元スレ男「よりによって最後の村に生まれてしまった」
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201 = 1 :
父「無様にもその背中を曝したところを… 後ろから一突き、バックスタブだ…」
男「くっ… 誰が、逃げるかよっ! >どうぐ っ!」
父「ほっほう、少しはマシな面構えになったじゃないか。だが…お前に父は、越えられぬッ!」
妖精「男ぉーっ、ダメぇーっ!!」
父「はっはは。お嬢ちゃんよ。そう心配しなくても、こいつに裏呪文なんて使わんよ」
父は、身を守っている!
父「父は父らしく…こうしてどっしり構えて、息子の敗北を見学…シーイングするとしよう」
202 = 1 :
男「なめるなぁっ!」
男はガイアソードを振りかざした! 地の底より、大地のヌシが現れる!
土蛙「おひさしー」
ガイアトードの攻撃! 怒れる地のヌシの咆哮!“グランドシェイカー”!!
父「ハッハハハッハハ! 無駄無駄ァ!」
水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!
男「くそっ…!」
203 = 1 :
男の体に毒がまわる… 男は35のダメージをうけた!
男「っ…!」
妖精「あの毒のタイプは、分類“イベント毒”… 解毒不能の、毎ターン10%ダメージ…! あれではいずれ…!」
男「そうなのか、妖精さん…ネタバレ、ありがとうな!」
妖精「ばっ、バカっ! そんな事はどうでもいいから、早く逃げろって言ってるのよ!」
男「いや…逃げない。ターン3、コマンドだ!」
父「ほう…」
204 = 1 :
父「何を強がっているんだ、息子よ。お前はここで負け帰って、母さんのところで目を覚ませばいいじゃないか」
男「…」
父「勇者だって、嫌々やらされているような物なんだろ? やめちまったらいいさ、そんなもん」
男「…」
父「嫌な事があったら、別に投げ出したっていいんだ。自分の生き方を自分で決められるのもまた、大人だぜ?」
男「…あんたこそ、怖いんじゃないのか?」
父「…何?」
205 = 1 :
男「自分が目を背けていた息子の成長が、怖いんじゃないのかっ!」
父「…ほう。息子の癖に、生意気な事を言う。だが、成長とは一体何だ? お前はこの妖精に頼り切ってここまで来たんじゃないのか」
男「そうだ」
父「ハッハハ! そうだろうとも! …全く、お話にならない… ノープロブレムだよ、お前は」
男「だが、それだけじゃない…!」
父「何…?」
206 = 1 :
男「この、まだまだ短い旅のはじまりでっ!」
>とくぎ!
男「俺には、確かに得た“経験値”とッ!」
“かえんぎり”!
父「むっ!?」
男「敵の弱点を教えてくれる、心強い“仲間”とッ!」
“かえんぎり”!
妖精「そうか、火炎斬り…! いや、でもただの火炎斬りじゃない。あれは…!?」
207 = 1 :
男「志を共にして… 凄い技を教えてくれた、“友”がいたんだーッ!!」
“かえんぎり” + “かえんぎり” 一人連携、発動!!
父「バカな…何だ、その技はっ!?」
男「くらええええええっ、オヤジイイイイイイっ!!!」
男の攻撃!
男「真、必殺ッ! 音速…火炎斬ッ…!」
父「ぬおおっ!?」
208 = 1 :
水の障壁が攻撃を防いだ!
ミス! 父にダメージを与えられない!
水の障壁は消滅した!
父「ふっ…ふっはは、ふっははふっはは!」
妖精「だ、ダメなのっ!?」
父「息子よ! マイ・サンよ! 中々見事な切り札、良いショーダウンだったぞ!」
男「…」
父「だが…次のターンで障壁を貼りなおし、リペアすれば良いだけの事! 所詮は、子供の付け焼刃に過ぎなかった!」
男「…だっ」
209 = 1 :
父「何…?」
男「まだだぁッ!」
男の追加攻撃!
妖精「えっ!?」
男「“二重音速火炎斬”…これが二重の、極みだァーーーーーッ!!!」
父「ぬおおおおおおッ!?」
210 = 1 :
クリティカルヒット! クリーンヒット! フェイタルヒット!
連続攻撃ボーナス! 障壁突破ボーナス! 弱点攻撃ボーナス! 思い出補正ボーナス!
父に6190のダメージ!!!
父「ひ、光が…!? ぐあああああああっ!?」
父を…倒した!
