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    元スレ上条「新しい家での暮らし」

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    401 = 1 :

    ~数分後~

    上条「もう……無いかな」

    ルチア「こちらは特に買う物はありませんでした」

    上条「そうか」パタン

    しずり「はい」スッ

    上条「おっ!ちゃんと書いてくれたか。ありがとな」ナデナデ

    しずり「どういたしまして!」

    ルチア「ところで、買い物には何時行くんですか?」

    上条「うーん……。窓が直ったらで良いんじゃないか」

    しずり「何時来るの?」

    上条「11時位に来るみたいだぞ」

    ルチア「あと、1時間半ぐらいですね」

    上条「お茶とかの用意しておくか」

    ルチア「では、私がして置きますので当麻さんはしずりと遊んでいてください」

    上条「良いのか?」

    ルチア「すぐに終わりますから、構いませんよ」

    上条「そうか……。じゃ、お任せするぞ」

    ルチア「はいっ!」ニコッ

    402 = 1 :

    ~リビング~

    御坂「我ながら、なかなか良い出来でしたね」

    フロリス「うぷっ……」

    上条「どうしたんだ?」

    黒夜「パンに挟む物ねぇから、パンにパン挟んで食ってた」

    上条「何してんだ……」

    フレンダ「麦野。ちょっと来てー」

    しずり「はーい」タタタ

    しずりはフレンダに呼ばれ、ソファーの所まで走る。

    しずり「どうしたの?」

    フレンダ「脚を揉んで欲しい訳よ」

    しずり「いいよ」

    フレンダ「それじゃ、寝転がるから宜しく頼む訳よ!」

    しずり「任せなさいっ!」ドーン

    しずりはうつ伏せになったフレンダの脚に跨り、脹脛から揉んでいく。

    しずり「痛くない?」モミモミ

    フレンダ「ちょうど良い訳よ」グッ

    403 = 1 :

    ~揉み始めて3分~

    しずり「んー………えいっ」ギュッ

    フレンダ「おぅっ!」

    上条「どうした?」

    フレンダ「横腹を…掴まれた訳よ」

    しずり「ちょっと悪戯したくなった訳よ!」

    フレンダ「むっ!それは私の物な訳よ」

    しずり「使ってみたかった訳よ!」

    フレンダ「訳よは私1人で十分な訳よ」

    しずり「えー…」

    フロリス「チョット位良いんじゃないの?」

    上条「しずりも楽しんでるんだし、そこは年上としてさ……」

    しずり「そうだよー」

    フレンダ「…………じゃ、今日だけだからね」

    しずり「ありがとうな訳よ!」ビシッ

    フレンダ「それじゃ……脚揉み再開して欲しいにゃーん」

    しずり「あっ!それは私のっ!」

    フレンダ「チョット位良いでしょ?」

    しずり「むー………えいっ!」ギュッ

    フレンダ「あふっ!」

    黒夜「何やってんだよ……」

    404 = 1 :

    ~11時10分~

    ピンポーン ピンポーン

    上条「おっ!来たか」

    フロリス「窓直しの人かな?」

    上条「そうだろうな」

    ピンポーン ピンポーン

    上条「今、行きますよー」

    上条はリビングを出て、急いで玄関へ向かう。

    ガチャ

    上条「お待たせしま……した」

    浜面「………え?」

    上条「なんだ、浜面か。何の用だ?」

    浜面「見りゃ分かるだろっ!窓直しに来たんだよっ!」

    上条「お前が?まぁ……取り合えず入ってくれ」

    浜面「お邪魔しまーす」

    405 = 1 :

    ~リビング~

    浜面「どこの窓だ?」

    上条「台所だ」

    ガチャ

    浜面「お邪魔しまーす」

    しずり「あっ!」

    浜面「ん?」

    フレンダ「え?」

    浜面「あ……」

    フレンダ「浜面なんで来たの?」

    浜面「窓直しに来たんだよ……ところで、何で此処に居る?」

    フレンダ「えーっと……新しい我が家だにゃーん」

    浜面「何で麦野みてぇな喋り方してんだよ…」

    しずり「今日一日交換してる訳よ!」

    浜面「この小さいのは誰だ?」

    しずり「浜面ぁ……」

    浜面「なんで、俺の名前知ってる!?」

    フレンダ「麦野だから」

    浜面「え?」

    406 = 1 :

