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元スレほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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スレタイに惹かれて最初から一気読みしたが、これはなかなか重い展開。
>1を見た時点では前回マミ@まどかボディとまどか本物との間で
揺れ動くほむらとかいう展開かと思ったら甘かったぜww
>マミ「ほむらさん。大好きよ。私、あなたを好きになれてよかったわ……」
このマミさんはある意味幸せな死に方だったかも?
銃口をまどかに向けたのは、躊躇ってたほむらに撃たせる為だったとも取れるし。
しかし、ほむらと一緒に過去に行くまどかはあくまで魔法少女にならないんだろうか?
それだと既に病み気味なまどかが更にやばそうだ。
一体どうなるのか続編を楽しみにしてます。
>1を見た時点では前回マミ@まどかボディとまどか本物との間で
揺れ動くほむらとかいう展開かと思ったら甘かったぜww
>マミ「ほむらさん。大好きよ。私、あなたを好きになれてよかったわ……」
このマミさんはある意味幸せな死に方だったかも?
銃口をまどかに向けたのは、躊躇ってたほむらに撃たせる為だったとも取れるし。
しかし、ほむらと一緒に過去に行くまどかはあくまで魔法少女にならないんだろうか?
それだと既に病み気味なまどかが更にやばそうだ。
一体どうなるのか続編を楽しみにしてます。
>>201
いやここでこのまどかが魔法少女になったら本末転倒だろ
魔女になったら多分過去のまどかが魔法少女にならない限り誰も勝てないんだぜ
そして過去まどかがそれで魔法少女になったらまどか二人分契約したQBさん大勝利じゃなイカ
いやここでこのまどかが魔法少女になったら本末転倒だろ
魔女になったら多分過去のまどかが魔法少女にならない限り誰も勝てないんだぜ
そして過去まどかがそれで魔法少女になったらまどか二人分契約したQBさん大勝利じゃなイカ
っていうかまどかを過去に連れてったら
ほむらが一定の時間軸を繰り返してるっていう事実が早々QBにバレることになるよね
ほむらが一定の時間軸を繰り返してるっていう事実が早々QBにバレることになるよね
グレートヒェンを生み出したらアウトだろうね。
4周目のまどかの願いがワルプルギスを一撃で倒せる力を
→速攻でソウルジェム濁りきって魔女化だったと思われるから、
この過去へ行くまどかがもし魔法少女になるなら
「ほむらちゃんに守られる私じゃなくて、ほむらちゃんを守る私になりたい」
あたりの願いにしておくのが無難かな。
4周目のまどかの願いがワルプルギスを一撃で倒せる力を
→速攻でソウルジェム濁りきって魔女化だったと思われるから、
この過去へ行くまどかがもし魔法少女になるなら
「ほむらちゃんに守られる私じゃなくて、ほむらちゃんを守る私になりたい」
あたりの願いにしておくのが無難かな。
>>205
その場合、「ほむほむ以外」はどうなるか……
その場合、「ほむほむ以外」はどうなるか……
遅ればせながら乙乙
半端なハッピーエンド書いてると、
こういう救いのないやつ書きたくなる
半端なハッピーエンド書いてると、
こういう救いのないやつ書きたくなる
まどか『ほむらちゃんはわたしのために、ずっと苦しんできたんでしょ?』
まどか『ほむらちゃんがまた戻って戦ってるって知りながら、
この先ほむらちゃんの居ない世界で生きてくなんて無理だよ』
まどか『今までほむらちゃんが救おうとしてくれた沢山のわたしの分、
わたしはほむらちゃんを助けたいんだ――』
―――――
―――
目を覚ます。
よく知った病室の天井が見える。
ベッドから降りてすぐ、ほむらは魔法少女に変身した。
そして盾のある左腕を前に上げ、格納してたものを吐き出させた。
