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    元スレ美琴「ねぇねぇ!」上条「はいはい、今度はなんだ?」

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    401 = 398 :


    CASE 153 凍える吹雪


    禁書「わぁー、辺り一面が真っ白なんだよ!」

    美琴「それじゃあ開けるわよ」カラカラ


    ビュオォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォォ!!!!!


    禁書「みみみみみみみみみみこと!?」ブルブル

    美琴「ななななななななななにかしら!?」ブルブル

    禁書「さささ寒すぎて、顔が痛いんだよ!?」ガタガタ

    美琴「あ、あはは……ぱ、パジャマしか着てないもんね。てか吹雪いてる!?」ガビーン


    上条「さむっ!?」ビクッ

    402 = 398 :


    CASE 154 おしくらまんじゅう


    上条「なあ?」

    美琴「んぅー、あったかぁーい///」ヌクヌク

    禁書「冷えたからだに心地いいね♪」ヌクヌク

    上条「何故にお二人は上条さんの布団に潜り込んでやがりますか?」

    美琴「だって寒いんだもん///」

    禁書「私たちのお布団がね? ベランダに出てる間に、すっかり冷えちゃったんだよ」

    上条「それくらい我慢しろよ! シングルに三人って、ぎゅうぎゅうじゃねーか!?」ギュウギュウ

    美琴「い、いいじゃない。アンタだって暖かいでしょ!///」ギュウギュウ

    禁書「ちょっと、とうま!? もっと詰めてくれないとはみ出ちゃう!」ギュウギュウ

    上条「クソッ、じゃあ俺が御坂の布団で寝ればいいんだろ!」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    美琴「すぅ……すぅ……」スヤスヤ

    禁書「むにゃ……むにゃ……」スヤスヤ


    上条「うう、さみぃー……風呂場よりマシかもだけど」ガクブル

    スフィンクス「にゃーん」ゴソゴソ

    上条「おおっ!? スフィンクス、あったけー!」モフモフ

    スフィンクス「にゃあ♪」ゴロゴロ

    上条「にしても雪合戦ねぇ。せめてもう一人居ればボコられずに済みそうなんだけどなぁ」フム

    403 = 398 :


    CASE 155 銀世界


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「見事に積もったわねー。これが本当の銀世界ってヤツかしら」

    上条「うわ、太陽の光を反射してんのか? スゲー眩しい」

    禁書「スフィンクスも一緒にお出かけしよう?」

    スフィンクス「にゃ!? にゃにゃにゃー!?」フルフル

    上条「嫌がってるじゃねぇか。スフィンクスは留守番だ」

    美琴「肉球が霜焼けになったら可哀想だもんね」

    禁書「むー、そういうことなら仕方ないんだよ」

    スフィンクス「にゃー」ホッ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    打ち止め「ねぇねぇ! お外に雪が…」ワクワク

    一方通行「却下」

    打ち止め「もうっ!! お話は最後まで聞いて! ってミサカはミサカは憤慨してみたり!」プンスカ

    一方通行「聞くまでもねェ。寒い、ダルい、めンどくせェ。外出しない三拍子が揃ってンだろうが」

    打ち止め「いいもん! 番外個体に…」チラッ

    番外個体「だが断る」

    打ち止め「またなの!?」ガビーン

    番外個体「誰が好き好んで雪中行軍すんの? そんなのアホとその保護者くらいのもんだっつの」

    打ち止め「でもでも雪だるまが作れちゃうんだよ、ってミサカはミサカは必死に説得してみる!」アセアセ


    番外通行「「興味ないしー」」


    打ち止め「うわぁぁん、ちくしょー、もう頼まねえよぉぉ!! ってミサカはミサカは捨て台詞を吐いて飛び出してみたりぃぃ!」テッテッテ

    404 = 398 :


    CASE 156 御神体


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「じゃーん! 見てよ、この等身大ゲコ太像(雪だるま)」ドヤッ

    上条「……無駄にクオリティーが高いな」

    禁書「みことの能力を余すとこなく発揮して作ったんだよ。ほら、表面がこんなに滑らか!」

    上条「チェーンソーもどきで削ったんかい。なんつー能力の無駄遣いだよ……」ゲンナリ

    美琴「ふふん、どこぞの雪祭りに出展してもいい出来栄えね」

    禁書「むしろ御神体として部屋に持って帰りたいかも」アリガタヤ

    美琴「それ採用っ!」クワッ

    上条「やめて!? お願いだからお持ち帰りは勘弁して!?」



    打ち止め「あっ!」テクテク

    405 = 398 :


