元スレ上条「新しい家での暮らし」
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 1 :
~5分後~
上条「どっちだ……」1枚
黒夜「どっちかなー?」2枚
上条「右……かな……」スッ
黒夜「へぇー」
上条「……左か」
黒夜「ほぉー」
上条「くそっ!どっちなんだっ!?」
ルチア「さっきから、あれの繰り返しですね……」
フロリス「そうだね……」
御坂妹「まさか、罰ゲーム足しただけであんなに白熱するとは……」
ルチア「罰ゲームとかありましたっけ?」
御坂妹「さっき、あの2人が勝手に作ってましたよとミサカは先程、黒夜から教えてもらった事を話します」
フロリス「どんな罰ゲームだった?」
御坂妹「風呂掃除みたいですよ」
ルチア「子供ですね……」
252 = 1 :
上条「……こっちだ!」バシッ
黒夜「残念でしたっ!」
上条「くそっ…」
黒夜「それじゃ、次は私だ」
上条「ちょっと待て」マゼマゼ
そう言うと、上条は机の上に2枚のカードを並べた。
上条「よしっ!右と左どっちだ!」
黒夜「むむむ……」
フレンダ「食べ終わったよー」テクテク
フロリス「味はどうだった?」
フレンダ「美味しかった訳よ!」
ルチア「良かったです」
フレンダ「ところで……。まだ、終わらないの?」チラッ
御坂妹「たぶん、すぐ終わりますよ」
253 = 1 :
黒夜「…………右だぁぁぁぁぁあああああっ!」バシッ
上条「…………」
黒夜「……やったぁぁぁぁぁっ!」バンザーイ
上条「畜生……。やっぱり、こうなるのか」ガックシ
黒夜「………と、当麻」
上条「なんだ?」チラッ
黒夜「風呂掃除任せたぞっ!」グッ
上条「…………仕事が増えた」
テクテク テクテク
ルチア「やっと、終わりましたか……」
上条「おぉ……すまん。罰ゲームが有ったからな……」
フロリス「早く片付けて、家の中を探索しよー」
黒夜「へーい」ガサガサ
上条「ケースは……どこだ」キョロキョロ
御坂妹「これですよとミサカはトランプのケースを差し出します」ヒョイ
上条「ありがとっ」ヒョイ
254 = 1 :
~上条家探索~
上条「さて!片付けも住んだし、家の中を回るか」
フロリス「誰が案内してくれるの?」
黒夜「私がする」
御坂妹「頼みましたよ」
黒夜「任せろ」グッ
黒夜「じゃ、行くぞー」
フロリス「はーい」
上条「どこが何の部屋か分かってるのか?」
黒夜「お前らが買い物行ってる間に探索してた」
上条「そうだったのか」
255 = 1 :
~1階~
黒夜「まず、今居るここがリビングだ」
フロリス「うん」
黒夜「そして、あの扉の先は台所だ」ビシッ
フレンダ「ほー」
黒夜「ここは、こんなもんで良いだろ。じゃー、次行くぞ」
ルチア「はい」
テクテク テクテク
~廊下~
リビングから出て、すこし歩くと1つ目の扉が見えてきた。
黒夜「まず、ここが……」
ガチャ
黒夜「物置だ」
上条「結構広いな」
ルチア「もう、すでにいろいろ置いてありますね」キョロキョロ
フロリス「あれは?」ビシッ
御坂妹「炬燵ですよ」
フロリス「あれが……コタツか……」
黒夜「それじゃ、次行くか」
256 = 1 :
テクテク
黒夜「物置の横が……」
物置を出て、少し歩くと3つの扉があった。
黒夜「トイレだ」
上条「男子トイレ1つに、女子トイレは……なぜ2つあるんだ?」
フロリス「そりゃ、年頃の女の子5人も居たらねぇ?」
フレンダ「必要な訳よ」
御坂妹「そうですよね」
ルチア「えぇ」
上条「そういうもんなのか……」
257 = 1 :
黒夜「そんで、トイレの横が……」
ガチャ
黒夜「洗面所で……」
テクテク
ガラガラッ
黒夜「洗面所の扉を開けると脱衣所があって、その先の扉を開けると風呂場だ」
