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元スレ上条「あの日、もしかしてお前は、俺以上に」
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上条「……はい、俺の自慢の娘です」
おばあさんと別れ、手を繋いで二人で歩く
沈み始めた太陽が、少しだけ優しい光をくれる
上条「夕飯、何が食べたい?」
まこと「はい! ええと……」
出会ったころよりも、確実に大きくなっていく
その掌をどうしようもなく大切に思う
親子けんか、というか心配し過ぎ編 了
沈み始めた太陽が、少しだけ優しい光をくれる
上条「夕飯、何が食べたい?」
まこと「はい! ええと……」
出会ったころよりも、確実に大きくなっていく
その掌をどうしようもなく大切に思う
親子けんか、というか心配し過ぎ編 了
今日の分は以上です
次は小学校らしく授業参観編とか考えてます
読んでくださった方ありがとうございます
次は小学校らしく授業参観編とか考えてます
読んでくださった方ありがとうございます
おつ!
あっくんってめちゃくちゃ暇そうだけど、天才学者だから~とか理事会が~とかなのか、それともニートなのか気になる
あっくんってめちゃくちゃ暇そうだけど、天才学者だから~とか理事会が~とかなのか、それともニートなのか気になる
おのれー
入学式とか七五三とかあったろうに年代飛ぶとかないわー
授業参観も勿論あっくんが(ry
ともあれ乙
入学式とか七五三とかあったろうに年代飛ぶとかないわー
授業参観も勿論あっくんが(ry
ともあれ乙
>>271
え?美琴死んでるの?え?
え?美琴死んでるの?え?
御坂妹「明日ですね、まことの授業参観とミサカは世間話をきりだします」
上条「ああ。明日なら普通に出れるから、助かった」
御坂妹「一方通行が『かわりに出てもいいンだぜ』と言っていたと、MNWごしの情報をミサカは伝えます」
上条「気持ちだけもらっとく」
御坂妹「一方通行の『誰がロリコンだァ!』と言う最新の情報をお伝えします」
上条「いってねえよ!」
垣根「てめえがロリコンなのは、初対面からわかってるぜってつたえてくれ」
御坂妹「わかりました。では上位個体と番外個体にメッセージをミサカは送ります」
上条「ちょっとまて!」
御坂妹「はい。『泣くぞォ! コラァ!』と一方通行は言っているようです」
垣根「ああ、なかしちまったな」
上条「おまえがな!」
上条「ああ。明日なら普通に出れるから、助かった」
御坂妹「一方通行が『かわりに出てもいいンだぜ』と言っていたと、MNWごしの情報をミサカは伝えます」
上条「気持ちだけもらっとく」
御坂妹「一方通行の『誰がロリコンだァ!』と言う最新の情報をお伝えします」
上条「いってねえよ!」
垣根「てめえがロリコンなのは、初対面からわかってるぜってつたえてくれ」
御坂妹「わかりました。では上位個体と番外個体にメッセージをミサカは送ります」
上条「ちょっとまて!」
御坂妹「はい。『泣くぞォ! コラァ!』と一方通行は言っているようです」
垣根「ああ、なかしちまったな」
上条「おまえがな!」
母親だらけの教室に、少しだけ居心地の悪さを感じながら上条は、
作文を読み上げるまことを眺める
まこと「……だからとうまくんはわたしの自慢のお父さんです」
まことの作文を聞きながら、
上条の胸に恥ずかしさと嬉しさがないまぜになった感情が、湧き上がる
作文のテーマは「わたしのおとうさん、おかあさん」
しかし、また気を使ったのだろう、美琴については触れていない
その事が少しだけ、辛い
白井「はい、よくできましたの。まことちゃんのおとうさんは、生徒さんや街のみんなのために頑張っていますのね」
