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    元スレ男「モテる代わりに難聴で鈍感になるんですか?」

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    タグ : - ハーレム + - ホラー + - 難聴スキル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    101 :

    仕事が暇だから助かる

    102 = 1 :

    幼馴染「じゃ、じゃああたしそろそろ自分の教室に戻るね……男くん、お弁当大丈夫だったかな」

    「だから65点だって。でも感謝してるぞ、これからも俺が採点するから、頼んでいいか」

    幼馴染「! も、もちろんだよっ、喜んで! そっか、毎日作ってきていいんだ…ま、まるで…[ピーーーーー]みたい///」

    「チッ!!」

    の娘「お、男? 大丈夫?」

    転校生「それにしてもほんと羨ましい限りだわ、あんたみたいなド変態クズに幼馴染さんがいるなんて」

    転校生「私もそういう、[ピーーーーーーーーーーーーーーー]…[ピッ][ピピーーーーーーーーーーーーーーーーー]……」

    「え!? 何だって!?」

    転校生「な、何でもないわよ!! ただの一人言…気にしないで…」

    「頼むから自分の頭の中で考えるぐらいで抑えてくれないか…逆にもやもやさせられる…!」

    転校生「はぁ? あんたちょっと大丈夫なの?」

    103 = 1 :

    転校生「……ねぇ、ところであんたに折りいって頼みがあるんだけど」

    転校生「べ、別に断ってくれてもいいけどさ……私に[ピーーーーーーーーーー]、教えてくれないかしら……?」

    「何だって?」

    転校生「だ、だからぁ~! …はぁ、やっぱりいいわ。自分で何とかしてみるから」

    (恐ろしき難聴スキル。まさか、まさか自分でフラグを叩き割ってしまうとは思わなんだ)

    「いや、協力してやるよ。俺に頼むぐらいだ。他に当てもないんだろう?」

    転校生「…本当? バカにしたりしないでしょうね?」

    「ああ、俺に任せておけよ」

    (ハーレム主人公であれば、ここでかならず頼りがいのある所を見せ、アピールする筈)

    転校生「うっ……/// な、なによ……[ピーーーー][ピーーー]、[ピーーーーーーーーーーガーーーーーーー]……///」

    (もはや解読不能の域へ達したのである)

    105 = 100 :

    106 :

    107 :

    108 = 1 :

    転校生「じゃ、じゃあさっそく今日からお願いしたいんだけど! 大丈夫かな」

    (凄いの一言に限る。たった一日で今日出会ったばかりの美少女から、個人的なお願いをされてしまったのだから)

    (考えれるか? 俺には信じられない。実は今の俺は超絶イケメンの天才なのではないだろうか。そうでなければ、ありえないだろう)

    転校生「ねぇ、聞いてた? 変態?」

    「俺はいつから変態の名へ変わった? 役所に行ってそう頼んだ覚えはないし、マゾでもないぞ」

    「別に構わないよ(……さきほど、彼女は俺になんて頼みをしたのだったか。たしか、「教えろ」までは聴きとれた。では何をか、である)」

    (おそらくは日本語に違いない。自信がないとか勝手に俺へ語っていた。転校生は間違いなく、俺へ日本語を教えろと頼んだのだろう。まるで自分が推理小説の探偵へでもなった気分にさせられる。神よ、難聴にもほどがある)

    転校生「ずいぶんと安請け合いしちゃうのね……でも助かるわ、変態だけど!」

    「礼を言うか貶すか、どっちか一つにしろ!」

    転校生「えへへ、ごめんごめん。そ、それじゃあさ……[ピーーーーーー]、行っていいかなぁ……///」

    「頼む。もう一回言ってくれ…!」

    転校生「だ、だから……[ピーーーーーーー]に行っても…いいかって……うぅ///」

    (はてしなく面倒な気持ちにさせられる。だが、この流れならば予測できるレベル。転校生は俺の家に来たがっているに違いない。高速だ。過程がふっ飛ばされているような錯覚を起こしそうになる)

    「ん? 別に問題ないが、いきなり人ん家に上がろうとするとはさすがイギリス女だな」

    転校生「い、イギリス関係ないから!! 変な風に言わないでよね!?」

    109 = 79 :

    神への挑戦

    110 = 100 :

    ハーレム主人公ってこんなに洞察力が必要だったんだな...

