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元スレQB「僕と契約して魔法少女になってよ!」 首領パッチ「ヒロインになれるのね!」2
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~ほむほむ説明終了~
ほむら「これが……、魔法少女の真実よ」
まどか「そ、そんな……、そんなのって……」ガクリ…
ボーボボ「なんということだ……!」
杏子「くッ……!」
仁美「う、嘘ですよね、そんな突拍子の無い話……。み、皆さんで結託して私を騙そうだなんて……」
ほむら「志筑仁美……残念だけど、全て現実なの。魔法少女から魔女化の話まで、全てね」
仁美「こんなことって……」プルプル
まどか「ホントに……さやかちゃんは魔女になっちゃったの?」
杏子「ああ……」
まどか「冗談だよね? ね?」
杏子「天の助と二人でな、変わる瞬間を見ちまったよ……」
杏子「アイツのソウルジェムは間違いなくグリーフシードになった。今頃魔女の腹ん中だろう」
まどか「そんなぁ……」
マミ「…………」プルプル…
ほむら「巴さん……」
マミ「ソウルジェムが……、魔女を生むのね」
ほむら「……ええ」
マミ「……」スッ
ほむら(巴さん……まさか!)
ソウルジェムが魔女を生むなら―――――
―――――みんな死ぬしかないじゃない!
ほむら「だ、ダメっ! 巴さ……!」
マミ「みんな! 今、私たちがするべきことは何!?」
まどか「うぅ……ひっく、マミさぁん……」
マミ「鹿目さん、落ち着いて。今は泣いている場合じゃないでしょう?」
マミ「今、この瞬間、一番辛い思いをしているのは誰? 鹿目さん? それとも私?」
まどか「……うぅっ、ううん」フリフリ
まどか「さ、さやかちゃん……」
マミ「そうよね」ニコッ
マミ「じゃあ、今すべきことは何?」
杏子「んなの決まってんだろ。さやかを助ける!」
マミ「そうね。ここで悲しんでいてもどうにもならないわ。でもすぐに乗り込むのも愚策よ」
ソフトン「その通りだな。魔女は今、杏子達が突然消えたことを不審に思い、警戒状態のままのはずだ。少し時間を空けたほうがいい」
ボーボボ「その間に作戦を練るべきだな」
ほむら「……」ポカーン
ほむら「と、巴さん……あなた……」
マミ「どうしたの、暁美さん?」
ほむら「いえ、何でもないわ……」
ほむら(私が馬鹿だったわ……。そうよね、この巴さんはあの時とは違う……)
ほむら(もっと優しく、そして強くなっている……!)
まどか「でも……、一体どうすればいいの? 魔女を元にもどす方法なんてみんな知らないんでしょ?」
杏子「ああ、知らねーな。でも絶対に不可能って訳じゃねーだろ?」
まどか「でも、そんなの出来るかなんて……」
マミ「鹿目さん、ネガティブに考えすぎよ。そんなのじゃ出来るものも出来ないわ」
マミ「信じればきっと叶うわ。魔法少女モノのお話って、最後に愛と勇気が勝つでしょう?」
杏子「アタシのキャラじゃないけど……、マミに賛成だな」
まどか「マミさん……杏子ちゃん……。私、私……」
NIPに変わりましてGYORAPPERがお送りします(大阪府)saga 02/06(木)23:00:21:22 ID;MiyAbiGirL
まどか「私、間違ってました、魚雷先生!」
マミ「魚雷先生!」
ほむら「流石、魚雷先生ね」
天の助「先せーい!」
首領パッチ「せんせーい!」
魚雷ガール「もう、この子達ったら…」ウフフ
――――――――――――――――――――――――――――――
魚雷ガール「ふんふーん♪」パソコンカタカタ
杏子「うおおぅッ!? テメー、魚雷! なに捏造してやがる!」
魚雷ガール「イヤね、あるべきストーリーに修正してるだけよ」カタカタ
NIPに変わりましてGYORAPPERがお送りします(大阪府)saga 02/06(木)23:01:46:31 ID;MiyAbiGirL
ソフトン「魚雷殿……」ギュッ
魚雷ガール「ソフトン様ぁ♡」
――――――――――――――――――――――――――――――
杏子「おい、今すぐそれを消去しろ」
首領パッチ「今日乗り込まないならどーすんだよ。俺はすぐにでも暴れてーのによ」
ほむら「魔女を倒すことが目的じゃないのよ。あくまでさやかを元に戻すことを前提に動きなさい」
ボーボボ「そうだな。もう夜も遅い……。さやか救出作戦は明日決行としよう」
杏子「ホントはすぐ行きてーところだが……、コイツらの家の連中が心配するしな」
仁美「……」
まどか「ご、ごめんね……」
天の助「明日までに各自で作戦を考えたり、戦闘を想定して修行するってのはどうだ? どうしても体を動かしたい奴もいるだろうし」
杏子「天の助にしてはいい考えだな」
