私的良スレ書庫
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元スレほむら「結局残ったのは巴マミのソウルジェムとまどかの抜け殻だけだった」
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マミ「ううん。今と違う世界でも私がああならないように頑張ってくれたのでしょう?」
ほむら「それは……」
マミ「そこまでしてくれたあなたなのに、私は誤解して酷い事して……」
ほむら「やめて」
マミ「謝るくらいじゃ償いきれないことをしてしまったわ」
ほむら「違うの。そうじゃない。
あなたを諦めて見殺しにしたことも数えきれない位あったわ……」
マミ「でも、同じくらい、いえそれ以上に助けようと頑張ってくれたのでしょう?」
ほむら「あなたに謝られたり感謝されるような事は何もないわ。
私は私の為に行動してきただけなのよ。
都合が悪ければ見捨てるし、助けたのも偶々私の目的に合っただけ」
マミ「じゃあ、今は?
打算だけでここに居てくれたの?
私の事はどうでも良いの? 生きてても死んでても関係ないの?」
ほむら「……ゎ」
マミ「なあに? 聞こえないわ」
ほむら「……生きててくれる方が、良いに決まってるじゃない」
ほむら「あなたは見たかどうか判らないけれど、
初めてあった時、まどかと一緒に私を助けてくれた。
私が魔法少女になったばかりの頃、
あなたは戦い方を教えてくれたのよ……」
ほむら「助けられるものなら助けたい。
いつでも……そう思っていたわ」
マミ「暁美さん」
ほむら「なに」
マミ「ありがとう」
そういって巴マミはほむらを抱きしめた。
ほむら「……」(あれ、涙が……)
マミ「私はあなたに誓うわ。
運命に抗える可能性が少しでも残っているなら、
私はその魔法少女を決して殺したりはしない。
もしこれを破るようなら私を撃ち殺してくれてたってかまわない」
ほむら(やっぱりここの部分は私が背負うしかないのね……)
乙です。
とりあえず難関クリア……か? 前周マミよりは安心できそうだけど。
とりあえず難関クリア……か? 前周マミよりは安心できそうだけど。
まどか さやか
↑ ↓
マミ → ほむら ← 恭介
↓
まどか。
こんな感じかややこしい
↑ ↓
マミ → ほむら ← 恭介
↓
まどか。
こんな感じかややこしい
>>709
なんだその昼ドラみたいな相関図w
なんだその昼ドラみたいな相関図w
仮面ライダー・W!今回の依頼は!
……を思い出した もう次作も終わりそうって、そんなの嘘やん
時間経つの早すぎ
……を思い出した もう次作も終わりそうって、そんなの嘘やん
時間経つの早すぎ
時間はけっこう遡って、
仁美が意識を取り戻し、魔女が無事倒されたことが判ったまどか達。
仁美「あら? 鹿目さん?」
まどか「よかった。仁美ちゃん、大丈夫? 気分悪くない?」
もう一人のまどかは、ややこしくならないように隠れている。
仁美「え、ええ。でもどうして鹿目さんが?」
まどか「え? えっと……」
仁美「あら。ここは……どうして私こんなところに?」
まどか「覚えてないの?」
仁美「ええ。私、どうしたのかしら? 夢遊病?」
まどか「は、早く家に帰った方が良いと思うよ」
仁美「そうですわね。鹿目さんにもなにかご迷惑をかけてしまったみたいですわ」
まどか「そんなことないよ。でも心配だから家まで送ろうか?」
仁美「それには及びませんわ。家のものを呼びますから」
まどか「そっか」
仁美は家に電話をした。
仁美「あの、迎えが来るまで一緒に居てくれませんか? 私不安で……」
まどか「そんなのお安い御用だよ」
仁美「ごめんなさいね。家までお送らせますから」
まどか「それは良いよ。ここから家まで近いし。別に危ない道じゃないから」
仁美「そうですか?」
まどか「うん」
そして、程なくして志筑家の車が到着し、仁美は帰って行った。
鹿目家の前で。
まどか「どうする?」
まどか。「窓から忍び込むよ」
今夜はずっと一緒にいるということは、もう言ってあった。
もちろん親には内緒だ。
まどか「そういえば夕ご飯、どうする?」
まどか。「あ、そうか。今から買って……お金無いや」
まどか「遅くなってから夜食作って食べる?」
まどか。「いいの?」
まどか「うん。でも多分パパ起きてると思うから」
まどか。「おなかすいちゃたって言って誤摩化せばいいかな?」
まどか「うん。多分」
鹿目一家の夕食タイム後、まどかの部屋。
色々話すうちに話題は魔法少女になるのを阻止してる理由にさしかかっていた。
まどか「……わたしって魔法少女になったら、死んじゃうの?」
まどか。「死ぬか魔女になるか。あの大きな魔女が来たら必ずどっちかになっちゃうんだって」
まどか「じゃあ、ほむらちゃんってわたしを助けるために?」
まどか。「そうだよ」
まどか「……ほむらちゃん」
まどか。「わかんないよね。私もほむらちゃんの気持ち、まだ全部は判らないから」
まどか「……」(じっと見つめてる
まどか。「……なあに?」
まどか「じゃあさ、まどかさんは?」
まどか。「え?」
まどか「まどかさんは生き残ってるじゃない。もう叶っちゃってるんじゃないの?」
まどか。「……そうなの?」
まどか「だって、この時間に二人で仲良く戻ってきたんでしょ?」
まどか。「そういえば」
まどか「じゃあ、わたしは?