まこと「はい!」
白井「では、次は右太郎君、お願いしますの」
作文を読み上げるまことを眺める
まこと「……だからとうまくんはわたしの自慢のお父さんです」
まことの作文を聞きながら、
上条の胸に恥ずかしさと嬉しさがないまぜになった感情が、湧き上がる
作文のテーマは「わたしのおとうさん、おかあさん」
しかし、また気を使ったのだろう、美琴については触れていない
その事が少しだけ、辛い
白井「はい、よくできましたの。まことちゃんのおとうさんは、生徒さんや街のみんなのために頑張っていますのね」
まこと「はい!」
白井「では、次は右太郎君、お願いしますの」
右太郎「はい」
白井に指名され、少年が立ちあげる。
西洋人の血が入っているのだろうか、顔の彫が深めだ
右太郎「ぼくのお父さんは……」
???「右太郎―! もっと大きな声で!」
少年の父親らしき声が飛ぶ
自分以外にも父親がきていたとは
興味本位で声がした方に顔を向ける
上条「あ」
フィアンマ「ん」
見覚えのある顔だった
白井に指名され、少年が立ちあげる。
西洋人の血が入っているのだろうか、顔の彫が深めだ
右太郎「ぼくのお父さんは……」
???「右太郎―! もっと大きな声で!」
少年の父親らしき声が飛ぶ
自分以外にも父親がきていたとは
興味本位で声がした方に顔を向ける
上条「あ」
フィアンマ「ん」
見覚えのある顔だった
授業参観の翌日
右太郎「おい、かみじょう」
まこと「右太郎くん? どうしたの」
右太郎「お前んちも、父さんだったな昨日」
まこと「右太郎くんもそうだったね」
右太郎「お前んちも、母さん出てったのか」
まこと「ううん。まことが小さいときに事故で……」
右太郎「ごめん。わるいこと聞いた」
まこと「きにしないで」
右太郎「……おれもがんばらないと」
小さく、右太郎が呟く
まこと「右太郎くん?」
右太郎「なんでもない」
まこと「そう」
右太郎「おい、かみじょう」
まこと「右太郎くん? どうしたの」
右太郎「お前んちも、父さんだったな昨日」
まこと「右太郎くんもそうだったね」
右太郎「お前んちも、母さん出てったのか」
まこと「ううん。まことが小さいときに事故で……」
右太郎「ごめん。わるいこと聞いた」
まこと「きにしないで」
右太郎「……おれもがんばらないと」
小さく、右太郎が呟く
まこと「右太郎くん?」
右太郎「なんでもない」
まこと「そう」
エツァリ寿司
ショチトル「いらっしゃいませ!」
フィアンマ「上条当麻―! こっちだ」
上条「おう」
フィアンマ「ひさしぶりだな」
上条「ああ。何年ぶりだろうな」
フィアンマ「さあな」
他愛もない話を重ね、寿司をつまみ、酒を飲む
ショチトル「いらっしゃいませ!」
フィアンマ「上条当麻―! こっちだ」
上条「おう」
フィアンマ「ひさしぶりだな」
上条「ああ。何年ぶりだろうな」
フィアンマ「さあな」
他愛もない話を重ね、寿司をつまみ、酒を飲む
上条「しっかしお前に子どもがいるとはなぁ……」
フィアンマ「お互い様だ」
上条「だな、奥さんはどんな人なんだ?」
フィアンマ「日本人だ。別れたがな」
上条「悪い。変な事聞いちまった」
フィアンマ「気にするな。お前の方はどうなんだ」
上条「昔、事故でな……」
フィアンマ「そうか」
上条「ああ」
二人とも黙りこみ、しばし盃を傾ける
フィアンマ「昔、お前に世界を見てみろって言われた事があったな」
上条「ああ、なんか言った気がする」
フィアンマ「世界には辛い事も、悲しい事もある。だけどそれ以上に素晴らしい」
上条「そうだな」
フィアンマ「何より、俺様には今は右太郎がいる」
上条「わかるよ」
フィアンマ「アイツのために俺様はやっていけるんだと思う」
