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    元スレ一夏「鈍感なフリをするのに疲れた」

    SS+覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - インフィニット・ストラトス ×3+ - オルソラ + - シャル + - ハーレム + - ルイズ + - 神スレ + - 織斑一夏 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    601 = 1 :


    コンコン

    一夏「はーい……おっ。……おお?」

    ラウラ「邪魔するぞ」

    シャル「ちょ、ちょっとラウラ違うって!」

    ラウラ「む? ああそういやそうだったな」

    ラウラ「いち―――ゴホン」

    ラウラ「……ご、ご主人様にご奉仕しに来たにゃん♪」カアァ

    一夏「」

    602 = 1 :


    一夏「……はっ」パチッ

    一夏「ラウラ、お前……っ!」

    一夏「―――可愛いなあぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」ナデナデナデナデ

    ラウラ「にゃふっ……にゃ、にゃでるにゃぁ///」

    一夏「何言ってるかわからんけど可愛いから問題ない!」ギュッ

    一夏「それで、シャルロット君。これはどういうことかね?」キリッ

    シャル「え、ええと、あのね?」

    シャル「前に一夏が僕たちのパジャマ姿を見て、可愛いって言ってくれたから……」

    一夏「それで今日は二人ともそのパジャマを着てわざわざここまで……」

    一夏「……ん?」

    一夏「ってことはこの部屋までそれで歩いてきたのか」

    シャル「う、うん///」

    一夏「シャル……」ガシッ

    シャル「な、なに……?」

    一夏「よくやったっ! GJ!」ナデナデ

    シャル「あっ、ん……はふぅ」

    一夏「では二人ともさっそくベッドへ行こうではないか! はっはっは!」

    シャル「(なんかキャラが違う……)」

    一夏「よいしょ」ヒョイ

    シャル「あっ」

    シャル「(ラウラだけいいなぁ、お姫様抱っこ)」

    603 = 1 :


    一夏「さて」

    一夏「脱がすのには惜しいけどこのままじゃ何もできんし……」

    ラウラ「嫁よ、その心配はない」

    一夏「ん? なんでだ?」

    ラウラ「なぜならこの中には―――むぐっ」

    シャル「ラウラ、それは秘密にしておいた方が一夏に楽しみが残るんじゃないかなっ」ガシッ

    ラウラ「むぅ……それもそうだな」

    一夏「どうでもいいけどいややっぱよくないけど語尾に『にゃ』をつけてたのはなんだったんだ?」

    シャル・ラウラ「「あっ」」

    シャル「わ、忘れてた、……にゃ」

    ラウラ「にゃー」

    一夏「可愛い可愛い」ナデナデ

    ラウラ「わふー?」

    一夏「うん、それはなんか違う」

    一夏「んじゃ、失礼して……」プチップチッ

    一夏「……ほほーう」パサッ

    一夏「猫耳フードのしたには猫耳カチューシャとは」

    シャル「そ、それでね、一夏……じゃない、ご主人様」

    シャル「僕たちにしっぽをつけてほしいにゃん」スッ

    一夏「なっ」

    一夏「これは……っ!」

    604 = 1 :


    一夏「……いいんだな?」

    ラウラ「ご主人様の好きにしてほしいのにゃ」

    一夏「(ネコしっぽ型バイブとはなんという……)」ゴクッ

    一夏「(Made by Tabane.Sタグ付いてるし)」

    一夏「二人とも、四つん這いになってこっちにお尻を向けて」

    シャル「……わかったにゃ」

    ラウラ「はいにゃ」

    一夏「(どっちからにしようかな)」

    一夏「……よし」

    一夏「んー……れろっ」

    ラウラ「ひゃっ……」ピクッ

    一夏「ぴちゃ、ぴちゃっ、れろ……ちゅっ」

    ラウラ「あっ、あっ、あっ」

    一夏「ちゅぷっ……れろ、ちゅぱっ」クチュッ

    ラウラ「んんっ……!」

    シャル「(ラウラ、あんな表情……すごく、気持ちよさそう)」ジュン

    シャル「(あっ……や、やだ、僕ってばまた……っ)」

    一夏「そろそろいいかな」

    ラウラ「あ、あふっ、あぁ……」ピクッピクッ

    一夏「ラウラ、いれるぞ」

    ラウラ「ふぁい……」

    一夏「ん……」ズブズブ

    ラウラ「あうぅぅ……っ」

    一夏「しっぽ先を背中側に向けれいいのかな」グイ

    ラウラ「ぁ、んっ」ピクン

    一夏「で、スイッチオンっと」カチ

    ラウラ「あぁっ……!?」

    605 = 1 :


    一夏「じゃ、次はシャルだな。……ん」

    一夏「……シャルはラウラの痴態を見て濡らしちゃってたのかな?」ニコッ

    シャル「それはっ……」

    一夏「ふーん」

    一夏「シャルはエッチだなぁ?」

    一夏「あ、いいこと思いついた」

    シャル「な、なに……?」

    一夏「シャルはもう愛撫の必要ないみたいだけど」

    一夏「ちょっとばかりオシオキを……」スッ

    シャル「ひっ……あ、あのご主人様? そ、そっちは違……」

    一夏「んー? 聞こえないなあ」

    一夏「あ、ちゃんとローション入ってた」

    一夏「ちゃんとしないと痛いからな」ヌチャ

    シャル「んっ……だ、だからご主人様、そ、そこは違いますよぉっ」

    一夏「なんかニャーニャー言ってるけどよくわからないなぁー」

    一夏「それじゃ……ほら」ズプッ

    シャル「あひぃっ!?」

    シャル「あ……あ……」

    606 :


