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    元スレ美琴「ねぇねぇ!」上条「はいはい、今度はなんだ?」

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    みんなの評価 : ★★★×4
    タグ : - 次スレ→1342353390 + - 一方通行 + - 上条当麻 + - 上琴 + - 御坂美琴 + - 美琴 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 :

    >>650
    そげぶ

    652 :

    番外幻想のターン! なのだろうか……?
    ともかく投下ー

    653 = 652 :


    CASE 261 驚愕


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「今日はお休みでしょ? 暇なら一緒に映画観に行こ?」

    上条「んー悪ぃ、今日は無理だ」

    美琴「あ、もしかして土御門のお兄さんたちと遊ぶ約束してた?」

    上条「いや、番外個体とデートするんだよ」シレッ

    美琴「そっかー。だったら仕方ないわね」

    上条「ごめんな?」ナデナデ

    美琴「ううん、気にしないで。元々インデックスと二人で行くつもりだったから///」テレテレ

    上条「あんまり無駄遣いしちゃダメだぞ」

    美琴「はぁーい」

    上条「んじゃ、ちょっと出かけてくるな」スクッ

    美琴「いってらっしゃーい♪」ヒラヒラ


    ガチャ バタン


    美琴「はぁ、デートならしょうがないわよねー………………って、はあああああああああ!!??」ガビーン


    ガチャ


    禁書「ただいまー」

    美琴「ふにゃああーーーーーーーーーーーーーー!!!」タックル

    禁書「きゃあああああ!? どうしたのみことーーーー!?」ドシーン!

    654 = 652 :


    CASE 262 理解不能


    美琴「ねぇねぇ! 嘘だと言ってよインデックスーー!!」ユッサユッサ

    禁書「おおおお、落ち着いて、みみみ、みこと!?」クラクラ

    美琴「これが落ち着いていられるかってのよー!」

    禁書「うぅ……頭がクラクラするんだよ。それで何があったのかな?」

    美琴「お兄ちゃんが番外個体とデートするって言ったのよ!」ガァァ

    禁書「え……ええーーーーーーっ!?」

    美琴「どうしよう!? このままだとお兄ちゃんを取られちゃう!?」オロオロ

    禁書「と、とうまがデート……? にわかには信じられないかも」ウーン

    美琴「でも……」

    禁書「ああ見えてとうまは意地悪だからね。ワーストに裏を取ればいいんだよ」pipi


    番外個体『もしもし、シスターさん?』

    禁書「ちょっと聞きたい事があるのだけど、今いいかな?」

    番外個体『うん、それでー?』

    禁書「とうまとデー……遊びに行くって本当?」

    番外個体『うん』

    禁書「ア、アクセラレータたちも一緒なんだよね……?」

    番外個体『ううん、上条当麻とミサカの二人っきりに決まってんじゃん♪』

    禁書「」ピシリ

    番外個体『ごめんねー、色々と準備で忙しいから切るね』pi


    禁書「」

    美琴「インデックス……?」

    禁書「……本当だった。二人でデートするって……」ワナワナ

    美琴「そんなぁ……」グスッ

    禁書「一体何を考えてるのかな、とうまはーーーー!!!」ムッキーー!!

    655 = 652 :


    CASE 263 下準備


    一方通行「クソガキが妙に浮かれてると思ってはいたが……何考えてンだ?」

    上条「あの理不尽極まりない番外個体に一泡吹かせるんだ。クックック……」ニタァァ

    一方通行「オマエも暇なンだなァ」ヤレヤレ

    上条「他人事みたいに言うな! 大体お前が相手をしてやらないから、俺に被害が及んでるんだよ!!」プンスカ

    一方通行「つっても他人事だしィ」

    上条「……まあいい。だが情報提供くらいはやってもらうぞ」

    一方通行「はァ? なンで俺が…」

    上条「来週末、スフィンクスをお前に預けてもいい……と言ったら?」

    一方通行「……き、金曜から日曜の二泊三日でか?」ピク

    上条「もちろん」ニッコリ

    一方通行「なンでも聞いてくれ」キリッ

    上条「じゃあ早速 番外個体に関する情報を教えてもらおうか」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    一方通行「――俺が知ってる範囲では、こんなもンか」

