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    元スレ美琴「とある幸福の上条当麻、始めるわよ!」上条「マジで!?」

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    751 :

    >>750 冥土帰し「君、童貞だよね」 上条「はいぃっ!?」エロ有りで上琴エンド
    そしてスレチになるからこの話題はこれ以降はカットで

    752 :

    思ったけどこれ暗部抗争もう片付いてねか?アイテムは自爆スクールは垣根がグループリーダーの上条に心酔、残るはメンバーとブロックだけど瞬殺できるでしょうな

    753 :

    多分このスレの暗部はそれぞれ目的が大きく原作と異なってそう

    754 :

    >>471
    木原クンでは?(マジ顔)

    755 :

    二週目ってことは原作の上条さんよりはお爺ちゃんじゃないのか

    あっちは二週目どころじゃないからな

    756 :

    >>755
    おじいちゃんという意味合いでは一度完全に心身ともにおじいちゃんになってるこっち条さんの方がおじいちゃんな気が

    757 :

    >>755
    これでもかなり回ってる設定じゃなかったかな
    しかし一回もインデックスは選んでもらえなかった的な

    758 :

    つまりそんなに回ってるのに一回も身体は許さなかったのか

    759 :

    あれ…?
    美琴さんはどうなの?美琴さんは上条さんと結ばれる運命…そして上条さんは童帝…なら…?
    ってまぁ美琴さんが他の人と結ばれるループがあったら別だけど…

    760 :

    >>755

    こっち条さんはおじいちゃん
    上条さんは仙人

    761 :

    流石陛下!ところで
    続きまだー?

    762 :

    あげんじゃねえよ

    763 :

    最初から見れば分かるけど美琴はBBAになっても処女を貫いてる

    764 :

    処女を貫くって一瞬だけ逆の意味に聞こえた

    765 :

    ちょうどひと月経つので書き込みー
    リアルでハードラックとダンスっちまったので投下はもう数日遅れます

    766 :

    オッケェイ!
    待ってるぜー

    767 :

    待ってる!!!

    768 :

    ちゃんと完結させてくれよ!

    769 :

    またリアルでハードラックとダンスっちまったので投下はもう数か月遅れます

    770 :

    えぇ!?
    数ヶ月前に……

    771 :

    了解。待ってるー

    774 :

    >>773[ピーーー]

    775 :

    >>774
    スルー安定だぞ

    776 :

    えた

    777 :

    まだかなー

    778 :

    信じてる

    783 = 782 :


    第七学区 学舎の園――


    食蜂「困ったわねぇ。私の強制力で一般人を避難させるから御坂さんは……と処女は視線で意図を伝えてみたりぃ」ピ

    美琴「言われなくても! と処女は間髪いれずに電撃を敵へ撃ち放ちます」ビリビリッ!!


    ローラ「まあ、はしたなし」ポイ


    バチバチバチ!!


    美琴「なっ!?」

    食蜂「スプーンを投げて避雷針にした……! ってなんでスプーンを携帯してるのぉ? と処女は素朴な疑問を漏らしますぅ」


    ローラ「ふうむ、大気中で理論光速を叩き出す雷撃、ねぇ。でも金属に引かれるという常識は遵守しておる……つまりは」ブツブツ


    食蜂「やだ、怖ぁい。あのオバサンたら急に独り言を始めてるんだけど、と処女は思わず数歩引いてみたりぃ」

    美琴「他人にケンカ売っておいて随分と余裕じゃない、と処女は怒りに身を震わせてみます」ブルブル


    ローラ「フフン、実際に間近で見て確信したわ。あなた達では、私の相手にならなきにしもあらずよ」デデン


    美琴「上等じゃない。その鼻っ柱、へし折ってや…」

    食蜂「ッ、一端引くわよ! と処女は猪突猛進な御坂さんの腕を引き逃走を試みたりぃ」グイグイ

    美琴「ちょ、食蜂!? と処女は…」

    食蜂「あの女の自信は本物なの! 真実、私達を無力化する術を持ってる!! と処女はお馬鹿な御坂さんに説明してみる」


    ローラ「私の精神を読み取ったか。まあ、それでも、あな遅しであるのよ?」クスッ


    美琴食蜂「「!?」」ゾクッ


    784 = 782 :