    一夏「(そういやこれだけの性活をしてきて開発するのは一度目か)」

    一夏「(ならば愉しまねばなるまい!)」キラーン

    一夏「ほら、ちゃんとお尻に入れたほうがしっぽみたいだろ?」ニコニコ

    シャル「あっ、あぁ……だ、ダメぇっ……」ピクッ

    一夏「『ご主人様の好きにして良い』とまで言われたからなぁ、好きにやらせてもらうぜ」

    一夏「ラウラ、おいで」

    ラウラ「にゃぁ……」スリスリ

    一夏「んー」チュッ

    ラウラ「んっ」

    ラウラ「ん、ふぅっ、ん、む……れろ、ちゅぱっ」

    一夏「ほら、シャルも」

    シャル「はいにゃ」

    一夏「ん」チュ

    シャル「んむ……ん、ん……はぁっ……れろ、れろっ、ちゅぅっ」

    一夏「ふぅ……」

    一夏「……ん」パサパサッ

    ラウラ「ご主人様のココ、すごくかたくなってるにゃ……」

    一夏「二人とも、舐めてくれるかな。ちゃんと猫みたいに舌を出して……な」

    シャル「ん……れろっ」

    ラウラ「ちゅっ……ぴちゃぴちゃ」

    一夏「ああ、いいぜ……その調子」ゾクゾクッ

    一夏「頑張ったほうから先に相手してやるからな」ナデナデ

    シャル・ラウラ「「!」」

    607 = 1 :


    シャル「んっ、ふ、ぅ……ちゅぷっ……れろ、ぴちゃっ」

    ラウラ「あ……シャルロット、ずるいぞ」

    ラウラ「ぁむ、ちゅ、れろれろっ、ぴちゃ、ぴちゃっ、ちゅうぅ」

    一夏「ぐっ……」

    一夏「ちょっとずるい気もしたけど」

    一夏「……シャルが先だな」

    一夏「じゃ、上に乗ってくれるか」

    ラウラ「むぅ……」

    シャル「……はいっ!」

    一夏「自分でちゃんと入れてくれな」

    シャル「う、うん……あ、あ、あぁあっ」ズブブ

    シャル「はい、ったよ」

    一夏「シャル、手」

    シャル「えっ? あ……うん♪」ギュッ

    一夏「自分で動いてみてくれないか?」

    シャル「うん……ふぅっ」ズッ

    シャル「んっ……んっ……んんっ……」ズッズッズッ

    シャル「ご、ご主人様ぁ……気持ちいい、ですかっ」ズプッズプッ

    一夏「ああ、いいぜ」

    一夏「それとラウラ」

    ラウラ「にゃ?」

    一夏「シャルのしっぽについてるスイッチ……強くしてやってくれよ」ニヤ

    シャル「えっ……ご、ご主人様?」

    608 = 1 :


    シャル「(両手繋いでるからなにも出来っ……!)」

    一夏「ほらほら、腰が止まってるぞ?」グチュッグチュッグチュッグチュッ

    シャル「あっ……!? きゅ、急にっ、そんな動いちゃっ」

    ラウラ「……」カチカチ

    シャル「……っっ!?」ピクッ

    一夏「ほら、しっかり動かして」ズチュッズチュッ

    シャル「っ……っ……あぁっ……!」

    シャル「だ、だめっ、ダメえぇぇっ!」ビクン

    シャル「あ……はあぁ……」グッタリ

    一夏「俺まだイってないんだけどな」グッ

    シャル「っ! ま、待って、今、イったばかりっ……!?」

    一夏「ふぅ……よし、行くぜ」グチュッグチュッグチュッ

    シャル「ひっ、あっ、あっ、あぅっ」

    一夏「シャル」チュ

    シャル「んっ……!? んっ、んっ、ふぅっ、あぁっ、れろっ、ちゅぱっ」

    一夏「んっ……む」ズチュッズチュッズチュッズチュッ

    シャル「んっ、んっ、んんーっ、はぁっ、はむっ」

    一夏「そろ、そろ……っ」

    シャル「ちゅうっ、んっ、む、ふ、れろっ、はぁ」

    一夏「出すぞっ……!」ギュ

    ドクンッドクンッ

    シャル「んんんんんっ―――!!」

    シャル「はぁ、はぁ、お、お腹、あっついよぉ……」クタッ

    609 = 1 :


    一夏「……ふぅー」

    一夏「ラウラ、おいで」

    ラウラ「にゃぁ……♪」

    ラウラ「もう、我慢できないのにゃ」

    一夏「よしよし」ナデナデ

    一夏「ラウラもお尻にしっぽつけようか」

    ラウラ「わかったにゃ」

    一夏「ん、おっけ」ズポッ

    ラウラ「んんっ……」ピクン

    一夏「ラウラの愛液で濡れてるから大丈夫かな……」

    一夏「じゃ、いれるよ」

    ラウラ「ん……」

    一夏「……ほらっ」ズズッ

    ラウラ「っ……あ」ピクッ

    ラウラ「はぁう……」

    一夏「いいコいいコ」ナデナデ

    ラウラ「んっ」スリスリギュッ

    610 = 1 :


    一夏「さてどうしようか」

    一夏「んー……とりあえず仰向けになってくれ」

    ラウラ「はいにゃ」スッ

    一夏「まずは、と」

    一夏「ラウラ、いくぞ」ズヌヌ

    ラウラ「あぁ……っ」

    一夏「俺の首に手まわして」

    ラウラ「にゃぅ」ギュ

    一夏「よし、よい……しょっ、と」グッ

    一夏「ラウラは軽いなぁ。駅弁スタイルには楽だ」ズプッズプッ

    ラウラ「あっ、あっ、あっ」

    一夏「ん」チュッ

    ラウラ「ん、むっ……んっ、んっ……んんっ!」

    ラウラ「ぷはっ……あっ、あぁっ、いいっ、いいぞ、一夏ぁっ……!」

    一夏「ちゃんとご主人様って呼ばなきゃだめだろう?」ズチュッズチュッズチュッ

    ラウラ「はっ、んぅっ、はい、ご主人、さまぁ……っ」

    一夏「それでいいんだよ」ズプッズプッズプッズプッ

    ラウラ「あっ、はぁあっ、ひゃ、うぅっ、あぁんっ」

    611 = 1 :