    CASE 157 お一人様追加


    打ち止め「わあぁ、ゲコ太だぁー、ってミサカはミサカは感嘆の溜息を零してみたり」ホッコリ

    美琴「あら、打ち止めじゃない」

    上条「一方通行たちは一緒じゃないのか?」

    打ち止め「聞いてよ、あの二人ってば寒いから外に出たくないーって引き篭もってるの! ってミサカはミサカは告げ口してみる」プンプン

    上条「ああ……気持ち分かるわー。出来れば俺もそうしたかった」シミジミ

    美琴「だーめ! こんなに雪が積もるなんて滅多にないんだから、今日は遊び倒すの!」

    上条「はいはい、御坂はわがままだなぁ」ヤレヤレ

    禁書「ふふっ、なんだかんだ言っても付き合ってくれるんだね♪」クスクス


    打ち止め「いいなぁー……くしゅんっ!」

    上条「寒いのか? 仕方ねーなぁ」クルクル

    打ち止め「ま、マフラー? ってミサカはミサカはされるがままだったり」

    上条「風邪引いたりしたら大変だからな。貸しといてやるよ」ナデナデ

    打ち止め「ありがとう! 素敵なゲコ太マフラーね、ってミサカはミサカはお礼と感想を伝えてみたり♪」キャッキャ

    上条「いえいえ、どういたしまして……」ゲコタテブクロ ソウビチュウ


    禁書「お一人様追加なんだよ!」

    406 = 398 :


    CASE 158 雪合戦


    打ち止め「それっ♪」ポイッ

    禁書「今までの とうまの回避パターンだと次は……そこかもっ!」ポイッ

    美琴「どうかしら? 音速の三倍でかっ飛んでいく雪球の味はっ!!」バシューー!!


    上条「ちょっ、三対一とか卑怯だろ!? つーか御坂は自重しろ!!」ヒラリ


    禁書「一発も当たらない!?」

    美琴「なんつー逃げ足よ! こっちは全力全開だっていうのに!」


    上条「伊達に今日まで生き延びてねーんだよ。……ッ、今だ、打ち止め!!」


    禁書「へ?」

    打ち止め「チャーンス♪ ヒーローさん、今だよ、ってミサカはミサカはお姉様に抱きついて足止めしてみたり!」ギューッ

    美琴「ま、まさか裏切り……!?」ギョッ


    上条「ナイス打ち止め! おらぁッ、反撃開始だあああああああああ!!!」ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ


    美琴「きゃふっ!? ちょっ、ぷへっ!? 顔を狙うのは反則…っぷはっ!?」ビスッ ビスッ ビスッ ビスッ ビスッ

    禁書「ラストオーダーが伏兵だったなんて……!」ギリッ

    打ち止め「ふっふっふ、敵は目の前だけとは限らないよ、ってミサカはミサカは勝ち誇ってみる」ドヤッ


    上条「前提条件は全てクリアだ! インデックス、降伏するなら今のうちだぞ?」ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ ポイッ


    禁書「くぅぅ! とうまのくせに狡猾なんだよ!」プンスカ

    美琴「にゃぷっ!? こ、降参するから、へぷっ!? もう許し、ひゃぁん!? 冷たぁぁーーい!?」ビスッ ビスッ ビスッ ビスッ ビスッ

    407 = 398 :


    CASE 159 激怒


    番外個体「ねぇねぇ」

    一方通行「ああン?」

    番外個体「ゆ~き~やコンコン、あ~ら~れ~やコンコン、って歌があるでしょ?」

    一方通行「あァ」

    番外個体「あの歌でいうと、最終信号ってまるっきり子犬そのものだと思わない?」

    一方通行「雪が積もってンのに、ちょこちょこ走り回るしなァ」ヌクヌク

    番外個体「そんでもってコタツでヌクヌクしてるミサカたちは、さしずめ猫ってとこかな?」ヌクヌク


    ブチッ


    一方通行「……今なンつった?」ギロッ

    番外個体「あ、あれ? なんでそんなにキレてるの!?」オロオロ

    一方通行「俺やオマエが猫ちゃンだと……?」ワナワナ

    番外個体「え、うん」

    一方通行「ンなわけねェだろォがクソボケがァァァァァッ!!!!」ガァァ

    番外個体「へあっ!?」ビクッ

    一方通行「猫ちゃンはなァ……可愛くて、気高くて、何者にも媚びねェ……正に自由と正義の象徴なンだ!」クワッ

    番外個体「へ……えぇっ!?」

    一方通行「俺たちみてェな悪党と同一視してンじゃねェぞ!! 謝れっ! 全ての猫ちゃンに謝りやがれ!!」プンスカ

    番外個体「み、ミサカ、わけわかんないよ!?」アウアウ

    一方通行「わかンないで済ンだら風紀委員は要らねェンだよ! オラっ、スフィンクスちゃンのチャームポイントを言ってみろ」

    番外個体「えっと、えっと……毛並みが綺麗なとこ?」オズオズ

    一方通行「バカかオマエは! 全部だろォが、全部! ピンポイントに絞れるとか自惚れてンじゃねェ!!」

    番外個体「理不尽だああああああああああああああああああ!!??」ガビーン

    408 = 398 :