マミ「異論ナシね」
マミ「それじゃあ鹿目さん、そして志筑さん。今日はもう帰りなさい。親御さんも待っている筈よ」
まどか「はい……」
仁美「あのっ!」
マミ「?」
仁美「明日……私もお供してよろしいでしょうか?」
杏子「…………」
マミ「…………」
ほむら「…………」
仁美「確かに私は魔法少女や魔女というものを正しく理解できていないかもしれません……。皆さんの足手まといになるかもしれません……」
仁美「しかし、さやかさんがこんな目にあったそもそもの原因は私です! ならば、私があの子の側に居なければ! さやかさんの苦しみを感じなければなりません!」
仁美「お願いします! どうか許可を!」ペコリ
杏子「………今の状態のさやかを見ることは、アンタにとってかなり辛いことだと思うぞ。それでもいいのかい?」
仁美「無論です」
杏子「自分を責めねーか?」
仁美「……えっ」
杏子「さやかはなぁ、自分だけを責めちまったんだ」
杏子「自分だけを責めて責めて。呪いを溜めこんで魔女になっちまった」
杏子「最後の最期まで、他人を呪おうとはしなかったんだ。バカな奴さ……」
杏子「それは確かにいいことかも知れねーが、アタシは自己中な自己完結だと思うね」
杏子「誰だって業を背負ってるもんさ。それを少しくらい周りにブツケることはちっとも悪いことじゃない」
杏子「仁美……、アンタは魔法少女じゃない。だけど、さやかみたいに自分だけを責めることは止めてくれ」
杏子「約束してくれるか?」
仁美「…………」
仁美「……!」コクリ…
杏子「……なら勝手にしな。どうせまどかもついてくるんだ。サポーターが増えていいハンデさ」
仁美「あっ、ありがとうございます!」
ほむら「ホントにいいの、杏子?」
杏子「ああ。アイツはさやかの親友だ。まどかと一緒に呼びかければ、さやかも何か答えるかもしれない」
ほむら「彼女に危害が……」
杏子「アタシが守るさ。言われなくともね」
ほむら「……そう」
杏子「それと、仁美……だっけか?」
仁美「は、はい」
杏子「さやかが魔女になっちまったのはアンタのせいじゃないよ。全部クソッタレなキュゥべえのせいだ!」
ボーボボ「杏子の言う通りだ。今度会ったら強制実写版デビルマン上映ショーに招待してやろう」
まどか「ボーボボ、それはいくらなんでも……。キャシャーンくらいにしておこうよ……」
草陰<「……」
~草陰~
QB「どういうことだ……。まったくの想定外だ!」
QB「何故誰も絶望に染まっていない! さやかが魔女に変貌したっていうのに……」
QB「何故彼らの目から希望の光が消えていないんだ!」
QB「ソウルジェムの真相を知った時と同じように、お互いがお互いを励ましあっている……、無駄なこととも知らずに……!」
QB「魔女を元に戻すだなんて無理に決まっているのに、何故……!」
QB「これが人間なのか……? 感情を持つ生命体だからなのか?」
QB「感情を持っているから……?」
QB「…………」
QB「キャシャーンも嫌だなぁ……」
~帰り道~
まどか「……」テクテク
仁美「……」テクテク
仁美「まどかさんは……、知っていらしたんですね。魔法少女の事も、さやかさんの願いも」
まどか「……うん」
仁美「どうして私に教えてくれ……、いいえ。今更こんな話をしても意味はありませんね……」
まどか「……」
仁美「皆さんの事情を知ったからといって、私に何か出来たのか……。見当もつきません」
仁美「それに、さやかさんの願いを知ってしまっていたら……、私は……」
まどか「……」
まどか「仁美ちゃん。さやかちゃんはどんなに辛い事があっても、魔法少女の事は、家族にも仁美ちゃんにも相談しなかった……。どうしてだと思う?」
仁美「それは…」
まどか「それは、多分だけどね。みんなを危険な目に会わせたくなかったからだと思うの」
まどか「さやかちゃんは、すごく優しい。だから、他人に迷惑を掛けるなら、自分だけが……って考えちゃったんだ」
まどか「その優しさが、こんなに悲しいことになっちゃったんだけどね……」
仁美「……」
まどか「仁美ちゃん。明日、みんなで頑張ろっ!」
まどか「さやかちゃんは、きっと自分なんかの為に助けなくてもいい、とかそんな優しいことを考えてると思う」
まどか「でも、たまにはちょっと反抗してもいいよね?」
まどか「どんなに危険でも、どんなに痛くても、どんなに嫌われても、私はさやかちゃんを助けるつもりっ!」
まどか「だから……ね?」
仁美「まどかさん……!」
仁美「私……、さっきの杏子さんのお話をようやく本当の意味で理解したような気がします」
仁美「この志筑仁美! 全身全霊で皆様のお手伝いをさせていただきます!」
まどか「ティ、ティヒヒヒ、やる気だね、仁美ちゃん! ……あ」