「きゃん!」
ほむら「あ、ごめんなさい……」
まどか「あれ? ここは?」
ほむら「私が転校する一週間前の病院よ」
まどか「本当に戻ったの?」
ほむら「そうよ」
まどか「すごーい」
結局まどかを連れて過去に戻った。
あの時間軸では確かにまどかの魔法少女化を阻止しできた。
これは快挙と言っていい。
だが、代わりにあの街の全てを失ってしまった上に、
ワルプルギスの夜を倒せず取り逃がしてしまったのだ。
ましては、一旦は引いたQBは『今は仕方ない』と言っていた。
後からまどかを狙ってくることは明らかだ。
ほとんど天涯孤独となってしまったまどかをそんな世界に置き去りには出来なかった。
いや、二人で残ってその世界で生きるという選択肢もあった筈だ。
だが、まどかの『やり直せる可能性がある限り諦められない』という言葉に、
ほむらは逆らえなかった。
TV放送最終回を見たらモチベーションを全部持ってかれそうな気がするので、
小出しにして続ける為の足枷にしておこうと思った。
小出しにして続ける為の足枷にしておこうと思った。
ほむら「あなたはこの世界に本来存在しない人間なのだから行動には注意して」
まどか「判ってるよ」
ほむら「特に、知り合いに会ってしまうと、この時間軸のまどかが困ったことになるから」
まどか「判ってるって、ほむらちゃんは心配性だなー」
本当に判っているのだろうか? ほむらは心配だった。
とりあえず退院手続きの間はどこかに隠れててもらって、
あとで合流して一緒に帰ることにした。
だけどこの子は早速やってくれた。
さやか「ま、まどか? 何事なの?」
まどか「うぁぁぁぁん、さやかちゃん、さやかちゃん!」
おそらく幼馴染のお見舞いに来た美樹さやか。
それに思いきり抱きついていたのだ。
ほむら(なにやってるのよ!
今私が出て行ったらもっと面倒なことになるというのに……)
さやか「よしよし、どうどう!」
まどか「うっ、ひっく……」
さやか「なにがあったか言ってごらん。
あんたの親友のさやか様が何でも聞いてあげるから」
まどか「え……? えーっと……」
ほむら「……」
まどかはほむらの視線に気付いたようだ。
さやか「うんうん?」
まどか「な、なんでもないよ?」
さやか「ズコーーッ! 何でもないわけあるかい!」
まどか「さやかちゃん、口で『ズコーーッ』って言うの変だよ?」
さやか「何だと! どの口が言うかな? この口か?」
まどか「はやひゃひゃうはひゃひひぇ」
そろそろほむらは苛立ってきた。
さやか「結局なんなだったのよ」
まどか「ちょっとふざけてみたくなっただけだよ。いまマイブームなの」
さやか「どんなブームよ? まあいいや。
でも本当に何かあったら相談してよねあたしまどかの親友なんだからさ」
まどか「わかってるよ。さやかちゃんありがとね」
さやか「え? いや、うん。まかせな!」
そしてまどかが先に帰るといって、美樹さやかとは別れた。
ほむら「あなた、言った事忘れたの?」
まどか「ほむらちゃん怖いよ」
ほむら「一つのイレギュラーな行動で、この先何がどう変わるか判らないのよ。
お願いだからもっと慎重に行動して」
まどか「うん。判ってるよ。でも生きてるさやかちゃん見たら我慢できなくて……」
ほむら「そういうことなら、まどかには盾の中に入っててもらった方がいいのかしら?」
まどか「ひ、ひどいよ。そんなのってないよ」
ほむら「だったら!」
まどか「これから気をつけるから、ね?」
ほむら「はぁ……」
目前で親しい友人の死を目撃し、その後、更になす術も無く周りの全てを失ったまどかである。
気丈に振舞ってはいるが、状況的にまともな精神状態であるはずがない。
だが、ほむらがそのことを忘れてしまいそうになるほど彼女は元気で、その表情は明るかった。
お疲れ様でした。
願わくば彼女たちに幸のあらんことを・・・・・・・。
願わくば彼女たちに幸のあらんことを・・・・・・・。
まどかの死体と一緒に供養したんじゃない?