    CASE 160 大勝利


    打ち止め「ねぇねぇ! ってミサカはミサカはヒーローさんの袖を引っ張ってみたり」クイクイ

    上条「ん、なんだ?」

    打ち止め「作戦通り、ミサカたちの大勝利だね、ってミサカはミサカはお姉様を破った快挙に大興奮!」

    上条「たまには勝っておかないと、年上としてのメンツがあるからな」


    美琴「あんな騙まし討ちで、勝ち誇ってんじゃないッくちゅん!!」ブルブル

    禁書「へくちっ! うう、大人気ないんだよ……」ブルブル


    上条「負け犬の遠吠えが心地いいですなー、打ち止めさん?」ニヤニヤ

    打ち止め「まったくどすなぁ、ヒーローさん、ってミサカはミサカは勝利の美酒に酔ってみたり♪」ニヤニヤ


    美琴「くっそー、誰が負け犬ですってぇぇぇッ!!!」ガァァ

    禁書「…………」ジー

    美琴「インデックス! あんたも何か言い返して……って、どうしたの?」

    禁書「雪にね? カキ氷のシロップをかけたら美味しそうかも……」ジュルリ

    美琴「と、唐突ね……」

    禁書「みこと! シロップを買いに行こう!」グイグイ

    美琴「ちょちょ、ちょっと!? アンタも見てないで止めなさいよ!?」ズルズル


    打ち止め「……雪って食べれるの? ってミサカはミサカは疑問を呈してみる」

    上条「さ、さあ?」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    一方通行「どうだ? 少しは猫ちゃンの可愛さが理解出来たか?」

    番外個体「はい……」

    一方通行「ン、ならいい」ウンウン

    番外個体「……(どうして土曜日のにゃんこを三時間もぶっ通しで鑑賞させられてんだろ……? てかどんだけ撮りだめてんだよ第一位!)」

    409 = 398 :

    といったところで今回は終了
    福岡なのに雪が積もって真剣に困りました。交通機関が一部麻痺とか……

    410 :

    上条さん………ブリタニアの捨てられた王子様が完全に乗り移っちまってる……

    411 :

    おつにゃんだよ!

    412 :

    乙~

    打ち止めと番外個体が可愛い

    413 :

    一方通行、猫好きにもほどがあるw

    414 :

    >>413
    一方通行「猫ちゃンだって言ってるだろォが!」

    415 :

    乙   川の字続行中だったのか!  

    416 :


    ちなみに雪の核は大抵空気中のチリ、ホコリなので食べるのはあんまりよろしくない

    417 :

    この一方さんが猫カフェ行ったらどうなってしまうんだろう……

    418 :

    >>417
    テンション上がりすぎて黒翼発動。
    んで、たまたま居合わせた上条さんに説教されてショボーン

    419 :

    >>418
    むしろ白翼のような気がするが・・・。

    420 :

    一方って女?

    421 :

    >>420
    実はかまちーは一方の性別について曖昧なことしか書いてない
    常識的に考えて男だろうけど、かまちーが意図的に曖昧にしてる感じがする

    422 :

    性別=一方通行じゃないかなーと
    ともかく投下ー

    423 = 422 :

    ゲンナリ
    CASE 161 過保護


    番外個体「ねぇ、第一位」

    一方通行「ああン?」

    番外個体「さっきから上位個体がネットワークから切断されてるんだけど」

    一方通行「!?」ガタッ

    番外個体「自分の意志じゃないっぽいね。もしかして誘拐…」

    一方通行「出かける」カツ、カツ、カツ

    番外個体「あひゃ♪ 流石ロリコン! 行動がはやーい☆」ニヤニヤ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    上条「……ったく、雪が積もってんだから、きちんと靴に防水処理しなきゃダメだろ?」

    打ち止め「高いたかーい♪ ってミサカはミサカは大はしゃぎ!」キャッキャ

    上条「聞いちゃいねえ……」


    美琴「いいなぁ……おんぶ」

    禁書「あとで頼んでみたら?」ニヤニヤ

    美琴「うん、そうする」キッパリ

    禁書「照れなくても……って、ええっ!?」ガビーン


    打ち止め「ハイヨー、と馬ー! ってミサカはミサカは命令してみたり♪」

    上条「ニュアンスがおかしい! と馬じゃなくて当麻だからな!?」

    424 = 422 :


    CASE 162 ひな祭り


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「そういえば今日ってひな祭りよ」

    禁書「とうまとうま! 雛あられが食べたいんだよ!」ジュルリ

    上条「そんじゃ買って帰るか。んで、晩飯はちらし寿司にすっか」

    禁書「ピンクの甘いのも入れる!?」

    美琴「桜でんぶね。もちろん入れるわよ」

    禁書「やったぁー♪ ラストオーダーも一緒に食べようね」ニコニコ

    打ち止め「そうしたいけど、あの人に連絡しないと心配かけちゃうから、ってミサカはミサカは……」オズオズ

    上条「一方通行には俺からメールしておくから心配すんな」

    打ち止め「うん!」


    美琴「でもおかしいわね。ミサカネットワークを使えば番外個体とも連絡とれるんでしょ?」ハテ?

