まず見ないでぇ!!」
雷「吊るされてる……」
電「響ちゃんみたいになってるのです……」
響「提督、何があったんだい?」
電「きっと、とっても大変な事があったのです」
響「それだと緊急召集を掛けると思うけど……うん?」
瑞鶴『たーすーけーてー!!』
電「だ、誰かの悲鳴が聞こえてくるのです!」
雷「行きましょう!!」
響「……なぜだろう。とても同情したくなる声だ」
~提督室隣の部屋~
電「ここなのです!」
雷「えいやーっ!!」バターン!
瑞鶴「あ、た、助け──いや待って! まず見ないでぇ!!」
雷「吊るされてる……」
電「響ちゃんみたいになってるのです……」
響「提督、何があったんだい?」
提督「八分に渡る上官への暴言、侮辱、その他諸々の罪で吊るし上げた」
瑞鶴「だ、だからってこんな辱め──」
提督「時間追加」
瑞鶴「ひぃっ!?」
金剛(瑞鶴さん……同情するネ……)
電「…………」
雷「あーあ……司令官を怒らせちゃったのね」
響「むしろ八分もよく続けれたと思うよ。私にはできない」
瑞鶴「だ、だって……」
響「安心して良い。私も吊るされた。昨日」
響「それにしても、そこまで言ったのなら、どうして懲役刑じゃないんだい?」
瑞鶴「!?」
響「いやむしろ、そんなに長々と言ったのならその場で銃殺してもおかしくないと思うんだけど」
瑞鶴「!!?」
瑞鶴「だ、だからってこんな辱め──」
提督「時間追加」
瑞鶴「ひぃっ!?」
金剛(瑞鶴さん……同情するネ……)
電「…………」
雷「あーあ……司令官を怒らせちゃったのね」
響「むしろ八分もよく続けれたと思うよ。私にはできない」
瑞鶴「だ、だって……」
響「安心して良い。私も吊るされた。昨日」
響「それにしても、そこまで言ったのなら、どうして懲役刑じゃないんだい?」
瑞鶴「!?」
響「いやむしろ、そんなに長々と言ったのならその場で銃殺してもおかしくないと思うんだけど」
瑞鶴「!!?」
提督「知らん。私はそんな腐った法に従う気はない」
提督「この鎮守府内だけだがな」
瑞鶴「それはそれでどうなの提督さん……」
提督「そうか」
瑞鶴「わぁぁああ!! 嘘嘘! ごめんなさい!!!」
提督「嘘をついてまで私を貶めたかったのか?」
瑞鶴「あの……その……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「えっと……う……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「ぅ、ううう……」ジワ
提督「ところで皆、もうすぐヒトサンマルマルだが?」
全員「!!」ビクゥ
雷「は、はいい!!」
電「い、急ぐのです!!」
響「もうあんな思いはゴメン!!!」
金剛「あ、あの、私もですか?」
提督「うむ」
金剛「オ、オーケー!! テートクも程ほどにネー!?」
──パタン
提督「この鎮守府内だけだがな」
瑞鶴「それはそれでどうなの提督さん……」
提督「そうか」
瑞鶴「わぁぁああ!! 嘘嘘! ごめんなさい!!!」
提督「嘘をついてまで私を貶めたかったのか?」
瑞鶴「あの……その……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「えっと……う……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「ぅ、ううう……」ジワ
提督「ところで皆、もうすぐヒトサンマルマルだが?」
全員「!!」ビクゥ
雷「は、はいい!!」
電「い、急ぐのです!!」
響「もうあんな思いはゴメン!!!」
金剛「あ、あの、私もですか?」
提督「うむ」
金剛「オ、オーケー!! テートクも程ほどにネー!?」