上条「……そうか」
フィアンマ「だが、ときどき、寂しい思いをさせてるんじゃないか、我慢させてるんじゃないかと考えちまう」
上条「……」
同じような事を考えるんだなと、かつての敵の話を聞きながら上条はぼんやりと思う
上条「ああ、なんか言った気がする」
フィアンマ「世界には辛い事も、悲しい事もある。だけどそれ以上に素晴らしい」
上条「そうだな」
フィアンマ「何より、俺様には今は右太郎がいる」
上条「わかるよ」
フィアンマ「アイツのために俺様はやっていけるんだと思う」
上条「……そうか」
フィアンマ「だが、ときどき、寂しい思いをさせてるんじゃないか、我慢させてるんじゃないかと考えちまう」
上条「……」
同じような事を考えるんだなと、かつての敵の話を聞きながら上条はぼんやりと思う
学校帰り、友達と別れ一人まことは通学路を歩く
まこと「右太郎くん?」
目の前に遠くの親子連れを見つめる右太郎
右太郎「……かみじょうか」
まこと「どうしたの」
右太郎「なんでもない」
まことも右太郎が見つめていた親子連れをみる
若い母親とまことたちよりも幼い男の子
まこと「右太郎くん?」
目の前に遠くの親子連れを見つめる右太郎
右太郎「……かみじょうか」
まこと「どうしたの」
右太郎「なんでもない」
まことも右太郎が見つめていた親子連れをみる
若い母親とまことたちよりも幼い男の子
まこと「……おかあさんにあいたいの」
右太郎「そんなんじゃない」
まこと「ほんとに?」
右太郎「だいたい、女子のおまえががまんしてるのに、おれがあいたいわけないし」
まことから顔を背け、何かを堪える様に震える右太郎
何をこらえているのか、まことにはわかってしまう
だから
右太郎「そんなんじゃない」
まこと「ほんとに?」
右太郎「だいたい、女子のおまえががまんしてるのに、おれがあいたいわけないし」
まことから顔を背け、何かを堪える様に震える右太郎
何をこらえているのか、まことにはわかってしまう
だから
まこと「右太郎くんのままにあいにいこう。わたしもいっしょに行くから」
右太郎「はぁ? できるわけないだろ」
まこと「できます」
右太郎「だいたい、遠くにいるんだ。子どもだけであいにいけるわけないだろ」
まこと「だったら、大人を呼びます」
上条に持たされた子ども携帯を取り出し、よく使う番号を呼び出す
まこと「もしもし、あっくん……」
右太郎「はぁ? できるわけないだろ」
まこと「できます」
右太郎「だいたい、遠くにいるんだ。子どもだけであいにいけるわけないだろ」
まこと「だったら、大人を呼びます」
上条に持たされた子ども携帯を取り出し、よく使う番号を呼び出す
まこと「もしもし、あっくん……」
上条「……ただいま」
打ち止め「お帰りなさい!」
上条「打ち止め? どうしたんだ?」
打ち止め「ミサカはまこととあのひとの伝言をもってきたの」
上条「伝言?」
打ち止め「じつはね……」
打ち止めから、まことが母と離れて暮らす友達をお母さんのもとに連れてくと言い出した事
それを一方通行が車で送ってくことになった事を、上条は聞かされる
その子どもがフィアンマの息子だとも
打ち止め「お帰りなさい!」
上条「打ち止め? どうしたんだ?」
打ち止め「ミサカはまこととあのひとの伝言をもってきたの」
上条「伝言?」
打ち止め「じつはね……」
打ち止めから、まことが母と離れて暮らす友達をお母さんのもとに連れてくと言い出した事
それを一方通行が車で送ってくことになった事を、上条は聞かされる
その子どもがフィアンマの息子だとも
上条「……だいたいわかった」
打ち止め「どうするの?」
上条「……心配だけど一方通行がついてれば大丈夫だろ。もちろん急に言い出した事は帰ってきたらお小言だけど。あと、フィアンマに連絡してアイツが怒ったら、連れ戻しに行くからな」