    一夏「さてどうしようか」

    一夏「んー……とりあえず仰向けになってくれ」

    ラウラ「はいにゃ」スッ

    一夏「まずは、と」

    一夏「ラウラ、いくぞ」ズヌヌ

    ラウラ「あぁ……っ」

    一夏「俺の首に手まわして」

    ラウラ「にゃぅ」ギュ

    一夏「よし、よい……しょっ、と」グッ

    一夏「ラウラは軽いなぁ。駅弁スタイルには楽だ」ズプッズプッ

    ラウラ「あっ、あっ、あっ」

    一夏「ん」チュッ

    ラウラ「ん、むっ……んっ、んっ……んんっ!」

    ラウラ「ぷはっ……あっ、あぁっ、いいっ、いいぞ、一夏ぁっ……!」

    一夏「ちゃんとご主人様って呼ばなきゃだめだろう?」ズチュッズチュッズチュッ

    ラウラ「はっ、んぅっ、はい、ご主人、さまぁ……っ」

    一夏「それでいいんだよ」ズプッズプッズプッズプッ

    ラウラ「あっ、はぁあっ、ひゃ、うぅっ、あぁんっ」

    ラウラ「あっ、あっ、あっ、あっ」

    一夏「(こっちはだいぶキツくて……すぐにでもイっちゃいそうだ)」パンッパンッパンッパンッ

    ラウラ「あぅっ、ひ、あぁっ、ひぐっ、はぁぁんっ♪」

    一夏「(でも、ラウラにも気持ちよくなって貰いたいからな)」パァンッパァンッパァンッ

    ラウラ「あ、ふっ、んんん、あぁあぁぁっ!」

    一夏「(限界まで……!)」スパァンスパァンッスパァンッスパァンッ

    ラウラ「あぁっ! あぁっ! いちか、いちかぁっ!」

    一夏「ぐ……ラウラ、もう出る……っ!」グチュッグチュッグチュッ

    ラウラ「あぁっ! だ、だしてっ、いいぞっ、中にっ……いぃっ! 私もっ」

    一夏「うぁっ……!」ドクンッ

    ラウラ「あはぁぁぁぁぁあぁ…………♪」ビクンッビクンッ

    一夏「はぁっ、はぁっ、はぁっ」

    ラウラ「はぁー、はぁー……ふ、ぅ……」

    612 = 1 :


    一夏「あー……」コキコキ

    ラウラ「すぅ……すぅ……」

    シャル「ん……ふあ、あれ、おはよう一夏」

    一夏「ああ、おはようシャル」チュ

    シャル「んっ。ラウラの寝顔……可愛いよね」

    一夏「ああ……そうだな」

    一夏「それと」

    シャル「?」

    一夏「シャルの寝顔も十分可愛いぜ?」

    シャル「も、もう……///」

    一夏「思い返せばラウラとの出会いは最悪だったけど」

    一夏「良くも悪くも純粋だったんだよな、ラウラって」

    シャル「そう……だね」

    一夏「なぁシャル」

    シャル「なに?」

    一夏「今まで俺はみんなに守られてばかりだったけど」

    一夏「これからはお前を、お前たちを俺が守っていきたい」

    一夏「これからもずっと、俺と一緒にいてくれるか?」

    シャル「……そんなの、聞くまでもないよ」

    シャル「もちろん、だよ。よろしくね、一夏っ!」ニコッ

    一夏「ああ、ありがとう」

    ラウラ「……なにを二人でいい雰囲気になっている」

    一夏「わっ」

    シャル「きゃっ」

    一夏「び、ビックリさせるなよ」

    ラウラ「当然私もついていくからな」

    ラウラ「覚悟しておけよ?」ニヤリ

    一夏「はは、そうだな……ラウラも、これからもずっと、よろしくな」

    ラウラ「うむ」

    613 = 1 :


    一夏「(こうしてみんなとの学園生活は続いていった)」

    一夏「(学園を卒業後、鈴・セシリア・ラウラ・シャルはいったん国元へ帰って行った)」

    一夏「(見事実力で勝ち取った国代表としての責務を果たした後はそれを後進に譲って引退、日本へ移住)」

    一夏「(今は俺を含めみんなで仲良く暮らしている)」

    一夏「(ちなみに弾は虚さんと結婚し、尻に敷かれているそうだ)」

    『一夏ぁ~』「いっくーん」「いちかさーん」

    一夏「おっと、お呼びのようだ」

    一夏「おう、今行くー!」

    「あのコがパパーってぐずっちゃって……」

    一夏「はいはい、いい子いい子~」

    「いっくん、この子も~!」

    一夏「はーい」

    「一夏さん、この子もパパーって」

    一夏「はいはーい」

    一夏「(じゃあ、今回はこれまで)」

    一夏「(これまでもこれからも俺の物語は続いていく)」

    一夏「(話をする機会があればまた、その時にでも)」

    一夏「じゃあなっ!」

    614 = 1 :


    ありがとうございました、>>1先生の次回作にご期待ください!



    ……と、言うことでこの話は完結となります。

    元よりプロット立てなどせず始めた物語で、いつでも先程の最後の投稿文章で終わらせる準備は出来ていました。

    このまま2周目をグダグダと続けるよりもスパッと割り切り、次回作への転換を図りたいと思います。

    遅筆でしたが今までお付き合いいただきありがとうございました。

    リクがあればスレの残りでお応えできるものはお応えしていきますので、何かありましたらどうぞ。

    ちなみにリクが本スレをオーバーしても次スレは建てませんのであしからず。

    次回作も既に構想はあるのでスレを立てたときにはよろしくお願いします(^o^)ノ

    では本日もお疲れ様でした!( ・・)ノシ



    >>595
    一番下は書けそうです、少々お待ちを。。

    615 :

    (やはり君は天才だ!!)
    「やはり君は天才だ!!」

    乙!

