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元スレ垣根 「ほら、笑って笑って!」
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―――――――――
人が行き交う通りを麦野は走る
どこへ向かうでもない。ただ無我夢中に、逃げるように
その表情は焦燥や恐怖といったもので埋め尽くされていた
麦野 (クソッ、クソッ……!!)
麦野 (アイツに見られた……!)
アイツも気付いたかもしれない
私がずっとこんなことを繰り返してるのを――
どれくらい走ったのだろう、先程までいた電気屋の看板が随分遠くに見える
ここは町外れの広場のようだが、人は1人も見当たらない
人が行き交う通りを麦野は走る
どこへ向かうでもない。ただ無我夢中に、逃げるように
その表情は焦燥や恐怖といったもので埋め尽くされていた
麦野 (クソッ、クソッ……!!)
麦野 (アイツに見られた……!)
アイツも気付いたかもしれない
私がずっとこんなことを繰り返してるのを――
どれくらい走ったのだろう、先程までいた電気屋の看板が随分遠くに見える
ここは町外れの広場のようだが、人は1人も見当たらない
麦野は一端止まって息を整える
『アイテム』として活動していた時はこれ程疲れることはなかった
肌寒い気候にも関わらず、その身体には汗が滲む
それは走ったことによるものか、はたまた別の何かか…
少し休んだ後、麦野は広場をフラフラと歩き始める
――また1人になった
太陽がやや西へ傾く空をぼーっと見ながら、そんなことを考えていた
麦野 「…ざまぁねえな」
そう自嘲しながら、あの頃を思い返してみる
彼女が持つ数少ない“綺麗な”思い出を――
『アイテム』として活動していた時はこれ程疲れることはなかった
肌寒い気候にも関わらず、その身体には汗が滲む
それは走ったことによるものか、はたまた別の何かか…
少し休んだ後、麦野は広場をフラフラと歩き始める
――また1人になった
太陽がやや西へ傾く空をぼーっと見ながら、そんなことを考えていた
麦野 「…ざまぁねえな」
そう自嘲しながら、あの頃を思い返してみる
彼女が持つ数少ない“綺麗な”思い出を――
麦野 (よくファミレスに5人揃って行ったな)
麦野 (浜面に全員分のドリンクバー行かせて、その浜面を滝壺が応援して…)
麦野 (絹旗は映画の話ばっかして、フレンダはサバ缶食べてて…)
麦野 (ま、私もシャケ弁食べてたことあったけどね)
自然と顔が綻ぶのが分かる
血生臭い世界で生きる麦野にとって、あの時間は本当に楽しかった
あの瞬間は『友達』でいられた気がした
だがそれも、今は昔の話
麦野 (浜面に全員分のドリンクバー行かせて、その浜面を滝壺が応援して…)
麦野 (絹旗は映画の話ばっかして、フレンダはサバ缶食べてて…)
麦野 (ま、私もシャケ弁食べてたことあったけどね)
自然と顔が綻ぶのが分かる
血生臭い世界で生きる麦野にとって、あの時間は本当に楽しかった
あの瞬間は『友達』でいられた気がした
だがそれも、今は昔の話
身から出た錆
自分のしてきた事を思えば当然の結果だ
後悔先に立たず
人間とはいつも終わってから間違いに気付くものだ
現実に引き戻されると、再び表情は暗くなる
麦野 「何やってんだか…」
かつて仲間を地の果てまで追い回したかと思えば、今度は自分が仲間から逃げ回っている
無様だ、滑稽だ、と思い付く限りの罵言を自分に浴びせた
「おい」
麦野は足を止めた
後ろから聞こえたその声には聞き覚えがある
さっきまで隣ではしゃいでた男の声だ
麦野 「テメェ……」
垣根 「お前さ、今日俺の事一回も名前で呼んでないよな?」
垣根帝督って名前があるんだぜ?と目の前の男はおどけてみせる
麦野 「…何でついて来んだよ?」
垣根 「1人じゃ寂しいだろ?」
それは自分に向けてなのか、彼女に向けてなのか
この男は出会ってからこればかり言ってる
1人になるのを極端に嫌がるその姿は、自分の本心を映し出されているようだった
だからか、この男がとても憎らしく見える
垣根 「お前さ、今日俺の事一回も名前で呼んでないよな?」
垣根帝督って名前があるんだぜ?と目の前の男はおどけてみせる
麦野 「…何でついて来んだよ?」
垣根 「1人じゃ寂しいだろ?」