打ち止め「じゃあ、一緒について行ってる番外個体に連絡しとくね」
上条「すまん、頼む。……あ、」
打ち止め「どうしたの」
上条「一方通行ってさ、曜日の感覚あるのか。今日は金曜日だけど、月曜日には学校だぞ」
打ち止め「……だ、大丈夫だよ、あの人は11時の深夜番組を毎日、楽しみにしてるからってミサカはミサカはフォローしてみたり」
上条「……とりあえず、フィアンマに連絡してくる」
授業参観編 了
打ち止め「どうするの?」
上条「……心配だけど一方通行がついてれば大丈夫だろ。もちろん急に言い出した事は帰ってきたらお小言だけど。あと、フィアンマに連絡してアイツが怒ったら、連れ戻しに行くからな」
打ち止め「じゃあ、一緒について行ってる番外個体に連絡しとくね」
上条「すまん、頼む。……あ、」
打ち止め「どうしたの」
上条「一方通行ってさ、曜日の感覚あるのか。今日は金曜日だけど、月曜日には学校だぞ」
打ち止め「……だ、大丈夫だよ、あの人は11時の深夜番組を毎日、楽しみにしてるからってミサカはミサカはフォローしてみたり」
上条「……とりあえず、フィアンマに連絡してくる」
授業参観編 了
今日の分はここまでです
次はドライブ編かと思います
読んでくださった方、ありがとうございます
次はドライブ編かと思います
読んでくださった方、ありがとうございます
おつ!
俺が言い出してといてアレだけどあっくんってば、ニー、芳川ジュニアか
俺が言い出してといてアレだけどあっくんってば、ニー、芳川ジュニアか
実は向こうの学園都市で冷蔵庫になって生きてて、
ある日身体も万全になって帰ってくるハッピーエンドとかだったらなぁ…
とか毎日思う。
ある日身体も万全になって帰ってくるハッピーエンドとかだったらなぁ…
とか毎日思う。
一方「ミ、番外個体さン……。スピード出し過ぎじゃ、ありませンかァ?」
番外個体「えー、これくらい普通だよ、高速だし。それに疲れたから運転変われって言ったの誰だっけ」
一方「俺です。……近ィ、近ィ! もっと車間距離をォ!」
番外個体 グイ
一方「あ、アクセルをさらに踏み込んだァ! オマエェ何考えてやがるゥ!!」
番外個体「……きゃは」
一方「え?」
番外個体「えー、これくらい普通だよ、高速だし。それに疲れたから運転変われって言ったの誰だっけ」
一方「俺です。……近ィ、近ィ! もっと車間距離をォ!」
番外個体 グイ
一方「あ、アクセルをさらに踏み込んだァ! オマエェ何考えてやがるゥ!!」
番外個体「……きゃは」
一方「え?」
番外個体「ミサカは風! 風になるの! きゃははははは!」
一方「ちょ、オマエェェェェェェ! と、止まれェェェェ!」
番外個体「車は急には止まれない! そしてミサカは風! いやむしろ……」
前方の車両をジグザグに車を滑らせながら、何台も追い抜いていく
番外個体「ミサカは雷!! きゃははははははは!」
一方「ガキどもォ!! 俺にしっかりつかまってろォ!! 二人とも俺が守ってやるゥゥ!!」
まこと「おねえちゃんすごいです!!」
右太郎「……」
ハイになった番外個体と、必死な一方通行、楽しそうなまこと、怯える右太郎を乗せて
車は進んでいく
一方「ちょ、オマエェェェェェェ! と、止まれェェェェ!」
番外個体「車は急には止まれない! そしてミサカは風! いやむしろ……」
前方の車両をジグザグに車を滑らせながら、何台も追い抜いていく
番外個体「ミサカは雷!! きゃははははははは!」
一方「ガキどもォ!! 俺にしっかりつかまってろォ!! 二人とも俺が守ってやるゥゥ!!」
まこと「おねえちゃんすごいです!!」
右太郎「……」