黒夜達が脱衣所を通り、風呂場への扉を開けると、小さい旅館のような風呂場が出来ていた。
フロリス「おぉぉー!少し小さいけど、大浴場みたいだね」キョロキョロ
御坂妹「おっ、ケロリン♪」
上条「風呂は男女一緒なのか?」
ルチア「男1人の為に、もう1つ風呂場は作ろうとは思いませんよ」
上条「そうだな」
御坂妹(いつ乱入しましょう……)
ルチア(まずは、一緒に入る事から……)
黒夜(メイドだし、『お背中御流しいたします』とかで一緒に入れるかな……)
フレンダ(背中の洗いっことかで……)
フロリス(みんな、同じこと考えてそうだな)
258 = 1 :
黒夜(他に作戦は………後で考えるか)
黒夜「じゃー、リビングに1回戻るぞ」
フロリス「おー」
テクテク テクテク
~庭~
黒夜「ここが庭だ」
ルチア「ふむ。広々として、日当たりも良さそうですね」
フロリス「ドア開けないの?」
上条「今開けたら、光に虫が寄って来てリビングが虫だらけになるし、寒い」
フロリス「それもそうだね……」
黒夜「とりあえず、よく使う場所を案内したけど、こんなもんで良いかな?」
上条「あぁ。ちなみに他に部屋どんな部屋があるんだ?」
黒夜「書庫と和室ぐらいかな」
御坂妹「ということは、各個室は2階ということですねとミサカは推測します」
黒夜「おぉ」
フレンダ「それじゃ、2階に行く訳よ!」
259 = 1 :
~2階~
テクテク テクテク
上条「結構部屋ある感じだな」キョロキョロ
黒夜「あぁ」
フレンダ「どんな部屋があるか楽しみな訳よ!」
黒夜「じゃあ、まず階段上がったら、すぐのこの部屋は……」
ガチャ
黒夜「衣装室だ」
上条「どんな衣装があるんだ?」
ルチア「これは、チアですかね」
フレンダ「学生服に、いろんな職業の制服まであるね……」キョロキョロ
フロリス「あっ!浴衣と着物がある!」ワーイ
上条「着たかったのか?」
フロリス「うんっ!」コクリッ
御坂妹「普通の物と極端に短い物がありますねとミサカは着る時はどちらを着ようか悩みます」
黒夜「替えのメイド服は……ちゃんと有るな」
260 = 1 :
黒夜「じゃー、次ー!」
テクテク テクテク
黒夜「衣装室の横は……」
ガチャ
黒夜「シアタールームで良いのかな?」
上条「そうだろうな」
フレンダ「これは、絹旗が喜びそうな訳よ!」
黒夜「なんか、毎日映画のDVD持ってきそうだな」
御坂妹「それは楽しみですとミサカはまだ見たこと無い映画というものに興味津々です」ワクワク
ルチア「私もどんな物が有るのか楽しみです」ワクワク
フロリス「怖いのは、持ってきて欲しくないなー……」
上条「じゃあ、フレンダ。絹旗に『ホラー系の映画のDVDかBD有ったら持って来い』って伝えて」
フレンダ「分かったって訳よ!」カチカチ
フロリス「ひどいっ!」
ルチア「フロリスだけ見に来なければいいのでは?」
フロリス「1人じゃ寂しいもん……」
黒夜「おーい。そろそろ、次行くぞ」
261 = 1 :
黒夜「あと、5部屋は各個室だ」
上条「ふーん………ん?」
黒夜「どうした?」
上条「なんで、5部屋なんだ?」
黒夜「さぁ?なぜか一部屋だけ、2人部屋だった。そしてベッドは1つだ」
御坂妹「と、言うことは……」
ルチア「誰かと誰かが……」
フロリス「同じ部屋って事だね」
フレンダ「どうする?」
上条「じゃあ、俺は1人部屋で……」
御坂妹「ちょっと、待ちなさい」ガシッ
上条「え!?」
フロリス「当麻は、2人部屋決定だからね」
上条「……なんでっ!?」
ルチア「ここからは、私たちだけで会議しますので、当麻さんはリビングに戻っててください」
上条「俺の意見は?」
黒夜「知るか。そんなもん」
上条「…………不幸だ」
262 = 1 :
~リビング~
上条「会議長いな……」
上条「……今何時だ」チラッ
時計<21時10分なんだよ!
