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    元スレ男「モテる代わりに難聴で鈍感になるんですか?」

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    タグ : - ハーレム + - ホラー + - 難聴スキル + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    651 = 365 :

    そろそろ登場人物まとめておくべきか

    男・・・このSSの主人公、難聴かつ鈍感という宿命を背負っている。
    幼馴染・・・男の隣に住む幼馴染、ヤンデレの疑惑あり。
    転校生・・・男のクラスの転校生、ハーフ兼帰国子女。最も早く男に落とされる。
    男の娘・・・男の友人、最早性別の見分けがつかないくらいの美少年。
    先輩・・・男の先輩、ラーメン愛好会という部活に男を入れたがっている。
    後輩・・・男の後輩、いつもカメラを持ち歩いている。現時点では何故か難聴スキルが発動しない。
    生徒会長・・・男の学校の生徒会長、先輩とよくセットで登場する。男を生徒会に入れようとしてくる。
    不良女・・・不良だが不良っぽくない少女。男とよく漫画の貸し借りをする。
    オカルト研・・・オカルト研究会部長。不思議系美少女で幽霊や霊媒などといった事に興味を持っている。
    委員長・・・男のクラスの委員長。現時点ではラッキースケベ展開が起こらない。
    妹・・・男の妹。後輩の友人。今のところ男の自宅以外での出番はない。
    先生・・・保健室の担任。後輩同様難聴スキルが発動しない。

    652 = 372 :

    (驚きはしない。むしろ、この感触を心行くまで満喫していたくて。先輩に負けじとも劣らず生徒会長の豊かな胸だ。反応があるまでこうしていようではないか)

    生徒会長「……[ピーーーーーー]///」

    「す、すみません。足元に空き缶か何かが転がっていたみたいで、それ踏んで転びました…」

    生徒会長「[ピッ][ピーーーー]、[ピーーーーーーー]……?」

    「え?」

    生徒会長「[ピーーー]、[ピーーーーーーー]……[ピーーーーー]…///」

    (どうにもならないモノか、この難聴とやらは。とりあえず下敷きになった彼女の体から離れて、手を貸して起こしてやったのだ)

    「本当にすみませんでした、生徒会長。俺の不注意でこんな目に合わせちゃって」

    生徒会長「[ピーーーー]……コホン、ああ、お互い怪我もなかった事だし気にするな。だが、廊下に空き缶を捨てるとは許し難いな」

    「ええ、全くですよ! お陰で酷い目にあった…」

    生徒会長「ほう? 私に跳びかかっておいて、酷い目、か。言うじゃないか、男くん」

    「い、いやいや! …訂正します。むしろ良かったのかな、なんて?」

    生徒会長「……やはり君は面白い後輩だな。それにいざとなれば頼りがいもある」クス

    653 = 372 :

    いったん風呂にはいってくる

    654 = 528 :

    風呂代行はよ

    655 = 329 :

    >>653
    いってら
    なるべく早くね

    656 = 365 :

    しかし攻略対象が11人もいるとか・・・
    並みのエロゲより難易度高いぞ

    657 :

    後輩ちゃんはよ

    658 = 488 :

    後三種類はいるな感じ的に

    659 :

    >>656
    さらに難聴設定ときた

    660 = 329 :

    661 = 359 :

    こんなに多いと刺されてもおかしくない

    662 = 329 :

    まだやってないけど筆談も駄目なの?

    663 = 329 :

    664 :

    >>662
    言葉も聞こえてるけど認識出来ないって言ってたから、読めないのかもしれない

    風でプリントが飛んでくとか
    ペンのインクがきれるとか
    誰かが水こぼしてにじむとか
    先生に没収されるとか
    そういうイベントで潰されるかも

    665 = 329 :

    >>664
    なるほど
    サンクス

    666 :

    >>651
    くっせえ

    667 = 329 :

    風呂ながくね?

    669 = 324 :

    673 :

    今出てる松井沙樹ちゃん(17)可愛すぎておちんぽ痙攣止まらん

    675 = 337 :

    676 = 372 :

    (テンプレートな美少女生徒会長だが、やはり良いものだ、惚れ甲斐がある。と、思っている内に生徒会長は俺の手を引き、空き教室の中へ連れ込んでしまったではないか)

    (俺を放り込み、戸の隙間から2、3、通行者を見送ると安堵の息をつき、戸をピシャリと閉める。これから何を言われるかは既に分かっているが、緊張、高まる)

    生徒会長「フフッ、ここならば邪魔者も入ってはこれまい。簡易だが椅子で戸も塞いでおいた!」

    「つまり、今この教室には俺とあなたの二人だけ……」

    生徒会長「! べ、別に如何わしいことを始めようとは考えてはいないぞ。でも……[ピーーーーーーー]……///」

    (ええいええい、なんとも良い所で鬱陶しい、否、もどかしいのか。台詞は口の動きからある程度何を話そうとしたのか理解できる)

    (が、しかし、俺はそれを生徒会長の口から、言葉として、直に聴いておきたいのに。ああ、口惜しや)

    生徒会長「……もう逃げられないぞ? 男くん、私とて、いつまでも返事を待たされている状態は困るのだ」

    「生徒会に入れ、って件ですか? だからいま考えてる最中だと昨日話したばかり…」

    生徒会長「いーや! 私は今すぐにでも君が欲しい! ……うっ///」ボン

    (自分の言った台詞に自分で照れているのか。その自爆はどうやら上手く俺も巻き込めたようだぞ。破壊力抜群ではないか)

    生徒会長「と、とにかく……決断するんだ、男くん……」

    生徒会長「………あまり、[ピーーーーーーー]…///」

    「え? 何ですか?」

    678 = 234 :

    そのとおりだ!焦らさないでくれ!!

