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元スレ上条「あの日、もしかしてお前は、俺以上に」
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この時の麦野の言葉は、まことにはまだよくわからなかった
ただ、まことたちのために言っているということだけは、
わかってはいた
「……こと」
「……まこと」
そこで目を覚ます
「……おねえちゃん?」
御坂妹「お目覚めですかと、ミサカは確認します」
まこと「はい、こんにちは……」
御坂妹「あの人が今日は警備員の仕事でおそくなるので、ミサカがかわりに夕食の準備をします」
ただ、まことたちのために言っているということだけは、
わかってはいた
「……こと」
「……まこと」
そこで目を覚ます
「……おねえちゃん?」
御坂妹「お目覚めですかと、ミサカは確認します」
まこと「はい、こんにちは……」
御坂妹「あの人が今日は警備員の仕事でおそくなるので、ミサカがかわりに夕食の準備をします」
まこと「はい。ありがとうございます」
御坂妹「いえ、ミサカもあなたといると嬉しいのでかまいません」
まこと「……あの、おねがいがあります」
御坂妹「はい、なんでしょうか。ミサカはどのようなおねだりにも応対する構えです」
まこと「……あの」
たいせつなひとにまだあえるのなら
御坂妹「いえ、ミサカもあなたといると嬉しいのでかまいません」
まこと「……あの、おねがいがあります」
御坂妹「はい、なんでしょうか。ミサカはどのようなおねだりにも応対する構えです」
まこと「……あの」
たいせつなひとにまだあえるのなら
御坂妹「垣根先生と、ミサカは同僚を事務的に呼びとめます」
垣根「ん、どうした」
イギリス清教のVIPが休息するホテルの中庭で、御坂妹は垣根を呼びとめる
御坂妹「いえ、明日の小テストの問題にミスがあるとミサカは指摘します」
垣根「ええーうそだぁー。ミスなんてねえよ」
御坂妹「ざーとらしい演技の共犯者に、ミサカはひそかにため息をつきます」
垣根「つーか、それ校正前のヤツだろー。決定稿は冷蔵庫の中ですー」
視界の隅で小さな侵入者が潜入するのを確認しつつ、もう少しだけ
猿芝居につきあう
御坂妹「冷蔵庫に入れんなよと、ミサカはしごく常識的な意見を述べます」
垣根「俺にー常識はーつうようしねー」
御坂妹(幸運を、まこと)
垣根「ん、どうした」
イギリス清教のVIPが休息するホテルの中庭で、御坂妹は垣根を呼びとめる
御坂妹「いえ、明日の小テストの問題にミスがあるとミサカは指摘します」
垣根「ええーうそだぁー。ミスなんてねえよ」
御坂妹「ざーとらしい演技の共犯者に、ミサカはひそかにため息をつきます」
垣根「つーか、それ校正前のヤツだろー。決定稿は冷蔵庫の中ですー」
視界の隅で小さな侵入者が潜入するのを確認しつつ、もう少しだけ
猿芝居につきあう
御坂妹「冷蔵庫に入れんなよと、ミサカはしごく常識的な意見を述べます」
垣根「俺にー常識はーつうようしねー」
御坂妹(幸運を、まこと)
インデックスはホテルの一室で、TVを見ていた。
何年振りだろうか、日本の番組をみるのは
ゴト
インデックス「……誰」
物音に対し誰何の声をあげる
まこと「はじめまして、いんでっくすさんですか」
インデックス「はじめまして。そう、私がインデックスだよ。あなたは? 可愛らしい侵入者さん」
まこと「かみじょうまことです」
インデックス「上条?」
とても懐かしい名前。今のインデックスを救ってくれたひと。
少女の顔を見る。かつて出会った科学の少女の面影がみえる。
何年振りだろうか、日本の番組をみるのは
ゴト
インデックス「……誰」
物音に対し誰何の声をあげる
まこと「はじめまして、いんでっくすさんですか」
インデックス「はじめまして。そう、私がインデックスだよ。あなたは? 可愛らしい侵入者さん」
まこと「かみじょうまことです」
インデックス「上条?」
とても懐かしい名前。今のインデックスを救ってくれたひと。