    616 :

    終わってしまうのかああぁ!と思ったらちょくちょく書いてはくれるのか
    これだからここの>>1は天才で困る
    とりあえずお疲れ様!
    次も期待しておりまする

    617 :


    リクに関して。

    基本的に台本形式ではなく地の文ありになるとますが、台本形式がいいという場合はリクの後に(台本形式)とでも書いていただければ(≧∇≦)

    では今度こそこれにて失礼します、おやすみなさいー

    618 :

    最初っから最後までエレクトしっぱなしだったよ

    619 :

    リクだしていいなら
    シルバリオ・ゴスペルのおねーさん

    620 = 616 :

    ナターシャお姉様か

    621 :

    ク、クラリッサ

    622 = 619 :

    メイドさんだったり
    クラリッサとかナターシャたんぺろぺろぺろとか
    ヒロインサブも(チラッチラッ

    623 :


    いやぁ最高でしたね

    624 :

    箒と鈴の組み合わせとか
    鈴といちゃラブやら
    鈴とSMとか
    とにかく鈴が読みたい

    625 :

    濃厚なホモスレ………wwwwww
    ちゅーのは冗談で、リクはSなのほほんさんを!

    626 :

    弾の恋愛を実らせてももいいんじゃないかな?

    627 :


    ・箒
    ・鈴
    ・シャル
    ・ラウラ
    ・セシリア
    ・真耶先生
    ・千冬姉
    ・蘭
    ・のほほんさん
    ・束さん
    ・楯無さん

    すまぬ、正直ナターシャ、相川さん、鷹月さん、夜竹さん、谷本さんは無理ゲー……(´・ω・` )
    のほほんさんはサブヒロインだけどそれ以外はモブキャ(ry

    クラリッサは正直微妙なところ。うーん。

    あんまりネタバレしたくないのでモブキャラたちは、次回作を待て!(満面の笑みでサムズアップしながら

    ということでヒロインは↑のリスト内からでお願いします、いない人もいますが^^;;;

    「ヒロイン」だけでなく>>595>>624-625のように「希望するプレイ内容他」を書いてくれると指の進みが早かったりしますぜ!

    628 :

    じゃあ俺は箒ちゃんソロの全力イチャラブを推させて貰うぜ!

    629 :

    鈴にチアリーダーのコスプレさせて脇とか太ももとかをひたすらペロペロしたい

    630 :

    束さんと楯無さんのダブル甘姉系でたのむ

    631 :

    オハヨーハヨー

    >>630は一夏×楯無×束? 一夏×楯無と一夏×束?

    相変わらず読み取り能力が低い>>1で済まなんだ…

    前者かなと思ったけど一応。

    あ、今宵はリクから1つは投下予定です。

    632 = 630 :

    >>631
    おはようございます前者でお願いします。
    絡ませにくい二人ですが

    633 :

    千冬姉が一夏を独占しようとする展開

    634 :

    シャルの首輪わんわんお散歩露出

    635 :

    ・のほほんさんに焦らしプレイ



     のほほんさんと相川さん―――本音と清香との約束を思い出し、一夏は彼女らの部屋へと向かっていた。
     連絡手段なら携帯電話などあるだろうにと思うかもしれないが、寮での使用は可能であっても学校内では使用不可。普段よく一緒にいる専用機持ち組とはアドレス交換済みだが、今さらにほかの女性とは交換をしていないことに気付いた。

     「うぅむ、お誘いとかは授業終わりとかに直接言われるからな……」

     もしくはその日の夜のお相手に伝言を頼む、そんな感じが主であった。
     専用機持ち以外と街に出かけたこともないし、アドレスも交換していない。教師陣となると話は別がだ―――いずれにせよ、対応を考えなければいけなかった。

     (とりあえず今日終わったら……いや、忘れる前にしよう。先に聞いておこう)

     「こんばんはー」
     「はーい……わー、おりむーだ~」

     ドアを開けて目の前に立つ人を認識した瞬間、彼女は一夏の胸に飛び込んでいた。

     「おっと……とりあえず中で話そうぜ」

     ぽんぽんと頭を撫でつけてから肩とひざ裏に手を回し、お姫様抱っこでベッドまで運んでいく。

     「あれ、清香は?」
     「きよっちはね~今日は用事があるんだって~」
     「アポなしで来るのはまずかったか、けど連絡手段も……」
     「あ、そうそうおりむー、アドレス交換しよ~」

     さっさっとアドレスを交換し終え、とりあえずは相川さんに連絡する運びとなった。

     「あ、きよっち? 今この前の約束だとおもうんだけどおりむーが来てくれてて……うん、うん……うん? おりむー、今度きよっちとの時間も作ってくれる?」
     「ああ、いいよ」
     「いいって~。じゃ、今日はうん、私だけで。またね~」

     親友との通話を終え、彼女は携帯電話をベッドサイドに置く。
     振り向いた彼女の表情はすでに―――

     「一夏……」
     「……ああ、おいで」

     再びに抱きつき、情熱的な口付けを交わしながら互いの服を脱がし合っていく。

     「んっ……んむ、ちゅっ……れろ、ちゅぱっ」
     「ぷは……本音、俺は逃げないから大丈夫だよ」
     「だってぇ……我慢、出来ないんだもん」

     男冥利に尽きるなと思いつつも、このままイジめ続けるのも楽しいのではないかという考えが浮かびんだ一夏は、それを実行することにした。

     「……そんなに我慢してた?」
     「うん、ずっとだよぉ……」
     「へぇ……なら、さ」

     ――――――どれくらい我慢できるのかな――――――

    636 = 1 :


     その呟きを聞いた、と思った瞬間―――

     「……え、え?」

     ―――跡が付かないように優しく、かつ抜け出せないような絶妙な結び目の堅さでいつの間にか両手をタオルで結びつけられていた。

     「お、おりむー?」

     思わず呼び名が戻ってしまうほどに彼女は混乱していた。

     「冗談じゃないよ? ん……」
     「ひゃ、あぁっ……!」
     「本音って意外と胸大きいよな。いっつもぶかぶかの服着てるからわかんないけどさ」
     「んぁっ、ん、ふ……ふあぁっ」

     そう言葉を続けながらも一夏は彼女への愛撫を続けていく。

     「もう……おりむーのばか」
     「今日は一夏って呼んでくれないの?」
     「ふ~んだ、今日は呼んであげな―――っひゃあぁぁあんっ!?」
     「そうか残念だなぁ、どうせ呼んでもらえないならもうやれるだけやっちゃおう」

