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元スレエレン「目が覚めたら女になってた…」
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アルミン「怪異『陰摩羅鬼』、それは夜に甲高い声で鳴き続ける、頭部が人の顔の、黒い大きな鳥」
マルコ「そ、そんな姿なんだ……」
アルミン「目は灯火のようにゆらゆら揺れて光り、羽を震わせ鳴き続け人を怖がらせる、らしい」
マルコ「……じゃあ、昨日から聞こえてたあの鳴き声は、その……」ブルッ
アルミン「何を考えて……いや、何を想って大きな声で鳴いているのか、それは生まれた原因にもよるだろうけど」
マルコ「……大きな声で鳴くのにも、理由があるのかな。……ん? いや、でも待ってそれじゃあ」
アルミン「ふふっ、気づいたかい? マルコ」
マルコ「おかしいよね、それだけのかいいじゃエレンを女の子にさせられない」
アルミン「そう……この怪異は、ただ怖ろしい姿の鳥が夜中にうるさく鳴き続けるだけの怪異なんだ」
マルコ「……じゃあ? えっ、まさか!?」
アルミン「……うん。『陰摩羅鬼』はエレンの気持ちと、あともう一つを材料に生まれたんだ」
マルコ「それが……」
アルミン「そのもう一つっていうのが、エレンのせ、性器/// なんだ……」
マルコ「……(せっかくカッコ良かったのに最後の最後で恥ずかしがっちゃったよ……)」
マルコ「そ、そんな姿なんだ……」
アルミン「目は灯火のようにゆらゆら揺れて光り、羽を震わせ鳴き続け人を怖がらせる、らしい」
マルコ「……じゃあ、昨日から聞こえてたあの鳴き声は、その……」ブルッ
アルミン「何を考えて……いや、何を想って大きな声で鳴いているのか、それは生まれた原因にもよるだろうけど」
マルコ「……大きな声で鳴くのにも、理由があるのかな。……ん? いや、でも待ってそれじゃあ」
アルミン「ふふっ、気づいたかい? マルコ」
マルコ「おかしいよね、それだけのかいいじゃエレンを女の子にさせられない」
アルミン「そう……この怪異は、ただ怖ろしい姿の鳥が夜中にうるさく鳴き続けるだけの怪異なんだ」
マルコ「……じゃあ? えっ、まさか!?」
アルミン「……うん。『陰摩羅鬼』はエレンの気持ちと、あともう一つを材料に生まれたんだ」
マルコ「それが……」
アルミン「そのもう一つっていうのが、エレンのせ、性器/// なんだ……」
マルコ「……(せっかくカッコ良かったのに最後の最後で恥ずかしがっちゃったよ……)」
エレンの故郷に帰りたいキモチ+エレンの性器=陰摩羅鬼ギャアギャア
アルミン「……名は体を表す」
マルコ「あ、その言葉は知ってるよ!」
アルミン「エレンの女性化は、怪異が生まれるための過程に過ぎないってことだね」
マルコ「ど、どういうことなんだ?(あ、ヤバい、もう僕の理解越えてきた……)」
アルミン「『陰摩羅鬼』という妖怪は、新しい死体から生じた『気』が化けて生まれるんだ」
マルコ「えっと……じゃあ、まさにそれはエレンの目の前で生まれてしまったっていうことか」
アルミン「不幸にも、目の前でね。そしてそれ以上に、エレンと共通する彼の想いがエレンへと引き寄せられたのかもしれない」
マルコ「な、なるほど」
アルミン「新しい死体から生じた『気』は『鬼(き)』へと変化し、エレンに憑いた」
マルコ「な、なるほど(き、きって何言ってるんだアルミン!?)」
アルミン「そしてその『鬼』は、エレンから男性の陰部……『摩羅(まーら)』を奪い、完成体となったんだ」
マルコ「な、なるほど(まーら? な、なんだその『様』を付けたくなるような高尚な響きは!?)」
アルミン「そして、完成したのが……怪異『陰摩羅鬼』……というわけだね」
マルコ「あ、その言葉は知ってるよ!」
アルミン「エレンの女性化は、怪異が生まれるための過程に過ぎないってことだね」