    打ち止め「う~ん、さっきからネットワークに接続できないの、ってミサカはミサカは頭を捻ってみたり」

    425 = 422 :


    CASE 163 タクシー


    番外個体「ねぇ、第一位」

    一方通行「ああン? クソガキを見つけたのか?」

    番外個体「いや、まだだけど。闇雲に探しても効率悪いじゃん? なんかいい手はないかな?」

    一方通行「……タクシーを呼ぶ」pipi


    結標『もしもし……? あなたから電話なんて珍しいわね』

    一方通行「第七学区セブンスミスト前まで来い」

    結標『はぁ?』

    一方通行「いいから来い。駄賃に動物ビスケットをやるからよ」

    結標『ケンカ売ってるの?』イラッ

    一方通行「あァ? 俺に格下を嬲る趣味は無ェっつっただろうが。物覚えが悪すぎねェか、三下ァ?」

    結標『聞いた覚えないわよ! 誰かと勘違いしてるんじゃないの?』

    一方通行「三下(女)なンざ一々把握してられっか。三下(男)だけでも覚えるのがだりィってのによ」

    結標『ああそう、でも生憎私も暇じゃないの。他をあたって』pi


    一方通行「チッ、切りやがった」

    番外個体「ミサカが言うのもアレだけどさ、切られて当たり前だと思うよ?」

    「ワンワン!」フリフリ

    一方通行「おォ、お隣さンちのポチじゃねェか。わりィな、今は食い物を持ってねェンだ」ナデナデ

    ポチ「くぅーん……」

    一方通行「少し待ってろ。そこのコンビニでジャーキーを買ってやるからよ」


    番外個体「……その優しさを人間にも向けるべきじゃないかなぁ。まあミサカには関係ないけどさ」

    426 = 422 :


    CASE 164 風紀委員


    番外個体「ねぇ、第一位」

    一方通行「ああン? 今度こそクソガキを見つけたのか?」

    番外個体「違うけど。そこの風紀委員に聞いてみたら? 写メくらい持ってるんでしょ」


    黒子「お呼びになりました?」

    一方通行「あァ、迷子を捜してンだ。このガキなンだが、見てないか?」スッ

    黒子「ふむふむ、この女の子ですのね……って! こ、この子はっ!?」ズキューン!

    番外個体「あ、すっごい嫌な予感」

    黒子「ムッハァァーーーーーーッ!! まるで小さなお姉様ではありませんか!? ああっ、こちらには大きなお姉様が!?」ハァハァ

    番外個体「げっ、キモっ」ゾゾゾ

    黒子「これは夢にまで見たお姉様パラダイス!? まずは大きなお姉様から頂きますのォォーーーー!!!」ピョーン

    番外個体「うわっ、こっちくんな!」ビリビリ!

    黒子「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!? お姉様とは微妙に違う電撃がががッ!?」シビビビ

    番外個体「あんまり効いてない!? 何コイツ、電撃に耐性でもあるの!?」

    黒子「黒子にとって、お姉様の電撃は寧ろご褒美ですのよ」ハァハァ

    番外個体「こ、これ以上近づいたら風紀委員を呼ぶよ!」

    黒子「わたくしがジャッジメントですの!」キリッ

    番外個体「そういえばそうだったぁぁーーーーーーーーー!?」ガビーン


    一方通行「ン、上条からメール?」

    427 = 422 :


    CASE 165 御坂パラダイス


    打ち止め「ねぇねぇ! ってミサカはミサカはヒーローさんの服を引っ張ってみたり」クイクイ

    上条「はいはい、どうしたんだ」

    打ち止め「部屋の中がゲコ太グッズで満ち溢れてるよ! ってミサカはミサカは驚きと興奮を抑え切れなかったり!!」キラキラ

    美琴「いいでしょー?」

    打ち止め「うんっ、とっても素敵! ってミサカはミサカは羨望の眼差し向けてみる」

    上条「……遺伝って怖いな」

    禁書「セブンスミストの雑貨屋さんに売ってるから、アクセラレータにお願いしておそろにすればいいんだよ!」

    美琴「あいつは気に食わないけど、カワイイものを見る目だけは確かだもんね」ウンウン

    打ち止め「なるほどー」


    上条「すまん、一方通行。お前んちのカエル侵略を防げそうにねえよ……」ゲンナリ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    番外個体「相変わらず気色悪いったらないねぇ、このキモガエル」