上条「9時過ぎか……」
携帯<トケイハラン・グ・ドシャ♪
上条「おっ!メールだ」
パカッ
上条「アンジェレネからか。珍しいな」
263 = 1 :
日付:20xx/x/x 21:10
From:アンジェレネ
sb:捜索願い
───────────────────
こんにちは。お久しぶりです。
実はシスター・ルチアが朝から居ないんです!
今、寮内をみんなで探してます。
もし、そちらで見かけたら情報お願いします。
あと、そちらにしか売ってないお菓子とか有り
ましたら送ってください!
264 = 1 :
上条「気付いたか……。どうしよう?」
上条「ルチアが帰ってきたら聞けば良いか。……お菓子は何送ろうかな」
上条「甘いものでも送っとけば良いか……」
上条が贈り物の中身を考えていると、ドタドタと階段を下りてくる音がした。
ガチャ
フレンダ「決まった訳よ」
上条「おお!やっとか……。で、どうなったんだ?」
フレンダ「チッ」シュッ
次の瞬間、フレンダから繰り出された蹴りが上条の脛に当たった。
上条「いっ……がっぁぁ……うぉぉぉぉぉ……」
見事に決まったのか、上条は余りの痛みに悶絶した。
上条「あぁぁぁっ!……いきなり、何すんだよっ!」
フレンダ「何でもない訳よっ!」プイッ
御坂妹「まぁまぁ、フレンダ落ち着いてください。ミサカも少しイライラしてますが抑えてるんですよ?」
フレンダ「むぅ……。でも、納得出来ない訳よっ!」
ルチア「少しは落ち着いてください。当麻さんと2人っきりなれるチャンスは幾らでも有る筈ですよ…………たぶん」
フロリス「そぉーだぁーよぉー」ニヤニヤ
黒夜「クソが……」
265 = 1 :
上条「早く、どこの部屋か教えてくれよ……」サスサス
フロリス「ワタシと同じ部屋だよっ!」ブイッ
上条「そうか……」
フロリス「なんで、ちょっと嫌そうなの?」
上条「そっ、そんな事は無い!」
フロリス「ホント?」
上条「あぁ!本当さ。フロリスと同じベッドで寝れて上条さんは嬉しい限りですよ」
フレンダ「え?」
黒夜「あぁ?」
ルチア「今何と?」
御坂妹「銃は鞄の中に……」ガサガサ
フロリス「イヤンっ///」
266 = 1 :
上条のその発言により、リビングは瞬く間に殺気に満ちた空間となった。
上条「………………逃げろっ!」
上条は殺気を感じ取り、その場を離れようとするがすでに遅かった。
上条の四肢をそれぞれフロリス以外の女たちに掴まれていた。
上条「…………どうする気でせうか?」
黒夜「別に、なァァァンにもしねェよォ」
上条「口調が…………。フロリス助けてぇぇぇ!」
フロリス(一緒に寝るって事はあんな事やこんな事まで……まだ早いよ///)
上条の叫びも空しく、フロリスは真っ赤な顔をして妄想に耽っていた。
上条「あぁ………」
御坂妹「覚悟は出来ていますかとミサカは鈍感ウニ野郎に問いかけます」
上条「…………不幸だああああああぁぁぁぁぁぁっ!」
267 = 1 :
今日はここまでです。
ありがとうござんした。
>>227
お向かいさんか…どうしよう
あと、登場人物が小さくなるのは別に良いですよね?