少女の顔を見る。かつて出会った科学の少女の面影がみえる。
インデックス「そう。まことちゃんっていうんだね。どんなご用事かな」
まこと「あの」
インデックスは柔らかく微笑み、少女の言葉を待つ
まこと「とうまくんにあってください」
インデックス「どうして?」
まこと「いんでっくすさんが、とうまくんのたいせつだからです」
まこと「たいせつなひとに、あえなくなってかなしいのはいやです」
インデックス「そう」
インデックスはまことに近づき、優しく頭を撫でる
まこと「あの」
インデックスは柔らかく微笑み、少女の言葉を待つ
まこと「とうまくんにあってください」
インデックス「どうして?」
まこと「いんでっくすさんが、とうまくんのたいせつだからです」
まこと「たいせつなひとに、あえなくなってかなしいのはいやです」
インデックス「そう」
インデックスはまことに近づき、優しく頭を撫でる
まこと「いんでっくすさん?」
インデックス「やさしいんだね。まことは」
まこと「やさしい?」
インデックス「とうまの気持ちが悲しくなるのが辛いんだね。もう泣いてほしくないんだよね」
インデックス「……ステイル。聞いてるんでしょ。とーまを呼んできて」
インデックス「こんな子を心配させるなんて、丸齧り確定かも」
そう言って、インデックスは少女のように笑った
インデックス「やさしいんだね。まことは」
まこと「やさしい?」
インデックス「とうまの気持ちが悲しくなるのが辛いんだね。もう泣いてほしくないんだよね」
インデックス「……ステイル。聞いてるんでしょ。とーまを呼んできて」
インデックス「こんな子を心配させるなんて、丸齧り確定かも」
そう言って、インデックスは少女のように笑った
『迷子のお知らせをします。第7学区からお越しの上条麻琴ちゃんのお連れ様、603号室でお子様がお待ちです。とっと来るんだよ』
上条「は?」
垣根「わりぃ、まことの後学のため俺が連れてきた」
上条「はぁ! 何してんの! アンタ!」
垣根「おい、早く行けよ。待ってるぞ」
上条「てめえ! 覚悟しとけよ!」
駆け出してゆく上条
垣根「全く、なんで603号室なのか考えもしねえんだな」
上条「は?」
垣根「わりぃ、まことの後学のため俺が連れてきた」
上条「はぁ! 何してんの! アンタ!」
垣根「おい、早く行けよ。待ってるぞ」
上条「てめえ! 覚悟しとけよ!」
駆け出してゆく上条
垣根「全く、なんで603号室なのか考えもしねえんだな」
インデックス「ひさぶりだね、とーま」
603号室に入ると、まことに膝枕をしているインデックスがいた
上条(はめられた!)
インデックス「アレ? とーまはお父さんなのに挨拶もできないんのかな? まことはできたのに」
上条「……ひさしぶりだな」
インデックス「はい、よくできたんだよ」
上条「何だよ、それ」
苦笑しながら、上条は答える
どことなく、なつかしい感覚が胸に広がる
603号室に入ると、まことに膝枕をしているインデックスがいた
上条(はめられた!)
インデックス「アレ? とーまはお父さんなのに挨拶もできないんのかな? まことはできたのに」
上条「……ひさしぶりだな」
インデックス「はい、よくできたんだよ」
上条「何だよ、それ」
苦笑しながら、上条は答える
どことなく、なつかしい感覚が胸に広がる
インデックス「ま、積もる話も無いわけじゃけど、本題に入るんだよ」
上条「な、なんだよ本題って」
インデックス「この子、とーまにあって欲しいってここに来たんだよ」
上条「まことが?」
インデックス「とうまが落ち込んでるって思ったみたい」
上条「俺が……」
インデックス「それにね、たいせつひとに会えなくなって悲しいのは嫌だからって」
上条「そうなのか」
インデックス「この子は自分も悲しいのに、とーまのことを思ってここに来たんだよ」
上条「俺のため」
上条「な、なんだよ本題って」
インデックス「この子、とーまにあって欲しいってここに来たんだよ」
上条「まことが?」
インデックス「とうまが落ち込んでるって思ったみたい」
上条「俺が……」