    黒子「あら? お姉様が御執心のファンシーキャラではありませんか」

    番外個体「まったく、こんなのが好きなんて趣味悪いよ」ヤレヤレ

    黒子「同感ですの」ウンウン


    一方通行「……(カエルに興味は無ェが、ぬいぐるみはモフモフしてやがる。やべェ、この感触、癖になる)」モフモフ


    黒子「あの殿方は何をしてらっしゃいますの……?」

    番外個体「ああ、気にしないで。持病みたいなもんだからさ」ゲンナリ

    428 = 422 :


    CASE 166 お雛様


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「ほらっ、お雛様とお内裏様! カワイイでしょ?」

    上条「……ゲコ太お内裏様verに2Pカラーのゲコ太お雛様」

    美琴「2Pカラー言うな! この子はピョン子って名前があんのよ!」ガァァ

    上条「はいはい、打ち止めたちに雛あられを出してやってくれ。俺はちらし寿司を作るからさ」


    禁書「雛あられっ!?」ジュルリ

    打ち止め「綺麗な色がいっぱいあったよ、ってミサカはミサカは期待を膨らませてみたり」ワクワク


    美琴「もう、二人とも花より団子じゃない」クスッ

    上条「花よりカエルなヤツより健全だと思いますがね」

    美琴「だからカエルじゃなくてゲコ太! 何回言わせんのよ、このバカっ!!」

    上条「はいはい、美琴たんはゲコ太が大好き中学二年生ですもんねー」ニヤニヤ

    美琴「た、たん言うなー!///」カァァ

    429 = 422 :


    CASE 167 宅急便


    ピンポーン

    美琴「はいはーい」


    ガチャ


    一方通行「よォ」

    美琴「あ、アンタは……ッ!!」

    一方通行「白黒パンダの宅急便だ。クソガキと変態を届けに来てやりましたァ」

    黒子「誰が変態ですって! あと白黒パンダとはわたくしの事ですのっ!?」プンスカ

    一方通行「他に誰がいンだよ?」

    黒子「真っ赤なお目々のウサギさんに言われる筋合いはありませんの!」

    一方通行「うさちゃン……俺がうさちゃン……」

    黒子「真っ白な髪と肌といい、服のコーディネートといいピッタリではありませんの?」フフン

    一方通行「オマエ、見所あるじゃねェか。白井黒子だったな。よし、覚えた」パァァ

    黒子「わかれば結構ですの」ドヤッ


    美琴「……どんな組み合わせ?」ポカーン

    番外個体「はぁ、ミサカが聞きたいよ」ゲンナリ

    430 = 422 :


    CASE 168 仲間意識


    番外個体「ねぇ、ちょっといいかな?」

    上条「おお」

    番外個体「あなたはまともな人だよね?」



    美琴「うふふ、ゲ~コ太ぁ~♪」ニッコニコ

    黒子「なっ、なんですのこのカエル空間は!? お姉様っ、そのようなカエルより黒子を構ってくださいましぃぃぃ!!!」ギャース

    禁書「もぐもぐ……」ポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリポリ


    一方通行「無添加の高級かつお節だ。食べるかァ?」スッ

    スフィンクス「にゃあ♪」ペロペロ

    一方通行「俺の手から直接だと……!?」クラッ

    打ち止め「いいないいなぁ、ってミサカはミサカは代わって欲しい気持ちを視線で送ってみたり」キラキラ

    一方通行「帰りにうまい棒買ってやるから、あっち行ってろ」シッシ

    打ち止め「いーやーだー! ミサカもスフィンクスに餌あげたいー! ってミサカはミサカは駄々っ子モード!」ジタバタ

    一方通行「呼び捨てにすンじゃねェ! スフィンクスちゃンだろうがッ!! あと餌じゃなくてご飯だ!」ガァァ



    番外個体「どっちのグループにも属せない常識人だよね!?」セツジツ

    上条「もしかして……お前もなのか?」

    番外個体「よかった……! ミサカがおかしいんじゃなかったんだ!」ホロリ

    上条「ああ、間違ってるのは俺たちじゃない! 世界のほうだ!」

    431 = 422 :


    CASE 169 序列


    美琴「ちょっと! 何うちのスフィンクスを誑かしてんの!」

    一方通行「ちゃンを付けろよ三下ァァッ!!」ガァァ

    美琴「ハッ、私とスフィンクスは呼び捨てOKな間柄なのよ」フフン

    一方通行「なン……だとォ……」ギリッ

    美琴「名前を呼べば飛んでくるんだから! ねー、スフィンクス?」オイデ オイデ


    スフィンクス「にゃん?」ハテ?