    上条「サンキュー、参考になった」

    一方通行「あンまり酷い事すンなよ? うちで暴れられたら面倒だからな」

    上条「わかってるって」



    上条(フハハハ! 事前に収集するべき情報は全て揃った。勝敗を決するのは戦術じゃない、戦略なんだよ)ニヤ

    656 = 652 :


    CASE 264 先制攻撃


    番外個体「おっ、ミサカより先に来てるとは感心感心♪」

    上条「誘ったのは俺のほうだしな」

    番外個体「それで、今日はどうするのかな?」

    上条「お互いの趣味嗜好も知らないし、喋りながらセブンスミスト辺りを冷やかそうと思ってるんだが」

    番外個体「ふぅーん(ちっ、無難に映画とかだったら暗闇に乗じて簡単に籠絡できるのに……)」

    上条「結構接点はあったのに、お前のこと全然知らないからな。色々教えてくれよ、好きなものとかさ」

    番外個体「きゃは☆ 本当にデートする気あったんだ」ニヤニヤ

    上条「当たり前だろ。番外個体みたいな美人とデートできるなんて、上条さん史上稀にみる幸運だからな」ニコッ

    番外個体「……物好きだねぇ///」カァァ

    上条「ん……? なんだかいつもと違うな」ジー

    番外個体「そりゃミサカだって少しは気合いを入れて来たっていうか……ま、まあ? 鈍感なあなたには解らない程度の…」ゴニョゴニョ

    上条「あ、クマが無い! 薄っすら化粧してるのか?」

    番外個体「ッ!?」

    上条「ナチュラルメイクって言うんだろ? スッゲー自然だから気付きにくいけど」

    番外個体「そそ、そんなに大層なもんじゃないよ!? 時間だってあんまりかけてないし、聞きかじりのぶっつけ本番だったし…」ワタワタ

    上条「んな事ねーよ、似合ってんじゃん。すごく可愛いよ」

    番外個体「か、かわ……っ!?///」ドキッ

    上条「あはは、何照れてんだよ。時間も勿体ないし、ほら」スッ

    番外個体「な、なんだ!? 右手を差し出してなんのつもり!? やんのか、あァ!?///」ドギマギ

    上条「どうしてケンカ腰なんだよ。エスコートするんだから、手をつなぐくらいの役得があってもいいだろ?」

    番外個体「お、お前は誰だぁぁーーーー!? 上条当麻がこんなに気障なわけがない!!///」ガァァ

    上条「いいから行くぞ」ギュッ

    番外個体「ええっ!? ちょちょ、ちょっと待って!? ミサカにも心の準備をさせて!?///」

    上条「却下。上条さんはもう待てませんことよ」グイグイ

    番外個体「~~~~~~~~ッッ///」


    上条(情報通り意外と初心じゃないか。しかし立て直す時間など与えるものか。このまま一気に押し切ってやる!)ニヤリ

    657 = 652 :


    CASE 265 化かし愛


    上条「おおー、流石に週末は人が多いな」

    番外個体「い、いつまでミサカの手を拘束するつもり!? もし知った顔にでもあったら……///」

    上条「もうすぐ夏だし、服から見てまわるか?」

    番外個体「ミサカの話を聞けーー!!」ガァァ

    上条「聞いてるって。でも意外に初心だなー。日頃の態度はハッタリなんですかぁ?」クスクス

    番外個体「はぁ!?」ムカッ

    上条「しょーがねえなぁ。恥ずかしがり屋のワーストたんに免じて…」

    番外個体「上等だよ! そこまで言われて引き下がるミサカだと思わない事だね!」

    上条「無理しなくていいんだぞ?」

    番外個体「無理なんてしてねえ! ……ずいぶんと余裕かましてるけど、ミサカの心配より自分の心配をしたら?」フフン

    上条「なんでだよ?」

    番外個体「あなたにミサカの服を選んでもらうから。ま、あなたのセンスに期待するだけ無駄かもだけどー?」クスッ

    上条「ほほう、そう返すのかよ」イラッ

    番外個体「何? 図星をつかれてムカついたのかにゃーん?」ニヤニヤ

    上条「いいぜ……お前に似合う、最高の服を選んでやるよ!」


    番外個体(なんとか立て直せた! 童貞ボウヤが焦らせやがって……。主導権を握るのはミサカなんだよ)ニタァァ

    658 = 652 :


