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    元スレ貴音「貴女様?!」 P「面妖な……」

    SS+覧 / PC版 /
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    351 = 299 :


    「響、まだかなー」

    (ガチャッ)

    「いいお湯だった……って、真まだいたの?」

    「えっなにそれ?! 酷いなぁ」

    「てっきりプロデューサーと一緒に帰ると思ってたぞ」

    「だって、響一人で帰らせたら可哀想じゃないか」

    「……自分、今日はここに泊まってくって、さっきレッスンの時に……」

    「え、そうだっけ?」

    353 = 299 :


    小鳥「真ちゃん、忘れっぽいわね」

    「たまたまですたまたま!」

    「なんかごめんさー……」

    「あ、いいよいいよ! どうせ休憩がてらだったし!」


    「それじゃ!」

    「おつかれー」

    小鳥「お疲れぴよー」

    354 = 299 :


    「なぁんだ……これならプロデューサーと一緒に帰ればよかったなぁ」

    「まぁいっか……明日に向かって走ろう!!」カンカンカンカン


    P「お前は何恥ずかしいことを叫んでるんだ」

    「うわあああああ?!」ドガゴッ

    P「ぐふっ」

    355 = 299 :


    「あ、ぷ、プロデューサー!」

    P「へっ、いいの貰っちまったぜ……お前なら、世界を目指せる……」

    「もう、びっくりさせないでくださいよ!」

    P「いや、驚かせるつもりはなかったんだが」

    「もー……何してるんです、わざわざ事務所の外で?」

    P「お前を待ってたんだよ」

    「え?」

    356 = 299 :


    P「やっぱり、担当アイドルを雨ざらしで帰すわけにはいかんよ」

    「大丈夫ですって、そんなヤワには……」

    P「普通ならそれもいいが、お前はプロなんだ。できるだけ気を遣え」

    「ご、ごめんなさい」

    P「ったく……ほら、家まで送ってやるから傘入れ」

    「ぁえっ?!」

    357 = 299 :


    P「ああ、それと」

    (ファサッ)

    P「濡れたままじゃ冷えるだろうから、着くまで俺のジャケット被ってろ」

    「ぷ、ぷ、ぷろでゅーさぁ?!」

    P「ほら、さっさと帰るぞ」グイッ

    「あ、は、はいっ」

    358 = 299 :


    (パツパツサアァァァァァァア)

    P「ほら濡れるぞ、もっとくっつけ」

    「は、はい!」

    (ザァーザァー)

    「……ジャケットからプロデューサーの匂いがする……」

    P「え゛っ、そんなにまずいか?」

    「へへっ」

    (バツバツバツバツザァーー)

    「家まで、送ってくれるんですよね?」

    P「ああ。車出してやりたかったけど律子が使っててな。タクシー拾うよ」

    「いえ」

    P「?」

    「迷惑じゃなかったら、このまま歩いて帰りませんか?」

    P「いいけど」

    「やーりぃっ♪」

    359 = 299 :


    「プロデューサー」

    P「うん?」

    「このエスコート、最後までバッチリ“決めて”くださいねっ!」

    P「決める?」

    P「……」

    P「ってこの馬鹿!」

    「あははっ、顔真っ赤ですよ、プロデューサー!」

    P「う、うるせー思い出させるな……」

    「プロデューサーも、まだまだですねっ!」


    (でもそのうちきっと)

    (カッコよく決めてもらいますね)

    (プロデューサー!)


    オマケまこにゃん完

    360 = 299 :

    と、真昼間から失礼いたしました
    まこにゃん、これで許して!!