    第二十三学区 エンデュミオン――


    上条「ふむ、勢いで突入してみたけど、これは」

    垣根「おい……ここは一体何なんだ? 魔術とやらに明るくない俺でも、ここが異常だと感じるぞ」

    上条「完全に異界化してる。ここがインデックスの根拠地で間違いなさそうだ」

    垣根「異界?」

    上条「この世でない何処か。例えば――」シッ!!


    天使A「gyaaaaaaaaaa!?」グシャッ!!


    天使B「!?」バッサバッサ

    天使C「raaaaaaaa!!!」バッサバッサ


    上条「――こういうトンデモ生物が蔓延る天界っぽい場所とかな」

    垣根「天使だと!?」

    上条「下っ端を何匹叩こうがキリがねえ。一気に突破して中枢を潰す!」

    垣根「ちっ、こうなったらトコトン付き合ってやる」

    上条「……待て」

    垣根「あ?」

    上条「上条さん、普通にしゃべれてる!? 変な語尾が出てきませんのことよ!」

    垣根「くだらねえ。先を急ぐぞ」

    上条「おまっ、泣くほど凹んでたくせに、なんたる言い草!?」

    垣根「のど元過ぎればなんとやらってな。どうやら俺の喉は特に短いらしい」ニヤリ

    上条「ぎゃあー! それは小悪党が頻繁に立てる死亡フラグですぞー!?」ギャース



    ◇ ◇ ◇ ◇



    アウ「整然、幻想殺し他一名の侵入を確認した」

    禁書「とうまは例の組織を率いていないみたいだね。威力偵察かな?」

    テッラ「どうですかねー。今しばらくはこの場所を突き止められないと踏んでいましたが、いやはや思うようにいきません」

    アウ「憤然、あの女狐め……余計な真似を」

    禁書「私に黙って動いたのは業腹だけど、とうまを孤立させるには悪くない一手かも」

    テッラ「あなたも人が悪い。ご自身が開発なさった術式なのでは?」

    禁書「想像に任せるよ」

    テッラ「やれやれ、幻想殺しには同じ男として同情を禁じ得ませんねー」

    禁書「フフ、まあ何にせよ、せっかく夫が逢いに来てくれたんだもん。丁重におもてなし……うん? この感じは」

    アウ「?」ハテ?

    禁書「二人にはとうまの相手を頼むんだよ。私はもうひと組のお客さんをもてなす事にするよ」ニッコリ

    785 = 782 :