    CASE 266 デート


    番外個体「ねぇ、試着してみたんだけど、どうかな?」

    上条「お、いいんじゃないか? やっぱ夏は白とか空色みたいな爽やか系がいいよなー」

    番外個体「だよねー。ただでさえ暑いんだから、服くらいは涼しげなのがいいよ」

    上条「……そらっ!」スポッ

    番外個体「きゃっ!? な、なに!?」ビクッ

    上条「麦わら帽子。うん、深窓の令嬢っぽくてよく似合ってる」ウンウン

    番外個体「……それって嫌味? ミサカとは対極にあるようなワードだけど」

    上条「ぶぇっつにぃー♪ 被害妄想じゃねーの?」ヘラヘラ

    番外個体「……えいっ!」スポッ

    上条「…………」ツンツン

    番外個体「ツンツン頭が邪魔すぎて、うまく帽子をかぶれないって……ぶふっ!?」プークスクス

    上条「ほっとけよ!」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    番外個体「へぇー、ファストフードで済ませると思ったのに、洒落たお店知ってんじゃん。童貞くんの癖に無理しちゃったのかなー?」ニヤニヤ

    上条「処女なワーストさんも満足なようで、紳士な上条さんは大変満足してますよ?」ニッコリ

    番外個体「言うねえ……ま、否定はしないよ」

    上条「本当に処女だったのか……///」カァァ

    番外個体「違うよ!? あなたのエスコートに満足してるってこと!!///」ギャース

    上条「えっ、経験あるの!?」ガビーン

    番外個体「あるわけないだろ!? てか何言わせてんだこのド変態っ!!///」


    上条「あっ、店員さん。このおすすめパスタランチを一つ」


    番外個体「ミサカを無視して注文するなー! あ、ミサカも同じものをお願いします」

    659 = 652 :


    CASE 267 やぶ蛇


    番外個体「ねぇ」

    上条「ん?」

    番外個体「もうすぐ日が暮れるね」

    上条「もうそんな時間かぁ。随分と日が長くなったなー」シミジミ

    番外個体「時間が経つのは早いねえ。……楽しい時間は特にさ」

    上条「まあ……そうかもな」

    番外個体「結構いい息抜きになったよ。当初の予定は狂っちゃったけど、普通にデートするってのも悪くないね」

    上条「あれが普通なのかはさておき、上条さんも楽しかったですよ」

    番外個体「楽しませて貰ったお礼に、明日からもビシバシ嫌がらせしてあげるから♪」ニコッ

    上条「……はぁ、結局そうなるのかよ」ガックリ

    番外個体「けっけっけ、このミサカは攻略難易度ハードだからねー。超イージーなおねーたまと一緒にすんな」

    上条「攻略……?」

    番外個体「まあ他の人にとっては、難易度ナイトメアなんだろうねえ。あなたが交際なんて許すとは思えないし」ニヤニヤ

    上条「当たり前だろ。御坂の可愛らしさときたら、それはもう天使級といっても過言じゃねーんだ。あんな出来た妹は世界に七人と居ないね。もちろん一番は御坂だけどな!」ウンウン

    番外個体「ふ、ふーん」ズキッ

    上条「だからあんまり御坂をいじめるなよ? あいつの泣き顔だけは見たくないんだ」

    番外個体「よし、いい事聞いた。明日からおねーたまを徹底的にいじめてやる♪」ニタァァ

    上条「ちょ、おまっ!?」

    番外個体「邪魔したいんならお好きにどーぞ♪ ミ、ミサカは心が広いから、特別にあなたで我慢してあげてもいいんだけど?」


    上条「……いいぜ」


    番外個体「!? ……へぇー、なんだか殊勝じゃん。べ、別にミサカはどっちでもいいんだけどね」ニコニコ

    上条「お前が御坂をいじめるって本気で思ってるなら!」ガシッ

    番外個体「あ、あれー? どうしてミサカにヘッドロックを極めてるの!?」

    上条「まずは! そのふざけた幻想をぶち殺すっ!!!」グリグリ

    番外個体「電撃を出せなあだだだだだ!? じょじょ冗談だってばーーーー!?」

    上条「御坂とその周りの世界を脅かすヤツは! 絶対に許さねぇぇーーーー!!!」グリグリ

    番外個体「ミサカもその世界の一部なのにぃぃッ!? ふ、不幸だあああああああああああああああああ!!!」ギャース


    この後も、二人で刺しつ刺されつ楽しく?過ごしましたとさ。

    660 = 652 :


    CASE 268 落涙


    上条「ただいまー♪」ガチャ

    禁書「とうまあああああああああああああああーーーー!!!」シャキーン!