わたしと出会うはずのほむらちゃんは何処にいっちゃったの?」
まどか。「え? 出会ったでしょ?」
まどか「もうまどかさんと出会って仲良くなってるじゃない。
なんかずるい。私もほむらちゃんともっと仲良くなりたいよ」
まどか。「なれば良いじゃない。わたしはそのためにほむらちゃんについてきたんだよ」
まどか「え?」
まどか。「わたしのことはもういいの。
わたしは“わたし”の未来を作るために来たんだよ」
まどか。「わたしの世界は無くなっちゃったから。ほむらちゃん以外全部死んじゃったから。
そんなことにしないために来たんだから」
まどか「死んじゃった……?」
未来から来たまどかの話を聞いて、この時間のまどかは泣いてしまった。
まどか。「ごめんね。まどかちゃんは気にしなくて良いよ。
まどかちゃんはこの世界で幸せになればいいんだから。
わたしにはそのお手伝いをさせて?」
まどか「まどかさんは良いの?
わたしは違う時間のわたしにも幸せになって欲しいよ」
まどか。「うーん。先の事はわかんないな。
でも今はほむらちゃんの為に働くって決めてるから」
まどか「……」
まどか。「ちょっと、トイレいってくるね。おなかも限界。ついでになにか食べてくる」
まどか「う、うん。そろそろママも帰ってると思うから気をつけて」
まどか。「まどかちゃんもね。わたしが部屋の外に出ている時は絶対に出てきちゃ駄目だよ」
まどか「うん。わかってる」
前にも書いたから判ってると思うけど呼称。
まどか→まどか。 まどかさん
まどか。→まどか まどかちゃん
というわけで
ここまで
まどか→まどか。 まどかさん
まどか。→まどか まどかちゃん
というわけで
ここまで
乙です。
これで、まどかはまどか。から大体の事情を聞いたことになるのか。
これで、まどかはまどか。から大体の事情を聞いたことになるのか。
乙。やっと追いついた。
>>730
まどかはああ見えて結構メンタルが強い子だから、
いずれ来ると分かっている未来に対して何らかの
アクションを起こしそう。
それが、ほむほむの頭痛の種になるという・・・・・・
>>730
まどかはああ見えて結構メンタルが強い子だから、
いずれ来ると分かっている未来に対して何らかの
アクションを起こしそう。
それが、ほむほむの頭痛の種になるという・・・・・・
五週目、三週目の状態でも全くブレない神経の持ち主だし、メンタルの強さは杏子を凌ぎそう。
五週目、三週目の状態でも全くブレない神経の持ち主だし、メンタルの強さは杏子を凌ぎそう。
まどか。「まどかちゃんもね。わたしが部屋の外に出ている時は絶対に出てきちゃ駄目だよ」
まどか「うん。わかってる」
――――――
――――
用を足した後、「夜食、夜食♪」と鼻歌まじりにリビング入って詢子(まどかママ)に出くわした。
まどか「あ、……ママ、おかえり」
パパはお部屋かな? などど思いつつ。
詢子「おー、まどか。今日はまだ寝ないのか?」
まどか。「んー。ちょっとおなか空いちゃったから」
まどかはそのままキッチンへ。
詢子「夜食はお肌の大敵だぞ?」
まどか。「ウェヒヒ、育ち盛りだから大丈夫」
詢子「そっか。頑張って育ちな。そのままじゃアタシも心配だからね」
まどか。「これからだもーん」
まどか。(大丈夫、大丈夫。上手くやれてるよ)
一応、ご飯を確認。残ってた。ママのお夜食用?
冷蔵庫に残り物の具材も発見。
ここは無難にチャーハンでも……と思ったそのとき。
手元が影になる。
まどか。「え?」
真上に詢子の顔が。
まどか。「ちょっ……」
腕を捻り上げられたらしい、としか判らないまま、
気がつくと身体が宙に浮いて次の瞬間、
まどかはダーンと床に叩き付けられていた。
詢子「ふん!」(ファイティングポーズ
まどか。(な、何?)