マルコ「ど、どういうことなんだ?(あ、ヤバい、もう僕の理解越えてきた……)」
アルミン「『陰摩羅鬼』という妖怪は、新しい死体から生じた『気』が化けて生まれるんだ」
マルコ「えっと……じゃあ、まさにそれはエレンの目の前で生まれてしまったっていうことか」
アルミン「不幸にも、目の前でね。そしてそれ以上に、エレンと共通する彼の想いがエレンへと引き寄せられたのかもしれない」
マルコ「な、なるほど」
アルミン「新しい死体から生じた『気』は『鬼(き)』へと変化し、エレンに憑いた」
マルコ「な、なるほど(き、きって何言ってるんだアルミン!?)」
アルミン「そしてその『鬼』は、エレンから男性の陰部……『摩羅(まーら)』を奪い、完成体となったんだ」
マルコ「な、なるほど(まーら? な、なんだその『様』を付けたくなるような高尚な響きは!?)」
アルミン「そして、完成したのが……怪異『陰摩羅鬼』……というわけだね」
じゃあ>>657であってるな
マルコ「……」
アルミン「全部、古い記憶から引っ張り出した憶測を都合良く当て嵌めただけ、なんだけどさ」
マルコ「……じゃあ、どうすれば、エレンは元に戻れるのかな?」
アルミン「願いを、叶えてあげるんだ」
マルコ「願い?」
アルミン「そう、死んでしまった彼の願い……『家へ帰る』という願いを」
マルコ「そういえば……それなら『おんもらき』は勝手に飛んで自分の家へ帰ればいいんじゃないのかな」
アルミン「怪異自身もね、面白いことに怪異としてあり続けたいという本能のようなモノがあるんだ」
マルコ「そんな……それって、それじゃあ」
アルミン「とても悲しい本能だね……生前残した強い想いを抱えたまま、その場を動けないでいるんだ」
マルコ「じゃあ、どうすれば……」
アルミン「……捕獲する、そして僕たちが連れて帰ってやる」
マルコ「……ぇぇええっ!?」
アルミン「夜中に、立体機動装置を使って……『陰摩羅鬼』を捕獲するんだ!」
アルミン「全部、古い記憶から引っ張り出した憶測を都合良く当て嵌めただけ、なんだけどさ」
マルコ「……じゃあ、どうすれば、エレンは元に戻れるのかな?」
アルミン「願いを、叶えてあげるんだ」
マルコ「願い?」
アルミン「そう、死んでしまった彼の願い……『家へ帰る』という願いを」
マルコ「そういえば……それなら『おんもらき』は勝手に飛んで自分の家へ帰ればいいんじゃないのかな」
アルミン「怪異自身もね、面白いことに怪異としてあり続けたいという本能のようなモノがあるんだ」
マルコ「そんな……それって、それじゃあ」
アルミン「とても悲しい本能だね……生前残した強い想いを抱えたまま、その場を動けないでいるんだ」
マルコ「じゃあ、どうすれば……」
アルミン「……捕獲する、そして僕たちが連れて帰ってやる」
マルコ「……ぇぇええっ!?」
アルミン「夜中に、立体機動装置を使って……『陰摩羅鬼』を捕獲するんだ!」
…夜…―教官室―
ギャア! ギャア! ギャア!
キース「……こんな時間になんの用だ? アルレルト訓練兵、ボット訓練兵」
アルミン「夜分遅くに申し訳ありません。教官に折り入って頼みたいことがあり参りました」
マルコ「……(僕はいるだけで良いって言ったけど、どういうことだいアルミン……)」ドキドキ
キース「申し訳ないと思うのならさっさと要件を言え」
アルミン「はっ! 夜間の立体機動装置の使用許可を頂けませんでしょうか」
キース「……訓練兵の訓練外での立体機動装置使用は禁じている、なぜだ?」
アルミン「二日ほど前からうるさく鳴き続け、訓練所内の人々の眠りを妨げる鳥の捕獲」
アルミン「そしてイェーガー訓練兵を元に戻すために、立体機動装置の使用許可を頂きたいのです」
マルコ「……(あ、ああ、そこは正直に言うんだね。夜間の自主練とかじゃなくて)」ドキドキ
キース「確かに……この鳴き声はうるさいな。そしてなぜだか、ひどく罪の意識を感じてしまう」
アルミン「……」
ギャア! ギャア! ギャア!