    上条「な、なんだ、ってぎゃあああああああああああああああああああああ!?!?」

    禁書「あんなにみことを悲しませて! 天誅なんだよーーー!!」ガブガブ

    上条「二度噛みしないでぇぇーー!? めっちゃ血が出てますからあああああああ!?」ピュー!

    禁書「とうまのアホーーーーーーっ!!」ガブガブ

    上条「理不尽だーーーーーーーーー!?」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    美琴「ねぇ、痛くない?」

    上条「ああ、御坂が治療してくれたおかげで、もうなんともないよ」

    禁書「……ていっ!」ペチ

    上条「んぎゃああああああああああああ!?」ズキズキ

    美琴「こ、こらっ、インデックス!」メッ

    禁書「ふーんだ。とうまが悪いんだもーん」プイッ

    上条「うぐぐ、さっきから何なんだよ!?」

    禁書「一から十まで説明しないと分からないの!? みことを泣かせておいて気付きもしないなんてサイテー!」プンスカ

    上条「え……?」

    美琴「い、いいから! 私があれこれ口出しする事でもないし……恋愛は個人の自由だし……わ、私はお姉ちゃんだし……」ジワッ

    上条「み、御坂さん?」

    美琴「でも……それでも……ッ、わた、わたし……私はぁ……」ポロポロ

    上条「ええっ!? 何故に泣いておられるのですかー!?」オロオロ

    美琴「やだぁ……私のお兄ちゃんを取っちゃやだぁぁ……」メソメソ

    上条「誰も取り上げたりしないから泣くなよ! なっ?」


    禁書「どの口が言うのかな」ツーン

    661 = 652 :


    CASE 269 カンスト


    禁書「大まかな事情はアクセラレータに聞いてるんだけど、本当にデートじゃなかったの?」ガミガミ

    上条「はい、デートというのは建前で、番外個体にギャフンと言わせたいが為に行動を起こしました」セイザ

    美琴「ほんと……?」グスッ

    上条「はい、本当です」セイザ

    禁書「突然デートだなんておかしいと思ったんだよ。馬鹿でアホで鈍感でバカなとうまに限ってあり得ないもん」

    上条「おっしゃる通りです、はい……」セイザ

    禁書「これに懲りたら、もう二度と女心を弄ぶような真似はしちゃダメだからね!」メッ

    上条「肝に銘じます……」セイザ

    禁書「まったく……みことも怒っていいんだよ?」

    上条「ごめんな、御坂。電撃でも何でも受け入れるから勘弁してください」セイザ

    美琴「じゃ、じゃあね? 一つだけワガママを聞いて欲しい」オズオズ

    上条「うん?」セイザ

    美琴「あ……で、でもね? 迷惑だったら断ってくれていいから」

    上条「お前を迷惑だなんて思うはずないだろ? 何でも叶えてみせるから言ってみろよ」セイザ

    美琴「……………………そばにいさせて」

    上条「…………」セイザ

    美琴「もう子供っぽい我儘も言わないから……ゲコ太も卒業するから……だから……ずっと傍にいさせて」ギューッ

    上条「御坂……」セイザ

    美琴「彼女なんて作っちゃやだよ……」

    上条「あはは、こんなに想ってくれる妹がいるんだもんな。これ以上なんて望んだら罰が当たっちまう」ギューッ

    美琴「うん、大好き……///」


    禁書「世話の焼ける二人なんだよ」ツンツン


    上条「ぎゃあああああ!? 痺れた足をつつかないでぇぇーーー!?」ゴロゴロ

    美琴「きゃあーーーっ♪///」ゴロゴロ マキコマレ


    チャラララチャチャチャーー♪

    上条さんの兄レベルが5に上昇した! 兄スキル『絶対遵守』を取得した!

    ※兄レベル5=最強シスコン兄貴。妹に向ける深い愛情は、夢や信念すらも凌駕する。唯一人のためのヒーロー。

    『絶対遵守』=常時発動型。妹に見つめられながらお願いされると、絶対に嫌とは言えないギアス。オールハイルミコっちゃん!

    662 = 652 :


    CASE 270 期待はずれ?