それは自分に向けてなのか、彼女に向けてなのか
この男は出会ってからこればかり言ってる
1人になるのを極端に嫌がるその姿は、自分の本心を映し出されているようだった
だからか、この男がとても憎らしく見える
麦野 「いい加減にしろよ、こっちはもううんざりしてんだよ!」
垣根 「少し落ち着けって」
麦野 「うるせぇ!これ以上付きまとうんじゃねぇ!」
調子を崩さない垣根に麦野はますます苛立つ
垣根 「なあ、麦野…」
直後、一筋の閃光が垣根の顔を横切る
麦野 「……うるせぇっつってんのが聞こえねぇのかああああああ!!!!」
怒髪天を衝くとはこの事を言うのだろう
麦野の周りにポツポツ浮かぶ光が矢となって垣根に放たれる
今度はその身体を射抜く為に
垣根 「……」
垣根は黙ったままその場から動かない
その背中には天使を彷彿とさせる純白の羽が6枚
垣根 「少し落ち着けって」
麦野 「うるせぇ!これ以上付きまとうんじゃねぇ!」
調子を崩さない垣根に麦野はますます苛立つ
垣根 「なあ、麦野…」
直後、一筋の閃光が垣根の顔を横切る
麦野 「……うるせぇっつってんのが聞こえねぇのかああああああ!!!!」
怒髪天を衝くとはこの事を言うのだろう
麦野の周りにポツポツ浮かぶ光が矢となって垣根に放たれる
今度はその身体を射抜く為に
垣根 「……」
垣根は黙ったままその場から動かない
その背中には天使を彷彿とさせる純白の羽が6枚
麦野の『原子崩し』は鋼鉄を紙同然に貫く程の威力を持っている
生身の人間が直撃すれば原型を保つのも難しい
しかし、目の前の男はたった6枚の羽で麦野の何十もの光の矢を防ぎきっていた
未元物質の前ではそんな常識も覆される
第二位と第四位では実力に差がありすぎるのだ
そんなことは麦野自身が一番理解していた
それでも、怒りを抑えられずにはいられない
攻撃は更に激しさを増す
麦野 「私もテメェも、所詮はクズなんだよ!!」
麦野 「どんなきたねえ事もしてきた!虫けらのように人を殺した!」
麦野 「なのに、今更まともな人生を歩む?出来る訳ねぇだろ!!」
同じ『闇』に生きる身でありながら、何故お前は光に満ち溢れている?
何故お前はそんなに笑っていられる?
私はこんなに苦しんでいるのに、何故……
――気付けば麦野は攻撃を止めていた
立ち込める煙が晴れると、そこにはさっきと変わらない様子で垣根が立っていた
彼が避けなかったお陰で周囲の物は1つも壊されずに済んだのだ
垣根 「……」
麦野から殺気を感じなくなると、背中の羽は消えた
肩で息をする彼女に、垣根はゆっくりと歩み寄る
垣根 「落ち着いたか?」
麦野 「……」
垣根 「……全部聞いた」
麦野 「……」
観念したかのように、麦野はぽつりぽつりと話し始めた
麦野 「笑っちまうよな、全部自分が撒いた種だってのに……」
麦野 「アイツらは許してくれるって言ってたけど、私は私を許せない」
麦野 「私には、許してもらう資格なんてないのよ」
麦野 「なのに…!」
突如、麦野は垣根の胸ぐらを両手で掴んだ
今にも噛みつきそうな目で睨みながら、思い思いをぶつける
麦野 「何でテメェはそんなに笑っていられんだ!!」
麦野 「ムカつくんだよ、『表』の人間みたいなこと考えやがって!」
麦野 「過去が帳消しになるとでも思ってんのかよ!?」
麦野 「今までやったことを忘れたのかよ!?」
麦野 「アイツらは許してくれるって言ってたけど、私は私を許せない」
麦野 「私には、許してもらう資格なんてないのよ」
麦野 「なのに…!」
突如、麦野は垣根の胸ぐらを両手で掴んだ
今にも噛みつきそうな目で睨みながら、思い思いをぶつける
麦野 「何でテメェはそんなに笑っていられんだ!!」
麦野 「ムカつくんだよ、『表』の人間みたいなこと考えやがって!」
麦野 「過去が帳消しになるとでも思ってんのかよ!?」
麦野 「今までやったことを忘れたのかよ!?」
麦野には垣根が輝いてみえた
今まで手に入れられなかった物を得るために前へ進むその姿が、羨ましかったのだ
……だから否定したかった
『闇』を忘れ、『光』を求めようとする垣根<じぶん>を――
麦野 「出来ねぇよ、出来る訳がねぇ!」
麦野 「私には、もう何も……」
彼女は俯くと、それから何も喋らなくなった
少しの間、沈黙が訪れる…
垣根 「……お前自身はどうなの?」
えっ?と声にならない声を漏らす麦野