キース「……こんな時間になんの用だ? アルレルト訓練兵、ボット訓練兵」
アルミン「夜分遅くに申し訳ありません。教官に折り入って頼みたいことがあり参りました」
マルコ「……(僕はいるだけで良いって言ったけど、どういうことだいアルミン……)」ドキドキ
キース「申し訳ないと思うのならさっさと要件を言え」
アルミン「はっ! 夜間の立体機動装置の使用許可を頂けませんでしょうか」
キース「……訓練兵の訓練外での立体機動装置使用は禁じている、なぜだ?」
アルミン「二日ほど前からうるさく鳴き続け、訓練所内の人々の眠りを妨げる鳥の捕獲」
アルミン「そしてイェーガー訓練兵を元に戻すために、立体機動装置の使用許可を頂きたいのです」
マルコ「……(あ、ああ、そこは正直に言うんだね。夜間の自主練とかじゃなくて)」ドキドキ
キース「確かに……この鳴き声はうるさいな。そしてなぜだか、ひどく罪の意識を感じてしまう」
アルミン「……」
キース「ボット訓練兵!」
マルコ「は、はいっ!」
キース「アルレルト訓練兵の言ったことは事実か?」
マルコ「はいっ! その二つの理由で許可を頂きたく二人で参りました!」
キース「……」
マルコ(うわー、僕いない方が良かったんじゃないかな……アルミンだけの方がもっと交渉しやす)
キース「……いいだろう」
マルコ「えっ?」
アルミン「ありがとうございます!」
キース「……これが他の訓練兵なら許可は下ろさなかっただろうが、お前たち二人の頼みとあらば心配ないだろう」
マルコ「えっと……あ、ありがとうございます!」
キース「ただし、使っていいのは五台だ……それぐらいで十分だろう?」
アルミン「はいっ!」
キース「使い終わったら手入れをして戻しておくように、いいな」
アルミン・マルコ「はいっ! ありがとうございます!」
マルコ「は、はいっ!」
キース「アルレルト訓練兵の言ったことは事実か?」
マルコ「はいっ! その二つの理由で許可を頂きたく二人で参りました!」
キース「……」
マルコ(うわー、僕いない方が良かったんじゃないかな……アルミンだけの方がもっと交渉しやす)
キース「……いいだろう」
マルコ「えっ?」
アルミン「ありがとうございます!」
キース「……これが他の訓練兵なら許可は下ろさなかっただろうが、お前たち二人の頼みとあらば心配ないだろう」
マルコ「えっと……あ、ありがとうございます!」
キース「ただし、使っていいのは五台だ……それぐらいで十分だろう?」
アルミン「はいっ!」
キース「使い終わったら手入れをして戻しておくように、いいな」
アルミン・マルコ「はいっ! ありがとうございます!」
―教官室・前―
ギャア! ギャア! ギャア!
マルコ「あー怖かった……でも良かったね、許可貰えて」
アルミン「そうだね、ごめんマルコ……君の教官からの信頼を利用させてもらっちゃった」
マルコ「あ、なるほどそういうわけか……って別に信頼されてるとかいう自覚はないけどさ」
アルミン「多分マルコが一緒じゃなかったら、許可を貰うのはもっと時間かかってたよ」
マルコ「……ここまでが、アルミンが僕を頼ってくれた理由なんだね」
アルミン「ははは、そういうことになるね」
マルコ「結構いじわるだなアルミンは、最初からそう言ってくれればいいのに」
アルミン「ごめんごめん、考えることと話すことがいっぱいあってそれどころじゃなかったんだ」
マルコ「立体機動装置の使用許可は五台までだけど……」
アルミン「うん、僕たちの仕事はここまでだよ、ありがとう、そしてお疲れマルコ」
マルコ「お疲れ様、アルミン。……もうその五台を使ってもらう人たちは決めているのかい?」
アルミン「一応ね、じゃあ……『陰摩羅鬼』捕獲作戦の精鋭部隊を集めに行こうか」
ギャア! ギャア! ギャア!
