私的良スレ書庫
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元スレ貴音「貴女様?!」 P「面妖な……」
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真「響、まだかなー」
(ガチャッ)
響「いいお湯だった……って、真まだいたの?」
真「えっなにそれ?! 酷いなぁ」
響「てっきりプロデューサーと一緒に帰ると思ってたぞ」
真「だって、響一人で帰らせたら可哀想じゃないか」
響「……自分、今日はここに泊まってくって、さっきレッスンの時に……」
真「え、そうだっけ?」
小鳥「真ちゃん、忘れっぽいわね」
真「たまたまですたまたま!」
響「なんかごめんさー……」
真「あ、いいよいいよ! どうせ休憩がてらだったし!」
真「それじゃ!」
響「おつかれー」
小鳥「お疲れぴよー」
真「なぁんだ……これならプロデューサーと一緒に帰ればよかったなぁ」
真「まぁいっか……明日に向かって走ろう!!」カンカンカンカン
P「お前は何恥ずかしいことを叫んでるんだ」
真「うわあああああ?!」ドガゴッ
P「ぐふっ」
真「あ、ぷ、プロデューサー!」
P「へっ、いいの貰っちまったぜ……お前なら、世界を目指せる……」
真「もう、びっくりさせないでくださいよ!」
P「いや、驚かせるつもりはなかったんだが」
真「もー……何してるんです、わざわざ事務所の外で?」
P「お前を待ってたんだよ」
真「え?」
P「やっぱり、担当アイドルを雨ざらしで帰すわけにはいかんよ」
真「大丈夫ですって、そんなヤワには……」
P「普通ならそれもいいが、お前はプロなんだ。できるだけ気を遣え」
真「ご、ごめんなさい」
P「ったく……ほら、家まで送ってやるから傘入れ」
真「ぁえっ?!」
P「ああ、それと」
(ファサッ)
P「濡れたままじゃ冷えるだろうから、着くまで俺のジャケット被ってろ」
真「ぷ、ぷ、ぷろでゅーさぁ?!」
P「ほら、さっさと帰るぞ」グイッ
真「あ、は、はいっ」
(パツパツサアァァァァァァア)
P「ほら濡れるぞ、もっとくっつけ」
真「は、はい!」
(ザァーザァー)
真「……ジャケットからプロデューサーの匂いがする……」
P「え゛っ、そんなにまずいか?」
真「へへっ」
(バツバツバツバツザァーー)
真「家まで、送ってくれるんですよね?」
P「ああ。車出してやりたかったけど律子が使っててな。タクシー拾うよ」
真「いえ」
P「?」
真「迷惑じゃなかったら、このまま歩いて帰りませんか?」
P「いいけど」
真「やーりぃっ♪」
真「プロデューサー」
P「うん?」
真「このエスコート、最後までバッチリ“決めて”くださいねっ!」
P「決める?」
P「……」
P「ってこの馬鹿!」
真「あははっ、顔真っ赤ですよ、プロデューサー!」
P「う、うるせー思い出させるな……」
真「プロデューサーも、まだまだですねっ!」
真(でもそのうちきっと)
真(カッコよく決めてもらいますね)
真(プロデューサー!)
オマケまこにゃん完
と、真昼間から失礼いたしました
まこにゃん、これで許して!!
まこにゃん、これで許して!!
順番的には次は響か……
今回はちゃんとある程度決めてから始めよう、うん
気分転換にvipで一発ネタ投下してくるかな
今回はちゃんとある程度決めてから始めよう、うん
気分転換にvipで一発ネタ投下してくるかな
ごめんねコメントあった順に考えてるから響の次は亜美真美なの
亜美と真美を別でやるかどうかもまた問題でな
亜美と真美を別でやるかどうかもまた問題でな
さて、まとまってきたので響をゆっくり投下
ただ書き溜めてないし時間も時間なので、もしかしたら途中で切って続きは明日やるかも
ただ書き溜めてないし時間も時間なので、もしかしたら途中で切って続きは明日やるかも
響「ね、ねーねー……?!」 P「自分完璧だからな」
はーじまーるよー
~ある日の町中~
P「ええと、春香を届けて、次は響の付き添いだったっけかなぁ」ビューティーボイス
P「しかし、この姿で平然と仕事を続ける自分に戸惑いを覚える……」
P「ま、別に悪化したりってのは今のとこないからいいとして」
P「……名刺も作っとこうかなぁ」
P「馬鹿なっ! これが私の運命と言うか! 認めん、認められるか、こんなこと!」
P「しかし、響が見当たらんな……」
P「響とは確かこの辺りで……」
響「あ、えーっと、自分はだな……」
P「お、いたいた。誰かと話してるな……?」
赤羽根「君にすごい才能を感じるんだ! きっと、トップアイドルになれる! いや、俺がしてみせる!」
響「えっと、自分、実はもう」
赤羽根「どうか、俺を信じてくれっ!」
P「なーにやってんだアイツ……」
P「響さん、どうなさいましたの?」ビューティーボイス
響「あっ、プロ」
赤羽根「あっ、ご、ごめん、君はこの子の知り合い……?」
P「あ、あぁ、プロ」
赤羽根「って、君にも才能を感じる……! どうかな、二人とも一緒に、トップアイドルを目指してくれないか?!」
P「あ、あー……」
P(やりづれぇ……)
赤羽根「頼むっ! この通りっ!」
P「え、えっと」
P(しかしなんだか親近感を覚えるな)
P「申し訳ないんですが」
赤羽根「そ、そうだよな……俺なんかじゃ……」
響「いや、なんというか」
赤羽根「あ、あはは、ごめんな。駆け出しだから、つい舞い上がっちゃって……」
P「いや、その目は確かだと思いますよ」
赤羽根「女の子一人アイドルに口説けないんじゃ、プロデューサー失格だな……」
P「Don't worry、俺、プロデューサー。その子、担当アイドル。OK?」
赤羽根「」
P「あ、良かったら名刺をどうぞ」イソイソ
赤羽根「あ、ありがとうございます」イソイソ
赤羽根「……P、さん?」
P(あ、やっべ、これ普段の名刺だ)
P「あ、すみません、今名刺切らしてて。それ、相方の名刺なんです。話はしておきますので、何かあればそちらに」
赤羽根「は、はい」
P(フヒュゥー、マジ天才的機転の利かせ方)グッジョブ!!
