元スレ美琴「極光の海に消えたあいつを追って」2
SS+覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
101 = 90 :
>>99
原作で本当に一方さんしか見えてないなら番外個体とあんなに早く和解しないだろう
その何考えてるのかわからないところが逆に子供っぽくないと思うんだ
だからこんな風に普通の子供みたいに「どっちも選べないよー」と言われると違和感がある
まあ、そうしておいた方がこのSSでは扱いやすいんだろうなとは思うけど
102 :
>>85
「美琴が上条に夢中な間、ミサカを守ったのは一方通行」
これは某SSの美琴の話だから原作よりのここの美琴とは全く別物だと解釈した方がいいと思う
そろそろ上条さんが出てきそうな予感
103 = 89 :
>>101
番外さんと打ち止めの和解に関しちゃ同じクローンだからとか一方さんに言われたとかそんな単純なもんだと思うけどな
そもそもロシアでの再会もその後の学園都市に戻る経緯も凱旋もカットされちゃったしねぇ
補完されないから想像するしかないよね
原作の一方さんカッコイイし打ち止めも可愛いと思うけど心理描写の件や伏線未回収とか多すぎてどうも感情移入できない
そういった意味じゃこのSSのほうが描写が丁寧だから感情移入はできるな
まぁあくまで二次創作って割り切ってだけど
104 = 90 :
>>103
原作は、打ち止めはともかく一方さんの心情はかなり描写されてるだろう…
このSSでは打ち止めの、世間知らずの無垢で無力な子供っぽさ「だけ」が強調されて
原作での特殊な事情や環境に基づいたキャラクター性との差異が大きいと感じる
美琴にしても一方通行にしても他のキャラはそう違和感感じないんだけどな
好みの問題だろって言われちゃそれまで
105 = 88 :
>>100
原作二十巻・番外個体とのファーストコンタクト時の一方通行の心理描写だと、妹達には傷ついて欲しくない、笑顔で居て欲しいって思ってるみたいだぜ。
まあ打ち止め>>他の妹達って優先順位はあるだろうけどね。
106 = 82 :
>>104
確かに原作の打ち止めって不気味なくらい達観してるよね
人間らしさが感じられないくらいに
>>105
ごめん、当時、って意味で
なんてこと考えていたはずもないだろうし、って書かないとダメだったね
今の一方さんはどうだろう
正直、打ち止め以外を死ぬ気で助けようとする姿を想像できないってのが自分の中にあるのかもしれない
107 :
おまえらちょっと語りすぎじゃね?
108 :
語りたくなるような内容ではあるけど一人で長文を何レスも書き込むのは勘弁な
109 :
だね。全員が納得する答えなんてありえないし、これ以上の議論はスレ消費を加速するだけだから…。皆もこの辺で切り上げとこうよ
個人的にはこのSSでの答えが何だろうと受け入れるつもり
110 :
語るのはいいが批判はすんなよ
111 :
専用スレでも立ててやってろうぜぇ
112 :
乙
これは結構重い内容だよな…
でも仕方ないことだよな
妹達をあんな嬉々として殺してた(演技?)一方さんを美琴が簡単に許せるわけはないし…
本当未成年には重い内容だぜ
113 :
5巻の打ち止めとか一方通行主人公化の舞台装置で普通に考えたら頭おかしい人だからな
作者もぶっちゃけ考えてないよ。登場人物の思考回路とか適当だろ
114 :
二次創作スレで一次創作者をディスるのって紳士の振る舞いじゃないよね
115 :
でも適当な展開や二次SSのせいで「妹達を守ってるのは一方さん」とか思ってる人いるのも事実だよね
実際は打ち止め以外の妹達は放置だし、わざわざ番外個体なんて新キャラだして第三次~なんてネタフリしときながら
肝心の実験潰しや暗部解放もカットだし
116 :
でもじゃねーよ。いい加減にしろ。
117 :
乙。
おもしろい!
118 :
>>113
お前の頭がおかしいよ
119 :
みーつけたってミサカはミサカはハシャいでみる!
120 :
本当はやりたくなかった(笑)
121 :
結論
電磁通行はありえる訳がない
10031人をケタケタ笑いながら虐殺した人間を許せる訳がない
122 :
一方アンチが集うスレww
123 :
やっと追いついたーっ!