マルコ「あー怖かった……でも良かったね、許可貰えて」
アルミン「そうだね、ごめんマルコ……君の教官からの信頼を利用させてもらっちゃった」
マルコ「あ、なるほどそういうわけか……って別に信頼されてるとかいう自覚はないけどさ」
アルミン「多分マルコが一緒じゃなかったら、許可を貰うのはもっと時間かかってたよ」
マルコ「……ここまでが、アルミンが僕を頼ってくれた理由なんだね」
アルミン「ははは、そういうことになるね」
マルコ「結構いじわるだなアルミンは、最初からそう言ってくれればいいのに」
アルミン「ごめんごめん、考えることと話すことがいっぱいあってそれどころじゃなかったんだ」
マルコ「立体機動装置の使用許可は五台までだけど……」
アルミン「うん、僕たちの仕事はここまでだよ、ありがとう、そしてお疲れマルコ」
マルコ「お疲れ様、アルミン。……もうその五台を使ってもらう人たちは決めているのかい?」
アルミン「一応ね、じゃあ……『陰摩羅鬼』捕獲作戦の精鋭部隊を集めに行こうか」
…夜中…―外―
ギャア! ギャア! ギャア!
アルミン「……」
マルコ「……」
アルミン「こんな時間に集まってくれてありがとう、エレン(乙女)、ミカサ、ジャン、アニ、サシャ」
エレン「どうしたんだアルミン? こんな時間に立体機動装置なんて持ち出して」
ミカサ「……教官から使用許可は貰えたの?」
アルミン「うん、そこの心配はいらないよミカサ。と言っても許可は五台までだけどね」
ジャン「……で、呼び出されたのはオレたちと。つまりこれをオレらが使って何かすんだな?」
アニ「……エレンを元に戻すのか?」
エレン(乙女)「えっ!?」
アルミン「察しが良いねアニ。そうだよ、そのために君を呼んだんだ」
アニ「協力するって言っちゃったからね……」
サシャ「……うぅ(鳴き声怖い鳴き声怖い鳴き声怖い)」
ギャア! ギャア! ギャア!
アルミン「……」
マルコ「……」
アルミン「こんな時間に集まってくれてありがとう、エレン(乙女)、ミカサ、ジャン、アニ、サシャ」
エレン「どうしたんだアルミン? こんな時間に立体機動装置なんて持ち出して」
ミカサ「……教官から使用許可は貰えたの?」
アルミン「うん、そこの心配はいらないよミカサ。と言っても許可は五台までだけどね」
ジャン「……で、呼び出されたのはオレたちと。つまりこれをオレらが使って何かすんだな?」
アニ「……エレンを元に戻すのか?」
エレン(乙女)「えっ!?」
アルミン「察しが良いねアニ。そうだよ、そのために君を呼んだんだ」
アニ「協力するって言っちゃったからね……」
サシャ「……うぅ(鳴き声怖い鳴き声怖い鳴き声怖い)」
ギャア! ギャア! ギャア!