インデックス「それにね、たいせつひとに会えなくなって悲しいのは嫌だからって」
上条「そうなのか」
インデックス「この子は自分も悲しいのに、とーまのことを思ってここに来たんだよ」
上条「俺のため」
インデックス「だから、とーまはこの子を心配させたことをまず、反省しなさい」
上条「ああ」
インデックス「よくできました」
上条「ガキ扱いすんなよ」
インデックス「子どもに心配を掛けるのはガキなんだよ」
上条「そうだな」
インデックス「素直でよろしい、まことを悲しませちゃだめだよ」
上条「ああ」
上条「ああ」
インデックス「よくできました」
上条「ガキ扱いすんなよ」
インデックス「子どもに心配を掛けるのはガキなんだよ」
上条「そうだな」
インデックス「素直でよろしい、まことを悲しませちゃだめだよ」
上条「ああ」
インデックス「まことを悲しませたら、飛んでって丸齧りにしてやるかも」
上条「そいつは怖いな」
インデックス「おかげさまで歯は丈夫なんだよ」
上条「なんだよ、それ」
インデックス「さあ、まことを早く連れ帰ってお布団に入れる。風邪ひいたら大変なんだよ」
上条「わかったよ」
立ち上がってまことを背負う
上条「インデックス!」
最後に振り向きながら
上条「そいつは怖いな」
インデックス「おかげさまで歯は丈夫なんだよ」
上条「なんだよ、それ」
インデックス「さあ、まことを早く連れ帰ってお布団に入れる。風邪ひいたら大変なんだよ」
上条「わかったよ」
立ち上がってまことを背負う
上条「インデックス!」
最後に振り向きながら
インデックス「なにかな」
上条「会えて嬉しかった」
インデックス「口説いても無駄なんだよ」
上条「わかってる」
そのまま振り向かずに、扉をあける
会えてよかった。大切だった人
でも、今はもうこの背中のぬくもりしか考えられないから
だから次は
友達としてまた会おう
上条「会えて嬉しかった」
インデックス「口説いても無駄なんだよ」
上条「わかってる」
そのまま振り向かずに、扉をあける
会えてよかった。大切だった人
でも、今はもうこの背中のぬくもりしか考えられないから
だから次は
友達としてまた会おう
まこと「……ん」
上条「お、起きたか」
まこと「いんでっくすさんは?」
上条「あったよ。おまえに風邪ひくなってさ」
まこと「とうまくんは、あえてうれしかったですか」
上条「ああ、嬉しかったよ。でも、もうこんなことすんなよ」
上条「俺が、一番会えなくて悲しいのはお前なんだからな」
まこと「はい!」
インデックス編 了
上条「お、起きたか」
まこと「いんでっくすさんは?」
上条「あったよ。おまえに風邪ひくなってさ」
まこと「とうまくんは、あえてうれしかったですか」
上条「ああ、嬉しかったよ。でも、もうこんなことすんなよ」
上条「俺が、一番会えなくて悲しいのはお前なんだからな」
まこと「はい!」
インデックス編 了
今日の分は以上です
読んでいただいた方ありがとうございます
まだ、続きます
近いうちに投下します
次は青ピと一方編かな
読んでいただいた方ありがとうございます
まだ、続きます
近いうちに投下します
次は青ピと一方編かな
こころがほっこりするわ……
やっぱり俺と同じ作品(マイガール)を愛するだけの事はある
やっぱり俺と同じ作品(マイガール)を愛するだけの事はある
なごんだ…
しかしこの一方さん、暇人って何してるんだw
続き楽しみにしてます
しかしこの一方さん、暇人って何してるんだw
続き楽しみにしてます
マイガールって元ネタ知らんがざっと調べた感じじゃ主人公は再婚するんか?
この上条さんが再婚…
この上条さんが再婚…
ミサカ妹は色んな意味でダメージでかいから除外
今はあんまり魔術とのかかわりなさそうだから神裂と五和も除外
つまり残るは姫神だ!!こんどこそ、姫神なんだよ!!
アニメになっても!!■■と言われた姫神がここで花開く!!
今はあんまり魔術とのかかわりなさそうだから神裂と五和も除外
つまり残るは姫神だ!!こんどこそ、姫神なんだよ!!
アニメになっても!!■■と言われた姫神がここで花開く!!