男「はぁっ、はぁっ、はぁっ… や、やった…やったぞーーーーっ!!!」
妖精「うそーん」
211 = 1 :
周囲の視界が、ドロドロと融けて行く…
男「えっ!?」
水の都ウォーティアは、まぼろしのヴェールに包まれていたようだ…
なんと、この場所は水の神殿だった!
妖精「そういえば、あれだけドンパチやったのに人っ子ひとり出てこなかったものね…」
父「はっはは…やるじゃねえか、息子…マイ・サンよ…」 どろどろ
妖精「!」
男「なっ…!? おっ、親父っ!?」
212 = 1 :
妖精「そうか…何かおかしいと思ってたけど…」
男「妖精さん!?」
父「シャーラップ…言ってくれるな、妖精さんよ… ネタバレはお断り…ノーサンキューだ…ぜ…」
男「い、いや! 構わない。続けてくれ、妖精さん!」
妖精「…これは、あなたの父親ではないわ…水の塊に、魂だけが宿ったもの…」
男「えっ…?」
213 = 1 :
:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします: [sage] 2012/02/08 13:06:01.55 ID:CEWH2HDM0
男「つまり…どういう事だってばよ…?」
妖精「ここには、あんたのお父さんの魂はあっても…体は、無いって事」
男「まさか…まさか、そんな…!」
父「あーあ、バレちまったか…」
男(親父…もう、何年も家に帰って来ないと思ったら…!)
男「なあ、親父…? ウソだろ? ウソなんだろ、そんなのッ!?」
父「はっはは… バーカ、嘘じゃねえよ。ノン・フィクションだ…」
男「!」
父「俺は…出稼ぎに出た土の要塞帝国・グラン近くの鉱山で…5年前、地震に巻き込まれて…そのまま、な…」
男「う…嘘だ…嘘だッ!!!」
父「そのまま…命だけは助かったんだが…足を悪くしてな…何かこう、仕事には差し支えないんだけど…遠き故郷、ファーランドまでの道のりが…しんどくて…」
男「ズコー」
214 = 1 :
父「まあとにかく、お前の様子が見たかっただけだ」
男「さっきまでのテンションは一体どこに振ったらいいんだ。もうだめだ」
妖精「あーくだらない…ほら、さっさと青い瞳のオーブをよこしなさい」
父「おお、そうだったな」
“青い瞳のオーブ” を受け取った!
男「やたっ!」
215 = 1 :
父「…元気そうで何よりだったぜ。ま、俺もそのうち帰るからよ。
お前もさっさと魔王とやらを退治して、家で待っててくれや」
男「親父…」
父「おっと…もうこの体も限界みたいだな。じゃあな、男。達者でな」
父の体は、水に還ってしまった…
妖精「男…」
男「妖精さん…」
妖精「あたしからあんたにかけられる言葉は、たったひとつしかない…」
男「えっ…?」
妖精「…あんたのファーストキス、便所サンダルの底(笑)」
男「」
妖精「しかも父親の(笑)」
男「」
216 = 1 :
―水の大陸 フィールド―
男「最悪の大陸だった」
妖精「まあまあ。それにしても、アンタらしからぬ奮戦だったわね」
男「よ、妖精さんが俺を褒めるなんて…!?」
妖精「まあ今回は認めてやるわよ。あたしが真っ先に無力化されるなんて思いも寄らなかった」
男「それについては、俺の方がびっくりした」
妖精「かえんぎりの連続攻撃か…よく思いついたわね」
男「いやー、自分でもびっくりだよ。何か妙に頭が冴えてさ」
妖精(新手の勇者特性…? それとも、あの規格外親父の息子だから、かしら? いや、もしかして…)
男「今なら、今までわからなかった事も理解できる気がするんだぜ!」
妖精「えっ」
男「ん…あれ? そういえばずっと、頭の中で何かがひっかかってたんだよな…」
妖精「」
217 = 1 :
男「…そういえば、火の大陸で…」
妖精「ああーっ、ほら男! 今の戦いで経験値がたっぷり入ってるわよ!」
男「おっ? おお、本当だ」
妖精「早速体力に全振りしましょう! ほらほらっ!」
ピロリーン ピロリーン
男「え、えへへ…えへ…」
218 = 1 :
男「ええっと、次は風の大陸だっけ?」
妖精「…うん」
男「どうやって行くんだ? またシドラヌに頼むのか?」
妖精「着いてきて」
-
―水の大陸の北端 海神のほこら―
妖精「到着。ここよ」
男「ここは?」
妖精「ちょっと奥に進むわ」
219 = 1 :
―海神のほこら 水の祭壇―
妖精「ちーっす」
婆「…何者だ」
男「あっ、あれ? 火の集落の族長?」
婆「火の集落? ここは水の大陸じゃぞ」
妖精「男。世の中には自分と似た人が、色違いで3人はいるの。気にしないで」
男(別人なのか…)