    111 :

    ハーレム系のギャグSSかと思ったら割と真面目に神対人の構図になってた

    112 :

    どう転ぶか読めない

    113 = 1 :

    (しかし、このままだと転校生ルートで固定されてしまうのだろうか。悪くはないが、他にも美少女がいるのだ。時間をかけて選択したかった)

    (そして、もし転校生と結ばれれば到底ハーレムルートは叶わないだろう。俺とて外道ではない。愛することになった美少女を尻目に浮気なんてするものか)

    (……ということはだな。俺はあえて転校生のアピールへ気付かない振りをして、固定化を防ぐ必要がある)

    (いっその事、突き離す選択もあるにはあるが、あんなに可愛らしい天使へ酷な真似をするなんて俺には無理)

    (なるほどわかった。バランスを均衡に保たねばハーレムは築けないのだ。それを崩した愚かな主人公が、一人のヒロインとくっ付くミスを犯す)

    (そう、俺の感覚からすれば、彼らは敗者。とにかくこれからの俺は全力で一人へ深く接することを禁じなければ)

    (しかし、そう上手くもいかないものか。こんな風にされては)

    先輩「やっほぉ~~~男くん朝ぶりだよ~~~うりうりぃ!」むにゅむにゅ

    「せ、先輩……だから、いきなり抱きつく癖どうにかならないんですか!?」

    先輩「んー? これは男くんだけへの特別にゃー♪ 何だかんだで嬉しいくせに~」

    (彼女は、先輩は比較的他の美少女より言葉が聴きとり易い方だ。だからこそ安心できる、というわけでもないのか)

    先輩「わたしは、こうして[ピーーーーーーー]に[ピーーーーーー]してると……[ピーーーーーー]……え、えへへ…なんて!」

    114 :

    言ったそばから聞き取れなくなってるじゃねえか

    116 = 1 :

    先輩「少しはわたしの愛好会へ入ってくれる気になったかね! …なったよね?よし、けってー!」

    「待てまて、無理矢理すぎるだろ! 俺にだって選択する権利はあるでしょう」

    先輩「えー……男くんがいなきゃやだやだー……お願いっ!入ってくれたら何でも言うこと聞いたげるヨ!」

    (おいおい、美少女にそんな頼み方されては敵わんだろう。……いかん、持って行かれそうになってしまった)

    「もう少し俺に時間をくだ……いや、ダメか……えっと、うーん……」

    先輩「本当はちょっぴり興味はあったりするんしょ? 悩むぐらいなら、ユー、さっさと入っちゃいなよぅ!」

    生徒会長「……やれやれ、男くんに会いに来てみれば、また君か」

    先輩「で、出たなぁー……」

    (嬉しいような、今は現れて欲しくなかったというか。おそらく、彼女は先輩さんとセットキャラなのだろう)

    生徒会長「どうやら、彼女にあくどい手段で誘惑されていたようだな、男くん。可哀想に」

    先輩「全然あくどくないよ!? 健全な方法で…」

    生徒会長「フン、どうだろうかな。それより男くん。考えてくれただろうか? 私個人としては、今すぐでも来てくれて構わないのだぞ?」

    「いや、そのですね~……」

    先輩「あー!自分だってそうやって男くんに! セコいーっ!」

    117 = 101 :

    そのうち何も聞こえなくなるんじゃないか

    118 :

    こっからバトルラブコメの展開に入ったら神SSになるな

    119 = 1 :