    しずり「むぎのしずりですっ!」

    浜面「嘘だっ!」

    上条「本当だ」

    浜面「……嘘……だろ?」

    フロリス「本物だよ」

    黒夜「そいつが第4位だ」

    御坂「嘘じゃありませんとミサカは変な……ププッ……髪形の人に伝えます」

    浜面「見るなぁぁぁぁっ!」

    ルチア「帽子被れば良いのでは」

    浜面「飛ばされたんだよ……」


      「…………」


    浜面「黙るなよ……」

    フレンダ「で、まだ信じないの」

    浜面「いきなりあんな事言われて信じられるか?」

    フレンダ「私も最初は信じられなかったけど……」

    浜面「だろ?」

    フレンダ「でもっ!この子は本物の麦野な訳よ」

    407 = 1 :

    浜面「でも、性格が……」

    フレンダ「……まぁ、昔はこんなんだったんじゃないの?」

    浜面「いやいや、それはないない。昔から短気ですぐ攻撃してくる奴だったはずだ」

    しずり「はぁーまづらぁ」ゴゴゴゴゴ

    浜面「!」ビクンッ

    フレンダ「そんな事言うから、怒っちゃった訳よ」

    しずりを怒らせてしまった浜面は上条の後ろに隠れようとする。

    浜面「上条!盾になってくれ!」サッ

    上条「させるか!」スッ

    浜面「なぜだっ!?」タタタ

    上条「男なら当たって砕けろっ!」シュッ

    浜面「あんなのに当たりたくねぇんだよぉぉっ!!お前の右手d『ビュン!』……えぇぇぇぇ」

    上条「………眉毛なくなったな」

    浜面「いやぁぁぁぁぁあぁあああああっ!」

    ルチア「取り合えず、謝りましょうよ」

    上条「そうだな。じゃあ、焼き土下座でも……」

    浜面「それだけは勘弁してくれ……」

    しずり「はぁーまぁぁぁづらぁぁぁぁぁぁ!」

    浜面「ひぃぃぃぃっ!!ごめんなさいっ!ごめんなさいっ!!!」

    408 = 1 :

    ~数分後~

    浜面「あぁー……。まさか、本当に麦野だったとは……」

    御坂「はい。お茶です」

    浜面「おう。悪いな」

    しずりから漸く許しを得た浜面は台所の窓を直していた。

    坊主で。

    御坂「すぐに信じれば、そんな事にはならなかったのにとミサカは浜面を哀れな目で見つめます」

    浜面「いや……むしろ、こっちの方がいいだろ。さっきの髪型のままだったら、街に出れねぇよ」

    御坂「まぁ、さっきの変な髪形よりはましですかね」

    浜面「眉毛が無いのはあれだが……」

    御坂「坊主で眉毛が無いって……」

    浜面「眉毛は描けばいいし、髪はカツラか帽子被ればいいさ」

    御坂「今日みたいに飛ばされるかもしれませんよ?」

    浜面「…………」

    御坂「どうしました?いきなり黙り込んで」

    浜面「いや、あの時の風がどうも不自然だったんだよなぁ……」

    御坂「どんな風だったんですか?」

    浜面「ほとんど風なんて吹いてなかったのに、いきなりデカイゴミ箱が飛ぶほどの風が吹いてきたんだ」

    御坂「風を操る能力者でも居たんじゃないんですか?」

    浜面「なのかなぁ……」

    409 = 1 :





    浜面「よしっ!終わりだ」

    御坂「お疲れ様ですとミサカはお茶を差し出します」

    浜面「ありがとな」ゴクゴク

    御坂「それは、リビングに戻りますか」

    浜面「おう」



    ~リビング~

    御坂「当麻さーん。終わりましたよー」

    上条「おっ。終わったのか」

    浜面「ふぅ……」

    フレンダ「…………」ジー

    浜面「なんだ?」

    フレンダ「顔………怖いね」

    浜面「うるせぇっ!」

    しずり「顔怖い……」ブルブル

    しずりは浜面の顔を見るなり、上条の後ろに隠れた。

    上条「お前のせいで怯えちゃったじゃないか!」

    浜面「元々はこいつのせいだろうがぁぁっ!」

    しずり「ひぃっ!」

    上条「泣いたらどうすんだよっ!また、あれが飛んでk『ごめんなさい』……早っ」

    410 = 1 :