婆「して、何用じゃ?」
妖精「男。アレ出しなさい」
男「アレって…やっぱり、これかな」
>どうぐ “青い瞳のオーブ”
婆「これは!? お主ら、まさか…!」
妖精「はいはい勇者御一行です」
220 = 1 :
婆「ふむ…では、“海蛇の道”を通って、風の大陸に行くのだな」
男「海蛇の道?」
婆「海の魔物が暴れておるせいで、船は全て止まっておるからな。
本来、神聖なる海神の道は、誰も通ってはいけない事になっておるが…
勇者なら話は別じゃ」
男「妖精さん、通訳」
妖精「聞いたとおりでしょ」
221 = 1 :
男「海で魔物が暴れてるって。今までそんな風には見えなかったけど」
妖精「シドラヌには魔物が寄ってこないからね」
男「いやだから、シドラヌに乗っていけばいいんじゃないの?」
妖精「海竜シドラヌ入手のタイミングは、本当は3つのオーブ入手後なの」
男「え?」
妖精「あれに乗っていくと風の谷のイベントが始まらないのよ」
男(ああ、インチキしてるツケが回ってきてるのか…)
婆「相談は終わったかの?」
男「あっはい」
妖精「とにかく海神の道に乗っけてちょうだい」
婆「仕方あるまい。あれは持っておるのだろうな?」
妖精「ぬかりないわよ」
男(あれって何だ?)
222 = 1 :
―海蛇のほこら深部 海蛇の道前―
婆「さ、準備は良いな」
妖精「OKよ」
男「ちょっと待った」
妖精「何よ」
男「海蛇の道って…これ、何なんだよ」
妖精「見た通りでしょ」
男(穏やかに凪いでる海面に一本だけ、幅3メートルくらいの不自然な激流がある)
男「まさかこれがずーっと風の大陸まで続いてるんじゃないだろうな」
婆「そうじゃが」
男「自然とはいったい…うごごご…」
妖精「男。はい、これ」
男「えっ」
“ガラスだま”を手に入れた!
223 = 1 :
男「何この金魚鉢。どっから出てきたの」
妖精「アイロニアで買っておいたのよ。それ頭装備だから、はやく被って」
男「えっ」
妖精「いいからはよ」
男はガラスだまを装備した! ぼうぎょりょく 217 → 218
男「防御力1しかないんだけど。あと息で視界が曇る」
妖精「今だけだから我慢しなさい」
婆「準備は整ったな。では、海神の加護のあらん事を…」
男「おっ、出発か。それで船は?」
妖精「んなもん無いわよ」
男「えっ…まっ、まあ妖精さんも同行するって事はそれで大丈夫なんだよな」
妖精「…」
男「何で黙るの。ねえ何で黙るの」
224 = 1 :
妖精「>じゅもん! “アミュレト”!」
妖精は男にアミュレトを唱えた!
男「わっ!? 何、何したの」
妖精「お守りよ。今回はあんた一人で行ってもらうから」
男「えっえっ」
-
男「何でよ」
妖精「何でもよ!!」
男「な、何怒ってるんだよ…」
妖精「…とにかく、風の大陸の事はあんたに任せるわ。
あたしは後で合流するから。さっさと緑の瞳のオーブを取ってきなさい」
男「後でって…」
225 = 1 :
婆「何をもたついておる? 男だったら潔く飛び込まんか」
ドンッ バシャーン
男「アバーッ!? アイエエエエ、入水!? 入水ナンデ!?!?」
男は海神の道に乗った! 不思議な力がはたらく…
男「何これぇ!? すごい勢いで沖に流されていくんですけどー!!」
妖精「そのタイルは移動速度8倍の矢印床属性だからねー! そのまま風の大陸まで止まらないわよー! じゃねー!」
男「ちょっおまっいくら何でもざっけっ段々深くなってきたよぉあばばばばばばば」
妖精「ガラスだまは呼吸装置だから大丈夫よー」
男「こんなんで息ができてたまるがぼぼぼぼぼぼぼもうだめばばばば」
男は水平線の彼方に消え去った…
妖精「…ごめんね、男」
226 = 1 :
水の大陸おわり ちょっと休憩します
229 :
こんだけレスあって24レスしか他人のがないのか
今のVIPだとそんなもんか
230 = 31 :
んほおお
231 :
読んでるから頑張って
235 = 1 :
はじめます こっから中二入ります
236 = 1 :
―風の大陸 浜辺―
男「ごほっごぼっべはっ…くそっ、何で死んでないんだよ…
で、ドコなんだよ…ココは…」
男は周囲を調べた! ここは風の大陸の浜辺のようだ…
男「俺のかしこさじゃあ小学生並みの状況把握しかできない」
?「キャーッ!」
男「悲鳴!? あっちか!?」
237 = 1 :
盗賊A「ヘッヘッヘ…観念しなってお嬢ちゃん」
娘「いやーっ! 誰か助けてーッ!!」
盗賊B「そんなに騒いだって誰も来やしねェって…ぐへへへへ」
男「な、何だよあのテンプレ展開…まるでRPGじゃないか…!