ミカサ「……アルミン、エレンを元に戻すのと立体機動装置の使用は何かの関係があるの?」
アルミン「うん、今日一日僕とマルコで調べた結果……必要だと判断した」
エレン「これを使って……な、何をすりゃ良いんだ俺たちは?」
アルミン「ここからでも聞こえると思う……このうるさい鳥の鳴き声が」
ジャン「それがどうなんのかはわからねェが、立体機動装置を使うってことはつまり……」
アルミン「うん、みんなには鳴き声の主を捕獲して欲しいんだ」
サシャ「ひぎぃっ!?」
アニ「……理由は、って言っても私らの理解を越える世界の話しなんだろうね」
アルミン「説明した方が良いのかもしれないけど、とても長い上に時は一刻を争う」
アニ「仕方ないね、まあ、作戦立案者の命令に従うだけの方が気は楽だしいいけど」
アルミン「僕を信頼してくれて助かるよアニ(なんか珍しくよく喋るな)」
ジャン「……オレも構わねえよ。エレンは元に戻さねえと色んな意味で(オレが)やべえからな」
アルミン「みんなありがとう、じゃあ早速立体機動装置を」
サシャ「あ、あのー……私お腹痛いんで降りて良いですか?」
ミカサ「……アルミン、エレンを元に戻すのと立体機動装置の使用は何かの関係があるの?」
アルミン「うん、今日一日僕とマルコで調べた結果……必要だと判断した」
エレン「これを使って……な、何をすりゃ良いんだ俺たちは?」
アルミン「ここからでも聞こえると思う……このうるさい鳥の鳴き声が」
ジャン「それがどうなんのかはわからねェが、立体機動装置を使うってことはつまり……」
アルミン「うん、みんなには鳴き声の主を捕獲して欲しいんだ」
サシャ「ひぎぃっ!?」
アニ「……理由は、って言っても私らの理解を越える世界の話しなんだろうね」
アルミン「説明した方が良いのかもしれないけど、とても長い上に時は一刻を争う」
アニ「仕方ないね、まあ、作戦立案者の命令に従うだけの方が気は楽だしいいけど」
アルミン「僕を信頼してくれて助かるよアニ(なんか珍しくよく喋るな)」
ジャン「……オレも構わねえよ。エレンは元に戻さねえと色んな意味で(オレが)やべえからな」
アルミン「みんなありがとう、じゃあ早速立体機動装置を」
サシャ「あ、あのー……私お腹痛いんで降りて良いですか?」
アルミン「ッ!?(こ、この夜間の捕獲作戦にはサシャの能力と唯一『陰摩羅鬼』を見たという経験が必要なのにっ)」
サシャ「……その、あの、ハイ、オナカガイタクテデスネ」
アルミン(どうする!? ライナーは原因不明の重体だしベルトルトはどこにいるかわからないし!)
アルミン(コニーに頼むか……クリスタを作戦に加えるのは僕が嫌だし、ユミルはやってくれないだろうし)
アルミン(どうしよう……)
エレン(乙女)「アルミン、多分サシャは怖いんだよ」
サシャ「……」ギクッ
アルミン「怖い? ああ、サシャは鳴き声の主を見たんだもんね」
エレン(乙女)「サシャ、そうなんだろ」
サシャ「……はい」
エレン「アルミン、サシャはこの作戦に必要なのか?」
アルミン「うん……とても」
サシャ「……うぅぅ、ずびばでん、ずびばでん」
エレン(乙女)「サシャ、向こう五日間朝食の時にオレのパンやるから……協力してくれないか?」
サシャ「パァン!」
サシャ「……その、あの、ハイ、オナカガイタクテデスネ」
アルミン(どうする!? ライナーは原因不明の重体だしベルトルトはどこにいるかわからないし!)
アルミン(コニーに頼むか……クリスタを作戦に加えるのは僕が嫌だし、ユミルはやってくれないだろうし)
アルミン(どうしよう……)
エレン(乙女)「アルミン、多分サシャは怖いんだよ」
サシャ「……」ギクッ
アルミン「怖い? ああ、サシャは鳴き声の主を見たんだもんね」
エレン(乙女)「サシャ、そうなんだろ」
サシャ「……はい」
エレン「アルミン、サシャはこの作戦に必要なのか?」
アルミン「うん……とても」
サシャ「……うぅぅ、ずびばでん、ずびばでん」
エレン(乙女)「サシャ、向こう五日間朝食の時にオレのパンやるから……協力してくれないか?」
サシャ「パァン!」
アルミン(ええっ!? 切り替え早っ!)
ミカサ(エレンにパンわけてあげなくちゃ!)
エレン「それで良いかサシャ」
サシャ「……は、はい。わかりました、まだ怖いですけど……協力します」
エレン(乙女)「すまねえな、ちゃんとパンやるからな」
サシャ「いえいえ……エレンを元に戻すためですし」
サシャ「五日間じゃなく向こう四日間の朝食のパァンだけで私は良いですよ!」キリッ
アルミン(一日しか変わってない……)
エレン「ありがとう、サシャ!」
ジャン「はー、全員文句ねえみてえだな。じゃあとっとと始めようぜ、時間ねえんだろ?」
アルミン「うん、急がないと本当に時間がない」
アルミン(朝になれば『陰摩羅鬼』は消えてしまう、だから夜の間に願いを叶えるとこまでしなきゃいけないんだ)
ギャア! ギャア! ギャア!