ハイになった番外個体と、必死な一方通行、楽しそうなまこと、怯える右太郎を乗せて
車は進んでいく
フィアンマ『……なるほどな』
上条「すまん。うちの娘が迷惑を掛けちまって。どうする? 帰ってこさせるか?」
フィアンマ『……お前が一緒にいる一方通行を、信用しているのだろう』
上条「ああ」
フィアンマ『ならば、問題無い。かわいい子には旅をさせろと言うしな』
上条「そうか。一応何かあった時のために携帯には出られようにしといてくれ」
フィアンマ『わかった。……やはり、母親が恋しいのか』
上条「すまん。うちの娘が迷惑を掛けちまって。どうする? 帰ってこさせるか?」
フィアンマ『……お前が一緒にいる一方通行を、信用しているのだろう』
上条「ああ」
フィアンマ『ならば、問題無い。かわいい子には旅をさせろと言うしな』
上条「そうか。一応何かあった時のために携帯には出られようにしといてくれ」
フィアンマ『わかった。……やはり、母親が恋しいのか』
上条「まだ小学生だからな、仕方ねえよ」
フィアンマ『そうだな。すまん、忘れてくれ』
上条「ああ」
フィアンマ『月曜に間に合わんかもしれないな。一応、担任には連絡しておこう』
上条「わかった。じゃあな」
フィアンマ『ああ』
電話を切ると、急に部屋が静かになったような気がする
上条「今日は一人か……」
ビールでも買ってきて、ベランダからあの公園を眺めて呑もう。
そうでもしないと、寂しすぎるから
フィアンマ『そうだな。すまん、忘れてくれ』
上条「ああ」
フィアンマ『月曜に間に合わんかもしれないな。一応、担任には連絡しておこう』
上条「わかった。じゃあな」
フィアンマ『ああ』
電話を切ると、急に部屋が静かになったような気がする
上条「今日は一人か……」
ビールでも買ってきて、ベランダからあの公園を眺めて呑もう。
そうでもしないと、寂しすぎるから
一方「もう絶対、オマエにはハンドル握らせねェ」
サービスエリアでコーヒーを啜りながら、一方通行が呟く
番外個体「えー、ミサカのドライビングテク凄かったよね、まこと」
まこと「はい! はやかったです!」
一方「悪影響与えンな!」
番外個体「ひっどーい」
一方「ひどくねェ! ……俺トイレ行ってくらァ、先、車に戻っとけ」
右太郎「あ、おれも」
サービスエリアでコーヒーを啜りながら、一方通行が呟く
番外個体「えー、ミサカのドライビングテク凄かったよね、まこと」
まこと「はい! はやかったです!」
一方「悪影響与えンな!」
番外個体「ひっどーい」
一方「ひどくねェ! ……俺トイレ行ってくらァ、先、車に戻っとけ」
右太郎「あ、おれも」
番外個体たちと離れ、二人で男子トイレに向かって歩く
右太郎「あのさ」
一方「ン、何だ」
右太郎「どうして、ここまでしてくれるの。おれのために」
一方「お前の為じゃねェよ」
右太郎「? どういうこと」
一方「あのガキがオマエのために言い出したンだ。アイツに感謝しろ」
右太郎「あのさ」
一方「ン、何だ」
右太郎「どうして、ここまでしてくれるの。おれのために」
一方「お前の為じゃねェよ」
右太郎「? どういうこと」
一方「あのガキがオマエのために言い出したンだ。アイツに感謝しろ」
右太郎「……。女子のアイツががまんしてるのに、おれは母さんにあいたいなんて」
一方「会いたくて当然だろォ、ガキなンだしな」
右太郎「でも、父さんをほっとけないし、あの人、おれがいないとせんたくもたためないんだぜ」
一方「バーカ。ガキが細かいこと気にすンな」
右太郎「こまかい?」
一方「オマエはおふくろさンに会えたらうれしいかァ」
右太郎「……うん」
一方「だったら素直にアイツに感謝して会いに行けェ。ガキはそれで良いンだよ」
右太郎「……おっさん」
一方「まだ、おっさンじゃありませン! ギリギリだけど!」