3人居て、1人上条家一時乱入という形ですけど。
それではまた磁界お会いしましょう
268 = 227 :
>>1乙
ロリショタ化は大歓迎だぜ
269 :
これと同じ状況になるにはまず記憶喪失になればいいんだよな?
270 :
>>269
少なくとも二万本以上のフラグ建ても忘れるな
271 :
>>270
1万前後じゃね
もう1万は……
272 :
お向かいさんは小萌センセー、打ち止め、アンジェレネの3ロリで
273 :
>>272セロリも付けようか
274 = 269 :
>>271
俺が救えば問題ない
275 :
黒夜の口調おかしくないか?
一方通行口調で一人称が私だった筈。
276 :
向かいの家は不幸にも家が爆発したときの予備だと思ってた
277 :
>>274
まずはその幻想をぶっ(ry
278 :
>>271
妹達だけじゃなくても
一般人とか、イギリスシスターとか、
建てまくって2万近くあるかと
279 :
>>278妹達(シスターズ)は全員(上条派)で一人じゃね?
280 :
とりあえずフラグ建てればいいんだよ!
281 :
美琴と■■のイチャラブは絶対に要らない。
282 :
>>276
俺も何かあった時の為のスペアかと思ってた
283 :
2万も立ってる訳ねぇだろwww
一般人やらシスタ-やらで1万構成されてるとかありえねぇしwww
284 :
>>283二万は無くても一万は
建ってるだろうな。一方通行と妹達で
286 :
記憶を失う前までに10000フラグ
記憶を失ってから10000フラグ
こんな可能性も
287 :
289 :
どうも>>1です。
>>275
気をつけてるんだが、なんか口調が優しくなっちゃう
>>276 >>282
お向かいの家については、まだ何も決めてません。
爆破用予備住宅になる可能性も有るし、お向かいさんを入居させるかもしれない
>>287
ガス爆発だっけ?
それじゃ、投下します。
290 = 1 :
~リビング~
上条「いてて………」
フロリス「大丈夫?」
上条は、自分の一言で怒らせてしまった4人の女性たちによる制裁を受け終え、フロリスに看病してもらっていた。
その制裁は凄まじく、ビンタや蹴り、関節技だけではなく、御坂妹による毒霧からのカナディアン・デストロイヤーなども有った。
フロリス「じゃあ、次は右のほっぺ出して」
上条「はい……」スッ
フロリス「すこし沁みるよー」ポンポン
上条「ん。…………おっ!」ビクッ
フロリス「このくらい我慢してよ」
上条「すまん……」
フロリス「じゃあ、絆創膏貼るね」ガサガサ
ペタッ
フロリス「はい。終わりっー!」
上条「ありがとな、フロリス」ナデナデ
フロリス「いえいえ///」
291 = 1 :
上条「この後、どうするんだ?」
フロリス「んー………お風呂入る?」
上条「パジャマとか有るのか?」
フロリス「…………ない」
上条「…………衣装室から何か取ってくるか」
フロリス「うんっ!」
~衣装室~
上条「丁度良いの有るか?」
フロリス「んー」
フロリスは、衣装室に掛かっている衣装を自分の体に合う物か調べている。
フロリス「これはどうかな?…………少し小さいな」
上条「この箱はなんだ?」
上条が棚から取り出したのは箱の中には、体操服とブルマが入っていた。
上条「フロリスこれは?」
フロリス「んー…………こういうの着てたら興奮するの?」
上条「ぶっ!いきなり、変な事言うなよ!」
