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元スレキャーリサ「家出してきたし」上条「帰って下さい」
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上条「その辺は説明し始めるとめちゃくちゃ長くなるからパス。
今晩インデックスにでも教えてもらってくれ」
禁書「別に構わないけど、一晩じゃ話が終わらないと思うんだよ」
御坂「あー、そういや今日五和の部屋に泊めてもらえるんだっけ?」
五和「ええ、狭いですけど……」
御坂「いいって、ありがと。まいいや。適当に必要なとこだけ教えてちょうだい。
何とか飲み込むから」
禁書「分かったんだよ」
建宮「それで? その短髪の嬢ちゃんの言う通り、実際向こうもそれに関しちゃ対策を打ってくるはずなのよ。
その辺に関しちゃどう見る?」
上条「大丈夫だ、キャーリサはその先を読んでる」
アックア「むしろ作戦はここからが本番である」
建宮「ほう。さすが『軍事』の。んじゃ、とっくりと聞かせてもらうのよな。
どうやらこいつは、お前さんの勢力と騎士派の戦争らしい。
お姫様の用兵手腕、見せてもらうのよ」
上条「ああ。それじゃまずこの本の別のページに――――」
夜
―――英国 バッキンガム宮殿 テラス
キャーリサ「……」
騎士団長「キャーリサ様。ここにおられましたか……夜風は体に障ります、部屋にお戻りを」
キャーリサ「お前の言う事など聞かんし」 プィッ!
騎士団長「……嫌われたものです」
キャーリサ「当たり前だ。お前、事が済んだらクビにしてやるし」
騎士団長「私はこの職を女王であらせられるエリザード様より賜っております。
貴女の言葉一つでどうにか出来る程容易いものではありません」
キャーリサ「……ふん」
騎士団長「もちろん許してくれとは申しませんが」
キャーリサ「本当はこっそり宮殿から抜け出す手筈を整えているんだろー? ん?
驚かないから言ってみろ、こんなこと好きでやってるんじゃないです、みたいな感じでほら」
騎士団長「ご期待に添えず申し訳ありませんが、そんなつもりは毛頭ありません」
キャーリサ「ちっ、一生恨むし」
騎士団長「構いません。間違ったことをしているつもりも無いので」
―――英国 バッキンガム宮殿 テラス
キャーリサ「……」
騎士団長「キャーリサ様。ここにおられましたか……夜風は体に障ります、部屋にお戻りを」
キャーリサ「お前の言う事など聞かんし」 プィッ!
騎士団長「……嫌われたものです」
キャーリサ「当たり前だ。お前、事が済んだらクビにしてやるし」
騎士団長「私はこの職を女王であらせられるエリザード様より賜っております。
貴女の言葉一つでどうにか出来る程容易いものではありません」
キャーリサ「……ふん」
騎士団長「もちろん許してくれとは申しませんが」
キャーリサ「本当はこっそり宮殿から抜け出す手筈を整えているんだろー? ん?
驚かないから言ってみろ、こんなこと好きでやってるんじゃないです、みたいな感じでほら」
騎士団長「ご期待に添えず申し訳ありませんが、そんなつもりは毛頭ありません」
キャーリサ「ちっ、一生恨むし」
騎士団長「構いません。間違ったことをしているつもりも無いので」
キャーリサ「……」
騎士団長「……」
キャーリサ「……なあ」
騎士団長「……はい」
キャーリサ「私は明後日から、他人の妻となり、この国を出るのだな」
騎士団長「……その予定です」
キャーリサ「つまらんな」
騎士団長「……」
キャーリサ「まったく……王女とは面倒なことが多い」
騎士団長「お察し致します」
キャーリサ「嘘を吐け。だがおかげでとーまに会えたし。
……とーまは来るぞ。お前達の……いや、あの権力者共の好きにはさせんし」
騎士団長「こちらの台詞です。あの少年の思うようにはさせません」
キャーリサ「……私はこの国には必要ないのか……?」
騎士団長「キャーリサ様は英国の至宝です。だからこそ国外での平穏な生活をエリザ-ド様は望まれた。
……元より貴女には、この選択しか無いということです」
キャーリサ「お前達の頭で思い浮かばなかっただけだ。
とーまはお前達には及びもつかんことをやってのけるはずだし。
……騎士の本懐を遂げるのはお前達などでは無い、とーまなの」
騎士団長「我らの行動が後世どのように謗られようと、我々は忠実に職務を遂行するまでです」