一方「会いたくて当然だろォ、ガキなンだしな」
右太郎「でも、父さんをほっとけないし、あの人、おれがいないとせんたくもたためないんだぜ」
一方「バーカ。ガキが細かいこと気にすンな」
右太郎「こまかい?」
一方「オマエはおふくろさンに会えたらうれしいかァ」
右太郎「……うん」
一方「だったら素直にアイツに感謝して会いに行けェ。ガキはそれで良いンだよ」
右太郎「……おっさん」
一方「まだ、おっさンじゃありませン! ギリギリだけど!」
用を足し、二人は車に戻る
一方「……、おィ」
番外個体「どうしたの」
一方「なンで運転席に座ってンですかァ!」
番外個体「早い者勝ち?」
一方「うるせェ! オマエにはハンドル握らせねェって言ったはずだァ!」
番外個体「いーやー、ミサカが運転すーるーのー」
一方「いーやーじゃねェ!」
右太郎「なにしてんだろ、この二人」
まこと「二人とも、いつもこうだから」
一方「……、おィ」
番外個体「どうしたの」
一方「なンで運転席に座ってンですかァ!」
番外個体「早い者勝ち?」
一方「うるせェ! オマエにはハンドル握らせねェって言ったはずだァ!」
番外個体「いーやー、ミサカが運転すーるーのー」
一方「いーやーじゃねェ!」
右太郎「なにしてんだろ、この二人」
まこと「二人とも、いつもこうだから」
白井「聞きましたわよ!」
高校で事務仕事をしていた上条の前に、瞬間移動で娘の担任が現れる
上条「おう、白井いつもまことが世話になってます」
白井「いえいえ、こちらこそ……! そうではありませんの!」
上条「ウチの高校へ小学校から飛び級とか?」
白井「違いますの!」
上条「じゃあ、何だよ」
白井「私のかわいい児童を、ロリコンが連れ去った事ですの! しかも二人も!」
高校で事務仕事をしていた上条の前に、瞬間移動で娘の担任が現れる
上条「おう、白井いつもまことが世話になってます」
白井「いえいえ、こちらこそ……! そうではありませんの!」
上条「ウチの高校へ小学校から飛び級とか?」
白井「違いますの!」
上条「じゃあ、何だよ」
白井「私のかわいい児童を、ロリコンが連れ去った事ですの! しかも二人も!」
上条「……お前も一方通行のこと、そういう認識なんだ」
白井「あったりまえですの!」
垣根「まあ、常識だな」
上条「大丈夫だって、アイツなら」
白井「仮に一億5000万歩ゆずってロリコンじゃないとしても! あの男に曜日の感覚があるとは思えませんの!」
御坂妹「ミサカも同意します」
上条「大丈夫だろ、多分」
白井「どーして信用できますの!」
上条「番外個体もついてるし、何よりも」
垣根「信頼できるからな、あのバカ」
御坂妹「残念ながら、同意いたします」
白井「はぁ、月曜日に遅刻したら、保護者とおまけもろとも、お説教いたしますからね」
上条「覚悟しとくよ」
白井「あったりまえですの!」
垣根「まあ、常識だな」
上条「大丈夫だって、アイツなら」
白井「仮に一億5000万歩ゆずってロリコンじゃないとしても! あの男に曜日の感覚があるとは思えませんの!」
御坂妹「ミサカも同意します」
上条「大丈夫だろ、多分」
白井「どーして信用できますの!」
上条「番外個体もついてるし、何よりも」
垣根「信頼できるからな、あのバカ」
御坂妹「残念ながら、同意いたします」
白井「はぁ、月曜日に遅刻したら、保護者とおまけもろとも、お説教いたしますからね」
上条「覚悟しとくよ」
一方「ここだな」
カーナビを確認して、一軒家の前に車を止める
右太郎「……ありがとう、おっさん、お姉さん、かみじょう」
番外個体「さ、はやく行ってきなよ」
促されて、右太郎は車を降りて一軒家に入っていく
続けてまことが降りようとして