    361 :

    許そう

    362 = 299 :

    順番的には次は響か……
    今回はちゃんとある程度決めてから始めよう、うん
    気分転換にvipで一発ネタ投下してくるかな

    363 = 340 :

    許してやるから響の次は律子編でオナシャス

    364 :

    ちーちゃん編も早めにオナシャス

    365 :

    律子と聞いて

    366 = 277 :

    ごめんねコメントあった順に考えてるから響の次は亜美真美なの
    亜美と真美を別でやるかどうかもまた問題でな

    367 = 277 :

    さて、まとまってきたので響をゆっくり投下
    ただ書き溜めてないし時間も時間なので、もしかしたら途中で切って続きは明日やるかも

    368 = 277 :




    「ね、ねーねー……?!」 P「自分完璧だからな」



    はーじまーるよー

    369 = 277 :


    ~ある日の町中~

    P「ええと、春香を届けて、次は響の付き添いだったっけかなぁ」ビューティーボイス

    P「しかし、この姿で平然と仕事を続ける自分に戸惑いを覚える……」

    P「ま、別に悪化したりってのは今のとこないからいいとして」

    P「……名刺も作っとこうかなぁ」

    P「馬鹿なっ! これが私の運命と言うか! 認めん、認められるか、こんなこと!」


    P「しかし、響が見当たらんな……」

    370 = 277 :


    P「響とは確かこの辺りで……」


    「あ、えーっと、自分はだな……」


    P「お、いたいた。誰かと話してるな……?」



    赤羽根「君にすごい才能を感じるんだ! きっと、トップアイドルになれる! いや、俺がしてみせる!」

    「えっと、自分、実はもう」

    赤羽根「どうか、俺を信じてくれっ!」



    P「なーにやってんだアイツ……」

    371 :

    今まで赤羽根Pが女体化していると思っていた

    372 = 371 :

    ごめんageちゃった

    373 = 277 :


    P「響さん、どうなさいましたの?」ビューティーボイス

    「あっ、プロ」

    赤羽根「あっ、ご、ごめん、君はこの子の知り合い……?」

    P「あ、あぁ、プロ」

    赤羽根「って、君にも才能を感じる……! どうかな、二人とも一緒に、トップアイドルを目指してくれないか?!」

    P「あ、あー……」

    P(やりづれぇ……)

    赤羽根「頼むっ! この通りっ!」

    P「え、えっと」

    P(しかしなんだか親近感を覚えるな)

    374 :

    羽根Pwww

    375 = 277 :

    >>371
    赤羽根Pがこんなにアクティブだったらちょっと怖い
    まぁ外見は似たようなイメージでもどうとでも!
    どうせ投下でageてるからお気になさらずー

    376 = 277 :


    P「申し訳ないんですが」

    赤羽根「そ、そうだよな……俺なんかじゃ……」

    「いや、なんというか」

    赤羽根「あ、あはは、ごめんな。駆け出しだから、つい舞い上がっちゃって……」

    P「いや、その目は確かだと思いますよ」

    赤羽根「女の子一人アイドルに口説けないんじゃ、プロデューサー失格だな……」


    P「Don't worry、俺、プロデューサー。その子、担当アイドル。OK?」


    赤羽根「」

    377 = 277 :


    P「あ、良かったら名刺をどうぞ」イソイソ

    赤羽根「あ、ありがとうございます」イソイソ

    赤羽根「……P、さん?」

    P(あ、やっべ、これ普段の名刺だ)

    P「あ、すみません、今名刺切らしてて。それ、相方の名刺なんです。話はしておきますので、何かあればそちらに」

    赤羽根「は、はい」

    P(フヒュゥー、マジ天才的機転の利かせ方)グッジョブ!!

    「な、なんかごめんな……折角声かけてくれたのに」

    赤羽根「い、いや、こちらこそ現役の方だとは知らず、本当にすみません」

    P(一応レギュラー番組持ってんだけどなぁ、響)

    P「まぁ、仕事で機会があれば、また」

    378 :

    何かバネPメンドクせぇ奴だな、ワロたわ

    379 = 297 :

    まあ興奮するとつい熱く語っちゃう性格だからなバネP、仕方ないね

    380 :

    顔知っとけよ大事になるレベルだろ…

    381 = 277 :


    赤羽根「失礼、します……」トボトボ




    「なんか悪いことしたさー……」

    P「頑張れ青年! キミの未来は明るいぞ! きっと上手く行くさ!」ビシィッ

    「多分プロデューサーより大物になるぞあの人」

    P「その内強大な敵として立ちはだかったり、戦隊モノシルバーポジションで助けに来たりしてな……」

    「頑張ってほしいな!」

    P「俺の若い頃によく似ている……」シミジミ

    「プロデューサーにもあんなにまともな時期があったのか?」

    P「おい響ちゃん、大分失礼なことを言っているねキミ」

    382 = 277 :