打ち止め「お待たせ! 今日はミサカがお迎えだよとミサカはミサカは学校帰り!」
まこと「はい! ありがとうおねえちゃん!」
打ち止め「よし! じゃあ帰ろう! 途中でクレープでも買おうってミサカはミサカは気前の良いところ見せたり!」
青ピ「あ、打ち止めちゃん、ちょっとええか」
上条の古い友人で、この保育園で勤務する青い髪の男が、珍しく真面目な声で話しかけてきた。
打ち止め「ん? 何?」
青ピ「ちょっと奥で、まことちゃん、ちょっとだけ待っててな」
まこと「はい! ありがとうおねえちゃん!」
打ち止め「よし! じゃあ帰ろう! 途中でクレープでも買おうってミサカはミサカは気前の良いところ見せたり!」
青ピ「あ、打ち止めちゃん、ちょっとええか」
上条の古い友人で、この保育園で勤務する青い髪の男が、珍しく真面目な声で話しかけてきた。
打ち止め「ん? 何?」
青ピ「ちょっと奥で、まことちゃん、ちょっとだけ待っててな」
まこと「はい」
青ピ「あの子道具箱の中にこれ隠してたんや」
くしゃくしゃに丸めた紙を青ピが広げる。
打ち止め「プリント? 何のお知らせだろってミサカはミサカは確認してみる」
青ピ「うちの保育園の運動会のおしらせや」
青ピ「あの子道具箱の中にこれ隠してたんや」
くしゃくしゃに丸めた紙を青ピが広げる。
打ち止め「プリント? 何のお知らせだろってミサカはミサカは確認してみる」
青ピ「うちの保育園の運動会のおしらせや」
打ち止め「運動会?」
青ピ「そ、大覇星祭で学園都市自体が慌ただしくなる前に、うちは運動会するんや」
打ち止め「?」
青ピ「僕のミスやな。直接上やんに連絡好きやったな。大覇星祭の準備で上やんが忙しいんはわかっとたのに」
青ピ「そ、大覇星祭で学園都市自体が慌ただしくなる前に、うちは運動会するんや」
打ち止め「?」
青ピ「僕のミスやな。直接上やんに連絡好きやったな。大覇星祭の準備で上やんが忙しいんはわかっとたのに」
番外個体「つまり、忙しい上条当麻に気を使ってかくしてたってこと?」
打ち止め「そう! 高校教師で警備員は忙しいの!ミサカはミサカは肯定する!」
一方「ガキが遠慮すンなよな」
番外個体「で、上条当麻はどうするの?」
打ち止め「その日は午前中に補習授業があるけど、終わったら行くって」
打ち止め「そう! 高校教師で警備員は忙しいの!ミサカはミサカは肯定する!」
一方「ガキが遠慮すンなよな」
番外個体「で、上条当麻はどうするの?」
打ち止め「その日は午前中に補習授業があるけど、終わったら行くって」
番外個体「じゃあ、ミサカ達が午前中から応援にいこうか」
打ち止め「でも一つ問題が! ミサカはミサカは予定表を取り出してみる!」
番外個体「なになに? 午前のラストに『父と子の二人三脚』?」
一方「!」
打ち止め「でも一つ問題が! ミサカはミサカは予定表を取り出してみる!」
番外個体「なになに? 午前のラストに『父と子の二人三脚』?」
一方「!」
打ち止め「そう!どうしようかな?」
番外個体「んー」
一方「ゴホッ! うォっほン」
番外個体「んー」
一方「ゴホッ! うォっほン」
番外個体「上条当麻が間に合うのを期待するかなぁ」
打ち止め「でも、間に合うかなってミサカはミサカは心配」
一方「チョーカーの改良すげえなァ、これ一日持つンじゃねェ?」
打ち止め「でも、間に合うかなってミサカはミサカは心配」
一方「チョーカーの改良すげえなァ、これ一日持つンじゃねェ?」
番外個体「上条が教師やってる高校と保育園って近くでしょ」
打ち止め「うん。でも補習だよ?」
一方「イチニッ! サンシ! 軽やかに動けンなァ、俺!」
番外個体「そうだねー」
打ち止め「どうしようか?」
一方「……」
打ち止め「うん。でも補習だよ?」
一方「イチニッ! サンシ! 軽やかに動けンなァ、俺!」
番外個体「そうだねー」
打ち止め「どうしようか?」
一方「……」
番外個体「なんか解決策ないかな?」
打ち止め「うーんミサカはミサカは熟考中」
一方「無視すンなやァァァァァァァァァ!!!!!」
打ち止め「どうしたの? 急に大声出して」
番外個体「近所迷惑だよ」