響「な、なんかごめんな……折角声かけてくれたのに」
赤羽根「い、いや、こちらこそ現役の方だとは知らず、本当にすみません」
P(一応レギュラー番組持ってんだけどなぁ、響)
P「まぁ、仕事で機会があれば、また」
まあ興奮するとつい熱く語っちゃう性格だからなバネP、仕方ないね
赤羽根「失礼、します……」トボトボ
響「なんか悪いことしたさー……」
P「頑張れ青年! キミの未来は明るいぞ! きっと上手く行くさ!」ビシィッ
響「多分プロデューサーより大物になるぞあの人」
P「その内強大な敵として立ちはだかったり、戦隊モノシルバーポジションで助けに来たりしてな……」
響「頑張ってほしいな!」
P「俺の若い頃によく似ている……」シミジミ
響「プロデューサーにもあんなにまともな時期があったのか?」
P「おい響ちゃん、大分失礼なことを言っているねキミ」
P「さて、気持ち切り替えて仕事行くぞ仕事」
響「はいさーい!」
P「今日はどうぶつワールドの収録だったな」
響「いぬ美は先に現地に行ってるから、自分達も早く行こう!」
P「えっ、お前いぬ美だけで行かせたの?」
響「いぬ美ならなんくるないさー!」
P「いや確かになんくるねぇと思うけど」
P(飼い主はプロデューサー付き添いで犬は自力ってどうなの)
P「うっ」
響「? どうしたの?」
P「あ、あのディレクターに会わなきゃいけないのか……」
響「嫌いなのか? いい人なのに」
P「いや、いい人なのは、いい人なのは良く分かってるけど」
響「喧嘩しちゃったのか? 喧嘩は駄目だぞー?」
P「お前はまず人に口出しする前に家庭内不和(エサ的な意味で)をどうにかした方がいいな」
響「な、なんくるないさー! 昨日だってブタ太逃げちゃったけどすぐに探し当てたし!」
P「俺な、探索能力より折衝能力の強化が急務だと思うのよ」
~なんだかんだで現場に着いたよ!~
響「偉いぞいぬ美! 一人で来れたな!」
いぬ美「ばうっ!」
P「さて、一人で来れない響はさっさと着替えとかしないとな」
響「う、うるさいぞ……あ、ディレクター!」
P「ゔっ」
D「あらン? この前の代理ちゃんじゃない?」
P「せ、先日はどうも……」
D「んー、今日はちゃんとスーツは自前なのネ?」
P「は、はい」
D(スンスン)
P「ひっ?!」
D「やっぱりPちゃんの匂いがするわねぇ」
P(コワイコワイコワイコワイコワイコワイ)
D「まぁいいわ。響ちゃん、準備お願いネ!」
響「了解だぞー!」
P「心臓にわりぃ……」
スタッフ「ディレクター!」
D「ん? 何かしら?」
スタッフ「あの……」ゴニョゴニョゴニョ
響「今日はゲストがいっぱいらしいぞー」
P「へぇ、珍しいな。誰だゲストって」
???「俺達だよ」
P「お、お前らは!」
P「伊集院北斗!」
北斗「チャオ☆」
P「御手洗翔太!」
翔太「やっほー♪」
P「そして、雨ヶ瀬冬馬!!」
冬馬「違うっつってんだろ!!」
P「えっ」
響「えっ」
北斗「えっ」
翔太「えっ」
冬馬「えっ……」
P「ちゃんと、正しい発音したのに……」グスッ
冬馬「あっ、わ、悪ぃ! すまねぇっ!」
響(発音は正しかったな)
北斗(発音はね)
翔太(表記は知らないけど)
冬馬「くそっ、どいつもこいつも名前を間違えやがるから、つい条件反射で……」
翔太「冬馬君、言い訳はいけないよ」
冬馬「あ、ぐ……」
P「失礼があっちゃ、悪いと、思ってぇ……」グスッ
響「プロデューサー……」
響(若干気持ち悪いぞ……)
冬馬「ほ、本当に悪い、初対面なのに、いきなり怒鳴ったりして……」
P(あらやだ、この子健気)
P「い、いいんです……今日は、よろしくお願いしますね」
冬馬「あ、ああ」
P(今日はせいぜい楽をさせてもらうぜ、冬馬クン!)