    御坂「ところで、お値段は御幾らですか?」

    浜面「お、おう。えーっと……15000円だ」

    上条「はい」スッ

    浜面「丁度頂きまーす」

    上条「ありがとな」

    浜面「何でも屋みたいな所でバイトしてっから、何かあったらまた呼んでくれよなっ!」グッ

    上条「おう!ところで、なんでバイトしてんだ?」

    浜面「滝壺にクリスマスプレゼントを買うためさ」


    フレンダ「ヒューヒュー!」

    フロリス「ヒューヒュー!」

    黒夜「うるせぇ……」


    しずり「プレゼント?もしかして、旅行行くの?」

    浜面「ん?旅行なんて行かないぞ」

    しずり「そうなんだ」

    上条「なんで、旅行行くと思ったんだ?」

    しずり「えーっと……公園でね」

    上条「公園?」

    411 = 1 :

    しずり「うん。夜、公園歩いてたの」

    浜面「公園…………」

    しずり「そしたらね。熱海旅行のポスター貼ってある壁が有って……」

    上条「それで?」

    しずり「その壁に浜面が滝壺を押し付けながら『いくぞ!いくぞ!いくぞ滝壺ぉぉぉっ!』って言ってたの」

    浜面「ぶほぉっ!」

    黒夜「ぶっ」

    フレンダ「何してんのよ……」

    フロリス「ワーオッ」

    ルチア「なんと……」

    御坂「大胆な……」

    上条「お前……公園で何してんだ……」

    浜面「…………」

    しずり「みんなどうしたの?」

    上条「なんでもないよ。お菓子が台所の棚にあるから食べてても良いぞ」

    しずり「ホントッ!」キュピーン

    上条「好きなの食べてて良いからな」ナデナデ

    しずり「やったぁー!」ピューン

    412 = 1 :

    ~玄関~

    浜面「はぁ……」

    上条「…………」

    浜面「……それじゃ、帰るか」

    上条「ちょっと待て」スッ

    上条は浜面に5千円札を渡す。

    浜面「ん?」

    上条「昼飯代だ」

    浜面「良いのか?」

    上条「滝壺と美味しい物食べてくれ」

    浜面「悪いな。それじゃ……」

    上条「おい。ちょっと待て……」

    浜面「なんだ?」

    上条「今度する時は、誰にも見られない所でしてくれ」

    浜面「あぁ。気を付けるよ。それじゃ、またな」

    浜面は玄関の扉を開け、家から出ていく。

    上条「またな」

    413 = 1 :

    ~外~

    浜面「さて、会社に戻るか……」

    浜面は上条から貰ったお札?を財布に入れ、会社に向け歩き出す。

    浜面「これから、外でしたくなったらトイレに入るか。それにしても、2回目で外か……」

    男子の敵である浜面は、次の滝壺とのプレイについて考える。

    浜面「バニー……着せてみるか」

    浜面(滝壺「バニー姿恥ずかしい///」……着せよう!)ホワンホワン

    浜面「おっと、鼻血が……」ダラダラ


    「あの人、鼻血垂らしてるー」

    「きっと、妄想してたんだよ」

    「なるほどっ!」


    浜面「ティッシュは……」ゴソゴソ

    ポロン

    浜面「あっ……財布が落ちt『ビュオオオォォォォォォォォォオオオオ!!』……またかっ!」

    浜面の財布は不自然に発生した突風により、どこかへ飛んでいってしまった。

    浜面「財布が………まったく、さっきからこの風はなんなんだよ……」

    414 = 1 :

    ~路地裏~



    ビュオオオォォォォォォォォオオオオオオ!!!



    路地裏には落ちているゴミ等、一瞬で吹き飛ばしてしまう程の突風が吹いていた。



    一方通行「天ァァァ井くゥゥゥゥゥゥン!!逃げンじゃねェ!!」ビュン!

    天井「ひぃぃぃぃっ!来るなぁぁぁぁぁぁっ!!」

    一方通行「おらァ!」ブンッ

    一方通行は落ちていた空き缶を天井の頭に狙いを定め、己の能力で投げ飛ばす。

    天井「あぎゃっ!」

    空き缶は見事に天井の後頭部に当たり、天井はその場に倒れこむ。

    一方通行「動くンじゃねェぞ」

    一方通行はゆっくりと天井に近付いていく。

    天井「ひぃっ!くっ、くくるなぁ」ガタガタ

    頭を抱えた天井は恐怖のあまり動けなくなっていた。

    一方通行「オマエ、あいつらに何をした」

    天井「あっ、あ……おっ、教えるわけないだろ」

    一方通行「とっとと吐け。吐かねェと頭ぶち抜くぞ」

    天井「頼む!ま、まだ殺さないでくれぇぇぇっ!」

    一方通行「死にたくなかったら、とっとと言うことだなァ」

    天井「わ、分かった。話す話す!話すから手を下ろしてくれっ!」

    一方通行「………」スッ

    415 = 1 :