一方「だから! 三下が間に合わねェ時はァ! 俺が出るって言ってるンですゥ!」
打ち止め「うーんミサカはミサカは熟考中」
一方「無視すンなやァァァァァァァァァ!!!!!」
打ち止め「どうしたの? 急に大声出して」
番外個体「近所迷惑だよ」
一方「だから! 三下が間に合わねェ時はァ! 俺が出るって言ってるンですゥ!」
打ち止め「言ってないよってミサカはミサカは突っ込んでみる」
番外個体「もやしのあなたが?」
一方「もやしじゃねェ!」
打ち止め「ケガしたら危ないよって、ミサカはミサカは虚弱体質のあなたを気遣ってみる」
番外個体「保育園の運動会で能力全開は、大人げないよ」
一方「ンだと! よし! じゃあ、俺がもやしじゃねェって、証明してやらァ! 外で走りこんでくるゥ!」
番外個体「もやしのあなたが?」
一方「もやしじゃねェ!」
打ち止め「ケガしたら危ないよって、ミサカはミサカは虚弱体質のあなたを気遣ってみる」
番外個体「保育園の運動会で能力全開は、大人げないよ」
一方「ンだと! よし! じゃあ、俺がもやしじゃねェって、証明してやらァ! 外で走りこんでくるゥ!」
それだけ言って、一方通行は外に飛び出す。ちょっと目頭を輝かせながら。
打ち止め「………」
番外個体「………ねぇ」
打ち止め「何?」
番外個体「運動会って三日後だよね」
打ち止め「うん」
番外個体「今から走りこみ?」
打ち止め「……そうみたいだね」
番外個体「……」
打ち止め「……」
打ち止め「………」
番外個体「………ねぇ」
打ち止め「何?」
番外個体「運動会って三日後だよね」
打ち止め「うん」
番外個体「今から走りこみ?」
打ち止め「……そうみたいだね」
番外個体「……」
打ち止め「……」
一方「ちくしょう! あいつらァ……、馬鹿にしやがって」
信号を待ちながら、ひとり呟く
一方「ぜってェ、見返してやるゥ」
青ピ「あれ? あっくんやん」
信号を待ちながら、ひとり呟く
一方「ぜってェ、見返してやるゥ」
青ピ「あれ? あっくんやん」
振り向くと見慣れた顔が一つ。
一方「おう、オマエか。今帰りかァ?」
青ピ「そんなとこや」
上条を通しての友人であり、なにより最近まことの送り迎えで遭遇するこの男を、一方通行は嫌いではない。むしろ、友人が少ない一方通行としてはちょっとテンションが上がるが、そんなことは顔には出さない。絶対に
一方「おう、オマエか。今帰りかァ?」
青ピ「そんなとこや」
上条を通しての友人であり、なにより最近まことの送り迎えで遭遇するこの男を、一方通行は嫌いではない。むしろ、友人が少ない一方通行としてはちょっとテンションが上がるが、そんなことは顔には出さない。絶対に
一方「お前ンとこの運動会、俺も応援にいくからな」
青ピ「まことちゃんの?」
一方「他に誰がいンだよ」
青ピ「ウチの子らに惚れてまったかと」
一方「ねェよ! なんでどいつもこいつも俺をロリコン扱いしやがるンですかァ!」
青ピ「冗談や」
青ピ「まことちゃんの?」
一方「他に誰がいンだよ」
青ピ「ウチの子らに惚れてまったかと」
一方「ねェよ! なんでどいつもこいつも俺をロリコン扱いしやがるンですかァ!」
青ピ「冗談や」
一方「……」
青ピ「運動会のことなんやけど」
一方「?」
青ピ「父と子の二人三脚、提案したの僕なんや」
一方「ほォ」
青ピ「二人三脚って前もって知らせとけば、上やん、時間とって練習するかもしれんやろ? まことちゃんと」
一方「そうだなァ」
青ピ「運動会のことなんやけど」
一方「?」
青ピ「父と子の二人三脚、提案したの僕なんや」
一方「ほォ」
青ピ「二人三脚って前もって知らせとけば、上やん、時間とって練習するかもしれんやろ? まことちゃんと」
一方「そうだなァ」
青ピ「あの時期、上やん忙しいからなぁ、まことちゃんと過ごす口実にできると思ったんやけど」
一方「あのガキが変に気ィまわして裏目にでたと」
青ピ「せやな」
一方「間抜けなオマエらしい」
青ピ「ひどいやん」
一方「事実だろォが」
一方「あのガキが変に気ィまわして裏目にでたと」
青ピ「せやな」
一方「間抜けなオマエらしい」