    打ち止め「ねぇねぇ! デートはどうだったの!? ってミサカはミサカは息も荒く問い詰めてみたり!」

    番外個体「……ノーコメント」

    打ち止め「えーっ!! ケチケチしないで教えてー、ってミサカはミサカは駄々を捏ねてみたりぃぃー!」ジタバタ

    番外個体「これだからお子様は。ミサカが纏ってる不愉快オーラで察してよ」ニコニコ

    打ち止め「不愉快……? どこが? ってミサカはミサカは理解できずに聞き返してみる」ハテ?

    番外個体「もう最悪だよ。あの人ときたら、このミサカを相手に普通のデートなんて本当に馬鹿にしてる」ニコニコ

    打ち止め「楽しかったの?」

    番外個体「んなわけないってば。退屈でしかたなかったけど、童貞くんに合わせて楽しんでる振りをしてやったんだ。うわっ、ミサカ優しー☆」ニコニコ

    打ち止め「つまらなかったんだー、ってミサカはミサカは何となく察してみたり」ニマニマ

    番外個体「上条当麻も存外、大した事ないね。ミサカくらい心が広くないと付き合ってらんないよ♪」ニッコリ

    打ち止め「それで? 帰ってからずーっと大事そうに眺めてる、そのお洋服と帽子はなに? ってミサカはミサカは核心を突いてみる」

    番外個体「気に入ったから買っただけ。深い意味なんてないよ?」ニッコニコ

    打ち止め「白いワンピに、リボン付きの麦わら帽子……まるで良家のお嬢様みたいね」

    番外個体「ま、ガラじゃないけどミサカなら着こなせるからね。……あんにゃろー、絶対にギャフンと言わせてやる」ボソッ

    打ち止め「ヒーローさんに褒められたの?」

    番外個体「か、上条当麻は関係ないっつーの!///」カァァ

    打ち止め「へぇー、ふぅ~ん、ほっほーう?」ニヨニヨ

    番外個体「……本当に関係ないし///」プイッ



    黄泉川「若いって素晴らしいな! お前も少しは見習うじゃんよ」

    一方通行「一部の抜かりもねェ。いつでもバッチ来いってンだ。クカカカ、来週末が待ちきれねェぜ!」ヒャッホゥ!!

    芳川「大掃除をしてると思えば、そういうこと。あなたも意外と隅に置けないのね」クスクス

    663 = 652 :

    といったところで今回は終了
    次回は歪みない上琴目録でお送りしますー

    664 :

    えぇっとセロリの台詞どおり
    次回は来週末ってことでいいのかい?

    665 :

    乙!
    ミサワが乙女すぎて生きるのが辛い

    666 :


    芳川は一方通行の思考を理解してんのかな

    木原数多もこの一方通行の思考は理解出来ないんじゃね…?

    667 :


    もし絶対遵守のギアス(妹のみ)が暴走したらどうなるんだろう…

    668 :

    おつにゃんだよ!

    669 :

    もう、上条さんはダメだw
    ついにレベル5に到達してるし
    しかし一方さんちょろいなw

    670 :

    絶対遵守スゲー!って思ったら遵守すんの自分かよww

    671 :

    ワーストたんかわいすぎ

    おつ

    672 :

    結局シスコンレベルがあがる結果にww
    上条さん歪みねぇな

    673 :

    ワースト可愛い

    675 :

    番外さんが思いの外乙女でワロタww

    676 :

    おもろいわー

    677 :

    これ以上上条さんに甘やかされたらミコっちゃんどうなってしまうん??

    678 :

    周りにいる人の吐く息が砂糖になる

    679 :

    レベル6の妹になる

    680 :

    上琴分が不足してたから望むところだよな

    681 :

    続きまだかな?

    682 :

    >>1は今頃ギアス見て号泣しているのだろう・・・
    舞ってる

    683 :

    大丈夫、スパロボでゼロ&カレン無双したから憂さは晴れました
    てなわけで投下ー

    684 = 683 :


    CASE 271 予定キャンセラー


    美琴「あ、あの……ちょっといい?」オズオズ

    上条「はいはい、今度はー……ってあれ?」

    美琴「もし暇なら、その……一緒に映画を観に行きたいなぁ……なんて///」モジモジ

    上条「……誰てめえ?」ハテ?