    生徒会長「この際だ、そろそろ君に決めてもらいたいな。生徒会へ入るか、この頭の悪そうな女の愛好会とやらへ入るか…さぁ」

    先輩「わ、わたしのとこに来てくれるよね? ね? お、男くんがいてくれたら……[ピーーーーーーーーーー]…///」

    生徒会長「……君には[ピーーーーーーーーーーーー]、だから……[ピーーーーーーーーーー]…たのむ…///」

    (もしかして俺は外国人を相手にしているのではないだろうか)

    (それはさておき、この選択は後に響くほど重要な選択肢だろう。どちらか片方を選べば、もう片方とは疎遠になるに違いない)

    (ハーレムに加えるべきは、どちらか。どちらも魅力たっぷりの先輩美少女じゃないか。明るい先輩さんか、クールな生徒会長か)

    「ご、ごめんなさい!! 俺、急いでるんで!! また今度!!」

    先輩・生徒会長「ああっ、男くん!?」

    (正しい選択だ。選択肢は二択ではなかった。俺には保留という逃げ道がまだ残されている)

    (彼女たちを同時に相手する場合ならば、これがベストに近いだろう。しかし、近い内にケリを付けなくてはキリがなさそうだ)

    (なんて幸福で残酷な悩みを抱えなければならないのか。これが、モテる、なのか……)

    「ふぅ、やれやれ……」

    幼馴染「あっ、男くん! 今から帰るの?」

    120 = 27 :

    しえんた

    頑張って完結させてくれ

    121 :

    いもちゅしえん

    122 = 1 :

    幼馴染「実は今日部活お休みなんだよ。だから、今からあたしも帰ろうと思ってて」

    幼馴染「せっかくだし、一緒に帰ろうよ? ついでにスーパーで今日の夕ご飯の食材も買って行きたいなって」

    「夕飯……ああ、たしかお前が俺の家にきて作ってくれるとか母さんが話していたな」

    「わかった。それじゃあ一緒に帰るとしますか」

    幼馴染「うん! 今日は何が食べたい? あ、妹ちゃんが苦手な野菜ってなんだっけ? ふふっ」

    「どうした? やけに嬉しそうじゃないか。こうやって一緒に帰るのは……たぶん、珍しくないんだろ?」

    幼馴染「ん? え、えーと、そうだねぇ…別に珍しくはないかも。だけど、あたしは男くんと一緒にいられると…[ピーーーーーー]よ…」

    「え?何だって?」

    幼馴染「ううんっ、何でもない! 気にしないで!」

    幼馴染「…………ほんと、男くんは[ピーーー]だよ」

    (……なるほど、わかった。俺自身が鈍感になるわけではない。難聴スキルによって、俺が美少女たちから問答無用で鈍感の烙印を押されるわけか)

    「ん……電話? あ、切れた……ていうかメールが届いてる」ピピピ、ピピピ

    (開いて心臓がビクンと跳ね上がった。すべて転校生からだ。彼女とは既にアドレスも番号も交換していたが、初日からこれか)

    (とか引いている場合ではない。転校生とはこれから家で勉強を教えてやる約束をしていたのだ。もし、彼女が俺と二人っきりになるのを目的としていた場合、そこに幼馴染がいればどうなるか)

    123 = 1 :

    これ4時まで持つか?今から少し外出るんで

    124 = 100 :

    30分で終わらせて来い

    125 = 27 :

    書いてくれるなら全裸待機しながら保守します

    127 = 83 :

    落ちてたら立て直せばええ

    130 = 118 :

    この視線からのSSは初めてだから面白いわ
    寧ろラノベで売ってても問題無い

    131 :

    メールならデメリット無くなるから練り直しか?

    133 :

    ほっしゅ

    134 :

    おもしろーい。保守

    135 :

    やっと追いついた

    キルミーのくだりで笑ったwww


    保守

    149 :

    ふぉ


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