──パタン
提督「知らん。私はそんな腐った法に従う気はない」
提督「この鎮守府内だけだがな」
瑞鶴「それはそれでどうなの提督さん……」
提督「そうか」
瑞鶴「わぁぁああ!! 嘘嘘! ごめんなさい!!!」
提督「嘘をついてまで私を貶めたかったのか?」
瑞鶴「あの……その……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「えっと……う……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「ぅ、ううう……」ジワ
提督「ところで皆、もうすぐヒトサンマルマルだが?」
全員「!!」ビクゥ
雷「は、はいい!!」
電「い、急ぐのです!!」
響「もうあんな思いはゴメン!!!」
金剛「あ、あの、私もですか?」
提督「うむ」
金剛「オ、オーケー!! テートクも程ほどにネー!?」
──パタン
提督「この鎮守府内だけだがな」
瑞鶴「それはそれでどうなの提督さん……」
提督「そうか」
瑞鶴「わぁぁああ!! 嘘嘘! ごめんなさい!!!」
提督「嘘をついてまで私を貶めたかったのか?」
瑞鶴「あの……その……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「えっと……う……」
提督「…………」ジッ
瑞鶴「ぅ、ううう……」ジワ
提督「ところで皆、もうすぐヒトサンマルマルだが?」
全員「!!」ビクゥ
雷「は、はいい!!」
電「い、急ぐのです!!」
響「もうあんな思いはゴメン!!!」
金剛「あ、あの、私もですか?」
提督「うむ」
金剛「オ、オーケー!! テートクも程ほどにネー!?」
──パタン
五航戦実装されてないからどっちか分からん
エビフライ額に刺さる方か?
エビフライ額に刺さる方か?
瑞鶴「うぅ……うえぇ……」ポロポロ
提督「…………」クルクルホドキホドキ
瑞鶴「ぐすっ……?」
提督「悪かった。もしかして痛かったのか?」
瑞鶴「…………」フルフル
提督「本当だな?」
瑞鶴「…………」コクン
提督「そうか……。泣くほど嫌がるとは思っていなかった。すまない」
瑞鶴「う……」ジワッ
瑞鶴「うう~~ッッ!!!」
提督「っとと?」
提督(なぜ抱き付いてきた……)
提督「…………」クルクルホドキホドキ
瑞鶴「ぐすっ……?」
提督「悪かった。もしかして痛かったのか?」
瑞鶴「…………」フルフル
提督「本当だな?」
瑞鶴「…………」コクン
提督「そうか……。泣くほど嫌がるとは思っていなかった。すまない」
瑞鶴「う……」ジワッ
瑞鶴「うう~~ッッ!!!」
提督「っとと?」
提督(なぜ抱き付いてきた……)
>>75
出たな!妖怪猫吊るし
出たな!妖怪猫吊るし
>>79 くわえてる方か
五航戦のAAの事なんだVIPの艦これスレ行けば大体貼ってると思う
五航戦のAAの事なんだVIPの艦これスレ行けば大体貼ってると思う
瑞鶴「教えて……どうしてこんなに罰が甘いの……」
提督「さっきも言っただろう。私はあんな法に従うつもりはない」
瑞鶴「……それだけ?」
提督「建造直後とはいえ、既にお前は私の艦だ。誰が捕まえたり殺したりするものか」
瑞鶴「でも……私はあんなに沢山……」
提督「だから罰を与えた。充分に恥ずかしかっただろう」
瑞鶴「そりゃ……そうだけど……」
提督「…………」
提督「……私は、悲しまれたりするのが苦手なんだよ」
瑞鶴「……?」
提督「本当なら気にするなと言ってやりたい。だが、それではダメだと秘書に叱られてしまってね」
提督「だから、こうしてケジメをつけている。吊るされるのは嫌だろう?」
瑞鶴「…………」コク
提督「それに……お前を刑に処したら、姉の翔鶴がやってきた時に悲しむ」