ってかほっとくと危険だしやっぱり割ったのかな
乙です
ってかほっとくと危険だしやっぱり割ったのかな
乙です
QBが最初にまどかと接触する日、その夜のこと。
ほむら「これから、QBを阻止しに行くから」
まどか「あ、わたしも行く!」
ほむら「あなたが来てどうするの。この時間軸のあなたに会いに行くのよ」
まどか「うん。何も知らない過去のわたしにわたしから言ってあげないと」
ほむら「いきなり自分と同じ顔の子が現れたら怪しく思うでしょ?」
まどか「それは同じだよ」
ほむら「同じって?」
まどか「ほむらちゃんだってあの時すごく怪しかったよ?」
ほむら「そりゃ……」
まどか「わたしだったら知らない人より知ってる人の方が安心すると思うな」
ほむら「知ってるって、自分と同じ顔じゃおかしいでしょ!」
まどか「大丈夫だよ。ちゃんと未来から来たまどかだって言うから」
ほむら「だ、駄目に決まってるでしょ!」
まどか「どうして?」
ほむら「信じるわけ無いわ」
まどか「信じるよ」
ほむら「どうしてそんなに自信がありそうに言うの?」
まどか「だってわたしなんだよ。わたしのことはわたしが一番わかるもん」
ほむら(はあ……)
心の中で、ほむらはため息をついた。
つまるところ、何を言われようと付いて来る気だ。
ほむら「……判ったわ。じゃあ連れて行くから」
まどか「やった!」
ほむらは変身して盾のある左手を差し出した。
ほむら「あなたはここよ」
まどか「え」
ほむら「あなたの存在をなるべくQBに知られたくないの。使えるカードは
残しておきたいから」
まどか「……わ、わかったよ」
まどかの部屋の窓の外でQBを待ち伏せし、進入する前に葬った。
初回は想定外の事態だからなのか、どの時間軸でもQBはすぐには復活しない。
まどか『ほむらちゃん!』
ほむら「……まどかは出てこないで」
まどか『それってずるいよ、わたしにもお話させて!』
ほむら「静かにして。こちらのまどかに気付かれるわ」
「だれ?」
ほむら「ほら見なさい」
まどか『お話しするんでしょ? 出してよ』
「誰なの?」
まどか『あ、わたしわたし!」
ほむら「あ、こらっ!」
まどかは強引に収納空間から這い出してきてしまった。
ほむら(しょうがないわね……)
ほむらは窓辺に立って、部屋の中のまどかに向かって言った。
ほむら「……鹿目まどか。あなたに奇跡を約束して取り入ろうとするものが現れても、
決して言いなりになってはだめ」
「え……?」
まどか「そんな言い方じゃだめだよ。怖がってるよ?」
ほむら「あなたは黙ってて。もう行くわよ」
「あ、あの?」
まどか「怖がらせちゃってごめんねー」
「き、奇跡とか言いなりとか、何の話なの?」
まどか「わたしはまどか。未来の世界からあなたに大事なことを教えに来たの!」
「み、みらい!?」
ほむらは窓辺に立って、部屋の中のまどかに向かって言った。
ほむら「……鹿目まどか。あなたに奇跡を約束して取り入ろうとするものが現れても、
決して言いなりになってはだめ」
「え……?」
まどか「そんな言い方じゃだめだよ。怖がってるよ?」
ほむら「あなたは黙ってて。もう行くわよ」
「あ、あの?」
まどか「怖がらせちゃってごめんねー」
「き、奇跡とか言いなりとか、何の話なの?」
まどか「わたしはまどか。未来の世界からあなたに大事なことを教えに来たの!」
「み、みらい!?」
ほむらがあの瞬間『あちゃー』と思ったのは言うまでもない。
いきなりドタバタと現れて訳のわからないことを言った上に、
図々しくも中に入れてと要求する二人を、
クッション
こちらのまどかはあろうことか受け入れて座布団まで用意した。