まどほーむ「おう、おかえり」
まどか「いつのまにか、家についちゃった……。それじゃあね、仁美ちゃん!」手フリフリ
仁美「はい、また明日……!」手フリフリ
仁美「さやかさん……待っていてください……!」スタスタ
仁美「……」
仁美「い、今、家がしゃべっ……?」クルリ
仁美「???」
~まどホーム「いや、しゃべってないッスよ」~
まどか「ただいま……」ガチャッ
詢子「まどかっ! あんたやっと帰ってきて……!」
知久「さやかちゃんや仁美ちゃんの家に連絡してもいないって言っていて、心配したんだよ?」
まどか「ママ……パパ……」
詢子「こんな時間まで何してんだ」
まどか「……」
詢子「黙ってちゃ分からないだろ!」
知久「ま、ママ。タツヤが寝てるし今は……」
まどか「……」
まどか「ママ。明日、学校休んでもいい?」
詢子「はぁ!? あんたフザケてるのか!」
知久「どうしたんだい、まどか。まさか、どこか怪我でも……」
まどか「違うの。友達を助けに行かなきゃいけないの」
知久「友達?」
詢子「……帰りが遅かったのも、その友達が関係してるのかい?」
まどか「……」コクリ
詢子「……そうか」
詢子「今日はもう遅い。寝な」
詢子「明日の朝イチで学校に連絡いれてやる」
まどか「ママ……!」
詢子「ホラ! 早く寝る!」
まどか「はいっ!」タッタッタ
知久「良かったのかい?」
詢子「あの子のあんな真剣な目、初めて見たよ。友達ってのもきっと、さやかちゃんのことだろうね」
知久「さやかちゃんか……。それならまどかの態度もよく分かるね」
詢子「あーあ……。子供って知らない内に大きくなってるって本当だったか……」シミジミ
首領パッチ「だな」シミジミ
知久「なんだか、ちょっと寂しいね」シミジミ
~まどルーム~
まどか(さやかちゃんの体は杏子ちゃんが保管してくれています)
まどか(いつ元に戻ってもいいようにと、魔法で腐らないようにしてくれているのです)
まどか(他のみんなも明日に備えて、色々と準備をしているようです……)
>>814
仁美は元からあっち側じゃね?
仁美は元からあっち側じゃね?
・
・
・
杏子「さやか……」
さやか「 」
ソフトン「杏子、今、魔女の気配は?」
杏子「……あ、ああ。廃工場に留まってる。多分、そこを根城にするんだろうな」
ソフトン「なるほど……。複数の戦闘方法を想定してみよう」
杏子「さんきゅ。こういうのはアタシ、考えつかないからさ」
杏子「……」
杏子「なあ、ソフトン…」
ソフトン「ん?」
杏子「アタシの言ってたこと……、どう思う?」
ソフトン「……どういう意味だ」
杏子「だから、どうにかしてさやかを助け出すって話さ……。正直にいってくれ。夢物語だとか思ってたり……する?」
ソフトン「何を言っている。一番熱を持ってさやかの救出を語っていたのはお前じゃないか」
杏子「うん、そう……、そうなんだけどよぉ。もしも、それでダメだったらとか……考えちゃって」
杏子「ああ、ダメだこんな考え! さっきアレほど偉そうに語ってたのに、アタシって奴は~!」ジタバタ!
ソフトン「……」
>>816
少なくともまどマギキャラの中では一番親和性があったな
少なくともまどマギキャラの中では一番親和性があったな
だよな。
マイナースポーツ好きでノリが良く、首領パッチのボケにプライベートジェットまで出して応えるし。
マイナースポーツ好きでノリが良く、首領パッチのボケにプライベートジェットまで出して応えるし。
杏子「わ、忘れてよ! こんな弱気、アタシらしくもない!」
ソフトン「杏子……。俺も心のどこかに、本当に上手くいくのか? という気持ちはある」
杏子「お、お前がか?」
ソフトン「ああ。しかし、これは仕方のないことだ。何故ならば、今まで誰も成し得なかったことを俺達はしようとしているんだからな」
ソフトン「だが、それと同時に、何とかなるんじゃないか? という気持ちもある」
杏子「え?」
ソフトン「ボーボボたちや、お前たち魔法少女。そして、応援してくれるまどか達。彼らが揃えば不可能だって可能になる気がするだろう?」
杏子「そ、そうか……。そうだよな…」
ソフトン「ならば、俺たちのやることは決まっている。全力を出し切る、ただそれだけだ」
杏子「そうだよな、ソフトン! アタシとしたことが、ちょびっとネガティブが入ってたみてーだ!」
杏子「よーし、やってやる!」
ソフトン「ああ。……それと、杏子」
杏子「ん?」
ソフトン「愛と勇気が勝つストーリー……俺はキライじゃないぞ」
杏子「ソフトン……」
杏子「さやか、聞いてたか?」
杏子「アタシ、絶対助けるよアンタをさ」
杏子「だから、待っててくれ」
さやか「 」
・
・
・
ボーボボ「かーめーはーめ……」
ボーボボ「波ぁーーーッ!」
ゴオオォオォーーー!