    天井「ふぅ……」

    一方通行「……誰の命令だ」

    天井「……誰からの命令でもないさ」

    一方通行「どォいう事だ」

    天井「薬を届けた先が偶々、君の住む所だっただけさ」

    一方通行「適当な事言って、誤魔化そォとしても無駄だぞ」

    天井「ほっ、本当だっ!嘘じゃないっ!」

    一方通行「………で、薬ってのはなンだ」

    天井「あの薬は……人を若返させる薬だ。見た目も精神も……だが、効力が高すぎたみたいだ」

    一方通行「それで、黄泉川の奴が小学生か園児が分かンねェ位小さくなってた訳だな」

    天井「そ、その通りだ。もう、話すことはないよな?」

    一方通行「いやァ……まだある」

    天井「……なんだ」

    一方通行「番外個体はどこに居る」

    天井「あ、あぁ……あいつか。知ってる訳無いだろ…」

    一方通行「本当かァ」ジリッ

    天井「ほっほほ、本当さ!真実を聞きたいなら☆の元へ行けっ!」

    一方通行「☆……」

    416 = 1 :

    天井「も、もう良いか?」

    一方通行「あァ」

    天井「それでは……」

    一方通行「待て」

    天井「な、なんだ」

    一方通行「小さくしてくれて…………あ、ありがとゥ///」

    天井「うわぁ……」

    一方通行「うるせェ!!とっとと消えやがれェェェ!!」

    天井「わわっわ、分かった」ダダダ

    天井は一心不乱にその場から走り出す。

    一方通行「はァ………」






    一方通行「あいつも良い事するじゃねェかァ……」ニヤリ






    一方通行「あ、捕まえンの忘れた」

    417 = 1 :

    ~上条家~

    上条「さて、そろそろ出かけるか」

    フレンダ「昼ご飯は?」

    上条「ファミレスとかで済ませる予定だけど」

    フロリス「ファミレスか……今日は少し大きいの頼もう」

    上条「昨日行ったのか?」

    フロリス「うん」

    しずり「ねぇ」

    上条「なんだ?」

    しずり「シャケ弁食べたい…」

    上条「シャケ弁ってファミレスに……ないよな」

    御坂「スーパーとコンビニなら有るんですけどね」

    黒夜「コンビニ弁当をファミレスの中で食べるのかよ……」

    フレンダ「いつもそうしてるけど」

    黒夜「えっ?」

    フレンダ「変?」

    御坂「持ち込み禁止じゃないんですか?とミサカは質問します」

    フレンダ「禁止だった…………かなぁ」

    上条「持ち込みはダメだろ」

    418 = 1 :

    しずり「それじゃ……シャケ弁は」

    上条「どうしよう……」

    ルチア「定食頼めば、鮭付いてくるのでは?」

    上条「おおっ!それだ!しずり、今言ったので我慢出来るか?」

    しずり「シャケがあるなら我慢する」

    上条「しずりは良い子だな」ナデナデ

    しずり「もっと、褒めてー///」

    上条「しずりはカワイイな」ナデナデ

    しずり「へへー///」

    ルチア(ずるい……)

    フロリス(いいなぁ)

    黒夜(小せぇっては、こんなに優遇されんのかっ!)

    フレンダ(フレメア元気かなー)

    御坂(ミサカも薬を飲めば………白もやしに拉致られそうですね)

    419 = 1 :

    ~路地裏~

    一方通行「☆……若返り薬くれねェかなァ」テクテク

    携帯<ナカナカイイネ!トッパカイチョウ!