    美琴「あ、あれ?」

    一方通行「なンだハッタリか……。焦らせやがって」ホッ

    美琴「嘘じゃないわよ!?」オロオロ

    一方通行「オマエにゃ愛が足りてねェ。なァ、スフィンクスちゃン?」オイデ オイデ

    スフィンクス「にゃお♪」スリスリ

    美琴「!?」ガーン

    一方通行「忘れたのかァ? 俺とオマエには埋めようの無い実力差があるってことをよォ?」ニタァァ

    美琴「それは能力の……」

    一方通行「結果が全てだろうが。スフィンクスちゃンは俺を選ンだ。断じてオマエじゃねェ」


    美琴「そんな……う……うぐっ……ひっく……」ポロポロ

    禁書「わわっ、泣かないで みこと!?」アタフタ

    上条「…………」ブチッ

    432 = 422 :


    CASE 170 大激怒


    上条「なあ、一方通行」

    一方通行「な、なンだ?」ビクッ

    上条「どういうつもりで、うちの御坂を泣かしてくれてんだ。あァ?」ギロッ

    一方通行「いや、泣かすつもりなンて…」


    上条「現に泣かせてるだろうがっ!! ふざけた事抜かしてんじゃねーぞテメェ! 大体お前は女の子相手にも
      容赦がなさすぎるんだ! 打ち止めと番外個体に見せる優しさを、どうして他人にも分けてやれないんだ!
      そもそも御坂はまだ中学生なんだぞ? それなのにお前ときたら三下だの格下だの、ちゃんと名前で呼べよ。
      お前だってロリコンだのモヤシだの言われたら傷つくだろうが! そしてこれが一番重要なんだが、俺が
      滅茶苦茶ムカついてんだよ!! 人の可愛い妹分をいじめやがって……クソッ、分かってんのか!?」ガミガミ


    一方通行「ハイ、ゴメンナサイ」ペコリ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    番外個体「うわぁ……第一位が正座して謝ってる」

    美琴「ふん、いい気味よ」プイッ

    打ち止め「あの人も悪気は無かったと思うの、ってミサカはミサカはフォローしてみたり」

    禁書「そうだね。動物に優しい人に、悪い人はいないんだよ」

    美琴「分かってるわよ、そんなこと……」

    禁書「じゃあ仲良くしないとね?」ニコッ

    美琴「無理! 絶対にあり得ない!」

    黒子「まったく……そのような狭量、お姉様らしくありませんわよ?」ヤレヤレ

    禁書「みことは大体こんな感じなんだよ。とーっても手の懸かる女の子だもんね?」

    美琴「ちょ、インデックス!?」ギクッ

    打ち止め「えーっ、お姉様はいつもカッコいい、ってミサカはミサカはネットワークの情報を思い出してみたり」

    番外個体「お姉様も大変だねえ。姉ぶったり、先輩風吹かせたりさ」ニヤニヤ

    美琴「そ、そんな事ないわよ。私はいつだって…」

    番外個体「――この子達は私の妹だから。ただそれだけよ」キリッ

    美琴「~~~~~~ッッ///」カァァ

    黒子「――アンタは私の後輩なんだから、こんな時くらい『お姉様』に頼りなさい」キリッ

    美琴「ぎゃああああああ!? 他人から聞かされると死ぬほど恥ずかしいぃぃーーー!?///」イヤンイヤン


    上条「――アンタと私は、同じ道を進んでいる。その事を忘れんじゃないわよ」キリッ

    美琴「言ってない! そんな事言ってないもん!?///」ポカポカ

    433 = 422 :

    といったところで今回は終了
    このSSの上条さんは、潜在的シスコンの気があったりするのかも

    434 :

    乙~

    >>1は最近ギアス見てんのか?

    435 :

    一方さんの黒子株が果てしなく急上昇した予感が!
    ウサちゃンに例えられて嬉しかったんだねw

    436 :

    乙 今更だけど上条さんと土御門って同じ立場なんだね どうりで義妹とメイド服に美琴が反応したわけだ

    437 :

    ホロリとするワーストたん可愛いw
    そのうちクローズアップしてほしいなあ



    438 :


    過保護?な上条さんもいいな

    439 :

    おつにゃんだよ!