アルミン「始めよう」
ミカサ(エレンにパンわけてあげなくちゃ!)
エレン「それで良いかサシャ」
サシャ「……は、はい。わかりました、まだ怖いですけど……協力します」
エレン(乙女)「すまねえな、ちゃんとパンやるからな」
サシャ「いえいえ……エレンを元に戻すためですし」
サシャ「五日間じゃなく向こう四日間の朝食のパァンだけで私は良いですよ!」キリッ
アルミン(一日しか変わってない……)
エレン「ありがとう、サシャ!」
ジャン「はー、全員文句ねえみてえだな。じゃあとっとと始めようぜ、時間ねえんだろ?」
アルミン「うん、急がないと本当に時間がない」
アルミン(朝になれば『陰摩羅鬼』は消えてしまう、だから夜の間に願いを叶えるとこまでしなきゃいけないんだ)
ギャア! ギャア! ギャア!
アルミン「始めよう」
…深夜…―訓練所・森林―
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
バシュッ! ヒュルルルルル、ドスッ! ブシュゥゥゥゥ!
ジャン「ホントうるせえな! どうやったらこんなデケぇ声で鳴けるんだそいつは!」バシュッ
サシャ「まだまだこんなものじゃありませんよ……近づいたらもっと大きい声ですから」ブルブルブル
アニ「……この時点で既に耳元で鳴かれてるみたいな大きさなんだけど」バシュッ
エレン「くっそ、暗いと立体機動ってこんなに難しいのか!」バシュッ
ミカサ「……私も、全力で動けない」バシュッ
エレン「サシャはすげえな、昼間と変わらないスピードで動いてるぞ!」
ミカサ「アルミンがサシャを選んだのも納得ね」
サシャ「音はこっちから聞こえてきます!」
ジャン「お、俺にはうるさすぎてどっちから聞こえてくるかわかんねえよ!」
サシャ「みなさん私について来てください!」ブシュゥゥゥゥ!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
バシュッ! ヒュルルルルル、ドスッ! ブシュゥゥゥゥ!
ジャン「ホントうるせえな! どうやったらこんなデケぇ声で鳴けるんだそいつは!」バシュッ
サシャ「まだまだこんなものじゃありませんよ……近づいたらもっと大きい声ですから」ブルブルブル
アニ「……この時点で既に耳元で鳴かれてるみたいな大きさなんだけど」バシュッ
エレン「くっそ、暗いと立体機動ってこんなに難しいのか!」バシュッ
ミカサ「……私も、全力で動けない」バシュッ
エレン「サシャはすげえな、昼間と変わらないスピードで動いてるぞ!」
ミカサ「アルミンがサシャを選んだのも納得ね」
サシャ「音はこっちから聞こえてきます!」
ジャン「お、俺にはうるさすぎてどっちから聞こえてくるかわかんねえよ!」
サシャ「みなさん私について来てください!」ブシュゥゥゥゥ!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
サシャ「近づいてきました!」
ジャン「え? なんだって!? 聞こえねえ!?」
サシャ「ちーかーづーいーてーきーまーしーたああああああ!!!」
ジャン「ああ、そうか! 近づいてきたか!」
アニ「これじゃあロクに意志疎通もできないね」
エレン「ジャンのやつもさすがに立体機動上手いな……オレももっと上手くならねえと!」
ミカサ「……エレン、その向上心は良いけど、みんなエレンのために頑張ってる今、決意するのは場違いだと思う」
エレン「そ、それもそうか……ごめん」
サシャ「ここから二時の方角です! 『まだ10時だよ!』とかいうボケはいりませんよ!」
ジャン「よっしゃあ! とっとと捕まえ……っておいサシャお前どこ行くんだ!?」
サシャ「やっぱり私は怖いので隠れます! 以上、道案内役でした!」
ジャン「てめえええええええええええええええええ!!!」
アニ「ちょっと、なんかデカイ影が向こうの木の上にあるんだけど……ッ!?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
サシャ「近づいてきました!」
ジャン「え? なんだって!? 聞こえねえ!?」
サシャ「ちーかーづーいーてーきーまーしーたああああああ!!!」
ジャン「ああ、そうか! 近づいてきたか!」
アニ「これじゃあロクに意志疎通もできないね」