    679 :

    紫煙

    681 = 324 :

    ほも

    682 = 327 :

    わさわさ

    683 = 372 :

    (さて、どうするべきか。今回ばかりは逃げられそうにない。はいか、いいえだ)

    (ここでしくじらなければ、俺は生徒会長を見事獲得できるだろう。だが逆の場合、どうなるのだろうか?)

    (先輩を裏切る、とまでも行かないが期待を折ってしまうのは非常に心が痛む。そして、彼女がハーレムに加わらなければ、きっとかならず後悔する羽目になる)

    (この生徒会長だってそうなのだ。俺はどちらの美少女もどうにか手に入れたい。しかし、この状況でそれを叶えるのは難しくなったわけだ)

    (NEWハーレム主人公的特性追加、優柔不断。二人どちらかを選ばせるなんて、あまりにも残酷すぎる。先輩バージョンか生徒会長バージョン、的な)

    生徒会長「……もしかして、あの子が気がかりで悩ませてしまっているのか?」

    「正直に言えば、そうです。あの子って先輩さんのことですよね?」

    生徒会長「その通りだよ。私もこんな抜け駆けのような真似はよくないとは思っているが」

    生徒会長「ここまで来たらもう引けなくなってしまってな、私は強情な女だよ…はは」

    生徒会長「なぁ…君がもし彼女が良いというのならば、私はここで潔く身を引こうじゃないか」

    生徒会長「彼女も、先輩ちゃんも、悪い子ではない。ただ、過去に色々あって今のような張り合いが続いていてな」

    (唐突に始まる自分語り、いやいや、唐突でもなければ自分の話だけはないぞ。そうか、そういう事だったのか。二人は実は親友同士だった、という真実を知る為のイベントか、これは)

    684 = 329 :

    回想シーン

    685 = 528 :

    しえんしえん

    686 = 576 :

    一見妄想の掃き溜めが書かれてそうなスレタイなのに良い意味で期待を裏切られたわ

    688 = 372 :

    「仲が悪いようには全然見えませんでしたよ。言うじゃないですか、ケンカするほど仲良いって」

    生徒会長「どうだろうな……彼女の方は、もう私の事なんてただの敵の様にしか思っていないのかもしれない」

    「生徒会長と先輩さんの間で、一体何があったっていうんですか?」

    生徒会長「……[ピーーーーーーーーーー]」

    「何だって!? …あ、何て言いました?」

    生徒会長「……すまない、あまり何度も言わせないでほしいな。きっと知れば、そんな事かと呆れられてしまうような話だし」

    「でも、あなたたちにとってはって感じですか。分かりました。もう無理には訊いたりしませんよ」

    (いや、勿体ぶらずにさっさと教えて欲しいのだが。難聴スキルがここまで邪魔臭く感じたのは今回が初めて、であるわけないだろう)

    生徒会長「ありがとう、男くん。君は優しいな……[ピーーーーー]…///」

    「そういうわけでもう帰っていいですか?」

    (これ以上ここでモヤモヤさせられては、発狂したくなるのだ)

    生徒会長「ああ、返事を聞かせてもらってからな。どうも君は抜け目ないようだ……」クスッ

    「うっ……」

    689 :

    しえん

    693 = 329 :

    ラストが気になるな

    694 = 399 :

    完結したら別ルート版も作って欲しいな
    おもしろい

    695 :

    もうこれで作家デビューしちゃえよ

    696 :

    続く場合速報とかでやればよくね
    保守とかいらないし

    697 = 372 :

    (てっきり話が一段落したら、何やのかんやで俺を解放してくれるとばかり考えていたが、さすがは生徒会長といったところか。侮れない相手である)

    (先程までの意味深な話を聞いてしまったら、前以上に選びづらくなる。実はこの生徒会長、それを見抜いて俺で遊んでいるわけじゃなかろうな)

    (彼女は腕を組み、俺を一片の曇りすら篭っていない透き通った瞳で俺をじっと見据えている。待っている。もはや次の俺の言葉には、YES or NOの返答しか期待していないのだろう)

    (ここまで苦戦させられるとは思ってもみなかった。たかが部活か委員会ではないか。それがどうしてここまで、だ)

    生徒会長「……」

    「……一つ、条件があります。聞いて貰えますか、生徒会長」

    生徒会長「勿論だとも。君の頼みなら何でも聞こうじゃないか。どうぞ?」

    (その、何でも、を後悔するなよ)

    「俺が生徒会へ入るときは、一緒に先輩さんも入会させてもらえませんか」

    生徒会長「…………は?」

    「聞こえませんでしたか、生徒会長。もう一度言います。先輩さんも」

    生徒会長「ま、待ってくれ!?」

    698 = 695 :

    そう来たか

    699 = 592 :

    なるほど

    700 = 329 :

    天才じゃったか!


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