    学園都市 某所 木原くんの研究室――


    木原『たった今、上条とスクールの未現物質が敵の支配下にあるエンデュミオンに突入した』


    浜面「…………」

    御坂「…………」


    木原『バックアップは不要だそうだ。ま、逆に足手まといになるのは明らかだからなぁ』


    浜面「おっさん、あんた童て…」

    御坂「しっ、と処女は同僚の口を押さえ失言を食い止めます。筆談してる段階で察してあげなさい」メッ


    木原『で、こっからが本題だ。お前らを呼んだのは他でもねえ、御坂と食蜂の反応がロストしやがった』


    御坂「!」

    浜面「まてよ! アイツらは普通に登校してるはずだろ!?」


    木原『常盤台は全面休校。二人仲良く下校してるとこまでは、滞空回線で把握済みだ。だが学舎の園から出る直前に消えたんだ』


    浜面「魔術師の仕業か……!」

    御坂「しかし、仮にも超能力者(レベル5)が二人もいて簡単に不覚を取るとは考えにくい、と処女は考えます」

    浜面「まだ交戦中って事か?」

    御坂「ええ、お姉様の事ですから……ッ、――あー、テステス/return。感度良好、うんうん、久々のリアルボディは最高だっぜ/return」

    浜面「は……?」

    御坂「ちぇー、やっぱ無茶な干渉はチケットの消費がマッハだね/return」

    浜面「なんだ、雰囲気が……お前、御坂妹じゃないのか?」

    御坂「んー、それは卵が先か鶏が先かって話になっちゃうなー/return。今はそんな哲学を論じてる場合じゃないと思うよん?/escape」

    浜面「そうだった! 大将が敵地に突っ込んでる以上、俺らで御坂たちの援護に向かうぞ!」

    御坂「おー!/return」



    木原「……(電磁波とAIM拡散力場の数値に異常? まさか、コイツが例の量産計画に一位でなく三位が選ばれた理由かよ)」

    786 = 782 :


    CASE 31 ダークプリズン 前編


    ???――


    美琴「うっ……ここは?」

    食蜂「あのオバサンに何らかの方法で、学舎の園から強制転移されたみたいねぇ」

    美琴「あ、フツーに喋れる!」

    食蜂「てことは学園都市の外? それにしたって、この異様な雰囲気は……えっ」

    美琴「どーしたのよ?」ハテ?

    食蜂「すっごい絶景。ヤー・チャイカ、とでも言うべきかしらぁ」



    地球『』デデン



    美琴「ち、きゅう……?」

    食蜂「ロシアの宇宙ステーション、いいえ、重力があるってことは宇宙エレベーターね」


    ローラ「そう、ここはエンデュミオンの頂上。現代に蘇ったバベルの塔でありんすなのよ」


    美琴「ッ、あんたは!」

    食蜂「ずいぶんと辺鄙な場所に招待してくれたわねぇ。分散して各個撃破が目的?」


    ローラ「まさか。それならこんな迂遠な方法はとらなし。今日は淑女の淑女による淑女の為のお茶会に招待したるのよ」クスクス


    美琴食蜂「「はあ?」」ポカーン


    ローラ「今なら禁書目録の注意は幻想殺しの少年にのみ向いておる。ここはひとつ、騙されたと思って世界を憂える乙女の話を聞いてたもれ」


    787 = 782 :


    エンデュミオン 中層――


    垣根「はああーーーッ!!!」


    バオッ!!!


    天使X「gaaaaaaaaaaaaaaaaa!?!?」グチャ!!


    上条「さあ来い、鈍牛!」


    天使Y「ruuuuuuuu!!」バッサバッサ

    天使Z「raaaaaaaa!!」バッサバッサ


    上条「ぬーーん! 大乗○拳!!」グワッ


    ボッ!!


    天使YZ「「!?!?」」グシャッ!!


    上条「芸のない物量責めか。この位階の天使じゃ足止めにもならないっつーの」

    垣根「違いねえ。お前の能力に引きずられて、俺の『未現物質(ダークマター)』も進化してる」

    上条「根っこの部分は似たような能力だからな。けど、次は簡単に勝たせてくれそうにないぞ」



    アウ「当然、我らをそこらの雑魚と同じにされては困る」

    テッラ「主から丁重にもてなせと仰せつかってますからねー。存分に力を振るわせてもらいましょうか」

    アウ「必然、童貞などという半端者、軽く蹴散らしてくれる」ニヤリ


    ブチッ!!!


    垣根「……人がせっかく忘れていたってのに」ブルブル

    上条「嗤ったな!! テメエ、いま上条さんを見下して嗤ったなああーーーー!!!」ガァァ

    788 = 782 :