これは後であまとう編も書いて欲しくなるな…
性的な絡みは無しで、あってもギャグテイストな感じで
性的な絡みは無しで、あってもギャグテイストな感じで
北斗「うーん、微笑ましいなぁ」
響「でも、あれプロデューサー……」
北斗「知ってるとも」
響「えっ」
北斗「この前ちょっと、ね☆」
翔太「ホントだったんだねー……知らないの冬馬君だけだけど」
響「な、なんで教えてあげないさー?」
北斗「楽しいから」
翔太「楽しいから」
響(自分、ちょっとあまとうが可哀そうになってきたぞ……)
冬馬「な、なんかあったら気軽に言ってくれ、手伝ってやるから」
P「はい、ありがとうございます……」
響「なー、その子な、実は……」
冬馬「って、こっちも早く準備しないと! すまねぇ、またあとでな!」
響「あ、行っちゃったさー……」
P「ふむ、プランTは成功のようだな」
響「プロデューサー、ちょっと性格悪いぞ……」
P「あはは、冗談だって冗談。あとでネタ晴らしして殴られてくるさ」
響「ちゃんと言うんだぞ?」
P「俺だってそこまで鬼畜じゃないよ」
D「代理ちゃん、ちょっといいかしら?」
P「は、はい、なんでしょう?」
D「実はちょっと、トラブルがあって……」
P「トラブル?」
D「今日のゲストだけど、ジュピターの三人に加えて、もう一人他の事務所の子がいたんだけど」
P「はぁ」
D「事故に遭っちゃって、出られないみたいなのよねェ」
P「えっ?!」
D「流れ上、どうしても欠員が出ちゃうと進行が難しくなっちゃうのよね」
P「どうしましょう……」
涼「いたた……」
絵理「幸い怪我は軽いけど、今日はちょっと無理みたい?」
愛「キャンセルしよー!!」
まなみ「ちょっと黙ってね」
P「ちょっと待ってくださいね。今日のスケジュールは……うーん、みんな予定が詰まってる……」
D「そこで一つお願いがあるんだケド」
P「すみません、ちょっとうちの事務所からは代理は出せそうにありません」
D「代理ちゃんが出てくれないかしら?」
P「」
D「丁度体型も同じくらいなのよねェ」
P「ほ、本気ですか? 素人ですよ?」
D「とは言っても、実はもう方々を当たっているんだケド、全然代わりのコがいないのよ」
P「う、うーん」
響「プロデューサー」
P「ん?」
響「自分からもお願いするぞ」
P「えっ」
響「これ、自分の番組だし、やっぱり成功させたいんだ」
P「……今から流れを作り直すと」
D「間に合うか五分五分だけど、確実に質は落ちるわネ」
響「自分もフォローするから……お願いっ、プロデューサー!」
P「……ふぅ、分かりました。ただ、あまり過度なリアクションは期待しないでくださいね」
響「プロデューサー……!」
D「うふん、そう言ってくれると思ってたワ! じゃあ響ちゃんと着替え、よろしくネ!」
P・響「「はいっ」」
P「まさかこのジャケットに袖を通す日が来るとは……」
響「ありがと、プロデューサー!」
P「ま、あんまり無茶は言われないだろうし、恩を売って損はないしな」
響「プロデューサー……」
P「……ってのは建前で、なんだかんだでディレクターにはお世話になってるし、お前の番組だしな」アタマクシャクシャ
響「……! うんっ!!」
スタッフ「すみません、着替えはこちらでお願いします!」
響「いぬ美はここで待っててね」
いぬ美「ばうわうっ!」
P「スーツ脱ぐのめんどくさいなぁ」ガチャッ
響「ちょっと押してるみたいだし、急がないと!」バタン
P「ってここ、着替え個室じゃないのかよ!」
響「プロデューサー、スーツなんだから急がないと!」ヌギヌギポイッポイッ
P「ひ、響?!」
響「へ?」
P「お、俺を誰だと思っている?」
響「……」
P「……」
響「……ぷろでゅーさー」
P「……おっ、春香、静かだと思ってたらそんなとこにいたのか」
ハム蔵「ジュッ!」タニマゴソゴソ
(ベシィン!!!)
\ナンクルネェナ/
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