ボーボボ「ふん!」クイッ
波 < くるりっ
ドゴォーーーーーン!
ボーボボ「ぐわぁああぁぁぁ!!」
ボーボボ「へ、へへっ、また死線を乗り越えたぜ……」シュウゥ~
マミ「そ、その修行本当に効果あるんですか!? マンガの知識でしょう!?」
ボーボボ「もういっちょう!」
・
・
・
天の助「……」つワイン
天の助「……」つワイン クイッ
天の助「……」ゴクリ…
天の助「ボジョレー・ヌーボォ」
男「あ、当たっている……!」
・
・
・
首領パッチ「好きって訳じゃないのよ? でも嫌いでもないの」
ブタ「……」
首領パッチ「この距離感……どう思う、よしこ?」
ブタ「ぶー……、ぶーぶ、ブヒィ(訳:ズバリ、恋だぜ。それは)」
首領パッチ「よしこ……(そろそろ出荷時期か)」
・
・
・
まどか(みんな、さやかちゃんのことを第一に考えてくれている……)
まどか(このみんなの思いが……さやかちゃんに届いてくれますように……)
窓 < コンコン…
まどか「え……」
QB「入ってもいいかい、まどか?」
まどか「キュゥべえ……」
まどか「あなたと話すことなんて……ないよ」
QB「やれやれ、すっかり嫌われてしまったようだ。暁美ほむら様々ってところかな」
QB「それじゃあ、もう全て知っている訳だ。魔法少女が魔女になる事も、僕の個体が事実上無限にある事も」
まどか「……」
QB「怖いなぁ、睨まなくてもいいじゃないか」
QB「これは仕方のないことさ。今のところ、十代の少女の感情エネルギーよりも効率の良いモノは発見出来ていない」
QB「エントロピーを凌駕出来ないのならば、宇宙の存続も危ぶまれることになる。これは君たちだって困ることだろう?」
まどか「あなたの言っていること、全然理解出来ないし、納得できない」
QB「そうかい、それは残念だ」
まどか「話がすんだなら、帰ってよ……。私、明日は忙しくなるもん……」
QB「……」
QB「いや、まだ話は終わっていない」
QB「僕からも聞きたいことがあるんだ、まどか」
QB「君は……いや、君たちは何故未だに絶望していないんだい?」
まどか「……どういうこと?」
QB「そのままの意味さ。ソウルジェムの真実や、魔法少女と魔女の関係……、さらに親友の変貌」
QB「これほどまでの巨大な事象を受けて、たかだか十数年しか生きていない君たちの精神で、何故平気でいられるのか……。本当に疑問だ」
QB「高度な文明を持った僕でも全く理解できないよ」
QB「はっきりと言おう。君たちのしていることは全くの無意味だよ。魔女を元に戻す? 無理に決まっているじゃないか」
QB「過去、有史以前の時代から繰り返されてきた魔法少女の絶望……。魔女から魔法少女に戻すなんてただの一つも前例が無いんだよ」
まどか「……そう」
QB「……」
QB「それだ。その目だ。未だに君の目は光を持っている、絶望していない……。一体どういうことなんだ」
QB「君は一体何に縋りついているんだい? 多大な絶望をも吹き飛ばす程の希望が、その胸に秘められているのか?」
QB「あの鼻毛男達に期待でもしているのかい? 確かに僕らの科学でも推し量れない無茶苦茶な技を持っているが、それでも無駄だよ」
QB「魔法少女と魔女の関係も、エントロピーだ。美樹さやかの心の絶望を覆す希望は起こせない。それは自然の摂理だ」
まどか「……」
QB「それでも……、君の瞳の色は変わらないね。ますます理解できないよ。これも『感情』という精神疾患を持った生物の病なのかな」
QB「ここにいても埒があかないから、お暇させてもらうよ。特殊な精神病の生物の研究をするほど暇じゃないからね」
QB「せいぜい、愚かな虚実の未来に思いを馳せているといい」スッ
まどか「待って、キュゥべえ」
QB「なんだい?」ピタッ
まどか「教えてあげる、あなたの知りたいこと」
QB「……」
まどか「わざわざ説明するほど難しいことじゃないよ。私たちは、ただ信じているだけ」
まどか「みんなが笑って納得してくれるようなハッピーエンドを、信じてるだけなの」
まどか「そして、みんながみんなを信じあっている。たとえ絶望の中でも、みんなが居てくれたら笑顔になれる」
まどか「ただ、それだけのことなの」
QB「……」
QB「訳が…分からないよ…!」ピョン
タッタッタッタ…
まどか(キュゥべえ……。私は、あなたのことを許せないし、好きにはなれないかもしれない)
まどか(でも、信じ合えるみんなの中にあなたも入れたらなって、思ってるんだよ……)
~翌朝~
チュンチュン…チュンソフト…
まどか「仁美ちゃん早いね」
仁美「まどかさんこそ……。昨日は寝れましたか?」
まどか「ううん」フリフリ
仁美「ふふ、一緒ですわ」
ほむら「おはよう、まどか、仁美」
まどか「ほむらちゃん! みんなは?」
ほむら「もうすぐ来るはずだけど……」
マミ「お、お待たせ……」
まどか「あっ、マミさん! ……あれ、ボーボボは?」
マミ「そ、それが激しい修行のし過ぎで……」
まどか「え……」
ほむら「まさか、大けがでも……!?」
マミ「野生の血が騒いでオオカミ男になってしまったわ……」
ボーボボ「ウガアアアアァァァァァッッ!!!」ガルルル!