キャーリサ「ふん……騎士道とは、どこか信仰に似ているな」
騎士団長「だからこそ三大派閥の一角が騎士派なのです。
法の上で王室に仕える我々ですが、騎士道という名の信仰こそが我らの本質。
故に王室の下に位置するものでは無く、並び立つものとして名を連ねている」
キャーリサ「……面倒な奴め。分かってもらえなくて残念だし」
騎士団長「……では残念ついでに、貴女の希望を打ち砕く残念なお知らせが二つほど」
キャーリサ「……」
騎士団長「お聞きになられますか?」
キャーリサ「話せ。……今さら何が来ようとこれ以上状況は悪化せんし、とーまは負けん」
騎士団長「一つ。式場の変更が決定いたしました。場所はここ、バッキンガム宮殿です」
キャーリサ「……何だと」
騎士団長「この意味がお分かりですか?」
キャーリサ「……騎士派の全ての武力がこの城に集うということだな」
騎士団長「はい。もっとも、これは清教派を信じられぬと言った政治家達からの提案です。
しかし、無名ですが清教派の息のかからぬ魔術結社も防衛にあたることになりましたので、
この宮殿の防御力も加味すれば結果的には聖ジョージ大聖堂よりも彼らにとっては厳しい戦いを強いられることでしょう。
実質、彼らは一城を落とすための戦いに身を投じることになるのですから」
キャーリサ「それは過酷だし。まさに『城攻め』……か」
騎士団長「……そしてもう一つ――――」
キャーリサ「…………」
騎士団長「――――聖人を一人、国外から式に招待いたしました」
キャーリサ「ふん……騎士道とは、どこか信仰に似ているな」
騎士団長「だからこそ三大派閥の一角が騎士派なのです。
法の上で王室に仕える我々ですが、騎士道という名の信仰こそが我らの本質。
故に王室の下に位置するものでは無く、並び立つものとして名を連ねている」
キャーリサ「……面倒な奴め。分かってもらえなくて残念だし」
騎士団長「……では残念ついでに、貴女の希望を打ち砕く残念なお知らせが二つほど」
キャーリサ「……」
騎士団長「お聞きになられますか?」
キャーリサ「話せ。……今さら何が来ようとこれ以上状況は悪化せんし、とーまは負けん」
騎士団長「一つ。式場の変更が決定いたしました。場所はここ、バッキンガム宮殿です」
キャーリサ「……何だと」
騎士団長「この意味がお分かりですか?」
キャーリサ「……騎士派の全ての武力がこの城に集うということだな」
騎士団長「はい。もっとも、これは清教派を信じられぬと言った政治家達からの提案です。
しかし、無名ですが清教派の息のかからぬ魔術結社も防衛にあたることになりましたので、
この宮殿の防御力も加味すれば結果的には聖ジョージ大聖堂よりも彼らにとっては厳しい戦いを強いられることでしょう。
実質、彼らは一城を落とすための戦いに身を投じることになるのですから」
キャーリサ「それは過酷だし。まさに『城攻め』……か」
騎士団長「……そしてもう一つ――――」
キャーリサ「…………」
騎士団長「――――聖人を一人、国外から式に招待いたしました」
キャーリサ「!」
騎士団長「……以上です。それではキャーリサ様。部屋にお戻りを」
キャーリサ「……お前は、そーまでして私を……!」
騎士団長「……念には念を入れたまでです。あの少年に言葉で言い表せない何かを感じるのは、貴女だけでは無いということです、キャーリサ様」
キャーリサ「……くっ」 ギリッ
騎士団長「……どうぞ、こちらへ」
キャーリサ「……チッ」
キャーリサ(とーま……どーする? 事態は私が考えていた以上に過酷なよーだし……。
それでもお前なら、お前なら私を救ってくれるの?
……いや、今さら疑いなどしないの。とーま、舞台は整った。役者も揃った。
ならば後は駒を動かすのみよ……)
キャーリサ(とーま………――――)
キャーリサ(――――長い家出の始まりだし)
今日はここまでで。
次回から最終局面です。
このスレ内での完結は無理そうなので、もし気にしてくださっている方がいらっしゃるなら、
ペース落とさなくても大丈夫ですよ。
それではまた近いうちに
次回から最終局面です。
このスレ内での完結は無理そうなので、もし気にしてくださっている方がいらっしゃるなら、
ペース落とさなくても大丈夫ですよ。
それではまた近いうちに
乙
上条さん直々に依頼を頼む助っ人ってまさかアックアの元同僚か?
上条さん直々に依頼を頼む助っ人ってまさかアックアの元同僚か?