    美琴「ッ!?」ガーン

    禁書「とうまーーー!!! どうしてそんなにデリカシーがないのかなっ!?」ガァァ

    上条「いやだってさ、いつもは『ねぇねぇ!』ってな感じで元気に我儘言ってくるだろ?」

    美琴「だって……もう我儘は言わないって約束したし」ションボリ

    上条「ハハ、なんだそういう事か」

    禁書「約束を守るのは大切だけど、私は無理に我慢しなくていいと思うんだよ」

    上条「そうだな」

    美琴「……いいの?」

    上条「いいも悪いもあるかよ。御坂が甘えてくれないと、お兄ちゃんは寂しくて死んじゃいますよ」ナデナデ

    美琴「えへへ、そっか……///」テレテレ


    禁書「それでとうまは暇なの?」

    上条「おう、暇ひま星人ですことよ」

    美琴「ねぇねぇ! だったら一緒に映画を観に行こ!」ユッサユッサ

    上条「はいはい、つーか昨日観に行かなかったのか?」

    禁書「誰かさんのデート騒ぎで、それどころじゃなかったんだよ。みことは泣いちゃうし大変だったんだからね!」ジトー

    上条「あー、そりゃ悪かったな」ポリポリ

    美琴「あ、あはは……///」

    685 = 683 :


    CASE 272 3D


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、飛び出す貞子ちゃんを観たいんだろ?」ニヤニヤ

    美琴「ち、違うわよ!?」

    上条「でも他に目ぼしいのが無いぞ。それに3Dのホラーって興味あるんだよなぁ」

    禁書「3D……そういうのもありかも!」ワクワク

    美琴「ダメっ! インデックスもアレを観るって決めてたでしょ!?」ワタワタ

    禁書「んー、私はハシゴするのも吝かではないんだよ」

    上条「じゃあそうすっか」

    美琴「うぅー……私が怖いのダメなの知ってるくせにぃぃ……」ショボーン

    上条「ッ!?」キュピーン

    美琴「ねぇ、ホラーはやめようよ」ユッサユッサ

    上条「イエス、マイシスター!」キリッ

    禁書「と、とうま?」

    上条「御坂が嫌なら観ねーよ。それより、どの映画を観たいんだ?」

    美琴「えっとね、あの阿部さんが主演のが観たい!」ニッコニコ

    上条「はいはい、上映時間も気になるし、さっさと行こうぜ」


    禁書「???」ハテ?

    686 = 683 :


    CASE 273 ポップコーン


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「ポップコーン買って!」

    禁書「私もー!」

    上条「しょうがねーなぁ。それで何味がいいんだ?」ヤレヤレ

    禁書「当然、塩味一択なんだよ。これは譲れないかも」

    美琴「何言ってんのよ。ポップコーンといえばキャラメル味に決まってるわ」


    電磁目録「「…………」」


    禁書「み、みことはお子様だもんね。大人はキャラメル味なんて邪道に手を染めるはずないもん」ヒクヒク

    美琴「た、ただの塩味なんて味気ないでしょ? 味覚後進国の誰かさんには解らないかもだけど」ヒクヒク


    電磁目録「「…………」」カッチーン


    禁書「……フィッシュ&チップスを舐めてもらっちゃ困るかも!」ゴゴゴ

    美琴「……上等じゃない。いくらインデックスでも譲れない一線があるんだから!」ゴゴゴ


    上条「わりぃ、醤油バター以外は売り切れだった」


    電磁目録「「ああん!?」」ギロッ


    上条「ひいっ!? ……って、なんでパシられた上に睨まれてんの?」ビクッ

    687 = 683 :


    CASE 274 テルマエ


    美琴「…………」

    禁書「醤油バターも割とイケるんだよ」ムシャムシャ

    上条「……さいですか」ゲンナリ

    美琴「しぃーーー! 上映中はお静かに!」ヒソヒソ

    幻想目録「「はーい」」


    テルマエハ、ローマジンノホコリナンダ! オノレ、ヒラタイカオゾクメ!