まどほむ「えええええぇぇッ!?」ガビーン!
ほむら「ぜ、全然意味が分からないわ!」
マミ「それは私もよぉ!」
ボーボボ「ガアアァッ! オオカミが来たぞぉ! 今度はホントだぞぉ!」
まどか「ボーボボ、それ少年の方だよ!?」
ほむら「本人がキャラを把握していないじゃない……」
???「おいおい、何だよこの騒ぎは」スタッ
まどか「そ、その声は天の助くん……」クルッ
天津飯の助「餃子は俺が置いてきた」
まどか「じゃなかったぁーーーッ!?」マドーン!
ほむら「餃子って誰よ……」
天津飯の助「はっきり言ってこの戦いについていけそうにない」
杏子「オメーら、こんな状況でもバカやってんだな」ポカッ
天の助「痛ッ!」
まどか「杏子ちゃん!」
ソフトン「待たせてすまない」スタスタ
まどか「ソフトンさんも!」
絶望君「すぐに向かおう」スタスタ
まどか「と関係無い人まで来ちゃった!?」
絶望君「クッキーの違法売買の場は俺が摘発する!」
マミ「この人だけ主旨を全く理解してないわ!」
ほむら「何しにきたのよ……」
天の助「だいぶ揃ってきたなー」
まどか「あとは首領パッチ君と魚雷先生……」
ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ…>
まどか「ん……?」
魚雷ガール「……」ゴロゴロゴロゴロッッッ!
ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロォォッッ!!
まどか「きゃああぁぁっ!? 魚雷が無表情で転がってきたぁーーーッ!?」コワイ!
魚雷ガール「急ブレーキ!!」ズシャァッ!
天の助「がぺぇッ!?」ゴバァッ!
魚雷ガール「さぁ、得点は!?」ガバッ!
クマ「 」つ『10点』スッ
クマ「 」つ『10点』スッ
ボーボボ「 」つ『おきゅぱいとーきょー』スッ
魚雷ガール「やった……! やったわぁーー!」ウオオオォ!
ほむら「意味が分からないわ!」
マミ「これでまだ来ていないのは首領パッチ君だけね……」
ボーボボ「奴も修行をしてきた筈だ。以前よりもパワーアップしているだろう」
ほむら「パワーアップ……? 何にせよ、ここまで重役出勤ならば、その修行の成果を見せてもらわないとね」
杏子「にしても遅すぎねーか? バックレてんじゃねーだろうな」
???「誰がバックレただってぇ……?」
まどか「あ! 首領パッチ君!」クルリ
杏子「てめー、遅ぇんだよ!」クルッ
???「わりぃ、わりぃ…」
目領パッチ「ちょっと、立て込んじまってよ」
まどほむマミ杏仁「「「「首領パッチが『目』領パッチになってるぅーーーーーーッ!!??」」」」ガビーーン!!
まどか「ええぇ!? それってパワーアップなの!? ていうか何て読むのソレ!?」
杏子「何で『首』の上の部分がキレイに消えてんだオメー!?」
目領パッチ「あ、ああコレか? ちょっと、壮絶な修行のせいでな……!」
ブタ『うおおおぅ、ただで肉塊になるものか! 貴様も道連れじゃああぁぁ!!』ギギギギィ!!
首領パッチ『ぎゃあぁぁ! 引っ張らないで! 『首』の上の部分を引っ張らないでぇぇ!!』
マミ「何この回想!?」マミーン!
まどか「ぶ、ブタと争って取れただなんて……」
小"ーボボ「笑えるぅ~」プププ!
人の助「マジで馬鹿じゃ~ん」プププ!
まどか「同じ境遇の人いた!!」マドーン!
目領パッチ「もう揃ったしそろそろ行こうぜ、広志」
まどか「広志!? 私、探偵ナイトスクープの主題歌歌ってる人じゃないよ、首領パッチ君!」
天の助「まあまあ、首領パッチの言うとおりだぜ。積もる話は後、後!」
マミ「ほ、本当に後にしていいのかしら?」
目領パッチ「大丈夫、大丈夫~」
杏子「おめぇが言っても説得力ゼロだよ」
杏子「でも、あんまり遅くなっても仕方ないよね。ちゃっちゃとさやかを助けちゃおーぜ!」
ほむら「その意気ね」
マミ「もちろんよ」
ボーボボ「それじゃあ……」
『行くぞ!!』
エエエーエーエー♪ エエエーエーエー♪
イーツカキミガ♪ ヒトミニトモス♪
杏子「いや、まだ終わらねぇよ!?」アンアン!