これには無防備すぎるとほむらの方が心配になったのだが。
もちろん中に入れてと言ったのは未来から来た方のまどかだ。
「暁美さん?」
まどか「そうだよ。それでわたしがまどかだよ」
ほむら「ちょっと、せめて名前を変えるとか、もっとやりようは無いの?」
まどか「うーん、じゃあ考える」
まどか「まどかさん?」
まどか「そうだよ」
まどか「わたし、なんだよね?」
まどか「うん」
まどか「じゃあ同じ鹿目まどか?」
まどか「えーと、じゃあ『まどまど』」
まどか「え」
まどまど「まどまど、だよ?」
まどか「呼びにくいよ。『まどかさん』じゃダメ?」
まどまど「うーん。まあそれでも良いけど」
まどか「わたしもまどかだよ」
まどまど「そうだね、まどかちゃん」
ほむら「やめなさい。紛らわしい」
まどまど「えー」
ほむら「名前はもう良いわ。どうせもう会うこともないでしょうし」
まどまど「あー、それずるいよ。ほむらちゃん学校で会えるんでしょ?
わたしももっとまどかちゃんに会いたいよ」
ほむら「必要ないでしょ」
まどまど「あるよ」
ほむら「話をややこしくしないで」
まどか「仲良いんですね」
ほむら「え」
この時間軸のまどかはなにやら笑っていた。
すまん改正する
ほむらが前の時間軸から連れてきたまどか=“まどか。”
この時間軸のまどか=“まどか”
ほむらが前の時間軸から連れてきたまどか=“まどか。”
この時間軸のまどか=“まどか”
まどか。「じゃあ親睦も深めたことだし。お話、しよっか?」
ほむら「……そうね」
といっても、どこまで話して良いものか。
あまり沢山話してもついてこれないであろうし。
まどか「……魔法少女?」
まどか。「そうだよ。ほむらちゃんはそうなんだよ」
とりあえず、重要なキーワードについて説明をした。
願い事、QB、魔法少女、そして魔女。
魔女は呪いを撒き散らす存在で、それを倒すことが出来るのは魔法少女しかいないということ。
一つの願い事と引き換えにQBと契約して魔法少女の力と魔女との戦いの運命を得るのだと。
などだ。
いずれQBが勧誘に来るであろうことも話しておいた。
まどか「わたしもなれるんだよね? その魔法少女に」
まどか。「だめだめ。上手い話には必ず裏があるんだよ」
ほむら「あなたの口からそんな台詞が聞けるなんてね」
まどか。「ほむらちゃん話の腰折らないでよ」
ほむら「だって、あなたは何回私の忠告を無視したと思っているの?」
まどか。「それってわたしじゃないでしょ? わたしは契約しなかったよ」
ほむら「そ、そうだったわね」
まどか「あの?」
まどか。「ごめんね。何処までお話したっけ?」
まどか「ええと『裏がある』ってところ」
まどか。「そうだった。えーと、ほむらちゃん?」
ほむら「なあに?」
まどか。「ソウルジェム見せて」
ほむら「いいわよ」
ほむらは指輪状のソウルジェムを手のひらで宝石形態に変化させた。
まどか。「これがほむらちゃんのソウルジェム」
まどか「きれい……」
まどか。「これが魔法少女になった女の子が契約によって生み出す魔法の力の源、
って説明なんだけど……」
まどか。「実はここに込められてるのは魔法の力じゃなくって、
ほむらちゃんの魂そのものなの」
まどか「えぇ!?」
まどか。「酷いよね。QBは契約のときそんなこと教えてくれないんだよ?」
まどか「本当、なんですか?」
まどか。「そうだよ。身体は、なんだっけ外付けの……?」
ほむら「『ハードウェア』でしょ」
まどか。「あ、そうそれ。だから、例えばわたしがこのソウルジェム奪っちゃっうと……」
ほむら「あっ!」
いきなり、ほむらの手からソウルジェムが手から奪われた。