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    上条「んーー! 結構おもしろかったな」ノビノビ

    禁書「ツッコミ所は多かったけど、有無を言わせない勢いがあったんだよ」ウンウン

    美琴「…………」

    クイクイ

    上条「どうしたんだ御坂?」

    美琴「テルマエに行くわよ!」クワッ

    禁書「さんせー!」

    上条「テルマエってお前……。隣の学区の銭湯くらいしかないぞ」

    美琴「いいからいいから♪ お風呂道具を取りに帰りましょ」グイグイ

    上条「はいはい、しょーがねぇなぁ」

    688 = 683 :


    CASE 275 道連れ


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度は何だ?」

    美琴「一時間後、ここに集合ね」

    上条「長ぇ……」ゲンナリ

    土御門「…………」

    禁書「女の子の入浴は色々と手間がかかるんだよ」

    上条「そんなもんか?」

    美琴「そんなもんよ! じゃあ、また後でねー♪」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    上条「やれやれ、一時間も湯に浸かってたらのぼせちまうよなー」ゴシゴシ

    土御門「……どうでもいいが、何故オレまで銭湯に連行されてるのかにゃー?」ゴシゴシ

    上条「気にすんなよ。旅は道連れて言うだろ?」

    土御門「用法を間違えてるぜよ!?」ガビーン

    上条「だって、野郎一人で銭湯なんて寂しいじゃん」バシャーー!

    土御門「ならステイルを連れてくれば良かっただろう!」バシャーー!

    上条「アイツ、刺青してっから入れないんだよ」

    土御門「……………………すっかり忘れてたぜい」ゲンナリ

    689 = 683 :


    CASE 276 妹自慢


    上条「なぁ、土御門」チャポン

    土御門「なんだ?」チャポン

    上条「最近 御坂が可愛くてしかたないんだが、どうすればいいと思う?」

    土御門「解るぜぇ、その気持ち。オレも舞夏が可愛くて死にそうなんだにゃー」ウンウン

    上条「だよなー。明けても暮れても御坂が気になって仕方ねぇ」

    土御門「シスコンは皆、そんなもんぜよ」

    上条「いやいや、きっと御坂がぶっちぎりに可愛いせいだろ」

    土御門「それは認めるが、うちの舞夏には一歩及ばないにゃー」

    上条「……はあ?」イラッ

    土御門「ルックス、家事能力、etc……。総合力で判断した結果ですたい。まあ、全てにおいて舞夏が至高なのは真理ぜよ」

    上条「何言ってんだテメエ。確かに家事能力は一歩譲るかもしんねえけど、ルックスで御坂に敵うヤツなんて居ないだろうが!」

    土御門「……ほほう?」ムカッ

    上条「整った顔立ちに、すらっとした体型! 美人でありながら、年相応の可愛らしさも兼ね備えた完璧超人だぞ」

    土御門「胸は無いけどにゃー」

    上条「だが成長の余地はあるッ!!」

    土御門「性徴の余地……淫靡な響きだぜい」ハァハァ

    上条「何考えてんだこの野郎!?」ガビーン


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    美琴「…………///」ブクブク

    禁書「隣からシスコン談義が筒抜けなんだよ……」ウンザリ

    美琴「もう、バカなんだから///」イヤンイヤン


    ムネハナイケドニャー


    美琴「む、胸は関係ないだろこらーーーーーー!!!!///」ザパァーーン!!

    690 = 683 :


    CASE 277 流しっこ


    美琴「ねぇねぇ!」

    禁書「なにかな?」

    美琴「せっかく広いお風呂に来たんだから、背中を流しっこしましょう!」

    禁書「いつもやってるのに、せっかくも何もないんじゃないかな?」クスッ

    美琴「い、いいでしょ別に! こういうのは気分の問題よ!///」カァァ

    禁書「なら仕方ないね。先に洗ってあげるから、そこに座って?」クスクス

    美琴「オッケー♪」


    禁書「んしょ、んしょ、お客さん、痒いところはございませんか?」ゴシゴシ

    美琴「んっとね、もう少し右下の辺りが…って、ひゃん!?」ビクッ

    禁書「んー、ここら辺かな?」モミモミ

    美琴「ちょ、インデックス!? どこを揉ふにゃ!?///」

    禁書「揉めば大きくなるって、テレビで観たんだよ♪」モニュモニュ

    美琴「アンタは黒子かっ! あんっ、こ、こら! やめなさいってば!?///」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    土御門「パラダイス(女湯)から女神のあえぎ声が聞こえてくるにゃー///」ハァハァ

    上条「女神なのは同意だが、聞くんじゃねえ!?」ギャース

    土御門「今度是非、うちの風呂で舞夏と一緒に入ってもらいたいぜい///」

    上条「ちょっ、何してんのインデックスさーーーーーん!?」

    691 = 683 :


    CASE 278 ドライヤー


    上条「…………」ドヨーン

    美琴「おっまたせー♪ ……って、どうかしたの?」ハテ?