     本音の胸の先端部をはじいた指が今度はスッ……腹部をなぞりゆっくりと彼女の秘所へ向かっていく。
     抗議の声を上げようとした彼女だったが―――

     「ちょ、いち―――んっ……はむ、ちゅっ、れろ、ちゅぱっ……はぁっ……ふあぁ……」

     ―――その唇を一夏は自らの唇で塞ぎ、その後も口づけの雨を降らせていく。

     「もうこんなに濡れてるよ」
     「あっ、ん……!」
     「ん?」

     結ばれた両腕、その指先で一夏の右腕をキュッ、と掴む。
     もう我慢できないのだろう、潤んだ双眸が一夏を見つめてくる。

     「もう我慢できない?」

     俯きながらわずかに上下した彼女の頭を見て右指を彼女の秘所から引き抜く。

     「でも……まだ、ダメだぜ」
     「えっ……」

     俺はまだ何もしてもらってないからな、と一夏は剛直を彼女の眼前につきつけた。

     「んむ……れろっ……ぴちゃっ、ちゅ、ちゅぷっ」

     彼女の桜色の唇がそれを咥えこむ。一夏は再び手を伸ばし、彼女の秘所を指で愛撫していく。

     「ん、ふっ……じゅぷ、じゅぷ、じゅぷっ……はぁ、あっ、あっ」
     「うん、上手上手」

     同時に左手では本音の頭を優しく髪を梳くように撫で付けていき、彼女は嬉しそうにそれを甘受する。

     「本音、反対向きになろっか」

     一夏の言葉に従い彼女は体勢を変え、シックスナインの形になり愛撫し合っていく。

     「んっ……! じゅぷっ、じゅぷっ、ん、はぁんっ! あっ、あぁっ」
     「止まってるよ?」

     本音の舌によって与えられる刺激に耐えながらも、一夏はその舌と指を止めることはない。

     (そろそろ限界かな)

     本音の舌が止まりがちになってきたことを感じ、一夏は彼女に声をかけた。

     「本音、もういいぜ」
     「ん……」

    637 = 1 :


     一度はもう許してあげるかと思った一夏だったが、本音の情欲に染まった表情を見て再び考えを変えることにした。

     彼女を四つん這いにし、剛直の先を彼女の秘所に擦り付けていく。

     「んっ……あっ、あんっ……いちか、はやくぅ……」
     「んー?」

     しかし彼女の望みをかなえようとはせず、まだ先端で焦らしていく。

     「あ、はぁんっ……あっ、あっ、んん」
     「じゃ、いれてあげるよ」
     「あはぁっ……!?」

     いつも通りゆっくりと……ではなく、一気に膣内へと突き入れた。

     「あ、は……う」
     「あれ? 入れただけでイっちゃったか?」

     焦らしに焦らされ、とうに彼女は限界を超えていた。
     今日は本音をイジめて楽しもうと心に決めていた一夏がそんなことを気にするはずもなく、最初から激しく腰を前後に動かしていく。

     ぱんっぱんっぱんっぱんっ!

     腰を打ちつける音と、彼女の蜜壺からあふれ出した愛液の水音がぐちゅぐちゅと部屋に響き渡る。

     「まっ……! い、今、イったばかりぃ……!?」
     「知ってるよ?」

     にやりと顔を歪ませた彼はそのまま彼女を後ろから突き続ける。
     その表情はま さ に ド S。

     「俺は今いれたばかりだしさ」
     「あっ、はっ、はぁっ、んん、ふああっ!」

     腰を動かしながらも覆いかぶさるようにして彼女の胸に手を伸ばし、指先での愛撫をもこなしていく。

     「う……そろそろ、出る」
     「だっ、だしてっ、もう、おかしく……!」

     さらに腰を大きくグラインドさせ、スピードも徐々に上げていく。

     「あぁ、あぁっ、あぁっ、んぅ、はげしっ」
     「くぅ……出すぞっ」

     ドクンッ。
     一夏が大きく腰を打ちつけるとともに、その精を放った。

     「あ、あ、あ……お腹の中……熱いよぉ」
     「く、はぁ、はぁ……」



     「ばかぁ……」
     「結構喜んでたくせに」

     事後。
     二人は仲良く備え付けのシャワーを浴び、互いの体を洗いあっていた。

     「それは、そう、だけど……も~、おりむーのえっち!」
     「はいはい」

     彼女の膨らませた頬を指先でつついてから口付けを交わす。

     「次はこうはいかないもんっ」

     口調は怒っていたが―――表情は、満面の笑みだった。

    ~Fin~

    638 = 1 :


    >のほほんさんに焦らしプレイ

    こうですか、わかりません><


    リクエストに関しては書ききってからまとめて投下する形になりそうです。

    やっぱ語彙力がないなぁ。。ラノベだけじゃなく普通の小説とか官能小説とか読もう…

    では失礼します!

    639 :


    やっぱのほほんさん最高や

    640 :

    今日もいい感じにエレクトしたぜ
    gj

    641 :

    リクだしたものです

    マジGJ!
    これで今日も1日頑張れそうだわ、もう昼だけど

    642 :

    どうか性に疎いセシリアに「避妊目的で後ろでヤるのは普通」とか言い含めて後ろに目覚めさせちゃうのお願いします

    643 :

    むしろセシリアは耳年寄りなとこあるら知識バッチリなような

    644 :

    ・一夏×千冬

    【独占欲】

     帰りのホームルーム、これが終われば放課という時間。
     当初は山田先生が話を進めるのかと思ったけど、途中で千冬姉がやってきていた。

     「度重なる部屋の破壊と騒音によって苦情が集まったことを踏まえ、新たに織斑の部屋を別所に増設することとなった。今の寮とは少し離れるな」

     え、マジで? やったー!

     「原因は誰かとは言わんがな」

     ギロリと鋭い視線に射止められ、専用機持ちの4人は目をそらしたり申し訳なさそうに俯いている。
     そりゃそうだよな、あの眼光で睨みつけられたら……おお怖い怖い。
     鈴はこの場にいなくてよかったんじゃないか? あいつ千冬姉のこと苦手にしてるみたいだし。

     「……織斑」

     パシーン。乾いた音が教室内に響き渡る。

     「いてっ」
     「貴様の話をしているんだ、ちゃんと聞いていろ」
     「はい、すみません……」

     出席簿の角アタック。
     これは痛い……。たんこぶ出来てないか?