瑞鶴「…………」
瑞鶴「……優しすぎ」
提督「悪いか?」
瑞鶴「ううん……そういうの、好き……」
提督「さっきも言っただろう。私はあんな法に従うつもりはない」
瑞鶴「……それだけ?」
提督「建造直後とはいえ、既にお前は私の艦だ。誰が捕まえたり殺したりするものか」
瑞鶴「でも……私はあんなに沢山……」
提督「だから罰を与えた。充分に恥ずかしかっただろう」
瑞鶴「そりゃ……そうだけど……」
提督「…………」
提督「……私は、悲しまれたりするのが苦手なんだよ」
瑞鶴「……?」
提督「本当なら気にするなと言ってやりたい。だが、それではダメだと秘書に叱られてしまってね」
提督「だから、こうしてケジメをつけている。吊るされるのは嫌だろう?」
瑞鶴「…………」コク
提督「それに……お前を刑に処したら、姉の翔鶴がやってきた時に悲しむ」
瑞鶴「…………」
瑞鶴「……優しすぎ」
提督「悪いか?」
瑞鶴「ううん……そういうの、好き……」
提督「ところで、顔を洗ってきた方が良いだろう。抱き付くのもそろそろ止めておいた方が良い」
瑞鶴「え?」
提督「ん?」
瑞鶴「…………」
瑞鶴「──ピィッッッッ!?!!??!」ビックゥ
瑞鶴「ご、ごごごごごごめんなさいいいい!!!!!!!」ダッシュ
提督「…………嵐のような娘だ」
~一方、隣では~
電「い、いいいい今、とんでもない声が聴こえてきたのです……!」ビクビク
雷「何をやったのかしら、提督……」オドオド
響「まるで鴨の首を絞めたかのような声だったね……」ガタガタガタ
金剛(気になりマース……)
……………………
…………
……
瑞鶴「え?」
提督「ん?」
瑞鶴「…………」
瑞鶴「──ピィッッッッ!?!!??!」ビックゥ
瑞鶴「ご、ごごごごごごめんなさいいいい!!!!!!!」ダッシュ
提督「…………嵐のような娘だ」
~一方、隣では~
電「い、いいいい今、とんでもない声が聴こえてきたのです……!」ビクビク
雷「何をやったのかしら、提督……」オドオド
響「まるで鴨の首を絞めたかのような声だったね……」ガタガタガタ
金剛(気になりマース……)
……………………
…………
……
俺得っぽい!
だが我が鎮守府にはまだ金剛も瑞鶴も居ないのだよ…
だが我が鎮守府にはまだ金剛も瑞鶴も居ないのだよ…
提督「さて、諸君」
金剛・瑞鶴・電・雷・響「ハイ!!!」ビシィッ
提督「……これから作戦会議を行う。議題は『不足している資材の調達方法』についてだ」
金剛・瑞鶴・電・雷・響「────」ピシッ
提督(やたら皆気合が入っているな……)
提督「手元の資料を見て貰えば一目瞭然だが、現在この鎮守府の資材は枯渇寸前となっている」
提督「運用できて駆逐艦三隻が限界だろう。だが、駆逐艦達には遠征をしてもらわなければならない」
提督「この現状を打破するに有効な手段が無い。そこで、諸君らにも知恵を分けて欲しい」
提督「何でも良い。思いついた者は手を挙げて述べてくれ」
電「あの……資材が集まるまで遠征のみというのはどうですか?」
提督「一番確実で効率が良い意見だ。だが、昨日のように敵艦が近くに居る可能性が高い」
提督「そこを狙われて轟沈してしまったら、それこそこの鎮守府は終わりだ」
金剛・瑞鶴・電・雷・響「ハイ!!!」ビシィッ
提督「……これから作戦会議を行う。議題は『不足している資材の調達方法』についてだ」
金剛・瑞鶴・電・雷・響「────」ピシッ
提督(やたら皆気合が入っているな……)
提督「手元の資料を見て貰えば一目瞭然だが、現在この鎮守府の資材は枯渇寸前となっている」
提督「運用できて駆逐艦三隻が限界だろう。だが、駆逐艦達には遠征をしてもらわなければならない」