一方「待ちなァ、オマエはここでお留守番だ」
一方通行に止められる
まこと「? どうしてですか」
一方「男の子にはよォ、女の子に見られたくねェ場面があるんだよォ」
まこと「?」
一方「ま、帰りにどっか寄ってやるから我慢しろォ」
まこと「よくわかりません」
一方「そのうちわかるようになンだよ」
カーナビを確認して、一軒家の前に車を止める
右太郎「……ありがとう、おっさん、お姉さん、かみじょう」
番外個体「さ、はやく行ってきなよ」
促されて、右太郎は車を降りて一軒家に入っていく
続けてまことが降りようとして
一方「待ちなァ、オマエはここでお留守番だ」
一方通行に止められる
まこと「? どうしてですか」
一方「男の子にはよォ、女の子に見られたくねェ場面があるんだよォ」
まこと「?」
一方「ま、帰りにどっか寄ってやるから我慢しろォ」
まこと「よくわかりません」
一方「そのうちわかるようになンだよ」
しばらくして、右太郎が家から出てくる
一方「さ、どうするゥ」
右太郎「かえろう。父さんが待ってる」
一方「了解」
まこと「おかあさんにあえましたか」
右太郎「うん、あえて嬉しかった。でも」
一方「さ、どうするゥ」
右太郎「かえろう。父さんが待ってる」
一方「了解」
まこと「おかあさんにあえましたか」
右太郎「うん、あえて嬉しかった。でも」
日曜日の午後、もうすぐ戻るとの連絡を受け
上条とフィアンマは二人で待つ
フィアンマ「そろそろだな」
上条「ああ」
二人の目の前に、一台の車が止まる
そこから降りてくるには
右太郎「父さん!」
上条とフィアンマは二人で待つ
フィアンマ「そろそろだな」
上条「ああ」
二人の目の前に、一台の車が止まる
そこから降りてくるには
右太郎「父さん!」
フィアンマ「……お帰り」
右太郎「ごめん、しんぱいかけて」
フィアンマ「きにするな」
右太郎「おれ、おれ」
フィアンマ「母さんと暮らしたいか?」
右太郎「うん、でも父さんとくらす」
フィアンマ「いいのか」
右太郎「だって父さん、おれがいないとだめだから」
フィアンマ「言うようになったな」
そう言って、フィアンマは息子の頭を撫でる
世界の歪みなんかよりも、ずっと大変でずっと大切で
右太郎「ごめん、しんぱいかけて」
フィアンマ「きにするな」
右太郎「おれ、おれ」
フィアンマ「母さんと暮らしたいか?」
右太郎「うん、でも父さんとくらす」
フィアンマ「いいのか」
右太郎「だって父さん、おれがいないとだめだから」
フィアンマ「言うようになったな」
そう言って、フィアンマは息子の頭を撫でる
世界の歪みなんかよりも、ずっと大変でずっと大切で
まこと「とうまくん」
上条「驚いたぞ。急だったからな」
まこと「ごめんなさい」
上条「一方通行と番外通行にもお礼を言うんだぞ」
まこと「はい!」
上条「じゃ、帰ろうか」
一方通行たちに別れを告げ
帰路に就く
今日はベランダで呑む必要はない
隣にこの子がいるから
ドライブ編 了
上条「驚いたぞ。急だったからな」
まこと「ごめんなさい」
上条「一方通行と番外通行にもお礼を言うんだぞ」
まこと「はい!」
上条「じゃ、帰ろうか」
一方通行たちに別れを告げ
帰路に就く
今日はベランダで呑む必要はない
隣にこの子がいるから
ドライブ編 了
今日の分は以上です
次は白井黒子編になると良いと思います
読んでくださった方ありがとうございます
次は白井黒子編になると良いと思います
読んでくださった方ありがとうございます
>>345
番外通行ってなってるが、いつの間にか結婚してたのか
番外通行ってなってるが、いつの間にか結婚してたのか
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