ほむら「何、次回に持ち越そうとしているのよ!?」ホムーン!?
天の助「チッ、バレたか」
ボーボボ「おバカ!」バシン!
天の助「うぐぅえッ!?」グバァッ!
~教室~
中沢「おっす、上条」
恭介「やあ、中沢。おはよう」ツカツカ
中沢「まだ松葉杖なのか。いつになったら治るんだよ」
恭介「うーん、こればっかりは分からないよ。腕は簡単に完治したんだけどね」
中沢「へぇ、まさに奇跡じゃん! すげぇなお前」
恭介「ははは、さやかみたいな事を言うね。……アレ?」キョロキョロ
中沢「ん? 何キョロってんだよ」
恭介「いや、さやかが居ないなあって思ってさ……」
中沢「おやおや~? 超鈍感な上条クンもついに身を固める決心をしたかー? 美樹の奴もついに努力が報われるな!」
恭介「な、何を言っているんだ君は……。僕はただ入院してた時の見舞いの礼を言いたくて……」
中沢「…はぁ。こんな奴じゃ、美樹も苦労するわな……。ってアレ? 美樹どころか、いつも一緒の鹿目や首領パッチ達もいねーじゃん」
恭介「あ……、ホントだ。何かあったのかな?」
中沢「どーせ大したことは無いでしょ~。大方、首領パッチ達のバカに付き合わされて遅刻寸前とかそんなのだって」
恭介「ほ、本当にそうかな……?」
恭介(何だかイヤな予感がするぞ……)
中沢「つーか、前回の志筑の回想なんだよ。誰だよ中島って。中沢だろうが、糞>>1が、クソッ!」ボソボソ
恭介「な、中沢、どうした…?」アセアセ
~廃工場~
ボーボボ「ソフトンと考えた作戦はこうだ……」
ソフトン「前衛三人が魔女と戦う。注意しなければならないのは、魔女を倒しきることは絶対にあってはならない」
ボーボボ「その間、後方でさやかの親友……。この場合はまどかや仁美、首領パッチ達だな。彼らはさやかに向けて呼びかけてもらう」
ソフトン「前衛以外は全て無防備なまどか達を守る」
ほむら「守りながらの戦い……。魔女との戦闘においてこれほど難儀なことは無いわ」
マミ「確かにね……」
杏子「ちょっといいかい、ボーボボ」スッ
ボーボボ「何だ?」
杏子「何で三人なんだ? こっちは数で上回ってる。ならもうちょっと前衛に力を割いてもいいじゃねーか」
杏子「魔女を死なない程度に弱らせるのなら、人数が多い方が早く片がつくし」
ボボ上彰「いい質問ですねぇ!」ズイッ
杏子「うわ、びっくりした!」
ボーボボ「そういう疑問が上がるというのも予想の上だ。俺の経験上、戦闘において三人一組がもっとも戦いやすい。俗にいう<3狩リア>だ」
ボーボボ「そして、SSにおこしやすい」
まどか「えすえ……何?」
仁美「まどかさん、それ以上はいけません……」フリフリ
ソフトン「そして、俺たちはかなり加減をして戦わなければならない。魔女へのダメージがどれほどさやかへ影響を及ぼすかは未知の領域だ」
杏子「そっか、さやか自身だもんな……。生かさず殺さずは出来ねーか」
ボーボボ「第一に確保しなければならないのは、まどかと仁美の安全だ。力無き彼女達を怪我させることは許されない」
まどか「ボーボボ……」
仁美「申し訳ありません……」
ソフトン「さらにもう一つ懸念しなければならないのは……。前衛が力尽きた場合だ」
マミ「えぇっ!?」
ほむら「当然、頭に置いとかないとね。こっちは本気を出せない訳だから、いくら実力差があってもいつかは体力に響く……」
ソフトン「その事だが……。例え、前衛三人の命の危機となっても、助けに入ってはならない」
まどか「そ、そんなぁ!?」
杏子「お、おい! どういうことだよ!」
ボーボボ「落ち着け。いいか、前衛が力尽きたら、次は後方の防衛から三人が出なければならない」
ソフトン「相手の実力は未知数だ。こちら側の体力は温存しなければならないんだ。前衛の為に回復魔法を使うなどの、魔力消費も好ましくない」
ほむら「……合理的ね」
まどか「でもでも、そんなのって……!」
ボーボボ「確実にさやかを取り戻す方法はこれくらいだ。そして今言った確実とは無事であることのみ」
ソフトン「さやかが元に戻るという確証は全くない。……これはかなり危険な作戦だ。博打の要素が多すぎる」
ソフトン「それでも、僅かな希望に賭けたいというのなら、一緒に行こう」
全員「「「…………」」」
シーーン…
杏子「ソフトン……」
ソフトン「何だ?」
杏子「前衛は、もう決まってるのか?」
ソフトン「まだだが」
杏子「なら、アタシがいく」
ソフトン「…いいのか?」
杏子「ああ。他の奴が死にそうになってるのに手を出さないなんて、アタシには無理だよ」
ソフトン「そうか……。止めはしない」
杏子「ありがとよ」
ソフトン「お前が横にいるのならば、俺もやっていける」
杏子「えっ? あ、アンタも前衛に!?」
ソフトン「ああ。この作戦を考えたのは俺だ。なら俺が第一に責任を取らなければな」
杏子「ソフトン……」
ボーボボ「後一人か……、よし天の助行け」
天の助「ええぇッ!? 何で俺!? 俺さ、馴染みだしホラ、さやかに呼びかける係じゃん! 後ろの安全な所でさ!」
ボーボボ「至近距離での呼びかけが効果あるかもしれねーだろ! つべこべ言うな!」
天の助「納得出来るか! つべこべ言っちゃうもんね! つべこべ!つべこべ!つべこべ!!」ピーピー!