    P「さて、気持ち切り替えて仕事行くぞ仕事」

    「はいさーい!」

    P「今日はどうぶつワールドの収録だったな」

    「いぬ美は先に現地に行ってるから、自分達も早く行こう!」

    P「えっ、お前いぬ美だけで行かせたの?」

    「いぬ美ならなんくるないさー!」

    P「いや確かになんくるねぇと思うけど」

    P(飼い主はプロデューサー付き添いで犬は自力ってどうなの)

    384 = 277 :


    P「うっ」

    「? どうしたの?」

    P「あ、あのディレクターに会わなきゃいけないのか……」

    「嫌いなのか? いい人なのに」

    P「いや、いい人なのは、いい人なのは良く分かってるけど」

    「喧嘩しちゃったのか? 喧嘩は駄目だぞー?」

    P「お前はまず人に口出しする前に家庭内不和(エサ的な意味で)をどうにかした方がいいな」

    「な、なんくるないさー! 昨日だってブタ太逃げちゃったけどすぐに探し当てたし!」

    P「俺な、探索能力より折衝能力の強化が急務だと思うのよ」

    385 = 277 :


    ~なんだかんだで現場に着いたよ!~


    「偉いぞいぬ美! 一人で来れたな!」

    いぬ美「ばうっ!」

    P「さて、一人で来れない響はさっさと着替えとかしないとな」

    「う、うるさいぞ……あ、ディレクター!」

    P「ゔっ」


    D「あらン? この前の代理ちゃんじゃない?」

    P「せ、先日はどうも……」

    D「んー、今日はちゃんとスーツは自前なのネ?」

    P「は、はい」

    D(スンスン)

    P「ひっ?!」

    D「やっぱりPちゃんの匂いがするわねぇ」

    P(コワイコワイコワイコワイコワイコワイ)

    386 :

    ふむふむ……ん?どうした続けたまえ

    387 = 277 :


    D「まぁいいわ。響ちゃん、準備お願いネ!」

    「了解だぞー!」

    P「心臓にわりぃ……」


    スタッフ「ディレクター!」

    D「ん? 何かしら?」

    スタッフ「あの……」ゴニョゴニョゴニョ

    388 = 277 :


    「今日はゲストがいっぱいらしいぞー」

    P「へぇ、珍しいな。誰だゲストって」


    ???「俺達だよ」


    P「お、お前らは!」


    P「伊集院北斗!」


    北斗「チャオ☆」


    P「御手洗翔太!」


    翔太「やっほー♪」


    P「そして、雨ヶ瀬冬馬!!」


    冬馬「違うっつってんだろ!!」


    P「えっ」

    「えっ」

    北斗「えっ」

    翔太「えっ」


    冬馬「えっ……」

    389 = 277 :


    P「ちゃんと、正しい発音したのに……」グスッ

    冬馬「あっ、わ、悪ぃ! すまねぇっ!」

    (発音は正しかったな)

    北斗(発音はね)

    翔太(表記は知らないけど)


    冬馬「くそっ、どいつもこいつも名前を間違えやがるから、つい条件反射で……」

    翔太「冬馬君、言い訳はいけないよ」

    冬馬「あ、ぐ……」

    P「失礼があっちゃ、悪いと、思ってぇ……」グスッ

    「プロデューサー……」

    (若干気持ち悪いぞ……)

    390 :


    冬馬「ほ、本当に悪い、初対面なのに、いきなり怒鳴ったりして……」

    P(あらやだ、この子健気)

    P「い、いいんです……今日は、よろしくお願いしますね」

    冬馬「あ、ああ」

    P(今日はせいぜい楽をさせてもらうぜ、冬馬クン!)