    ピッ

    一方通行「誰だ……」

    『やぁ、一方通行久しぶりだね』

    一方通行「☆!!何の用だ……」

    『実は、君の住む一室の前に瓶を置いといた』

    一方通行「瓶だァ?」

    『あぁ、とても小さな瓶だ。中身の液体は君へのプレゼントだ』

    一方通行「……罠か」

    『そんな物は入れてない』

    一方通行「本当かァ」

    『本当さ』

    一方通行「……つまんねェもン置いといたら、許さねェからなァ」

    『君が今、一番欲しがってる物を置いといたつもりさ』

    一方通行「今、一番欲しい物………はっ!まさかっ!?」

    『早くしないと、誰か取られてしまうかm『ブツッ』

    一方通行「あひゃっ!先に取った奴が居たら、消し飛ばしてやるぜェェェェェ!!!」

    一方通行は☆からのプレゼントを取りに行く為、凄まじい勢いで空を翔る。

    420 = 1 :

    ~窓のないビル~

    「さて……どうなるかな」

    エイワス「彼は誰を小さくするのか……楽しみだな」

    「エイワス……賭けをしようか」

    エイワス「賭け事にはあまり興味が無いのでな。遠慮しておくよ」

    「……そうか」

    エイワス「あぁ…」

    エイワス(それにしても、この部屋は来るたび変な臭いが漂っているな……)

    「薬を飲んでいない芳川かな?いや、同僚だった結標の可能性も……」ウーン

    エイワス(あぁ……臭い…)

    「ミサカ達の誰かに飲ませて、打ち止めを2体に増やすのか……」ウーン

    エイワス(遊びに行こう)シュン!

    「様々な可能性があるな……君はどう思う?」チラッ

    「…………あれ?」キョロキョロ








    「寂しいじゃないか」

    421 = 1 :

    ~10分後 黄泉川宅~

    一方通行「ふゥ……。瓶はまだ開いてねェなァ」

    一方通行は小さな瓶をポケットに入れ、黄泉川の待つ家に入っていく。

    一方通行「ただいまァ」

    あいほ「おかえりじゃん!」

    打ち止め「おかえりってミサカはミサカは貴方に抱きついてみたり」

    一方通行「邪魔だ」ベシッ

    打ち止め「あいたっ!」

    一方通行「大人しくしてたかァ?」

    あいほ「じゃん!」

    一方通行「昼飯は」

    あいほ「まだじゃん!」

    一方通行「……作るか」

    あいほ「何作るじゃん?」

    一方通行「牛丼」

    木原「牛丼かっ!楽しみにしてっからな」

    一方通行「…………」

    木原「どうした?一方通行」

    422 = 1 :

    一方通行「なンで、テメェが居るンだよォォォ!!」

    打ち止め「さっき、遊びに来たのから迎えてあげたのってミサカはミサカは理由を説明してみる」

    一方通行「こんな奴を勝手に入れるなァ!!」

    打ち止め「ごめんなさい」

    あいほ「ごめんじゃん」

    木原「まぁまぁ。そんなに怒んなよ」

    一方通行「あいつ等には、手出してねェよなァ……」

    木原「イエスッ!」グッ

    一方通行「本当だなァ」

    あいほ「本当じゃん」

    打ち止め「一緒にゲームして遊んでたのっ!」

    一方通行「なンのゲームしてた」

    あいほ「夜○病棟じゃん!」

    一方通行「木ィィィ原くゥゥゥゥン!! オマエ、ガキに何させてんだァァァ!!」

    木原「ダメか?」

    一方通行「ダメに決まってンだろォがァ!」

    木原「楽しんでたぞ」

    あいほ「なかなか楽しめたじゃん」

    木原「ほらな?それに、あんな事している所までは進めちゃいねぇ」

    一方通行「………本当だろォなァ」

    木原「本当だよってアマタはアマタは真実を伝えてみる!」

    一方通行「……」イラッ

    423 = 1 :

    あいほ「ねぇねぇ」

    一方通行「あン?」

    あいほ「早く作って欲しいじゃん!」

    打ち止め「そうだよ!ミサカも早く作って欲しいってミサカはミサカは貴方にお願いしてみる!」

    木原「早く食べたいってアマタはアマ『喋ンな』………まったく……ノリの悪い奴だ」

    一方通行「作ってるから、あっち行ってろ」

         「「「はーい!」」」



    ~牛丼4人前完成~

    木原「美味いなってアマタはアマタはお前の料理の腕前にびっくりしてる!」

    あいほ「おいしい」モグモグ

    御坂「美味しいね」モグモグ

    木原「でも、紅生姜が無いのが残念ってアマタはアマタは机をいじいじ…」

    一方通行「うぜェ…」モグモグ

    木原「だから、その代わりにアマタはアマタは一味唐辛子を掛けてみる」パラパラ

    一方通行「黙って食ェ」モグモグ

    424 = 1 :