魚雷ガール「うるせぇ!!」バキィッ!
天の助「ペギャァァッ!?」グバァッ!
津部『はいどーもー! 津部でーす!』
神戸『神戸でーす!』
つべこべ『二人合わして、<つべこうべ>! よろしくお願いしまーす!』
津部『いやぁ、最近暑くなりましたねー!』
神戸『ですね! 暑いって言えば……』
天の助(こ、これが……走馬燈?)バタン!
ソフトン「前衛は、俺、杏子、天の助の三人だ。みんな納得……はしてくれなさそうだな」
マミ「……」
ほむら「……」
マミ「ソフトンさん。確かに私、この作戦には納得出来ません」
ソフトン「……」
マミ「でも、理解は出来ます。確かに今までのやり方では、魔女を倒すことは出来ても、戻すことは出来ない」
マミ「美樹さんの為にも……、私はあなたの作戦に乗ります」
ほむら「私もよ。生半可な覚悟では太刀打ち出来ないというのは、何より私がよく知っているわ」
ほむら「あなたの言葉からは大きな覚悟を感じる。この作戦に身を委ねられるほどのね」
ソフトン「……感謝する」
魚雷ガール「ソフトン様の作戦に異論がある訳ないわ」
首領パッチ「ケッ、俺はまた出番ナシかよ」
杏子「さやかに呼びかけるっていう大切な役目があるだろうが」
まどか「そうだよ! 一緒に頑張ろうね首領パッチ君、仁美ちゃん!」
仁美「もちろんですわ!」
首領パッチ「仕方ねーな。『暗黒面に落ちた友人の魂へ呼びかけ大会』関東地区代表決定戦一回戦敗退の実力を見せてやるぜ!」
まどか「何その大会!? しかも一回戦敗退じゃん!」
まどか「そんな変な大会出てても、全然期待できないよ!」
首領パッチ「何だと!? この大会の価値を理解してねーな!」プンプン!
まどか「理解したくもないよぉ……。ねぇ、仁美ちゃ……」
仁美「…………」つ『暗黒面に落ちた友人の魂へ呼びかけ大会 予選敗退 参加賞』プラーン…
まどか「出場経験者だったぁーーーーッ!? しかも首領パッチ君より成績悪い!」マドーン!?
仁美「そうですわよね……。私や首領パッチさんの呼びかけがさやかさんに届く訳が……」ズーン…
まどか「違うの、そういう意味じゃないの! 落ち込まないで、仁美ちゃん!!」マドマド!
杏子「……」
天の助「ん、どうした?」
杏子「ここだ……。今、目の前に魔女の結界があるぜ」
まどか「えっ!」
マミ「確かに気配を感じるわ。でも佐倉さん、本当に美樹さんなのかしら?」
杏子「昨日、対面した魔女と全く同じニオイだよ。間違いねぇ」
ほむら「確かなようね」
杏子「ふんっ!」ポワワワ!
結界入り口 < ギギギギィ~
杏子「開いたぜ。さっそく入るか」
ソフトン「みんな、ここからは気を引き締めて行け。おそらく魔女はまだ俺たちの存在に気づいていない筈だ」
ソフトン「無防備な状態の魔女に出来るだけ接近したい。決して騒ぐな」
ほむら「そうね。魔女に近づかれて逃げられたり、遠距離攻撃の臆病作戦に出られたら厄介だわ」
マミ「了解よ。騒がず焦らずね」
首領パッチ「そんなこと言われなくても分かってるぜ!」
天の助「そうそう、俺たちを誰だと思ってんだ!」
ボーボボ「当然だな!」
全員『…………お前らに言ってんだよ』
ボーボボ「行くぞおおおぉぉぉぉぉッ!!」
パチ天「「ウオオオオオオォォォォッッ!!」」
マミ「言ってる側から!!」シー!シー!