提督「この現状を打破するに有効な手段が無い。そこで、諸君らにも知恵を分けて欲しい」
提督「何でも良い。思いついた者は手を挙げて述べてくれ」
電「あの……資材が集まるまで遠征のみというのはどうですか?」
提督「一番確実で効率が良い意見だ。だが、昨日のように敵艦が近くに居る可能性が高い」
提督「そこを狙われて轟沈してしまったら、それこそこの鎮守府は終わりだ」
雷「はい! 護衛に金剛さんを付けるのはどう、司令官?」
提督「それだとマイナスになってしまう。この近海で得られる資源は少なくてな……」
響「夜、海岸を影にして遠征をするのはどうだろう?」
響「私達が昼に寝れば、夜を通しての遠征ならできると思うよ」
提督「ふむ……。これを見てくれ」
響「これは?」
提督「本部からの情報だ。夜になると、赤や黄のオーラを纏った敵艦が複数出没するらしい」
提督「奴等の戦闘能力は非常に高いものとされるようだ。重巡が駆逐艦に落とされたという報告もある程だ」
響「これは……提督は許可してくれそうにないね」
提督「うむ」
提督「何度でも言うが、資材を持って帰れないと判断したら資材を捨ててでも帰ってこい」
瑞鶴「資源を捨ててでもって……貴重なんでしょう?」
提督「資源など時間を掛ければいくらでも手に入る」
提督「だが、君達は君達しか居ない。例え同じ設計図で組み立てても、それは彼女等であって君達ではない」
金剛「提督……」
提督「それだとマイナスになってしまう。この近海で得られる資源は少なくてな……」
響「夜、海岸を影にして遠征をするのはどうだろう?」
響「私達が昼に寝れば、夜を通しての遠征ならできると思うよ」
提督「ふむ……。これを見てくれ」
響「これは?」
提督「本部からの情報だ。夜になると、赤や黄のオーラを纏った敵艦が複数出没するらしい」
提督「奴等の戦闘能力は非常に高いものとされるようだ。重巡が駆逐艦に落とされたという報告もある程だ」
響「これは……提督は許可してくれそうにないね」
提督「うむ」
提督「何度でも言うが、資材を持って帰れないと判断したら資材を捨ててでも帰ってこい」
瑞鶴「資源を捨ててでもって……貴重なんでしょう?」
提督「資源など時間を掛ければいくらでも手に入る」
提督「だが、君達は君達しか居ない。例え同じ設計図で組み立てても、それは彼女等であって君達ではない」
金剛「提督……」
金剛「ぁ──」
瑞鶴「あの、良いです?」
金剛(──の……)
瑞鶴「ちょっと賭けになっちゃうのがネックなんですけど、艦娘を増やすのはどう?」
提督「増やす?」
瑞鶴「敵艦を撃破すれば艦娘のデータが手に入るでしょう? 初期投資という事で、海からデータを拾ってくる」
瑞鶴「修理や補充ができなくなるのは痛いけど、艦隊を二つに分けて出撃すれば、二倍のチャンスが巡ってくるわ」
瑞鶴「近海の敵も減らせる。新たに手に入った艦娘で遠征も出せる」
提督「…………」
瑞鶴「ど、どう……?」ビクビク
提督「……保留。他にも良い案が無いか考えてから検討しよう」
提督「いや、むしろこの案を基にどう動くか考えた方が良いだろう」
金剛「!」
瑞鶴「やった!」
瑞鶴「あの、良いです?」
金剛(──の……)
瑞鶴「ちょっと賭けになっちゃうのがネックなんですけど、艦娘を増やすのはどう?」
提督「増やす?」
瑞鶴「敵艦を撃破すれば艦娘のデータが手に入るでしょう? 初期投資という事で、海からデータを拾ってくる」
瑞鶴「修理や補充ができなくなるのは痛いけど、艦隊を二つに分けて出撃すれば、二倍のチャンスが巡ってくるわ」
瑞鶴「近海の敵も減らせる。新たに手に入った艦娘で遠征も出せる」
提督「…………」
瑞鶴「ど、どう……?」ビクビク
提督「……保留。他にも良い案が無いか考えてから検討しよう」