垣根 「資格はないだの出来ないだの言ってっけど、それって決め付けてるだけじゃね?」
垣根には麦野の気持ちが痛いほど分かる
何故なら、以前の自分がそうだったから
自分のような人間が『光』を求めてはいけないと、言い聞かせてきたから――
垣根 「…忘れる訳ねえよ。俺もお前も、その罰は充分受けただろ?」
この罪はこれからも背負っていく
それが『闇』を生きた自分達のケジメだ
垣根 「……だから、そろそろ前見て歩かねえか?」
垣根 「後ろばっか見てると、目の前の幸せを掴み損ねるぜ?」
垣根 「資格はないだの出来ないだの言ってっけど、それって決め付けてるだけじゃね?」
垣根には麦野の気持ちが痛いほど分かる
何故なら、以前の自分がそうだったから
自分のような人間が『光』を求めてはいけないと、言い聞かせてきたから――
垣根 「…忘れる訳ねえよ。俺もお前も、その罰は充分受けただろ?」
この罪はこれからも背負っていく
それが『闇』を生きた自分達のケジメだ
垣根 「……だから、そろそろ前見て歩かねえか?」
垣根 「後ろばっか見てると、目の前の幸せを掴み損ねるぜ?」
自分が人間である以上、生きてくしかない
引き返すことの出来ない旅路の中でどれだけ躓き転び、後悔するのだろう
もしかしたら、突然道が閉ざされるかもしれない
垣根 「お前にもチャンスはあるんだよ、これからの人生を変える……な」
だから歩こう、道が続く限り――
だから生きよう、悔いのないように――
垣根 「そろそろ、自分に素直になろうぜ?」
引き返すことの出来ない旅路の中でどれだけ躓き転び、後悔するのだろう
もしかしたら、突然道が閉ざされるかもしれない
垣根 「お前にもチャンスはあるんだよ、これからの人生を変える……な」
だから歩こう、道が続く限り――
だから生きよう、悔いのないように――
垣根 「そろそろ、自分に素直になろうぜ?」
麦野 「……っ!」
肩が震え、襟を掴む手に力が入る
――自分に素直になろうぜ?
麦野 「似合わねえこと言いやがって……」
本当にいいのだろうか?
もう自分を殺さなくていいのだろうか?
こんな自分が、幸せを望んでもいいのだろうか?
麦野 「………たい」
ならば、今日からは――
麦野 「また……皆…と…」
ほんの少し――
麦野 「また皆と、一緒に戻りたい……!!」
素直に生きてみよう――
肩が震え、襟を掴む手に力が入る
――自分に素直になろうぜ?
麦野 「似合わねえこと言いやがって……」
本当にいいのだろうか?
もう自分を殺さなくていいのだろうか?
こんな自分が、幸せを望んでもいいのだろうか?
麦野 「………たい」
ならば、今日からは――
麦野 「また……皆…と…」
ほんの少し――
麦野 「また皆と、一緒に戻りたい……!!」
素直に生きてみよう――
麦野 「勝手なのは分かってる……」
麦野 「でも私には、あそこしかないんだよ!」
麦野 「絹旗が、滝壺が、浜面が、フレンダが、皆がいる『アイテム』しかないんだよ!!」
麦野 「もう…独りは嫌だ……!」
垣根 「……それが、お前のホントの気持ちか?」
麦野 「……」 コクリ
垣根 「そうか……」
垣根 「…聞いたか?」 ニヤリ
麦野 「えっ…?」
麦野が顔を上げると、垣根の後ろにはかつての仲間が立っていた
麦野 「み、みんな……!?」
絹旗 「……麦野、もういいです」
絹旗 「これ以上、自分を超責めないで下さい…!」
浜面 「俺達だって、麦野がいないと寂しいんだぜ?」
浜面 「フレンダも、今のお前を見たら絶対悲しむ」
滝壺 「私達に居場所をくれたのはむぎのだよ?」
滝壺 「ねえ、帰ってきてよ……」
麦野 「……いいの?」
麦野 「だって…私、み…皆を………傷つけて……」
絹旗 「当たり前じゃないですか!だって、私達……」
絹旗 「――『友達』ですよ?」 ポロポロ
麦野 「……っ!!」 ジワ
麦野 「うわあああああん!!」 ダキッ
絹旗 「麦野…ヒック…帰って…グスッ……来てくれるんですね?」 ギュッ
麦野 「うん…うん……!!」 ボロボロ
麦野 「グスッ……むぎの…!」 ギュッ
絹旗 「……麦野、もういいです」
絹旗 「これ以上、自分を超責めないで下さい…!」
浜面 「俺達だって、麦野がいないと寂しいんだぜ?」
浜面 「フレンダも、今のお前を見たら絶対悲しむ」
滝壺 「私達に居場所をくれたのはむぎのだよ?」
滝壺 「ねえ、帰ってきてよ……」