    440 :

    上条ってこんな理不尽な怒り方する奴だったかな
    ってか過保護のあまり人に怒鳴り散らすってそれこそ説教されるべきだろw
    上条さんウザすぎ[ピーーー]











    しかしみこっちゃんのためなら仕方無いよね♪
    代わりに俺が一方さんをボコr………………

    441 :

    >>440
    なんだこのオブジェ

    442 :

    みんないいキャラしてる
    癒される

    443 :

    現在進行形でギアス視聴中です。ある意味最強のシスコン主人公ですが、そこがイイ!
    てなわけで投下ー

    444 = 443 :


    CASE 171 風邪


    美琴「ねぇねぇ……」

    上条「はいはい、いいから寝てましょうね」

    美琴「うう……頭が痛い……」pipipipi

    上条「三十八度三分、こりゃ風邪だな」

    禁書「大丈夫、みこと?」

    美琴「うん、平気よッくしゅん! ……うあー、くしゃみが」グシグシ

    上条「ほら、ティッシュ」スッ

    美琴「ありがッちゅん!」グシグシ


    幻想目録「「…………」」プルプル


    美琴「なによぉ……。何がおかしいってのッくしゅ!」グシグシ

    禁書「だ、だって みことが変なタイミングでくしゃみするから」プルプル

    美琴「そんなの知らないッくちんっ!」グシグシ


    幻想目録「「~~~~~~~ッッ」」プルプル


    美琴「わ、笑うなッくしゅん!」グシグシ

    445 = 443 :


    CASE 172 お薬


    美琴「ねぇねぇ……」

    上条「どうした、寒いのか?」

    美琴「お薬なんだけど……」

    上条「心配すんな。さっき薬局で買ってきたから」

    美琴「……苦くない?」ボソッ

    上条「え……?」

    美琴「そのお薬、苦くない?」

    上条「うーん、多分苦いな。顆粒タイプの風邪薬だし」

    美琴「…………」フルフル

    上条「飲めないのか?」

    美琴「いつも飲み薬を処方してもらうから。その……甘いやつ」オズオズ

    上条「よし、わかった。ちょっくら先生の病院まで処方してもらってくるわ」

    美琴「……いいの?」

    上条「いいも悪いもねーよ。病人が気を遣うなっての。インデックス、御坂を見ててくれ」


    禁書「はぁーい」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    冥土帰し「で、僕のところに来たんだね?」ヤレヤレ

    上条「はい、お子様でも安心して飲める薬をお願いします」

    冥土帰し「シロップ入りのを処方しておく。毎食後30分以内に飲ませるんだよ?」

    上条「わかりました」

    冥土帰し「仲がいいのは結構だけど、甘やかしすぎないようにね?」




    御坂「……妬ましい、とミサカは自身の不遇ぶりを嘆きつつお姉様に嫉妬します」

    446 = 443 :


    CASE 173 面会謝絶


    黒子「あら?」バッタリ

    上条「ん?」

    黒子「こんな所で会うとは奇遇ですわね」

    上条「そうだな。白井は風紀委員の仕事か?」

    黒子「ええ、見回り中ですの。ところでお姉様のお姿が見えませんが……」

    上条「御坂なら風邪で寝込んでる。心配なのはわかるけど、薬もあるから大丈…」

    黒子「お姉様が病気っ!? それはいけません、今すぐこの黒子が看病に参り――」クワッ

    上条「ちょっと待て」ガシッ

    黒子「クッ、またテレポート出来ない!?」

    上条「御坂は今、変態謝絶だから遠慮してくれ」

    黒子「ぐぬぬ、あなたこそ病気なのをいい事に、お姉様に狼藉を働くつもりではありませんの!?」プンスカ

    上条「はぁ?」

    黒子「弱っているお姉様の手を握ってさしあげたり、添い寝してさしあげたり、あまつさえお体を拭いたり……ぐはっ!?」プシュー

    上条「うわっ、鼻血噴きやがった」

    黒子「許せませんの……断じて許してはおけませんのォォーーーーーー!!!」

    上条「妄想と現実をごっちゃにすんな。カラダを拭くのはインデックスがしてるから勘違いするなよ」ヤレヤレ

    黒子「ま、まあそうですわよね」

    上条「誤解も解けたようだし、帰るな」

    黒子「はい、お姉様にお大事にと伝えてください」

    上条「おう。白井も仕事、頑張れよ」スタスタ



    黒子「……ん? 添い寝については弁解がありませんでしたわね…………ま、まさか!?」

    447 = 443 :


    CASE 174 暗黒物質(ダークマター)


    禁書「ねぇ、みこと」ユッサユッサ

    美琴「……んぅ?」

    禁書「少しは食欲出ないかな? 栄養を取らなくちゃ風邪も治らないんだよ」

    美琴「あはは、そうよね。んー……お粥くらいなら食べれそうかな?」

    禁書「じゃあ私が腕によりをかけて作ってあげるね♪」ニコッ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    グツグツ

    美琴「……(等と、インデックスの優しさに感動していたのもつかの間、目の前に暗黒物質が展開してるんですが)」ダラダラ

    禁書「栄養価の高いものをタップリ入れたから、きっと精がつくんだよ!」

    美琴「……お粥なのにど、どうして緑色なのかしら?」

    禁書「水の代わりに青汁で作ったからだよ」ニコニコ

    美琴「……ぷかぷか浮いてる、この赤いのは……」ガクガク

    禁書「苺だよ?」

    美琴「……(むりムリ無理っ!? こんなの食べれないってば!?)」ガクブル

    禁書「みことが早く良くなるように、一生懸命作ったから食べてほしいな」ニッコリ

    美琴「……(ああっ、そんな顔で見ないで! なんだか私が悪いみたいじゃない!?)」

    禁書「もしかして美味しくなさそうだった……?」ションボリ

    美琴「そそ、そんな事ないわよ!?」

    禁書「……ほんと?」

    美琴「もちろんよ! わ、わあー、オイシソウダナー(ええいっ、女は度胸よ!)」パクッ

    448 = 443 :