提督「いや、むしろこの案を基にどう動くか考えた方が良いだろう」
金剛「!」
瑞鶴「やった!」
提督「金剛、何か他に案はあるか?」
金剛「え、あ……その……」
金剛「……無いです」
提督「…………そうか。では、瑞鶴の案を基に話を進めよう」
金剛(大体同じ案だったけど、瑞鶴の方がしっかりとしていました……)
金剛(劣化の案なんて、言えません……)
提督「…………」
……………………
…………
……
金剛「え、あ……その……」
金剛「……無いです」
提督「…………そうか。では、瑞鶴の案を基に話を進めよう」
金剛(大体同じ案だったけど、瑞鶴の方がしっかりとしていました……)
金剛(劣化の案なんて、言えません……)
提督「…………」
……………………
…………
……
響「提督、この子→ID:KIphuwbUo どうする?」
提督「無論……」
瑞鶴「私と同じ目によ!!」ブラーンブラーン
金剛(また何かやったのデスか)
提督「無論……」
瑞鶴「私と同じ目によ!!」ブラーンブラーン
金剛(また何かやったのデスか)
提督「──よし、練り固まったという所だろう。諸君、お疲れ」
提督「この会議での作戦を明日までに頭に叩き込んでおく事。良いな?」
瑞鶴・電・雷・響「ハイ!!!」
提督「……宜しい。では各自自由行動」
提督「ああ金剛、お前だけは残ってくれ」
金剛「……え?」
提督「お前は私の秘書だ。やってもらいたい事がある」
金剛「──ハイ」
提督「駆逐艦達は瑞鶴にこの鎮守府の案内をしてやってくれ」
雷「はーい、司令官。瑞鶴さん、いっきますよー!」
瑞鶴「あ、こ、こら。引っ張ったら──」
──パタン
提督「この会議での作戦を明日までに頭に叩き込んでおく事。良いな?」
瑞鶴・電・雷・響「ハイ!!!」
提督「……宜しい。では各自自由行動」
提督「ああ金剛、お前だけは残ってくれ」
金剛「……え?」
提督「お前は私の秘書だ。やってもらいたい事がある」
金剛「──ハイ」
提督「駆逐艦達は瑞鶴にこの鎮守府の案内をしてやってくれ」
雷「はーい、司令官。瑞鶴さん、いっきますよー!」
瑞鶴「あ、こ、こら。引っ張ったら──」
──パタン
提督「……さて、人払いは済ませた」
金剛「!」ビクッ
提督「金剛、私が何を言いたいのか分かるか?」
金剛「……私は、役立たずでシタ」
金剛「ろくな案も出せず……かといって煮詰めることも、本当に何も出来なかったです……」
金剛「ごめんなさい……提督……」
金剛「私、役に立てなかった……」
提督「ああ、違う」
金剛「──え?」
提督「私が言いたかったのはそうじゃない」
提督「だが、聞きたかった事が聞けた」
金剛「? …………?」
提督「会議中、何か思い詰めてるようだったからな。気になっていた」
提督「悲しい顔をさせたk……いや、聞き流してくれ」
提督「ゴホン。明日の作戦に支障が出るからな。ケアが必要だ」
金剛「…………」
金剛「!」ビクッ
提督「金剛、私が何を言いたいのか分かるか?」
金剛「……私は、役立たずでシタ」
金剛「ろくな案も出せず……かといって煮詰めることも、本当に何も出来なかったです……」
金剛「ごめんなさい……提督……」
金剛「私、役に立てなかった……」
提督「ああ、違う」
金剛「──え?」
提督「私が言いたかったのはそうじゃない」
提督「だが、聞きたかった事が聞けた」
金剛「? …………?」
提督「会議中、何か思い詰めてるようだったからな。気になっていた」
提督「悲しい顔をさせたk……いや、聞き流してくれ」
提督「ゴホン。明日の作戦に支障が出るからな。ケアが必要だ」
金剛「…………」
提督「……どうした? ノーマル駆逐艦からクリティカルを貰ったかのような顔をして」