まどか。「こっちが本当のほむらちゃんなの」
ほむら「ちょっと、やめて」
まどか。「それで、身体から遠くにやっちゃうと、ほむらちゃん動けなくなっちゃうんだよ」
ほむら「嫌なこと思い出すから返して!」
そう言ってソウルジェムを取り返した。
前の時間軸でほむらからソウルジェムを奪い逃走したのも『このまどか』なのだ。
まどか。「ごめんごめん」
まどか「……」
自分で書いといてあれだけど、台詞冗長だ。
なんか原作ストックが足りなくてシーン引き伸ばしてるアニメ見てる気分になってきた。
なんか原作ストックが足りなくてシーン引き伸ばしてるアニメ見てる気分になってきた。
ほむら「私はあなたに魔法少女にならないで欲しいの」
まどか。「いきなりこんな話、わからないよね?」
ほむら「……突然来てこんな突拍子も無いことを話してる私たちのことを、
あなたは信じられないかもしれないけれど、
これからあなたに降りかかる事の真実の一部なのよ。覚えておいて」
まどか(この時間軸)はかなり面食らった顔をしていた。
だが話した通りこれはまだ全部ではない。
その時、部屋の外から声が聞こえた。
マドカパパ
鹿目知久「まどか、誰か来てるのかい?」
ほむら「今日はここまでのようね」
まどか。「そうだね。じゃ、また来るからね」
まどか「あっ……」
ほむらは早々に時間を停止して、
ほむらが連れてきた方のまどかを盾の収納空間に回収し、部屋から脱出した。
最終回放送まで待てばいいんじゃね?
どう転んでも気にすること無い
どう転んでも気にすること無い
まどか。「わたしもついていかせて」
ほむら「危険だから駄目よ」
まどか。「埋め合わせするっていったもん」
先日、この時間軸のまどかに説明に行った時の話。
帰りにほむらは断り無くこのまどかを収納空間に詰め込んだのだが、
そのことについて彼女がご立腹で、
『あとで埋め合わせするから』とほむらは謝っていた。
その『埋め合わせ』を盾にまどかが我侭を言い出したのだ。
『ついていく』とは魔女狩りの話。
学校へ行く日までの約一週間。この期間は、QBの行動阻止もあるが、
魔女狩りをしてグリフシードを確保しておく必要もあった。
最終回を見たら
1 モチベ全部持っていかれて書けなくなる
2 斜め上を行かれて別の話が書きたくなる
どっちも駄目じゃん
1 モチベ全部持っていかれて書けなくなる
2 斜め上を行かれて別の話が書きたくなる
どっちも駄目じゃん
ほむら「この中でいいのなら良いわよ。でもそうじゃなかったら連れて行けないわ」
変身してからそう言って左手の盾を見せた。
まどかは基本的に収納されることを嫌がる。
だから、これは遠まわしに「連れて行かない」と言ったつもりなのだが、
まどか。「え、良いの?」
ほむら「え」
まどか。「やった!」
ほむら「ちょっと、そんな……」
まどか。「えー、嘘ついたの?」
ほむら「危険だって言ってるでしょ?」
まどか。「だからだよ。ほむらちゃんのことが心配なの。だめかな?」
ほむら(そんな上目遣いで見つめられても……)
まどか。「邪魔はしないから。ね?」
ほむら「……勝手に出てこないって約束してくれる?」
まどか。「するよ。そばにいて応援してるだけで良いから」
ほむら「はぁ……。判ったわ」
格納空間で比較的安全とはいえまどかを連れているので、
あまりてこずる魔女には当たりたくなかった。
ほむらはこの時期に発生してる魔女は大体把握している。
だから、違う時間軸でも倒したことのある、
なるべく問題の無いヤツを選んだつもりだったのに。
マミ「あら、先を越されちゃったわね」
ほむら「……」
巴マミと遭遇してしまった。