各所でえらく話題になってたけどスレタイが厨二過ぎて避けてた当時の俺をぶっ飛ばしたい……
ご贔屓にされてるのも納得のクォリティーだわこりゃ
124 :
乙です!続きが気になるSS最高峰
>>122
一方通行アンチと電磁通行アンチって別物だと思う
加害者のことを好きになる(許す)被害者が許せないって考えで俺も電磁通行はダメだから………
重いよ、加害者被害者の関係は。恋愛なんか挟めない
125 :
そうか?かなりかぶってんじゃーの
120とかw
てか俺も正直アンチなんだわ。この>>1は責任取らせて
一方がっつり殺しそうだから期待してる
ただな、電磁通行は自分も嫌いだが、創作には
現実だったらありえないようなことが起こってもいいんだよ
要は説得力があるか、面白いかだけだ
126 :
そこまで分かってるんならここでそういう主張すんなよ
一方さんアンチも電磁通行の是非を語るのも他所に行ってらっしゃいな
127 :
毎度の気になる引きと素敵クオリティ乙!
一方さんとグループはていとくんがまだ生きてるのを知らなかったんだね
後なんだかんだでアドバイスやフォローをしてあげるフォローの達人フォロ御門さんはナイスな殿方
128 :
乙乙
さすが一方さん永遠の中二やでぇ
129 :
お姉様どうするのかなーってミサカはミサカは悩んでみる
130 :
一方厨うぜえ
131 :
>>129
せめて半角にはしとけ
数字全角はバカっぽい
ついでに言うと名前もバカっぽい
133 :
学生さんは試験とか色々あるからね
134 :
こなかったか...
ss書くのに夢中で世界史37点になったりしてないか?
勉強も大事だよな
135 :
申し訳ない
土曜日に試験全科目終わってから続き書き始めたものの未だ終わらず……
もう数日待ってください
136 :
忙しいなか返信なんかさせて申し訳ない
いつまでも待ってますよ
137 :
テスト終了乙
俺は学校に行くのを3ヶ月忘れていたよ……
138 :
>>137
大丈夫だよ。向こうもお前のことなんて忘れてる。
139 :
ようやく続編見つけたぜと思ったらめっちゃ感想言い合ってらっしゃる
とにかく御坂さんと一方さんの心情がどう変化するか期待。
ついでに上条さんとの約束とか
140 = 136 :
更新キタ思ったのに>>139ェ…
141 = 134 :
あがったとおもったらよぉ...
ちがうんかーい
142 :
雑談ウッザい…
143 :
許さない
ぜったにだ
145 :
こりゃ関西来るで
146 :
sage厨[ピーーー]
147 :
こんばんは
大変長らくお待たせいたしました
もの凄い量のレスをいただき、とても恐縮でございます
一回の投下でこれだけの量がついたのは初めてだぜ……
では今日の分を投下していきます
148 = 147 :
12月9日、英国時間午後4時。
ロンドン郊外セント・パンクラスにある大英図書館。
イギリスの国立中央図書館の役割を担い、英国王室図書館を経て大英博物館に集められた蔵書を多く受け継ぎ、
古今東西ありとあらゆる書物を管理する世界有数の図書館である。
その一角、解剖学や病理学の専門書が並ぶ本棚の谷の間に、いささか場に不釣り合いな三人がいた。
「かおり、一番右側の本と、その2つ左の本と、その3つ下の本を取ってほしいんだよ。タイトルは──」
メモも見ず、長く専門用語だらけの本のタイトルをつらつらと並べていくインデックス。
はしごに乗った神裂はそのタイトルの本を探し出し、はしごの下にいるステイルに渡していく。
「インデックス、これらで合ってますか?」
「うん! ありがとう」
インデックスが神裂にとってもらった本はどれも脳の構造や記憶障害の治療法に関するもの。
その知識を『完全記憶能力』で取りこみ、『魔導図書館』としての分析能力を流用して上条の記憶障害の治療法を模索する。
それが今の、インデックスが己に課した役割。
「……け、結構な量だ。一度テーブルにでも運ばないか?」
百科事典のように大きく分厚い本を何冊も抱え、ステイルはその腕を震わせつつ提案する。
身長が高いとはいえ、彼は体を特別鍛えているというわけではない。
少し持ちましょう、とひょいひょいと彼の持つ本を片手で持ちあげる神裂を見て、彼はため息をついた。