青ピ「ひどいやん」
一方「事実だろォが」
青ピ「どういう意味や。……あ、この話、上やんにはオフレコな」
一方「おォ」
青ピ「ところで、あっくんは何しとるんや?」
一方「……健康のためのジョギングだァ」
青ピ「ジョギング?」
一方「ジョギング」
小萌「じゃあ、上条ちゃん補習頑張ってください」
上条「……はい」
小萌「小テストを何度か挟んで、全員が目標点を取れるまでですから。みんなが頑張ればすぐ終わりますよ」
上条「……はい」
小萌「みんな昔の上条ちゃんみたいな子たちですから、だいじょうぶですよ」
上条「……はい」
小萌「小テストを何度か挟んで、全員が目標点を取れるまでですから。みんなが頑張ればすぐ終わりますよ」
上条「……はい」
小萌「みんな昔の上条ちゃんみたいな子たちですから、だいじょうぶですよ」
上条「……そう言われると不安になるんですけど」
小萌「早く終わらして、まことちゃんのとこ行ってあげてくださいね」
上条「……頑張ります」
小萌「じゃ、頑張ってくださいね」
上条「……大人になっても、補習まみれかよ。立場は違うけど」
そう考えると学生時代に自分が、この子どもにしか見えないかつての恩師にして、現在の上司にどれだけ迷惑を掛けていたかもわかる。
わりと命がけの理由での、欠席も多かったが。
小萌「早く終わらして、まことちゃんのとこ行ってあげてくださいね」
上条「……頑張ります」
小萌「じゃ、頑張ってくださいね」
上条「……大人になっても、補習まみれかよ。立場は違うけど」
そう考えると学生時代に自分が、この子どもにしか見えないかつての恩師にして、現在の上司にどれだけ迷惑を掛けていたかもわかる。
わりと命がけの理由での、欠席も多かったが。
御坂妹「開会式が始まったそうですとミサカはMNWからの報告を伝えます」
上条「あー、打ち止めたちが行ってくれてるんだったな」
御坂妹「はい。さらに一方通行が応援席の真ん中で筋肉痛で唸ってることもミサカは付け足します」
上条「は? 一方通行が」
御坂妹「はい。まさかあのもやしに、痛くなる筋肉があったとは。骨と皮だけではなかったという新事実にミサカは驚愕します」
上条「いや、そういうことじゃなくて」
垣根「おい、生徒たちまってるぞ。無駄話してんなよ」
上条「おう、悪い」
ため息をついて職員室を出る。そこで気持ちを切り替える。生徒たちは今は嫌なだけかもしれない。
しかし、大人になってこの補習が財産になる事もあるかもしれない。
今の上条のように。だから、手は抜けないのだ。
上条「あー、打ち止めたちが行ってくれてるんだったな」
御坂妹「はい。さらに一方通行が応援席の真ん中で筋肉痛で唸ってることもミサカは付け足します」
上条「は? 一方通行が」
御坂妹「はい。まさかあのもやしに、痛くなる筋肉があったとは。骨と皮だけではなかったという新事実にミサカは驚愕します」
上条「いや、そういうことじゃなくて」
垣根「おい、生徒たちまってるぞ。無駄話してんなよ」
上条「おう、悪い」
ため息をついて職員室を出る。そこで気持ちを切り替える。生徒たちは今は嫌なだけかもしれない。
しかし、大人になってこの補習が財産になる事もあるかもしれない。
今の上条のように。だから、手は抜けないのだ。
保育園
打ち止め「ビデオカメラ確認! ミサカはミサカは録画開始!」
番外個体「まことー。あ、こっちふりむいた」
一方通行「おォ、うーン、てっ」
打ち止め「流石にカメラ映りいいね! ミサカはミサカは叔母バカぶりを発揮してみたり」
番外個体「プログラム、プログラムっと。あ、あった」
一方「うゥ…。おおおゥッ」
打ち止め「ビデオカメラ確認! ミサカはミサカは録画開始!」
番外個体「まことー。あ、こっちふりむいた」
一方通行「おォ、うーン、てっ」
打ち止め「流石にカメラ映りいいね! ミサカはミサカは叔母バカぶりを発揮してみたり」
番外個体「プログラム、プログラムっと。あ、あった」
一方「うゥ…。おおおゥッ」
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