     「それでだな、それまでの間織斑は教職員塔で生活してもらうことになる」

     へぇ、教職員塔……生徒寮と違って空きがあるんだな。

     「しかし教職員塔も改築やら何やらで部屋数が埋まっている」

     え、じゃあ俺どうするんだ? もしかして屋根裏部屋的な何かだろうか。それとも物置行き?
     屋根裏部屋とか物置ってなんかわくわくするよな。え、俺だけ?

     「織斑、お前は私と同室だ」
     『なっ……!』

     ガタン、と勢いよく立ちあがったのは箒、シャル、セシリア、ラウラ。つまりは専用機持ち4人。
     どうした? 寝ぼけて間違って立ち上がっちゃったのか?
     あれ恥ずかしいよなー、呼ばれたと思って立ち上がったら周りのみんなのきょとんとした視線が集まってくるんだぜ? すみませんって言って座ると寝ぼけてたのがばれてみんな口を押さえてくすくす笑うしさ。

     えーと。

     「織斑、部屋に戻ったら移動する準備をしろ。教職員塔での生活は今日からだ」

     そうそう、引っ越し。
     しかしいきなりだなぁ。学園にはあんまり余計な荷物を持ってきてないから間に合うだろうって思ってくれてるんだろうけど。

     そのまま話は終わり号令に従って挨拶、放課となった。
     さて、荷物まとめに行くか……。

    645 = 1 :




     寮の一室。1組の専用機持ち4人に鈴を加え、専用機持ち組による緊急の会議が行われていた。

     「これは、まずいな」
     「ええ、そうね……」

     頷きあうのは幼馴染2人。長い付き合いということもあり、一夏が姉、もしくは歳上に弱いということを認識している。
     もっとも、セシリア、シャル、ラウラも一夏が年上に弱いことにはとっくに気づいていたが。

     「だよねぇ」

     一時期同室で生活を共にしたシャルも全面的に同意する。

     「これは手を打たなければなりませんわね」
     「そうね、もし一夏が誰かと付き合ったりすることになってもあたしたちの中からならまだ納得したわ。けどそれが千冬さんとなると……」
     「でも放課後になると織斑先生の部屋にいるわけだし……日中と休日が勝負かな」
     「そうだな、ライバルとはいえここは協力すべきではないだろうか」
     「ええ、そうですわね」
     「いいわ、手を組みましょう」
     「うん、頑張ろう」

     箒の提案にセシリア、鈴、シャルは同意して頷きあい、互いの手をがっしりと握り合う。
     ラウラはぺろぺろとアメを舐めていた。

     「……む、美味だな」

    646 = 1 :




     ドアノブを捻る。
     教職員塔の、千冬姉に示された部屋番号。
     2回ほど手元の紙と見比べてちゃんと確認したぞ?
     ……。
     開かない。
     ……あれー?

     「む、早いな」

     千冬姉だった。
     どうやら今来たところらしい。
     そんなに早かったか、いやーもともとあんまり散らかしたりしてないからな、さっと終わっちまった。

     「今開ける。それと、これがお前用のキーだ」
     「ありがとうございます」
     「ふ、別に敬語でなくとも構わないぞ。もう勤務時間外だ」

     そういってこちらに向けられた腕時計を見ると確かに5時の針をこえている。

     「そう? んじゃとりあえず入ろうぜ、荷ほどき……つってもそんなに量はないけどさ」
     「女子どもと違ってお前はあまりファッションなどに気を遣わんからな」

     うーん、大半の男子ってそんなもんじゃないのか?
     世の中の金持ちは買った服を一回しか着ない人もいる、なんて話を聞いたこともあるぞ。どう考えても無駄だろ、それ。俺の場合は組み合わせを変えてローテション、と言うかそれ以前にIS学園が制服だから私服着る機会も少ないし……。

     「なにをしている? さっさと入れ」
     「あ、ごめん」

     おっと、考え込んでしまっていたみたいだ。
     今度こそ開いたドアをしっかりとくぐり部屋の中へ。

     「お邪魔します……って」

     あれ。少しくらいは散らかってると思ったら綺麗に整理整頓されている。余計なものも置いてないし、一切の調度品すらない。

     「殺風景だなぁ」
     「悪かったな」
     「千冬姉らしくていいと思うよ」

     逆に千冬姉の部屋の中がピンクとか赤だったり絢爛豪華な調度品が置いてあったり天蓋付きベッドがあったり、ファンシーなぬいぐるみがいっぱい置いてあったりしたら目を疑うわ。
     それはそれでギャップというかクるものがあってうんぬんかんぬん。

     「……んん?」

     あの、千冬姉。

     「ベッドひとつだけ?」
     「2人部屋を前提に造られているお前らとは違って我々の前提は1人部屋だからな、仕事で使うものや書類などを置けば2つ目のベッドを搬入するスペースなどない」
     「あー……」

     確かにこの部屋だと2つ並べるのきつそうだな。足の踏み場もなくなるというか、足の踏み場がベッドしかなくなる。

     「どうせ短い間だ、昔のように姉弟で寝ても構わんだろう」

     そう言いながら千冬姉はスーツを脱いで―――って、おいおい。

     「なぁ千冬姉、そういうのはもっとデリカシーというものをもってだな……」
     「む? なんだ一夏、しばらくは女子と同室だったくせに慣れていないのか?」
     「いや、俺はあまり気にしないんだけど見ちゃったら相手に悪いし、場合によっては怒られるし……」
     「……怒っているというよりは恥ずかしいというのが正しいだろうけどな」
     「え? 何か言った?」
     「なにも」

     公の場ではきちんとしているが意外とだらしない千冬姉との生活、2週間くらいならまぁ多分大丈夫だろ、うん。

     こうして、短期間だが千冬姉と一緒に過ごすこととなった。

    647 = 1 :