麦野 「……いいの?」
麦野 「だって…私、み…皆を………傷つけて……」
絹旗 「当たり前じゃないですか!だって、私達……」
絹旗 「――『友達』ですよ?」 ポロポロ
麦野 「……っ!!」 ジワ
麦野 「うわあああああん!!」 ダキッ
絹旗 「麦野…ヒック…帰って…グスッ……来てくれるんですね?」 ギュッ
麦野 「うん…うん……!!」 ボロボロ
麦野 「グスッ……むぎの…!」 ギュッ
ヒック、エグッ……
垣根 (……幸せ者が) フッ
浜面 「…垣根、本当にありがとう」 ペコッ
垣根 「何頭なんか下げてんだ?」
浜面 「お前のお陰で、また皆が揃う事が出来たんだ」
垣根 「素直になれば?って言っただけで、直接的な事は何もしてねえぞ?」
浜面 「あの麦野の心を動かしたのはお前だ、礼を言わずにはいられねえよ」
垣根 「あっそ…」
麦野 「ねえ…」
絹旗 「何ですか?」
麦野 「今からフレンダのところへ行かない?」
麦野 「皆がまた1つになれたのを見せたいの…」
滝壺 「……いいよ」
麦野 「他の皆は?」
絹旗 「超賛成です!」
浜面 「そうだな、行こうぜ」
垣根 「俺もついてっていいか?」
麦野 「アンタも来るの?」
垣根 「ダメか?」
麦野 「……そんなことないわ」 クスッ
―――――――――
~町外れの岬~
麦野 「フレンダ…」
麦野 「私、今日から前を見て生きることにしたわ」
麦野 「自分の人生を悔いのないように……」
麦野 「勿論、この罪も背負ってくつもりよ」
麦野 「……」
麦野 「今、すごく幸せなの」
麦野 「私の周りには『友達』がたくさんいる」
麦野 「フレンダだってその1人」
麦野 「『アイテム』がまたこうして1つになれて良かった…」
麦野 「これからもよろしくね、フレンダ――」
浜面 「…これでフレンダも安心しただろうな」
絹旗 「もしかしたら、ひょっこり出てくるかもしれませんよ?」
滝壺 「いつ来てもいいように、サバ缶買っておかないとね」
アハハハハ
垣根 「いい絵だなぁ……」 ジーン
垣根 「こういうのが欲しかったんだよ、俺は……」
~町外れの岬~
麦野 「フレンダ…」
麦野 「私、今日から前を見て生きることにしたわ」
麦野 「自分の人生を悔いのないように……」
麦野 「勿論、この罪も背負ってくつもりよ」
麦野 「……」
麦野 「今、すごく幸せなの」
麦野 「私の周りには『友達』がたくさんいる」
麦野 「フレンダだってその1人」
麦野 「『アイテム』がまたこうして1つになれて良かった…」
麦野 「これからもよろしくね、フレンダ――」
浜面 「…これでフレンダも安心しただろうな」
絹旗 「もしかしたら、ひょっこり出てくるかもしれませんよ?」
滝壺 「いつ来てもいいように、サバ缶買っておかないとね」
アハハハハ
垣根 「いい絵だなぁ……」 ジーン
垣根 「こういうのが欲しかったんだよ、俺は……」
垣根 「そうだ!おい浜面、カメラ貸せ!」 バッ
浜面 「どうした?」
垣根 「お前らを撮ってやる」 カチャカチャ
麦野 「え?」
垣根 「じゃあ皆そこに並べ~」
滝壺 「むぎの、撮って貰おう?」 グイ
麦野 「ちょ、ちょっと待って!」
浜面 「そりゃいいや、『アイテム』復活記念だな!」
絹旗 「超可愛く撮って下さいねー!」
麦野 「し、仕方ないわねー」
浜面 「どうした?」
垣根 「お前らを撮ってやる」 カチャカチャ
麦野 「え?」
垣根 「じゃあ皆そこに並べ~」
滝壺 「むぎの、撮って貰おう?」 グイ
麦野 「ちょ、ちょっと待って!」
浜面 「そりゃいいや、『アイテム』復活記念だな!」
絹旗 「超可愛く撮って下さいねー!」
麦野 「し、仕方ないわねー」
彼の思い出の記念すべき第1枚目は、“5人”の少女達の新たな出発を祝福するものだった
夕日に照らされた顔は、どれも満面の笑みで溢れている
麦野 (全く、今日はコイツに振り回されてばっかだわ……)
麦野 「――ありがとう、垣根」 ボソッ
こうして、垣根の思い出作りの日々は始まりを告げた
それと同時に、残された3ヶ月の1日目が終わりを迎える――
垣根 「ほら、笑って笑って!」
今日はこれで終了です
書き溜めがほとんどなくなってしまいました…
GWは多忙なんでどれくらい書けるやら
次回は金曜日の22時を予定してます
読んで下さってる皆さんに感謝の正拳突き!