この時間軸では遭遇したのは初めてだ。
まどか。『ま、マミさん!?』
ほむら(大人しくしてなさい)
まどかが騒ぐので静かにするように嗜める。
マミ「そんなに警戒しないで。別にあなたが今拾った物を奪う気はないわ」
ほむら「そう。なら、これで失礼するわ」
前回のことを忘れたわけじゃない。
あの壊れた巴マミの様子がオーバーラップする。
ほむらは彼女の姿を見ないようにして立ち去ろうとした。
今はまだ巴マミとの接触は避けたかったのだ。
でも彼女はほむらの背中に声をかけた。
マミ「待って」
ほむら「なに?」
マミ「あなた変わってるのね」
ほむら「何のこと?」
マミ「普通こういう時は争いになるものよ」
ほむら「あなたは私と戦いたいの?」
マミ「いいえ」
ほむら「なら良いじゃない」
マミ「縄張りを奪いに来たんじゃないんだ?」
ほむら「あなたにやる気がないのなら、事を構える気はないわ」
マミ「だったら、あなたとは仲良く出来そうだわ。どうかしら? この後お茶でも」
まどか『いかなきゃ駄目だよ! マミさんと仲良くして!』
ほむら(静かにして!)
マミ「?」
ほむら(はぁ……)
どうも調子を崩されっぱなしなほむらであった。
ほむら「今日はまだやる事があるの。またの機会にしてくださらない?」
マミ「そう。残念だわ。ところでもしかして、やる事って他の魔女を狩ることかしら?」
ほむら「だったらどうするの?]
マミ「付いていっていい?」
ほむら「何で?」
マミ「あなたに興味が沸いたわ」
ほむら「……」
マミ「何で、ってことなら、あなたが良く判らないの。あなただって魔法少女なのだから、
魔法少女同士でグリフシードを巡って競争になる事くらい判ってるでしょう?」
ほむら「ええ。知ってるわ」
マミ「なのにあなたは初対面の私を警戒もせずに淡々と魔女狩りを続けようとしてるんですもの。
何故なのかしら?」
ほむら「無駄な争いが嫌いなだけよ。あなたが邪魔しないのならかまう必要もないわ」
マミ「ふうん。あなたみたいな魔法少女は珍しいわね。よほど実力に自信があるのかしら?」
ほむら「もう行っていいかしら?」
マミ「あら、ごめんなさい。引き止めてしまって。でももう一つだけ」
ほむら「……私は守りたいものがあるから戦っているのよ」
マミ「え?」
ほむら「これが聞きたかったのでしょう?」
敵になるか味方になるか。
おそらく巴マミはそれを確認したかったのであろう。
だから、ほむらはあれを言えば引き下がるだろうと思ったのだがそれは甘かった。
マミ「♪」
ほむら(結局ついてきたわ)
まどか。『マミさんマミさん!!』
ほむら(まどかが騒がしいし。早めに終わらせましょう)
程なくして事前に目星をつけていた魔女の結界の場所に到着し、その中に進入した。
使い魔は無視。
突っかかってきたら、時を止めてやり過ごし先へ進む。
マミ「ちょっ!?」
勿論、巴マミは放置だ。守ってやる義理も必要さえ無い。
結界の最深部で、魔女の本体を確認。
攻撃を仕掛けてくる前に接近して時間停止。
必要なだけ爆弾を仕掛けて戻り、時間を動かす。
以上で魔女狩り終了。
結界が消えもとの空間に戻ったところで、魔女の残したグリフシードを拾い上げる。
なにやら巴マミが固まっているが、一応声をかけてみる。
ほむら「終わったわよ」
マミ「え? ええ」
ほむら「それじゃ」
マミ「……」
今夜はここまで。
誤爆やっちまった。
よりによってあっちもWまどかネタだったよorz
誤爆やっちまった。
よりによってあっちもWまどかネタだったよorz
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