乙
聖人てまさかSS2のシルb(ry
なんか熱い展開になってきたな
聖人てまさかSS2のシルb(ry
なんか熱い展開になってきたな
ワルキューレかシルビア
はたまたオリキャラ
シルビアだとオッレルスさんが…
はたまたオリキャラ
シルビアだとオッレルスさんが…
分かってても言わないのが様式美
まあいきなりオリキャラは無いと思うが
しかしまあ良くも悪くもババアが可愛いだけのスレかと思ってたけど違うな
普通に先が気になる面白さ
引きが上手いわ
まあいきなりオリキャラは無いと思うが
しかしまあ良くも悪くもババアが可愛いだけのスレかと思ってたけど違うな
普通に先が気になる面白さ
引きが上手いわ
キャーリサはねぇよ、と思ってたけど全然ありだな。
誰とくっつけてもあり得なくない感じになる上条さんの親和性は異常。
誰とくっつけてもあり得なくない感じになる上条さんの親和性は異常。
>>862
なぜ俺はシルバニアファミリーが浮かんだのだろう
なぜ俺はシルバニアファミリーが浮かんだのだろう
やっと追い付いた
このSS読んで1番好きなキャラがむぎのんからキャーリサに変わった
凄い魔翌力を感じるぜ
このSS読んで1番好きなキャラがむぎのんからキャーリサに変わった
凄い魔翌力を感じるぜ
この程度全然うざくないしインデックス除いてほぼ最年少なんだから許してやれよwww
魔術サイドは信仰が根底にあるから良くも悪くも真面目な奴多くて人格者に見えるんだよ
魔術サイドは信仰が根底にあるから良くも悪くも真面目な奴多くて人格者に見えるんだよ
今になって>>1から読み返してきたらなんか笑いと涙が……
御坂きもいな 吐き気がする まじできもい いやまじない
そんでさ助けた後キャーリサと逃げて分かれるとき「私はあんたが好きなのよ」とかいってなくだろww
そんでさ助けた後キャーリサと逃げて分かれるとき「私はあんたが好きなのよ」とかいってなくだろww
はいはい。
そういうことで構わないからそっとスレを閉じて巣に帰ろうね。
以下偉大なる第二王女キャーリサ様を愛でるスレになります。
そういうことで構わないからそっとスレを閉じて巣に帰ろうね。
以下偉大なる第二王女キャーリサ様を愛でるスレになります。
乙ー
やっぱり御坂は好き嫌い分かれるんだなww
魔術サイドは可愛い人ばっかで・・・
やっぱり御坂は好き嫌い分かれるんだなww
魔術サイドは可愛い人ばっかで・・・
>>878
いいぜ、てめえが御坂を馬鹿にするってなら、まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!
いいぜ、てめえが御坂を馬鹿にするってなら、まずはそのふざけた幻想をぶち[ピーーー]!
いや実際の問題として魔術サイドで科学サイドの第3位が暴れたら大問題だよね
御坂の好き嫌い関係なしにこれは不味いと思うんだが
御坂の好き嫌い関係なしにこれは不味いと思うんだが
現状で第3位とか関係なくね?
第二王女誘拐しようとしてんだぜこいつらwwwwww
第二王女誘拐しようとしてんだぜこいつらwwwwww
好き嫌い別れるキャラだけどキャラアンチをSSにまで持ち込む神経がウボァアアアアア
>>884
この事件がきっかけで上条派の立ち上げになるんだよ
この事件がきっかけで上条派の立ち上げになるんだよ
王女誘拐に学園都市の序列3位が荷担していた!?
なんて学園都市にとってはイメージダウンだろう
☆にとってはそんなのプランには何の問題もないで済ませるだろうけど
なんて学園都市にとってはイメージダウンだろう
☆にとってはそんなのプランには何の問題もないで済ませるだろうけど
>>890
学園都市の生徒が首謀者って方がマズイだろjk
学園都市の生徒が首謀者って方がマズイだろjk
☆レベルじゃなくてババアの手の内だけで全員が踊っている気がするぜ。
まあキャーリサさえ可愛ければ俺は何でもいいんだけどな。
まあキャーリサさえ可愛ければ俺は何でもいいんだけどな。
「上条ちゃーんバカだから補習でーす」
そんなわけで学園都市にかえることにしました
そんなわけで学園都市にかえることにしました
>>895
分かったからsageろ
分かったからsageろ
別にsageを強要することはないだろ
まぁ俺も投下が来たかと思ってスレ開いたんだけども
まぁ俺も投下が来たかと思ってスレ開いたんだけども
確かageると業者に目をつけられやすいし、荒らしにあいやすいからじゃないか?
なるべく火種は無い方が良いし
なるべく火種は無い方が良いし
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