金剛「あははっ。なんでもないデス」
金剛「涙、ひっこみまシタ!」
提督「良い事だ。泣くのは嬉しい時だけで良い」
金剛「ふふっ、そうさせて下さいネ、テートク♪」
金剛「I don't mind that everthing is a lie」
提督「む?」
金剛「As long as I love you forever」
提督「……流暢だな。聞き取れなかった」
金剛「内緒デース♪」
金剛「ただ……一つ言うなら」
金剛「私、こんなに惚れやすくないはずなんですけどね」
提督「……………………」
金剛「それじゃあ、グッナイ提督♪」
──パタン
提督「…………は?」
金剛「あははっ。なんでもないデス」
金剛「涙、ひっこみまシタ!」
提督「良い事だ。泣くのは嬉しい時だけで良い」
金剛「ふふっ、そうさせて下さいネ、テートク♪」
金剛「I don't mind that everthing is a lie」
提督「む?」
金剛「As long as I love you forever」
提督「……流暢だな。聞き取れなかった」
金剛「内緒デース♪」
金剛「ただ……一つ言うなら」
金剛「私、こんなに惚れやすくないはずなんですけどね」
提督「……………………」
金剛「それじゃあ、グッナイ提督♪」
──パタン
提督「…………は?」
カチャ……
金剛「あのぅ……」
提督「……なんだ?」
金剛「髪、梳いてくれますか?」
提督「……さっき良い夢をって言わなかったか?」
金剛「ぅー……」
提督「…………」
金剛「ダメ、ですか?」
提督「……椅子に座りなさい」
金剛「ヤッター!」チョコン
提督「嬉しそうだな」
金剛「そりゃあモッチロン!」
金剛「んー♪ やっぱり気持ち良いデース♪」
提督「そんなに良いのか……?」
金剛「ハイ! 提督のブラッシングは優しくて丁寧デス!」
金剛「もう私、テートクの虜ですヨー?」
提督「冗談……じゃないんだよな?」
金剛「あのぅ……」
提督「……なんだ?」
金剛「髪、梳いてくれますか?」
提督「……さっき良い夢をって言わなかったか?」
金剛「ぅー……」
提督「…………」
金剛「ダメ、ですか?」
提督「……椅子に座りなさい」
金剛「ヤッター!」チョコン
提督「嬉しそうだな」
金剛「そりゃあモッチロン!」
金剛「んー♪ やっぱり気持ち良いデース♪」
提督「そんなに良いのか……?」
金剛「ハイ! 提督のブラッシングは優しくて丁寧デス!」
金剛「もう私、テートクの虜ですヨー?」
提督「冗談……じゃないんだよな?」
金剛「おっ。テートクはコミックスとかでよくある都合の良い難聴はないみたいですね」
提督「なんだそれ」
金剛「告白とカー、それに順ずる言葉ダケ聴こえなくなる現象デス」
提督「もはやそれって分かっててやってるだろ」
金剛「まあ、コミックスですからネー」
提督「それもそうだな」
金剛「ネー、テートクー」
提督「うん?」
金剛「今日も一緒にスリーピングして──」
ガタッ!
金剛「!?」
提督「……誰だ? 現れなかった場合、明日、全員を縛り上げて──」
ガチャ──パタン!
瑞鶴「わ、私です!」
提督「なんだそれ」
金剛「告白とカー、それに順ずる言葉ダケ聴こえなくなる現象デス」
提督「もはやそれって分かっててやってるだろ」
金剛「まあ、コミックスですからネー」
提督「それもそうだな」
金剛「ネー、テートクー」
提督「うん?」
金剛「今日も一緒にスリーピングして──」
ガタッ!
金剛「!?」
提督「……誰だ? 現れなかった場合、明日、全員を縛り上げて──」
ガチャ──パタン!
瑞鶴「わ、私です!」
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