痛い、というか衝撃で息が出来ない。
知久「なんだい今の音……まどか!?」
部屋から知久(まどかパパ)が飛び出してきた。
詢子「いや、まどかが虐められたそうな顔してたからさ」
知久「詢子さん酔ってますね」
まどか。「……っ、はぁっ、はぁっ」
知久「まどか、大丈夫かい?」
まどか。「う、うん……」
息が止まる程びっくりしたが、ダメージは大した事無かった。
手加減して‘上手く’投げたみたいだ。
詢子「まどか。ちょっと来な」
まどか。「え?」
知久「詢子さん」
詢子「ちょっと二人にしておくれ。ああ、それと、まどかが夜食食べたいって」
知久「そう、それなら何か作るよ。軽いもので良いよね」
詢子「腹にたまるものがいいな。あたしの分もよろしく」
知久「はいはい」
テーブルを挟んで向かい合う。
詢子「さて」
まどか。「……」
詢子「何をやらかした?」
まどか。「」ビクッ
詢子「あたしにも、知久にも目を合わせられなんて相当なもんだね」
まどか。「……」
自分の時間軸で家族や街の人を結果的に見殺しにしてしまったことが、
まどかの心に深く影を落としていた。
『知っていた』という点で、まどかは紛れも無く当事者だった。
でも、ただ流されるままで何もしなかった、何も出来なかったのだ。
明るく振るまう演技をしていても、まともに目などあわせられるはずが無かった。
詢子「何があったんだ? 昨日はこんなじゃなかっただろ?」
まどか。「」
駄目だ。何か言ったら溢れてしまう。
詢子「別に一つや二つ秘密があったって構いはしないさ。
親を頼らなくなるのも大いに結構だよ」
『パパーなにか食べるものないー?』
いつもならそう言っただろう。だが、今、まどかは迷わず自分で作ろうとした。
詢子「けどな。自分の娘が何か大罪を犯したような顔してたら話は別だろ!」
まどか。「」ビクッ
詢子「責めてるんじゃないよ。背負いきれないんなら頼れよ! おまえアタシの娘だろ!」
知久「詢子さんそのくらいにして。出来ましたよ」
知久がチャーハンを二皿持ってきて二人のそれぞれ前に置いた。
夜食なので小盛りだが、スープもついてる。
詢子「……」
まどか。「」
意地になってるのでも、拒絶しているのでもない。
ただ、溢れ出しそうになる感情に耐えていた。
詢子「食いな。お腹減ってんだろ?」
まどかは黙って頷いで、ゆっくりとチャーハンを口に運んだ。
昼からずっと食べていないせいで、精神状態と裏腹に、食は思いのほか進んだ。
詢子「ほら、アタシのもいいから」
詢子は自分の皿もまどかの方に差し出した。
まどか。「……ぐふっ」
むせる。
詢子「ほら。慌てない。スープ飲んで」
まどか。「」(スープで飲み干す
詢子「大丈夫かい?」
まどか。「っ……うぇ……」
嗚咽が漏れる。
詢子「おいしいだろ?」
まどか。「……うんっ……ぐすっ」
結局、泣きながら二皿平らげた。
久しぶりに食べたパパの料理は少ししょっぱかった。
結局、食べ終わった後は何も言われず、
まどかは無事に部屋に戻る事が出来た。
まどか「えっと、すごい音がしたけど大丈夫だった?」
まどか。「ウェヘヘ、ママに投げられちゃった」
まどか「ええ!?」
まどか。「ちょっと明日の言い訳が大変かも」
まどか「な、何をしたの?」
まどか。「お夜食、ママの分まで食べちゃった。ティヒヒ」
まどか「??」
その晩はもう一ラウンドあった。
ベッドに二人で寝そべって話していたが、
まどか「ちょっとトイレ」
まどか。「いってらっしゃーい」
今度はこの時間軸のまどか。
廊下に差し掛かったところで。
詢子「まどか」
まどか「あ、ママ」
詢子「ん?」(マジマジとまどかの顔を見る
まどか「なあに?」
詢子「??」(首を傾げる
まどか「?」
詢子「まあ、いいや。いっといで」
頭上にはてなマークを飛ばしながらまどかは用を足しに向かった。
戻ってくると、まだいた。
詢子「なんか、すっきりしないから一応言っておくわ」
まどか「?」
詢子「まどかが何をしてどうなっていようと、あたしはあんたの母親なんだ。それを忘れるなよ?」
まどか「う、うん」
詢子「言いたいのはそれだけだ。じゃ、おやすみ」
まどか「うん、おやすみなさい」
詢子「あ、待ちな」
まどか「え、なあに?」
詢子「夜食の感想聞きわすれた」
まどか「え? なあに?」
詢子「なあにじゃないだろ。折角あたしが腕を振るったのに」
まどか「え? う、うん。おいしかったよ。パパのには敵わないけどね」
詢子「……」
まどか「?」
詢子「じゃ、早く寝な」
まどか「う、うん」
まどかの部屋。
まどか。「どうしたの?」
まどか「なんか感動したよ。ティヒ」
まどか。「なんの話?」
まどか「あ、でもまどかさんへの言葉だよね。だから言っておくね」
まどか。「ママ?」
まどか「そう。えっと、
『まどかが何をしてどうなっても、あたしはあんたの母親だ。それを忘れるなよ!』
だって。ちょっと違ったかな?」
まどか。「結構似てるね。85点。ティヒヒ」
まどか「もう。まどかさんったら……あれ」
まどか。「……ん」(枕を抱いて顔を埋めてる
まどか「……感動した?」
まどか。「うん、泣けちゃった」
まどか「そっか」
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