書き溜めがほとんどなくなってしまいました…
GWは多忙なんでどれくらい書けるやら
次回は金曜日の22時を予定してます
読んで下さってる皆さんに感謝の正拳突き!
全俺が泣いた
ついに1日目がすぎちまったのか。こんなかっこいいていとくんは見たこと無い…
次はどんな出会いが待っているのか…期待してますぜ。
ついに1日目がすぎちまったのか。こんなかっこいいていとくんは見たこと無い…
次はどんな出会いが待っているのか…期待してますぜ。
最近垣根くん関係の良作がいっぱいだ・・・
このスレのせいで垣根くんを見ると心が痛いぜ
このスレのせいで垣根くんを見ると心が痛いぜ
>>133
はまづらも少女だったみたいだな
はまづらも少女だったみたいだな
>>135
そっちのほうがオカルトだなwwwwww
そっちのほうがオカルトだなwwwwww
良い話の所水を差すようで悪いんだが、>>120最後の台詞は絹旗の台詞?
>>138
滝壺。絹旗なら「麦野」
滝壺。絹旗なら「麦野」
これはやばい
ていとくんギャグっぽいのも悪役のもいいキャラしてるけどこういう爽やかのを待ってた
超支援
ていとくんギャグっぽいのも悪役のもいいキャラしてるけどこういう爽やかのを待ってた
超支援
―――――――――
―――――
―――
11月21日(日)
~自宅~
垣根 「うーん……」 ムクッ
垣根 「もう9時か…」 ボー
垣根 「……?」
垣根 (何だこりゃ?勝手に演算なんかしてやがる)
垣根 (アレイスターが言ってたあれか……)
垣根 (俺が死ぬまでの期間とか演算してんのかもな) フッ
垣根 「…さて、準備でもするか」 ノビー
―――――
―――
11月21日(日)
~自宅~
垣根 「うーん……」 ムクッ
垣根 「もう9時か…」 ボー
垣根 「……?」
垣根 (何だこりゃ?勝手に演算なんかしてやがる)
垣根 (アレイスターが言ってたあれか……)
垣根 (俺が死ぬまでの期間とか演算してんのかもな) フッ
垣根 「…さて、準備でもするか」 ノビー
―――――――――
~ファミレス~
絹旗 「昨日はあのあと超遊びっぱなしでしたね」
浜面 「ファミレス行ってボーリング行ってカラオケ行って……なかなかハードたったな」
麦野 「……」 ジー
滝壺 「昨日の写真?」 ヒョコ
麦野 「そっ、垣根がすぐに現像してくれたのよ」
絹旗 「超見たいです!」
麦野 「みんないい顔で笑ってるわよ」 ピラッ
浜面 「ホントだ、みんな笑ってる」 フッ
滝壺 「みんな笑ってるね」 クスッ
絹旗 「はい、みんな笑ってます」 ニヤニヤ
麦野 (こんな顔して笑ったの初めてかもね…)
麦野 (今度、アイツになんかお礼をしないと)
~ファミレス~
絹旗 「昨日はあのあと超遊びっぱなしでしたね」
浜面 「ファミレス行ってボーリング行ってカラオケ行って……なかなかハードたったな」
麦野 「……」 ジー
滝壺 「昨日の写真?」 ヒョコ
麦野 「そっ、垣根がすぐに現像してくれたのよ」
絹旗 「超見たいです!」
麦野 「みんないい顔で笑ってるわよ」 ピラッ
浜面 「ホントだ、みんな笑ってる」 フッ
滝壺 「みんな笑ってるね」 クスッ
絹旗 「はい、みんな笑ってます」 ニヤニヤ
麦野 (こんな顔して笑ったの初めてかもね…)
麦野 (今度、アイツになんかお礼をしないと)
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