     「俺はまだ課題やらなきゃなんないから先にシャワー使っていいよ、千冬姉」
     「ふむ、しっかりと勉学に励んでいるようだな」
     「そりゃスタートラインが違ったからな……また千冬姉に出席簿で叩かれたくないし」
     「ふっ……いい心がけだ。では先に使わせてもらうぞ」

     千冬姉は自分用のワークデスク、俺はその余ったスペースを使わせてもらうという状態で2時間ほど机に向き合った。出来れば今日中に終わらせておきたい課題があり、2時間経ってもそれがまだ終わっていなかった。

     はぁ……。

     向かいに姉がいて、しかもそれが教師である、と。自分の仕事の合間に俺の勉強を見てくれるのはありがたいんだけど指摘やら叱責やらが怖くて緊張しっぱなしだ。体が持たん……。

     「……お、メールか?」

     ポケットに振動を感じ、携帯電話を取り出す。そこには電話番号と登録名―――電話、鈴からだった。

     「おー鈴か? どうした?」
     『一夏、あんた大丈夫だった?』
     「なにがだよ」

     大丈夫かとだけ聞かれてもわからんぞ。

     『あれよ、千冬さんに何かされたり……』

     叱られたり叩かれたりしてないか心配してくれたのか? 鈴は千冬姉のこと苦手にしてるからそういう意識が先に来るんだろう。

     「別に大丈夫だぜ、千冬姉の勤務時間中ならまだしも私生活ならよほどのことがない限り叱られたりしないって」
     『いやそうじゃなくて……ああもう一夏のバカっ』
     「なんでだよ……」

     なんで怒られたのか全く分からん。というか、これで怒られた理由がわかる奴なんているのか? いたら表彰してやるぞ。おめでとう! って言うだけだが。

     「そんなに心配しなくてもいいと思うぜ」
     『すっごい不安よ……はぁ、何にもないって言うならいいわ。用件はそれだけ。じゃ、おやすみ』
     「おう、おやすみ」

     終始よくわからない電話だった……わかったのは俺の頭が(物理的な意味で)心配されているってことくらいだな。うむ。

     「一夏、上がったぞ」
     「あ、了解」

     今日は大浴場が使えない日だからシャワーで済ませるしかない。そういや教師って生徒用の大浴場を時間をずらして使うんだろうか。それとも教員用の風呂があるとか?

     んー、シャワー上がってから千冬姉に聞けばいいか。今はこっちが先決だ。



     シャワーから上がると千冬姉は寝間着姿になっていたが、それでも仕事を続けていた。

     「千冬姉っていつもは大体いつまで起きてるんだ?」
     「仕事の量によって変わるが……基本的に1時から2時の間だな」
     「それで起きるのは5時くらいなんだろ? 体壊すよ」
     「体に染み込んでしまったからな、別段苦痛ではない」

     いくら慣れとは言っても睡眠時間が足りないのは事実。そのうち無理にでも休ませよう。

     「さて、学生はさっさと寝ろ。授業中に寝たら文字通りたたき起こすからな? お前は最前列だからすぐわかる」
     「うへぇ……出席簿アタックは勘弁」

     パジャマに着替えてしっかりと髪を乾かし、ベッドへ向かう。

     「じゃ、おやすみ千冬姉」
     「ああ、おやすみ」

     どうやって千冬姉を休ませようか……。
     うーん。仕事は変わることはできないし。

     …………。

     ………。

     ……。

     …。

    648 = 1 :


     どうやら考え事をしたまま眠っちまったみたいだ。
     時計の針が指し示すのは朝6時。起きるにはちょうどいい頃合だろう。

     「ん~……!」

     体を伸ばして深呼吸。うん、気持ちいい。

     「起きたか」
     「おはよう、千冬姉」
     「お前もコーヒーいるか?」
     「ああ、もらうよ」

     久しぶりだな、千冬姉とこういう会話したのも。
     千冬姉が家を空けがちになり、会話する機会も減った。休日には帰ってくるが、それ以外の日々は料理するのにも張り合いがなく鈴の両親が経営する中華料理屋とか五反田食堂によく出かけたもんだ。
     ん、うまい。

     「では私は先に行くぞ」
     「おう、行ってらっしゃい」

     ピシッとスーツ姿で決めた千冬姉を送り出す。まだ勤務時間は始まっていないが、やることは沢山あるみたいだ。
     しかし早起きしたのはいいけどやることがないな。部屋の片づけでもするか。
     あー、またこんな……スーツはただでさえしわになりやすいんだからもうちょっと気をつけてくれよ。アイロンかければいいって問題じゃないんだぞ?

     部屋の片づけをしているうちに時間は経ち、朝食時間間近となっていた。
     今日はゆっくり食べられるな。そういや教職員塔のほうが食堂に近いんだっけ。それに他の生徒と会うこともない。先生方は既に出勤しているか朝食をとっている最中だろう、姿を見かけない。
     さて、今日も一日頑張るかぁー!



     座学、実習共にわりといい感じに進められたと思う。何より千冬姉に叩かれることもなかったしな。

     「んじゃまたな、みんな」

     夕食を終えて、いつもの専用機持ち組と別れる。
     なぜか今日は全員目がギラギラとしていたような気がするが、怒らせるようなことはしていないはずなのできっと見間違いだろう。と言うかそうであってほしい、あいつら怒ると本当に怖い。

     開いていないようなのでキーでロックを解除し部屋の中へ。千冬姉はまだいないみたいだな。
     そういや山田先生が、これから教職員会議があるので質問等はうんぬんかんぬん~って言っていたような。中学でもあったと思うがあれって意外と時間かかるらしいな。俺は中学3年間帰宅部だったからわからんのだけど弾が言ってた。

     はぁー……。

     やることが、ない。課題は昨日終わらせたし、今日は出されていない。
     部屋の整理整頓なんて今朝あらかた終わらせたし。

     むむむ。

     予習……は明日の授業内容を見る限り必要なさそうだ。
     よし。筋トレしてシャワー浴びて、寝るか。

     時々箒に稽古をつけてもらっているが、3年間のブランクというのはそうそう埋まるものではない。感覚が鈍り、さらには身体もついてこない。
     とにかく箒の指導にだけはついていけるようにとトレーニングを欠かさないようにしているのだ。