    ~一方通行完食後~

    木原「おい。その瓶はなんだ?」モグモグ

    そう言って、一方通行の前にある瓶を指す。

    一方通行「オマエには関係ねェ事だ」スッ

    一方通行は瓶を取ろうとする。

    木原「秘密にするのはいけないぜ」パシッ

    しかし、木原に先に取られてしまう。

    一方通行「おい!テメェ、それを今すぐ返せっ!!」

    木原「秘伝のソースって奴なんだろ」キュポン

    一方通行の言葉を無視して、木原は中の液体を牛丼にかける。

    一方通行「テメェ!それを食べr『変な味だな』……あァァァ」

    木原「もしかして、睡眠薬か?」モグモグ





    木原「……なんか、身体が熱いな。牛丼温かいからかな」モグモグ

    打ち止め「貌がもの凄く赤いけど大丈夫?ってミサカはミサカはアマタンを心配してみる」

    あいほ「湯気まで出てるじゃん」

    木原「大丈夫だから、気にすんな。それにしても旨かったな」ゲプー

    2人からの心配も気にせず、木原は牛丼を完食する。

    425 = 1 :

    ~5分後~

    一方通行「……クソっ!」ドンッ

    木原「何、そんなに怒ってんだよ」ホカホカ

    あいほ「横にいるだけで温かいじゃん」

    打ち止め「本当だねってミサカはミサカはアマタンに抱きついてみたり」ギュッ

    木原「おっ!甘えん坊さんだな」ナデナデ

    一方通行「そのガキに気安く触れてンじゃねェぞ……」

    木原「撫でるくらい良いだろ?それにしても……はぁ…はぁ……熱い……」

    あいほ「大丈夫じゃんか?」

    木原「はぁ……はぁ……がっ!」

    打ち止め「何事ってミサカはミサカはいきなりの出来事に動揺を隠せない!」

    木原「はぁ……うっ……がぁぁぁああああっ!!!」

    あいほ「身体がどんどん小さくなってるじゃん!?」

    一方通行「…………」

    3人はどうする事も出来ず、ただただ木原の様子を眺めてる事しか出来なかった。

    木原「ぐぁぁぁぁああああああっ!!!」シュウウウ

    426 = 1 :

    あまた「はぁ……はぁ……あん?」

    あいほ「すごい事になったじゃん……」

    一方通行「チッ……」

    あまた「おい、一方通行。お前そんなに大きかったか?」

    あいほ「違うじゃん。お前が小さくなっただけじゃん」

    あまた「あぁ?俺がそんな事なるわk……打ち止めの顔が目の前にあるじゃねぇか」

    打ち止め「ミサカと同じぐらい小さくなっちゃったねってミサカはミサカは突然のことに凄く驚いてる!」

    あまた「おいおい……どういう事だ」

    一方通行「テメェが瓶の中身食ったからだ」

    あまた「ああ……さっきのあれか。あれがなんなんだ?」

    一方通行「あれは、若返り薬だ」

    あいほ「若返り薬?」

    一方通行「あァ。オマエが小さくなったのも、それが原因だァ」

    打ち止め「直るの?」

    一方通行「知ンねェ」

    あまた「それじゃ、また子供で生活できんかぁ。久々にメリーゴーランド乗れるじゃねぇか」

    427 = 1 :

    あいほ「この子どうするじゃん?」

    一方通行「こいつの家に送り返す」

    打ち止め「この家に住まそうよーってミサカはミサカは貴方にお願いしてみる」

    あまた「そうだっ!そうだよな!って言うか、そうしてくれ!」

    一方通行「ダメだ」

    あまた「そこを何とかっ!頼むっ!」

    あいほ「なんで、そこまでお願いするじゃん」

    あまた「家族にこんな姿見られたくねぇ」

    打ち止め「直るまで、ここに居させてあげたら?」

    あまた「頼むっ!直るまででいいから!」

    一方通行「…………はァ、好きにしろォ」

    あまた「よっしゃあっ!」

    あいほ「よかったじゃん」

    打ち止め「これで、出てった番外個体の代わりが出来たってミサカはミサカは仲間が出来たことに大喜び!」

    一方通行「ただし、寝床はソファーな」

    あまた「別にいいぜぇ」

    打ち止め「ダメだよ!冬なんだからちゃんと布団で寝させないとってミサカはミサカは貴方に注意してみる」

    一方通行「じゃァ、どうすンだよ」

    あいほ「んー……」

    428 = 1 :