エレン「ジャンのやつもさすがに立体機動上手いな……オレももっと上手くならねえと!」
ミカサ「……エレン、その向上心は良いけど、みんなエレンのために頑張ってる今、決意するのは場違いだと思う」
エレン「そ、それもそうか……ごめん」
サシャ「ここから二時の方角です! 『まだ10時だよ!』とかいうボケはいりませんよ!」
ジャン「よっしゃあ! とっとと捕まえ……っておいサシャお前どこ行くんだ!?」
サシャ「やっぱり私は怖いので隠れます! 以上、道案内役でした!」
ジャン「てめえええええええええええええええええ!!!」
アニ「ちょっと、なんかデカイ影が向こうの木の上にあるんだけど……ッ!?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ジャン「……おい、なんだよあれ?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
アニ「……鳥? ……人の、顔?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
エレン「おい、どういうことだよ……だってあの顔っ!!!」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア、ギャア、ギャア、ギャア、ギャア、ギャア……ギャア……ギャア……。
ミカサ「亡くなった……訓練兵の顔だ」
ジロッ!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ジャン「……おい、なんだよあれ?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
アニ「……鳥? ……人の、顔?」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
エレン「おい、どういうことだよ……だってあの顔っ!!!」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア、ギャア、ギャア、ギャア、ギャア、ギャア……ギャア……ギャア……。
ミカサ「亡くなった……訓練兵の顔だ」
ジロッ!
ジャン「ッ! 気付かれた! お前ら、あのわけわかんねえ鳥に逃げられる前に捕まえるぞ!」
アニ「わかった(しかし怖ろしい鳥だな)」
エレン(乙女)「サシャが怖がるのも無理ねえな、なんだあれは鳥なのか? 図鑑に載ってなかったぞ」
バサァッ! バサッバサッ、ビュンッ!
ミカサ「……ッ! ジャン気を付けて!」
ジャン「んなっ、速っ……(コイツ、逃げるどころか突っ込んできやがった!?)」
ニヤァ
ジャン「ひっ……」
ドカッ!!!
ジャン「がはぁ……」
エレン(乙女)「ジャン! 意識を保て墜落するぞ! ジャアアアアアン!!!」
バシュッ! バシュッ! ブシュゥゥゥゥゥゥ!
ガシッ!
ミカサ「危ない所だった、大丈夫、ジャン?」
ジャン「……ぐぅっ、え、え? ミカサ? え? オレ、え?(ミカサにお姫様抱っこされちゃった(乙女)///)」
アニ「わかった(しかし怖ろしい鳥だな)」
エレン(乙女)「サシャが怖がるのも無理ねえな、なんだあれは鳥なのか? 図鑑に載ってなかったぞ」
バサァッ! バサッバサッ、ビュンッ!
ミカサ「……ッ! ジャン気を付けて!」
ジャン「んなっ、速っ……(コイツ、逃げるどころか突っ込んできやがった!?)」
ニヤァ
ジャン「ひっ……」
ドカッ!!!
ジャン「がはぁ……」
エレン(乙女)「ジャン! 意識を保て墜落するぞ! ジャアアアアアン!!!」
バシュッ! バシュッ! ブシュゥゥゥゥゥゥ!
ガシッ!
ミカサ「危ない所だった、大丈夫、ジャン?」
ジャン「……ぐぅっ、え、え? ミカサ? え? オレ、え?(ミカサにお姫様抱っこされちゃった(乙女)///)」
>>693 気遣いありがとう。0630頃から仕事に行く昼前まで寝る。
ミカサ「意識が戻ったならすぐ立体機動に移る!」
ジャン(心乙女)「はいっ///」
アニ「二人ともあの鳥から目を離すな!」
エレン「くそっ! 黒いから闇に紛れて全然見えねえ!」
ミカサ(……どこを飛んでる!?)キョロキョロ
ビュオンッ!