    土御門「放っておいてやれ。精神にダイレクトアタックを喰らっただけだにゃー」

    美琴「……? よくわかんないけど元気出して?」

    上条「元気出た! 御坂のエールで元気が出ましたよ!!」シャキーン

    禁書「やれやれなんだよ」ヤレヤレ

    土御門「義妹の励ましは、ベホマ以上の回復力ぜよ」ウンウン


    上条「にしても意外と早かったな。一時間も経ってないぞ」

    美琴「あはは、待たせちゃ悪いかなーって」

    禁書「急いで上がったの」

    上条「あのなぁ、気を遣ってくれるのは嬉しいけど、髪が湿ってるじゃねーか」

    美琴「あ、あれ?」

    上条「ほら、ちょっとこっちこい」


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    上条「おおー、やっぱ御坂の髪はサラサラだな」ブオーン!

    美琴「そ、そう?///」ブオーン!

    禁書「あちちっ!? みこと、ドライヤーが地肌に当たってるんだよ!?」ギャース

    美琴「ええっ!? ご、ごめんね」アタフタ

    禁書「髪は女の命なんだから、気をつけてほしいかも」

    上条「インデックスのはスゲー長いから、手入れが大変そうだもんな」

    禁書「毎朝毎晩のケアは欠かせないんだよ」



    土御門「三人並んで、仲良くドライヤーをかけてやがる……。周りの目なんかお構いなしだぜい……」ゲンナリ

    692 = 683 :


    CASE 279 牛乳 or コーヒー牛乳?


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「風呂上がりと言えば、やっぱり瓶牛乳でしょ!」

    上条「……要は俺に買えってことですね」チャリーン

    美琴「ありがと♪ じゃあ早速…」

    禁書「とおーりゃーーー!!!」pi

    美琴「ああっ!?」ガビーン

    禁書「ふっふっふ、甘いんだよみこと。練乳よりもスウィートなんだよ」ドヤッ

    美琴「うぐぐ、横取りされるなんて……ッ!」

    禁書「大体、牛乳なんて今どき流行らないんだよ。時代はコーヒー牛乳かも」ゴクゴク

    美琴「……昼のポップコーンといい、決着をつける必要があるみたいね」


    上条「上条さん的には、フルーツ牛乳が一番なんだけどなー」


    電磁目録「「お兄ちゃん(とうま)は黙ってて!!」」ガァァ


    上条「……はい」

    土御門「因みにオレは豆乳派ですたい」

    693 = 683 :


    CASE 280 目撃DQN


    美琴「ねぇねぇ!」

    上条「はいはい、今度はなんだ?」

    美琴「お兄ちゃんは私の味方よね?」

    上条「ああ、もちろんだ」

    禁書「ああーっ!! とうまを丸めこむつもり!?」ガビーン

    美琴「へっへーん、これでこっちは二人になったから、多数決で牛乳派の勝ちよ!」ドヤッ

    禁書「物の良し悪しは、数で決まったりしないんだよ!」プンスカ

    美琴「でも負けは負けよねー♪」

    禁書「むぅーーー!! アクセラレータとラストオーダーならきっと私の味方をしてくれるもん!」

    美琴「ここに居ないから無効票でーす♪」

    禁書「くうぅ、納得いかないかもーーー!!」


    上条「まだ争ってたのかよ……」ヤレヤレ

    土御門「三人寄れば姦しいと言うが、二人でも十分うるさいぜよ。カミやんも大変だにゃー」

    上条「静かすぎるよりはいいさ」

    土御門「ハハ、そうかもな。ていうかステイル……」ホロリ


    ◇ ◇ ◇ ◇ ◇


    食蜂「あらぁ? 御坂さんが男連れって、どういうコトぉ?」キラーン

    694 = 683 :

    といったところで今回は終了
    みさきちが絡んでも、シリアス展開なんてあり得ないのでご了承をばー

    696 :

    癒されるわぁ・・・

    697 :

    乙!
    みさきちキター
    けどシスコンレベル5の上条さんじゃいくらみさきちの攻略力でも…w

    698 :

    おつにゃんだよ!

    699 :

    荒んだ心が一瞬で晴れていく

    700 :

    いいね。三人が仲良しなのがいい


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