     「ふぅ」

     今日のメニューを終え、シャワーで汗を洗い流す。
     ああ、はやく大浴場で温かいお湯につかりたいなぁ。

     身体を拭き髪を乾かして歯を磨く。
     時刻は22時。うむ、何と健康的な生活なのだろうか。
     では、おやすみなさい。
     ……。

    649 = 1 :


     カチャッ……パタン。

     ドアを開け閉めする音が聞こえる。千冬姉が帰ってきたのだろうか。
     確認をしようとした矢先、ベッドに倒れこんでくる。
     おいおい……いくら疲れたといってもスーツのまま寝るのは、ってなんか腕を掴まれたぞ。

     「一夏……」

     俺の名を呼ぶ声が聞こえる。
     だが、だが―――この声は千冬姉ではなかった。

     「……ラウラ?」
     「む、すまないな起こしてしまったか」

     今寝ようとしたばっかりだからそれはいいんだが……。

     「なんでここに?」
     「夫婦が共にあるのは当然のことだろう」

     いやいや。

     「夫婦とか以前に俺がみんなと騒ぎを起こしたからここにいるんだって。それなのにラウラが来たら意味ないだろ」
     「問題ない、私はあいつらと違い無駄に騒がんからな」

     まぁ、確かにそうではあるんだけどさ。

     「とにかく。自分の部屋に戻らないと千冬姉に怒られるぞ」
     「教官とお前はこの1つのベッドで寝ているのか?」

     いや、話聞けよ。

     「そうだよ」
     「ふむ……ならば将来の嫁と私の姉となるお方で親睦を深めるのも悪くはないだろう」
     「だれがいつお前の姉になるといった」

     パシーン。
     噂をすれば影。出席簿アタックがラウラの頭を打つ。ってなんで出席簿もってんの?

     「出席簿ではないぞ」

     あ、ほんとだ。書類を挟んだファイルだろうか。

     「教官!」
     「ボーデヴィッヒ、いいから自分の部屋に戻れ」
     「……はい」

     うお、すげぇ眼光! あのラウラが一瞬にして委縮し、くるりと背を向け部屋を後にした。

     「はぁ……まったく」
     「ええと、お疲れ様?」
     「誰のせいだと思っているんだ貴様は。……まぁ、いい」

     いやーさすがに今のは俺のせいじゃないと思うぞ。だってキーロックかけてたのに入ってこられるんだぜ、どうしようもないだろ。

     「その、なんだ。お前はああいうふうに積極的に言い寄られるのは苦手なのか?」
     「ん? あー……俺は奥ゆかしい子が好きだけど積極的にアプローチをかけられる人はすごいと思うし、アリだとも思う」
     「……ふむ、そうか」

     俺の返答に納得したのか千冬姉はそのまま背を向け、シャワーへと向かって行ってしまった。
     そういや寝ようとしたところだったの忘れてた。寝るか。いったん寝かけてたから眠い。
     あーそういや千冬姉にスーツのこと言うの忘れてたな……ま、明日でいいか。
     おやすみ、千冬姉。



     快適そうに眠る弟を横目に彼女は呟く。

     「……アリ、か」

     僅かに愁いを帯びた瞳は、何を示すのか。
     それは誰にもわからない―――。

    650 = 1 :


     「もう2週間かぁ」

     千冬姉の部屋での生活が始まって既に13日が経過していた。工事も順調だったらしく、予定通り明日から自分の部屋を使えることになりますよと山田先生が伝えてきた。
     結局俺の……というか千冬姉部屋に侵入してきた猛者はラウラだけだった。他のみんなはまず鍵すら開けられなさそうだけどな。箒なら木刀で破ることが出来るかもしれんが。
     その分食堂や教室での会話時間も増え、さらに休日のお誘いも多かった。
     たまには実家に帰って掃除とかしなきゃならないから断ったんだけどさ。

     この部屋で過ごす機会はもうないだろう。
     つまりこの部屋を整頓することもなくなるのか……あ、ちょっと不安になってきた。ちゃんと掃除しろよ? と言ってやろう、そうしよう。

     1週間という中間地点を折り返し2週間というタイムリミットが近づくにつれ、千冬姉の表情が少しずつ暗くなっていったのが気にかかる。常人にはわからないけれど姉弟だから、長年ずっと一緒にいたからこそ気づく違和感だった。
     そうだよなぁ、服とか部屋の整頓とかを甲斐甲斐しくしてくれる弟がいなくなったら全部自分でやらなきゃいけないのだから無理はない。……んん? 待てそれはおかしい、本来なら自分でやるべきことであって、いやむしろ俺が細かくチェックしすぎてるのか―――

     「一夏」
     「おわっ!?」

     うおーびっくりした!

     「戻ってたんなら言ってくれよ千冬姉……心臓に悪い」
     「……」
     「あの、千冬姉?」

     返答はなかった。俯き気味なせいか前髪が顔にかかり、表情がわからない。

     「一夏……」

     そのままの状態で俺が腰かけているベッドに向かってくるのは、正直ちょっと怖い。

     「どうしたんだよ。体調でもわる―――ッ!?」

     ……え?
     一瞬何が起こったのかわからなかった。よく見てみると千冬姉が俺に覆いかぶさっているのがわかる。

     「……私は」
     「え?」
     「私には、魅力がないか」
     「……?」
     「私では……ダメ、なのか」

     私の、私が、私では―――。
     俺の返答を求めているようでもあるが、独白のようにも聞こえる言葉が次々と吐き出されていく。

     「よくわかんないけど……千冬姉は綺麗だし強いし格好いいしその、女性としてもとても魅力的だと思うよ」
     「……そう、か」

     僅かに吊り上った口角。ふ、と微笑んだ気がした。

     「それで、これはいったい―――」

     なんなのか―――と言うつもりだった。
     けれど。

     「んっ……!?」


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