    391 :

    響に遺伝子を呼ばれた気がしたので

    392 :

    これは後であまとう編も書いて欲しくなるな…
    性的な絡みは無しで、あってもギャグテイストな感じで

    393 = 390 :


    北斗「うーん、微笑ましいなぁ」

    「でも、あれプロデューサー……」

    北斗「知ってるとも」

    「えっ」

    北斗「この前ちょっと、ね☆」

    翔太「ホントだったんだねー……知らないの冬馬君だけだけど」

    「な、なんで教えてあげないさー?」

    北斗「楽しいから」

    翔太「楽しいから」

    (自分、ちょっとあまとうが可哀そうになってきたぞ……)

    394 = 390 :


    冬馬「な、なんかあったら気軽に言ってくれ、手伝ってやるから」

    P「はい、ありがとうございます……」

    「なー、その子な、実は……」

    冬馬「って、こっちも早く準備しないと! すまねぇ、またあとでな!」

    「あ、行っちゃったさー……」


    P「ふむ、プランTは成功のようだな」

    「プロデューサー、ちょっと性格悪いぞ……」

    P「あはは、冗談だって冗談。あとでネタ晴らしして殴られてくるさ」

    「ちゃんと言うんだぞ?」

    P「俺だってそこまで鬼畜じゃないよ」



    D「代理ちゃん、ちょっといいかしら?」

    395 = 390 :


    P「は、はい、なんでしょう?」

    D「実はちょっと、トラブルがあって……」

    P「トラブル?」

    D「今日のゲストだけど、ジュピターの三人に加えて、もう一人他の事務所の子がいたんだけど」

    P「はぁ」

    D「事故に遭っちゃって、出られないみたいなのよねェ」

    P「えっ?!」

    D「流れ上、どうしても欠員が出ちゃうと進行が難しくなっちゃうのよね」

    P「どうしましょう……」




    「いたた……」

    絵理「幸い怪我は軽いけど、今日はちょっと無理みたい?」

    「キャンセルしよー!!」

    まなみ「ちょっと黙ってね」

    396 = 390 :


    P「ちょっと待ってくださいね。今日のスケジュールは……うーん、みんな予定が詰まってる……」

    D「そこで一つお願いがあるんだケド」

    P「すみません、ちょっとうちの事務所からは代理は出せそうにありません」


    D「代理ちゃんが出てくれないかしら?」


    P「」

    397 = 390 :


    D「丁度体型も同じくらいなのよねェ」

    P「ほ、本気ですか? 素人ですよ?」

    D「とは言っても、実はもう方々を当たっているんだケド、全然代わりのコがいないのよ」

    P「う、うーん」


    「プロデューサー」

    P「ん?」

    「自分からもお願いするぞ」

    P「えっ」

    398 = 390 :


    「これ、自分の番組だし、やっぱり成功させたいんだ」

    P「……今から流れを作り直すと」

    D「間に合うか五分五分だけど、確実に質は落ちるわネ」

    「自分もフォローするから……お願いっ、プロデューサー!」

    P「……ふぅ、分かりました。ただ、あまり過度なリアクションは期待しないでくださいね」

    「プロデューサー……!」

    D「うふん、そう言ってくれると思ってたワ! じゃあ響ちゃんと着替え、よろしくネ!」

    P・「「はいっ」」

    399 = 390 :


    P「まさかこのジャケットに袖を通す日が来るとは……」

    「ありがと、プロデューサー!」

    P「ま、あんまり無茶は言われないだろうし、恩を売って損はないしな」

    「プロデューサー……」

    P「……ってのは建前で、なんだかんだでディレクターにはお世話になってるし、お前の番組だしな」アタマクシャクシャ

    「……! うんっ!!」

    400 = 390 :


    スタッフ「すみません、着替えはこちらでお願いします!」


    「いぬ美はここで待っててね」

    いぬ美「ばうわうっ!」

    P「スーツ脱ぐのめんどくさいなぁ」ガチャッ

    「ちょっと押してるみたいだし、急がないと!」バタン

    P「ってここ、着替え個室じゃないのかよ!」

    「プロデューサー、スーツなんだから急がないと!」ヌギヌギポイッポイッ

    P「ひ、響?!」

    「へ?」

    P「お、俺を誰だと思っている?」

    「……」

    P「……」

    「……ぷろでゅーさー」

    P「……おっ、春香、静かだと思ってたらそんなとこにいたのか」

    ハム蔵「ジュッ!」タニマゴソゴソ






    (ベシィン!!!)

    \ナンクルネェナ/


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