    ガチャ

    芳川「ただいま」

    あいほ「おっ!桔梗おかえりじゃん」

    打ち止め「おかえり!!ってミサカはミサカは仕事で疲れた芳川に元気な挨拶をしてみたり」

    芳川「2人ともただいま」ナデナデ

    あまた「よぉ!」

    芳川「あら、また小さいのが………一方通行」

    一方通行「なンだ?」

    芳川「小さい男の子もいける口なのね……」

    一方通行「はァ?何、ふざけた事言ってンだ」

    芳川「違うの?」

    一方通行「ちげェよ」

    芳川「それで、この子はどうしたのかしら?」

    あいほ「私と同じで小さくなっちゃったじゃん」

    芳川「それじゃ、元は大人なのね」

    あまた「おう!木原数多だぜ」

    芳川「あら。貴方の育て親じゃない」

    一方通行「…………コーヒー買ってくる」スタスタ

    429 = 1 :

    あまた「話の途中にコーヒー買いに行くなよ」

    あいほ「アイツはいつもそういう奴じゃん」

    芳川「あなたはここに住むのかしら?」

    あまた「おうよ!」

    芳川「寝床はないけど、良いのかしら」

    あまた「ソファーで我慢するさ」

    打ち止め「本当にソファーで良いの?風邪引くかもしれないよってミサカはミサカはアマタンの身体を心配してみる」

    あまた「大丈夫だろ」

    芳川「でも、風邪引かれると面倒なのよね……」

    あいほ「私と打ち止めだけで面倒見るのは辛いじゃん」

    打ち止め「風邪移っちゃうかもしれないし」

    芳川「それじゃ……私の抱き枕になりなさい」

    あいほ「えっ?」

    あまた「どういう事だ?」

    芳川「簡単な事よ。寝るとき、私のベッドで一緒に寝ればいいのよ」

    あまた「良いのか?」

    芳川「良いわよ。それに、貴方抱き心地良さそうだし」

    あまた「よしっ!これで寝床確保だっ!」

    430 = 1 :

    芳川「それじゃ、ちょっと昼寝してくるわね」

    あいほ「1時までには起きるじゃん」

    芳川「分かってるわよ。それじゃ、抱き枕行くわよ」

    あまた「へーい」





    あまた「おおぉー。なかなか、良いベッドだな」ポフポフ

    芳川「そうかしら?」

    あまた「そうだよ」

    芳川「……まぁ、良いわ。早く寝ましょ」ギュッ

    そう言うと、木原は芳川に抱かれる。

    あまた「おふっ!」

    木原の顔は丁度、芳川の胸と胸の間に埋まった。

    芳川「おやすみ……」

    あまた「おっ、おう!」ドキドキ

    あまた(胸が!胸が!むふぉぉぉぉぉおおおおおっ!!!)

    431 = 1 :

    今日はここまでです。
    ありがとうございました。

    それでは、また次回ー

    432 = 1 :

    >>426
    ミスありました。

    ×あまた「それじゃ、また子供で生活できんかぁ。久々にメリーゴーランド乗れるじゃねぇか」

    ○あまた「それじゃ、また子供で生活できんのかぁ。久々にメリーゴーランド乗れるじゃねぇか」

    434 :

    アンチスキルですかァ、変態がいるんですけどォ

    435 :

    一方さンェ…

    436 :

    乙!
    あまた……あわきんには気を付けろよ……

    437 :

    牛丼食ってる最中に御坂妹が乱入してるのは間違いじゃないってことだよね!?ってミサカはミサカは大人数での食事が楽しかったり!

    438 :

    ☆は木原くんが飲んだときにどんな反応したんだろう

    439 :

    キハラアマターズ!

    440 = 434 :

    >>438

    一方☆「「こんな筈では……」」

    441 :


    あまたンよォ…

    442 :

    木ィィィ原くゥゥゥゥゥゥゥゥン!!

    …またゴルゴに依頼する人材が増えたか…依頼料払いきれるかな…

    443 :

    まだかなまだかな

    445 :

    とある魔術の禁書目録劇場版公開決定!!!!!
    更に新約とある魔術の禁書目録3巻は12月10日に発売決定!!!
    劇場版の詳細は10月11日発売の電撃文庫マガジンで!

    446 :

    まだなのかああああああああああああああああああああああ!!!!!

    449 :

    まだかなまだかな


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