ミカサ「うっ!(いきなり目の前に……)」
ニヤァ
エレン「ミカサあああああああああああ!!!」ブシュゥゥゥゥ!
バサッ、ビュンッ!
エレン「くそっ、逃げられた!」
アニ「また闇の中に消えちまったね」
ミカサ「び、びっくりした……」ドキドキ
ジャン(……考えろ、考えろオレ! どうすりゃ良いんだこんな時はよォ!)
ジャン(心乙女)「はいっ///」
アニ「二人ともあの鳥から目を離すな!」
エレン「くそっ! 黒いから闇に紛れて全然見えねえ!」
ミカサ(……どこを飛んでる!?)キョロキョロ
ビュオンッ!
ミカサ「うっ!(いきなり目の前に……)」
ニヤァ
エレン「ミカサあああああああああああ!!!」ブシュゥゥゥゥ!
バサッ、ビュンッ!
エレン「くそっ、逃げられた!」
アニ「また闇の中に消えちまったね」
ミカサ「び、びっくりした……」ドキドキ
ジャン(……考えろ、考えろオレ! どうすりゃ良いんだこんな時はよォ!)
エレンがわたs…ミカサの事を心配している。このエレンはミカサと結婚するべき。
アニ「どこだっ! どこから出てくるんだ!」キョロキョロ
バサッ、バサッ、バサッ!
エレン「……は! そうだ羽音だ!」
アニ「羽音!?」
ミカサ「っ! そうか!」
エレン「みんな! 目じゃない、耳を便りに鳥の位置を捉えるんだ!」
ジャン(なるほど……あいつもそれなりに頭使えるんだな)
エレン「あのバカデカい鳴き声よりも羽音は小さい、難しいが闇の中目で追うよりは確実だ!」
バサッ、バサッ、バサッ!
ジャン「確かに、これならオレも」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
エレン「……え」
ジャン「……嘘、だろ(こいつ、エレンが羽音を聞けっつった途端鳴き始めやがった!?)」
バサッ、バサッ、バサッ!
エレン「……は! そうだ羽音だ!」
アニ「羽音!?」
ミカサ「っ! そうか!」
エレン「みんな! 目じゃない、耳を便りに鳥の位置を捉えるんだ!」
ジャン(なるほど……あいつもそれなりに頭使えるんだな)
エレン「あのバカデカい鳴き声よりも羽音は小さい、難しいが闇の中目で追うよりは確実だ!」
バサッ、バサッ、バサッ!
ジャン「確かに、これならオレも」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
エレン「……え」
ジャン「……嘘、だろ(こいつ、エレンが羽音を聞けっつった途端鳴き始めやがった!?)」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
アニ「くっ、これじゃあホントどこにいるかわからな」
バサァッ!
アニ「……い」
ニヤァ
アニ「ひぐっ、う、うぅ(いやあああああああああ怖いいいいいいいいい!!!)」
エレン「アニがやべえ!」
ミカサ「また攻撃される!」
ジャン「ちくしょう、どうすんだよ(あの鳥……人間の言葉を理解してるっつうのか!?)」
エレン「アニから離れやがれ!」
バサバサッ!
エレン「んのぉぉ! また逃げられた!」
ミカサ「速い……一体どうすれば」
ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア! ギャア!
アニ「くっ、これじゃあホントどこにいるかわからな」
バサァッ!
アニ「……い」
ニヤァ
アニ「ひぐっ、う、うぅ(いやあああああああああ怖いいいいいいいいい!!!)」
エレン「アニがやべえ!」
ミカサ「また攻撃される!」
ジャン「ちくしょう、どうすんだよ(あの鳥……人間の言葉を理解してるっつうのか!?)」
エレン「アニから離れやがれ!」
バサバサッ!
エレン「んのぉぉ! また逃げられた!」
ミカサ「速い……一体どうすれば」
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