おいっ、お前らっ!」
盗賊A「あァ? 何だァ、テメエ」
男「俺は…勇者だ!(キリッ)」
娘「えっ?」
盗賊B「ブフォwwwww」
男「大丈夫ですかお嬢さ…って、うわあああああ!? その顔っ…おっ、親父かっ!?」
娘「えっ? あっ、あのっ…何を言ってるのか、よく…」
男(あっ…世の中には似た容姿の人が3人はいる、って奴か?)
238 = 1 :
男「いえ、お嬢さん。何でもないんです。これは失礼をば(ニカッ)」
盗賊A「おいィ? さっきから何ワケのわからなねー事ひとりでブッ呟いてンだ?」
盗賊B「人のデート邪魔しといてさあ、あんまりチョーシこいてるとボコにすんよ勇者クーン?」
男「うるっせええオラアアアアア!」
バキャッ
YOU WIN! テレッテッテッテーン
盗賊A「ぎにゃぁぁぁぁ!!」
盗賊B「うっぐぺぺぺぺーっ!」
男「えっ…何、コレは…」
娘「す、凄い…戦うまでもないレベル差があったから、戦闘を省略して瞬殺してしまったんですね!」
男「そ、そうなの? い、いやまあ勇者の為せる技ですとも。ハハハ。ハハハハハハ!!」
239 = 1 :
娘「素晴らしいです! 貴方なら村を救えるかもしれない!」
男「村を救う…? す、すげえ…RPGや…これRPGやぞ!! ウヒョ―――イ!!!」
娘「引き受けていただけますか、勇者様!」
男「ハハハ! お任せ下さいお嬢さん! 血まなこ巨人でもキングラフレシアでも、どんと来いですよ!(ニカッ!!!)」
娘「ありがとうございます! では、こっちです!!」
―風の集落―
男「ここが風の集落かあ…すごい数の風車小屋だなあ」
娘「勇者様、あれを見てください」
男「えっ? …何だこりゃあ、村中盗賊まみれだ」
娘「あの人たち、3日くらい前にやってきて…村中で好き放題やってるんです」
男「さっきの連中の仲間か。要するに俺に奴らを倒して欲しい、って事だろ?」
娘「はい。お願い、できますか?」
男「フッ…お任をば(ニカカッ)」
240 = 1 :
―風の集落、広場―
盗賊C「AとBが帰ってこねえな」
盗賊D「クク…奴らは俺ら盗賊団の中でも最モブ…」
盗賊E「娘一人かどわかせないとは、盗賊のツラ汚しよ…」
男「ウオオオオ!!!」 ザクーッ
盗賊CDE「ギャアアアアアアアアア!!!」
YOU WIN! テレッテッテッテーン
男「俺TUEEEEEEE!!! この調子でお前ら全滅だらァーッ!!!」
ガチャッ
黒騎士「騒がしいな…」
男「えっ…何か真っ黒いフルアーマーの騎士がいきなり民家から出てきた…」
盗賊達「おかしら!!」
男「どう見ても盗賊団の頭じゃない」
241 = 1 :
黒騎士「我は漆黒の騎士…“ビューティフィリオンフェヒター”と呼ばれし者」
男「ひどい名前だ」
娘「気をつけて下さい! 村の男達が束になっても、あの騎士には敵わなかったんです!!」
男「ボスキャラかよ…でも、今の俺なら…!」
黒騎士「ほう…面白い。試してみるか?」
漆黒の騎士は、男の身の丈をゆうに越える騎士剣を構える…
男「剣でけえ」
黒騎士「これは剣というにはあまりにも大きすぎた…大きく分厚く重く、そして大雑把すぎた…」
男「なにいってんの」
黒騎士「形容する…“鉄塊”、と!」
漆黒の騎士は大地を蹴り、恐ろしいスピードで男に迫る!!