    コンプレックスを刺激された二人のチェリーが、テッラとアウレオルスに踊りかかる。

    その気迫たるや鬼神の如く、二人の魔術師は挽肉にされる運命しか残されていない。


    が、しかし


    アウ「童貞共よ、倒れ伏せ」


    上条「がッ!?」

    垣根「ぐっ……! な、なんだ、急にカラダが重く」

    上条「ッ、『黄金練成(アルス=マグナ)』か!」


    アウ「当然、錬金術の秘奥は何人にも破れん。盟主インデックス以外の誰にもな」


    上条「ハッ、そいつはどうかな。お前を精神的に屈服させれば、この術式は崩壊するんだろ?」


    アウ「判然、貴様が私を屈服だと? 童貞如きが粋がるなっ!!」


    上条垣根「「ッ!?」」



    そう、アウレオルスは完全に精神的優位を確立していたのだった。

    負けるなど毛ほども思わないアウレオルス。この瞬間、彼は上条達を凌駕していた。



    アウ「歴然、童貞など無価値! マンモーニは家に帰って、母親に甘えてるのがお似合いだ」

    テッラ「ここは託児所ではないのですがねー」

    アウ「繁殖行為すら行った事のない、生物として最下層に位置する貴様ら如きに負ける気などせんな」


    屈辱……っ、圧倒的屈辱が上条と垣根を襲う。だが打開策は一切なし……!

    現実は非情で残酷ある。


    垣根「ちくしょう、ちくしょう……!」

    上条「酷過ぎる……これが人間のすることかよ!?」

    789 = 782 :


    第七学区 学舎の園――


    御坂「おおう、上条ちゃんの魂の慟哭を受信しちゃったぜ/return」

    浜面「なんだって?」

    御坂「ああ、気にしないでこっちの話/return。それよりお姉様の反応がロストしたのはここで間違いない?/escape」

    浜面「木原のおっさんから貰ったデータを信じるならな」

    御坂「ふーん…………お、転移魔術の痕跡発見!/return」

    浜面「えっ、どこ?」キョロキョロ

    御坂「ノンノン、視覚に頼っては物事の本質は見えないよ浜面少年/return。考えるんじゃない、感じるんだ/return」

    浜面「そういうもんか? って、やっぱお前おかしいぞ!?」

    御坂「何もおかしくないさ/return。これだけ因果が捻じれた世界でも、円環の理に囚われた君ほどはね/return」

    浜面「は?」

    御坂「げに恐るべきは滝壺っちの執念か/return。一度しか接点がないにも拘わらず、もう初春ちゃんを追いあげてるから困る/return」

    浜面「滝壺って……合コン、深酒、天井の染み、哲学的体験……うっ、頭が」ガクブル

    御坂「この世はヤンデレラで満ち満ちている/return。わけがわからないよ/return」ヤレヤレ

    浜面「俺はお前の豹変の方がわけわかんねーよ!」ガァァ

    御坂「なんて遊んでる間に逆探知成功♪/return。そんじゃ私たちも転移方陣で跳ぶよ/return」スッ


    キィィィィン


    浜面「うおっ、足元に魔法陣が!?」

    御坂「ふっふっふ、ミサカたちにかかれば、この程度の魔術を再現するのは訳ないのだげふおっ!?」ポタポタ

    浜面「ドヤ顔で吐血したーー!?」ガビーン

    790 = 782 :