~学校~
先生「今日はお休みの人が多いですねぇ。ちなみに魚雷先生も欠席しているので、今日は私が……」
ザワザワ…
恭介(やっぱり何かがオカシい……。結局、さやかや天の助達は来なかったし、先生まで……)
恭介(最近さやかの様子が変という噂を聞いていたけど……、まさかさやかに何かあったのか?)
恭介(いやいや、どうしてそこでさやかが出てくるんだよっ! 何考えてるんだ僕は……!)ブンブン!
恭介(落ち着け、上条恭介! 僕はただ、お見舞いのお礼と、謝罪を……)
恭介(謝罪を……)
『さやかはさぁ……僕を苛めてるのかい……?』
『どうして今でもまだ、僕に音楽を聴かせるんだ。嫌がらせのつもりなの……?』
恭介(……本当に酷いことを言っちゃったなぁ)
恭介(そういえば、まだちゃんと、面と向かってお礼も謝罪もしてないや……)
恭介「…………」
恭介「先生! 気分が悪いので早退します!」ガタッ!
先生「え……、ええ?」
クラス一同「ポカーン」
中沢「か、上条、何言ってんだ?」
恭介「失礼します!」ダッ!
先生「き、君! カバンを置いて……。ていうか、松葉杖無しでどうやって……!」
恭介「うおおおおおぉぉぉッ!!」ガクガク!
恭介(再び動いてくれ! 僕の足……!)ゴゴゴゴゴ!
男『黄金長方形の軌跡だぜ…、無限の回転だ』
男『恭介! お前は今から『できるわけがない』というセリフを4回だけ言っていい』
男『ネットに弾かれたテニスボールに…』
男『馬から得たエネルギー…。騎兵の回転だ!』
男『Lesson5だ、恭介。俺達の近道は遠回りだった……。遠回りこそが最短の道だった』
恭介「うおおおぉぉぉぉーーーッッ!」ガクガク!
先生「何だこの回想!? 上条君、絶対これ記憶にないよね!? 体験してないよね!」
松葉杖 < カランッ
恭介「ジャイr…さやかぁーーーーッ!!」ダッダッダッダッダッダ!!!
先生「んで走ってったぁーーーッ!?」ガビーン!
中沢「さ、流石だぜぇ上条!」
恭介(さやか……!)ダッダッダッダッダ!!
~さやさや結界内~
マミ「な、なんだか劇場の中みたいね……」ツカツカ
仁美「まどかさん、ここって……」ツカツカ
まどか「うん……。上条君がコンサートしてたところにそっくり……」ツカツカ
マミ「どうやら、美樹さんで間違いないようね」
仁美「この空間をさやかさんが創ったんですの……?」
ほむら「ええ。もうさやかは完全に魔女に変わってしまっている」
仁美「百聞は一見に何とやらですわ……」
ボーボボ(騒がない騒がない騒がない……)
天の助(静かに静かに静かに……)
首領パッチ(黙る黙る達磨丸々……)
杏子「一応堪えてるな……」
まどか「すごい……みんながここまでフザケないなんて!」
ほむら「喜ぶことかしら?」
絶望君「クッキ~……」プルプル
マミ「い、今は持ってません!」
>>847
どっちかというと、今は荒木の世界だね
どっちかというと、今は荒木の世界だね
魚雷ガール「あぁ~! それにしても寒いわ! ここって空調設備ちゃんとしてるの!?」
魚雷ガール「タートルネック着ちゃおっと」スポッ
魚雷ガール「あーん、暖かい♡ 首まであったまるって素敵! それにこのタートルネック、あたしの首にジャストフィットだわ!」ホッカホッカ
まどか(首って……。いやいや、首って……)マドーン…
ボーボボ「く……うぅぅ…!!」ググ!
パチ天「「はぁ……はぁ……!」」ピクピク…
マミ「ああっ!? 魚雷さんがボケたから、ボーボボさん達が釣られそうになってる!!」
ほむら「ま、不味いわ! ここでフザケられたら、魔女にバレてしまうかもしれない!」
杏子「そ、それにこの魚雷、誘いボケだ! 相手にボケを誘発させて、ボケたところで突っ込む気だぞ!」
まどか「それじゃあ、皆が静かにフザケてもその騒ぎでバレちゃう! みんな踏ん張って! 絶対にボケないで!」
ボーボボ「あ、安心しろまどか……!」グググ…
首領パッチ「そうだ、俺たちは……!」グググ…
天の助「俺たちはそこまで浅はかじゃ……!」グググ…
ボボパチ天『『『ねーぜ!!』』』
新感覚ヴィジュアルバンド <NeーErzE>
リーダー Dorn-Pachi の痺れるリリック!
ボーカル BorVo のセクシーな歌声!
殴られ役 天の助!
こんなバンド見たことない!? 平均年齢60越え!
今夜、キミは未知との遭遇を果たす!
まどほむマミ杏仁(((あぁ……、やっぱりね……)))
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