男「素早い!」
242 = 1 :
* モンスターがあらわれた! *
漆黒の騎士、ビューティフィリオンフェヒター があらわれた!
男(妖精さんのいない、正真正銘のタイマンははじめてだ…)
黒騎士「どうした、臆したか?」
男「あせんなって! >たたかう!」
―ターン 1―
男の攻撃!
男「だりゃあああああ!」
黒騎士の攻撃!
黒騎士「はああああああっ!」
男「えっ!?」
243 = 1 :
両者の素早さは互角! 鍔競り合いが発生!!
男「そ、そんなのあるのかよ!」
黒騎士「甘いぞ…そらあっ!」
男「ぐあっ!」
男はパワー負けして吹き飛ばされた! 27のダメージ!
男「いいってえ!」
244 = 1 :
―ターン 2―
黒騎士「どうした。貴様の力はその程度か」
男「くそっ! 火力負けか…なら! >とくぎ!」
黒騎士「ほう」
男「いくぜえっ!」
男の攻撃! ガイアソードが炎にうなる! 火炎斬り!
黒騎士「フッ、火炎斬りか…ならば!」
黒騎士の攻撃! 鉄の塊が炎にうなる!
黒騎士「燃えよ…世界は命じた!」
火炎斬り!
男「何っ!?」
245 = 1 :
両者の素早さは互角! 鍔競り合いが発生!!
男「ふぬぬぬぬぬっ!」
黒騎士「おおおおおおおっ!」
男「うぎぎぎぎぎ…お、押されているッ! 駄目だアッ―!!」
男はパワー負けして吹き飛ばされた! 45のダメージ!
男「うあっちぃいいいい!!」
246 = 1 :
―ターン 3―
黒騎士「くだらん」
男「な、何だと!?」
黒騎士「こんなものなのか、男!」
男「ぐぎぎ…言わせておけば! こうなったら! >とくぎ!!」
男の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり” 一人連携、発動!!
男「真、必殺っ!! 二重音速火炎斬―――ッ!!!」
黒騎士「面白い! こちらも、行くぞォッ!!」
黒騎士の攻撃! “かえんぎり”+“かえんぎり” 一人連携、発動!!
男「う、嘘だろ!?」
黒騎士「最 終 警 告 ッ!“法則の崩壊”…ミラ・アンセス―――ッ!!!」
247 = 1 :
両者の素早さは互角! 打ち合いが発生!!
男「てやっ! だらっ! そりゃぁっ!!」
黒騎士「ほっ! ふっ! ハァッ!!」
1合目、攻撃は相殺した!
2合目、攻撃は相殺した!
3合目、攻撃は相殺した!
男「こなくそーっ!!」
黒騎士「オオオオオッ!!!」
248 = 1 :
盗賊C「す、すげえ…何かドラゴンボールみたいな事になってら」
盗賊D「ものすごい熱気が二人の周りを囲んでるぞ、ありゃあ何だ?」
娘「あれは…互いの闘気が互角のレベルで炸裂しているせいで、互いの体にダメージが届かず、
周囲にエネルギーが留まり続けている状態です」
盗賊D「えっ」
娘「あのエネルギーは戦況の拮抗が崩れた瞬間、押し負けた方に一気に流れ込む筈…
そうなれば必死のダメージは免れない!!」
盗賊E「そ、そう。お嬢ちゃん詳しいですね」
娘「モブのたしなみです」
249 = 1 :
―ターン EXTRA―
男「お前ッ! どこでこの技をッ!!」
96合目、攻撃は相殺した!
黒騎士「知りたいかっ…はあッ!」
97合目、攻撃は相殺した!
男「俺のオリジナル技じゃ…なかったのかよ!!」
98合目、攻撃は相殺した!
黒騎士「俺は死の淵より舞い戻り、この技を得たのだ!
それに、元はといえば…火炎斬りは、俺の技だッ!!」
250 = 1 :
男「何っ… うわっ!?」
99合目、攻撃は相殺した!
黒騎士「フッ… 終わらせるぜ、男!!」
男「お、お前…まさか!?」
黒騎士「おおおおおおおおおッ!!!」
黒騎士の攻撃! クリティカルヒット!
100合目! 男は競り負けてしまった!!
男「うわあっ!?」
場を渦巻いていたエネルギーが、一気になだれ込む!!
男「ぎゃああああああッ!!!!」
男に9709のダメージ! 男は、倒れてしまった…
みんなの評価 : ☆
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