    CASE 175 ダイイングメッセージ


    上条「ただいまー」ガチャ


    禁書「うわああーーーーん、みことぉ、死んじゃやだよぉぉ!!!」ポロポロ

    上条「インデックス! 一体何があったんだ!」

    禁書「と、とうま……みことが、みことがぁ……うっうっ」メソメソ

    上条「とにかく落ち着け。御坂がどうしたって?」ナデナデ

    禁書「……ごはんを食べてたら、みことが急に苦しみだして……へ、返事をしてくれなくなって……うぅ、どうしよう」

    上条「それって……お、おい、御坂?」チラッ


    美琴「」トガナクテシス


    上条「み…御坂あああああああああああああああああああ!?」ガビーン

    449 = 443 :


    CASE 176 三途の川


    美琴「……あれ? ここは……」

    ミサカ「おや、お姉様ではありませんか、とミサカは思いがけない再会に驚きます」

    美琴「へ、アンタは妹達よね? 何号かしら?」ハテ?

    9982号「このミサカの検体番号は9982号です、とミサカは薄情な姉に告げます」

    美琴「ご、ごめん」ションボリ

    9982号「フフ、冗談です、とミサカは真面目なお姉様をフォローします」

    美琴「……ったく、姉をからかうんじゃないわよ」

    9982号「久々の再会に嬉しくなってしまい、つい意地悪をしてしまいました、とミサカは宝物をお姉様に見せ付けます」スッ

    美琴「あ……それって」

    9982号「はい、お姉様から頂いたミサカだけの宝物です、とミサカは缶バッチを愛おし気に撫でます」

    美琴「…………」

    9982号「そんな顔をしないでください。お姉様が気に病むことなど、何一つありませんよ、とミサカはお姉様を抱きしめます」ギュッ

    美琴「でも……私が……」

    9982号「お姉様がいたからこそミサカは生まれて、こうして出会えたのです。悲しい結末でしたがミサカが生きた事実は誰にも否定させません」

    美琴「……アンタは幸せだったの?」

    9982号「もちろんです。ミサカは一であり全ですから、例えこのミサカが朽ち果ててもミサカの想いはネットワークに、他の個体に受け継がれています」

    美琴「…………」

    9982号「死んでしまったのは悲しいですが、決して辛くはありません、とミサカは泣き虫な姉を慰めます」ヨシヨシ

    美琴「な、泣いてないわよ!」ゴシゴシ

    9982号「フフ、そろそろお別れのようです、とミサカはお姉様から離れます」

    美琴「もう、会えないの……?」

    9982号「いつでも会えますよ。ミサカは10032号たちの中から、いつだってお姉様たちを見守っていますから……」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    美琴「う~ん、う~ん……」グッタリ

    上条「しっかりしろ! 御坂っ、御坂ああああああああああああ!?」ペチペチ

    禁書「すぐに回復の術式を!? ああでも私もとうまも魔術は使えないんだよ!?」アワワワ

    450 = 443 :


    CASE 177 味見


    禁書「ねぇねぇとうま、どうしよう!? 救急車を呼べばいいの!?」アタフタ

    上条「御坂なら大丈夫だ。熱も下がってきてるし呼吸も安定してる」

    禁書「で、でも!」

    上条「……言い難いんだが、御坂が気絶したのってお前のお粥が原因だと思う」

    禁書「え?」

    上条「え、じゃねーよ! なんなんだよ、このヘドロ!? どう見たって人間の食いモンじゃねーだろ!」

    禁書「酷っ!?」ガビーン

    上条「クサっ!? このヘドロめっちゃクサイ!? ちゃんと味見したのかよ!?」

    禁書「………………………………したよ?」

    上条「あーん」スッ

    禁書「…………」フルフル

    上条「食べ物を粗末にするのはダメだよなぁ? 責任を持って食べやがれ!」グイグイ

    禁書「ンンーーーーーー!!??」ムグムグ

    上条「食材はオモチャじゃないんだ。もうテキトーに料理すん…」

    禁書「あっ、意外とおいしいかも!」パァァ

    上条「…なよ、って嘘だろ!?」ガビーン

    禁書「ひたひたの苺がとってもジューシー♪」モグモグ



    美琴「うう……きもちわるい……水……だれか、おみず……」ピクピク


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