    エンデュミオン 最上階――


    美琴「――で、アンタの望みは白い悪魔の排除ってわけ?」

    ローラ「そ、そうなのだけど。なんだかすごく端折られた気が……」

    食蜂「オバサンの身の上話なんて誰も興味ないっていうかぁ、様式美?」

    ローラ「おばッ、……こほん、この輝く美貌が見えなしなのかしらー?」シャラーン

    食蜂「見た目は、ねぇ。若作りしてるみたいだけどぉ、実年齢は衝撃のひゃ…」ピ

    ローラ「きゃああーー!!! いけなしっ!! 乙女の秘密を暴いてはいけなし!!!」ギャース

    食蜂「年齢はどーでもいいとして、部下に背かれた哀れなオバサンの尻拭いを他人にさせるってどうなの?」

    ローラ「よ、世の中ギブ&テイク! 貴女たちも禁書目録を排除したい、そして私はその手段を提示する用意がありけるのよ」

    美琴「つまりアンタには、あのちびっ子シスターを倒す目算があるってことかしら」

    ローラ「然り。幻想殺し……上条当麻を以てしても禁書目録に傷一つ負わせられない事実。不思議に思わないかしら?」

    美琴「…………」

    ローラ「カラクリは単純、『アストラルシフト』なる魔術を行使しておるから。攻撃が直撃する瞬間に、禁書目録は存在確率を変動させておりけるのよ」

    食蜂「それってこの世界から一時的に消失してるって事ぉ?」

    ローラ「並行世界に本体を避難させて、こちらに限りなく本物に近いホログラムを投影してる感じかしらね」

    美琴「何そのインチキ……そんなのどうやって破れってのよ!」

    ローラ「正攻法では不可能であられろうよ。無数に存在する並行世界から避難先を割り出すなんて魔神でも無理なればだから」

    美琴「魔術ってのはトコトン出鱈目ね……。例えば発信器のような物を取り付けて、逆探知したり出来ないの?」

    ローラ「科学は並行世界の観測なんて出来けるのかしら?」

    食蜂「シミュレートは出来るけど、観測は無理ねぇ」

    ローラ「そこで追跡魔術を仕込みしなのよ!! 避難先さえ捕捉すれば、あとは上条当麻がなんとかしたるに違いなし!」

    791 = 782 :


    美琴「そんな簡単にいくのかな。そもそも追跡魔術をどうやって仕込むつもりよ」

    ローラ「上条当麻のキスに紛れて仕込む予定なりよ。さしもの禁書目録も、その瞬間は油断するはずだもの」ウン

    美琴「へぇー、キスかぁ…………キキキキキスぅぅぅぅーー!!?///」

    食蜂「はぁーーッ!? ついにボケちゃったのかしらこのオバサン!」

    ローラ「ボケていなしっ!! 人様を勝手に認知症にしないで!?」ガビーン

    食蜂「却下よ却下っ!! そんな作戦は認められないんだけどぉ!」プンスカ

    美琴「そ、そうね。別にアイツが誰とキスしようがわわっ、私には関係ないけどね!///」

    ローラ「恋心を囮にするは、古来より有効な策なのだけど」

    食蜂「そんな思考力だから貴女はオバサンなのよ。女としてご臨終してるわぁ」ヤレヤレ

    ローラ「ご、ご臨終!?」ガビーン

    食蜂「女性は女を捨てた時、オバサンに成り下がるのよぉ?」

    ローラ「捨ててなきにしもあらずよ!? 毎日のスキンケアを欠かしたことなどないもの!」

    食蜂「見た目にだけ拘ってる所が哀れねぇ。女の魅力はもっと内面力にあると思わない?」


    美琴「言ってる事はもっともだけど、アンタにだけは言われたくないわね」


    食蜂「まあ短気で野蛮な御坂さんには無縁な話よねぇ。それに見た目も貧……スレンダーだしぃ」クスクス

    美琴「おい待てやこら。何を言い直した!」ガァァ

    食蜂「で、他に案はないのぉ?」

    美琴「サラッと流してんじゃないわよー!」


    ローラ「ハァ、これだから乳臭い小娘は。しかし、他の方法と言われても残るは最終手段しか……ッ、来た!?」ビクッ



    禁書「コソコソ勝手に動いてると思えば、短髪と密会だなんて。フフフ、これはどういう事なのかな?」ニッコリ


    792 = 782 :