常人と聖人の違いがあるとはいえ、女性の前で情けない姿を見せることに英国紳士たる彼はいたくプライドが傷つくのだ。
149 = 147 :
えっちらおっちらとどうにか手近なテーブルまで運び終えると、インデックスはさっそく本の山から一冊を取り上げ、目を通し始める。
『読む』のではなく、『見る』だけで良い。
覚えてさえしまえば、内容に対する理解は後でゆっくりとできる。
『完全記憶能力』という神に与えられた力は、それを可能にしてしまうのだ。
ぱらぱらとページをめくり、ものの数分で分厚い本を読了してしまう。
「……何か有益な情報はあったかい?」
「んー、目新しい情報はなかったかな……。
やっぱり、学園都市の"外"だと無理があるのかも」
学園都市はありとあらゆる科学分野で最先端を行き、それは医学に関しても例外ではない。
研究され、確立された画期的な最先端医療は学園都市の提携機関を通じて世界へその恩恵を発信するものの、全てが公開されるわけではなく、
医療従事者の中には出し惜しみするような学園都市の態度に異を唱える者も多いが、学園都市とてせっかく得た技術を無償公開するわけにもいかない。
結局、世界の医療従事者は学園都市に行って技術を学ぶほかないのだが、一般人にそれができるはずもない。
インデックスが二冊目に取りかかったところで、誰かの携帯電話が鳴りだした。
静謐な図書館に着信音が響き、皆の視線がこのテーブルへと集中する。
「……すている、図書館は『けいたいでんわー』は禁止だよ!」
「すまない」
インデックスに注意され、ステイルが申し訳なさそうに携帯電話を開くと、一通のメールが。
ほっとしたような、呆れたような。そんな笑みを浮かべて、画面をインデックスと神裂に向けた。
「……土御門からだ。上条当麻が、明日退院するそうだよ」
「ほんと!?」
反射的に大声を上げて立ちあがってしまったインデックス。その弾みで椅子が倒れ、大きな音を立てる。
先ほどよりもより強い注目を浴びて、赤面しながら椅子をそそくさと直したのだった。
150 = 147 :
12月10日。
上条の長かった入院生活も終わり、ついに退院の日がやってきた。
「……忘れ物はありませんか、とミサカは最終確認を取ります」
「ない、とは思うけど……」
上条当麻は自分の病室で、ボストンバッグに私物をなんとか詰め込んでいた。
手伝ってくれているのは10032号だ。
ぎゅうぎゅう詰めのカバンをなんとか閉め終えたところで10032号がベッドの下にノートが落ちているのを発見し、泣く泣く再び空ける羽目になった。
「これで完璧、かな」
「後日何か発見した際は連絡をいたします、とミサカは気が利く子アピールを……」
「それ自分で言っちゃ意味無くないか?」
そんな軽口を叩きつつ、上条はようやく再び閉め終わったボストンバッグを持ちあげた。
ロビーへと降りるエレベーターに乗りながら、取りとめない話をする。
「そう言えば、お姉様は来ていないのですか、とミサカは訊ねます」
「御坂? 来てないな。どうかしたのか?」
「お姉様の性格ならばご友人が退院の際には出迎えに来るのではないか、とミサカは思いましたので」
「忙しいんじゃないか? 今日平日だし、学校だってあるだろ」
腕時計を見れば、時刻は午後3時。
時間割次第ではまだ授業を行っている時間だ。
みんなの評価 : ★★★
類似してるかもしれないスレッド
- 美琴「極光の海に消えたあいつを追って」 (1001) - [94%] - 2011/6/22 1:46 ★★★×5
- 美琴「みことにっき、でいっか」 (1001) - [44%] - 2010/7/28 6:31 ★★★×4
- 八幡「川崎といい感じになってる その2」 (166) - [44%] - 2016/2/20 21:30 ★
- 八幡「相模南は救いようのないマゾである」 (1001) - [43%] - 2015/1/11 4:15 ★
- モバP「家の壁に穴が空いてしまった」 (560) - [41%] - 2016/4/5 16:00 ○
- 千早「我那覇さん、そのみかんとって」 (276) - [40%] - 2015/4/3 10:15 ★★★×5
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について