フロリス「どうなの?どうなの?」ズイズイ
上条「まぁ……。す、少し位はするんじゃねぇのか…」
フロリス「じゃー、これを今日の寝間着にするかな」
292 = 1 :
~リビング~
フロリス「当麻はパジャマあるの?」
上条「おう!2着ぐらい持って来てるぞ」
フロリス「じゃあ、お風呂行こー!」
フロリスは上条の手を引っ張るが、上条は動こうとしない。
上条「えっ?」
フロリス「えっ?」
上条「何してるんだ?」
フロリス「えっ…。一緒に入らないの?」
上条「なんで?」
フロリス「えと、そ、それはn『フロリスゥ~?』………」
黒夜「当麻は今日、風呂掃除があんだよ」ゴゴゴ
ルチア「私たちは先に入りましょうねぇ」ゴゴゴ
フロリス「はっ……は…い……」
御坂妹「早く参りましょうかとミサカはフロリスを引き摺りだします」
その後、フロリスは御坂妹とルチアに引き摺られ、リビングを出て行く。
その際に、黒夜はメイド服の施錠を上条の力で解いてもらった。
フレンダ「初日から、そんな事はさせない訳よ!」
293 = 1 :
~風呂場~
風呂場では5人の少女が各シャワーの前で椅子に座り、身体を洗っていた。
フロリス(せっかくのチャンスを逃した……けど、一緒に寝れるから良いや♪)ニヤニヤ
ルチア「……何さっきからニヤニヤしてるんですか」
フレンダ「絶対に淫らな妄想してる訳よ!」
フロリス「してないよー……えへへ///」
黒夜「なぁ……」
御坂妹「どうしました?」
黒夜「フロリス後で沈めようぜ」ニヤリ
御坂妹「加勢しますよ」ニヤリ
294 = 1 :
~入浴~
ルチア「ふぅー……」
フレンダ「ふぃ~……」
フロリス「落ち着くねぇ~……」
御坂妹「あぁぁ~……」
黒夜「…………ババァばっかりだな」
「「「「あぁ?」」」」
黒夜「ごめんなさい」
御坂妹「これからは言葉に気をつけてくださいねとミサカは貧にゅ……黒夜に注意します」
黒夜「おぃ。今、貧乳って言ったろ」
御坂妹「な、なんの事か分かりませんねー」
ルチア(今の口調……どこかで聞いた気がする)
黒夜「そう言うテメェもねぇじゃねーかっ!」
御坂妹「黒夜よりは有りますよ」
黒夜「なんだとっ!」
フレンダ「そこの貧乳お二人さん落ち着く訳よ」
黒夜「うるせぇ!テメェも貧の方だろうがっ!」
フレンダ「なんだとっ!こんにゃろーっ!」
295 = 1 :
フレンダ「あんた等2人よりかはある訳よ!」
黒夜「あんま変わらねぇだろ」
御坂妹「そうですよ」
フレンダ「ぐぬぬ……」
フロリス「あんまり暴れないで欲しいね」
ルチア「そうですよ。胸の大きさ位で喧嘩なんて……」
フレンダ「…………大きさは大事な訳よ」
黒夜「そうだ」
御坂妹「そうですよ」
フレンダ「フロリスは………」
御坂妹「一般的な大きさより少し大きいですかね?」
黒夜「だな」
フレンダ「ルチアは………」
黒夜「1番でけぇな」
御坂妹「ずるいですとミサカはルチアの胸を羨ましがります」
296 = 1 :
~20分後~
フロリス・黒夜・御坂妹・ルチア
御坂妹「………プハッ」
黒夜「…………」ブクブク
フロリス「3回戦は黒夜の勝ちーっ!」
黒夜「…………」ブクブ
フロリス「黒夜ー」
黒夜「…………」
御坂妹「もう終わりましたよとミサカは黒夜を引き揚げます」ザバァ
御坂妹が隣に沈んでいる黒夜を引き揚げると、彼女はぐったりした状態だった。
黒夜「…………」グデー
フロリス「…………」