    ローラ「あと半刻は猶予があると踏んでいたのに、存外冷静なりしみたいね」


    禁書「なるほど、童貞術式は とうまを誘き出す囮だったんだね」


    食蜂「し、白い悪魔ぁ!?」

    ローラ「敵の弱点を突くのは戦術の基本でしょう? 彼が絡むと貴女はポンコツに成り下がるもの」

    美琴「い、いいの? 逆らったらヒキガエルにされる呪いが……」

    ローラ「おーっほっほ! 私を誰だと思いたるのかしら。あの程度の呪いなんて、とうの昔に解呪したに決まっておろうでしょうに!」


    禁書「ふぅん、伊達に最大主教の地位にいたわけじゃないってことか。あなたを少し見くびってたかも。……で?」


    ローラ「えっ?」


    禁書「次の一手を打ってくれないかな? それとも問答無用で消滅させて欲しい?」クスクス


    美琴「こうなったら背に腹は代えられないわ。一時休戦して共闘しましょう!」

    食蜂「それしかなさそうねぇ」

    ローラ「え、えっと、その……」オロオロ

    美琴「何か作戦があるのよね? 私たちに出来る事があるなら協力するから教えて」

    ローラ「期待を裏切るようで申し訳なしなのだけど……万策尽き果てたり?」

    食蜂「ちょ、うそでしょおー!?」ガビーン

    ローラ「だ、だって時間も人手も足りなかったし! 他にも仕込みをしておきたるも、全部不発に終わったのだからー!」

    美琴「胸を張って言うことかー!?」



    禁書「じゃあチェックメイトだね。……楽には死なせてあげないんだよ」ニッコリ



    美琴食蜂ローラ「「「ぎゃあああーーー!?!?」」」ギャース


    793 = 782 :

















    ??「そこまでだよ!/return」















    794 = 782 :



    禁書「ッ、だ、誰っ!」



    御坂「どこの誰かと聞かれたら/return」

    浜面「答えてやるのが世の情け」

    御坂「学園都市の破壊を防ぐため/return」

    浜面「学園都市の平和を守るため」

    御坂「愛と真実の正義を貫く/return」

    浜面「ラブリーチャーミーなヒーロー役」

    御坂「ミサカ!!/return」

    浜面「浜面!!」

    御坂「ゲロ以下の暗部をのたうち回る特務支援課の二人には/return」

    浜面「ブラックホール、黒い明日が待ってるぜ!」キリッ

    御坂「フッ、決まったぜごぱあっ!?」ビチャビチャ

    浜面「ぎゃあ! また吐血したーーー!!?」ガビーン



    禁書「…………」ポカーン



    美琴「なにやってんのよ、アンタたちはーー!!!」

    食蜂「助けに来てくれたんじゃないかしらぁ?」

    ローラ「血を吐いて今にも死してしまいそうなのだけれど……」


    795 = 782 :


    御坂「残念だけど、このミサカはもう限界だ/return」フラフラ

    浜面「何しに突入したんだよ!?」

    御坂「大切な物をお姉様に届けるためだよ/return」


    美琴「た、大切なもの?」


    御坂「魔王に立ち向かう勇者へ与えられる恩寵/return。RPGにおける勇者を最強たらしめる能力/return」



    禁書「まさか……」



    御坂「何度打ちのめされようと、ゾンビのように復活を果たす……それがセーブ機能っ!!/return」

    美琴「は?」ハテ?

    御坂「思い出してお姉様/return。あの忘れ得ぬ、大切な記憶と想いを!/return」


    キィィィィィン!!!


    美琴「ぎゃああーー!!! 割れる割れる頭が割れるぅぅーーー!?!?」ゴロゴロ

    御坂「なうろーでぃんぐ! 只今データを書き出し中!!/return」ガリガリガリ

    美琴「あばばばばば……!」ビクンビクン

    御坂「よし、記憶のダウンロード完了/return。さあ、お姉様……あ、あれー?/escape」

    美琴「」シーン……



    食蜂「み、御坂さぁぁーーーん!?」ガビーン

    浜面「ホントなにしてんだよお前ーーー!?」



    テッテレー



    御坂美琴は、10031回分の最適化された記憶と経験を継承した!!

    796 = 782 :

    といったところで今回は終了
    えらく更新間隔があいてしまってすみませぬー

    797 :


    ずっと待ってたんだからねッ!
    後細かいことだけど『未現物質』じゃなくて『未元物質』なんだよとうま

    798 :

    きたーー!
    待ってたぜ
    続きが気になるじゃんよー

    799 :

    乙です。
    しかし女同士で年齢や容姿や胸について言い争う姿って面白いけど醜いなあ。

    800 :

    続きはまた来月か・・・


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