御坂妹「…………」
フロリス「ま、まだっ、おb、溺れたばっかりだから」
御坂妹「こ、こういう時は、あ、焦らず、おお、おっ落ち着いて、じ、人工呼吸を」
297 = 1 :
フロリスと御坂妹が慌てていると、床に打ち揚げられた黒夜の元にルチアが近寄ってきた。
ルチア「貴方こそ落ち着いてください」
フロリス「深呼吸しよう!深呼吸!」フゥー
御坂妹「は、はいとミサカは深呼吸をして心を落ち着かせます」フゥー
ルチア「取り合えず人工呼吸しますね」
そう言うと、ルチアは黒夜に人工呼吸を始めた。
ルチア「んっ………ん……」
黒夜「…………」
フロリス「だ、だ大丈夫だよね?」
御坂妹「大丈夫だと思います」
298 = 1 :
~2分後~
黒夜「……んー……ゲホッ!ゲホッ!」
ルチア「ふぅ……」
フロリス「おっ!」
御坂妹「ふぅ……なんとかなりましたね」
黒夜「ゲホッ!……ぁあー……」
ルチア「大丈夫ですか?」
黒夜「あぁ……なんとか……」
フロリス「良かったぁ」フゥ
ルチア「全く……助かったから良かったですがゲームだからってやりすぎはいけませんよ」
黒夜「……あぁ」
ルチア「次からは気を付けてくださいね」
黒夜「分かった。…………なぁ、ルチア」
ルチア「どうしました?」
黒夜「……あっ、ありがとよ///」
ルチア「慣れてないんですね」
黒夜「うるせぇ」
フロリス「じゃあ、そろそろ出ようか」
ルチア「はい」
299 = 1 :
~黒夜と御坂妹が潜水ゲームを始めたころのリビング~
フレンダ「うぃぃ~」ガタガタ
フレンダは浴衣を着て、マッサージチェアーに座っていた。
フレンダ「おぉぉ~」モミモミ
上条「気持ちよさそうだな」
フレンダ「最高な訳よぉぉ~」モミモミ
上条「なぁ、フレンダ」
フレンダ「なぁ~にぃ~」ガタガタ
上条「そんな旅館で着るような浴衣、衣装室にあったか?」
フレンダ「自分の部屋に置いてあった訳よ」グリグリ
上条「そうか。……じゃあ、そのコーヒー牛乳は?」
フレンダ「脱衣所の冷蔵庫に入ってたよぉぉ~」モミモミ
上条「冷蔵庫なんてあったのか……」
フレンダ「うぃぃ~」ガタガタ
上条「じゃあ、あいつらが出てくるまでのんびりしてるかな……」ゴロン
フレンダ「うぃぃ~」モミモミ
300 = 1 :
~20分後~
フレンダ「スー……スー……」zzz
上条「ん?寝てるのか?」チラッ
フレンダの寝息が聞こえた上条は彼女の元へ近寄ってみる。
上条「おぉぅ……」ゴクリ
フレンダ「…スー…スー…」zzz
上条の目の前にいるフレンダの浴衣は、椅子の振動や彼女の寝相で乱れてしまっていた。
そのお陰で、上条からは彼女の胸だけではなく下のほうも微かに見えていた。
上条「ふむ……。揉み易そうな良い胸だな…………って、俺は何を考えてるっ!!」
フレンダ「………ん……」zzz
上条「どうしよう……。取り合えず、さっき被ってたブランケットでも羽織らせておくか」
そう言うと上条は、先程まで自分が寝転がっていた所にブランケットを取りに戻る。
上条「よいしょっと」バサバサ
ブランケットを少し叩き、再びフレンダの元へ行く。
上条「いくら暖房が効いてても、浴衣一枚じゃ風引くかもしれないしな……」バサッ
フレンダ「…んー……」zzz
上条「まぁ、その内起きるだろうし、今はこのくらいでいいかな」
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